JP2001044384A - トレンチdramキャパシタ埋め込みプレートを製作する方法 - Google Patents

トレンチdramキャパシタ埋め込みプレートを製作する方法

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JP2001044384A JP2000220682A JP2000220682A JP2001044384A JP 2001044384 A JP2001044384 A JP 2001044384A JP 2000220682 A JP2000220682 A JP 2000220682A JP 2000220682 A JP2000220682 A JP 2000220682A JP 2001044384 A JP2001044384 A JP 2001044384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレンチ内に深いトレンチ・キャパシタを製
作する方法を提供する。 【解決手段】 このキャパシタは、トレンチの上部領域
にカラーを、トレンチの下部領域に埋め込みプレートを
備えている。改良点は、トレンチの上部領域にカラーを
形成する前に、前記トレンチの下部領域をスピン・オン
・ガラスなどの非感光性アンダーフィル材料で充填する
ことである。この方法は、(a)基板中に深いトレンチ
を形成するステップと、(b)トレンチの下部領域をア
ンダーフィル材料で充填するステップと、(c)トレン
チの上部領域にカラーを形成するステップと、(d)ア
ンダーフィルを除去するステップと、(e)トレンチの
下部領域に埋め込みプレートを形成するステップとを含
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、一般に半導体回路
に関し、詳細には、ダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリ(DRAM)の深いトレンチ記憶キャパシタお
よびこのようなキャパシタ中の埋め込みプレートの製作
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体回路内のダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ(DRAM)セルは、通常深いトレ
ンチ記憶キャパシタを組み込んでいる。このように深い
トレンチ記憶キャパシタをパターン化するのに使用され
るリソグラフィ・グラウンド・ルールが、DRAM技術
の各世代ごとに縮小し続けているので、プロセスの複雑
さを減らし、製作許容差を増大させることが望ましい。
埋め込みプレートの拡散領域が、深いトレンチ記憶キャ
パシタ・アレイのプレート領域を接続するために一般に
使用されている。しかし、このような埋め込みプレート
拡散領域を作成する現在の方法は、コストに敏感なDR
AM製作プロセスのプロセス・ステップとプロセスの複
雑さを増大させる。
【0003】例えば、DRAMトレンチ・キャパシタ埋
め込みプレートを製作する標準の方法は、(a)基板の
表面にトレンチをエッチングするステップと、(b)ト
レンチ側壁にバリア層を形成するステップと、(c)ト
レンチをフォトレジストで充填するステップと、(d)
フォトレジストを所定の深さまでエッチングし、エッチ
ング時間によってこの深さを制御し、この深さによっ
て、充填した下部領域と露出した上部領域が画定される
ステップと、(e)前記上部領域の前記バリア層を除去
して、下にある側壁を露出するステップと、(f)前記
フォトレジストをストリップするステップと、(g)バ
リア層を下部領域のマスクとして使用して、側壁の上部
にカラーを形成するステップと、(h)カラーを上部用
マスクとして使用して、トレンチの下部領域に埋め込み
プレートの拡散領域を形成するステップとを含むことが
できる。
【0004】フォトレジスト充填ステップおよびエッチ
ング・ステップを使用した前記プロセスを一般に、フォ
トレジスト・リセス技術と呼ぶ。フォトレジストで充填
するステップおよび、エッチング・ステップはプロセス
の複雑さを増大させるので、フォトレジスト充填ステッ
プおよびエッチング・ステップを省略して、深いトレン
チ記憶キャパシタ内に埋め込みプレート拡散領域を形成
する方法を簡単にし短縮することが望ましい。
【0005】DRAMの深いトレンチ記憶キャパシタと
このようなキャパシタ中の埋め込みプレートを製作する
のに使用される従来方法の欠点は、改善された方法がな
お求められていることを示す。従来方法の欠点を克服す
るため、新しい方法が提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、深い
トレンチ記憶キャパシタ中に埋め込みプレート拡散領域
を形成する方法を簡単にし短縮することである。関連す
る目的は、従来方法で通常使用されるフォトレジスト充
