JP3550289B2 - マルチクラスタ・システムにおける運転情報管理方法,マルチクラスタ・システムおよびオンライン運転情報管理のためのプログラム記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,ホットスタンバイおよびロードシェアによる複数のクラスタが混在するシステムにおいて,主記憶装置(メモリ)上に格納している業務オンライン運転情報を,各クラスタ間で同一データで反映を行う機能を持つマルチクラスタ・システムに関するものである。
【0002】
業務オンライン取引においてトランザクション効率を上げるため,業務オンラインシステムでは業務オンライン運転情報を主記憶装置に展開して,各トランザクション毎にこれを照会している。
【0003】
近年のコンピュータシステムでは,複数のクラスタによるオンライン業務の並列運用が可能になった。これにともない,各クラスタ内の主記憶装置上に展開している業務オンライン運転情報を,クラスタ間でともに同一データによる反映および保有するための技術が望まれている。
【0004】
【従来の技術】
従来から複数クラスタによる大規模な業務オンラインシステムが用いられているが,複数クラスタは主として現用系と待機系として用いられていた。また,複数クラスタが現用系であっても,大規模な金融系のシステムでは主に機能分散の観点から用いられているため,複数クラスタは業務オンライン運転に必要な情報をそれぞれ独自に自クラスタ内の主記憶装置で管理すればよく,必ずしも共通の業務オンライン運転情報を照会する必要はなかった。
【0005】
しかし,ロードシェアの観点からオンライン業務の並列運用を考えた場合,複数クラスタが共通の業務オンライン運転情報を統一的に利用する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
複数クラスタ間で共通の業務オンライン運転情報を照会するためには,その情報を主記憶装置ではなく,共通な外部記憶装置(DASD)に格納し各クラスタからアクセスさせる必要がある。しかし,このようなシステムの場合には,トランザクション毎にこの外部記憶装置に対してアクセスが発生すると,これに対し,オンラインタスク間での資源の排他待ちや,外部記憶装置へのアクセスにかかる時間により,トランザクション処理性能そのものが低下してしまうという問題がある。
【0007】
このため,複数のクラスタ間で同一の業務オンライン運転情報を主記憶装置上で管理し,資源の排他待ち時間をなくし,アクセス効率を向上させたシステムを実現することが望まれる。
【0008】
本発明は,これらの問題を解決するため,主記憶装置と外部記憶装置の2つの資源に対して業務オンライン運転情報を配置することで,各クラスタで発生する業務オンライン運転情報の変更事象を採取し,リアルタイムに他クラスタへ同期反映を行うことを可能にすることを目的としている。
【0009】
また,クラスタダウン後の再起動において,ダウン中に他クラスタで発生した業務オンライン運転情報の変更事象についても動的に引継ぎを行うことで,オンライン業務のトランザクション処理効率を向上させ,クラスタダウン等の異常時の整合性を保つことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため,本発明は,図1に示すような各手段を持つ。
図1は,本発明の構成例を示す。
【0011】
本マルチクラスタ・システムは,クラスタ(#0)10,クラスタ(#1)10’の複数のクラスタと,これらのクラスタからアクセス可能な磁気ディスク装置等の共用記憶装置20からなる。クラスタ10,10’は,それぞれ1または複数のCPUと主記憶装置13,13’とを有し,各自でオンライン業務の並列処理を行うシステムを持つものである。クラスタ10は,それぞれが以下に説明する手段を持つ。他のクラスタ10’も同様である。
【0012】
運転情報参照手段11は,運転情報が必要なときに,主記憶装置13に設けられた運転情報記憶手段14が保持する更新表示情報を調べ,更新なしの場合に運転情報記憶手段14が保持する運転情報を参照し,更新ありの場合に共用運転情報格納手段21から該当する運転情報を運転情報記憶手段14に読み出して参照する手段である。
【0013】
運転情報更新手段12は,運転情報を変更するときに,共用運転情報格納手段21が保持する運転情報を更新し,運転情報記憶手段14が保持する更新表示情報を更新ありに設定するとともに,他のクラスタに運転情報の更新通知を行う手段である。
【0014】
運転情報記憶手段14は,クラスタ10の主記憶装置13内に設けられ,オンライン業務に必要になる運転情報とそれらの運転情報が更新されたか否かの更新表示情報とを保持する。
