JP2000275611A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000275611A
JP2000275611A JP8513999A JP8513999A JP2000275611A JP 2000275611 A JP2000275611 A JP 2000275611A JP 8513999 A JP8513999 A JP 8513999A JP 8513999 A JP8513999 A JP 8513999A JP 2000275611 A JP2000275611 A JP 2000275611A
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liquid crystal
crystal display
display device
pixel
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JP8513999A
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English (en)
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Masumitsu Ino
益充 猪野
Toshiichi Maekawa
敏一 前川
Hisashi Goto
尚志 後藤
Toru Akutagawa
徹 芥河
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドット反転駆動方式では、信号ラインの書き
換え周波数が1H期間の逆数であるため、信号ラインの
充放電電流が無視できず、各画素に信号電位を与えるド
ライバICの消費電力が増大する。 【解決手段】 アクティブマトリクス型液晶表示装置に
おいて、LCDパネル10の外部に配置された複数個の
ドライバIC14-1,14-2,…から、垂直方向の隣り
合う画素間で同極性でかつ水平方向の隣り合う画素間で
逆極性の画素信号を所定の時分割数に対応した時系列で
各出力ピンから出力するとともに、画素信号の極性を1
フィールドごとに反転させてカラム反転駆動を実現する
一方、LCDパネル10上に形成された時分割スイッチ
16によってドライバIC14-1,14-2,…から出力
される時系列の信号を時分割でサンプリングして対応す
る信号ラインに供給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置(L
CD;Liquid Crystal Display)に関し、特に各画素に
信号電位を与えるドライバ回路を、LCDパネルの外部
回路として設けてなるアクティブマトリクス型液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサなどに用いられている液晶表示装置は、アクティブ
マトリクス型が主力となっている。このアクティブマト
リクス型液晶表示装置は、応答速度や画像品質の面で優
れており、近年のカラー化に最適な表示装置となってき
ている。この種の液晶表示装置において、LCD(液晶
表示)パネルの各画素には、トランジスタあるいはダイ
オードなどの非線形な素子が用いられている。具体的に
は、ガラス基板等の透明絶縁基板上に薄膜トランジスタ
(TFT;thin film transistor)を形成した構造とな
っている。
【0003】また、アクティブマトリクス型液晶表示装
置では、その駆動方式として、上下左右の隣接する画素
(ドット)に印加する電圧の極性を反転させるいわゆる
ドット反転駆動方式が知られている。このドット反転駆
動方式は、画質向上に良好とされている。その理由は次
の通りである。すなわち、上下左右の隣接画素に印加す
る電圧を逆極性にすることにより、信号ラインとゲート
ラインのクロス容量に起因する信号ラインからの飛び込
み電位が、上下左右の隣接画素間でキャンセルされるこ
とになる。その結果、画素電位が安定して入力されるよ
うになり、液晶表示時のフリッカーが軽減される。
【0004】一方、ドット反転駆動を行わない場合に
は、ゲートラインの接地レベルが変動してしまう状態で
は、画素トランジスタのゲートスイッチがオフ状態を確
定できなくなるために、保持された画素電位が放電され
てしまう。そのため、画素の透過率が低下し、画素のコ
ントラストがとれなくなる。また、信号ラインからの飛
び込み電位が同じ極性となることから、1ラインごとの
画素のコントラストが目立つことになり、同じ階調の表
示を行ったとしても、ラインごとに違った表示が行われ
るようになる。
【0005】これらの不具合を解消できることから、ド
ット反転駆動方式は、画質向上を図る上で、アクティブ
