JP2001044282A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JP2001044282A
JP2001044282A JP11220093A JP22009399A JP2001044282A JP 2001044282 A JP2001044282 A JP 2001044282A JP 11220093 A JP11220093 A JP 11220093A JP 22009399 A JP22009399 A JP 22009399A JP 2001044282 A JP2001044282 A JP 2001044282A
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film layer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクト部の導電性部材と配線層とのシ
ョートマージンを拡大しつつ、水素拡散の妨害を抑制す
る事が可能な半導体装置を提供する。 【解決手段】 基板基材101上に形成された半導体素
子と、半導体素子1上に配置された層間絶縁膜層100
(層間絶縁膜層115及び108とから構成されてい
る)と、層間絶縁膜層100内部に保持されている導電
性配線層102と、半導体素子1に接触し、且つ層間絶
縁膜100を貫通して形成されたコンタクトホール20
と、コンタクトホール20の内壁部21に設けられたサ
イドウオール22及びコンタクトホール20のサイドウ
オール22で囲まれた空間部24に埋め込まれている導
電材料210からなるコンタクト部25とから構成され
ている半導体装置10であって、サイドウォール22に
スリット部26が設けられている半導体装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及び半
導体装置の製造方法に関するものであり、更に詳しく
は、ダウンサイジング化される半導体装置に於て、配線
層とコンタクト部との間のショートマージンを拡大する
と共に、水素の拡散を維持する事が出来る半導体装置及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデバイス縮小化、集積化により、
コンタクト、配線間の間隔が非常に小さくなってきてい
る。そこで、コンタクト、配線ショートマージンの拡大
の方法として、サイドウォールコンタクトが用いられる
ようになった。特に、フッ酸等の薬品の処理に対して、
エッチングされにくく、膜減りが少ない窒化膜をサイド
ウォールに用いたケースが増えてきている。
【0003】一方、層間酸化膜の平坦化のために行われ
るCMPに対するストッパーとして、積層構造内で、窒
化膜が用いられるようになってきている。
【0004】しかしながら、当該窒化膜は、電気的な絶
縁性に関しては問題はないものの、従来の酸化膜と比較
して、水素を通しにくく、水素アロイ工程における、水
素の拡散を妨げるという問題点がある。特に、従来の窒
化膜サイドウォールを用いたコンタクトの場合、コンタ
クト内を伝って、水素が周囲に拡散することは非常に困
難である。
【0005】此処で、従来の方法により製造された半導
体装置の例を図13を参照しながら説明する。
【0006】即ち、図中、220は窒化膜サイドウォー
ルであり、又230は導電材料である。この構造におい
ては、当該窒化膜サイドウォール220にスリットが入
っていない。このため、例えば、複数層に形成された当
該第2の層間絶縁膜層105に於ける第1の副層間絶縁
膜107と第3の層間絶縁膜104に於ける第1の副層
間絶縁膜層106の材料が窒化膜のとき、第1配線層1
02、第2配線層103は、窒化膜に囲われる構造にな
る。そして、窒化膜は酸化膜と比べ密でであるため、水
素を非常に通しにくい。このため、後の水素アロイ工程
において、水素拡散の妨害になり、第1配線層102、
第2配線層103をはじめ、図示していないが、その他
素子の界面等のダメージ層への水素の到達が不十分にな
り、ダメージ回復が不十分になり、信頼性上の問題が生
じる可能性がある。
【0007】その他、特開平5−160362号公報に
は、シリコン窒化膜を使用したDRAMの構造が示され
てはいるが、当該窒化膜は、単にエッチングストッパと
してメモリ部及び周辺回路部の表面を被覆する為に平面
的に配置されるに過ぎず、コンタクトホール内のサイド
ウォールとして当該窒化膜を使用する技術に関しては開
示がない。
【0008】又、特開平9−199681号公報には、
容量素子の形成方法に関して記載されており、その中
で、コンタクトホールのサイドウォールとしてシリコン
酸化膜を使用する技術が開示されてはいるが、係るサイ
ドウォールは、上記した様に、後工程の於ける種々の処
理操作に於て、破壊される可能性が大きいので本発明の
目的には使用しえないものである。
【0009】更に、特開平9−213793号公報に
は、スルーホールを使用した多層化半導体装置の構造が
