JP2001048634A - 廃棄セッコウボ−ドを原料とするセッコウ資材とその製造方法 - Google Patents

廃棄セッコウボ−ドを原料とするセッコウ資材とその製造方法

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JP2001048634A
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三郎 渡部
Makoto Yasuda
信 安田
Toshiyuki Wada
敏之 和田
Hiroshi Kawamoto
央 河本
Harumi Takahashi
晴美 高橋
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、工業廃棄物として、従来捨てられて
いた廃棄セッコウボ−ドを再生して、各種の価値ある資
材に製造し、一方において、最近特に場所がなくなった
最終処分場に捨てられ、或いは不法投棄されることを防
止することにより環境の保護をはかることを目的とす
る。 【解決手段】 本発明では、廃棄セッコウボ−ドの再生
の手段として、先ず、経済性を重視するため、不焼成処
理の手段を取る。次に、破砕方法と分級方法において、
独創的手段によって、水硬性を有する半水セッコウの大
部分と、水硬性の少ない部分に分級して、この特性によ
り再生品を製造する。更に、主に同じ廃棄物中の多孔質
材料との組み合わせにより、新規材料も含め再生品を製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄セッコウボ−
ド、主として建設廃棄物として大量に発生する廃棄セッ
コウボ−ド類を新技術により再資源化し、セッコウの持
つ特性と機能を有効利用し、不焼成のままで、低コスト
の水硬性硬化製品、或いは少量の性能増強要素を添加す
ることにより、環境改善に役立つ、リサイクル製品或い
は土壌安定用の新規製品並びに利用価値、経済性も大な
る、新規の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術は、セッコウボ−ドの通
常の再生方法と製品がある。この方法は、セッコウボ−
ドはCaSO41/2H2Oとして、50〜52[%]、
おがくず又はガラス繊維を1.0〜2.0と水38〜4
0[%]のセッコウモルタルとして紙型に充填成形し、
90〜120[℃]の温度で余剰の水分を急速に蒸発さ
せ、含水率を3[%]以下としたものであり、JIS規
格製品となっている。この方法の従来の具体例として
は、セッコウボ−ド製造工場で裁断不良として発生或い
は裁断の切れ端しとして発生した廃セッコウボ−ドのセ
ッコウ分を回収し、製品ボ−ドへの再生原料として利用
されているものである。
【0003】第2の従来技術の概要はプラスタ−系セッ
コウモルタルの再生である。即ち、セッコウモルタルは
古くからプラスタ−として塗り壁用左官材料が知られて
おりこれらは焼セッコウとしてCaSO41/2H2Oを
使用する方法が主流であり、「ニカワ質」の凝結遅延剤
を加えて、凝結時間を調整してプラスタ−系セッコウモ
ルタルとして、消石灰を用いる所謂漆喰壁よりも速硬性
のモルタル壁工事に使用されてきた。これが古くなり塗
り替えのときの古壁からの廃棄セッコウを回収しこれを
再焼成して焼セッコウ(半水セッコウ)として利用する
ものである。
【0004】第3の従来技術は、セメント,コンクリ−
ト助材或いは土壌固化等への利用である。前者について
は、各種セメントには一般にセッコウが或る程度入って
いるので、廃棄セッコウをコンクリ−ト混練に使用する
のは、補助的凝結調節剤として使用されるものである。
また土壌硬化についての使用は、埋立地の早期安定化地
盤沈下の防止、或いは造成直後の傾斜法面の安定化など
に使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
前記の従来技術は夫々次のような諸欠点、問題点を有し
ている。第1の従来技術は、主としてセッコウプラスタ
