JP2001045732A - 多相電動機の構造 - Google Patents

多相電動機の構造

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JP2001045732A JP21309499A JP21309499A JP2001045732A JP 2001045732 A JP2001045732 A JP 2001045732A JP 21309499 A JP21309499 A JP 21309499A JP 21309499 A JP21309499 A JP 21309499A JP 2001045732 A JP2001045732 A JP 2001045732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の単相ブラシレス電動機に多重コイルセ
ットの構造と新たな回路設計を結合させることにより、
多相のブラシレス直流電動機の構造を形成し、起動時に
おいての死角と突発トルクの問題を避けることができる
多相電動機の構造を提供する。 【解決手段】 少なくとも二組の磁気的誘導セットと各
位相の駆動回路とを含み、各位相の駆動回路は全て一個
のホール検出素子により制御され、各磁気的誘導セット
の間には特定の機械的角度が形成されると共に、ホール
検出素子の間の機械的角度を配合することにより、検出
時間による特定の位相ずれを形成させると共に、各位相
の駆動回路の電流波形に特定の電気的角位相差を形成さ
せ、その電気的角位相差の作用によりブラシレス直流電
動機に多相電動機の功能を達成させることができるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてブラシレ
ス直流電動機の構造に関するもので、特にステータの機
械構造の角度の変化を利用して多相電動機の功能に達す
るブラシレス直流電動機の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものにあっては、下記のよ
うなものになっている。
【0003】A.従来の単相ブラシレス直流電動機は主
に一組のコイルと二組のシリコン鋼片を含み、そして一
組の制御回路を利用してホール検出素子によりコイルが
励磁するのを検出して制御するように構成されている。 B.従来の単相ブラシレス直流電動機について台湾での
公告番号第349711号の実用新案「二層巻線ステー
タの構造」に開示されたものでは、その多層磁気的誘導
セットの構造は多層の構造を利用してコイルの数を増や
すことにより電動機のトルクを増やすように構成されて
いる。 C.従来の単相ブラシレス直流電動機について台湾での
公告番号第314284号の実用新案「電動機の構造」
に開示されたものでは、二組の磁気的誘導セットの間に
補助のシリコン鋼片を加えると共に、二組の磁気的誘導
セットの巻線方向を同じ方向又は反対方向への変化を施
すことによって違う磁気的誘導セットの磁極性を提供す
ることにより、起動時においての死角を解消する目的に
達するように構成されている。
【0004】このような従来のブラシレス直流電動機の
構造については、以下のような問題を指摘することがで
きる。
【0005】A.前述した従来のブラシレス直流電動機
の構造では、その制御回路は二相単一方向の電源又は単
相二方向の電源しか制御することができないため、形成
された励磁は全て単相全波式である。このような構造で
は起動時において死角があるという問題点の外、突発ト
ルクという問題も生じてくる。 B.前述した従来のブラシレス直流電動機の構造では、
単なる電動機のトルクを増やしただけで、前述した起動
時における死角と突発トルクという問題を解決していな
い。 C.前述した従来のブラシレス直流電動機の構造では、
その作動の原理は単相全波式励磁の範囲から離脱してい
ないため、単相全波式励磁から生じた突発トルクによる
運転がスムーズでない問題点は避けられない。従って、
安定性を要する運転精度の高い製品の運用(例えば、D
VD又はCD-ROMの主軸電動機に運用されるもの)
では、従来の単相全波式ブラシレス直流電動機では競争
力を欠けている。
【0006】前述した単相電動機と比較してみると、従
来の三相主軸電動機は三相励磁コイルの三相電源励磁時
間差により生じた120°の電気的角位相差を利用する
ことにより、前述した単相電動機による起動時における
死角と突発トルクという問題を避けることができるた
め、主軸電動機の正逆回転の切換は更にスムーズにな
る。しかし、三相電源およびブラシレス直流電動機と差
異がかなり大きな回路設計を採用しているため、その技
術を単相直流電動機に適用するのは無理である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、次のようなことを達成できる
多相電動機の構造を提供することである。
