JP2001042287A - 液晶表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその駆動方法

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JP2001042287A
JP2001042287A JP21620599A JP21620599A JP2001042287A JP 2001042287 A JP2001042287 A JP 2001042287A JP 21620599 A JP21620599 A JP 21620599A JP 21620599 A JP21620599 A JP 21620599A JP 2001042287 A JP2001042287 A JP 2001042287A
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Masumitsu Ino
益充 猪野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1H反転を伴うドット反転駆動では、信号ラ
インの書き換え周波数が1H期間の逆数のため、信号ラ
インの充放電電流が無視できず、これに伴って消費電力
が増大する。 【解決手段】 アクティブマトリクス型液晶表示装置に
おいて、各列ごとの画素13を互いに隣り合う信号ライ
ン、例えば信号ライン12-2,12-3に対して1行おき
に交互に接続する一方、各信号ライン12-1,12-2,
12-3,12-4に対しては、行方向の隣り合う画素間で
同極性、列方向の隣り合う画素間で逆極性で、かつその
極性の関係が1フィールドごとに反転する画素データ、
即ちカラム反転(フィールド反転)駆動対応の画素デー
タを供給することにより、画素電位の極性が上下左右の
隣接画素間で逆極性となるドット反転駆動を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置(L
CD;Liquid Crystal Display)およびその駆動方法に
関し、特にドット反転駆動方式のアクティブマトリクス
型液晶表示装置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサなどに用いられている液晶表示装置は、アクティブ
マトリクス型が主力となっている。このアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、応答速度や画像品質の面で優
れており、近年のカラー化に最適な表示装置となってき
ている。この種の液晶表示装置において、LCD(液晶
表示)パネルの各画素には、トランジスタあるいはダイ
オードなどの非線形な素子が用いられている。具体的に
は、ガラス基板等の透明絶縁基板上に薄膜トランジスタ
(TFT;thin film transistor)を画素トランジスタ
として形成した構造となっている。
【0003】また、アクティブマトリクス型液晶表示装
置では、その駆動方式として、画素(ドット)に印加す
る電圧の極性を、上下左右の隣接する画素間で反転させ
るいわゆるドット反転駆動方式が知られている。このド
ット反転駆動方式は、画質向上に良好とされている。そ
の理由は次の通りである。すなわち、上下左右の隣接画
素に印加する電圧を逆極性にすることにより、信号ライ
ンとゲートラインのクロス容量に起因する信号ラインか
らの飛び込み電位が、上下左右の隣接画素間でキャンセ
ルされることになる。その結果、画素電位が安定して入
力されるようになり、液晶表示時のフリッカーが軽減さ
れる。
【0004】一方、ドット反転駆動を行わない場合に
は、ゲートラインの接地レベルが変動してしまう状態で
は、画素トランジスタのゲートスイッチがオフ状態を確
定できなくなるために、保持された画素電位が放電され
てしまう。そのため、画素の透過率が低下し、画素のコ
ントラストがとれなくなる。また、信号ラインからの飛
び込み電位が同じ極性となることから、1ラインごとの
画素のコントラストが目立つことになり、同じ階調の表
示を行ったとしても、ラインごとに違った表示が行われ
るようになる。
【0005】これらの不具合を解消できることから、ド
ット反転駆動方式は、画質向上を図る上で、アクティブ
マトリクス型液晶表示装置の駆動方式として有用な方式
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドット
反転駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置に
あっては、信号ラインの書き換え周波数が1H(Hは水
平走査期間)の2倍の逆数であり、信号ラインの充放電
電流が無視できないため、特に液晶表示装置の大型化に
伴って信号ラインの各々に信号電位を与える水平駆動回
路の消費電力が増大する。なお、1Hはグラフィックス
表示規格で異なり、XGA(extended graphics array)
の場合で20.6μs、SXGA(superXGA)の場合
で15.6μs、UXGA(ultraXGA)の場合で1
3.3μsである。
【0007】この水平駆動回路の消費電力を低減するた
めには、信号ラインに印加する信号電圧を低電圧化すれ
ば良い。しかしながら、液晶の表示電圧は4V以上であ