【0015】
運転情報管理手段15は,他のクラスタからの運転情報の更新通知に対し,自クラスタ内の運転情報記憶手段14が保持する更新表示情報を更新ありに設定する手段である。
【0016】
共用運転情報格納手段21は,共用記憶装置20内に設けられ,オンライン業務に必要になる最新の運転情報を保持する。
本発明は,以下のように作用する。
【0017】
クラスタ(#0)10において,運転情報更新手段12は,運転情報を変更するときに,共用運転情報格納手段21が保持する運転情報を更新し,運転情報記憶手段14の更新表示情報を更新ありに設定するとともに,他のクラスタ(#1)10’に運転情報の更新通知を行う。クラスタ(#1)10’の運転情報管理手段15’は,クラスタ(#0)10からの運転情報の更新通知に対し,運転情報記憶手段14’が保持する該当する運転情報に付加された更新表示情報を更新ありに設定する。
【0018】
クラスタ(#0)10において,運転情報が必要なときに,運転情報参照手段11は,自クラスタの主記憶装置13内にある運転情報記憶手段14が保持する更新表示情報を調べる。更新表示が「更新なし」の場合には,運転情報記憶手段14が保持する運転情報を参照し,運転情報の照会依頼元へ通知する。更新表示が「更新あり」の場合には,共用記憶装置20へアクセスし共用運転情報格納手段21から該当する運転情報を運転情報記憶手段14に読み出して,更新表示を「更新あり」から「更新なし」に変更し,運転情報の照会依頼元へ新しい運転情報を通知する。
【0019】
これにより,更新された運転情報を外部の共用記憶装置20の共用運転情報格納手段21で保持し,変更後の最初の運転情報照会において共用記憶装置20から主記憶装置13へ更新された運転情報を読み込むことで,複数クラスタ上での外部の共用記憶装置20へのアクセス数を削減し,運転情報に対する排他待ち処理の軽減等を始め,アクセス効率を向上させることが可能となる。
【0020】
また,共用記憶装置20における共用運転情報格納手段21が保持する運転情報の更新は,トランザクション処理として行い,このトランザクション処理実行中には共用運転情報格納手段21に対する排他制御を行う。これにより,他のクラスタの主記憶装置上への前記更新事象が発生した運転情報の反映は,運転情報の更新事象を発生させた運転情報更新手段12のトランザクションの完結と同期をとって行われることになる。
【0021】
更新トランザクションがキャンセルや異常終了した場合には,共用運転情報格納手段21が保持する情報は,いわゆるキャンセルリカバリによって更新トランザクションの開始前の状態に戻されるので,異常が生じても各クラスタ10,10’が異なる運転情報によって動作することはない。
【0022】
以上の各処理手段をコンピュータによって実現するためのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記憶媒体に格納することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に,本発明の実施の形態の一例を説明する。
図2は,本発明を実現するハードウェア構成の例を示す。
【0024】
クラスタ10,10’は,それぞれ1または複数のCPUと主記憶装置からなる。外部記憶装置である共用記憶装置(DASD)20は,チャネル31,31’を介してクラスタ10,10’に接続され,各クラスタ10,10’から排他的にアクセス可能になっている。また,クラスタ10,10’は,クラスタ間結合装置32,32’を介してLAN33により接続され,クラスタ間通信を行う。さらに,クラスタ10,10’は,LAN34および通信制御装置35により各端末(WS)36とのオンライン業務のための通信を行う。
【0025】
図3〜図5を用いて,本発明の動作処理をさらに詳しく説明する。
図3は,運転情報の更新事象が発生していない状態で,オンライン業務プログラムがトランザクション処理で運転情報の照会を行うときの処理論理を説明する図である。
【0026】
業務ジョブ50において業務プログラム51からの照会依頼が発生すると,運転情報アクセスプログラム52は,主記憶装置上に展開されている運転情報テーブル41内の該当する運転情報4の更新表示を判定する(図3:a)。該当する運転情報4の更新表示は,「0」(すなわち,OFF状態=更新なし)であるため,そのまま主記憶装置上に展開されている運転情報4のデータを依頼元の業務プログラム51へ通知する(図3:b)。したがって,このトランザクション処理では,外部の共用記憶装置42上に配置されている共用運転情報43のデータに対するアクセス事象は発生しない(図3:c)。