マトリクス型液晶表示装置の駆動方式として有用となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドット
反転駆動方式では、信号ラインの書き換え周波数が1H
期間(XGA(extended graphics array) で20.6μ
s、SXGA(superXGA)で15.6μs、UXGA
(ultraXGA)で13.3μs)の2倍の逆数であるた
め、信号ラインの充放電電流が無視できず、各画素に信
号電位を与えるドライバICの消費電力が増大する。
【0007】このドライバICの消費電力を低減するた
めには、信号ラインに加わる電圧を低電圧にすれば良い
訳であるが、液晶の表示電圧は4V以上であり、このた
め、反転駆動を考慮に入れると信号ラインに加わる電圧
を8V以下にできないのが現状である。また、ドライバ
ICの消費電力の増加分は、テープキャリア上に配置さ
れたドライバICで発生される熱に変換され、ドライバ
ICとテープキャリア上の熱変形を増長する。これが進
むと、テープとICの接続が切断され、表示できなくな
る。
【0008】ところで、特に大型の液晶表示装置におい
ては、ドライバICの各出力ピンとLCDパネルの信号
ラインの各々とは、通常、1対1の対応関係となってい
る。したがって、例えばSXGA表示規格の場合は、R
(赤),G(緑),B(青)の各色ごとに1280本、
即ち3840(=128×3)本の信号ラインを持つこ
とから、水平方向において、ドライバICの各出力ピン
と3840本の信号ラインの各々とを接続する必要があ
る。また、垂直方向については、1024ラインの接続
が必要であり、合計で4864ラインの接続が必要とな
る。
【0009】また、ドライバICの数も増加する。一例
として、SXGA表示規格の液晶表示装置において、3
840本の信号ラインに対して、例えば384本の出力
ピンを持つ既存の汎用ドライバICを接続する場合を考
えると、合計で10個(=3840本/384本)のド
ライバICを必要とすることになる。また、今後の高精
細化に伴い、配線幅もより狭くなるため、これに見合う
ための入出力端子の接続も困難になる。しかも、ドライ
バICの数が増加することによって、液晶表示装置自体
のコストも増加することになる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、信号ラインの充放電
に起因するドライバICの消費電力を低減するととも
に、ドライバICと信号ラインの各々との接続ライン数
およびドライバICの個数の削減を可能とした液晶表示
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示装
置は、透明絶縁基板上にマトリクス状に配線された複数
行分のゲートラインと複数列分の信号ラインとの交差点
に複数個の画素が2次元配置されてなる表示部と、この
表示部の各画素を行単位で選択する垂直駆動回路と、行
方向(垂直方向)の隣り合う画素間で同極性でかつ列方
向(水平方向)の隣り合う画素間で逆極性の画素信号を
所定の時分割数に対応した時系列で各出力端子から出力
するとともに、画素信号の極性を1フィールドごとに反
転させる複数個の水平駆動回路と、この複数個の水平駆
動回路のの各出力端子から出力される時系列の画素信号
を時分割して複数列分の信号ラインのうちの対応する信
号ラインに供給する時分割スイッチとを備えた構成とな
っている。
【0012】上記構成の液晶表示装置において、複数個
の水平駆動回路が、行方向の隣り合う画素間で同極性で
かつ列方向の隣り合う画素間で逆極性の画素信号を出力
するとともに、その画素信号の極性を1フィールドごと
に反転させることで、カラム反転駆動が実現される。ま
た、複数個の水平駆動回路の各出力端子からは、画素信
号が時分割数に対応した時系列の信号として出力され
る。そして、この時系列の画素信号は、時分割スイッチ
によって時分割でサンプリングされて対応する信号ライ
ンに供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置における液晶表示部の配
線図である。このアクティブマトリクス型液晶表示装置
は、複数行分のゲートライン11-1,11-2,11-3,
……と複数列分の信号ライン12-1,12-2,12-3,
……が、液晶基板(透明絶縁基板)上にマトリクス状に
配線され、その液晶の裏面側にバックライトが配置され
た構造となっている。そして、ゲートライン11-1,1
1-2,11-3,……と信号ライン12-1,12-2,12
-3,……の交差点が画素となり、LCDパネル(表示
部)10を形成している。
【0015】ここで、LCDパネル10の各画素の構成
について、図2の回路図を用いて説明する。各画素20
は、ゲート電極がゲートライン11-1,11-2,11-
3,……に、ソース電極が信号ライン12-1,12-2,
12-3,……にそれぞれ接続されたポリシリコンからな