填ステップおよびエッチング・ステップをなくすことで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記その他の目的を達成
するため、その目的に鑑みて、本発明は、トレンチ内に
深いトレンチ・キャパシタを製作する方法を提供する。
キャパシタは、前記トレンチの上部領域にカラーを、前
記トレンチの下部領域に埋め込みプレートを備えてい
る。改良点は、トレンチの上部領域にカラーを形成する
前に、トレンチの下部領域に非感光性アンダーフィル材
料で充填することである。この方法は、(a)基板中に
側壁、底部、上部領域、および下部領域を有する深いト
レンチを形成するステップと、(b)スピン・オン・ガ
ラスなどの非感光性アンダーフィル材料でトレンチの下
部領域を充填するステップと、(c)トレンチの上部領
域にカラーを形成するステップと、(d)アンダーフィ
ルを除去するステップと、(e)トレンチの下部領域に
埋め込みプレートを形成するステップとを含む。
【0008】本発明の方法は、第1の順序(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)または第2の順序
(a)、(b)、(d)、(c)、(e)で順次実行す
ることができる。この方法を第1の順序で実行するとき
は、ステップ(c)は、(i)基板(または、基板の上
のパッド・フィルム)、トレンチ側壁およびアンダーフ
ィルの上に化学的気相付着(CVD)によって酸化物や
酸窒化物などの誘電材料を共形に付着するステップと、
次いで(ii)パッド・フィルムおよびアンダーフィル
の上の誘電体をエッチングして、トレンチ側壁上に誘電
カラーを残すステップを含むこともできる。
【0009】この方法を前述の第2の順序で実行すると
きは、この方法は、ステップ(a)と(b)の間に基板
(または、基板の上のパッド・フィルム)、トレンチ側
壁、およびトレンチ底部の上にバリア・フィルムを形成
するステップをさらに含むことができる。このような方
法は、次にステップ(b)と(d)の間に、上部領域の
トレンチ側壁からバリア・フィルムを除去するステップ
をさらに含むことができる。次に、ステップ(c)は、
熱酸化によりカラーを成長させるステップを含むことが
できる。
【0010】したがって、本発明は、(a)基板の上に
パッド・フィルム層を形成するステップと、(b)パッ
ド・フィルム層を通して、基板中に深いトレンチを形成
するステップと、(c)トレンチの下部領域をスピン・
オン・ガラス・アンダーフィルで充填するステップと、
(d)パッド・フィルム、トレンチ側壁、およびスピン
・オン・ガラス・アンダーフィルの上に材料を共形に付
着するステップと、(e)パッド・フィルムおよびスピ
ン・オン・ガラス・アンダーフィルの上の誘電材料をエ
ッチングして、トレンチ上部領域のトレンチ側壁に誘電
材料のカラーを残すステップと、(f)スピン・オン・
ガラス・アンダーフィルを除去するステップと、(g)
下部領域に埋め込みプレートを形成するステップとを順
次実行する方法を含むことができる。
【0011】本発明はまた、(a)基板の上にパッド・
フィルム層を形成するステップと、(b)パッド・フィ
ルム層を通して、基板中に深いトレンチを形成するステ
ップと、(c)基板、トレンチ側壁、およびトレンチ底
部の上にバリア・フィルムを形成するステップと、
(d)トレンチの下部領域をスピン・オン・ガラス・ア
ンダーフィルで充填するステップと、(e)上部領域の
トレンチ側壁からバリア・フィルムをエッチングするス
テップと、(f)スピン・オン・ガラス・アンダーフィ
ルを除去するステップと、(g)上部領域のトレンチ側
壁を熱酸化して、カラーを成長させるステップと、
(h)下部領域に埋め込みプレートを形成するステップ
とを順次実行する方法も含むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照すると、同じ参
照符号は全体を通して同じ要素を指すが、図1ないし図
5は、本発明の例示的実施形態による製作プロセスにお
ける深いトレンチを示す。まず、図1に示すように、当
分野の技術者に周知の通常の技術、例えばフォトリソグ
ラフィと、反応性イオン・エッチング(RIE)などの
ドライ・エッチングを使用して、基板12中に深いトレ
ンチ10を形成する。基板12には、通常基板12の上
に、厚さ約10nm〜約500nmの窒化シリコン(S
iN)フィルムなどのパッド層14が配設されている。
パッド層14が存在する場合、トレンチ10は、図1に
示すように、パッド層14と基板12の両方を貫通して
おり、トレンチ10は、基板12中で約3μm〜約10
μmの深さを有する。
【0013】トレンチ・エッチング・ステップの後、ア
ンダーフィル16を形成する非感光性材料を、図2に示
すように付着する。アンダーフィルは、例えば、スピン
・オン・ガラス(SОG)フィルムでよい。このステッ