−ボ−ドにおける製品の整形裁断時の切れ端の再利用で
あるが、この再利用の方法は、その廃棄セッコウの発生
現場が単にセッコウボ−ドの工場が対象となっているの
みであり、非常に極限されている。従って、建築現場か
ら出る廃棄セッコウボ−ドなどの処理は含まれていない
から、我国の建設産業上、大量に出る廃棄セッコウボ−
ドのリサイクルにまでは、及んでおらず、今までの方法
では、これらがすべて埋立ての方にいかざるを得ない
が、こうした最終処分場は、最近特に厳しく限定されて
おり、結局行き場がないという、大欠点を有している。
【0006】第2の従来技術は、主としてセッコウプラ
スタ−の古壁を取り壊した廃棄セッコウを回収し、再焼
成するものであるが、わざわざそのためにトラックをま
わして回収し、特定場所に集める手間運賃も高く、再焼
成するには、焼成設備も設置しなければならず、埋め立
て処分等の弊害を防止するメリットはあるが、セッコウ
プラスタ−再生品としては、コストは新品よりも可成高
くつくので、採算には乗らないという問題点がある。
【0007】第3の従来技術は、再焼成はしないという
メリットはあるけれども、1度は1ケ処に集めて粉砕し
て均一に混合しなければならず、その工程に応じた工場
が必要となる。また、一面において、半水セッコウをセ
メント、コンクリ−トの水硬性の補助に使用しようとす
ると、品質上支障が起こる場合がある。通常はセメント
はセメントクリンカ−に2水セッコウを添加して粉砕し
てあるものであるが、半水セッコウを加えると、2水セ
ッコウより、水との反応が早いために、偽凝結、異状凝
結を起こすので、コンクリ−トの施工が困難となること
が多いという欠点がある。その上、最近では建設工事全
体の件数も少なくなり、法面工事なども、少なくなって
きているので、余ったものは結局最終処分としての埋立
にまわされるが、これも第1の従来技術の欠点と同様
に、最終処分場は益々厳しく限定されるようになってき
ているから、行き場がなく、不法投棄されるおそれが大
であるという致命的欠点を有している。
【0008】本発明は前記各従来技術の諸欠点をすべて
除去して、廃棄セッコウボ−ドについて、完全に近いリ
サイクル処理、製造方法と新規なる結果物を開発創造す
ることにより、上記の課題を解決することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明において与えられ
た課題を解決するために、本発明者等は多くの研究の結
果、粉砕の過程において、半水セッコウとその他の組成
要素を、できるだけ分離するために、解砕に近い機能を
有する圧縮破砕機を用いて、廃棄セッコウボ−ドを破砕
する方法を開発した。この方法により、粒度3[mm]
を境にして、それ以下の細粒粉末中に、半水セッコウの
大部分が入ることがわかった。この新しい知見に基づき
構成された暫新なる手段は次の通りである。本発明の構
成の第1番目の特徴は、セッコウを50重量[%]以上
含む廃棄セッコウボ−ドを、原料とし、それを圧縮破砕
機により30[mm]以下に破砕した後、トロンメル分
級機により、紙類を分別除去したセッコウ含有物を、3
0〜3[mm]の粗中粒子と、3[mm]以下の細粒粉
末とに分別し、次いで、該粗中粒子及び又は、同粒度の
一般砕石ないしコンクリ−トがらを5〜80重量[%]
と、前記粒度3[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉末
を20〜95重量[%]とを、均一に混合し、水硬性を
保有させるものである廃棄セッコウボ−ドを原料とする
セッコウ資材の製造方法である。対象となる廃棄物中の
セッコウ分を10重量[%]以上に限定した理由は10
重量[%]未満では、この方法によって得られたセッコ
ウ資材の水硬性が不充分となるからである。また、この
セッコウ廃棄物を3[mm]で粗細に分別したのは、粒
度が3[mm]を超える粗粒子は水硬性が小さく、それ
以下の粒子は水硬性が大であるからである。従って、3
[mm]を超える粗粒子については、セッコウ廃棄物が
