JP2001044556A - 半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001044556A
JP2001044556A JP11214470A JP21447099A JP2001044556A JP 2001044556 A JP2001044556 A JP 2001044556A JP 11214470 A JP11214470 A JP 11214470A JP 21447099 A JP21447099 A JP 21447099A JP 2001044556 A JP2001044556 A JP 2001044556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
hydrogen
thin film
semiconductor laser
amorphous silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11214470A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kikawa
健 紀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11214470A priority Critical patent/JP2001044556A/ja
Publication of JP2001044556A publication Critical patent/JP2001044556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の高出力半導体レーザで、特に赤色系高
出力半導体レーザでは、定光出力連続動作に伴って急速
に水素化非晶質硅素薄膜の劣化が生じ、十分な寿命時間
を有する高信頼な高屈折率膜を得ることができなかっ
た。 【解決手段】 水素化非晶質硅素薄膜を成膜する際に、
反応プラズマ中に活性な水素ラジカル線、若しくは水素
イオン線を照射する。 【効果】 Si−H結合の濃度が増大し、光学的バンド
ギャップが拡大し、バンドの裾が殆ど引かない水素化非
晶質硅素膜が形成可能となり、高出力半導体レーザにお
いて長寿命,高信頼な高反射率膜を容易な方法で実現で
き、歩留まり向上,低コスト化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザ及びそ
の製造方法に係り、特に、光情報システムに組み込んで
有効な高出力半導体レーザ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクや光磁気ディスクの書
き込み用として高出力で高信頼度の半導体レーザが求め
られている。これらの半導体レーザには長時間、安定に
基本モードで動作することが要求される。これら半導体
レーザの光出射面を形成する半導体表面上には絶縁膜か
らなるコーティング膜が形成されている。これは適正な
反射率を得ることにより光取出し効率を大きくすると共
に閾値,キャリア密度の増加による最大出力の低下を防
ぐ為である。
【0003】このコーティング膜としては、従来、多く
の半導体レーザにおいて共振器面(光出射面)の一方に
低反射率膜として酸化硅素薄膜、他方に高反射率膜とし
て酸化硅素薄膜と水素化非晶質硅素薄膜からなる積層膜
が用いられている。例えばアプライド フィジックス レ
ターズ34巻、P685(Applied Physics Letters,vol.34,
pp.685)に記載のT.Uasaらによる報告等がある。
【0004】また、T.Ohtoshi et al.,J.Appl.Phys.vo
l.56(1984),PP2491には、発振波長780nm,出力3
0mWの半導体レーザにおいて、λ/(4n)の膜厚か
らなるSiO2とa−Siによる2周期(4層)膜で、
反射率94%が報告されている。この報告は初期特性に
関するものであり、連続動作試験の結果は報告されてい
ない。
【0005】また、第43回応用物理学関係連合講演会
(1996年春)、講演予稿集、P1023,26a-c-7には、高反
射率膜に(SiO2/a−Si)膜と(SiO2/a−S
i:H)膜を用いた場合の初期CODレベルを比較した
報告がある。この文献には、Si:Hに比べ、a−Si
は光吸収による発熱が大きく、CODレベルが小さくな
ることが報告されている。
【0006】また、第44回応用物理学関係連合講演会
(1997年春)、講演予稿集、P1095,31a-NG-7には、高反
射率膜に(SiO2/a−Si)膜と(SiO2/TiO
X)膜を用いた場合の初期のCODレベルを比較した例
が報告されている。この文献には、TiOXはa−Si
に比べ、光吸収が小さく、CODレベルが高くなること
が報告されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】多くの半導体レーザで
