JP2001043254A - 設計装置、図面作成方法、及び記憶媒体 - Google Patents

設計装置、図面作成方法、及び記憶媒体

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JP2001043254A
JP2001043254A JP11215097A JP21509799A JP2001043254A JP 2001043254 A JP2001043254 A JP 2001043254A JP 11215097 A JP11215097 A JP 11215097A JP 21509799 A JP21509799 A JP 21509799A JP 2001043254 A JP2001043254 A JP 2001043254A
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Hitoshi Yoshihara
均 吉原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法、注釈注記といった図形外情報が図面枠
内に確実に記入されるようにする。 【解決手段】 三面図に対する図面枠を決定する(S2
1)。三面図に含まれる図形外情報(寸法及び注釈注
記)を検出し、検出された図形外情報が、先に決定され
た図面枠内に収まっているか否かを判定する(S2
3)。図形外情報が図面枠内に収まっていないと判定さ
れたとき、この図形外情報を、図面枠内に収まっている
側面図へ移動する(S29)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計装置、図面作
成方法、及び記憶媒体に関し、特に、3次元モデル作成
機能または2次元図面作成機能を有する設計装置、当該
設計装置に適用される図面作成方法、及び当該図面作成
方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、3次元CADシステムの利用によ
り、3次元モデルから三面図が自動的に生み出され、設
計効率が向上しつつあるが、図面として完成するために
は、寸法、注釈注記といった情報が図面に記入される必
要がある。
【0003】そのため、これらの寸法、注釈注記といっ
た情報を設計装置によって図面中に自動的に記入するこ
とが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの寸
法、注釈注記といった情報を設計装置によって図面中に
記入する際に、読図しやすいレイアウトで記入される必
要がある。設計装置が自動的に寸法、注釈注記といった
情報を記入しても、そのレイアウト処理が画一的で、読
図しやすいものでなければ、設計者が図面を修正しなけ
ればならない無駄な作業が発生する。
【0005】特に図面枠の中へ図形を配置する場合にお
いて、寸法、注釈注記が図面枠内に収まるようにしない
と、図面として必要な情報が紙面上に記載されていない
ことになる。ところが、図面枠の大きさ、配置位置によ
っては、設計装置による寸法、注釈注記の自動記入で
は、寸法、注釈注記が図面枠内に収まらないことが発生
する。特に、3次元モデルより生成した三面図に対して
図面枠を設定した際に、その図面枠中に、寸法、注釈注
記といった情報が収まることが求められる。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、寸法、注釈注記といった図形外情報が
図面枠内に確実に記入されるようにした設計装置、図面
作成方法、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、3次元モデル作成機
能または2次元図面作成機能を有する設計装置におい
て、2次元の三面図を作成する作成手段と、前記作成手
段で作成された三面図に対する図面枠を決定する図面枠
決定手段と、前記作成手段で作成された三面図に含まれ
る図形外情報を検出する図形外情報検出手段と、前記図
形外情報検出手段により検出された図形外情報が、前記
図面枠決定手段で決定された図面枠内に収まっているか
否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記図
形外情報が前記図面枠内に収まっていないと判定された
とき、前記図形外情報を、前記図面枠内に収まっている
側面図へ移動する移動手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】また、請求項7記載の発明によれば、3次
元モデル作成機能または2次元図面作成機能を有する設
計装置に適用される図面作成方法において、2次元の三
面図を作成する作成ステップと、前記作成ステップで作
成された三面図に対する図面枠を決定する図面枠決定ス
テップと、前記作成ステップで作成された三面図に含ま
れる図形外情報を検出する図形外情報検出ステップと、
前記図形外情報検出ステップにより検出された図形外情