る薄膜トランジスタ(TFT)21と、この薄膜トラン
ジスタ21のドレイン電極に一方の電極が接続された保
持容量22と、薄膜トランジスタ21のドレイン電極に
画素電極が接続された液晶容量(液晶セル)23とから
構成されている。
【0016】この画素構造において、液晶容量23は、
薄膜トランジスタ21で形成される画素電極と、これに
対応して形成される対向電極との間で発生する容量を意
味する。保持容量22の他方の電極および液晶セル23
の対向電極は各画素間で共通にCsライン24に接続さ
れ、このCsライン24を通してコモン電極25に接続
されている。このコモン電極25には、所定の直流電圧
がコモン電圧VCOMとして与えられるようになってい
る。
【0017】複数行分のゲートライン11-1,11-2,
11-3,……の各一端は、垂直駆動回路であるゲートド
ライバ13の対応する行の各出力端にそれぞれ接続され
ている。ゲートドライバ13は、上記LCDパネル10
と同一の基板上に、ポリシリコンTFTによって形成さ
れており、ゲートライン11-1,11-2,11-3,……
に順に走査パルスを与えて各画素を行単位で選択するこ
とによって垂直走査を行う。
【0018】なお、本例では、ゲートドライバ13をL
CDパネル10の片側にのみ配する構成としたが、LC
Dパネル10の両側に配する構成とすることも可能であ
る。このように、ゲートドライバ13をLCDパネル1
0の両側に配する構成を採ることで、ゲートライン11
-1,11-2,11-3,……によって各画素に行単位で伝
送される走査パルスの遅延を防止できる効果がある。
【0019】また、信号ライン12-1,12-2,12-
3,……に画像データに応じた所定の電圧を印加する複
数個のドライバIC14-1,14-2,……が、LCDパ
ネル10の外部回路として設けられている。複数個のド
ライバIC14-1,14-2,……には、例えば8階調以
上で512色以上の表示を可能にするデジタル画像デー
タが入力される。画像の自然画表示を行うには、より多
階調の表示が要求されることになる。
【0020】図3は、ドライバIC14-1,14-2,…
…の内部構成の一例を示すブロック図である。図3から
明らかなように、これらドライバICは、水平シフトレ
ジスタ回路31、サンプリングスイッチ群32、レベル
シフタ33、データラッチ回路34およびデジタルアナ
ログ変換回路35を有し、本例では、例えば5ビットの
デジタル画像データdata1〜data5や電源電圧
Vdd,Vssを水平シフトレジスタ回路31のシフト
方向における両側から取り込む構成となっている。
【0021】上記構成のドライバIC14-1,14-2,
……において、水平シフトレジスタ回路31は、水平走
査パルスを順次出力することによって水平走査(列走
査)を行う。サンプリングスイッチ群32におけるサン
プリングスイッチの各々は、水平シフトレジスタ回路3
1からの水平走査パルスに応答して、入力されるデジタ
ル画像データdata1〜data5を順次サンプリン
グする。
【0022】レベルシフタ33は、サンプリングスイッ
チ群32でサンプリングされた例えば5Vのデジタルデ
ータを液晶駆動電圧のデジタルデータに昇圧する。デー
タラッチ回路34は、レベルシフタ33で昇圧されたデ
ジタルデータを1H分蓄積するメモリである。デジタル
アナログ変換回路35は、データラッチ回路34から出
力される1H分のデジタルデータをアナログ信号に変換
して出力する。
【0023】そして、ドライバIC14-1,14-2,…
…としては、いわゆるカラム反転駆動方式用のICが用
いられる。このドライバIC14-1,14-2,……は、
カラム反転駆動を実現するために、各出力端子の奇数、
偶数ごとに電位が反転する信号電圧を出力し、かつその
信号電圧の極性を1フィールドごとに反転する。ここ
で、カラム反転駆動方式とは、水平方向に隣接する画素
間で信号電圧の極性が逆極性で、かつ垂直方向に隣接す
る画素間では同極性となり、しかもこの画素極性の状態
を1フィールドごとに反転させる駆動方式である。
【0024】このように、本実施形態に係るアクティブ
マトリクス型液晶表示装置においては、その駆動方式と
してカラム反転駆動方式を採っている。本実施形態に係
る液晶表示装置ではさらに、時分割駆動法を併用してい
る。
【0025】ここで、時分割駆動法とは、互いに隣り合
う複数本の信号ラインを1単位(ブロック)として分割
し、この1分割ブロック内の複数本の信号ラインに与え
る信号を時系列でドライバICの各出力ピンから出力す
る一方、LCDパネルには複数本の信号ラインを1単位
として時分割スイッチを設け、これら時分割スイッチに
てドライバICから出力される時系列の信号を時分割で
サンプリングして複数本の信号ラインに順次与える駆動
方法である。
【0026】この時分割駆動を実現するために、ドライ