【0027】
次に,図4に従って,運転情報の更新事象が発生したときの処理論理を説明する。
業務ジョブ60において業務プログラム61からの更新依頼が発生すると,運転情報アクセスプログラム62は,まず更新後の運転情報45のデータを外部の共用記憶装置42上に格納する(図4:a)。次に,主記憶装置上の運転情報テーブル41における該当する運転情報4の更新表示を「0」から「1」に変更し,更新表示をON状態に設定する(図4:b)。このとき,主記憶装置上の運転情報4は更新前状態のままとする(図4:c)。これは,このトランザクションにおいてトランザクションのキャンセル状態が発生した場合に,主記憶装置上の運転情報を,トランザクション開始点の状態に戻す手間を省くためである。
【0028】
次に,運転情報の更新事象を,他のクラスタ(#1)40’上で起動されている運転情報管理プログラム55’宛へ通知する(図4:d)。クラスタ(#1)40’では,この通知を受けると自クラスタ内の主記憶装置上の該当する運転情報テーブル41の更新表示を「0」から「1」に変更し,ON状態に設定する(図4:e)。このとき,主記憶装置上の運転情報4は更新前の状態のままとする(図4:f)。
【0029】
次に,図5に従って,運転情報を更新したトランザクションが完結した後に,後続のトランザクションで該当運転情報の照会を行うときの処理論理を説明する。
【0030】
業務プログラム51からの運転情報の照会依頼が発生すると,運転情報アクセスプログラム52は,主記憶装置上の運転情報テーブル41における該当する運転情報4の更新表示の判定を行う(図5:a)。このとき,更新表示がON状態であると,外部の共用記憶装置42上より更新後の運転情報45の中の運転情報4のデータを入力し(図5:b),主記憶装置上の運転情報テーブル41の該当する運転情報4へ新しい更新データを反映させる(図5:c)。続いて,運転情報テーブル41の該当する運転情報4の更新表示を「1」から「0」に変更し,OFF状態にする(図5:d)。
【0031】
これにより,更新された運転情報4を反映した後のトランザクション処理では,次の更新事象が発生するまで主記憶装置上のデータを取得する。
したがって,本発明では,運転情報の照会は,自クラスタ内の主記憶装置上のデータ入力を行い,更新データは外部記憶装置である共用記憶装置へ出力し,更新後の最初の照会にて外部の共用記憶装置より主記憶装置上へ反映を行う手段を実現することで,複数クラスタ上の業務オンライン処理において,オンライン運転情報の資源に対する排他待ち事象および外部記憶装置へのアクセス効率を大幅に改善することができる。
【0032】
次に,図6〜図8を用いて,本発明の実施の形態の一例における処理動作の流れを説明する。
図6は,運転情報の照会時のプログラム処理の流れを示す図である。前出の図3および図5を用いた説明のように,運転情報の照会処理では,運転情報アクセスプログラム52は,ステップS1〜S5の処理を行う。
【0033】
まず,主記憶装置上に展開されている運転情報テーブルの該当する運転情報の更新表示がON状態か否かを判定する(S1)。更新表示がOFF状態であれば,主記憶装置上の運転情報を依頼元の業務プログラムへ通知して(S5),処理は完了する。更新表示がON状態であれば,外部の共用記憶装置より更新後の運転情報(更新データ)を入力し(S2),更新データを主記憶装置上に展開し(S3),更新表示をOFF状態に設定し(S4),その後,主記憶装置上より該当データを業務プログラムに通知して(S5),処理を完了する。
【0034】
なお,S2の処理において外部の共用記憶装置へのアクセスが発生すると,共用記憶装置上の該当データに対する排他制御が行われ,他のプログラムから当該資源へのアクセスが抑止される。抑止の範囲は,外部記憶装置へのアクセス開始から該当トランザクションの終了までであり,この間抑止状態が続く。
【0035】
図7は,運転情報の更新時のプログラム処理の流れを示す図である。
前出の図4を用いて説明したように,運転情報の更新処理では,運転情報アクセスプログラム62は,外部の共用記憶装置上へ更新データを書き込んだ後(S11),主記憶装置上の該当する運転情報テーブル上の更新表示をON状態に設定し(S12),他のクラスタ宛に更新事象を通知する(S13)。このとき,主記憶装置上の該当する運転情報テーブル上には更新データを書き込まない。更新事象が通知された他のクラスタでは,主記憶装置上の該当する運転情報テーブルの更新表示をON状態に設定する(S14)。
【0036】
