JP2001043785A - 端子ブロックの製造方法 - Google Patents

端子ブロックの製造方法

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JP2001043785A
JP2001043785A JP11218682A JP21868299A JP2001043785A JP 2001043785 A JP2001043785 A JP 2001043785A JP 11218682 A JP11218682 A JP 11218682A JP 21868299 A JP21868299 A JP 21868299A JP 2001043785 A JP2001043785 A JP 2001043785A
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Japan
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terminal
block
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resin
terminal block
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Mitsuki Nagamoto
光樹 永本
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 帯状圧延材Wを長手方向に送りつつ端子
パターン51Aを打抜き、センタ軸Cに対称に端子部5
2,53を起立させ、次に、対向する端子間距離を所定
の距離に短縮するためにセンタ軸Cに向って端子パター
ン51Dを幅寄せし、幅寄せした端子パターン51Eに
上下から樹脂金型56を被せて樹脂を注入し、得られた
樹脂ブロック55の周囲の不要部分をカットし、帯状圧
延材Wから端子ブロック40を切り離すようにした。 【効果】 1枚の帯状圧延材から複数列の端子部を形成
することができるので、製造コストの低減を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子ブロックの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a),(b)は従来の端子ブロッ
クの組立工程図である。(a)において、端子台101
に第1オープン端子102、第1コンタクト端子103
及び第1接点ばね104を矢印の如く圧入し、端子台1
01に第2オープン端子105、第2コンタクト端子1
06及び第2接点ばね107を矢印の如く圧入し、端子
ブロック一次加工品110を組立る。(b)において、
組み立てた端子ブロック一次加工品110を密封するた
めに液状エポキシ樹脂109を流し、この液状エポキシ
樹脂109を乾燥する必要から(a)に示す端子ブロッ
ク一次加工品110を加熱し、端子ブロック100を完
成するものであった。
【0003】しかし、液状エポキシ樹脂109を乾燥す
るために端子ブロック一次加工品110を加熱すると、
第1・第2オープン端子102,105、第1・第2コ
ンタクト端子103,106及び第1・第2接点ばね1
04,107の位置精度のばらつきが発生する。この結
果、これらの位置精度のばらつきは、端子ブロック10
0の完成品となるリレーの特性、例えば、感動電圧、開
放電圧、接点圧力などのばらつきを引き起こす要因とも
なっていた。
【0004】これを解決する技術として、例えば、特公
平1−13625号公報「リレー用ベースの製造方法」
が知られている。上記技術は、同公報の第1図及び第2
図によれば、端子2a,2b,2c,2dを有し、これ
らの端子2a,2b,2c,2dを接続片1で繋いだ端
子部材9を2枚並べ、ベース8の成形時に2組の端子2
a,2b,2c,2dをインサートするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベース8の成
形時に2組の端子2a,2b,2c,2dをインサート
するには、これらの端子2a,2b,2c,2dを接続
片1で繋いだ端子部材9を2枚用意し、2枚の端子部材
9を別々に搬送し、インサートしなければならず、製造
コストが高騰する。また、2枚の端子部材9を縦置きに
して搬送し、ベース8の成形時に2組の端子2a,2
b,2c,2dをインサートしなければならず、成形金
型の金型構造が複雑になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、製造コストを低
減でき、金型構造を簡素化できる端子ブロックの製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の端子ブロックの製造方法は、帯状圧延材を
長手方向に送りつつ端子パターンを打抜き、センタ軸に
対称に端子部を起立させ、次に、対向する端子間距離を
所定の距離に短縮するためにセンタ軸に向って端子パタ
ーンを幅寄せし、幅寄せした端子パターンに上下から樹
脂金型を被せて樹脂を注入し、得られた樹脂ブロックの
周囲の不要部分をカットし、帯状圧延材から端子ブロッ
クを切り離すことで、帯状圧延材から等ピッチで端子ブ
ロックを製造することを特徴とする。
【0008】帯状圧延材を長手方向に送りつつ端子パタ
ーンを打抜き、センタ軸に対称に端子部を起立させるよ
うにし、例えば、1枚の帯状圧延材から複数列の端子部
を形成し、製造コストの低減を図る。対向する端子間距