るため、反転駆動を考慮に入れると信号ラインに印加す
る電圧を8V以下にできないのが現状である。また、水
平駆動回路をLCDパネルとは別体の回路基板上に配置
したドライバICで構成し、このドライバICの実装方
式として例えばTAB(Tape Automated Bonding)方式を
用いた場合を考えると、ドライバICの消費電力の増加
分は、テープキャリア上に配置されたドライバICで発
生される熱に変換され、ドライバICとテープキャリア
上の熱変形を増長する。これが進むと、テープとICの
接続が切断され、表示が行えなくなる。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、信号ラインの充放電
に起因する水平駆動回路の消費電力の低減を可能とした
液晶表示装置およびその駆動方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、アクティブマトリクス型液晶表示装置
において、マトリクス状に配線された複数行分のゲート
ラインと複数列分の信号ラインとの交差部分に画素を配
置する。各画素の信号ラインに対する接続に関しては、
各列ごとの画素を互いに隣り合う信号ラインに対して1
行おきに交互に接続する。そして、これら各画素を垂直
駆動手段による駆動によって行単位で選択する一方、各
信号ラインに対しては、行方向の隣り合う画素間で同極
性、列方向の隣り合う画素間で逆極性で、かつその極性
の関係が1フィールドごとに反転する画素信号を水平駆
動手段から供給する。
【0010】水平駆動手段から各信号ラインに供給する
画素信号を、行方向の隣り合う画素間で同極性、列方向
の隣り合う画素間で逆極性とし、かつその極性の関係を
1フィールドごとに反転させることで、当該画素信号が
カラム反転駆動に対応した信号となる。ここで、カラム
反転駆動とは、表示部の画素配列において、水平方向に
隣接する画素間で画素電位の極性が逆極性で、かつ垂直
方向に隣接する画素間では同極性となり、しかもこの画
素極性の状態を1フィールドごとに反転させる駆動であ
る。これに対して、各列ごとの画素が互いに隣り合う信
号ラインに対して1行おきに交互に接続されているた
め、画素に印加される電圧の極性が上下左右の隣接する
画素間で逆極性となる。すなわち、カラム反転駆動に対
応した画素信号によってドット反転駆動が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置
の構成例を示す概略構成図である。なお、ここでは、図
面の簡略化のために、3行3列の画素配列の場合を例に
とって図示している。
【0012】図1において、ガラス基板等の透明絶縁基
板(以下、LCDパネルと称す)10上に、ゲートライ
ン11-1,11-2,11-3と信号ライン12-1,12-
2,12-3,12-4がマトリクス状に配線され、さらに
ゲートライン11-1,11-2,11-3と信号ライン12
-1,12-2,12-3,12-4との交差部分に画素13が
配置されて表示部を構成している。なお、後述する理由
により、信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4
は、画素列よりも1本多く配線されている。
【0013】ここで、各画素13の具体的な構成につい
て説明する。本実施形態では、各信号ライン12-1,1
2-2,12-3,12-4に対する各画素13の接続関係を
特徴の一つとしている。
【0014】各画素13は、画素トランジスタであるポ
リシリコンからなる薄膜トランジスタ(TFT)14、
保持容量15および液晶容量(液晶セル)16から構成
されている。ここで、液晶容量16は、薄膜トランジス
タ14のドレイン電極で形成される画素電極と、これに
対向して形成される対向電極との間で発生する容量を意
味する。
【0015】この画素構造において、薄膜トランジスタ
14は、ゲート電極がゲートライン11(11-1〜11
-3)に、ソース電極が信号ライン12(12-1〜12-
4)にそれぞれ接続されている。薄膜トランジスタ14
のドレイン電極には、保持容量15の一方の電極および
液晶容量16の画素電極が接続されている。保持容量1
5の他方の電極および液晶容量16の対向電極は、画素
間で共通にCsライン17に接続されている。Csライ
ン17には、外部から所定の直流電圧がコモン電圧VC
OMとしてコモン電極18を通して与えられるようにな
っている。
【0016】そして、これら画素13の配列において、
各列ごとの画素が互いに隣り合う信号ラインに対して1
行おきに交互に接続されている。具体的には、図1に示
す画素配列において、1行目および3行目の各画素(薄
膜トランジスタ14のソース電極)は、信号ライン12
-1から順に信号ライン12-2,12-3にぞれぞれ接続さ
れ、2行目の各画素は信号ライン12-2から順に信号ラ
イン12-3,12-4にそれぞれ接続されている。このよ
うに、各列ごとの画素を隣り合う信号ラインに1行おき
に接続する必要があることから、画素列の列数よりも1
本多く信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4が配
線されているのである。
【0017】ゲートライン11-1,11-2,11-3の各
一端は、垂直駆動手段であるゲートドライバ19の対応