不足するときは、砕石等の一般骨材、或いは建設廃材と
してのコンクリ−トがらの砕石を用いてもよい。この理
由は、前記廃棄セッコウボ−ドを圧縮破砕機で破砕し、
篩別した粒度が3[mm]を超える粗粒子は前記新知見
により、半水セッコウの含有量は少なく、従って、水硬
性が小さいので、上記コンクリ−トがら等によって代替
えすることが出来るからである。この方法は、本発明が
技術上かつ経済的にも進歩性があることを示すものであ
る。
【0010】次に、本発明の第2番目の特徴は、通常の
骨材として、圧縮破砕機により破砕され粒度が3〜30
[mm]の廃棄セッコウの粗粒子及び又は一般砕石ない
しコンクリ−トがらを10〜70重量[%]と、アルミ
ナ成分を含み、同上粒度の多孔質骨材を10〜30重量
[%]と、水硬性材料として、石灰成分及び又はポルト
ランドセメント及び又はスラグセメントを1〜7重量
[%]と、アルミナ成分を含む原料の3[mm]以下の
細粒粉末を1〜10重量[%]とを、合計で100重量
[%]となるように配合し均一に混合し、水硬性と潜在
膨張硬化性を保有させるものである廃棄セッコウボ−ド
を原料とするセッコウ資材の製造方法である。また、本
発明でいう多孔質骨材としては、1)瓦,断熱レンガ屑
などの無機質多孔体の廃棄物、2)発泡気泡コンクリ−
ト(ALC粒),大谷石などの合成及び天然無機質多孔
体,3)木炭,コ−クスなどの天然有機質多孔体などが
ある。これらは、3[mm]以上のセッコウ粒の持つ比
表面積より大きな比表面積を持つ。即ち少なくとも10
[m2 /g]以上の比表面積を持つものである。本発明
でいう多孔質骨材は1〜50[mm]の粒径を有する粗
粒である。1[mm]では比表面積が低下し、吸放湿特
性が劣り50[mm]以上では取り扱い上難点がある。
アルミナ成分の原料としては、大谷石屑或いは高炉スラ
グ、アルミスラグなどの工場から排出される廃棄物を用
いる。アルミナ成分を含む細粒粉末を1〜10重量
[%]としたのは、廃棄セッコウ成分と石灰成分と化合
することによって生ずるエトリンガイトCa6Al2(O
H)12・(SO43・26H2Oの量を制限してエトリ
ンガイトの膨張性とコンクリ−トの収縮性との相殺によ
り、適度な強度を発生すると共に、無収縮性で、而も膨
張亀裂の生じない安定したリサイクル製品を製造するた
めである。この点に関する構成として、多孔質骨材を1
0〜30重量[%]配合してあるのは、前記のエトリン
ガイトの生成が過多となり、膨張亀裂のおそれがある場
合において、余分の物質が孔内に入り、ないしは、内部
応力が生じた場合に、それを吸収させるためである。
【0011】更に、本発明の第3番目の特徴は、圧縮破
砕機により破砕され粒度が3[mm]以下の廃棄セッコ
ウの細粒粉末を20〜60重量[%]と、粒度1〜50
[mm]の多孔質材料望ましくはALC粒を20〜60
重量[%]と、必要ならば、粒度3〜30[mm]のセ
ッコウを含む廃棄物の粗粒子及び又は同粒度の一般砕石
ないしはコンクリ−トがらが骨材の状態で、均一な分散
組織を構成している廃棄セコウボ−ドを原料とするセッ
コウ資材である。前記の多孔質材料はゼオライト質の材
料でであり、粒度を1〜50[mm]としたのは、吸放
湿性をもたせるためである。また、ALCの中砕粒子も
廃棄物で多孔質であり、吸放湿性能を更に上げるための
ものである。その中砕の粒度は同じく1〜50[mm]
である。セッコウの細粒粉末は、何等かの形状に成形す
る場合に、硬化材となるものであり、吸湿放湿の機能を
充分に持たせるためには、望ましくは硬化材は比較的少
量配合し、表面に多孔質材料が露出する形状が適してい
る。吸放湿の機能を持たせるための多孔質材料の粒度の
下限を1[mm]としたのはそれ以下では、孔の目づま
りが多くなり、湿分の吸放出が行なわれにくくなるから
であり、また上限を50[mm]としたのは、それ以上
では、吸放湿板等に、成形する場合において、製作困難
となるからである。
【0012】更に次に、本発明の第4番目の特徴は、厚
さ5〜50[mm]に多孔質材料、望ましくは、ALC