【0008】本発明の目的は、従来の単相ブラシレス電
動機に多重コイルセットの構造と新たな回路設計を結合
させることにより、多相のブラシレス直流電動機の構造
を形成し、起動時においての死角と突発トルクの問題を
避けることができる多相電動機の構造を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による多相電動機の構造は下記のように構成
されている。
【0010】すなわち、本発明の多相電動機の構造は、
二組の磁気的誘導セット、ロータ磁石および制御回路に
より構成される。各磁気的誘導セットは二組の磁極片と
一組のコイルを含み、二組の磁気的誘導セットの間には
非磁気的誘導層が設けられる。二組の磁気的誘導セット
の磁極片の位置は固定の機械的角位相差になるように形
成される。ロータ磁石は二組の磁気的誘導セットと同軸
状に複数対の磁極を含み、制御回路は二相電流波形出力
と二組のホール検出素子を含む。二相電流波形出力と二
組のホール検出素子はそれぞれ二組の磁気的誘導セット
のコイルの励磁電流を制御し、二組のホール検出素子の
位置は固定の機械的角位相差になるように形成され、二
組のホール検出素子がロータ磁石の磁場の変化を検出す
る時間差により、二組の磁気的誘導セットの励磁電流は
固定の電気的角位相差を有するように形成される。
【0011】また、本発明の多相電動機の構造は、下記
のように構成することもできる。 1.コイルを軸方向巻線方式でコイル座に巻き付ける。 2.二組の磁気的誘導セットの磁極片の位置からなる固
定の機械的角位相差の計算公式は、
【数2】 である。 3.ステータの突出した磁極数とロータ磁極数の比は正
整数の比又は正分数の比になる。 4.磁極片は複数組のシリコン鋼片を重ね合わせてな
る。 5.二組の磁気的誘導セット、非磁気的絶縁片、ロータ
磁石および回路板により構成され、各磁気的誘導セット
はそれぞれコイル座の両端面をもって磁極片と嵌合し、
二組の磁気的誘導セットの磁極片の位置は固定の機械的
角位相差になるように形成され、非磁気的絶縁片は二組
の磁気的誘導セットの間に設けられ、二組の磁気的誘導
セットの磁気的通路を阻隔し、ロータ磁石は二組の磁気
的誘導セットと同軸状に複数対の磁極を含み、回路板に
は二組の磁気的誘導セットの励磁電流を制御するための
二組の検出素子と一組の駆動回路が設けられる。 6.二組の磁気的誘導セットのコイル座と非磁気的絶縁
片との接触面には、互いに嵌合するための突起と孔が設
けられる。 7.少なくとも二相以上の磁気的誘導セット、ロータ磁
石および制御回路により構成され、各磁気的誘導セット
は二組の磁極片と一組のコイルを含み、二個の相隣合い
の磁気的誘導セットの間には非磁気的誘導層が設けられ
ると共に、二個の相隣合いの磁気的誘導セットの磁極片
の位置は固定の機械的角位相差になるように形成され、
ロータ磁石は二組の磁気的誘導セットと同軸状に複数対
の磁極を含み、制御回路は磁気的誘導セットの数と同じ
数量の二組以上の電流波形出力とホール検出素子を含
み、電流波形出力とホール検出素子はそれぞれ多相コイ
ルの励磁電流を制御し、各ホール検出素子の位置は固定
の機械的角位相差になるように形成され、各ホール検出
素子がロータ磁石の磁場の変化を検出する時間差によ
り、各相の励磁電流の出力は固定の電気的角位相差を有
するように形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図面を参照して説明する。
【0013】図1に示す本発明の実施例のステータとロ
ータの斜視図において、本発明の多相電動機は磁気的誘
導セット1,2、非磁気的絶縁片3、ロータ磁石4およ
び回路板4により構成される。
【0014】磁気的誘導セット1,2はシリコン鋼片か
らなる上下磁極片11,21,12,22とコイル1
3,23を有し、磁気的誘導セット1,2の磁気性回路
の正確性を確保するため、磁気的誘導セット1,2は非
磁気的絶縁片により阻隔される。回路板5には駆動回路
が設けられ、駆動回路はそれぞれコイル13,23を励
磁すると共に、駆動回路はそれぞれ一個の独立のホール
検出素子51,52を有する。コイル13,23は法線
で軸方向に沿った方式によって巻線をすることにより軸
方向の磁束が生じられ、それから磁極片11,21,1
2,22のガイドを経て半径方向の磁束となってエアギ
ャップに進入し、また、コイル13,23は直接に法線
で半径方向に沿った方式によって磁極片11,21,1
2,22に巻線をすることができる。ロータ磁石4は磁
気的誘導セット1,2と同軸状であり、励磁された磁極
片11,21,12,22が提供するトルクによって回
転するように形成される。
【0015】図2のA〜Dは、図1に示す本発明の実施
例における各磁極片11,21,12,22、ホール検
出素子51,52およびロータ磁石4の磁極との相対位
置を示す平面図である。図示の如く、各磁気的誘導セッ