従来用いられてきた高反射率コーティング膜は、例え
ば、酸化硅素と水素化非晶質硅素薄膜からなる周期膜で
あり、反射率が所要の値となるように設計されている。
【0008】ところが、CD−RAM及びDVD−RA
M読み書き用高出力半導体レーザのような出射光の密度
が数MW/cm2と高い光出力を有する発振波長700
nm以下のレーザの場合、このようなコーティング膜で
は定光出力連続駆動させると、動作時間に伴って急速に
高反射率膜での光吸収が増加し、定光出力動作できなく
なるという現象が生じることが判明した。
【0009】レーザ動作に伴い水素化非晶質硅素膜中の
水素原子が硅素原子との結合から外れ、このため光学的
バンドギャップが狭くなり、非晶質硅素膜での光吸収が
増大し、これにより実効的な量子効率が低下して動作電
流が増加するものと考えられる。
【0010】このため、酸化硅素と水素化非晶質硅素薄
膜からなる周期膜は高出力半導体レーザには不適であ
る。
【0011】一方、高屈折率膜として、窒化硅素薄膜が
用いられることもあるが、窒化硅素薄膜の屈折率は概ね
1.95以下であり、酸化硅素薄膜の屈折率との差は小
さい。このため半導体レーザの端面保護膜に用いた場
合、水素化非晶質硅素薄膜を用いた場合では2乃至3周
期膜で所定の反射率が得られていたのに対して、5周期
以上と2倍の層数を必要としコストが高くなる。
【0012】本発明の目的は、長時間動作後にも動作電
流の増加が少ない長寿命で信頼性の高い高出力赤色系半
導体レーザ及びその製造方法を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、発振波長600nm
以上で出射光密度が数MW/cm2以上となり、かつ長
時間動作後にも動作電流の増加が少ない長寿命で信頼性
の高い高出力半導体レーザ及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0014】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0016】(1)光出射面の一端に低屈折率膜を有
し、他端に酸化硅素膜と少なくとも硅素と水素からなる
水素化非晶質硅素薄膜を複数周期重ねて形成される高屈
折率膜を有する半導体レーザであって、前記水素化非晶
質硅素薄膜は膜中にSi−Hn(n≧2)結合とSi−
H結合がある中で前記水素化非晶質硅素薄膜中に含まれ
る水素原子の80%以上が前記Si−H結合を形成して
いる。前記非晶質膜中の水素濃度が15%を超え、発振
波長が600nm以上であり、光出力が1×106W/
cm2以上である。
【0017】このような半導体レーザは以下の方法によ
って製造される。
【0018】光出射面の一端に低屈折率膜を形成し、他
端に酸化硅素膜と少なくとも硅素と水素からなる水素化
非晶質硅素薄膜を複数周期重ねて高屈折率膜を形成する
半導体レーザの製造方法であって、前記水素化非晶質硅
素薄膜を形成する際、水素を他の原料ガスとは別に高励
起状態に励起して反応相中に供給しながら水素化非晶質
硅素薄膜を形成する。前記水素化非晶質硅素薄膜形成時
反応相中に水素ラジカルまたは水素イオンを照射しなが
ら水素化非晶質硅素薄膜を形成する。前記水素化非晶質
硅素薄膜中のSi−Hn(n≧2)結合とSi−H結合
において、前記水素化非晶質硅素薄膜中に含まれる水素
原子の80%以上がSi−H結合を形成するように高励
起状態の水素を前記反応相中に供給する。前記水素化非
晶質硅素薄膜は気相反応によって形成する。前記水素化
非晶質硅素薄膜を0.05乃至0.4Paの真空度下で
のスパッタ法または化学気相蒸着法によって生成する
際、水素ラジカルまたは水素イオンを前記反応相内に供
給する方法において、前記水素ラジカルまたは前記水素
イオンを照射する照射孔から前記反応相(プラズマ)の
中心までの距離を成膜中の真空度における水素の平均自
由行程を越え、その2倍を超えない状態で行う。前記水
素化非晶質硅素薄膜における水素濃度が15%を超え、
発振波長が600nm以上であり、光出力が1×106
W/cm2以上である半導体レーザを製造する。
【0019】前記(1)の手段によれば、気相反応を用
いて水素化非晶質硅素薄膜を形成する際に、活性な水素
ラジカル、あるいは水素イオンをプラズマ中に照射す
る。気相反応を用いて水素化非晶質硅素膜を形成する
際、一般に水素濃度が高くなるほど光の吸収端波長が短
くなる。
【0020】しかし一定濃度以上に水素濃度が高くなる
と、Si−Hn(n≧2)結合が増加し、Si−H結合
の密度は飽和することが分かった。このため吸収端波長
は飽和する。
【0021】水素化非晶質硅素薄膜の光学的バンドギャ
ップの大きさはSi−H結合の密度に依存する。Si−
Hn結合が形成されると、バンド端が裾を引く形とな
り、バンドギャップ近傍の波長の光の吸収が増加する。
水素化非晶質硅素薄膜による光の吸収を防止し、水素化
非晶質硅素薄膜の光吸収による劣化を抑制するためには