粒子を、粗に敷き詰めた層の上に、圧縮破砕機により破
砕され、粒度が3〜30[mm]の廃棄セッコウの粗粒
子5〜80重量[%]を骨材分とし、粒度3[mm]以
下の廃棄セッコウの細粒粉末10〜50重量[%]を水
硬性成分として、必要に応じて、ポルトランドセメント
及び又はスラグセメントを硬化促進材として1〜7重量
[%]添加し、合計を100重量[%]としてコンシス
テンシ−;スランプが10〜25となるように加水を調
節して、均一に混練した後、前記多孔質材料の層上に厚
さが5〜100[mm]になるように流し込むべく構成
された廃棄セッコウボ−ドを原料とするセッコウ資材の
製造方法である。これは本発明の吸放湿資材の成形板の
製造方法であり、製作の段階工程では、湿分を吸放出す
る性能の大なる多孔質材料の多い面は下側に設けて構成
するが、使用するときは、多孔質材料の多い面を上側に
して、床面に置いて用いる。或いは、壁面に使用すると
きは、室内空間に向けて立体的に使用する。製作の際に
多孔質材料の中砕粒子の敷きつめ方を粗にするのは、中
砕粒子の間に硬化用の廃棄セッコウの細粒粉末を流し込
みやすくし吸放湿板の成形強度を或る程度大にして、こ
われにくくするためである。必要に応じてセメント類を
加えるのは、その時の製品の需要の多少により、この製
作工程の緩急によるものである。また、セメント類の使
用量を1〜7重量[%]と、少量にしたのは吸放湿板の
製品は、必ずしも大きな強度を必要としないからであ
る。更にまた、この方法は、硬化用材料を、まだ固まら
ない状態で、吸放湿性の中砕粒子層の上から、流し込む
のであるが、このとき該中砕粒子間の隅々まで充分に流
し込むためには、まだ固まらない状態における、その混
練物の流動性、即ちコンシステンシ−が最適になってい
る必要がある。もし、例えば、流動性が不足している場
合においては、水だけを増やして流動性を大きくすると
製品の強度が落ちて、運搬中に破損するようなことにな
る。そこで本発明の場合は、一般のコンクリ−ト工事の
モルタルに相当するところの、前記水硬性を有する3
[mm]以下の細粒粉末と水を共に増量する必要があ
る。従って、前記細粒粉末の配合の範囲として20〜9
5重量[%]という広い範囲が必要となる。いずれにし
ても、半水セッコウを含む廃棄物から、このように構成
された製造方法は、従来技術に比較し、新規性の強い製
造方法である。
【0013】更にまた、本発明の第5番目の特徴は、圧
縮破砕機により破砕され、粒度が3〜30[mm]の廃
棄セッコウの粗粒子10〜90重量[%]と、粒度3
[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉末10〜60重量
[%]と、多孔質材料5〜30重量[%]と、アルミナ
成分を含む材料を5〜30重量[%]と、石灰を含む材
料5〜30重量[%]と、必要ならば、粒度10[m
m]以下のALC5〜30重量[%]とが、合計を10
0重量[%]に調節され、均一に混合されて、土壌改良
材として利用されるものである廃棄セッコウボ−ドを原
料とするセッコウ資材である。本発明の土壌改良材は多
目的であって、広く各種の需要に応じて廃棄セッコウを
利用するものであり、上記のように、用途に応じ、夫々
の配合要素を広範囲にし、需要者の使用目的で、如何様
にも配合の出来る材料にするものである。例えば、建物
を建てる部分の敷地を地盛り改良する場合においては、
地盤を早く固めて、地盤沈下が起きないように配合しな
ければならないから、上記アルミナ成分を含む材料と石
灰分を含む材料を多く使用して、エトリンガイトを生成
させ、地盤の空隙を埋めて固くする。また骨材を多量に
使用して、地盤沈下を防止するような配合にする。更
に、地盤を早く締め固めるには、例えば、中間粒子は庭
先の地盛りに回すほうが合理的である。植木を栽培する
庭先に使用する土壌は、保水性の大なる多孔質材料を多
く配合し、水硬性材料は入れないで、廃棄セッコウは、
粗粒のみ使用する等、使用場所によっても、広範囲に配