主記憶装置上への反映は,例えば,図6に示すような場合において,各クラスタ内の別オンライン取引のトランザクション処理時に行われる。また,共用記憶装置へ更新データの書き込みが発生すると,共用記憶装置上の該当データに対する排他制御が行われ,他のプログラムから当該資源へのアクセスが抑止される。抑止の範囲は,外部記憶装置へのアクセス開始から該当トランザクションの終了までであり,その間抑止状態が続く。
【0037】
図8は,運転情報の更新後の同一トランザクション内で,トランザクションキャンセル(異常)状態やプログラムの異常終了が発生したときのプログラム処理の流れを示す図である。この処理により,クラスタ間の運転情報の整合性を保持することができる。
【0038】
ステップS21〜S23の処理は,図7に示すS11〜S13の処理と同様である。
例えば,ステップS23の処理後トランザクション終了の前に,トランザクションキャンセル(異常)状態やプログラムの異常終了等の異常状態が発生すると,それまでのトランザクション内での処理による共用記憶装置上へのデータの書き出しは,既知のトランザクション制御の処理によって,すべてトランザクションの開始時点の状態に戻される。
【0039】
ただし,主記憶装置上に展開された運転情報テーブルの内容(更新表示を除く)が,もしステップS22の処理により更新されたとすると,そのまま元に戻されずに残ってしまうことになる。したがって,運転情報の更新事象が発生したトランザクション内で,主記憶装置上に展開したデータの内容をその時点で書き換えてしまうと,トランザクション上の整合性がとれなくなる。
【0040】
このため,本発明では更新事象が発生したトランザクション内では主記憶装置上の運転情報テーブルを書き換えることはせず,更新表示だけを設定するだけで,該当トランザクションの終了を待ち合わせる。これにより,主記憶装置上に更新表示(ON状態)が残っていても,この更新表示にもとづき後続のトランザクション処理において外部記憶装置上より整合性のとれたデータを主記憶装置上へ転送して使用することができる。
【0041】
すなわち,同一クラスタ内の後続のトランザクション処理において,照会依頼が発生すると,更新表示がON状態かどうかを判定するが(S25),ここでは更新状態がON状態であるから,共用記憶装置より更新前のデータを入力することになり(S26),このデータを主記憶装置上の該当する運転情報テーブルへ展開する(S27)。その後,更新表示をOFF状態にし(S28),主記憶装置上の新しい運転情報を依頼元の業務プログラムに通知して(S29),処理を完了する。
【0042】
次に,図9に従って,複数クラスタのうちいずれかがシステムダウンやクラスタ未起動状態であるとき,他のクラスタが既にオンライン業務を開始しておりオンライン運転情報が変更されている場合に,新たに起動されるクラスタに運転情報を反映させる処理論理を説明する。この処理により,再起動するクラスタについても運転情報の整合性を保持することができる。
【0043】
図9のクラスタ(#0)40が停止している状態で,他のクラスタ(#1)40’では既にオンライン業務が開始され,外部の共用記憶装置42上の運転情報は既に更新され更新後の運転情報45を保持している(図9:a)。この状態で,クラスタ(#0)40が起動されると,システムの開始処理の過程で,主記憶装置上に展開される全ての運転情報テーブル41中の運転情報の更新表示をON状態「1」に設定する(図9:b)。これにより,クラスタ(#0)40のオンライン業務の最初のトランザクションにおいて,他のクラスタ(#1)40’と同様に,共用記憶装置42の更新後の運転情報45を照会することができる。
【0044】
【実施例】
以下に,本発明の実施例として,銀行業務における自動機(CD,ATM)取引業務への適用例を,図10〜図15を用いて説明する。
【0045】
複数クラスタ間で同一業務を並列処理している場合には,各クラスタの運転情報が同一である必要がある。あるクラスタでは,自動機取引抑止表示の運転情報が「0」(自動機取引が可)であるのに対し,他のクラスタでは自動機取引抑止表示が「1」(自動機取引が不可)であることは,業務のバランスが崩れてしまい正当な銀行業務を遂行することができなくなる。したがって,クラスタ間の運転情報テーブルの同一化を図る仕組みが重要となる。
【0046】
図10は,銀行業務における自動機取引に関する本発明の実施例の動作概要を説明する図である。
クラスタ100,200には,主記憶装置110,210上の運転情報テーブル111,211に自動機取引抑止表示の運転情報と,その更新表示が格納されている。自動機取引抑止表示は,午前9時から午後7時までは「0」状態であり,これ以外は「1」状態となり,自動機取引抑止表示が「1」状態のとき自動機400〜403からの取引は抑止される運用とする。