プは、通常1つまたは複数のコーティング・ステーショ
ン、すなわち当技術で周知の一連のベーキング・プレー
トおよびヒーティング・プレートならびにハンドラ・ロ
ボットを組み合せるクリーン・トラック(図示せず)上
で実行される。
【0014】SОG付着プロセスは、通常コーティング
・ステーション(図示せず)のチャック(図示せず)上
にウェハ(図示せず)を付着し、ノズル(図示せず)を
通して一定量のSОGの液状前駆体(図示せず)を塗布
し、あるスピン・コーティング速度で前記ウェハを円形
運動に加速することを含んでいる。均一性を高めるた
め、SОG液状前駆体を塗布する前に、中程度の動的供
給(dispense)速度でスピニングを開始するのが有利で
ある。最終的なSОG前駆体フィルムの厚さは、付着さ
れた前駆体の量ではなく、円形加速度、および典型的に
は約1000〜5000rpm程度である最終スピン速
度で決定される。米国ミシガン州 Midlandのダ
ウ・コーニング(Dow Corning)社製のFl
owable Оxide FОx(R)材料など通常の
市販SОG材料は、このような処理で平坦な基板上に通
常は0.5%σの均一度で約250オングストローム〜
約10000オングストロームの厚さを有するフィルム
が得られる。使用する材料および付着ターゲットによっ
ては、複数のコーティングを付着する必要のあることも
ある。
【0015】スピン・コータを離れた後、ウェハを一連
のホットプレート(図示せず)上などでベークする。ホ
ットプレートは、通常約70℃〜約350℃の温度で動
作する。ホットプレートの中には、約450℃の温度に
達するものもある。ベーキング・ステップは、制御され
た雰囲気中で実行して、SОG前駆体内の溶媒を追い出
し、最適の均一性およびギャップ・フィルが得られるよ
うにSОGフィルムをリフローし、非晶質SОGメッシ
ュへの前駆体の架橋を開始させる。使用される材料およ
び付着ターゲットによっては、複数のコーティングおよ
びベーキング・シークエンスを適用する必要のあること
もある。
【0016】このようにして、付着した酸化物フィルム
は、圧力強化化学的気相付着(PECVD)酸化物より
も密度が低く、したがって、ウエット・エッチング速度
がより高い。追加の熱処理でSОG酸化物の密度を高め
ることもできるが、SОGは通常、本発明で存在するト
レンチなどの限定された形状で増大したウエット・エッ
チング速度を、依然として維持する。
【0017】液状SОG前駆体の使用に固有の平面化お
よびギャップ充填能力は、望ましい高さまでトレンチを
充填するのに有利である。FОx(R)材料は特に自己平
面化性であり、高くなった構造が約20μmという材料
固有の「フロー長さ」よりも横方向に小さくない限り、
高くなった構造の間を充填するように流れる傾向があ
る。したがって、この適用例では、SОGフィルムは、
ウェハの未パターン化領域でも平坦なウェハ上で同じ高
さまで蓄積するが、パターン化領域ではトレンチの間ま
たは上方に材料が蓄積する前にまずトレンチを充填す
る。したがって、前記トレンチにおける充填レベルは、
所与の面積のトレンチの体積を決定し、そのトレンチの
体積を同じ面積を有する平坦な基板に付着されるフィル
ムの体積と比較して想定することができる。全てのアク
ティブ・トレンチにおける充填の良好な均一性を確保す
るため、トレンチ・パターン化領域の縁部に通常はダミ
ー構造を形成する。
【0018】したがって、SОGプロセスを使用する
と、充填高さは、フォトレジスト・リセス・ステップに
おけるようにエッチング・プロセスではなく、付着パラ
メータにより、またトレンチおよび前記トレンチ・パタ
ーン化領域の幾何形状によって決まる。接着効果によ
り、SОG材料の小さいフィルムをトレンチの側壁に貼
り付けることができる。このフィルムは、非常に薄いフ
ッ化水素酸(HF)に短時間浸漬するなど、例えば、4
0:1〜500:1(脱イオン水:フッ化水素)溶液に
30秒〜3分浸漬するなどの等方性エッチング・プロセ
スによって簡単に除去できる。
【0019】図3に示すように、本発明の好ましい実施
形態においては、カラー18の側壁スペーサはトレンチ
10の前記上部領域22(トレンチ10のアンダーフィ
ル16で充填されていない部分)の側壁20に形成され
る。カラー18は、基板12の上(または、基板12の
パッド層14の上)、トレンチ側壁20の上、およびア
ンダーフィル16の上のCVD酸化物や含窒素酸化物
(酸窒化物)などの誘電体の共形付着によって形成でき
る。次に、RIEなどの異方性ドライ・エッチングを使
用して、水平表面(基板12または、パッド層14およ
びアンダーフィル16の上)から誘電材料を除去し、側
壁20上のカラー18だけを残す。したがって、カラー
18の深さは、アンダーフィル材料16の上部範囲によ
って決まる。RIEエッチャントは、CF4、CHF3