合内容を変化させることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態として、主に
材料の選択と実施に際しての作用について説明する。第
1番目の硬化材料は、他の硬化助材を使わないので、自
硬性である。セッコウボ−ドは焼成したセッコウを水と
混練成形後加熱脱水するので、組成的には、2水と1/
2水の混合物になっている。この半水セッコウの結晶は
3方晶ないしは六方晶形であるから、成形物の強度は弱
い。本発明では、従来捨てられていた、この廃棄物とし
ての半水セッコウを水硬性資材として再生する。これに
加水成形すると、2水セッコウとなるが、2水セッコウ
は針状結晶であるので、硬化作用を起こし、成形物は強
度を発生する。従って、不焼成であるから、種々の再生
製品を低原価で製造することが可能となる。
【0015】本発明の第2番目の製造方法により出来た
水硬物の作用としては、水硬性の半水セッコウの存在の
上に、高炉スラグ、アルミスラグのようなアルミナを含
む工場廃棄物、アルミナを含み多孔質である大谷石屑、
ALC等と、石灰分ないしセメント類を添加して、加水
成形物中において、膨張性のエトリンガイトを生成させ
る。エトリンガイトは3CaO・・Al23が1モル,
無水セッコウ3モル,水32モルの組成から成り、断面
6角の柱状結晶で膨張性であるから、少量生成させれ
ば、組織物の間隙を充填し、収縮を相殺して、強度発生
の補助力として作用する。
【0016】本発明の第3番目に表示した資材の作用
は、粗砕した大谷石屑或いはALC粒はそれらの有する
多数の孔隙に気体を吸着し或いは放出する性能を有して
いる。従って、表面を露出して、廃棄セッコウ水硬物質
によって成形された、本発明の資材は、高湿度の時期に
は湿分を吸着し、低湿度時には湿分を放出する作用をす
る。即ち、湿度を常に平均に近く保つ調湿作用がある。
廃棄セッコウ水硬物と、廃棄多孔性物質との組み合わせ
による調湿資材は、従来存在しないので新規性がある。
【0017】本発明の第4番目に表わした、上記調湿資
材の成形物の製造方法の作用は、次の通りである。先ず
多孔性物質の中砕粒子を粗に敷き詰めた層を形成し、そ
の上に、廃棄セッコウの細粒粉末に、必要に応じ、少量
のセメント類を添加した1種の未硬化コンクリ−トをコ
ンシステンシ−;スランプが10〜25位の流動性の大
きいものを流し込むのであるから、該コンクリ−トが流
動性のあるうちに、多孔物層の間隙と上層に形成され
る。上面をならせば、多孔物質相互の結合と、2層成形
板が出来る。多孔性物質層を上向きにして、木造家屋の
床下などに敷き詰めれば、従来のコンクリ−ト床より
も、調湿機能の優れた家屋が構築されることにより、高
湿季節における床下の結露を防止することが出来ると共
に、床下部材の腐朽も防ぐ作用がある。
【0018】次に、本発明の第5番目に表した土壌改良
材の作用について説明する。重要な作用の1つとして、
例えば、廃棄セッコウの3〜10[mm]の中間粒子を
篩別して庭先の地盛りに回すと、建築用の地盤の方は1
0〜30[mm]の比較的粗粒と3[mm]以下の細粒
との組み合わせとなる。このように構成された粒子群の
作用は、ギャップグレ−デイングの作用であり、所謂細
密充填になるから、自然にすき間の少ない締まった地盛
りにすることが出来る。次に、重要な作用の2つ目は、
庭先の地盛りには、廃棄セッコウでも粗中粒を用い、細
粒粉末は入れないことにすると、植物栽培用土壌として
通気性が良いから、根のためによく、また好気性の菌が
繁殖し、有機物の分解肥料化に有用な作用がある。更
に、本発明では、多孔質材料も配合するので、土壌の保
水性もよく、植物の成育にも最適となる諸作用を有す
る。
【0019】(実施例1)本発明の1実施例について、
図1を参照して説明する。図1の曲線A,Bは、3[m
m]以下の廃棄セッコウ細粒粉末の配合比が、夫々8
0,25重量[%]の材令強度曲線を示す。先ず、廃棄
セッコウボ−ドを、圧縮破砕機により、30[mm]以
下に破砕し、これを3〜30[mm]の粗粒子と3[m