する行の各出力端にそれぞれ接続されている。ゲートド
ライバ19は、ゲートライン11-1,11-2,11-3に
順に走査パルスを与えて各画素を行単位で選択すること
によって垂直走査を行う。ここでは、ゲートドライバ1
9をLCDパネル10の外部に配する構成としたが、L
CDパネル10と同一の基板上にポリシリコンTFTに
よって形成することも可能である。
【0018】信号ライン12-1,12-2,12-3,12
-4の各一端は、水平駆動手段であるソースドライバ20
の対応する列の各出力端にそれぞれ接続されている。ソ
ースドライバ20は、画素配列において、行方向の隣り
合う画素間で同極性、列方向の隣り合う画素間で逆極性
で、かつその極性の関係が1フィールドごとに反転する
画素信号、即ちカラム反転(フィールド反転)駆動に対
応した画素信号を信号ライン12-1,12-2,12-3,
12-4に対して供給する。
【0019】図2は、ソースドライバ20の内部構成の
一例を示すブロック図である。図2から明らかなよう
に、これらドライバICは、水平シフトレジスタ回路3
1、サンプリングスイッチ群32、レベルシフタ33、
データラッチ回路34およびデジタルアナログ変換回路
35を有し、本例では、例えば5ビットのデジタル画像
データdata1〜data5や電源電圧Vdd,Vs
sを水平シフトレジスタ回路31のシフト方向における
両側から取り込む構成となっている。
【0020】上記構成のソースドライバ20において、
水平シフトレジスタ回路31は、水平走査パルスを順次
出力することによって水平走査(列走査)を行う。サン
プリングスイッチ群32におけるサンプリングスイッチ
の各々は、水平シフトレジスタ回路31からの水平走査
パルスに応答して、入力されるデジタル画像データda
ta1〜data5を順次サンプリングする。
【0021】レベルシフタ33は、サンプリングスイッ
チ群32でサンプリングされた例えば5Vのデジタルデ
ータを液晶駆動電圧のデジタルデータに昇圧する。デー
タラッチ回路34は、レベルシフタ33で昇圧されたデ
ジタルデータを1H分蓄積するメモリである。デジタル
アナログ変換回路35は、データラッチ回路34から出
力される1H分のデジタルデータをアナログ信号に変換
して出力する。
【0022】ここで、信号ライン12-1,12-2,12
-3,12-4には、対応する列の画素がそのまま接続され
ているのではなく、先述したように、隣り合う列の画素
が1行おきに交互に接続されていることから、ソースド
ライバ20の各出力端子から各信号ライン12-1,12
-2,12-3,12-4に供給する画素データの配列を、奇
数行と偶数行とで並び換える必要がある。この画素デー
タの並び換えは、ソースドライバ20の前段に設けられ
たデータ並び換え回路21で行われるようになってい
る。
【0023】次に、上記構成の第1実施形態に係るアク
ティブマトリクス型液晶表示装置の動作について、図3
のタイミングチャートを用いて説明する。ここでは、説
明の都合上、図1の画素配列において、1行目の各画素
に対して左からP1,P2,P3、2行目の各画素に対
して左からP4,P5,P6、3行目の各画素に対して
左からP7,P8,P9を画素番号として付すものとす
る。
【0024】先ず、ゲートドライバ19からゲートライ
ン11-1に対して走査パルスS1が与えられると、ゲー
トライン11-1に接続されている1行目の画素P1,P
2,P3の薄膜トランジスタ14がオン状態となる。こ
の1行目の画素P1,P2,P3が選択された状態にお
いて、1行分の画素データがソースドライバ20から各
信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4に供給され
る。
【0025】このとき、各信号ライン12-1,12-2,
12-3,12-4に供給される1行分の画素データの極性
は、隣り合う画素間で逆極性となっている。例えば、信
号ライン12-1,12-3には負極性の画素データが、信
号ライン12-2,12-4には正極性の画素データがそれ
ぞれ供給される。
【0026】したがって、信号ライン12-2,12-3に
着目すると、1行目においては、信号ライン12-2には
画素P2が、信号ライン12-3には画素P3がそれぞれ
接続されていることから、画素P2には正極性の画素デ
ータが、画素P3には負極性の画素データがそれぞれ書
き込まれる。
【0027】次に、ゲートドライバ19からゲートライ
ン11-2に対して走査パルスP2が与えられると、ゲー
トライン11-2に接続されている2行目の画素P4,P
5,P6の薄膜トランジスタ14がオン状態となる。こ
の2行目の画素P4,P5,P6が選択された状態にお
いて、次の1行分の画素データがソースドライバ20か
ら各信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4に供給
される。
【0028】このとき、各信号ライン12-1,12-2,
12-3,12-4に供給される1行分の画素データの極性
は、隣り合う画素間で逆極性となっており、かつ前の1
行分の画素データとは極性が反転している。すなわち、
信号ライン12-1,12-3には正極性の画素データが、
信号ライン12-2,12-4には負極性の画素データがそ
れぞれ供給される。
