JP2001051886A - 情報管理方式 - Google Patents

情報管理方式

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JP2001051886A
JP2001051886A JP22660199A JP22660199A JP2001051886A JP 2001051886 A JP2001051886 A JP 2001051886A JP 22660199 A JP22660199 A JP 22660199A JP 22660199 A JP22660199 A JP 22660199A JP 2001051886 A JP2001051886 A JP 2001051886A
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JP
Japan
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information
processing system
customer
management database
processing
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JP22660199A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yamaguchi
信一 山口
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の処理系を含む計算機システムにおい
て、他の処理系が更新管理を行う情報参照を行う場合で
も処理効率を低下させない。 【解決手段】 流動性業務処理系10の残高更新処理部
11Aは、端末5からの要求に応じて、口座管理データ
ベース12Aを参照したり更新したりする。顧客業務処
理系20の顧客情報更新処理部21Aは、端末5からの
要求に応じて、顧客管理データベース22Aを参照した
り更新したりする。顧客管理データベース22Aには、
顧客番号41Aや顧客名42A等の情報が格納されてい
る。口座管理データベース12Aには、口座番号31A
や残高32A等の情報が格納されている。口座管理デー
タベース12Aに、さらに、顧客名42Aの情報が格納
されている。顧客名42Aは、本来、顧客情報更新処理
部21Aが管理する情報である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、複数の
処理系例えば処理プログラムが共通のデータを参照する
システムに適用される情報管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の処理系を含む計算機システムにお
いて、ある処理系(処理系Bとする。)が管理している
データを他の処理系(処理系Aとする。)が参照したい
場合が生ずることがある。その場合、処理系Aは、例え
ば、処理系Bに対してデータ参照依頼を発行する。処理
系Bは、処理系Aからの依頼を検出すると、依頼された
データを読み出し、読み出したデータを処理系Aに返送
する。
【0003】処理系Bが、処理系Aから依頼を受けたと
きに、依頼対象のデータを扱っている場合、特にデータ
を更新している場合には、その依頼の実行は、処理系A
がデータの扱いを完了するまで待たされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、複数の
処理系を含む計算機システムにおけるある処理系が管理
しているデータを他の処理系が参照する場合には、幾つ
かの手続きを経て、データ参照を希望する処理系がデー
タを入手することができる。従って、データ参照を希望
する処理系がデータを得られるまでに時間がかかり、そ
の結果、その処理系の処理効率が低下するという課題が
ある。
【0005】そこで、本発明は、複数の処理系を含む計
算機システムにおいて、他の処理系が更新管理を行う情
報参照を行う場合でも処理効率を低下させない情報管理
方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による情報管理方
式は、他の処理系が更新管理する情報を参照する処理系
にはその情報と同一の情報が保持され、情報を更新管理
する処理系に情報管理手段が設置され、情報管理手段
は、情報の更新要求に応じて自処理系が有する情報の更
新を行うとともに同一の情報を有する処理系の情報を更
新することを特徴とする。
【0007】情報管理手段は、同一の情報を有する処理
系の情報を更新する際に、その処理系に対して情報参照
を禁止することが好ましい。そのような構成によれば、
同一の情報を有する処理系が更新前の情報を参照しない
ことが保証される。
【0008】情報管理方式は、例えば銀行業務に適用さ
れ、他の処理系が更新管理する情報を参照する処理系は
銀行業務における流動性業務処理系であり、他の処理系
は顧客業務処理系であって、顧客業務処理系が、顧客に
関する情報を有する顧客管理データベースと、顧客管理
データベースを更新する顧客情報更新処理部とを含み、
流動性業務処理系が、口座の残高情報に関する情報を有
する口座管理データベースを含み、口座管理データベー
スには顧客に関する情報も保持され、顧客情報更新処理
部が、口座管理データベースにおける顧客に関する情報
も更新する構成である。そのような構成によれば、流動
性業務処理系は、残高更新処理に際して顧客に関する情
報も直ちに入手でき、残高更新処理の効率向上を図るこ
とができる。
【0009】その場合、口座管理データベースは、顧客
に関する情報として例えば顧客名情報を保持する。つま
り、顧客に関する情報のうち、残高更新処理に必要とさ
れる情報のみが口座管理データベースに含まれている。
従って、顧客業務処理系における顧客情報更新処理部の
情報処理の負担はさほど重くならない。
【0010】なお、複数の処理系が同一情報を有するシ
ステムは種々存在する。例えば、特開平4−51334
号公報や特開平6−236309号公報に記載されてい