開示されているが、当該スルーホール内にはサイドウォ
ールを使用する技術は開示されておらず、又窒化膜を使
用する例が示されてはいるものの、当該窒化膜は、単に
当該スルーホールに対するエッチングストッパとして当
該スルーホールの形成位置に基板と平行に形成されてい
るに過ぎないものであり、当該窒化膜をコンタクトホー
ルのサイドウォールとして使用する技術を開示してはい
ない。
【0010】
【解決しようとする課題】従って、本発明の目的は、上
記した従来技術の欠点を改良し、微細化が進む半導体装
置に於て、当該窒化膜をサイドウォールに使用したコン
タクトに於て、当該コンタクト部の導電性部材と配線層
とのショートマージンを拡大しつつ、かつ、水素拡散の
妨害を抑制する事が可能な半導体装置及びその製造方法
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明は上記した目的を達成す
るため、以下に記載されたような技術構成を採用するも
のである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、基
板基材と、当該基板基材上に形成された半導体素子と、
当該半導体素子上に配置された少なくとも一層の層間絶
縁膜層と、当該層間絶縁膜層内部に保持されている少な
くとも1層の導電性配線層と、当該半導体素子の少なく
とも一部に接触し、且つ当該層間絶縁膜を貫通して形成
されたコンタクトホールと、当該コンタクトホール内壁
部に設けられた絶縁膜層からなるサイドウオール及び当
該コンタクトホールの当該サイドウオールで囲まれた空
間部に埋め込まれている導電材料からなるコンタクト部
とから構成されている半導体装置であって、当該サイド
ウォールにおける当該コンタクトホールの中心軸線方向
に沿って、当該中心軸線方向と直交する平面を含んだス
リット部が少なくとも一つ設けられている半導体装置で
あり、又本発明に係る第2の態様としては、基板基材上
に形成された半導体素子と当該半導体素子上に少なくと
も1層の導電性配線層をその内部に狭持した層間絶縁膜
層が少なくとも一層配置されている半導体装置に於い
て、当該半導体装置に於ける当該最上層部を構成する当
該層間絶縁膜層の表面より当該半導体素子の所定の部位
が露出する様に、開孔部を形成する第1の工程、当該開
孔部内に絶縁性物質を埋め込む第2の工程、当該絶縁性
物質をエッチバックして当該絶縁性物質の上面の位置
が、当該最下層を構成する当該層間絶縁膜層に狭持され
ている当該導電性配線層の上面の位置よりも高く、且つ
当該層間絶縁膜層の上表面の位置よりも低くなる様な位
置にエッチバックする第3の工程、導電性材料からなる
導電性膜層を当該コンタクトホールの内壁面に形成する
第4の工程、当該コンタクトホールの内壁面に形成され
た当該導電性膜層をマスクとして使用して、当該絶縁性
物質を、当該コンタクトホールの内壁部分に形成される
サイドウォール部を除去して中空空間部を形成する第5
の工程、当該導電性膜層を取り除くか或いはそのまま
で、当該中空空間部内に導電性材料を埋め込む第6の工
程、当該導電性材料をエッチバックして当該導電性材料
の上面の位置が、当該サイドウォールを構成する当該絶
縁性物質の上端部よりも高く、且つ当該層間絶縁膜層の
上表面の位置よりも低くなる様な位置にエッチバックす
る第7の工程、上記した第2の工程から第6の工程を繰
り返す第8の工程、とから構成されている半導体装置の
製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該半導体装置及び
その製造方法は、上記した様な技術構成を採用している
ので、窒化膜サイドウォールコンタクトにおいて、スリ
ット状のサイドウォール窒化膜を有する構造としている
ことから、窒化膜サイドウォールのスリットを通して水
素の拡散が行われ、従来の構造と比較して、十分に水素
が配線層をはじめ、各素子へ到達する事になる。更に、
本発明に係る当該半導体装置及び半導体装置の製造方法
に於いては、当該スリット状部を形成した窒化膜サイド
ウォールを有するコンタクトの構造を使用する事から、
配線とコンタクトホール内の導電性部材とのショートマ
ージンを拡大しつつ、かつ、水素拡散の妨害を抑制する
事が可能となるのである。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係る半導体装置及びその製
造方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0014】即ち、図1は、本発明に係る当該半導体装
置の一具体例の構成を示す断面図が示されており、図
中、基板基材101と、当該基板基材101上に形成さ
れた半導体素子と、当該半導体素子1上に配置された少
なくとも一層の層間絶縁膜層100(層間絶縁膜層11
5及び108とから構成されている)と、当該層間絶縁
膜層100内部に保持されている少なくとも1層の導電
性配線層102と、当該半導体素子1の少なくとも一部