NF3、О2、N2またはArのうちの1つあるいは複数
を含むが、それだけには限定されないフィード・ガスの
組合せを含むことができる。
【0020】図4に示すように、次いで例えば、HF含
有溶液を使用してトレンチ10の前記下部領域24から
アンダーフィル材料16をウエット・ストリップするこ
とができる。したがって、カラー18の材料は、アンダ
ーフィル16に対するウエット・エッチングの選択性を
もたらすものを選ぶ。酸窒化物は、カラー18に適した
材料である。したがって、カラー18は、下部領域24
に埋め込みプレートを形成するための以降のステップ中
で上部領域22のマスクとして働く。
【0021】次に、図5に示すように、基板12中に埋
め込みプレート26を外方拡散として形成する。埋め込
みプレート26を形成する外方拡散は、アルセノシリコ
ン・ガラス(ASG)のドライブ・イン、プラズマ・ド
ーピング(PLAD)、プラズマ・イオン・インプラン
テーション(PIII)、気相拡散または当技術分野で
公知の他の技術を使用して形成することができる。
【0022】ここで図6と図7を参照すると、代替実施
形態においては、図1のトレンチ10をまず薄いバリア
・フィルム30で覆うことができる。バリア・フィルム
30は、通常CVDによって約3nm〜約20nmの厚
さに付着されたSiNフィルムとすることができる。次
に、アンダーフィル16を、前述のようにトレンチ10
内に付着することができる。次いで、普通はリン酸また
はHFを含有するウエット溶液などによる化学エッチン
グによって、バリア・フィルム30をトレンチ10の上
部領域22から除去することができる。アンダーフィル
16は、上部領域22におけるバリア・フィルム30の
除去中に下部領域24をマスクする。
【0023】次に、図7に示すように、HF含有化学薬
品によるストリッピングなどによって下部領域24から
アンダーフィル16を除去し、局部酸化プロセス(LО
CОS)による熱酸化成長などによって上部領域22に
カラー32を形成する。このような局部酸化ステップ
は、約800℃〜約1100℃の温度で酸素(О2)ま
たは水(H2О)にさらすことを含むことができる。バ
リア・フィルム30は、酸化物成長プロセスから下部領
域24をマスクする。次いでバリア・フィルム3を除去
し、次いで上部領域22のカラー32は、前述のよう
に、後で外方拡散によって埋め込みプレート26を形成
するためのマスクとして働くことができる。言い換えれ
ば、カラー32は、絶縁カラーとして働くことができ
る。
【0024】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0025】(1)深いトレンチに深いトレンチ・キャ
パシタを製作する方法であって、前記キャパシタが、前
記トレンチの上部領域にカラーを、前記トレンチの下部
領域に埋め込みプレートを備えており、前記トレンチの
上部領域に前記カラーを形成する前に、前記トレンチの
下部領域を非感光性アンダーフィル材料で充填する点で
改良された方法。 (2)前記アンダーフィル材料が、スピン・オン・ガラ
スである上記(1)に記載の方法。 (3)(a)基板中に前記深いトレンチを形成するステ
ップと、(b)前記トレンチの下部領域を前記非感光性
アンダーフィル材料で充填するステップと、(c)前記
カラーを前記トレンチの上部領域に形成するステップ
と、(d)前記アンダーフィルを除去するステップと、
(e)前記埋め込みプレートを前記下部領域に形成する
ステップとをさらに含む上記(1)に記載の方法。 (4)記載のステップが(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)の順序で順次実行される上記(3)に記
載の方法。 (5)ステップ(a)の前に、前記基板の上にパッド・
フィルムを作成するステップを含み、かつステップ
(a)において、前記パッド・フィルムを通して、前記
基板中に前記トレンチを形成するステップをさらに含む
上記(4)に記載の方法。 (6)ステップ(d)が、フッ化水素を含有する化学溶
液によるウエット・ストリップにより前記アンダーフィ
ルを除去するステップを含む上記(4)に記載の方法。 (7)ステップ(e)が、ASGドライブ・イン、プラ
ズマ・ドーピング、プラズマ・イオン・インプランテー
ション、および気相拡散からなる群から選択された方法
を使用して前記埋め込みプレートを形成するステップを
含む上記(4)に記載の方法。 (8)ステップ(c)が、(i)前記基板、前記トレン
チ側壁、および前記アンダーフィルの上に誘電材料を共
形に付着するステップと、(ii)前記基板および前記
アンダーフィルの上の前記誘電材料をエッチングして、
前記トレンチ側壁に誘電カラーを残すステップとを含む
上記(4)に記載の方法。 (9)ステップ(c)(i)が、化学的気相付着によっ
て前記誘電材料を付着するステップを含み、前記誘電材
料が、酸化物と酸窒化物のいずれかである上記(8)に