ト1,2の突出した磁極数は全て“3”であり、ロータ
磁石4には3対のN−S磁極対があり、ホール検出素子
51,52はそれぞれ磁気的誘導セット1,2の駆動回
路を制御する。
【0016】図2のA〜Dにおいて、一つのN極から隣
接のN極の位置まで回転するのに必要とする時間をTと
定義すると、ロータ磁石4の違う位置に対応する各磁極
片11,21,12,22の極性の変換は以下のとおり
である。
【0017】 図2のAは、時間t=tにおけるロ
ータ磁石4の位置である。この時、二個の上磁極片1
1,21はそれぞれN極に励磁され、そして二個の下磁
極片12,22はそれぞれS極に励磁される。 図2のBは、時間
【数3】 におけるロータ磁石4の位置である。この時、ホール検
出素子51はN極磁石の最大磁場の位置に最も接近して
いるため、信号を出力して磁極片11,12の極性を変
換することにより、磁極片12,21はN極に励磁さ
れ、そして磁極片11,22はS極に励磁される。 図2のCは、時間
【数4】 におけるロータ磁石4の位置である。この時、ホール検
出素子52はS極磁石の最大磁場の位置に最も接近して
いるため、信号を出力して磁極片21,22の極性を変
換することにより、磁極片12,22はN極に励磁さ
れ、そして磁極片11,21はS極に励磁される。 図2のDは、時間
【数5】 におけるロータ磁石4の位置である。この時、ホール検
出素子51はS極磁石の最大磁場の位置に最も接近して
いるため、信号を出力して磁極片11,12の極性を変
換することにより、磁極片11,22はN極に励磁さ
れ、そして磁極片12,21はS極に励磁される。 時間t=t+Tにおけるロータは図2のAに示す
位置に戻る。この時、ホール検出素子52はN極磁石の
最大磁場の位置に最も接近しているため、信号を出力し
て磁極片21,22の極性を変換することにより、磁極
片11,21はN極に励磁され、そして磁極片12,2
2はS極に励磁される。
【0018】前述の〜はちょうど一つの循環に形成
されるため、時間Tはどちらかのコイル13,23の励
磁電流の四方形パルス波の周期(図3を参考する)に当
たるため、二個の磁気的誘導セット1,2の励磁の電気
的角位相差は90°(1/4電気的角位相)になり、そ
して機械的角位相差は
【数6】 になる。一つの完全な循環周期において、全部で四回の
電気的角位相差の変化が生じられるため、二相全波の電
動機の作動が形成される。本発明では二相全波式の駆動
回路を採用して二個の磁気的誘導セット1,2の励磁を
制御するため、起動時の死角の問題を完全に避けること
ができる。さらに、二個の駆動回路の電気的角位相差が
90°のため、正逆の回転を有効に制御することができ
ると共に、その回転はもっとスムーズになる。
【0019】図4に示す本発明の実施例の分解斜視図に
おいて、本発明はステータコイル組立品6、ロータ磁石
64、回路板65、軸管66およびベース67により構
成される。
【0020】図5に示す本発明の実施例のステータの組
立てられた状態の斜視図において、ステータコイル組立
品6は二個の磁気的誘導セット61,62と非磁気的絶
縁片63を有する。磁気的誘導セット61,62はそれ
ぞれ二組の磁極片611,612と621,622を有
すると共に、両者の間にコイル座613,623が挟ま
れる。
【0021】各磁極片は一体成形又は複数個の比較的薄
いシリコン鋼片からなるように形成されると共に、各磁
極片は軸方向に沿った方式によって巻線をすることによ
り生じた軸方向の磁束を、磁極片とロータ磁石64との
半径方向のエアギャップにガイドするのに用いられる。
磁極片は主に磁束をガイドするのに用いられるため、そ
の他の磁気的誘導材料からなることもできる。各磁気的
誘導セット61,62はそれぞれ6個の半径方向に突出
した磁極を有し、この突出磁極数Kはその他の正整数か
らなることもできる。この突出磁極数Kはロータの永久
磁石の磁極数に対応しなければならないため、その比は
ある特定の正整数又はある特定の正整数の何分の一にす
ることができ、そして各磁気的誘導セット61,62の
角度位置の間隔はロータ磁石64の磁極数に対応する。
【0022】コイル座613,623にコイルを巻き付
けることにより軸方向の磁束が発生される。コイル座6
13,623は非磁気的誘導材料により製造されると共
に、コイル座613,623と非磁気的絶縁片63との
接触面に突起614,614が突設される。突起614
は非磁気的絶縁片63の孔631と対応して嵌合するこ
とができる。本発明のコイル座613,623はプラス
チックを射出成形により形成されるもので、コイル座6
13,623にコイルを巻き付けることができる。非磁
気的絶縁片63はコイル座613,623の間に挟ま
れ、コイル座613,623の磁気性通路を阻隔するこ
とができ、非磁気的絶縁片63に孔631が穿設され、
孔631によりコイル座613,623の突起614,