に接触し、且つ当該層間絶縁膜100を貫通して形成さ
れたコンタクトホール20と、当該コンタクトホール2
0の内壁部21に設けられた絶縁膜層からなるサイドウ
オール22及び当該コンタクトホール20の当該サイド
ウオール22で囲まれた空間部24に埋め込まれている
導電材料210からなるコンタクト部25とから構成さ
れている半導体装置10であって、当該サイドウォール
22における当該コンタクトホール20の中心軸線方向
に沿って、当該中心軸線方向と直交する平面を含んだス
リット部26が少なくとも一つ設けられている半導体装
置10が示されている。
【0015】本発明に係る当該半導体装置10に於ける
当該スリット部26に於いては、当該層間絶縁膜層10
0と当該コンタクト部25とが互いに当接する様に構成
されているものである。又、本発明に於ける当該半導体
装置10の当該コンタクトホール20は、当該導電性配
線層102又は103に近接して配置されている事が望
ましい。更に、本発明に係る当該スリット部26は、水
素の移動通路として機能しているものである。一方、本
発明に於ける当該半導体装置10の当該スリット部26
は、当該半導体装置10を構成する層間絶縁膜層10
0、105、104にそれぞれ対応して設けられている
事が望ましい。
【0016】然も、本発明に係る当該スリット部26
は、当該コンタクトホール20の中心軸線方向に沿って
所定の位置で且つ当該コンタクトホール20の中心軸線
の方向と直交する方向の面内に於いて、当該コンタクト
ホールの周縁に沿って適宜の周縁部長さを有して形成さ
れる事が好ましく、更には、当該スリット部26は、当
該コンタクトホール20の中心軸線方向に沿って所定の
位置で且つ当該コンタクトホールの中心軸線の方向と直
交する方向の面内に於いて、当該コンタクトホールの周
縁に沿って当該周縁部長さを有して形成される事も望ま
しい。
【0017】つまり、本発明に係る当該スリット部26
は、当該コンタクトホールの内壁部を構成するサイドウ
ォールの周縁部に当該コンタクトホール20の中心軸線
の方向と直交する方向の面を含んだ方向に形成されるも
のであって、その形状は、当該コンタクトホール20の
全周縁部に形成されるもので有っても良く、又その一部
の周縁部に形成したもので有っても良い。又、当該スリ
ット部26は、当該半導体装置10が当該層間絶縁膜層
を複数層100、105、104に積層している場合に
は、各層間絶縁膜層に対応した位置に形成されるもので
ある事が望ましい。尚、本発明に使用される当該それぞ
れの層間絶縁膜層は、それぞれの配線層102、103
等を狭持する為、少なくとも2層の層間絶縁膜を積層し
て形成されている事が望ましい。本発明に於て使用され
る当該サイドウォール22は、窒化膜層で構成されてい
るものであり、例えばシリコン窒化膜で構成されている
ものである。
【0018】本発明に係る当該半導体装置10の更に詳
細な構成に付いて付言するならば、図1に於て、101
はシリコン基板であり、131は素子分離酸化膜であ
る。又、130は拡散層であって、図1では示されてい
ないが、ソース拡散層及びドレイン拡散層をそれぞれ個
別に形成している。一方、102は、第1の層間絶縁膜
層100内に配置された第1配線層であり、又、103
は、第2の層間絶縁膜層105内に配置された第2の配
線層である。
【0019】既に説明した様に、本発明に於ける当該半
導体装置10に於て、当該第1の層間絶縁膜層100
は、更に第1の副層間絶縁膜115と第2の副層間絶縁
膜108とから構成されているものであり、同様に他の
層間絶縁膜層105に於いても、複数の副層間絶縁膜層
を組み合わせて構成されている事が望ましい。即ち、当
該第2の層間絶縁膜層105に於いては、第1の副層間
絶縁膜層107と第2の副層間絶縁膜層116とで構成
されているものであり、又当該第3の層間絶縁膜層10
4に於いては、第1の副層間絶縁膜層106と第2の副
層間絶縁膜層117とで構成されているものである。
尚、本具体例に於ける当該第1の副層間絶縁膜層107
と106とは、積層構造を形成する際、層間酸化膜に対
してCMP処理を行うときのストッパーとして機能する
事になるので、その材料としては窒化膜を使用する事が
好ましい。
【0020】次に、本発明に係る当該半導体装置の製造
方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】先ず、図2に示す様に、基板材料101上
に素子分離酸化膜131、拡散層130、を従来公知の
方法で形成した後、図示の様な3層の層間絶縁膜層10
0、105、104を順次積層すると共に、当該層間絶
縁膜層100と105内にそれぞれ第1の配線層102
と第2の配線層103を個別に形成する。
【0022】その際の各部分のスペックは、以下の通り
とした。
【0023】第1配線層102の厚さを80nm、第2
配線層103の厚さを80nm、第1の層間絶縁膜層1
00に於ける当該第1の副層間絶縁膜層115の厚さを