【0047】
まず,銀行店舗内に設置されている現金自動取引機(CD,ATM)等の自動機401,402より,一般顧客が現金の払出しまたは現金の預け入れを行う(図10:a)。
【0048】
自動機401,402から発生した取引電文は,通信制御装置500により,並列処理を行っているクラスタ100,200に振り分けられる。振り分けられた取引電文は,各クラスタ100,200内の自動機取引プログラム120,220へ通知される(図10:b)。
【0049】
自動機取引プログラム120,220は,業務トランザクションの開始にあたり,取引の有効性を判断するため,運転情報テーブル111,211を参照する(図10:c)。ここで,主記憶装置110,210上に展開されている運転情報テーブル111,211の更新状態は「0」であるため,該当する運転情報テーブルに対する更新事象は発生していないと判断する。
【0050】
また,参照した自動機取引抑止表示は「0」であるため,自動機からの取引電文を処理し,該当する顧客口座データベース(顧客口座DB)301を更新し(図10:d),取引完了の旨を依頼元の自動機401,402へ通知する(図10:e)。なお,自動機取引抑止表示が「1」のときには,取引抑止のため,依頼元の自動機401,402に対しては,時間外の旨または窓口処理の旨等の取引拒否電文を通知する。
【0051】
図11は,運転情報テーブルのデータ構造の例を示す図である。外部の共用記憶装置上の1ブロックに1テーブルが保持される。このデータセット上のテーブル内容が各クラスタの主記憶装置上のテーブルに展開される。1テーブルは,例えば12バイトの利用領域を持ち,利用するテーブル個数分展開されている。
【0052】
運転情報は,ビット表現され,64ビット分の情報表示を行う。図中の*1は更新表示であり,更新表示(*1)は「0」のときに主記憶装置上のテーブル内容と共用記憶装置にあるデータセット上のテーブル内容とが同じであることを示し,「1」のときに主記憶装置上のテーブル内容と共用記憶装置にあるデータセット上のテーブル内容とが異なることを示す。
【0053】
運転情報テーブルの運転情報は,それぞれ異なる業務ジョブの運転情報のステータスを表示する。例えば図12(A)に示すように,運転情報(1)は勘定系業務で利用される運転情報のステータスを,運転情報(2)は情報系業務で利用される運転情報のステータスを示す。
【0054】
運転情報のステータスの内容は,利用者が任意に設定でき,例えば図12(B)に示すように,第0ビットに休日運転表示,第1ビットに自動機取引抑止表示,第2ビットにセンタカット処理抑止表示,…というように,運用のためのステータスが割り当てられる。
【0055】
図13は,本発明の実施例におけるシステム構成例を示す図である。
本実施例では,2つのクラスタ100,200と,各クラスタ間で共用資源として位置付けられる外部の共用記憶装置(DASD)302により構成されるシステムとする。
【0056】
クラスタ100,200のそれぞれにおいて,運転情報テーブル参照・更新プログラム152,252は,業務/運用ジョブ150,250で動作する業務/運用プログラム151,251のサブルーチン(部品)として構築されている。したがって,あらゆる利用者プログラムから起動することが可能である。運転情報テーブル参照・更新プログラム152,252において,主記憶装置110,210上の運転情報テーブル111,211または共用記憶装置302上の運転情報テーブル303へのアクセス制御が行われる。
【0057】
このアクセス制御は,オンライン制御を司るオンラインデータベースシステム140,240のデータベース管理機構(DBMS)142,242で実現する。データベース管理機構(DBMS)142,242は,トランザクション管理とリンクして,資源の排他制御および資源のリカバリ制御を行う機能を持つ。
【0058】
事象通知プログラム161,261は,各クラスタ内で一意に存在し,自クラスタ内で発生した運転情報テーブル111,211の更新事象を一元的に受け取り,他のクラスタに対しその更新事象を通知(更新通知)する。
【0059】
運転情報テーブル制御プログラム162,262は,他のクラスタで発生した更新通知を受け取り,自クラスタ内の該当する運転情報テーブルの更新表示を更新する。また,オペレータ(操作者)インタフェースにより運転情報テーブル111,211の状態照会を行う。
【0060】
なお,自動機401,420等や,操作者との通信は,オンラインデータベースシステム140,240のデータ通信管理機構(DCMS)141,241で実現する。データ通信管理機構(DCMS)141,241は,オンラインプログラム間の通信(クラスタ内/クラスタ間)および端末との通信を管理する機能を持つ。