Si−Hn(n≧2)結合の生成を抑制することが必要
である。
【0022】水素を他の原料ガスとは別に高励起状態に
励起して反応相中に供給することにより、Si−Hn
(n≧2)結合の生成を抑制し、Si−H結合を増加さ
せることが可能となる。これにより、バンドギャップが
大きくなり、水素化非晶質硅素薄膜の光吸収による劣化
が抑制でき、半導体レーザの寿命が長くなる。
【0023】例を挙げるならば、波長0.68μm、ま
たは0.65μmの光を1MW/cm2以上の出力で発
振する光記録装置用レーザ素子(半導体レーザ)のみな
らず、例えば波長0.98μmの光を2MW/cm2
上の出力で発振するレーザ素子においても、動作時間に
伴い素子特性が劣化する問題を解決することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0025】(実施形態1)図1乃至図8は本発明の一
実施形態(実施形態1)である半導体レーザの製造技術
に係わる図である。
【0026】本実施形態1では、光ディスクや光磁気デ
ィスクの書き込み用として用いられる680nm帯高出
力半導体レーザ(LD)に本発明を適用した例について
説明する。
【0027】本実施形態1の半導体レーザ(半導体レー
ザ素子)はリッジ構造であり、図2に示すように、n−
GaAs基板8上に多層に半導体層が設けられている。
この多層半導体層は、n−GaAs基板8上に順次重ね
て形成されるGaAsバッファ層9、GaAsに格子整
合したn−(AlxGa1-x)InPクラッド層(x=
0.7)10、GaAsに格子整合した(Aly
1-y)InP障壁層(y=0.45,障壁層厚4n
m)とInzGa1-zP歪量子井戸層(z=0.6,井戸
層厚8nm)、およびAlsGa1-sInPSCH(Sepa
rate Confinmente Heterostructure)層(s=0.5
5,障壁層厚4nm)とから構成される歪量子井戸活性
層11、GaAsに格子整合したp−(AltGa1-t
InPクラッド層(t=0.7)12、GaAsに格子
整合したp−InGaPエッチストップ層13、GaA
sに格子整合したp−(AluGa1-u)InPクラッド
層(t=0.7)14、p−AlvGa1-vキャップ層
(v=0.7)15となっている。
【0028】半導体レーザの中央を除く両側はp−In
GaPエッチストップ層13の表面に亘ってエッチング
除去され、中央にリッジ41が形成されている。
【0029】また、前記リッジ41の両側のエッチング
で除去された領域にはn−GaAs電流狭窄層16が埋
め込まれている。n−GaAs電流狭窄層16の表面高
さは前記リッジ41の表面と略一致している。
【0030】また、リッジ41の最上部を形成するp−
AlvGa1-vキャップ層15及び両側のn−GaAs電
流狭窄層16はp−GaAsコンタクト層17で被われ
ている。
【0031】また、p−GaAsコンタクト層17上に
はp側オーミック電極18が形成されているとともに、
n−GaAs基板8の表面にはn側オーミック電極19
が設けられている。
【0032】また、図3に示すように、半導体レーザの
共振器40の一端の前方出射面(Z=0)には低反射率
(AR)膜20が設けられ、他端の後方出射面(Z=
L)には高反射率(HR)膜23が設けられている。
【0033】前記低反射率(AR)膜20は酸化硅素膜
からなり、反射率は8%±2%となっている。
【0034】前記高反射率(HR)膜23は、酸化硅素
(SiO2)膜21とa−Si:H膜(水素化非晶質硅
素薄膜、以下単に非晶質膜とも呼称する)22を周期的
に積み重ねた構造になっている。前記a−Si:H膜2
2は、その製造時に水素ラジカル(水素ラジカル線)ま
たは水素イオン(水素イオン線)による照射処理がなさ
れ、前記非晶質膜におけるSi−Hn(n≧2)結合と
Si−H結合において、非晶質膜中に含まれる水素原子
の80%以上が前記Si−H結合を形成している。高反
射率膜23の反射率は95%となっている。
【0035】本実施形態1の半導体レーザは、例えば、
前記非晶質膜中の水素濃度が15%を超え、発振波長が
600nm以上であり、光出力が1×106W/cm2
上になっている。
【0036】つぎに、本実施形態1の半導体レーザの製
造方法について説明する。
【0037】図4に示すように、最初にn−GaAs基
板8を用意した後、前記n−GaAs基板8の一面上に
多層半導体層を形成する。多層半導体層は、MOVPE
法,CBE法またはMBE法によって形成する。
【0038】すなわち、図4に示すように、n−GaA
s基板8の一面上にGaAsバッファ層9、GaAsに
格子整合したn−(AlxGa1-x)InPクラッド層
(x=0.7)10、GaAsに格子整合した(Aly
Ga1-y)InP障壁層(y=0.45,障壁層厚4n
m)とInzGa1-zP歪量子井戸層(z=0.6,井戸
層厚8nm)、およびAlsGa1-sInPSCH層(s