記載の方法。 (10)ステップ(c)(ii)が、前記基板および前
記アンダーフィル上の前記誘電材料を異方性ドライ・エ
ッチングによってエッチングするステップを含む上記
(9)に記載の方法。 (11)ステップ(c)(ii)が、前記基板および前
記アンダーフィル上の前記誘電材料反応性イオン・エッ
チングによってエッチングすることを含む上記(10)
に記載の方法。 (12)前記トレンチの下部領域を非感光性アンダーフ
ィルで充填するステップ(b)が、スピン・オン・ガラ
ス・フィルムを付着するステップを含む上記(4)に記
載の方法。 (13)記載のステップが、(a)、(b)、(d)、
(c)、(e)の順序で順次実行される上記(3)に記
載の方法。 (14)前記トレンチがさらに、側壁と底部を備えてお
り、ステップ(a)と(b)の間に、前記基板、前記ト
レンチの側壁、および前記トレンチの底部の上にバリア
・フィルムを形成するステップをさらに含む上記(1
3)に記載の方法。 (15)パッド・フィルムが、前記基板の上に存在して
おり、バリア・フィルムを形成する前記ステップが、前
記パッド・フィルムの上に前記バリア・フィルムを形成
するステップを含む上記(14)に記載の方法。 (16)ステップ(b)と(d)の間に、前記上部領域
の前記トレンチ側壁からバリア・フィルムを除去するス
テップをさらに含む上記(14)に記載の方法。 (17)化学エッチングにより前記バリア・フィルムを
除去するステップをさらに含む上記(16)に記載の方
法。 (18)化学エッチング・ステップが、リン酸を含有す
るウエット溶液でエッチングするステップを含む上記
(17)に記載の方法。 (19)ステップ(c)が、熱酸化により前記カラーを
成長させるステップを含む上記(17)に記載の方法。 (20)前記トレンチの下部領域を、非感光性アンダー
フィルで充填するステップ(b)が、スピン・オン・ガ
ラス・フィルムを付着するステップを含む上記(13)
に記載の方法。 (21)(a)基板の上にパッド・フィルム層を形成す
るステップと、(b)前記パッド・フィルム層を通して
前記基板中に、側壁、底部、上部領域、および下部領域
を有する深いトレンチを形成するステップと、(c)前
記トレンチの下部領域をスピン・オン・ガラス・アンダ
ーフィルで充填するステップと、(d)前記パッド・フ
ィルム、前記トレンチ側壁、および前記スピン・オン・
ガラス・アンダーフィルの上に誘電材料を共形に付着す
るステップと、(e)前記パッド・フィルムおよび前記
スピン・オン・ガラス・アンダーフィルの上の前記誘電
材料をエッチングして、誘電材料のカラーを前記トレン
チの上部領域の前記トレンチ側壁上に残すステップと、
(f)前記スピン・オン・ガラス・アンダーフィルを除
去するステップと、(g)前記下部領域に埋め込みプレ
ートを形成するステップと、を順次実行することを含む
深いトレンチ・キャパシタを製作する方法。 (22)(a)基板の上にパッド・フィルム層を形成す
るステップと、(b)前記パッド・フィルム層を通し
て、前記基板中に、側壁、底部、上部、および下部領域
を有する深いトレンチを形成するステップと、(c)前
記基板、前記トレンチの側壁、および前記トレンチの底
部の上にバリア・フィルムを形成するステップと、
(d)前記トレンチの下部領域をスピン・オン・ガラス
・アンダーフィルで充填するステップと、(e)前記上
部領域の前記トレンチ側壁からバリア・フィルムをエッ
チングするステップと、(f)前記スピン・オン・ガラ
ス・アンダーフィルを除去するステップと、(g)カラ
ーを成長させるため前記上部領域における前記トレンチ
側壁を熱酸化するステップと、(h)前記下部領域に埋
め込みプレートを形成するステップとを順次実行するこ
とを含む深いトレンチ・キャパシタを製作する方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例示的実施形態による製作プロセスの
第1ステップとして、基板および基板の上に配置された
パッド層内に形成された深いトレンチを示す略断面図で
ある。
【図2】本発明の例示的実施形態による製作プロセスの
第2ステップとして、図1に示した前記深いトレンチ内
に付着されたアンダーフィルを示す略断面図である。
【図3】本発明の例示的実施形態による製作プロセスの
第3ステップとして、アンダーフィルで充填されていな
いトレンチの上部領域の側壁に形成されたカラーを示す
略断面図である。
【図4】本発明の例示的実施形態による製作プロセスの
第4ステップとして、トレンチの下部領域からアンダー
フィルを除去する過程を示す略断面図である。
【図5】本発明の例示的実施形態の製作プロセスの最終
ステップとして、前記基板内に埋め込みプレートを形成
する過程を示す略断面図である。
【図6】アンダーフィルをトレンチ内に付着する前に、
トレンチをまず、薄いバリア・フィルムで被覆する、本
発明の別の例示的実施形態を示す略断面図である。