614と対応して嵌合することができ、非磁気的絶縁片
63は銅、アルミ、ゴム又はその他の非磁気的誘導材料
により製造されることができると共に、二個の磁気的誘
導セット61,62の磁気性通路を阻隔することができ
る。
【0023】本発明の実施例においては磁極数が三のロ
ータ磁石を採用しており、即ち、各磁気的誘導セットの
磁極数:ロータ磁石磁極数=1:1の設計であり、例え
ば、電動機の突発トルクを低くすることにより、よりよ
い電動機の工作特性を得るため、その比を分数の比に設
計することもできる。各磁気的誘導セット61,62の
磁極数が6で、その全位相の機械的角度は
【数7】 になるため、磁気的誘導セット61の磁極片611,6
12は磁気的誘導セット62の磁極片621,622と
の機械的角度の差が30°の位置に固定するべきであ
る。
【0024】磁気的誘導セット61,62は互いの機械
的角度差が正確に固定されるため、コイル座613,6
23には磁極片611,612と621,622を収容
するための切欠部が凹設され、さらに、コイル座61
3,623には突出した突起614,614が突設され
るのに対し、非磁気的絶縁片63には孔631が穿設さ
れる。このように、2個の磁気的誘導セット61,62
の互いの機械的角度差は正確に固定されることができ
る。それと同様に、コイル座613,623に孔を設け
るのに対し、非磁気的絶縁片63の両側の表面に突出し
た突起を突設することにより、同じ効果を得ることがで
きる。
【0025】回路板65は駆動回路を有すると共に、駆
動回路はそれぞれコイル座613,623を励磁する。
駆動回路は検出器としてホール検出素子を採用するもの
で、ホール検出素子は2組のトランジスタの作動を制御
する。これは従来のブラシレス直流電動機の回路設計の
原理と同じであり、そこにおいて、駆動回路は2個の磁
気的誘導セットを利用して同時相変化を行うもので、2
個の磁気的誘導セットの間には特定の角度位置差が必要
であるため、駆動回路の各磁気的誘導セットの励磁の時
間位相差は90°の電気的角位相である。
【0026】ステータコイル組立品6を回路板65と軸
管66により結合させると共に、同軸状にベース67に
固定させる。それから、軸桿641によりロータ磁石6
4を同軸状に結合させ、磁気トルクを受けた時、ロータ
磁石64はステータに対して回転するように形成される
ため、本発明の多相電動機の構造は形成される。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。
【0028】本発明の多相電動機の構造によれば、本発
明は二相全波式の駆動回路を採用して2個の磁気的誘導
セット1,2の励磁を制御するため、起動時の死角の問
題を完全に避けることができる。さらに、2個の駆動回
路の電気的角位相差が90°のため、正逆の回転を有効
に制御することができると共に、その回転はもっとスム
ーズになる。
【0029】本発明は、その主旨及び必須の特徴事項か
ら逸脱することなく他のやり方で実施することができ
る。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示
的なものであり、限定を意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のステータとロータの斜視図で
ある。
【図2】本発明の図1の実施例において、各磁極片の磁
極とロータ磁石の磁極との相対位置をそれぞれ示す平面
図である。
【図3】本発明の図2の実施例において、違うロータ磁
石位置の駆動回路の配列順序表である。
【図4】本発明の実施例の分解斜視図である。
【図5】本発明のステータの組立てられた状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 磁気的誘導セット 11 磁極片 12 磁極片 13 コイル 2 磁気的誘導セット 21 磁極片 22 磁極片 23 コイル 3 非磁気的絶縁片 4 ロータ磁石 5 回路板 51 ホール検出
素子 52 ホール検出素子 6 ステータ
コイル組立品 61 磁気的誘導セット 611 磁極片 612 磁極片 613 コイル
座 614 突起 62 磁気的
誘導セット 621 磁極片 622 磁極片 623 コイル座 63 非磁気
的絶縁片 631 孔 64 ロータ
磁石 641 軸桿 65 回路板 66 軸管 67 ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黄 建欽 台湾台南市東區崇學路239巷32號 Fターム(参考) 5H019 AA01 BB01 BB05 BB15 BB20 BB24 CC04 DD01 DD07 DD09 EE01 EE13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二組の磁気的誘導セット(1,2)、ロ