バIC14-1,14-2,……は、複数の信号ラインを1
単位とし、これら複数の信号ラインに与える信号電圧を
時系列で出力する構成となっている。これに対応して、
例えばドライバIC14-1,14-2,……の出力ライン
15-1,15-2,15-3,……と信号ライン12-1,1
2-2,12-3,……の間には、信号ライン12-1,12
-2,12-3,……に与える信号電圧を時分割でサンプリ
ングするアナログスイッチ(以下、時分割スイッチと称
す)16が設けられている。
【0027】図4に、R,G,Bに対応した3時分割駆
動の場合における時分割スイッチ16の接続構成の一例
を示す。この3時分割駆動の場合は、ドライバIC14
-1の各出力ピンからは、R,G,Bの3画素分の信号電
圧が順に時系列で出力ライン15-1,15-2,15-3,
……を介して出力される。具体的には、ドライバIC1
4-1の信号出力として、ODD端子1から出力ライン1
5-1にはR1,G1,B1の各画素の信号が、EVEN
端子1から出力ライン15-2にはR2,G2,B2の各
画素の信号が、ODD端子2から出力ライン15-3には
R3,G3,B3の各画素の信号が、……という具合に
出力される。
【0028】これに対して、出力ライン15-1と3本の
信号ライン12-1,12-2,12-3の間に時分割スイッ
チ16-1,16-2,16-3が、出力ライン15-2と3本
の信号ライン12-4,12-5,12-6の間に時分割スイ
ッチ16-4,16-5,16-6が、出力ライン15-3と3
本の信号ライン12-7,12-8,12-9の間に時分割ス
イッチ16-7,16-8,16-9が、……という具合に、
3時分割に対応して1本の出力ラインに対して時分割ス
イッチが3個ずつ設けられている。
【0029】ここで、時分割スイッチ16による信号電
圧の時分割数が3時分割であるのに対応して、時分割ス
イッチ16で信号電圧を選択する期間(サンプリング期
間)は、図5のタイミングチャートに示すように、1H
(Hは水平走査期間)の3分の1以下になるように設定
されている。
【0030】次に、ある1組の時分割スイッチ16-1,
16-2,16-3の具体的な構成について、図2の回路図
を用いて説明する。
【0031】時分割スイッチ16-1,16-2,16-3
は、PchMOSトランジスタおよびNchMOSトラ
ンジスタが互いに並列に接続されてなるCMOS構成の
トランスミッションスイッチからなり、LCDパネル1
0と同一基板上にポリシリコンTFTによって形成され
ている。なお、ここでは、時分割スイッチ16-1,16
-2,16-3として、CMOS構成のトランスミッション
スイッチを用いたが、PMOSあるいはNMOS構成の
トランスミッションスイッチを用いることも可能であ
る。
【0032】そして、3個の時分割スイッチ16-1,1
6-2,16-3の各入力端は共通に接続され、その共通接
続点は出力ライン15-1に接続されている。これによ
り、ドライバIC14-1から時系列で出力される信号電
位が、出力ライン15-1を経由して3個の時分割スイッ
チ16-1,16-2,16-3の各入力端に与えられる。こ
れら時分割スイッチ16-1,16-2,16-3の各出力端
は、3本の信号ライン11-1,11-2,11-3の各一端
にそれぞれ接続されている。
【0033】また、LCDパネル10と同一基板上にお
いて、1個の時分割スイッチにつき2本、計6本の制御
ライン17-1〜17-6が、ゲートライン11-1,11-
2,13-3,……の配線方向に沿って配線されている。
そして、時分割スイッチ16-1の2つの制御入力端(即
ち、Nch,PchMOSトランジスタの各ゲート)が
制御ライン17-1,17-2に、時分割スイッチ16-2の
2つの制御入力端が制御ライン17-3,17-4に、時分
割スイッチ16-3の2つの制御入力端が制御ライン17
-5,17-6にそれぞれ接続されている。
【0034】なお、ここでは、6本の制御ライン17-1
〜17-6に対する時分割スイッチ16-1,16-2,16
-3の接続関係について説明したが、他の時分割スイッチ
16-4,16-5,16-6,……についても全く同じ接続
関係となっている。
【0035】6本の制御ライン17-1〜17-6には、各
組の3個の時分割スイッチを順に選択するためのゲート
選択信号S1〜S3,XS1〜XS3が外部の制御回路
(図示せず)から与えられる。ただし、ゲート選択信号
XS1〜XS3は、ゲート選択信号S1〜S3の反転信
号である。ゲート選択信号S1〜S3,XS1〜XS3
は、ドライバIC14-1,14-2,……から出力される
時系列の信号電位に同期して、各組の3個の時分割スイ
ッチを順次オンさせるための信号である。
【0036】時分割スイッチ16-1,16-2,16-3、
16-4,16-5,16-6、16-7,16-8,16-9、…