【0061】
次に,図14〜図15を用いて,本発明の実施例における処理動作を説明する。
自動機取引を開始する所定の時刻になり,操作者が自動機取引抑止解除コマンドを投入すると(図14:a),運用プログラム170は運用電文入力を受け付けて,運転情報を更新するためのトランザクションを開始し,運転情報テーブル111の自動機取引抑止表示を「1」から「0」に更新し,運転情報参照・更新プログラム152に更新を依頼し,トランザクションを完了する。
【0062】
この自動取引抑止解除の処理はスケジューラ180によって自動的に行うこともできる。この場合,スケジューラ180の時刻管理により「時刻(9:00)起動」のスケジュール処理表が起動されると(図14:a’),スケジューラ180は,自動取引抑止解除のスケジュール処理を開始し,運転情報テーブル111の自動機取引抑止表示を「1」から「0」に更新し,運転情報参照・更新プログラム152に更新を依頼する。
【0063】
運用プログラム170またはスケジューラ180から更新依頼を受け付けた運転情報参照・更新プログラム152は,外部の共用記憶装置302上の運転情報テーブル303を更新し(図14:b),主記憶装置110上の運転情報テーブル111の更新表示を「0」から「1」へ設定し(図14:c),事象通知プログラム161に対して更新事象通知を発行(POST)する(図14:d)。
【0064】
事象通知プログラム161は,更新事象を待ち合わせており(WAIT),更新事象通知の発行(POST)により,トランザクションを開始する。受け付けた更新事象通知を他のクラスタ200の運転情報テーブル制御プログラム262へ通知し(図14:e),通知完了の応答入力を受けてトランザクションを完了する。
【0065】
クラスタ200の運転情報テーブル制御プログラム262は,更新事象通知を入力してトランザクションを開始する。該当する運転情報テーブル211の更新表示を「0」から「1」へ設定し(図14:f),通知元の事象通知プログラム161へ完了通知をし(図14:g),トランザクションを完了する。
【0066】
なお,他のクラスタが2以上ある場合には,(e)〜(g)の処理をクラスタ分繰り返して行う。
この後,自動機401から口座取引依頼が通知されると(図15:h),自動機取引プログラム190は,取引可否判定のため,運転情報参照・更新プログラム152に対し,該当する運転情報テーブル111の参照依頼を発行する。
【0067】
運転情報参照・更新プログラム152は,主記憶装置110上の運転情報テーブル111の更新表示をチェックする(図15:i)。ここで,更新表示は「1」であるので,主記憶装置110上の運転情報テーブル111の内容は更新前のデータであると判断し,共用記憶装置302上の該当する運転情報テーブル303を読み出し,運転情報テーブル111に展開する(図15:j)。
【0068】
続いて,外部の共用記憶装置302上の運転情報テーブル303と主記憶装置110上の運転情報テーブル111の内容が同じ状態になったため,運転情報テーブル111の更新表示を「1」から「0」へ設定する(図15:k)。これにより,以降,更新事象が発生するまでは,主記憶装置110上の運転情報テーブル111の参照だけが行われる。
【0069】
なお,図15に示す(i)〜(k)の処理は,各クラスタ毎に行われる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,複数クラスタで同一のオンライン運転情報を照会しながら処理されるオンライン業務プログラムのトランザクションにおいて,更新された運転情報を外部の共用記憶装置で保持し,変更後の最初の運転情報照会において共用記憶装置から各クラスタの主記憶装置へ更新された運転情報を読み込むようにする。
【0071】
これにより,クラスタ間でのデータの同一性の確保,アクセス能力の向上の実現,および異常時のデータ保証を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】本発明を実現するハードウェア構成の例を示す図である。
【図3】運転情報の更新事象が発生していない状態で,オンライン業務プログラムがトランザクション処理で運転情報の照会を行うときの処理論理を説明する図である。
【図4】運転情報の更新事象が発生したときの処理論理を説明する図である。
【図5】運転情報を更新したトランザクションが完結した後に,後続のトランザクションで該当運転情報の照会を行うときの処理論理を説明する図である。