報が、前記図面枠決定ステップで決定された図面枠内に
収まっているか否かを判定する判定ステップと、前記判
定ステップにより前記図形外情報が前記図面枠内に収ま
っていないと判定されたとき、前記図形外情報を、前記
図面枠内に収まっている側面図へ移動する移動ステップ
とを有することを特徴とする。
【0009】さらに、請求項13記載の発明によれば、
3次元モデル作成機能または2次元図面作成機能を有す
る設計装置に適用される図面作成方法をプログラムとし
て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体において、前記図面作成方法が、2次元の三面図を作
成する作成ステップと、前記作成ステップで作成された
三面図に対する図面枠を決定する図面枠決定ステップ
と、前記作成ステップで作成された三面図に含まれる図
形外情報を検出する図形外情報検出ステップと、前記図
形外情報検出ステップにより検出された図形外情報が、
前記図面枠決定ステップで決定された図面枠内に収まっ
ているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステ
ップにより前記図形外情報が前記図面枠内に収まってい
ないと判定されたとき、前記図形外情報を、前記図面枠
内に収まっている側面図へ移動する移動ステップとを有
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態に係る設計装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0012】図中、10は設計装置であり、通信手段で
ある通信インターフェース9を介してNCデータ作成装
置18と接続されており、両者の間で種々の相互データ
通信が行われる。また、NCデータ作成装置18には、
通信手段によりNC工作機械19が接続されている。
【0013】設計装置10は、3次元モデルの作成、図
面作成処理等を行うCPU1、データやパラメータ等の
入力を行うキーボード等の入力装置2、データやパラメ
ータなどの表示を行うCRT等の表示装置3、プリンタ
等の出力装置4、固定パラメータやプログラム等を記憶
しているROM6、可変パラメータの一時記憶用や、ワ
ーキングエリアとして使用されるRAM7、ハートディ
スクドライブやフロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブ等の記憶装置8、そして前記の通信インターフェース
9を備えており、各部は内部通信用のバス5により接続
されている。
【0014】図2は、CPU1における主記憶のメモリ
ーマップの概略構成を示す図である。
【0015】図中11は表記作成の制御プログラム、1
2は3次元モデルデータ、13は図面枠データ、14は
2次元に展開された三面図データ、15は図面作成時に
寸法、注釈注記が記入される寸法、注釈表記テーブル、
16は、処理用に設定されるパラメータを記憶するパラ
メータテーブル、17はレイアウト処理用の処理情報を
記憶するレイアウトテーブルである。
【0016】次に、寸法、注釈注記のレイアウト等の処
理について、図3を参照して説明する。
【0017】図3は、制御プログラム11に従ってCP
U1で実行される寸法、注釈注記のレイアウト処理の手
順を示すフローチャートである。
【0018】ステップS20では、三面図データ14を
取り出し、以後行われる表記作成処理において、レイア
ウト処理用に保持する。なお、3次元データ12を基に
あらかじめ寸法、注釈注記が作成され、この寸法、注釈
注記が三面図データ14に予め記入されている。三面図
データ14に記入される寸法、注釈注記は、寸法、注釈
注記の内容と記入位置を決定するアルゴリズムを用いて
求めても、あるいは設計装置のオペレータが入力装置か
ら、寸法、注釈注記情報を与えるようにしてもよい。ま
た、アルゴリズムとオペレータ操作を併用し、寸法、注
釈注記の内容と記入位置を決定し、さらに、オペレータ
が入力装置により、変更、編集操作を行って、寸法、注
釈注記の内容と記入位置を定義するようにしてもよい。
【0019】ステップS21は、図面枠のサイズと配置
位置を決めるステップである。本ステップでは、図面枠
のサイズと、三面図に対する図面枠の相対的な配置位置
とをきめて、三面図と同じ2次元図面上に配置する。な
お、図面枠のサイズ及び三面図に対する相対的な配置位
置は、アルゴリズムを用いて求めても、あるいは設計装
置のオペレータが入力装置から、サイズ情報、配置情報
を与えるようにしてもよい。また、アルゴリズムとオペ
レータ操作を併用し、図面枠サイズと配置位置をアルゴ
リズムによって求め、さらに、オペレータが入力装置に
より、変更、編集操作を行い、図面枠サイズと配置位置
を定義するようにしてもよい。
【0020】ステップS22は、レイアウト処理を行な
うか否かを判定するステップである。本ステップでは、
ステップS21で設定された図面枠に対してレイアウト
処理を行なう必要があるかないかをオペレータが判定す