【0029】したがって、信号ライン12-2,12-3に
着目すると、2行目においては、信号ライン12-2には
画素P4が、信号ライン12-3には画素P5がそれぞれ
接続されていることから、画素P4には正極性の画素デ
ータが、画素P5には負極性の画素データがそれぞれ書
き込まれる。
【0030】次に、ゲートドライバ19からゲートライ
ン11-3に対して走査パルスP3が与えられると、ゲー
トライン11-3に接続されている3行目の画素P7,P
8,P9の薄膜トランジスタ14がオン状態となる。こ
の3行目の画素P7,P8,P9が選択された状態にお
いて、さらに次の1行分の画素データがソースドライバ
20から各信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4
に供給される。
【0031】このとき、各信号ライン12-1,12-2,
12-3,12-4に供給される1行分の画素データの極性
は、1行目の場合と同じ極性関係となっている。すなわ
ち、信号ライン12-1,12-3には負極性の画素データ
が、信号ライン12-2,12-4には正極性の画素データ
がそれぞれ供給される。
【0032】したがって、信号ライン12-2,12-3に
着目すると、3行目においては、信号ライン12-2には
画素P8が、信号ライン12-3には画素P9がそれぞれ
接続されていることから、画素P8には正極性の画素デ
ータが、画素P9には負極性の画素データがそれぞれ書
き込まれる。
【0033】上述した動作説明から明らかなように、ア
クティブマトリクス型液晶表示装置において、各列ごと
の画素13を互いに隣り合う信号ライン、例えば信号ラ
イン12-2,12-3に対して1行おきに交互に接続する
一方、各信号ライン12-1,12-2,12-3,12-4に
対してはカラム反転(フィールド反転)駆動対応の画素
データを供給することにより、図4に示すように、画素
電位の極性が上下左右の隣接画素間で逆極性となるドッ
ト反転駆動を実現できる。
【0034】このドット反転駆動の場合には、図4から
明らかなように、水平(列)方向での隣接画素間の信号
電位の極性が逆極性となることにより、信号ライン12
-1,12-2,12-3,12-4とCsライン17との間に
寄生する容量に起因して発生する信号ライン12-1,1
2-2,12-3,12-4からの飛び込み電位が水平方向で
隣接する画素間でキャンセルされるため、横クロストー
ク(水平方向における画素情報のクロストーク)の原因
となるCsライン17のゆれを軽減できる。
【0035】また、信号ライン12-1,12-2,12-
3,12-4に供給するカラム反転駆動対応の画素データ
は、先述したように、1フィールドごとに極性が反転す
るデータである。したがって、SXGA表示規格の映像
信号フォーマットでは、1フィールド期間が16ms、
1水平走査期間が15.6μsであることから、カラム
反転駆動対応の画素データを用いてドット反転駆動を行
うことで、各画素に印加する信号電圧の極性を1Hごと
に反転させる1H反転駆動に比べて約1000分の1の
駆動周波数で済むため、信号ライン12-1,12-2,1
2-3,12-4での充放電に起因するソースドライバ20
での消費電力を大幅に低減できる。
【0036】図5は、本発明の第2実施形態に係るアク
ティブマトリクス型液晶表示装置における液晶表示部の
配線図である。
【0037】図5において、LCDパネル40上には、
ゲートライン41-1,41-2,41-3,……と信号ライ
ン42-1,42-2,42-3,……とがマトリクス状に配
線されている。そして、ゲートライン41-1,41-2,
41-3,……と信号ライン42-1,42-2,42-3,…
…との交差部分には、図6に示すように、画素43が配
置されて表示部を構成している。
【0038】図6には、図面の簡略化のために、3行3
列の画素配列の場合を例にとって図示している。また、
第1実施形態の場合と同様の理由により、3列の画素配
列に対して4本の信号線42-1,42-2,42-3,42
-4が配線されている。図6において、各画素43は、ポ
リシリコンからなる薄膜トランジスタ44、保持容量4
5および液晶容量46から構成されている。
【0039】この画素構造において、薄膜トランジスタ
44は、ゲート電極がゲートライン41(41-1〜41
-3)に、ソース電極が信号ライン42(42-1〜42-
4)にそれぞれ接続されている。薄膜トランジスタ44
のドレイン電極には、保持容量45の一方の電極および
液晶容量46の画素電極が接続されている。保持容量4
5の他方の電極および液晶容量46の対向電極は、画素
間で共通にCsライン47に接続されている。Csライ
ン47には、外部から所定の直流電圧がコモン電圧VC
OMとしてコモン電極48を通して与えられるようにな
っている。
【0040】そして、これら画素43の配列において、
各列ごとの画素が互いに隣り合う信号ラインに対して1
行おきに交互に接続されている。具体的には、図6に示
す画素配列において、1行目および3行目の各画素(薄
膜トランジスタ44のソース電極)は、信号ライン42
-1から順に信号ライン42-2,42-3にぞれぞれ接続さ
れ、2行目の各画素は信号ライン42-2から順に信号ラ
イン42-3,42-4にそれぞれ接続されている。
【0041】再び図5において、ゲートライン41-1,