100nm、第2の副層間絶縁膜108の厚さを200
nm)、第2の層間絶縁膜層105に於ける第1の副層
間絶縁膜層107の厚さを40nm、当該第2の副層間
絶縁膜層105の厚さを250nm、及び第3の層間絶
縁膜層104に於ける第1の副層間絶縁膜層106の厚
さを40nm、当該第2の副層間絶縁膜層117の厚さ
を150nmとなる様に設定して製造した後、当該半導
体装置の最上層の層間絶縁膜層の表面から、当該基板1
01に形成された当該半導体素子部1の一部に当接する
様に略垂直にコンタクトホール20を開口する。
【0024】図中、第1の配線層102と、第2の配線
層103は紙面に対して、垂直に配線されているものと
する。また、当該第1の層間絶縁膜層100に於ける第
1の副層間絶縁膜115と第2の副層間絶縁膜108、
又当該第2の層間絶縁膜層105に於ける第2の副層間
絶縁膜層116と当該第3の層間絶縁膜層104に於け
る第2の副層間絶縁膜層117とは何れもその材料はS
iO2 若しくはBPSG等の酸化膜系の材料を使用する
事が好ましい。また、当該第2の層間絶縁膜層105に
於ける当該第1の副層間絶縁膜層107及び当該第3の
層間絶縁膜層104に於ける当該第1の副層間絶縁膜層
116とは、上記した様に積層構造を形成する際、層間
酸化膜に対してCMPを行うときのストッパーとして、
又は、他部の素子にて製造上必要となり堆積されたもの
とし、その材料としては窒化膜が考えられる。
【0025】次に、図3に示す様に、当該コンタクトホ
ール20及び当該半導体装置10の外表面全体に窒化膜
109を堆積せしめるものである。即ち、図3に示す様
に、窒化膜109を350nm程度堆積し、当該コンタ
クトホール20を完全に当該窒化膜で埋め込むと同時に
当該半導体装置10の外表面部にも当該窒化膜109の
膜を形成する。
【0026】更に、図4に示す様に、当該窒化膜109
のエッチバックを行う。係る工程に於いては、当該窒化
膜109に対して異方性ドライエッチングにより、エッ
チバックを行う事が望ましい。係るエッチングにおい
て、第3の層間絶縁膜層104を構成する第2の副層間
絶縁膜層117をエッチングしないような、選択性を有
するガスを用いる必要があり、具体的には、例えば、当
該窒化膜がシリコン窒化膜である場合には、層間絶縁膜
層を構成するシリコン酸化膜に対する選択比が高い塩素
ガス(Cl2ガス)を使用する事が望ましい。当該エッチ
バック処理に於いては、図4に示す様に、当該コンタク
トホール20内に残される当該窒化膜109の当該基板
101の表面からの高さH1が約250nm程度と成る
ように処理を行った。つまり、本発明に於ける当該具体
例に於いては、当該絶縁性物質である当該窒化膜109
をエッチバックして当該絶縁性物質109の上面の位置
が、当該最下層の層間絶縁膜である第1の層間絶縁膜1
00内に狭持されている当該導電性配線層102の上面
の位置よりも高く、且つ当該第1の層間絶縁膜層100
の上表面の位置よりも低くなる様な位置となる様にエッ
チバックする事が望ましい。
【0027】続いて、図5に示す様に、当該半導体装置
10の外部表面全面と当該コンタクトホール20の内部
にサイドウォールル30が形成される様に導電性材料1
10を堆積する。係る工程に於いては、例えば、当該導
電性材料110としてDOPOS或いはタングステン等
が使用出来、その堆積膜厚を約50nmとする。当該導
電性材料の堆積方法は、例えばCVD法が望ましい。そ
の後、図6に示す様に、当該コンタクトホール20内部
の側壁面にサイドウォール30を残して当該導電性材料
110をエッチバックする。係る工程に於ける当該導電
材料110のエッチバック処理は、異方性ドライエッチ
ング法を使用してエッチバックを行う事が望ましい。又
当該エッチバック処理に於て、前記した様に、第3の層
間絶縁膜層104を構成する第2の副層間絶縁膜層11
7をエッチングしないような、選択性を有するガスを用
いる必要があり、具体的には、例えば、シリコン酸化膜
に対する選択比が高いHBrとCl2 の混合ガスを使用
する事が望ましい。
【0028】次いで、図7に示す様に、当該コンタクト
ホール20の内部壁面21に形成さされた導電性材料1
10からなるサイドウォール30をマスクとして、当該
窒化膜109をエッチバック処理して当該窒化膜109
にも中空状空間部32を形成する。係るエッチバック処
理に於いては、当該窒化膜109に対して異方性ドライ
エッチングにより、エッチバックを行う事が好ましい。
このエッチングにおいても第3の層間絶縁膜層104を
構成する第2の副層間絶縁膜層117をエッチングしな
いような、選択性を有するガスを用いる必要があり、例
えば、シリコン酸化膜に対する選択比が高い塩素ガス
(Cl2ガス) を使用する事が望ましい。これによって
窒化膜サイドウォール33が形成される。その後、図7
に示す構造を有する半導体装置10の当該コンタクトホ
ール20内に導電性材料111を埋め込み、続いて当該