る。レイアウト処理の必要がない場合は、本処理を終了
する。レイアウト処理を行なう必要がある場合にはステ
ップS23へ進む。
【0021】ステップS23では、図面枠内にすべての
寸法、注釈注記が配置されているか否かを判定する。図
面枠内にすべての寸法、注釈注記が配置されている場
合、処理を終了する。図面枠外に寸法、注釈注記が一つ
でも存在する場合、次のステップS24に進む。
【0022】ステップS24では、図面枠外にはみ出し
た寸法、注釈注記の検出を行なう。この検出は、図面枠
で区切られた矩形の4個所の頂点座標を基に、寸法、注
釈注記のテキスト位置を定義する座標点が、この頂点座
標で構成される矩形の外側にあるか否かを判定すること
によっておこなう。矩形の外側にあるとして検出された
寸法、注釈注記は、寸法、注釈表記テーブル15に記憶
される。
【0023】ステップS25では、対象とする寸法、注
釈注記が、相対する側面図に寸法、注釈注記を移動可能
か否かを判定し、移動可能または移動不可能の分類をさ
れてレイアウトテーブル17に記憶される。相対する側
面図とは、対象とする寸法、注釈注記が記入されるべき
側面図に対し、正面図を挟んで向かい側に位置する側面
図である。上記判定は、パラメータテーブル15に記憶
された寸法、注釈注記の種類と、3次元モデルデータ1
2を2次元図面に投影した時の隠れ線(破線表示)の有
無とにより行う。なお、この判定は、アルゴリズムを用
いて行ってもよいし、あるいは設計装置のオペレータ
が、表示装置3上に表示される2次元図面を見て行い、
入力装置から判定情報を入力するようにしてもよい。ま
た、アルゴリズムとオペレータ操作を併用し、アルゴリ
ズムで判定された移動候補となる寸法、注釈注記に、オ
ペレータが入力装置により、変更、編集操作を行い、移
動の可否を判定するようにしてもよい。
【0024】ステップS26は、ステップS24によっ
て検出されたすべての寸法、注釈注記が移動可能である
か否かを判定するステップである。本ステップでは、ス
テップS24によって検出された寸法、注釈注記の数
と、ステップS25によって移動可能と判定された寸
法、注釈注記の数を比較し、全ての寸法、注釈注記が移
動可能であるか否かを判定する。すべて移動可能の場合
ステップS29に進む。移動不可能な寸法、注釈注記が
存在する場合、ステップS27に進む。
【0025】ステップS27では、ステップS24によ
って検出された全ての寸法、注釈注記が移動不可能であ
るかどうかを判定する。すべてが移動不可能な場合、ス
テップS21に進み、図面枠サイズあるいは図面枠の配
置位置を変更して、再処理が行われる。移動可能な寸
法、注釈注記が存在する場合、ステップS28に進む。
【0026】ステップS28では、移動可能な寸法、注
釈注記のみを移動するかどうかの判定がオペレータによ
って行われる。移動可能な寸法、注釈注記を移動しない
場合、ステップS21に進み、図面枠サイズあるいは図
面枠の配置位置を変更して、再処理が行われる。移動可
能な寸法、注釈注記のみを移動する場合、ステップS2
9へ進む。
【0027】ステップS29では、ステップS25によ
り移動可能と判定された寸法、注釈注記をレイアウトテ
ーブル17よりそれぞれ抽出して、相対する側面図にそ
れぞれ移動する。
【0028】以上の処理により、図面枠内に寸法、注釈
注記が適切にレイアウトされた図面を得ることができ
る。この図面は、図面出力装置5より印刷される。
【0029】また、この図面情報は加工データ作成装置
18へ入力データとして渡され、そこで加工データに変
換され、得られた加工データは、NC工作機械19によ
り、無人加工用のデータとして利用される。
【0030】かくして、本発明では、人手により作成さ
れた図面データに見られる記入ミスがないため、格段の
安定した無人加工が可能となる。
【0031】以上説明した寸法、注釈注記のレイアウト
処理によって作成される図面の例を、図4〜図7を参照
して以下に説明する。
【0032】図4は、三面図の配置例を示す図である。
三面図は、正面図30、右側面図31、上側面図32、
左側面図33、下側面図34及び図面枠35で構成され
ている。寸法、注釈注記は、図中で各面を示す破線のエ
リア内にあらかじめ配置されている。
【0033】図のレイアウト配置例では、上側面図32
において、図面枠35よりはみ出している移動処理対象
領域37と、左側面図38において図面枠35よりはみ
出している移動処理対象領域38が、図3のステップS
24により検出される。
【0034】この移動処理対象領域37内にある寸法、
注釈注記は、図3のステップS29により、矢印39の
ように、上側面図32の対称位置にある下側面図34へ
移動される。また、移動処理対象領域38内にある寸
法、注釈注記は、図3のステップS29により、矢印3
6のように、左側面図33の対称位置にある右側面図3
1へ移動される。
【0035】図5は、側面図がすべて図面枠からはみ出
している図面の配置例を示す図である。図面枠40が図