るように、銀行業務システムにおいて勘定系と情報系と
で同一情報が保有される。しかし、それらの情報はそれ
ぞれの情報管理手段において更新管理されているのであ
って、ある処理系が他の処理系が更新管理する情報を参
照するということとは異なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による情報管理方
式が適用されるシステム例を示すシステム構成図であ
る。図1において、処理系1,2は、それぞれ独立した
処理を行うものであり、例えば、それぞれがプログラム
または計算機システムである。
【0012】処理系1において、情報処理部11は、デ
ータベース12内の情報を参照して処理系1に要求され
る処理を行う。この例では、データベース12には、4
つの情報31,32,33,43が存在する。このう
ち、情報43は、処理系2が管理している情報と同一の
情報である。処理系2において、情報処理部21は、デ
ータベース22内の情報を参照して処理系2に要求され
る処理を行う。この例では、データベース22には、3
つの情報41,42,43が存在する。このうち、情報
43は、処理系1が保持している情報と同一の情報であ
る。
【0013】情報43は、本来、処理系2が管理する情
報である。従って、情報43の更新要求は処理系2で発
生する。処理系2において、情報41,42,43の更
新要求が発生すると、情報処理部21は、データベース
22内の情報41,42,43を更新するとともに、排
他制御をかけた上で、処理系1のデータベース12内の
情報43を更新する処理を行う。
【0014】例えば、情報処理部21は、処理系1の情
報処理部11に対して、データベース12内の情報43
を参照しないようにロックをかける。そして、データベ
ース22内の情報41,42,43を更新し、さらに、
データベース12内の情報43を更新する。その後、情
報処理部11に対するロックを解除する。このような制
御によって、データベース12内の情報43は、常にデ
ータベース22内の情報と同一に保たれる。そして、情
報処理部11が、更新前の情報43を参照してしまうと
いうこともない。
【0015】このような情報管理方式によれば、処理系
1は、処理系2が管理している情報43を高速でアクセ
スでき、情報入手のために時間がかかって処理効率が落
ちてしまうということはない。また、処理系1のデータ
ベース12は、処理系2が管理する情報41,42,4
3のうち必要な情報43のみを保持しているので、その
更新に際して時間がかかったり複雑な処理が要求される
ということもない。
【0016】図2は、図1に示された情報管理方式を具
体的な業務に適用した場合の例を示すシステム構成図で
ある。ここでは、銀行業務システム100における流動
性業務処理および顧客業務処理を例にする。流動性業務
処理は、顧客の口座開設、顧客からの照会および各口座
の残高更新(入金および出金)等の業務を行う処理であ
る。また、顧客業務処理は、顧客情報を管理し更新する
業務を行う処理である。
【0017】図2では、流動性業務処理系10におい
て、残高更新処理部11Aと口座管理データベース12
Aとが例示されている。残高更新処理部11Aは、端末
5からの要求に応じて、口座管理データベース12Aを
参照したり口座管理データベース12A内の情報を更新
したりする。なお、図2には1つの端末5のみが示され
ているが、実際には多数の端末が存在する。
【0018】顧客業務処理系20では、顧客情報更新処
理部21Aと顧客管理データベース22Aとが例示され
ている。顧客情報更新処理部21Aは、端末5からの要
求に応じて、顧客管理データベース22Aを参照したり
顧客管理データベース22A内の情報を更新したりす
る。
【0019】図2に示すように、顧客管理データベース
22Aには、顧客番号41Aや顧客名42A等の情報が
格納されている。また、口座管理データベース12Aに
は、口座番号31Aや残高32A等の情報が格納されて
いる。さらに、この実施の形態では、口座管理データベ
ース12Aに、顧客名42Aの情報が格納されている。
顧客名42Aは、本来、顧客情報更新処理部21Aが管
理する情報である。
【0020】次に、動作について説明する。端末5か
ら、ある口座の残高更新要求が出されたとする。すなわ
ち、端末5から、口座番号、顧客名および入金額または
出金額が残高更新処理部11Aに入力されたとする。残
高更新処理部11Aは、残高更新要求に応じて、口座管
理データベース12A内の口座番号31Aおよび顧客名
42Aの情報を参照し、残高32Aの情報中の該当する
残高を更新する。そして、口座番号、顧客名および更新
された残高を端末5に返送する。
【0021】ここで、顧客名42Aの情報は、残高更新
処理において認証のために使用され、残高更新処理部1
1Aは、残高更新要求が発生する度に参照する必要があ
る。従来の銀行業務システムでは、顧客名42Aは、そ
れを管理している顧客業務処理系20のデータベースの
みに保存されていた。従って、従来の残高更新処理部
は、残高更新要求が発生する都度、顧客業務処理系20
のデータベースを参照する必要があった。そのような情
報参照を行うには幾つかの手続きを経る必要があるので
時間がかかることは既に述べた。その結果、要求に応じ
た結果が端末5に返送されるまでに時間がかかる。
【0022】銀行業務において残高更新処理は頻繁に発
生するので、応答時間(残高更新発生から結果を得るま
での時間)が長くなったのでは、業務効率が低下してし
まいう。ところが、この実施の形態では、本来は顧客業
務処理系20において管理されている顧客名42Aの情
報と同一の情報が流動性業務処理系10においても保持
されているので、残高更新処理部11Aは、情報参照に
手間をかけることなく、残高更新処理を実行することが
できる。すなわち、残高更新処理業務の効率向上が図ら
れている。
【0023】流動性業務処理系10における顧客名42
Aの情報と顧客業務処理系20における顧客名42Aの
情報とが常に同じになるように、顧客情報更新処理部2