【図7】アンダーフィルを下部領域から除去し、カラー
をトレンチの上部領域に形成する本発明の別の例示的実
施形態の次のステップを示す略断面図である。
【符号の説明】
10 深いトレンチ 12 基板 14 パッド層 16 アンダーフィル 18 カラー 20 側壁 22 上部領域 24 下部領域 26 埋め込みプレート 30 バリア・フィルム 32 カラー
フロントページの続き (71)出願人 399035836 インフィニオン テクノロジーズ ノース アメリカ コーポレイション Infineon Technologi es North America Co rp アメリカ合衆国 カリフォルニア サン ホセ ノース ファースト ストリート 1730 1730 North First Stre et、San Jose、CA、USA (72)発明者 ウルリケ・グリューニング アメリカ合衆国12590 ニューヨーク州ワ ッピンガーズ・フォールズ タウン・ビュ ー・ドライブ 38 (72)発明者 カール・ジェイ・レイデンス アメリカ合衆国12540 ニューヨーク州ラ グランジェヴィル カチラー・ドライブ 35 (72)発明者 ダーク・トベン アメリカ合衆国12524 ニューヨーク州フ ィッシュキル ベイベリー・サークル 12

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】深いトレンチに深いトレンチ・キャパシタ
    を製作する方法であって、前記キャパシタが、前記トレ
    ンチの上部領域にカラーを、前記トレンチの下部領域に
    埋め込みプレートを備えており、前記トレンチの上部領
    域に前記カラーを形成する前に、前記トレンチの下部領
    域を非感光性アンダーフィル材料で充填する点で改良さ
    れた方法。
  2. 【請求項2】前記アンダーフィル材料が、スピン・オン
    ・ガラスである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】(a)基板中に前記深いトレンチを形成す
    るステップと、 (b)前記トレンチの下部領域を前記非感光性アンダー
    フィル材料で充填するステップと、 (c)前記カラーを前記トレンチの上部領域に形成する
    ステップと、 (d)前記アンダーフィルを除去するステップと、 (e)前記埋め込みプレートを前記下部領域に形成する
    ステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】記載のステップが(a)、(b)、
    (c)、(d)、(e)の順序で順次実行される請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】ステップ(a)の前に、前記基板の上にパ
    ッド・フィルムを作成するステップを含み、かつステッ
    プ(a)において、前記パッド・フィルムを通して、前
    記基板中に前記トレンチを形成するステップをさらに含
    む請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】ステップ(d)が、フッ化水素を含有する
    化学溶液によるウエット・ストリップにより前記アンダ
    ーフィルを除去するステップを含む請求項4に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】ステップ(e)が、ASGドライブ・イ
    ン、プラズマ・ドーピング、プラズマ・イオン・インプ
    ランテーション、および気相拡散からなる群から選択さ
    れた方法を使用して前記埋め込みプレートを形成するス
    テップを含む請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】ステップ(c)が、 (i)前記基板、前記トレンチ側壁、および前記アンダ
    ーフィルの上に誘電材料を共形に付着するステップと、 (ii)前記基板および前記アンダーフィルの上の前記
    誘電材料をエッチングして、前記トレンチ側壁に誘電カ
    ラーを残すステップとを含む請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】ステップ(c)(i)が、化学的気相付着
    によって前記誘電材料を付着するステップを含み、前記
    誘電材料が、酸化物と酸窒化物のいずれかである請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】ステップ(c)(ii)が、前記基板お
    よび前記アンダーフィル上の前記誘電材料を異方性ドラ
    イ・エッチングによってエッチングするステップを含む
    請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】ステップ(c)(ii)が、前記基板お