=0.55,障壁層厚4nm)とから構成される歪量子
井戸活性層11、GaAsに格子整合したp−(Alt
Ga1-t)InPクラッド層(t=0.7)12、Ga
Asに格子整合したp−InGaPエッチストップ層1
3、GaAsに格子整合したp−(AluGa1-u)In
Pクラッド層(t=0.7)14、p−AlvGa1-v
ャップ層(v=0.7)15を順次形成する。
【0039】つぎに、図5に示すように、前記p−Al
vGa1-vキャップ層15上に所定間隔に平行にストライ
プ状の酸化膜42を形成した後、前記酸化膜42をマス
クとしてエッチングを行い、リッジ41を形成する。こ
のときのエッチングはウエットエッチング,RIE,R
IBE,イオンミリング等、方法を問わない。エッチン
グはp−InGaPエッチストップ層13で止め歪量子
井戸活性層11に達しないようにする。
【0040】なお、前記酸化膜42の幅によってリッジ
の幅寸法が規定されることになる。図では酸化膜42を
1本形成した例を示す。
【0041】つぎに、図6に示すように、MOVPE法
によりエピタキシャル成長させる。酸化膜42上には結
晶が形成されず、酸化膜42の両側のp−InGaPエ
ッチストップ層13上にn−GaAs電流狭窄層16が
形成される。n−GaAs電流狭窄層16はその表面が
p−AlvGa1-vキャップ層15の表面と同じ程度の高
さまで形成される。
【0042】つぎに、成長炉からn−GaAs基板8
(ウエハ)を取り出し、選択成長マスクとして用いた酸
化膜42をエッチングにより除去する。
【0043】つぎに、p−GaAsコンタクト層17を
MOVPE法またはMBE法によりp−AlvGa1-v
ャップ層15及びn−GaAs電流狭窄層16上に形成
する(図6参照)。
【0044】つぎに、図6に示すように、p−GaAs
コンタクト層17上に部分的にp側オーミック電極18
を形成するとともに、n−GaAs基板8の表面にn側
オーミック電極19を形成する。n側オーミック電極1
9を形成する前に前記n−GaAs基板8の表面を研削
してn−GaAs基板8を所定の厚さにしておく。
【0045】つぎに、前記n−GaAs基板8を、所定
の幅で劈開し、図7に示すような短冊状の半導体レーザ
バー43を形成する。この半導体レーザバー43は、そ
の長手方向に沿って一定間隔でリッジ41が並ぶ。半導
体レーザバー43の幅Lは、例えば、600μmとな
る。したがって、半導体レーザの共振器長も600μm
になる。
【0046】図7はウエハを切断して得た半導体レーザ
バー43を90度反転させてリッジ41が見える状態と
したものである。この状態で上面に低屈折率膜を設け、
反転させて他面に高屈折率膜を設ける。低屈折率膜及び
高屈折率膜は、スパッタ法や化学気相蒸着法等の気相反
応を行う絶縁膜形成装置によって形成する。
【0047】例えば、反応性スパッタ法を用いて半導体
レーザバー43の共振器の一面に厚さλ/4(λ:発振
波長)の光学長を有する酸化アルミニウム(Al23
膜を形成して低反射率(AR)膜20を形成した後、半
導体レーザバー43の共振器の他面に厚さλ/4の光学
長の酸化硅素(SiO2)膜21と本実施形態1による
厚さλ/4の光学長のa−Si:H膜22を交互に繰り
返し、多周期膜からなる高反射率(HR)膜23を形成
する。多周期膜は例えば6層膜からなる。
【0048】低反射率(AR)膜20及び高反射率(H
R)膜23は、バー状でなく、バー体を劈開させて個別
の半導体レーザの状態にして形成してもよい。
【0049】ここで、高反射率(HR)膜23の形成に
ついて説明する。
【0050】図1は、高反射率(HR)膜23を構成す
るλ/4の光学長の酸化硅素膜21とλ/4の光学長の
a−Si:H膜22を交互に繰り返して形成する絶縁膜
形成装置の模式図である。
【0051】絶縁膜形成装置は、チャンバー1内に試料
5を載置するステージ50と、このステージ50上に所
定間隔離れて設置された電極板51が配置されている。
前記電極板51とステージ50間には高周波電源(R
F)52が印加されるようになっている。
【0052】チャンバー1には、物質を高励起状態にし
てチャンバー1内に供給することができる高励起装置が
取り付けられている。この高励起装置は、例えば、ラジ
カル発生装置2となり、例えば、水素ラジカル線3をチ
ャンバー1内の反応相(プラズマ)中に照射供給できる
ようになっている。
【0053】チャンバー1にガス供給管53が取り付け
られ、所定のガス54がチャンバー1内に供給されるよ
うになっている。また、チャンバー1には排気管55が
取り付けられている。この排気管55は図示しない排気
装置が接続され、チャンバー1内を所定の真空度に維持
できるようになっている。
【0054】そこで、電極板51の下面に薄膜形成材
料、例えば、純硅素ターゲット4を取り付け、ガス供給
管53からガス54としてArを、例えば、7sccm導入
するとともに、チャンバー1内を所定の真空度、例え
ば、0.05乃至0.4Paの真空度下とし、高周波電