1Aは、顧客情報更新処理要求例えば顧客名更新要求が
発生すると、顧客管理データベース22A内の顧客名4
2Aの情報を更新するとともに、排他制御をかけた上
で、口座管理データベース12A内の顧客名42Aの情
報を更新する処理を行う。
【0024】例えば、端末5から、顧客番号および新旧
の顧客名と顧客名更新要求が顧客情報更新処理部21A
に通知されたとする。すると、顧客情報更新処理部21
Aは、流動性業務処理系10の残高更新処理部11Aに
対して、口座管理データベース12A内の顧客名42A
を参照しないようにロックをかける。そして、顧客管理
データベース22A内の顧客番号41Aの情報を参照し
て更新対象の顧客名42Aの情報領域を特定し、新顧客
名をそこに書き込む。また、口座管理データベース12
A内の顧客名42Aの情報領域に同じデータを書き込
む。その後、残高更新処理部11Aに対するロックを解
除する。
【0025】以上のように、この実施の形態では、本来
顧客業務処理系20が管理している情報の一部が流動性
業務処理系10でも保持されているので、流動性業務処
理系10における残高更新処理部11Aは、残高更新要
求を受けた場合に、その要求を処理するために必要な情
報を手間をかけることなく入手できる。従って、残高更
新処理の高速化を実現することができ、その結果、銀行
業務の効率向上が実現される。なお、顧客情報更新処理
は、銀行業務の中で発生頻度が低い処理であるから、排
他制御がかけられている間残高更新処理が実行できなく
ても、銀行業務全体の処理効率にはほとんど影響を与え
ない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、情報管理方式を、他の
処理系が更新管理する情報を参照する処理系にはその情
報と同一の情報が保持され、情報を更新管理する処理系
における情報管理手段が、情報の更新要求に応じて自処
理系が有する情報の更新を行うとともに同一の情報を有
する処理系の情報を更新するように構成したので、他の
処理系が更新管理を行う情報参照を行う場合でも、情報
参照を行う処理系の処理効率を低下させない効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による情報管理方式が適用されるシス
テム例を示すシステム構成図である。
【図2】 情報管理方式を具体的な業務に適用した場合
の例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1,2 処理系 5 端末 10 流動性業務処理系 11,21 情報処理部 12,22 データベース 20 顧客業務処理系 100 銀行業務システム 11A 残高更新処理部 12A 口座管理データベース 21A 顧客情報更新処理部 22A 顧客管理データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理系を含むシステムであってシ
    ステム内のある処理系が他の処理系が更新管理する情報
    を参照するシステムにおける情報管理方式であって、 他の処理系が更新管理する情報を参照する処理系には、
    その情報と同一の情報が保持され、 情報を更新管理する処理系に情報管理手段が設置され、 情報管理手段は、情報の更新要求に応じて、自処理系が
    有する情報の更新を行うとともに、同一の情報を有する
    処理系の情報を更新することを特徴とする情報管理方
    式。
  2. 【請求項2】 情報管理手段は、同一の情報を有する処
    理系の情報を更新する際に、その処理系に対して情報参
    照を禁止する請求項1記載の情報管理方式。
  3. 【請求項3】 他の処理系が更新管理する情報を参照す
    る処理系は銀行業務における流動性業務処理系であり、
    他の処理系は顧客業務処理系であって、 顧客業務処理系は、顧客に関する情報を有する顧客管理
    データベースと、顧客管理データベースを更新する顧客
    情報更新処理部とを含み、流動性業務処理系は、口座の
    残高情報に関する情報を有する口座管理データベースを
    含み、 口座管理データベースには顧客に関する情報も保持さ
    れ、 情報を更新管理する処理系における情報管理手段は、顧
    客情報更新処理部である請求項1または請求項2記載の
    情報管理方式。
  4. 【請求項4】 口座管理データベースは、顧客に関する
    情報として顧客名情報を保持する請求項3記載の情報管
    理方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7958140B2 (en) 2002-02-26 2011-06-07 Ricoh Company, Ltd. Method of controlling user information and information processing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7958140B2 (en) 2002-02-26 2011-06-07 Ricoh Company, Ltd. Method of controlling user information and information processing apparatus
US8135734B2 (en) 2002-02-26 2012-03-13 Ricoh Company, Ltd. Method of controlling user information and information processing apparatus
US10404785B2 (en) 2002-02-26 2019-09-03 Ricoh Company, Ltd. Method of controlling user information and information processing apparatus

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