離を所定の距離に短縮するためにセンタ軸に向って端子
パターンを幅寄せするようにし、例えば、端子パターン
を形成するときの端子部の形状、端子部の位置などの設
計上の自由度の拡大を図る。
【0009】幅寄せした端子パターンに樹脂を注入する
ときに、樹脂金型を上下から被せるようにして、金型構
造の簡素化を図る。得られた樹脂ブロックの周囲の不要
部分をカットし、帯状圧延材から端子ブロックを切り離
すようにし、端子パターンの形成及び樹脂ブロックの形
成を連続的に行ない、端子ブロックの生産性の向上を図
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る端子ブロックの製造方
法を用いて製造したリレーの分解斜視図である。リレー
10は、ヒンジばね11を介して端子ブロック組立体3
0に電磁石ブロック20を組立て、これらの電磁石ブロ
ック20、端子ブロック組立体30及びヒンジばね11
をカバー12で覆ったものである。ヒンジばね11は、
後述する鉄芯22の一端22aを支持する部材であり、
カバー12は、電磁石ブロック20、端子ブロック組立
体30及びヒンジばね11を上方から覆うことで、リレ
ー10を構成する部品を保護するものである。
【0011】図2は本発明に係る端子ブロックの製造方
法を用いて製造したリレーの電磁石ブロックの分解斜視
図である。電磁石ブロック20は、励磁コイル21に径
方向にスイング可能に鉄芯22を挿入し、この鉄芯22
に駆動片23を取付けたものである。励磁コイル21
は、ボビン24にコイル25を巻き、このコイル25の
両端を接続するためにピン端子26,26をボビン24
に取付けたものである。鉄芯22は、図1に示すように
一端22aをヒンジばね11を介して端子ブロク組立体
30に支持させ、他端22bをスイング可能に配置し、
他端22bに駆動片23を取付けたものである。駆動片
23は、端子ブロック組立体30(図1参照)の構成部
品を駆動し、スイッチングする部材である。
【0012】図3は本発明に係る端子ブロックの製造方
法を用いて製造した端子ブロック組立体の分解斜視図で
ある。端子ブロック組立体30は、端子ブロック40に
マグネット31を挿入し、このマグネット31の上方か
らL字型継鉄32を挿入し、端子ブロック40にU字型
継鉄33を挿入し、後述する端子ブロック40の第1・
第2コモン端子46,47にそれぞれ第1・第2接点ば
ね34,35を溶接したものである。端子ブロック40
は、樹脂性の端子台41に第1・第2オープン端子4
2,43をインサートし、端子台41に第1・第2コン
タクト端子44,45をインサートし、端子台41に第
1・第2コモン端子46,47をインサートしたもので
ある。
【0013】なお、第1オープン端子42、第1コンタ
クト端子44、第1コモン端子46及び第1コモン端子
46に取付けた第1接点ばね34で第1スイッチ機構4
8を構成し、第2オープン端子43、第2コンタクト端
子45、第2コモン端子47及び第2コモン端子47に
取付けた第2接点ばね35で第2スイッチ機構49を構
成するものである。
【0014】次に、リレー10の動作を説明する。図4
は本発明に係る端子ブロックの製造方法を用いて製造し
たリレーの平面断面図であり、励磁コイル21に通電前
のリレー10の状態を示す。リレー10は、L字型継鉄
32の一端32a側に鉄芯22の他端22bが吸着した
状態にあり、駆動片23は第1接点ばね34を押した状
態にある。従って、第1スイッチ機構48は、第1コン
タクト端子44と第1コモン端子46とが第1接点ばね
34を介してON状態にあり、第1オープン端子42と
第1コモン端子46はOFF状態にある。また、第2ス
イッチ機構49は、駆動片23が第2接点ばね35を押
していないので、第2コンタクト端子45と第2コモン
端子47とがOFF状態にあり、第2オープン端子43
と第2コモン端子47が第2接点ばね35を介してON
状態にある。
【0015】励磁コイル21に通電すると、U字型鉄芯
33の一端33a側に鉄芯22の一端22bが吸着す
る。すなわち、駆動片23は第1接点ばね34を離れ、
第2接点ばね35を押すことになるので、上記第1・第
2スイッチ機構48、49のON/OFF状態は反転す
る。励磁コイル21の通電を解除することで、初期状態
(図4に図示する状態)に戻る。
【0016】以上に述べたリレー10の端子ブロック4
0の製造方法を次に説明する。図5は本発明に係る端子
ブロックの製造方法のフローチャートである。なお、S
T××はステップ番号を示す。 ST01:端子パターン51Aの打抜きをする。すなわ
ち、帯状圧延材Wを長手方向に送りつつ端子パターン5
1Aを打抜く。ここで、端子パターン51Aとは、図3
に示す第1・第2オープン端子42,43、第1・第2
コンタクト端子44,45、第1・第2コモン端子4
6,47を形成する端子部52,53と、これらの端子
部52,53のそれぞれのエッジ52a,53aを連結
する連結部54とからなる。また、次ステップから加工
を加えることにより変形する端子パターン51Aを端子
パターン51B〜51と記載する。
【0017】ST02:端子パターン51Aの切り離し
をする。形成した端子パターン51Aの所定の箇所をセ
ンタ軸Cに沿って切り離す。ここで形成した端子パター
ンを51Bとする。
【0018】ST03:端子パターン51Bの端子部5
2,53の曲げ成形をする。すなわち、センタ軸Cに対
称に端子部52,53を起立させる。ここで形成した端
子パターンを51Cとする。すなわち、ST01〜ST