源(RF)52をオン(RF出力250W)とすること
によって純硅素ターゲット4と試料5である半導体レー
ザバー43との間にはArプラズマ6が形成される。
【0055】これにより、半導体レーザバー43の一方
の出射面には水素化非晶質硅素薄膜が形成される。
【0056】この際、前記ラジカル発生装置2を動作さ
せ、プラズマ中にECR出力500W、水素流量10sc
cmの水素ラジカル線を導入して成膜する。
【0057】この場合、水素ラジカルを照射する照射孔
から前記反応相(プラズマ)の中心までの距離を成膜中
の真空度における水素の平均自由行程を越え、その2倍
を超えない状態で行う。これにより、高励起状態の水素
原子あるいは水素イオンが珪素原子と衝突する。それに
より、珪素原子1個に水素原子1個が結合する効果が得
られる。この結果、波長0.68μmの光に対する屈折
率3.1、吸収のない膜(水素化非晶質硅素薄膜:a−
Si:H膜)22が形成できる。
【0058】水素化非晶質硅素薄膜中でのSiと水素と
の結合は、Si−Hn(n≧2)結合とSi−H結合と
の結合になるが、例えば、水素化非晶質硅素薄膜中に含
まれる水素原子の80%以上がSi−H結合を形成する
ように高励起状態の水素を前記反応相中に供給する。
【0059】図8は水素ラジカル線を照射する場合と、
水素ラジカル線を照射しない場合における非晶質膜のバ
ンドギャップと水素供給量との相関を示すグラフであ
る。水素ラジカルを照射した場合は、照射しない場合に
比較してバンドギャップ(Tauc gap)は水素供給量が
5sccmで0.1eV程度高くなり、水素供給量が増大す
るにつれて順次高くなる。
【0060】水素を8sccm程度供給すれば、水素化非晶
質硅素薄膜中に含まれる水素原子の80%以上がSi−
H結合を形成するようになる。
【0061】なお、ガス供給管53から酸素を供給して
気相反応を行えば、酸化硅素(SiO2)膜21を形成
することができる。また、アルミニウムターゲットを電
極板51に取り付け、ガス供給管53から酸素を送るこ
とによって酸化アルミニウム(Al23)膜を形成する
ことができる。この酸化アルミニウム膜の厚さをλ/4
の厚さにすることによって低反射率(AR)膜20とす
ることができる。低反射率膜20を形成する場合は、ス
テージ50上の半導体レーザバー43を裏返しにして行
う。
【0062】半導体レーザバー43の共振器端面の一方
に低反射率(AR)膜20を形成し、他方に高反射率
(HR)膜23を形成した後、リッジ41とリッジ41
との中間部分で分断させることによって、図2及び図3
に示すような半導体レーザ(半導体レーザ素子)を製造
することができる。
【0063】これにより、水素化非晶質硅素薄膜におけ
る水素濃度が15%を超え、発振波長が600nm以上
であり、光出力が1×106W/cm2以上である半導体
レーザを製造することができた。
【0064】図示はしないが、本実施形態1による半導
体レーザを接合面を上にして、ヒートシンク上にボンデ
ィングして半導体レーザ装置とした場合、この半導体レ
ーザ装置はしきい値電流約14mAで室温連続発振(発
振波長は約0.68μm)した。
【0065】また、半導体レーザ装置(素子)は150
mWまで安定に横単一モード発振した。また、最大光出
力として300mW以上の光出力を得た。
【0066】また、30素子について環境温度80℃の
条件下で50mW定光出力連続駆動させたところ、初期
駆動電流は約200mAであり、全ての素子でHR膜の
劣化なしに5万時間以上安定に動作した。
【0067】実施形態では低反射率膜や高反射率膜等の
保護膜形成法としてスパッタリング法を用いたが、他の
気相反応法による薄膜形成法として、例えばマイクロ波
プラズマ化学気相蒸着(ECR−CVD)法、電子線
(EB)蒸着法、イオンビーム(IB)蒸着法、ヘリコ
ン波プラズマ励起反応性蒸着法、マイクロ波プラズマ
(ECR)スパッタ法等を用いてもよい。
【0068】また、活性な水素ラジカル線の形成方法と
してECRプラズマを用いたが、他の励起法、例えばR
Fプラズマ、ヘリコン波プラズマ、あるいは熱励起法や
電子線励起法、グロー放電法等を用いても良い事はいう
迄もない。
【0069】また、水素ラジカルの代わりに水素イオン
線を供給しながら水素化非晶質硅素薄膜を形成してもよ
い。
【0070】本実施形態1によれば、以下の効果を有す
る。
【0071】(1)水素化非晶質硅素薄膜を形成する際
水素ラジカルを照射しながら形成するため、水素化非晶
質硅素薄膜の光学的バンドギャップを大きくすることが
でき、光の吸収を低減することができるため、長時間動
作後でも動作電流の増加が少なく、半導体レーザの長寿
命化が達成できる。
【0072】(2)発振波長600nm以上で出射光密
度が数MW/cm2以上となり、かつ長時間動作後にも
動作電流の増加が少ない長寿命で信頼性の高い高出力半
導体レーザを提供することができる。
【0073】(3)波長0.68μm、または0.65