【図6】運転情報の照会時のプログラム処理の流れを示す図である。
【図7】運転情報の更新時のプログラム処理の流れを示す図である。
【図8】運転情報の更新後の同一トランザクション内で,異常終了が発生したときのプログラム処理の流れを示す図である。
【図9】複数クラスタのうちいずれかがシステムダウンやクラスタ未起動状態であるとき,他のクラスタが既にオンライン業務を開始しておりオンライン運転情報が変更されている場合に,運転情報を反映させる論理を説明する図である。
【図10】銀行業務における自動機取引に関する本発明の実施例の動作概要を説明する図である。
【図11】運転情報テーブルのデータ構造の例を示す図である。
【図12】運転情報の利用の例および運転情報のステータスの内容例を示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるシステム構成例を示す図である。
【図14】本発明の実施例における処理動作を説明する図である。
【図15】本発明の実施例における処理動作を説明する図である。
【符号の説明】
10,10’ クラスタ
11 運転情報参照手段
12 運転情報更新手段
13,13’ 主記憶装置
14,14’ 運転情報記憶手段
15,15’ 運転情報管理手段
20 共用記憶装置
21 共用運転情報格納手段
Claims (4)
- それぞれ1または複数のCPUと主記憶装置とを有する複数のクラスタと,クラスタ間で共用される共用記憶装置とを備え,前記各クラスタの主記憶装置内にオンライン業務に必要になる運転情報とそれらの運転情報が更新されたか否かの更新表示情報とを保持する運転情報記憶手段を有し,前記共用記憶装置内にオンライン業務に必要になる最新の運転情報を保持する共用運転情報格納手段を有し,前記各クラスタでオンライン業務の並列処理を行うシステムにおけるオンライン運転情報管理方法であって,
運転情報を参照するトランザクションにおいて,前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を調べ,更新なしの場合に前記運転情報記憶手段が保持する運転情報を参照し,更新ありの場合に前記共用運転情報格納手段から該当する運転情報を前記運転情報記憶手段に読み出して前記更新表示情報を更新ありに設定し,読み出した運転情報を参照する処理過程と,
運転情報を更新するトランザクションにおいて,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報を更新し,前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定するとともに,前記更新情報記憶手段に記憶される更新表示情報以外の運転情報については更新前の状態のままとし,他のクラスタに運転情報の更新通知を行う処理過程と,
他のクラスタからの運転情報の更新通知に対し,自クラスタ内の前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定する処理過程と,
前記運転情報を更新するトランザクションのキャンセル状態が発生した場合に,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報を更新トランザクション開始状態に戻す処理過程とを有する
ことを特徴とするマルチクラスタ・システムにおける運転情報管理方法。 - それぞれ1または複数のCPUと主記憶装置とを有する複数のクラスタと,クラスタ間で共用される共用記憶装置とを備え,各クラスタでオンライン業務の並列処理を行うシステムにおいて,
前記各クラスタの主記憶装置内に,オンライン業務に必要になる運転情報とそれらの運転情報が更新されたか否かの更新表示情報とを保持する運転情報記憶手段と,
前記共用記憶装置内に,オンライン業務に必要になる最新の運転情報を保持する共用運転情報格納手段と,
運転情報が必要なときに,前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を調べ,更新なしの場合に前記運転情報記憶手段が保持する運転情報を参照し,更新ありの場合に前記共用運転情報格納手段から該当する運転情報を前記運転情報記憶手段に読み出して参照する運転情報参照手段と,
運転情報を変更するときに,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報を更新し,前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定するとともに,前記更新情報記憶手段に記憶される更新表示情報以外の運転情報については更新前の状態のままとし,他のクラスタに運転情報の更新通知を行う運転情報更新手段と,