導電材料110及び111をエッチバック処理する。具
体的には、図7の当該半導体装置10の表面に導電材料
111を350nm程度堆積し、コンタクト20の内部
も当該導電材料111により再び埋め込む。当該導電材
料111の材料は、導電材料110と同一材料を用いる
もので有ってもよい。しかる後、当該導電材料110と
111に対して異方性ドライエッチングにより、エッチ
バックを行う。このエッチングにおいても前記した様
に、第3の層間絶縁膜層104を構成する第2の副層間
絶縁膜層117をエッチングしないような、選択性を有
するガスを用いる必要があり、具体的には、例えば、シ
リコン酸化膜に対する選択比が高いHBrとCl2 の混
合ガスを使用する事が望ましい。
【0029】このとき、図8に示すように、当該導電性
材料(主に111)の当該コンタクトホール20内部に
残留する部分に於ける当該基板101からの高さH2は
280nm程度となる様にエッチバック処理を行う事が
望ましい。即ち、本具体例に於いては、当該導電性材料
111をエッチバックして当該導電性材料111の上面
の位置が、当該サイドウォール33を構成する当該絶縁
性物質である当該窒化膜109の上端部よりも高く、且
つ当該第1の層間絶縁膜層100の上表面の位置よりも
低くなる様な位置になる様にエッチバック処理する事が
望ましい。係るエッチバック処理することによって、当
該導電性部材111が、当該窒化膜109のサイドウォ
ール33で形成された当該中空状空間部32内を埋める
と同時に、当該サイドウォール33の上端部から突出し
た当該導電性部材111の先端部が、当該サイドウォー
ル33の連続性を破壊し、直接当該第1の層間絶縁膜1
00を構成する部材と当接する事になる。従って、当該
サイドウォール33の上端部から突出した当該導電性部
材111の先端部が本発明に於ける当該サイドウォール
33のスリット部26を形成する事になる。
【0030】続いて、図3に示す操作を繰り返して、当
該コンタクトホール20を含む当該半導体装置10の外
表面に、窒化膜縁112を350nm程度堆積し、当該
コンタクトホール20も当該窒化膜112で埋めつく
す。
【0031】その後、図4に示す操作を繰り返し、当該
窒化膜112に対して異方性ドライエッチングにより、
エッチバックを行う事によって図9に示す様な半導体装
置10の構成を得る。係るエッチバック処理に於いて
は、図4に於いて説明したと同様に、第3の層間絶縁膜
層104を構成する第2の副層間絶縁膜層117をエッ
チングしないような、選択性を有するガスを用いる必要
があり、具体的には、例えば、当該窒化膜がシリコン窒
化膜である場合には、層間絶縁膜層を構成するシリコン
酸化膜に対する選択比が高い塩素ガス(Cl2 ガス) を
使用する事が望ましい。このとき、図9に示すように、
当該新たに形成された窒化膜112の上端部は、基板1
01からの高さH3が440nm程度となるように、窒
化膜112をエッチバックする事が望ましい。
【0032】つまり、本具体例に於いて、当該絶縁性物
質である当該窒化膜112をエッチバックして当該絶縁
性物質112の上面の位置が、当該中間層の層間絶縁膜
である第2の層間絶縁膜105内に狭持されている当該
導電性配線層103の上面の位置よりも高く、且つ当該
第2の層間絶縁膜層105の上表面の位置よりも低くな
る様な位置となる様にエッチバックする事が望ましい。
【0033】続いて、図示されてはいないが、前記した
図5〜図8に示す工程が繰り返されて、導電材料151
を堆積して厚さ50nmの導電性部材膜151を形成す
る工程、及び導電性部材膜151をエッチバック処理す
る工程、窒化膜112をエッチバックする工程、導電材
料113を堆積して厚さ350nm程度の導電性部材膜
113を形成する工程、及び導電性部材膜113と15
1をエッチバック処理する工程とが実行され、図10に
示す様なコンタクト部の構成を得る事になる。
【0034】図10に於いて、窒化膜サイドウォール1
12は窒化膜112をエッチバックして得られたもので
ある。また、導電材料151、113の材料は、導電材
料110、111と同一の材料を用いる。また、導電材
料151、113の表面は図10に示すように、基板か
らの高さH4が550nm程度になるようにエッチバッ
クを施す事が望ましい。
【0035】つまり、本具体例に於いては、当該導電性
部材からなる膜層151、113の上面部の位置が、当
該導電性材料113、151をエッチバックして当該サ
イドウォール34を構成する当該絶縁性物質である当該
窒化膜112の上端部よりも高く、且つ当該第2の層間
絶縁膜層105の上表面の位置よりも低くなる様な位置
になる様にエッチバック処理する事が望ましい。
【0036】その後、当該半導体装置10の上面に窒化
膜114を50nm程度堆積する事によって、図11に
示す様な構成をうる。
【0037】次いで、図12に示す様に、当該窒化膜1
14に対して異方性ドライエッチングにより、エッチバ
ックを行うことにより、窒化膜サイドウォール35を得