のように配置された結果、上下左右の側面図の各寸法、
注釈注記配置エリア(破線のエリア)が図面枠40から
はみ出している。このため、図3のステップS24によ
り、右側面図の移動処理対象領域42、上側面図の移動
処理対象領域43、左側面図の移動処理対象領域44、
下側面図の移動処理対象領域45が検出されるが、移動
先が全て図面枠の外側に位置しており、図3のステップ
S27において肯定(YES)の判定となる。この場合
の図3のステップS21で行われる処理を、図6及び図
7を参照して説明する。
【0036】図6は、図5に示す図面の配置例に対して
図面枠を移動した場合を示す図である。
【0037】図6では、図5の図面枠40を移動し、新
たな図面枠48により右側面図と下側面図が図面枠48
中に位置するようにしている。これは、前述のように、
図3ステップS21が再度実行されたときに、こうした
図面枠の移動が行われる。
【0038】図面枠の移動により、図3のステップS2
4による再検出では、上側面図の移動処理対象領域50
及び左側面図の移動処理対象領域49が検出される。今
度は移動先は図面枠48の内側に位置しているので、図
3のステップS26において肯定(YES)の判定とな
り、矢印57,58の移動が可能となる。
【0039】図7は、図5に示す図面の配置例に対し
て、図面枠サイズを変更するか、または三面図のスケー
ルを変更した場合を示す図である。
【0040】図7では、図5の図面枠40の図面枠サイ
ズを変更するか、または三面図のスケールを変更して、
新たな図面枠52により右側面図と下側面図が図面枠5
2中に位置するようにしている。これは、前述のよう
に、図3ステップS21が再度実行されたときに、こう
した図面枠サイズ変更または三面図スケール変更が行わ
れる。
【0041】こうした変更により、図3のステップS2
4による再検出では、上側面図の移動処理対象領域54
及び左側面図の移動処理対象領域53が検出される。今
度は移動先が図面枠52の内側に位置しているので、図
3のステップS26において肯定(YES)の判定とな
り、矢印55,56の移動が可能となる。
【0042】上記の図面枠の移動、図面枠サイズ変更、
三面図スケール変更は、3次元モデルの座標系と側面図
への投影座標系との間の座標変換、あるいは2次元図面
データ上の側面図の座標系における方向余弦の定理に基
づく座標変換により、元の側面図と移動先の側面図との
間で寸法、注釈注記が確実に移動される。
【0043】なお、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。
【0045】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0046】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0047】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、三
面図に含まれる図形外情報を検出し、検出された図形外
情報が図面枠内に収まっているか否かを判定し、図形外
情報が図面枠内に収まっていないと判定されたとき、図
形外情報を、図面枠内に収まっている側面図へ移動する
ようにする。
【0049】これにより、寸法、注釈注記といった図形
外情報が図面枠内に確実に記入されることになる。した
がって、図面枠外にはみ出した図形外情報に対するレイ
アウト修正が不要になり、設計工数の減少を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る設計装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】CPUにおける主記憶のメモリーマップの概略
構成を示す図である。
【図3】制御プログラムに従ってCPUで実行される寸
法、注釈注記のレイアウト処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】三面図の配置例を示す図である。
【図5】側面図がすべて図面枠からはみ出している図面
の配置例を示す図である。
【図6】図5に示す図面の配置例に対して図面枠を移動
した場合を示す図である。
【図7】図5に示す図面の配置例に対して、図面枠サイ
ズを変更するか、または三面図のスケールを変更した場
合を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU 2…入力装置 3…表示装置 4…出力装置 5…バス 6…ROM 7…RAM 8…記憶装置、 9…通信インターフェース 10…設計装置 11…制御プログラム 12…3次元モデルデータ 13…図面枠データ 14…三面図データ 15…寸法、注釈表記テーブル 16…パラメータテーブル 17…レイアウトテーブル 18…NCデータ作成装置 19…NC工作機械

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元モデル作成機能または2次元図面