…は、外部から順に与えられるゲート選択信号S1,S
2,S3(図5のタイミングチャートを参照)に応答し
て順次オン状態となることにより、ドライバIC44か
ら出力ライン15-1,15-2,15-3,……に出力され
る時系列の信号を、1H期間に3時分割でサンプリング
して対応する信号ラインに供給する。
【0037】上述した3時分割駆動の場合には、時分割
数が奇数であることから、図6から明らかなように、1
ラインの隣り合う画素間で書き込み電圧の極性が逆極性
となる。なお、図6は、図4に示す3時分割駆動の場合
の信号電圧の各画素への書き込み状態を示している。同
図において、横方向は走査順、縦方向は時分割スイッチ
の動作順をそれぞれ示し、またHは高電圧、Lは低電圧
の書き込み状態をそれぞれ示している。
【0038】カラム反転駆動でかつ3時分割駆動を行う
ことにより、図6から明らかなように、第1フィールド
(a)においては、例えば奇数列の各画素にHが、偶数
列の各画素にLがそれぞれ書き込まれ、第2フィールド
(b)においては、奇数列の各画素にLが、偶数列の各
画素にHがそれぞれ書き込まれることになる。
【0039】また、ドライバIC14-1,14-2,……
から信号ライン12-1,12-2,12-3,……に信号電
位を入力する場合、時分割スイッチ16がオフとなった
信号ラインはハイインピーダンス状態となり、外来の飛
び込み電位等の影響を受け易くなり、信号ラインの電位
が変動し易い。このため、4時分割などの場合は、1つ
の画素がR,G,B一組ではないので、各色ごとの信号
ラインの電位変動が一定せず、縦方向の色むらの原因と
なる。
【0040】これに対して、R,G,Bの3本の信号ラ
インを3時分割駆動すれば、外来の飛び込み電位等に起
因する各色ごとの信号ラインの電位変動がほぼ均一とな
るため、多少の電位変動は強調されないようにすること
ができる。言い換えれば、RならばR、GならばG、B
ならばBで変動するため、ドライバIC14-1,14-
2,……に供給する色信号データにオフセットを持たせ
ることで、所定の信号電位にすることが可能である。ま
た、許容範囲内のソース電位の変動ならば、色度信号と
してのずれは発生しなくなる。
【0041】以上の説明から明らかなように、カラム反
転駆動方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置で
は、水平方向での隣接画素間の信号電圧の極性が逆極性
であることにより、図2の回路図において、信号ライン
12-1,12-2,12-3,……とCsライン24との間
に寄生する容量に起因して発生する信号ライン12-1,
12-2,12-3,……からの飛び込み電位が水平方向で
隣接する画素間でキャンセルされるため、横クロストー
ク(水平方向における画素情報のクロストーク)の原因
となるCsライン24のゆれを軽減できる。
【0042】また、SXGA表示規格の映像信号フォー
マットでは、1フィールド期間が16ms、1水平走査
期間(1H)が15.6μsであることから、カラム反
転駆動方式を採用した場合には、各画素に印加する信号
電圧の極性を1Hごとに反転させる1H反転駆動方式に
比べて約1000分の1の駆動周波数で済むため、消費
電力を大幅に低減できる。
【0043】ここで改めて、各駆動方式について図7を
用いて説明する。カラム反転駆動方式(A)の場合に
は、1フィールド期間中垂直方向の画素電位の極性は同
極性、水平方向の画素電位の極性は逆極性で、次の1フ
ィールドで逆極性の画素信号を書き込む。このカラム反
転駆動方式(A)の場合においては、信号ラインの充放
電に起因するドライバICでの消費電力は低消費電力で
ある。
【0044】1H反転駆動方式(B)の場合には、1H
期間中水平方向の画素電位の極性は同極性、次の1Hで
逆極性の画素信号を入力、という具合に1Hごとに逆極
性の画素信号を入力し、次の1フィールドで逆極性の画
素信号を書き込む。この1H反転駆動方式(B)の場合
においては、信号ラインの充放電に起因するドライバI
Cでの消費電力は中消費電力である。
【0045】ドット反転駆動方式(C)の場合には、1
H期間中水平方向の画素電位の極性は逆極性、次の1H
で逆極性の画素信号を入力、という具合に1Hごとに逆
極性の画素信号を入力し、次の1フィールドで逆極性の
画素信号を書き込む。このドット反転駆動方式(C)の
場合においては、信号ラインの充放電に起因するドライ
バICでの消費電力は大消費電力である。
【0046】SXGA表示モードの場合において、具体
的な数値の一例として、信号ラインの信号振幅を9V、
1H期間を15.6μs、信号ラインの容量を100p
Fと仮定すると、信号ラインの充放電に起因するドライ
バICでの消費電力は、カラム反転駆動方式(A)では
3mWであるの対して、ドット反転駆動方式(C)では