μmの光を1MW/cm2以上の出力で発振する光記録
装置用レーザ素子(半導体レーザ)においても長寿命化
が図れる。
【0074】(4)波長0.98μmの光を2MW/c
2以上の出力で発振するレーザ素子においても、動作
時間に伴い素子特性が劣化する問題を解決することがで
きる。
【0075】(実施形態2)図9及び図10は本発明の
他の実施形態(実施形態2)であるファブリ・ペロー型
共振器を有する半導体レーザ(半導体レーザ素子)に係
わる図であり、図9は模式的断面図、図10は模式的平
面図である。
【0076】本実施形態2は、本発明を光伝送システム
で中継器あるいは受信器に用いられる希土類添加光ファ
イバ増幅器励起用0.98μm帯高出力半導体レーザに
適用したものである。
【0077】つぎに、素子の作製方法について述べる。
n−GaAs基板8上にGaAsバッファ層9、GaA
sに格子整合したn−InGaPクラッド層24、In
1-xGaxAsy1-y障壁層(x=0.82,y=0.6
3,障壁層厚35nm)とInzGa1-zAs歪量子井戸
層(z=0.16,井戸層厚7nm)から構成される歪
量子井戸活性層25、GaAs基板に格子整合したp−
InGaPクラッド層26、p−GaAs光導波路層2
7、GaAsに格子整合したp−InGaPクラッド層
28、p−GaAsキャップ層29をMOVPE法、ま
たはガスソースMBE法、またはCBE法により順次形
成する。
【0078】つぎに、酸化膜をマスクとするホトエッチ
ングにより図9に示すようなリッジ41を形成する。こ
のときのエッチングはウエットエッチング,RIE,R
IBE,イオンミリング等方法は問わない。エッチング
はp−GaAs光導波路層27を完全に除去し、かつ歪
量子井戸活性層25に達しないようにp−InGaPク
ラッド層26の途中で止まるようにする。
【0079】つぎに、エッチングマスクとして用いた酸
化膜を選択成長のマスクとして、図9に示すようにn−
InGaP電流狭窄層30をMOVPE法により選択成
長する。その後成長炉からウエハを取り出し、選択成長
マスクとして用いた酸化膜をエッチングにより除去す
る。その後、p−GaAsコンタクト層17をMOVP
E法またはMBE法により形成する。p側オーミック電
極18,n側オーミック電極19を形成した後、劈開法
により共振器長約900μmの半導体レーザ素子を得
る。
【0080】その後、素子の前面(Z=0)にECRス
パッタリング法により、厚さλ/4(λ:発振波長)の
光学長を有するAl23薄膜からなるAR膜31を、素
子の後面(Z=L)に厚さλ/4の光学長のSiO2
膜32と厚さλ/4の光学長のa−Si薄膜33とから
なる6層膜による高反射(HR)膜34を形成した。
【0081】a−Si薄膜はAr流量20sccm、ECR
出力500W、RF出力500Wでプラズマを発生し、
プラズマ中にECR出力500W、水素流量6sccmの水
素ラジカル線を導入して成膜した。これにより波長0.
98μmの光に対する屈折率3.2、吸収のない水素化
非晶質硅素薄膜が得られた。
【0082】その後、素子を接合面を下にして、ヒート
シンク上にボンディングした。
【0083】この半導体レーザ素子は、しきい値電流約
10mAで室温連続発振し、その発振波長は約0.98
μmであった。また、素子は580mWまで安定に横単
一モード発振した。また、光出力を増加させても端面劣
化は起こらず、最大光出力800mWは熱飽和により制
限された。
【0084】また、30素子について環境温度80℃の
条件下で200mW定光出力連続駆動させたところ、初
期駆動電流は約250mAであり、全ての素子で端面劣
化することなく10万時間以上安定に動作した。
【0085】本実施形態では保護膜形成法としてECR
スパッタ法を用いたが、他の薄膜形成法、たとえばマイ
クロ波プラズマ化学気相蒸着(ECR−CVD)法,電
子線(EB)蒸着法,イオンビーム(IB)蒸着法,ヘ
リコン波プラズマ励起反応性蒸着法、RFプラズマスパ
ッタ法を用いてもよい。
【0086】なお、上述した実施例の活性層をSCH層
の組成を段階的に変化させたGRIN−SCH(Graded
Index-Separate Confinment Heterostructure)活性層
としてもよい。
【0087】また、本発明は導波路構造によらないの
で、たとえば、上述した実施形態のほかに導波路構造と
してBH(Buried Heterostructure)構造を用いても良
く、面発光レーザに適用しても良い。
【0088】また、本発明は材料系にもよらないので、
上述したGaAs基板上のInGaAsP系、GaAs
基板上のAlGaAs系のみでなく、InP基板上のA
lInGaAsP系,GaAs基板上のInAlGaP
系,GaAs基板あるいはZnSe基板上のII−VI族化
合物半導体レーザ等にも適用できる。
【0089】さらに、発振波長として上述した0.98
μm帯,0.68μm帯のほか、1.55μm帯,1.