他のクラスタからの運転情報の更新通知に対し,自クラスタ内の前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定する運転情報管理手段とを備え,
前記運転情報更新手段は,オンライン業務における更新トランザクションとして起動され,その更新トランザクションのキャンセル状態が発生した場合には,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報が更新トランザクション開始状態に戻されるように構成されている
ことを特徴とするマルチクラスタ・システム。 - 請求項2記載のマルチクラスタ・システムにおいて,
前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報は,当該クラスタの立ち上げ時には更新ありに初期設定されている
ことを特徴とするマルチクラスタ・システム。 - それぞれ1または複数のCPUと主記憶装置とを有する複数のクラスタと,クラスタ間で共用される共用記憶装置とを備え,各クラスタでオンライン業務の並列処理を行うシステムに用いられるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体であって,
運転情報が必要なときに,自クラスタの主記憶装置内に設けられたオンライン業務に必要になる運転情報とそれらの運転情報が更新されたか否かの更新表示情報とを保持する運転情報記憶手段の更新表示情報を調べ,更新なしの場合にその運転情報記憶手段が保持する運転情報を参照し,更新ありの場合に前記共用装置内に設けられた最新の運転情報を保持する運転情報格納手段から該当する運転情報を前記運転情報記憶手段に読み出して参照する運転情報参照処理と,
運転情報を変更するときに,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報を更新し,前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定するとともに,前記更新情報記憶手段に記憶される更新表示情報以外の運転情報については更新前の状態のままとし,他のクラスタに運転情報の更新通知を行う運転情報更新処理と,
他のクラスタからの運転情報の更新通知に対し,自クラスタ内の前記運転情報記憶手段が保持する更新表示情報を更新ありに設定する運転情報管理処理と,
前記運転情報更新処理をオンライン業務における更新トランザクションとして起動することにより,その更新トランザクションのキャンセル状態が発生した場合に,前記共用運転情報格納手段が保持する運転情報を更新トランザクション開始状態に戻す処理とをコンピュータに実行させるプログラムを格納した
ことを特徴とするオンライン運転情報管理のためのプログラム記憶媒体。
Priority Applications (1)
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JP32762697A JP3550289B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | マルチクラスタ・システムにおける運転情報管理方法,マルチクラスタ・システムおよびオンライン運転情報管理のためのプログラム記憶媒体 |
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JP32762697A JP3550289B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | マルチクラスタ・システムにおける運転情報管理方法,マルチクラスタ・システムおよびオンライン運転情報管理のためのプログラム記憶媒体 |
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JPH11161605A JPH11161605A (ja) | 1999-06-18 |
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-
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- 1997-11-28 JP JP32762697A patent/JP3550289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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