41-2,41-3の各一端は、垂直駆動手段であるゲート
ドライバ49の対応する行の各出力端にそれぞれ接続さ
れている。ゲートドライバ49は、LCDパネル40上
にポリシリコンTFTによって形成されており、ゲート
ライン41-1,41-2,41-3,……に順に走査パルス
を与えて各画素を行単位で選択することによって垂直走
査を行う。
【0042】なお、ここでは、ゲートドライバ49をL
CDパネル40の片側にのみ配する構成としたが、LC
Dパネル40の両側に配する構成とすることも可能であ
る。このように、ゲートドライバ49をLCDパネル4
0の両側に配する構成を採ることで、ゲートライン41
-1,41-2,41-3,……によって各画素に行単位で伝
送される走査パルスの遅延を防止できる効果がある。
【0043】一方、信号ライン42-1,42-2,42-
3,……を駆動する水平駆動手段は、複数個のドライバ
IC50-1,50-2,……から構成され、LCDパネル
40の外部回路として設けられている。これらドライバ
IC50-1,50-2,……は、その内部構成が例えば図
2に示す構成となっている。そして、図6に示す画素配
列において、行方向の隣り合う画素間で同極性、列方向
の隣り合う画素間で逆極性で、かつその極性の関係が1
フィールドごとに反転する画素データ、即ちカラム反転
駆動に対応した画素データを出力する。
【0044】また、隣り合う列の画素が1行おきに交互
に接続された信号ライン42-1,42-2,42-3,……
に対して、カラム反転駆動に対応した画素データを供給
することから、ドライバIC50-1,50-2,……の各
出力ピンから各信号ライン42-1,42-2,42-3,…
…に供給する画素データの配列を、奇数行と偶数行とで
並び換える必要があるため、その並び換えを行うデータ
並び換え回路51がドライバIC50-1の前段に設けら
れている。
【0045】本実施形態に係るアクティブマトリクス型
液晶表示装置ではさらに、時分割駆動法を併用してい
る。
【0046】ここで、時分割駆動法とは、互いに隣り合
う複数本の信号ラインを1単位(ブロック)として分割
し、この1分割ブロック内の複数本の信号ラインに与え
る信号を時系列でドライバICの各出力ピンから出力す
る一方、LCDパネルには複数本の信号ラインを1単位
として時分割スイッチを設け、これら時分割スイッチに
てドライバICから出力される時系列の信号を時分割で
サンプリングして複数本の信号ラインに順次与える駆動
方法である。
【0047】この時分割駆動を実現するために、ドライ
バIC50-1,50-2,……は、複数の信号ラインを1
単位とし、これら複数の信号ラインに与える信号電圧を
時系列で出力する構成となっている。これに対応して、
例えばドライバIC50-1,50-2,……の出力ライン
52-1,52-2,52-3,……と信号ライン42-1,4
2-2,42-3,……の間には、信号ライン42-1,42
-2,42-3,……に与える信号電圧を時分割でサンプリ
ングするアナログスイッチ(以下、時分割スイッチと称
す)53が設けられている。
【0048】図7に、R,G,Bに対応した3時分割駆
動の場合における時分割スイッチ53の接続構成の一例
を示す。この3時分割駆動の場合は、ドライバIC50
-1の各出力ピンからは、R,G,Bの3画素分の信号電
圧が順に時系列で出力ライン52-1,52-2,52-3,
……を介して出力される。具体的には、ドライバIC5
0-1の信号出力として、ODD端子1から出力ライン5
2-1にはR1,G1,B1の各画素の信号が、EVEN
端子1から出力ライン52-2にはR2,G2,B2の各
画素の信号が、ODD端子2から出力ライン52-3には
R3,G3,B3の各画素の信号が、……という具合に
出力される。
【0049】これに対して、出力ライン52-1と3本の
信号ライン42-1,42-2,42−3の間に時分割スイ
ッチ53−1,53-2,53-3が、出力ライン52-2と
3本の信号ライン42-4,42-5,42-6の間に時分割
スイッチ53-4,53-5,53-6が、出力ライン52-3
と3本の信号ライン42-7,42-8,42-9の間に時分
割スイッチ53-7,53-8,53-9が、……という具合
に、3時分割に対応して1本の出力ラインに対して時分
割スイッチが3個ずつ設けられている。
【0050】ここで、時分割スイッチ53による信号電
圧の時分割数が3時分割であるのに対応して、時分割ス
イッチ53で信号電圧を選択する期間(サンプリング期
間)は、1H(1水平走査期間)の3分の1以下になる
ように設定されている。
【0051】次に、ある1組の時分割スイッチ53-1,
53-2,53-3の具体的な構成について、図6の回路図
を用いて説明する。
【0052】時分割スイッチ53-1,53-2,53-3
は、PchMOSトランジスタおよびNchMOSトラ
ンジスタが互いに並列に接続されてなるCMOS構成の
トランスミッションスイッチからなり、LCDパネル4
0と同一基板上にポリシリコンTFTによって形成され
ている。なお、ここでは、時分割スイッチ53-1,53
-2,53-3として、CMOS構成のトランスミッション
スイッチを用いたが、PMOSあるいはNMOS構成の
トランスミッションスイッチを用いることも可能であ
る。