m]以下の細粒粉末に篩別した。而して、前者を20重
量[%]後者を80重量[%]の割合で均一に混合し、
これを試料Aとした。次に、前者を75重量[%]後者
を25重量[%]の割合で混合し、これを試料Bとし
た。骨材としての前者を表面乾燥飽和状態にしておき、
これらの試料をコンシステンシ−;スランプが7[c
m]となるように加水量を調節し、1,3,7,14,
21日の材令において、1軸圧縮強度を試験した。結果
は図1に示す如くであり、21日の材令において、Aは
4.2[kg/cm2],Bは2.4[kg/cm2]と
なり、更に配合、水比を改良すれば、利用可能な強度を
得る見通しが立った。
【0020】(実施例2)本発明の廃棄セッコウボ−ド
の破砕粒粉ないし、セッコウ資材を用いて、例えば、美
装性、審美性のよいブロック体を製造する場合、大谷石
屑及び又は着色瓦など、色調豊かな多孔質材料がブロッ
クの表面に出るようにして製造する。また該セッコウ資
材に、大谷石屑の微粉とセメント類を7重量[%]添加
し、均一に混合した。廃棄物ではあるが、美麗な材料を
外面に出し内部の強度を低下させないために、予じめ使
用する型枠の底面に、10〜20[mm]の厚さに前記
色調豊かな材料を粗に敷き詰め、前記混合物に加水し、
スランプ10前後に調節し、流し込んだ。必要ならば上
面にも美装性材料をちりばめる。成形し硬化させ、各材
令試験時に脱型した。底面だけ美装にしたときは、成形
時の下面を表面として使えば、外面美麗な製品が得られ
ることとなる。廃棄セッコウの配合量と材令と1軸圧縮
強度との関係を図2に示す。試料Cの配合は、セメント
廃材(骨材)10重量[%]消石灰分5重量[%]アル
ミスラグ3重量[%]廃セッコウ粉末77重量[%]廃
セッコウ粗粒5重量[%]であり、試料Dの配合は、セ
メント廃廃材(骨材)50重量[%]消石灰5重量
[%]高炉スラグ5重量[%]廃セッコウ粉末35重量
[%]廃セッコウ粗粒5重量[%]である。材令21日
の1軸圧縮強度は、Cが12[kg/cm2 ],Dが9
[kg/cm2 ]であった。これらは実施例1の場合よ
り明確に高強度になっているがその理由は実施例2の場
合は実施例1の場合と異なり、石灰分とアルミナ分が、
入っているので、エトリンガイトが生成し、強度に貢献
しているからであると、推定される。
【0021】(実施例3)この実施例では、大気中にお
ける自然の相対湿度と、吸放湿用本発明品と廃棄ALC
粒粗砕物の吸湿量(25[℃]で湿度を40から80
[%]に変化させたとき増大する重量)と、放湿量(2
5[℃]で湿度を80から40[%]に変化させたとき
減少する重量)との関係を試験した。実験結果の概要
は、図3に示す通りであり、図中、Eは大気中の湿度変
化、これに対し、Fは同気中に置いた廃棄ALC粒と、
Gの本発明品との湿分吸着量を示す。これらの試料によ
る湿分吸着量は、大気の湿度の変化に比例していること
がわかった。従って、本発明の、廃棄物から作られた多
孔質再生物質より調湿作用を有する、有用かつ廉価な製
品を製造し得ることが確認されるに至った。
【0022】(実施例4)本発明の、廃棄セッコウ資材
に多孔性材料を組み合わせた吸放湿材料について住宅床
下用吸放湿性モルタルを目的として、300[mm]×
300[mm]のサイズの水平面に施工し湿分の吸放出
特性を測定した。1)0.5[mm]以下に粉砕した廃
棄セッコウに60重量[%]の水を加えて5分間混練し
て廃棄セッコウモルタルを作成して、上記型枠内に厚さ
約50[mm]に充填した。2)次に3〜10[mm]
の廃棄セッコウ粒を1)のモルタル面上へ重量比25
[%]で均一に散布し、更に、3〜10[mm]のAL
C粒を該モルタル面上へ重量比25[%]で均一に散布
した後、軽く押し込んだ。即ち基材部分は、該粉体のモ
ルタルであるものの表面に多孔質で吸放出特性の良い粗
粒子を一体化させて施工した。本発明品と、ALC粒
と、廃棄セッコウボ−ドの粗砕物との吸放湿特性の比較
結果を図4に示す。図4によると、試料の表面で、AL
C粒の密度を上げれば、吸放湿特性は更に向上すること