る。このエッチング処理工程ににおいても、第3の層間
絶縁膜層104を構成する第2の副層間絶縁膜層117
をエッチングしないような、選択性を有するガスを用い
る必要があり、具体的には、例えば、塩素ガス(Cl2
ガス) を使用する事が望ましい。
【0038】最後に、当該コンタクトホール20を含む
当該半導体装置10の外表面に導電材料210を350
nm程度堆積させると共に、当該コンタクトホール20
内にも当該導電材料210を埋め込んだ後、当該導電材
料210を異方性ドライエッチングにより、エッチバッ
クを行う事によって図1に示す様な本発明に係る当該半
導体装置10を得る事が出来る。このエッチングにおい
ても、第3の層間絶縁膜層104を構成する第2の副層
間絶縁膜層117をエッチングしないような、選択性を
有するガスを用いる必要があり、例えば、HBrとCl
2 の混合ガスを使用する事が望ましい。
【0039】その後の工程は、図示しないが、配線材料
を堆積、パターニングする事によって、導電材料210
を介して、拡散層130と電気的に接触した配線を得る
ことができる。
【0040】なお、本実施例の構成材料、成膜方法、各
種の数値は上記に限定されるものではない。
【0041】又、本具体例に於いては、当該半導体装置
10は、3層の層間絶縁膜100、105、104で構
成され、当該第1と第2の層間絶縁膜100、105に
配線層102、103が配置された例を示したが、本発
明に於いては係る構成に特定されるものではなく、当該
層間絶縁膜の積層数が、3層以上のもので、配線層を含
む層間絶縁膜も3層以上である場合も当然含まれる事は
言うまでもない。
【0042】上記の具体例の説明から明らかな様に、本
発明に係る第2の態様である半導体装置の製造方法とし
ては、例えば、以下に示す様な工程の組合せで構成され
るものである。
【0043】即ち、基板基材上に形成された半導体素子
と当該半導体素子上に少なくとも1層の導電性配線層を
その内部に狭持した層間絶縁膜層が少なくとも一層配置
されている半導体装置に於いて、当該半導体装置に於け
る当該最上層部を構成する当該層間絶縁膜層の表面より
当該半導体素子の所定の部位が露出する様に、開孔部を
形成する第1の工程、当該開孔部内に絶縁性物質を埋め
込む第2の工程、当該絶縁性物質をエッチバックして当
該絶縁性物質の上面の位置が、当該最下層を構成する当
該層間絶縁膜層に狭持されている当該導電性配線層の上
面の位置よりも高く、且つ当該層間絶縁膜層の上表面の
位置よりも低くなる様な位置にエッチバックする第3の
工程、導電性材料からなる導電性膜層を当該コンタクト
ホールの内壁面に形成する第4の工程、当該コンタクト
ホールの内壁面に形成された当該導電性膜層をマスクと
して使用して、当該絶縁性物質を、当該コンタクトホー
ルの内壁部分に形成されるサイドウォール部を除去して
中空空間部を形成する第5の工程、当該導電性膜層を取
り除くか或いはそのままで、当該中空空間部内に導電性
材料を埋め込む第6の工程、当該導電性材料をエッチバ
ックして当該導電性材料の上面の位置が、当該サイドウ
ォールを構成する当該絶縁性物質の上端部よりも高く、
且つ当該層間絶縁膜層の上表面の位置よりも低くなる様
な位置にエッチバックする第7の工程、上記した第2の
工程から第6の工程を繰り返す第8の工程、とから構成
されている半導体装置の製造方法である。
【0044】本発明に係る当該半導体装置の製造方法に
於いては、当該第7の工程と第8の工程との間に、上記
した第2の工程から第7の工程を必要に応じて1回もし
くは複数回繰り返す第7(a)の工程が付加される事の
望ましい。更に、本発明に於ける当該半導体装置の製造
方法に於いては、当該絶縁性物質は窒化膜である事が望
ましい。更に、本発明に係る当該半導体装置の製造方法
に於いては、当該窒化膜からなるサイドウォールは、当
該導電性配線層の近傍に形成する事が望ましい。
【0045】一方、本発明に係る当該半導体装置の製造
方法に於いては、当該窒化膜に形成される当該スリット
部は、当該コンタクトホールの中心軸線方向に沿って所
定の位置で且つ当該コンタクトホールの中心軸線の方向
と直交する方向の面内に於いて、当該コンタクトホール
の周縁に沿って当該周縁部長さを有して形成する事が好
ましい。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る当該半導体装置及びその製
造方法は、上記した様な技術構成を採用しているので、
第1の配線層102と、第2の配線層103の横は、窒
化膜サイドウォール33、34があり、第1の配線層1
02と第2の配線層103とコンタクトホール20内の
導電材料111、113及び210とのショートマージ
ンを拡大するという、窒化膜サイドウォール本来の目的
を達成している。
【0047】それに加え、本発明に於いては、第1の配
線層102と第2の配線層103が配置されていない当
該コンタクトホール20に於ける当該サイドウォール3
3、34、35部において、その1部にスリット26が