【0053】そして、3個の時分割スイッチ53-1,5
3-2,53-3の各入力端は共通に接続され、その共通接
続点は出力ライン52-1に接続されている。これによ
り、ドライバIC50-1から時系列で出力される信号電
位が、出力ライン52-1を経由して3個の時分割スイッ
チ53-1,53-2,53-3の各入力端に与えられる。こ
れら時分割スイッチ53-1,53-2,53-3の各出力端
は、3本の信号ライン42-1,42-2,42-3の各一端
にそれぞれ接続されている。
【0054】また、LCDパネル40と同一基板上にお
いて、1個の時分割スイッチにつき2本、計6本の制御
ライン54-1〜54-6が、ゲートライン41-1,41-
2,43-3,……の配線方向に沿って配線されている。
そして、時分割スイッチ53-1の2つの制御入力端(即
ち、Nch,PchMOSトランジスタの各ゲート)が
制御ライン54-1,54-2に、時分割スイッチ53-2の
2つの制御入力端が制御ライン54-3,54-4に、時分
割スイッチ53-3の2つの制御入力端が制御ライン54
-5,54-6にそれぞれ接続されている。
【0055】なお、ここでは、6本の制御ライン54-1
〜54-6に対する時分割スイッチ53-1,53-2,53
-3の接続関係について説明したが、他の時分割スイッチ
53-4,53-5,53-6,……についても全く同じ接続
関係となっている。
【0056】6本の制御ライン54-1〜54-6には、各
組の3個の時分割スイッチを順に選択するためのゲート
選択信号S1〜S3,XS1〜XS3が外部の制御回路
(図示せず)から与えられる。ただし、ゲート選択信号
XS1〜XS3は、ゲート選択信号S1〜S3の反転信
号である。ゲート選択信号S1〜S3,XS1〜XS3
は、ドライバIC50-1,50-2,……から出力される
時系列の信号電位に同期して、各組の3個の時分割スイ
ッチを順次オンさせるための信号である。
【0057】時分割スイッチ53-1,53-2,53-3、
53-4,53-5,53-6、53-7,53-8,53-9、…
…は、外部から順に与えられるゲート選択信号S1,S
2,S3に応答して順次オン状態となることにより、ド
ライバIC50(50-1,50-2,……)から出力ライ
ン52-1,52-2,52-3,……に出力される時系列の
信号を、1H期間に3時分割でサンプリングして対応す
る信号ラインに供給する。
【0058】ところで、ドライバIC50-1,50-2,
……から信号ライン42-1,42-2,42-3,……に信
号電位を入力する場合に、時分割スイッチ53(53-
1,53-2,……)がオフとなった信号ラインはハイイ
ンピーダンス状態となり、外来の飛び込み電位等の影響
を受け易くなり、信号ラインの電位が変動し易い。この
ため、時分割数が4時分割などの場合は、1つの画素が
R,G,B一組ではないので、各色ごとの信号ラインの
電位変動が一定せず、縦方向の色むら発生の原因とな
る。
【0059】これに対して、R,G,Bの3本の信号ラ
インを3時分割駆動すれば、外来の飛び込み電位等に起
因する各色ごとの信号ラインの電位変動がほぼ均一とな
るため、多少の電位変動は強調されないようにすること
ができる。言い換えれば、RならばR、GならばG、B
ならばBで変動するため、ドライバIC50-1,50-
2,……に供給する色信号データにオフセットを持たせ
ることで、所定の信号電位にすることが可能である。ま
た、許容範囲内のソース電位の変動ならば、色度信号と
してのずれは発生しなくなる。
【0060】上述したように、各列ごとの画素43を互
いに隣り合う信号ライン、例えば信号ライン42-2,4
2-3に対して1行おきに交互に接続する一方、各信号ラ
イン42-1,42-2,42-3,42-4に対してはカラム
反転駆動対応の画素データを供給する構成のアクティブ
マトリクス型液晶表示装置において、時分割駆動法を併
用することによっても、第1実施形態と同様に、画素電
位の極性が上下左右の隣接画素間で逆極性となるドット
反転駆動を実現できる。
【0061】しかも、ドット反転駆動方式のアクティブ
マトリクス型液晶表示装置に時分割駆動を適用したこと
により、LCDパネル40の信号ライン42-1,42-
2,42-3,……の本数に対して、ドライバIC50-
1,50-2,……の総出力ピン数を時分割数分の1に削
減できることになる。具体的には、3時分割駆動を例に
採ると、時分割駆動を用いない場合に比べてドライバI
C50-1,50-2,……の総出力ピン数を1/3に削減
できる。したがって、LCDパネル40の外部に設けら
れるドライバICの各出力ピンとLCDパネル40内部
との接続ライン数もその分だけ少なくて済むとともに、
ドライバICのピン配列方向のサイズを縮小化できる。
【0062】因みに、大型の液晶表示装置では、ドライ
バICの各出力ピンと信号ラインの各々とは、通常、1
対1の関係となっている。したがって、例えばSXGA
表示規格の場合は、R(赤),G(緑),B(青)の各
色ごとに1280本、即ち3840(=1230×3)
本の信号ラインを持つことから、水平方向において、ド
ライバICの各出力端子と3840本の信号ラインの各
々とを接続する必要がある。また、垂直方向について
は、1024ライン分の接続が必要であり、合計で48
64本の接続が必要となる。