    作成機能を有する設計装置において、 2次元の三面図を作成する作成手段と、 前記作成手段で作成された三面図に対する図面枠を決定
    する図面枠決定手段と、 前記作成手段で作成された三面図に含まれる図形外情報
    を検出する図形外情報検出手段と、 前記図形外情報検出手段により検出された図形外情報
    が、前記図面枠決定手段で決定された図面枠内に収まっ
    ているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記図形外情報が前記図面枠内に収
    まっていないと判定されたとき、前記図形外情報を、前
    記図面枠内に収まっている側面図へ移動する移動手段と
    を有することを特徴とする設計装置。
  2. 【請求項2】 前記三面図は、正面図と、該正面図を挟
    む位置にそれぞれ配置された4つの側面図とから構成さ
    れ、 前記移動手段は、前記図形外情報を、前記図面枠内に収
    まっている、前記正面図を挟む対向位置に配置された側
    面図へ移動することを特徴とする請求項1記載の設計装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図において前記
    図面枠の位置を移動する図面枠移動手段と、 前記図面枠移動手段により移動された図面枠に対して前
    記判定手段及び前記移動手段を再度作動させる作動制御
    手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の設計装
    置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図において前記
    図面枠のサイズを変更する図面枠サイズ変更手段と、 前記図面枠サイズ変更手段によりサイズが変更された図
    面枠に対して前記判定手段及び前記移動手段を再度作動
    させる作動制御手段とを含むことを特徴とする請求項2
    記載の設計装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、前記正面図を挟む対向
    位置に配置された側面図が前記図面枠内に収まっていな
    い場合、前記三面図のスケールを変更するスケール変更
    手段と、 前記スケール変更手段によりスケールが変更された三面
    図及び前記図面枠決定手段で決定された図面枠を用い
    て、前記判定手段及び前記移動手段を再度作動させる作
    動制御手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の設
    計装置。
  6. 【請求項6】 前記図形外情報は寸法及び注釈注記であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記
    載の設計装置
  7. 【請求項7】 3次元モデル作成機能または2次元図面
    作成機能を有する設計装置に適用される図面作成方法に
    おいて、 2次元の三面図を作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成された三面図に対する図面枠を
    決定する図面枠決定ステップと、 前記作成ステップで作成された三面図に含まれる図形外
    情報を検出する図形外情報検出ステップと、 前記図形外情報検出ステップにより検出された図形外情
    報が、前記図面枠決定ステップで決定された図面枠内に
    収まっているか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより前記図形外情報が前記図面枠内
    に収まっていないと判定されたとき、前記図形外情報
    を、前記図面枠内に収まっている側面図へ移動する移動
    ステップとを有することを特徴とする図面作成方法。
  8. 【請求項8】 前記三面図は、正面図と、該正面図を挟
    む位置にそれぞれ配置された4つの側面図とから構成さ
    れ、 前記移動ステップは、前記図形外情報を、前記図面枠内
    に収まっている、前記正面図を挟む対向位置に配置され
    た側面図へ移動することを特徴とする請求項7記載の図
    面作成方法。
  9. 【請求項9】 前記移動ステップは、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図において前記
    図面枠の位置を移動する図面枠移動ステップと、 前記図面枠移動ステップにより移動された図面枠に対し
    て前記判定ステップ及び前記移動ステップを再度実行さ
    せる実行制御ステップとを含むことを特徴とする請求項
    8記載の図面作成方法。
  10. 【請求項10】 前記移動ステップは、前記正面図を挟
    む対向位置に配置された側面図が前記図面枠内に収まっ
    ていない場合、前記三面図において前記図面枠のサイズ