がわかった。図において、H,IはALCの放吸湿量を
示し、J,Kは本発明品の放吸湿量を示し、L,Mはセ
ッコウボードの放吸湿量をそれぞれ示す。
【0023】
【発明の効果】1) 本発明により、従来捨てられてい
た廃棄セッコウボ−ドからの再利用資源化において、最
も合理的に工夫された破砕分別工程から製造される、骨
材的粗粒部分と水硬性大なる細粒部分に分級し、物理的
化学的な特徴をそのまま活用して、熱を加えることなく
低コストで、硬化成形物或いは住宅床下の調湿材、舗装
材等に無収縮硬化性及び又は湿分を吸着放出する特性を
持った、再生セッコウ資材を、製造し供給することが可
能となった。 2)本発明の製造方法においては、先ず、水硬性のある
部分が半水セッコウであって比較的やわらかく、水硬性
の小さい部分は固いことに着目し、両者の分離効率をよ
くするため、粉砕機は用いず、圧縮破砕機を用いた。破
砕物を3[mm]で分級し、水硬性部分をわけることが
出来るようになり、水硬部分の配合を増加することによ
り、強度の大きな製品も製造出来るようになった。 3)廃棄セッコウボ−ドの水硬性資材の細粒粉末に石灰
分を含む廃棄材料、及びアルミナ分を含む廃棄材料を粉
末にして少量添加することにより、エトリンガイトを生
じ、水硬物の孔隙部を詰めるので、比較的強度の大なる
成形体を得ることが出来るという効果がある。 4)廃棄セッコウの水硬性細粒粉末により多孔質の粗粒
材料を外面に露出させ硬化させた成形体は、高湿度時に
は湿分を吸着して結露を防止し、乾季には湿分を放出す
るので、調湿作用を有する。従って、木造家屋の床下に
敷き詰めることにより、土間コンクリ−トよりも、居住
者の健康に好影響を与えるという効果も有する。 5)本発明の廃棄セッコウボ−ド破砕による資材は、そ
の粗粒と粉末と、アルミナ成分,石灰成分などとの組み
合わせにより、或いはまた、細密充填方式により、住宅
敷地用土壌改良材として製品となる。更に、多孔質材料
との組み合わせにより庭先植生用土壌改良材となるな
ど、配合によつては、種々の製品が得られるという効果
も有する。 6)総合効果として、本発明は、従来捨てられていた廃
棄セッコウボ−ドを、主として他の廃棄物等との組み合
わせにより、価値ある資材に再生させると共に、一方に
おいて、最近特に捨て場所がなくなって、不法投棄され
るおそれのある廃棄物を理想的に処理する暫新な方法を
主とし、環境保護上、長年に亘り社会が待望していた、
進歩性ある発明として、特別顕著な効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃棄セッコウ粉末の配合比による材令強度関係
を示す図。
【図2】廃棄セッコウ粉末,石灰成分,アルミナ分の配
合による材令強度を示す図。
【図3】自然大気の湿度と、ALC,本発明品の湿分吸
着量の関係を示す図。
【図4】セッコウボ−ド,本発明品,ALC粒の吸放湿
量と時間の関係を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 敏之 東京都武蔵村山市伊奈平5−43−6株式会 社大空リサイクルセンタ−内 (72)発明者 河本 央 東京都武蔵村山市伊奈平5−43−6株式会 社大空リサイクルセンタ−内 (72)発明者 高橋 晴美 東京都武蔵村山市伊奈平5−43−6株式会 社大空リサイクルセンタ−内 Fターム(参考) 4G012 PA04 PA30 PB11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セッコウを50重量[%]以上含む廃棄
    セッコウボ−ドを、原料とし、それを圧縮破砕機により
    30[mm]以下に破砕した後、トロンメル分級機によ
    り、紙類を分別除去したセッコウ含有物を、30〜3
    [mm]の粗中粒子と、3[mm]以下の細粒粉末とに
    分別し、次いで、該粗中粒子及び又は、同粒度の一般砕
    石ないしコンクリ−トがらを5〜80重量[%]と、前