【0063】また、ドライバICの数も増加する。一例
として、SXGA表示規格の液晶表示装置において、3
840本の信号ラインに対して、例えば384本の出力
ピンを持つ既存の汎用ドライバICを接続する場合を考
えると、合計で10個(=3840本/384本)のド
ライバICを必要とすることになる。また、今後の高精
細化に伴い、配線幅もより狭くなるため、これに見合う
ための入出力端子の接続も困難になる。
【0064】ところで、液晶表示装置の分野では近年、
装置のコンパクト化、特にLCDパネル40の狭幅化が
積極的に押し進められている。LCDパネル40の狭幅
化を実現するには、LCDパネル40の額縁部分のサイ
ズ(以下、額縁サイズと略称する)をできるだけ小さく
すれば良い。現行の製造技術の下では、一例として、4
mm以下の額縁サイズが狙いとなる。
【0065】一方、LCDパネル40の外部回路である
ドライバIC50-1,50-2,……の実装方式として例
えばTAB方式を用いた場合、TABのパッドサイズが
現行2mm程度であることから、額縁サイズ4mm以下
を満足するためには、TABと時分割スイッチ53-1,
53-2,53-3,53-4,53-5,53-6,53-7,5
3-8,53-9,……との間の配線および接続に要する領
域のサイズを2mm以下に抑えることが必要となる。
【0066】以上のことを踏まえて、R,G,B3時分
割駆動の場合を例に採って、ドライバICの個数の設定
について説明する。ここでは、一例として、SXGA表
示規格の液晶表示装置の場合を例に採って説明するもの
とする。SXGA表示規格は1280画素×1024画
素であり、1画素がR,G,Bの3ドットからなること
から、信号ラインの総本数(=水平方向のドット数)は
3840(=1280×3)本となる。
【0067】現行のパターニング技術では、配線幅が4
μm程度、配線間隔が3.5μm程度であることから、
1本の配線につき7.5μm程度のスペースが必要とな
る。LCDパネル10の額縁サイズとして4mm以下を
狙った場合、配線および接続に許容されるスペースは2
mm以下であることから、額縁部分に配線可能な最大配
線本数として、266(≒2mm/7.5μm)本程度
という数値が導き出される。
【0068】ただし、ドライバICの出力ピンのピッチ
に対して信号ラインの配線ピッチの方が広いことから、
ドライバICの出力ピンと時分割スイッチとの間を電気
的に接続するフレキシブルケーブルは、液晶表示パネル
の額縁部分で左右に半分ずつ分けられることになること
から、ドライバICの出力ピン数としては最大、最大配
線可能本数(266本)の2倍、即ち532本程度とな
る。
【0069】以上のことから明らかなように、SXGA
表示規格の場合は、532本以下でかつ信号ライン数
(3840ライン)の約数であることが条件となること
から、ドライバICの出力ピン数として例えば320本
が設定される。そして、3時分割駆動の場合は、ドライ
バICの総出力ピン数としては、信号ライン数(384
0ライン)の3分の1で良いことから、本例では、ドラ
イバICの個数として、4(=1280/320)個が
設定される。
【0070】すなわち、SXGA表示規格の液晶表示装
置において、3時分割駆動を採った場合には、図8に示
すように、各々320本の出力ピンを持つ4個のドライ
バIC50-1〜50-4が、液晶表示パネル40とは別体
の外部基板(図示せず)上に一定の間隔をもって配置さ
れ、フレキシブルケーブル55を介してLCDパネル4
0の額縁の接続部分56にて時分割スイッチ(図示せ
ず)と接続されることになる。
【0071】このように、SXGA表示規格の液晶表示
装置において、3時分割駆動を採ることにより、ドライ
バICの出力ピン数として例えば320本を設定した場
合、ドライバICの個数が4個で済むため、時分割駆動
を採らず、例えば384ピンの汎用ドライバICを用い
ると、10(=3840/384)個のドライバICを
必要としていた場合に比べて、スタンバイ電力を5分の
2以下に抑えることができる。
【0072】また、ドライバICのコスト低減にもつな
がる。しかも、今後、集積回路技術の進歩に伴い、これ
以上のドライバICのピン数が期待され、それに伴って
3個以下のドライバICの個数の設定も可能となるた
め、消費電力と製品コストのより低減を期待できること
になる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、各列ご
との画素を互いに隣り合う信号ラインに対して1行おき
に交互に接続する一方、各信号ラインに対してはカラム
反転(フィールド反転)駆動対応の画素データを供給す
るようにしたことにより、カラム反転駆動対応の画素デ
ータでありながらドット反転駆動を行えるため、高画質
化に有利なドット反転駆動を実現しつつ、信号ラインで
の充放電に起因する消費電力を大幅に低減できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るアクティブマトリ
クス型液晶表示装置の構成例を示す概略構成図である。
【図2】ソースドライバの内部構成の具体例を示すブロ
ック図である。
【図3】第1実施形態に係るアクティブマトリクス型液
晶表示装置の動作説明のためのタイミングチャートであ
る。
【図4】ドット反転駆動の場合の各画素電位の極性を示