48μm帯,0.65μm帯,0.63μm帯の半導体
レーザに適用できることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0091】(1)高出力半導体レーザの出射面保護膜
の光吸収による動作電流の増加を抑止できることから半
導体レーザ素子の長寿命が達成できる。
【0092】(2)高出力半導体レーザの出射面保護膜
の光吸収による動作電流の増加を抑止できるため半導体
レーザ素子の高出力化が達成できる。
【0093】(3)出射面保護膜を容易な方法で高歩留
りで製造できることから半導体レーザ素子の低コスト化
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施形態1)である半導
体レーザの製造における水素化非晶質硅素膜を形成する
ための絶縁膜形成装置の模式図である。
【図2】本実施形態1の半導体レーザの模式的断面図で
ある。
【図3】本実施形態1の半導体レーザの平面構造を示す
模式図である。
【図4】本実施形態1の半導体レーザの製造方法におい
てGaAs基板の一面に歪量子井戸活性層を含む半導体
層を多層に形成した状態を示す断面図である。
【図5】本実施形態1の半導体レーザの製造方法におい
て前記半導体層の一部をエッチングしてリッジを形成し
た状態を示す断面図である。
【図6】本実施形態1の半導体レーザの製造方法におい
て前記エッチングされた領域を半導体層で埋め込むとと
もにコンタクト層,p側オーミック電極及びn側オーミ
ック電極を形成した状態を示す断面図である。
【図7】本実施形態1の半導体レーザの製造方法におい
てGaAs基板等を分断して得られた短冊体の模式的斜
視図である。
【図8】本実施形態1による水素ラジカルを照射する場
合と、水素ラジカルを照射しない場合における非晶質膜
のバンドギャップと水素供給量との相関を示すグラフで
ある。
【図9】本発明の他の実施形態(実施形態2)である半
導体レーザの断面図である。
【図10】本実施形態2である半導体レーザの平面構造
を示す模式図である。
【符号の説明】
1…絶縁膜形成装置、2…ラジカル発生装置、3…水素
ラジカル線、4…純硅素ターゲット、5…試料、6…A
rプラズマ、7…水素化非晶質硅素薄膜、8…n−Ga
As基板、9…GaAsバッファ層、10…n−(Al
xGa1-x)InPクラッド層(x=0.7)、11…歪
量子井戸活性層、12…p−(AltGa1-t)InPク
ラッド層(t=0.7)、13…p−InGaPエッチ
ストップ層、14…p−(AluGa1-u)InPクラッ
ド層(t=0.7)、15…p−AlvGa1-vキャップ
層(v=0.7)、16…n−GaAs電流狭窄層、1
7…p−GaAsコンタクト層、18…p側オーミック
電極、19…n側オーミック電極、20…低反射率(A
R)膜、21…酸化硅素(SiO2)膜、22…a−S
i:H膜、23…高反射率(HR)膜、24…n−In
GaPクラッド層、25…歪量子井戸活性層、26…p
−InGaPクラッド層、27…p−GaAs光導波路
層、28…p−InGaPクラッド層、29…p−Ga
Asキャップ層、30…n−InGaP電流狭窄層、3
1…AR膜、32…SiO2薄膜、33…a−Si薄
膜、34…高反射(HR)膜、40…共振器、41…リ
ッジ、42…酸化膜、43…半導体レーザバー、50…
ステージ、51…電極板、52…高周波電源(RF)、
53…ガス供給管、54…ガス、55…排気管。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光出射面の一端に低屈折率膜を有し、他
    端に酸化硅素膜と少なくとも硅素と水素からなる水素化
    非晶質硅素薄膜を複数周期重ねて形成される高屈折率膜
    を有する半導体レーザであって、前記水素化非晶質硅素
    薄膜は膜中にSi−Hn(n≧2)結合とSi−H結合
    がある中で前記水素化非晶質硅素薄膜中に含まれる水素
    原子の80%以上が前記Si−H結合を形成しているこ
    とを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記非晶質膜中の水素濃度が15%を超
    え、発振波長が600nm以上であり、光出力が1×1
    6W/cm2以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 光出射面の一端に低屈折率膜を形成し、
    他端に酸化硅素膜と少なくとも硅素と水素からなる水素
    化非晶質硅素薄膜を複数周期重ねて高屈折率膜を形成す
    る半導体レーザの製造方法であって、前記水素化非晶質
    硅素薄膜を形成する際、水素を他の原料ガスとは別に高
    励起状態に励起して反応相中に供給しながら水素化非晶
    質硅素薄膜を形成することを特徴とする半導体レーザの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記水素化非晶質硅素薄膜形成時反応相
    中に水素ラジカルまたは水素イオンを照射しながら水素
    化非晶質硅素薄膜を形成することを特徴とする請求項3
    に記載の半導体レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記水素化非晶質硅素薄膜中のSi−H
    n(n≧2)結合とSi−H結合において前記水素化非
    晶質硅素薄膜中に含まれる水素原子の80%以上がSi
    −H結合を形成するように高励起状態の水素を前記反応
    相中に供給することを特徴とする請求項3または請求項
    4に記載の半導体レーザの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記水素化非晶質硅素薄膜は気相反応に