入っている(つまり、窒化膜サイドウォール33と窒化
膜サイドウォール34の間と、窒化膜サイドウォール3
4と窒化膜サイドウォール35との間)。この構造によ
り、後の水素アロイ工程における、水素の拡散妨害を抑
制する効果が得られる事になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る半導体装置の1具体的の
構成を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図3】図3は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図4】図4は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図5】図5は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図6】図6は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図7】図7は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図8】図8は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図9】図9は、本発明に係る半導体装置の製造方法の
一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の断面
図である。
【図10】図10は、本発明に係る半導体装置の製造方
法の一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の
断面図である。
【図11】図11は、本発明に係る半導体装置の製造方
法の一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の
断面図である。
【図12】図12は、本発明に係る半導体装置の製造方
法の一具体例の手順の要部の工程に於ける半導体装置の
断面図である。
【図13】図2は、従来の半導体装置の構成の具体例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…半導体素子 10…半導体装置 20…コンタクトホール 21…コンタクトホールの内壁部 22、33、34、35、220…窒化膜サイドウォー
ル 24…コンタクトホールの空間部 25…コンタクト部 26…スリット部 30…導電性材料からなるサイドウォール 32…中空状空間部 100…第1の層間絶縁膜層 101…基板基材 102…第1の導電性配線層 104…第3の層間絶縁膜層 105…第2の層間絶縁膜層 106…第1の副層間絶縁膜層 107…第1の副層間絶縁膜層 108…第2の副層間絶縁膜層 109、112…窒化膜 110、111、113、151、210…導電材料、
導電性部材 115…第1の副層間絶縁膜層 116…第2の副層間絶縁膜層 117…第2の副層間絶縁膜層 117とで構成されているものである。 131…素子分離酸化膜 230…導電材料
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA02 DA00 DA04 DB07 EB01 EB08 5F033 JJ04 JJ19 KK01 NN05 NN12 NN37 NN40 PP06 QQ09 QQ15 QQ16 QQ31 QQ35 QQ37 QQ48 QQ49 RR04 RR06 RR15 TT02 TT07 WW01 XX00 XX31

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板基材と、当該基板基材上に形成され
    た半導体素子と、当該半導体素子上に配置された少なく
    とも一層の層間絶縁膜層と、当該層間絶縁膜層内部に保
    持されている少なくとも1層の導電性配線層と、当該半
    導体素子の少なくとも一部に接触し、且つ当該層間絶縁
    膜を貫通して形成されたコンタクトホールと、当該コン
    タクトホール内壁部に設けられた絶縁膜層からなるサイ
    ドウオール及び当該コンタクトホールの当該サイドウオ
    ールで囲まれた空間部に埋め込まれている導電材料から
    なるコンタクト部とから構成されている半導体装置であ
    って、当該サイドウォールにおける当該コンタクトホー
    ルの中心軸線方向に沿って、当該中心軸線方向と直交す
    る平面を含んだスリット部が少なくとも一つ設けられて
    いる事を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 当該スリット部に於いては、当該層間絶
    縁膜層と当該コンタクト部とが互いに当接している事を
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 当該コンタクトホールは、当該導電性配