す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るアクティブマトリ
クス型液晶表示装置における液32示部の配線図であ
る。
【図6】各画素および時分割スイッチの構成を示す回路
図である。
【図7】3時分割駆動の場合における時分割スイッチの
接続構成の一例を示す結線図である。
【図8】SXGA表示規格の液晶表示装置におけるドラ
イバICの個数の関係を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10,40…LCDパネル、11-1〜11-3,41-1〜
41-3…ゲートライン、12-1〜12-4,41-1〜41
-9…信号ライン、13,43…画素、14,44…薄膜
トランジスタ(TFT)、16,46…液晶容量(液晶
セル)、19,49…ゲートドライバ、20…ソースド
ライバ、21,51…データ並び換え回路、50-1,5
0-2…ドライバIC、53,53-1〜53-9…時分割ス
イッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 623 G09G 3/20 624B 624 3/36 3/36 G02F 1/136 500 Fターム(参考) 2H092 GA21 GA24 GA32 JA24 JB02 KA04 NA26 PA06 2H093 NA16 NA22 NA33 NA34 NA64 NC21 NC22 NC34 ND39 5C006 AA16 AA22 AC02 AC28 AF42 AF44 AF51 AF83 BB16 BC03 BC12 BC23 BF03 BF04 BF05 BF11 BF46 EB05 FA22 FA42 FA47 FA51 5C080 AA10 BB05 CC03 DD05 DD23 DD26 DD27 EE29 EE30 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板上にマトリクス状に配線さ
    れた複数行分のゲートラインと複数列分の信号ラインと
    の交差部分に画素が配置され、かつ各列ごとの画素が互
    いに隣り合う信号ラインに対して1行おきに交互に接続
    されてなる表示部と、 前記表示部の各画素を行単位で選択する垂直駆動手段
    と、 行方向の隣り合う画素間で同極性、列方向の隣り合う画
    素間で逆極性で、かつその極性の関係が1フィールドご
    とに反転する画素信号を前記複数列分の信号ラインに対
    して供給する水平駆動手段とを備えたことを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記水平駆動手段は、前記画素信号を所
    定の時分割数に対応した時系列の画素信号として各出力
    端子から出力する複数のドライブ回路と、前記複数のド
    ライブ回路の各出力端子から出力される時系列の画素信
    号を時分割して前記複数列分の信号ラインのうちの対応
    する信号ラインに供給する時分割スイッチとを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 R(赤),G(緑),B(青)の3ドッ
    トで1画素を構成する場合において、 前記時分割スイッチによる時分割数がR,G,Bに対応
    した3時分割であることを特徴とする請求項2記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記時分割スイッチのサンプリング期間
    は、1水平走査期間の3分の1以下であることを特徴と
    する請求項3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部における各画素トランジスタ
    は、ポリシリコン薄膜トランジスタによって形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記複数個のドライバ回路は、前記透明
    絶縁基板とは別体の回路基板上に配されていることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 透明絶縁基板上にマトリクス状に配線さ
    れた複数行分のゲートラインと複数列分の信号ラインと
    の交差部分に画素が配置され、かつ各列ごとの画素が互
    いに隣り合う信号ラインに対して1行おきに交互に接続
    されてなる表示部を具備する液晶表示装置において、 前記表示部の各画素を行単位で選択する一方、 行方向の隣り合う画素間で同極性、列方向の隣り合う画
    素間で逆極性で、かつその極性の関係が1フィールドご
    とに反転する画素信号を前記複数列分の信号ラインに対
    して供給することを特徴とする液晶表示装置の駆動方
    法。
  8. 【請求項8】 前記画素信号を所定の時分割数に対応し
    た時系列の画素信号として入力するとともに、その時系
    列の画素信号を時分割して前記複数列分の信号ラインの
    うちの対応する信号ラインに供給することを特徴とする
    請求項7記載の液晶表示装置の駆動方法。
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