    ータ磁石(4)および制御回路により構成され、各磁気
    的誘導セット(1,2)は二組の磁極片(11,12,
    21,22)と一組のコイル(13,23)を含み、二
    組の磁気的誘導セット(1,2)の間には非磁気的誘導
    層が設けられ、二組の磁気的誘導セット(1,2)の磁
    極片(11,12,21,22)の位置は固定の機械的
    角位相差になるように形成され、ロータ磁石(4)は二
    組の磁気的誘導セット(1,2)と同軸状に複数対の磁
    極を含み、制御回路は二相電流波形出力と二組のホール
    検出素子(51,52)を含み、二相電流波形出力と二
    組のホール検出素子(51,52)はそれぞれ二組の磁
    気的誘導セット(1,2)のコイル(13,23)の励
    磁電流を制御し、二組のホール検出素子(51,52)
    の位置は固定の機械的角位相差になるように形成され、
    二組のホール検出素子(51,52)がロータ磁石
    (4)の磁場の変化を検出する時間差により、二組の磁
    気的誘導セット(1,2)の励磁電流は固定の電気的角
    位相差を有するように形成されることを特徴とする多相
    電動機の構造。
  2. 【請求項2】 コイル(13,23)は軸方向巻線方式
    でコイル座に巻付くように構成されている請求項1記載
    の多相電動機の構造。
  3. 【請求項3】 二組の磁気的誘導セット(1,2)の磁
    極片(11,12,21,22)の位置からなる固定の
    機械的角位相差の計算公式は、 【数1】 になるように構成されている請求項1記載の多相電動機
    の構造。
  4. 【請求項4】 ステータの突出した磁極数とロータ磁極
    数の比は正整数の比又は正分数の比になるように構成さ
    れている請求項1記載の多相電動機の構造。
  5. 【請求項5】 磁極片(11,12,21,22)は複
    数組のシリコン鋼片を重ね合わせてなるように構成され
    ている請求項1記載の多相電動機の構造。
  6. 【請求項6】 二組の磁気的誘導セット(61,6
    2)、非磁気的絶縁片(63)、ロータ磁石(64)お
    よび回路板(65)により構成され、各磁気的誘導セッ
    ト(61,62)はそれぞれコイル座(613,62
    3)の両端面をもって磁極片(611,612,62
    1,622)と嵌合し、二組の磁気的誘導セット(6
    1,62)の磁極片(611,612,621,62
    2)の位置は固定の機械的角位相差になるように形成さ
    れ、非磁気的絶縁片(63)は二組の磁気的誘導セット
    (61,62)の間に設けられ、二組の磁気的誘導セッ
    ト(61,62)の磁気的通路を阻隔し、ロータ磁石
    (64)は二組の磁気的誘導セット(61,62)と同
    軸状に複数対の磁極を含み、回路板(65)には二組の
    磁気的誘導セット(61,62)の励磁電流を制御する
    ための二組の検出素子と一組の駆動回路が設けられるこ
    とを特徴とする多相電動機の構造。
  7. 【請求項7】 二組の磁気的誘導セット(61,62)
    のコイル座(613,623)と非磁気的絶縁片(6
    3)との接触面には、互いに嵌合するための突起(61
    4)と孔(631)が設けられるように構成されている
    請求項6記載の多相電動機の構造。
  8. 【請求項8】 少なくとも二相以上の磁気的誘導セット
    (1,2)、ロータ磁石(4)および制御回路により構
    成され、各磁気的誘導セット(1,2)は二組の磁極片
    (11,12,21,22)と一組のコイル(13,2
    3)を含み、二個の相隣合う磁気的誘導セット(1,
    2)の間には非磁気的誘導層が設けられると共に、二個
    の相隣合う磁気的誘導セット(1,2)の磁極片(1
    1,12,21,22)の位置は固定の機械的角位相差
    になるように形成され、ロータ磁石(4)は二組の磁気
    的誘導セット(1,2)と同軸状に複数対の磁極を含
    み、制御回路は磁気的誘導セット(1,2)の数と同じ
    数量の二組以上の電流波形出力とホール検出素子(5
    1,52)を含み、電流波形出力とホール検出素子(5
    1,52)はそれぞれ多相コイルの励磁電流を制御し、
    各ホール検出素子(51,52)の位置は固定の機械的
    角位相差になるように形成され、各ホール検出素子(5
    1,52)がロータ磁石(4)の磁場の変化を検出する
    時間差により、各相の励磁電流の出力は固定の電気的角
    位相差を有するように形成されることを特徴とする多相
    電動機の構造。
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