03において、帯状圧延材Wを長手方向に送りつつ端子
パターン51Aを打抜き、センタ軸Cに対称に端子部5
2,53を起立させるようにした。例えば、1枚の帯状
圧延材Wから複数列の端子部52,53を形成すること
ができるので、製造コストの低減を図ることができる。
【0019】ST04:端子パターン51Cの連結部5
4の切り離しをする。ここで形成した端子パターンを5
1Dとする。なお、連結部54を切り離した端子パター
ン51Dを連続的に複数形成することで、次のステップ
で行なう端子パターン51Dの幅寄せを可能にする。
【0020】ST05:端子パターン51Dの幅寄せを
する。ここで形成した端子パターンを51Eとする。す
なわち、対向する端子間距離S1を所定の距離S2に短
縮するためにセンタ軸Cに向って端子パターン51Dを
幅寄せする。対向する端子間距離S1を所定の距離S2
に短縮するためにセンタ軸Cに向って端子パターン51
Dを幅寄せするようにしたので、例えば、端子パターン
51Aを形成するときの端子部52,53の形状、端子
部52,53の位置などの制約を取り去ることができる
ので、設計上の自由度の拡大を図ることができる。
【0021】ST06:樹脂ブロック55(図3に示す
端子台41と同一部品である。成形中のため、ここでは
「樹脂ブロック55」と呼ぶ)に端子パターン51Eを
インサートする。すなわち、幅寄せした端子パターン5
1Eに上下から樹脂金型56を被せて樹脂を注入する。
端子パターン51Eに樹脂金型56を上下から被せるよ
うにしたので、金型構造の簡素化を図ることができる。
【0022】ST07:端子ブロック40の切り離しを
する。すなわち、得られた端子パターン51E及び樹脂
ブロック55の周囲の不要部分をカットし、帯状圧延材
Wから端子ブロック40を切り離すことで、帯状圧延材
Wから等ピッチで端子ブロック40を製造する。得られ
た樹脂ブロック55の周囲の不要部分をカットし、帯状
圧延材Wから端子ブロック40を切り離すようにし、端
子パターン51A〜51Eの形成及び樹脂ブロック55
の形成を連続的に行なうようにしたので、端子ブロック
40の生産性の向上を図ることができる。
【0023】尚、実施例では、図5に示すように、ST
01で端子パターン51Aの打抜き、ST02でセンタ
軸Cに沿って端子パターン51Aの切り離しを行なった
が、これに限るものではなく、端子パターン51Aの打
抜き及び端子パターン51Aの切り離しを同一工程で行
なうものであってもよい。実施例では、図5に示すよう
に、ST04で端子パターン51Cの連結部54の切り
離しを行なったが、これに限るものではなく、端子パタ
ーン51Aの打抜き及び端子パターン51Aの切り離し
などの工程に組込んだものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、帯状圧延材を長手方向に送りつつ端
子パターンを打抜き、センタ軸に対称に端子部を起立さ
せるようにしたので、例えば、1枚の帯状圧延材から複
数列の端子部を形成することができるので、製造コスト
の低減を図ることができる。対向する端子間距離を所定
の距離に短縮するためにセンタ軸に向って端子パターン
を幅寄せするようにしたので、例えば、端子パターンを
形成するときの端子部の形状、端子部の位置などの制約
を取り去ることができるので、設計上の自由度の拡大を
図ることができる。
【0025】幅寄せした端子パターンに樹脂金型を上下
から被せるようにしたので、金型構造の簡素化を図るこ
とができる。従って、金型コストの低減を図ることがで
きる。帯状圧延材から端子ブロックを切り離すように
し、端子パターンの形成及び樹脂ブロックの形成を連続
的に行なうようにしたので、端子ブロックの生産性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子ブロックの製造方法を用いて
製造したリレーの分解斜視図
【図2】本発明に係る端子ブロックの製造方法を用いて
製造したリレーの電磁石ブロックの分解斜視図
【図3】本発明に係る端子ブロックの製造方法を用いて
製造した端子ブロック組立体の分解斜視図
【図4】本発明に係る端子ブロックの製造方法を用いて
製造したリレーの平面断面図
【図5】本発明に係る端子ブロックの製造方法のフロー
チャート
【図6】従来の端子ブロックの組立工程図
【符号の説明】
40…端子ブロック、51A〜51E…端子パターン、
52,53…端子部、55…樹脂ブロック、56…樹脂
金型、C…センタ軸、S1…端子間距離、S2…所定の
距離。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状圧延材を長手方向に送りつつ端子パ
    ターンを打抜き、センタ軸に対称に端子部を起立させ、
    次に、対向する端子間距離を所定の距離に短縮するため
    にセンタ軸に向って端子パターンを幅寄せし、幅寄せし
    た端子パターンに上下から樹脂金型を被せて樹脂を注入
    し、得られた樹脂ブロックの周囲の不要部分をカット
    し、帯状圧延材から端子ブロックを切り離すことで、帯
    状圧延材から等ピッチで端子ブロックを製造する端子ブ
    ロックの製造方法。
JP11218682A 1999-08-02 1999-08-02 端子ブロックの製造方法 Pending JP2001043785A (ja)

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