    記粒度3[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉末を20
    〜95重量[%]とを、均一に混合し、水硬性を保有さ
    せることを特徴とする廃棄セッコウボ−ドを原料とする
    セッコウ資材の製造方法。
  2. 【請求項2】 通常の骨材として、圧縮破砕機により破
    砕され粒度が3〜30[mm]の廃棄セッコウの粗粒子
    及び又は一般砕石ないしコンクリ−トがらを10〜70
    重量[%]と、アルミナ成分を含み同上粒度の多孔質骨
    材を10〜30重量[%]と、水硬性材料として、粒度
    3[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉末を20〜95
    重量[%]と、石灰成分及び又はポルトランドセメント
    及び又はスラグセメントを1〜7重量[%]と、アルミ
    ナ成分を含む原料の3[mm]以下の細粒粉末を1〜1
    0重量[%]とを、配合し均一に混合し水硬性と潜在膨
    張硬化性を保有させることを特徴とする廃棄セッコウボ
    −ドを原料とするセッコウ資材の製造方法。
  3. 【請求項3】 圧縮破砕機により破砕され粒度が3[m
    m]以下の廃棄セッコウの細粒粉末を20〜60重量
    [%]と、粒度1〜50[mm]の多孔質材料、望まし
    くは廃棄気泡コンクリ−ト粗細粒子を20〜60重量
    [%]と、必要ならば、粒度3〜30[mm]のセッコ
    ウを含む廃棄物の粗粒子及び又は同粒度の一般砕石ない
    しはコンクリ−トがらが骨材の状態で、均一な分散組織
    を構成していることを特徴とする廃棄セッコウボ−ドを
    原料とするセッコウ資材。
  4. 【請求項4】 厚さ5〜50[mm]に多孔質材料、望
    ましく、はALCの中砕粒子を粗に敷き詰めた層の上
    に、圧縮破砕機により破砕され粒度が3〜30[mm]
    の廃棄セッコウの粗粒子5〜80重量[%]を骨材分と
    し、粒度3[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉末10
    〜50重量[%]を水硬性成分として、必要に応じてポ
    ルトランドセメント及び又はスラグセメントを硬化促進
    材として1〜7重量[%]添加し、コンシステンシ−;
    スランプが10〜25となるように、加水を調節して、
    均一に混練した後、前記多孔質材料の層上に厚さが5〜
    100[mm]になるように流し込むことを特徴とする
    廃棄セッコウボ−ドを原料とするセッコウ資材の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 圧縮破砕機により破砕され、粒度が3〜
    30[mm]の廃棄セッコウの粗粒子10〜90重量
    [%]と、粒度3[mm]以下の廃棄セッコウの細粒粉
    末10〜60重量[%]と、多孔質材料5〜30重量
    [%]と、アルミナ成分を含む材料を5〜30重量
    [%]と、石灰を含む材料5〜30重量[%]と、必要
    ならば、粒度10[mm]以下のALC粒5〜30重量
    [%]とを均一に混合し、土壌改良材として利用するこ
    とを特徴とする廃棄セッコウボ−ドを原料とするセッコ
    ウ資材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216534A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Nichiha Corp 無機質板
EP4001377B1 (en) * 2020-11-24 2023-11-29 RGS Nordic A/S A method of preparing a construction site and soil stabilizer

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