    線層に近接して配置されている事を特徴とする請求項1
    又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 当該スリット部は、水素の移動通路を構
    成している事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 当該スリット部は、当該半導体装置を構
    成する層間絶縁膜層にそれぞれ対応して設けられている
    事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 当該スリット部は、当該コンタクトホー
    ルの中心軸線方向に沿って所定の位置で且つ当該コンタ
    クトホールの中心軸線の方向と直交する方向の面内に於
    いて、当該コンタクトホールの周縁に沿って適宜の周縁
    部長さを有して形成される事を特徴とする請求項1乃至
    5の何れかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 当該スリット部は、当該コンタクトホー
    ルの中心軸線方向に沿って所定の位置で且つ当該コンタ
    クトホールの中心軸線の方向と直交する方向の面内に於
    いて、当該コンタクトホールの周縁に沿って当該周縁部
    長さを有して形成される事を特徴とする請求項1乃至6
    の何れかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 当該サイドウォールは、窒化膜層で構成
    されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記
    載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 基板基材上に形成された半導体素子と当
    該半導体素子上に少なくとも1層の導電性配線層をその
    内部に狭持した層間絶縁膜層が少なくとも一層配置され
    ている半導体装置に於いて、 当該半導体装置に於ける当該最上層部を構成する当該層
    間絶縁膜層の表面より当該半導体素子の所定の部位が露
    出する様に、開孔部を形成する第1の工程、 当該開孔部内に絶縁性物質を埋め込む第2の工程、 当該絶縁性物質をエッチバックして当該絶縁性物質の上
    面の位置が、当該最下層を構成する当該層間絶縁膜層に
    狭持されている当該導電性配線層の上面の位置よりも高
    く、且つ当該層間絶縁膜層の上表面の位置よりも低くな
    る様な位置にエッチバックする第3の工程、 導電性材料からなる導電性膜層を当該コンタクトホール
    の内壁面に形成する第4の工程、 当該コンタクトホールの内壁面に形成された当該導電性
    膜層をマスクとして使用して、当該絶縁性物質を、当該
    コンタクトホールの内壁部分に形成されるサイドウォー
    ル部を除去して中空空間部を形成する第5の工程、 当該導電性膜層を取り除くか或いはそのままで、当該中
    空空間部内に導電性材料を埋め込む第6の工程、 当該導電性材料をエッチバックして当該導電性材料の上
    面の位置が、当該サイドウォールを構成する当該絶縁性
    物質の上端部よりも高く、且つ当該層間絶縁膜層の上表
    面の位置よりも低くなる様な位置にエッチバックする第
    7の工程、 上記した第2の工程から第6の工程を繰り返す第8の工
    程、 とから構成されている事を特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 当該第7の工程と第8の工程との間
    に、上記した第2の工程から第7の工程を必要に応じて
    1回もしくは複数回繰り返す第7(a)の工程が付加さ
    れる事を特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 当該絶縁性物質は窒化膜である事を特
    徴とする請求項9又は10記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 当該窒化膜からなるサイドウォール
    は、当該導電性配線層の近傍に形成する事を特徴とする
    請求項9乃至11の何れかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 当該窒化膜に形成される当該スリット
    部は、当該コンタクトホールの中心軸線方向に沿って所
    定の位置で且つ当該コンタクトホールの中心軸線の方向
    と直交する方向の面内に於いて、当該コンタクトホール
    の周縁に沿って当該周縁部長さを有して形成する事を特
    徴とする請求項9乃至12の何れかに記載の半導体装置
    の製造方法。
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