    よって形成することを特徴とする請求項3乃至請求項5
    のいずれか1項に記載の半導体レーザの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記水素化非晶質硅素薄膜を0.05乃
    至0.4Paの真空度下でのスパッタ法または化学気相
    蒸着法によって生成する際、水素ラジカルまたは水素イ
    オンを前記反応相内に供給する方法において、前記水素
    ラジカルまたは前記水素イオンを照射する照射孔から前
    記反応相(プラズマ)の中心までの距離を成膜中の真空
    度における水素の平均自由行程を越え、その2倍を超え
    ない状態で行うことを特徴とする請求項3乃至請求項6
    のいずれか1項に記載の半導体レーザの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記水素化非晶質硅素薄膜における水素
    濃度が15%を超え、発振波長が600nm以上であ
    り、光出力が1×106W/cm2以上である半導体レー
    ザを製造することを特徴とする請求項3乃至請求項7の
    いずれか1項に記載の半導体レーザの製造方法。
JP11214470A 1999-07-29 1999-07-29 半導体レーザ及びその製造方法 Pending JP2001044556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11214470A JP2001044556A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 半導体レーザ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11214470A JP2001044556A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 半導体レーザ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001044556A true JP2001044556A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16656267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11214470A Pending JP2001044556A (ja) 1999-07-29 1999-07-29 半導体レーザ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001044556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207869A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 信越半導体株式会社 エピタキシャルウェーハ及び発光ダイオード

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207869A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 信越半導体株式会社 エピタキシャルウェーハ及び発光ダイオード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6363092B1 (en) Narrow spectral width high power distributed feedback semiconductor lasers
US6990133B2 (en) Laser diode and manufacturing method thereof
JP3774503B2 (ja) 半導体レーザ素子およびその製造方法
JP3887174B2 (ja) 半導体発光装置
JPH08340147A (ja) 半導体レーザ装置
JP4447728B2 (ja) 半導体レーザ素子
JP2001251019A (ja) 高出力半導体レーザ素子
JP2001068789A (ja) 半導体レーザ
JP4033626B2 (ja) 半導体レーザ装置の製造方法
JP4599432B2 (ja) 半導体レーザ及びその製造方法
JP2001044556A (ja) 半導体レーザ及びその製造方法
JPH1187856A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体レーザ及びその製造方法
JP5233987B2 (ja) 窒化物半導体レーザ
JP2005243998A (ja) 半導体レーザ
JP3075346B2 (ja) 半導体レーザ
JP2000036634A (ja) 半導体発光素子の製造方法
JP2000232253A (ja) 半導体発光素子
JPH10223978A (ja) 半導体レーザおよびその製造方法
JP2005005452A (ja) 半導体レーザ用エピタキシャルウエハおよびその用途
JPH11121876A (ja) 半導体発光素子の製造方法
JPH07263812A (ja) 半導体レーザ装置
JP2001257428A (ja) 高出力半導体レーザ装置およびその作製方法
JP2001060742A (ja) 半導体発光装置およびその製造方法
JP2001244577A (ja) 高出力半導体レーザ素子
Kim et al. GaInP/AlGaInP metal clad ridge waveguide visible laser diodes with CH/sub 4//H/sub 2//Ar reactive ion etched mesa stripes