1000mWとなる。すなわち、カラム反転駆動方式
(A)を採ることで、ドット反転駆動方式(C)の約3
33分の1程度まで消費電力を低減できる。
【0047】現在まで、大型液晶表示装置にカラム反転
駆動方式を採用できなかったのは、画素トランジスタで
ある薄膜トランジスタ(TFT)21のリーク電流特性
が動作温度で小さくないからである。ところが、ポリシ
リコンTFT、特に製造プロセスが低温(300°C〜
400°C)のポリシリコンTFTが透明絶縁基板上に
作成可能になったことにより、アモルファスシリコン
(a−Si)に比べて温度依存性の小さいポリシリコン
が半導体層に使用できるようになった。
【0048】図8に、低温ポリシリコンTFTとアモル
ファスシリコンTFTのリーク電流の温度依存性を示
す。アモルファスシリコンの場合は、活性化エネルギー
Eaが0.9eVであり、常温(27°C程度)状態で
はリーク電流は少ないが、使用温度範囲(60°C〜7
0°C程度)に入ると、リーク電流が大幅に増加するた
め、1フィールド期間に亘って画素電位を保持する必要
のあるカラム反転駆動方式には不向きであった。
【0049】これに対して、低温ポリシリコンの場合に
は、活性化エネルギーEaが0.56eVであり、アモ
ルファスシリコンの活性化エネルギーに比べて低く、温
度依存性が少ないため、使用温度範囲(60°C〜70
°C程度)でのリーク電流を1pA以下に抑えることが
可能となったことで、カラム反転駆動方式を大型液晶表
示装置に採用できるのである。
【0050】ちなみに、カラム反転駆動を達成するに
は、W/Lが5μm/5μmの画素トランジスタにおい
て、リーク電流が1pA以下であることが必要である。
換言すれば、リーク電流が1pAを超える画素トランジ
スタでは、1フィールド期間に亘って画素電位を維持
(保持)することはできなくなる。
【0051】また、カラム反転駆動方式のアクティブマ
トリクス型液晶表示装置に時分割駆動を適用したことに
より、LCDパネル10の信号ライン12-1,12-2,
12-3,……の本数に対して、ドライバIC14-1,1
4-2,……の総出力ピン数を時分割数分の1に削減でき
ることになる。具体的には、3時分割駆動を例に採る
と、時分割駆動を用いない場合に比べてドライバIC1
4-1,14-2,……の総出力ピン数を1/3に削減でき
る。したがって、LCDパネル10の外部に設けられる
ドライバICの各出力ピンとLCDパネル10内部との
接続ライン数もその分だけ少なくて済むとともに、ドラ
イバICのピン配列方向のサイズを縮小化できる。
【0052】ところで、液晶表示装置の分野では近年、
装置のコンパクト化、特にLCDパネル10の狭幅化が
積極的に押し進められている。LCDパネル10の狭幅
化を実現するには、LCDパネル10の額縁部分のサイ
ズ(以下、額縁サイズと略称する)をできるだけ小さく
すれば良い。現行の製造技術の下では、一例として、4
mm以下の額縁サイズが狙いとなる。
【0053】一方、LCDパネル10の外部回路である
ドライバIC14-1,14-2,……の実装方式として例
えばTAB(Tape Automated Bonding)方式を用いた場
合、TABのパッドサイズが現行2mm程度であること
から、額縁サイズ4mm以下を満足するためには、TA
Bと時分割スイッチ16-1,16-2,16-3,16-4,
16-5,16-6,16-7,16-8,16-9,……との間
の配線および接続に要する領域のサイズを2mm以下に
抑えることが必要となる。
【0054】以上のことを踏まえて、R,G,B3時分
割駆動の場合を例に採って、ドライバICの個数の設定
について説明する。ここでは、一例として、SXGA表
示規格の液晶表示装置の場合を例に採って説明するもの
とする。SXGA表示規格は1280画素×1024画
素であり、1画素がR,G,Bの3ドットからなること
から、信号ラインの総本数(=水平方向のドット数)は
3840(=1280×3)本となる。
【0055】現行のパターニング技術では、配線幅が4
μm程度、配線間隔が3.5μm程度であることから、
1本の配線につき7.5μm程度のスペースが必要とな
る。LCDパネル10の額縁サイズとして4mm以下を
狙った場合、配線および接続に許容されるスペースは2
mm以下であることから、額縁部分に配線可能な最大配
線本数として、266(≒2mm/7.5μm)本程度
という数値が導き出される。
【0056】ただし、ドライバICの出力ピンのピッチ
に対して信号ラインの配線ピッチの方が広いことから、
ドライバICの出力ピンと時分割スイッチとの間を電気
的に接続するフレキシブルケーブルは、液晶表示パネル
の額縁部分で左右に半分ずつ分けられることになること
から、ドライバICの出力ピン数としては最大、最大配
線可能本数(266本)の2倍、即ち532本程度とな
る。
【0057】以上のことから明らかなように、SXGA