    よび前記アンダーフィル上の前記誘電材料反応性イオン
    ・エッチングによってエッチングすることを含む請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記トレンチの下部領域を非感光性アン
    ダーフィルで充填するステップ(b)が、スピン・オン
    ・ガラス・フィルムを付着するステップを含む請求項4
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】記載のステップが、(a)、(b)、
    (d)、(c)、(e)の順序で順次実行される請求項
    3に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記トレンチがさらに、側壁と底部を備
    えており、ステップ(a)と(b)の間に、前記基板、
    前記トレンチの側壁、および前記トレンチの底部の上に
    バリア・フィルムを形成するステップをさらに含む請求
    項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】パッド・フィルムが、前記基板の上に存
    在しており、バリア・フィルムを形成する前記ステップ
    が、前記パッド・フィルムの上に前記バリア・フィルム
    を形成するステップを含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】ステップ(b)と(d)の間に、前記上
    部領域の前記トレンチ側壁からバリア・フィルムを除去
    するステップをさらに含む請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】化学エッチングにより前記バリア・フィ
    ルムを除去するステップをさらに含む請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】化学エッチング・ステップが、リン酸を
    含有するウエット溶液でエッチングするステップを含む
    請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】ステップ(c)が、熱酸化により前記カ
    ラーを成長させるステップを含む請求項17に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】前記トレンチの下部領域を、非感光性ア
    ンダーフィルで充填するステップ(b)が、スピン・オ
    ン・ガラス・フィルムを付着するステップを含む請求項
    13に記載の方法。
  21. 【請求項21】(a)基板の上にパッド・フィルム層を
    形成するステップと、 (b)前記パッド・フィルム層を通して前記基板中に、
    側壁、底部、上部領域、および下部領域を有する深いト
    レンチを形成するステップと、 (c)前記トレンチの下部領域をスピン・オン・ガラス
    ・アンダーフィルで充填するステップと、 (d)前記パッド・フィルム、前記トレンチ側壁、およ
    び前記スピン・オン・ガラス・アンダーフィルの上に誘
    電材料を共形に付着するステップと、 (e)前記パッド・フィルムおよび前記スピン・オン・
    ガラス・アンダーフィルの上の前記誘電材料をエッチン
    グして、誘電材料のカラーを前記トレンチの上部領域の
    前記トレンチ側壁上に残すステップと、 (f)前記スピン・オン・ガラス・アンダーフィルを除
    去するステップと、 (g)前記下部領域に埋め込みプレートを形成するステ
    ップと、を順次実行することを含む深いトレンチ・キャ
    パシタを製作する方法。
  22. 【請求項22】(a)基板の上にパッド・フィルム層を
    形成するステップと、 (b)前記パッド・フィルム層を通して、前記基板中
    に、側壁、底部、上部、および下部領域を有する深いト
    レンチを形成するステップと、 (c)前記基板、前記トレンチの側壁、および前記トレ
    ンチの底部の上にバリア・フィルムを形成するステップ
    と、 (d)前記トレンチの下部領域をスピン・オン・ガラス
    ・アンダーフィルで充填するステップと、 (e)前記上部領域の前記トレンチ側壁からバリア・フ
    ィルムをエッチングするステップと、 (f)前記スピン・オン・ガラス・アンダーフィルを除
    去するステップと、 (g)カラーを成長させるため前記上部領域における前
    記トレンチ側壁を熱酸化するステップと、 (h)前記下部領域に埋め込みプレートを形成するステ
    ップとを順次実行することを含む深いトレンチ・キャパ
    シタを製作する方法。
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