    を変更する図面枠サイズ変更ステップと、 前記図面枠サイズ変更ステップによりサイズが変更され
    た図面枠に対して前記判定ステップ及び前記移動ステッ
    プを再度実行させる実行制御ステップとを含むことを特
    徴とする請求項8記載の図面作成方法。
  11. 【請求項11】 前記移動ステップは、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図のスケールを
    変更するスケール変更ステップと、 前記スケール変更ステップによりスケールが変更された
    三面図及び前記図面枠決定ステップで決定された図面枠
    を用いて、前記判定ステップ及び前記移動ステップを再
    度実行させる実行制御ステップとを含むことを特徴とす
    る請求項8記載の図面作成方法。
  12. 【請求項12】 前記図形外情報は寸法及び注釈注記で
    あることを特徴とする請求項7乃至請求項11いずれか
    に記載の図面作成方法
  13. 【請求項13】 3次元モデル作成機能または2次元図
    面作成機能を有する設計装置に適用される図面作成方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、 前記図面作成方法が、 2次元の三面図を作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成された三面図に対する図面枠を
    決定する図面枠決定ステップと、 前記作成ステップで作成された三面図に含まれる図形外
    情報を検出する図形外情報検出ステップと、 前記図形外情報検出ステップにより検出された図形外情
    報が、前記図面枠決定ステップで決定された図面枠内に
    収まっているか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより前記図形外情報が前記図面枠内
    に収まっていないと判定されたとき、前記図形外情報
    を、前記図面枠内に収まっている側面図へ移動する移動
    ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記三面図は、正面図と、該正面図を
    挟む位置にそれぞれ配置された4つの側面図とから構成
    され、 前記移動ステップは、前記図形外情報を、前記図面枠内
    に収まっている、前記正面図を挟む対向位置に配置され
    た側面図へ移動することを特徴とする請求項13記載の
    記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記移動ステップは、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図において前記
    図面枠の位置を移動する図面枠移動ステップと、 前記図面枠移動ステップにより移動された図面枠に対し
    て前記判定ステップ及び前記移動ステップを再度実行さ
    せる実行制御ステップとを含むことを特徴とする請求項
    14記載の記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記移動ステップは、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図において前記
    図面枠のサイズを変更する図面枠サイズ変更ステップ
    と、 前記図面枠サイズ変更ステップによりサイズが変更され
    た図面枠に対して前記判定ステップ及び前記移動ステッ
    プを再度実行させる実行制御ステップとを含むことを特
    徴とする請求項14記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記移動ステップは、 前記正面図を挟む対向位置に配置された側面図が前記図
    面枠内に収まっていない場合、前記三面図のスケールを
    変更するスケール変更ステップと、 前記スケール変更ステップによりスケールが変更された
    三面図及び前記図面枠決定ステップで決定された図面枠
    を用いて、前記判定ステップ及び前記移動ステップを再
    度実行させる実行制御ステップとを含むことを特徴とす
    る請求項14記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記図形外情報は寸法及び注釈注記で
    あることを特徴とする請求項13乃至請求項17いずれ
    かに記載の記憶媒体
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018517A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Nsk Ltd 図面作成支援装置

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