表示規格の場合は、532本以下でかつ信号ライン数
(3840ライン)の約数であることが条件となること
から、ドライバICの出力ピン数として例えば320本
が設定される。そして、3時分割駆動の場合は、ドライ
バICの総出力ピン数としては、信号ライン数(384
0ライン)の3分の1で良いことから、本例では、ドラ
イバICの個数として、4(=1280/320)個が
設定される。
【0058】すなわち、SXGA表示規格の液晶表示装
置において、3時分割駆動を採った場合には、図9に示
すように、各々320本の出力ピンを持つ4個のドライ
バIC14-1〜14-4が、液晶表示パネル10とは別体
の外部基板(図示せず)上に一定の間隔をもって配置さ
れ、フレキシブルケーブル18を介してLCDパネル1
0の額縁の接続部分19にて時分割スイッチ(図示せ
ず)と接続されることになる。
【0059】このように、SXGA表示規格の液晶表示
装置において、3時分割駆動を採ることにより、ドライ
バICの出力ピン数として例えば320本を設定した場
合、ドライバICの個数が4個で済むため、時分割駆動
を採らず、例えば384ピンの汎用ドライバICを用い
ると、10(=3840/384)個のドライバICを
必要としていた場合に比べて、スタンバイ電力を5分の
2以下に抑えることができる。
【0060】また、ドライバICのコスト低減にもつな
がる。しかも、今後、集積回路技術の進歩に伴い、これ
以上のドライバICのピン数が期待され、それに伴って
3個以下のドライバICの個数の設定も可能となるた
め、消費電力と製品コストのより低減を期待できること
になる。
【0061】ところで、SXGA表示規格の映像信号フ
ォーマットでは、水平走査時間は、規格上、21.53
7μs、15.63μs、12.504μsおよび1
0.971μsと決められている。この規格のもとで、
図2および図9の構成を実現するためには、例えば一番
短い水平走査時間である10.971μsに合わせる必
要がある。
【0062】ここで、3時分割駆動を行う訳であるか
ら、10.971μsの3分の1以下の時間で選択(サ
ンプリング)する必要がある。つまり、サンプリング時
間が3.657μs以下であることが必要となる。同様
に、水平走査時間が21.537μsならば7.179
μs、15.63μsならば5.21μs、12.50
4μsならば4.168μs以下のサンプリング時間と
なる。
【0063】また、図5のタイミングチャートにおい
て、ドライバIC14-1,14-2,…から信号ラインに
対して出力される出力波形の立ち上がり、立ち下がり時
間(スルーレート)については、上記サンプリング時間
内に終了する必要があるため、選択期間よりも小さくす
る必要がある。なお、ドライバIC14-1,14-2,…
の立ち上がり、立ち下がりの定義は、電位が0%から9
9.75%まで変位する時間である。一例として、信号
ラインの信号振幅が9Vである場合には、0.0022
5Vの誤差となる。
【0064】ところで、垂直駆動回路であるゲートドラ
イバ13をLCDパネル10と同一基板上に搭載したい
わゆる駆動回路一体型液晶表示装置では、カラム反転駆
動、ドット反転駆動あるいは1H反転駆動を実現するに
際しては、それに使用する画素トランジスタ(TFT)
の特性にその回路の制御クロックが適合されている。そ
のため、一度回路構成を決定した場合、液晶表示装置の
駆動方法は変更できなくなる。
【0065】これに対して、本発明に係るアクティブマ
トリクス型液晶表示装置では、図1において、その駆動
周波数がLCDパネル10内のゲートドライバ(垂直駆
動回路)13と時分割スイッチ16のサンプリング周波
数で決まるが、これはカラム反転駆動、ドット反転駆
動、1H反転駆動の各駆動方式の影響を受けない。これ
は、画像信号データの処理や信号出力をLCDパネル1
0の外部回路であるドライバIC12-1,12-2,……
で行っているためである。
【0066】すなわち、周波数およびタイミングの変更
は、ドライバIC12-1,12-2,……で対応できる。
換言すれば、ドライバIC12-1,12-2,……で周波
数およびタイミングの変更を行うことにより、本発明に
係るアクティブマトリクス型液晶表示装置では、カラム
反転駆動のみならず、ドット反転駆動や1H反転駆動を
も実現できることになる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、カラム
反転駆動と時分割駆動を併用したことにより、大型液晶
表示装置であっても、信号ラインの充放電に起因する水
平駆動回路の消費電力を低減できるとともに、水平駆動
回路の出力端子と信号ラインの各々接続ライン数および
水平駆動回路としてのドライバICの個数を削減できる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアクティブマトリク
ス型液晶表示装置における液晶表示部の配線図である。
【図2】表示部の各画素および時分割スイッチの構成を
示す回路図である。
【図3】水平駆動回路の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】3時分割駆動の場合における時分割スイッチの
接続構成の一例を示す結線図である。
【図5】3時分割駆動の場合の動作説明のためのタイミ
ングチャートである。
【図6】カラム反転駆動の場合の各画素の電位の極性を
示す図である。
【図7】各駆動方式の説明図であり、(A)はカラム反
転駆動方式を、(B)は1H反転駆動方式を、(C)は
ドット反転駆動方式をそれぞれ示している。
【図8】低温ポリシリコンTFTとアモルファスシリコ
ンTFTのリーク電流の温度依存性を示す図である。
【図9】SXGA表示規格の液晶表示装置におけるドラ
イバICの個数の関係を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10…LCDパネル、11-1〜11-3…ゲートライン、
12-1〜12-9…信号ライン、13…ゲートドライバ、
14-1,14-2…ドライバIC、16,16-1〜16-9
…時分割スイッチ、20…画素、21…薄膜トランジス
タ(TFT)、22…保持容量、23…液晶容量(液晶
セル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 623 G09G 3/36 3/36 G02F 1/136 500 (72)発明者 後藤 尚志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 芥河 徹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA50 GA51 JA24 KA04 NA25 NA26 NA27 2H093 NA32 NA33 NA43 NA53 NA64 NC05 NC12 NC13 NC21 NC22 NC23 NC26 NC34 NC35 ND06 ND15 ND17 ND39 ND49 NH12 NH15 5C006 AA21 AC21 AC26 AC28 BB16 BC20 BF11 FA42 FA43 FA47 FA51 5C080 AA10 BB05 CC03 DD22 DD23 DD26 EE29 EE30 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05 JJ06 5C094 AA22 BA03 BA43 CA19 CA24 DA09 GA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板上にマトリクス状に配線さ
    れた複数行分のゲートラインと複数列分の信号ラインと
    の交差点に複数個の画素が2次元配置されてなる表示部
    と、 前記表示部の各画素を行単位で選択する垂直駆動回路
    と、 行方向の隣り合う画素間で同極性でかつ列方向の隣り合
    う画素間で逆極性の画素信号を所定の時分割数に対応し
    た時系列で各出力端子から出力するとともに、画素信号
    の極性を1フィールドごとに反転させる複数個の水平駆
    動回路と、 前記複数個の水平駆動回路の各出力端子から出力される
    時系列の画素信号を時分割して前記複数列分の信号ライ
    ンのうちの対応する信号ラインに供給する時分割スイッ
    チとを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部における各画素トランジスタ
    は、ポリシリコン薄膜トランジスタによって形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直駆動回路は、前記透明絶縁基板
    上に配されていることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数個の水平駆動回路は、前記透明
    絶縁基板の外部に配されたドライバICであることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 R(赤),G(緑),B(青)の3ドッ
    トで1画素を構成する場合において、 前記時分割スイッチによる時分割数がR,G,Bに対応
    した3時分割であることを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記時分割スイッチのサンプリング期間
    は、1水平走査期間の3分の1以下であることを特徴と
    する請求項5記載の液晶表示装置。
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