JP2001042020A - ファーフィールドモニタ装置 - Google Patents
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- H01Q3/34—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means
Abstract
最小にしファーフィールドモニタの指示を安定化させ
る。また両側ILS進入に適した安価で簡便な装置を提
供する。 【解決手段】 運用側ILSローカライザ60のアレー
アンテナ21aと滑走路36を挟んで対向した位置に、
複数のアンテナ素子13b〜16bを滑走路中心延長線
と直交方向に対称配置し、各アンテナ素子13b〜16
bに設けた結合器17b〜20bで受信信号の一部をピ
ックアップし合成器28bで和合成し切替器30bで切
り替えファーフィールドモニタする。
Description
モニタ装置に関し、特に対向側ILSのインテグラルモ
ニタ回路を利用した両側ILS進入用ファーフィールド
モニタ装置に関するものである。
機の着陸を援助するILS(Instrument Landing Syste
m)が用いられている。このILSを構成する装置の1
つとして、着陸する航空機に対して滑走路中心から水平
方向のずれを指示するローカライザ(Localizer)が設
けられている。
方方向から、90Hzおよび150Hzで変調した成分
の電波をそれぞれ異なる指向性で放射している。これら
電波を航空機側で受信し、両電波の変調度差(DDM)
などのパラメータを導出することにより、滑走路中心か
ら水平方向のずれが検出される。したがって、ローカラ
イザから所定精度でこれら電波が放射されているかどう
かを監視する必要がある。
れる電波を監視する装置として、特に、ローカライザの
遠方界における放射特性を監視する装置として、ファー
フィールドモニタ(Far Field Monitor)装置が提案さ
れている。以下では、図8を参照して、従来のファーフ
ィールドモニタ装置について説明する。図8は従来のフ
ァーフィールドモニタ装置の一例を示すブロック図であ
る。
は、ローカライザからの放射電波を受信するするための
アンテナであり、3本の受信アンテナ101a〜101
cで構成されている。各受信アンテナからの受信信号
は、合成器102で合成された後、分配器103で3分
配され、ILS受信機104a〜104cに入力され
る。
を検出し、タイマ回路を内蔵した検出器105a〜10
5cに出力する。検出器105a〜105cは、モニタ
信号レベルが許容値を超え、その継続時間が許容値を超
えると、アラーム信号を多数決判定回路106に出力す
る。多数決判定回路106は、アラーム入力信号を多数
決判定し、送信機をトランスファーまたはシャットダウ
ンさせるための制御信号107を出力する。
の動作について説明する。3本の受信アンテナ101a
〜101cは、対数周期アンテナに代表される指向性ア
ンテナであり、滑走路中心延長線108上に30m間隔
で3式設置される。受信アンテナ101a〜101cで
受信されたILSローカライザ信号は、合成器102で
ベクトル合成され、分配器103で3分配されILS受
信機104a〜104cに供給される。
受信機であり、受信信号から変調度差(DDM)、フラ
グ電流(FLAG)を検出し、タイマ回路を内蔵した検
出器105a〜105cに出力する。検出器105a〜
105cは、監視信号であるDDMまたはFLAGの値
が許容値を超えると、内蔵されているタイマ回路が継続
時間の計測を開始する。
された時間を超えると、検出器105a〜105cはア
ラームと判定し、多数決判定回路106にアラーム信号
を出力する。実際の継続時間は、各空港の運用状況によ
って決定される。多数決判定回路106は、予め設定さ
れたアラーム判定方式、例えば、3分の2多数決方式の
場合は、1つの監視項目で2つ以上の検出器がアラーム
信号を出力と判定した場合、送信機をトランスファーま
たはシャットダウンさせるための制御信号107を出力
する。
の設置例を示す図である。複数個のアンテナ素子を有
し、開口長57が例えば21m〜38mと大きいアレー
アンテナの放射特性を、遠方界と等価に監視するために
は、次式から約1,060m以上離れた位置で監視する
必要がある。 r≧2×(AP)2/λ ここで、r=最小距離(m)、AP=開口長=38m、
λ=波長(m)=300/110(MHz)=2.72
7(m)である。
00は、滑走路中心延長線108上のミドルマーカの後
方109、ミドルマーカとインナマーカの間110、イ
ンナマーカと対向側ILSローカライザの間111のい
ずれかの位置に設置される。また、アンテナ地上高は、
障害物クリアランスとして規定されている2%進入表面
58を超えない範囲で、運用側ILSローカライザ60
が見通せる高さに設置される。
うな従来のファーフィールドモニタ装置では、以下のよ
うな問題点があった。第1の問題点は、ファーフィール
ドモニタの指示が安定しない、ということである。その
理由は、ファーフィールドモニタが、ローカライザコー
ス上に配置されているため、進入中、離陸中、滑走路上
を移動中の航空機等からの2次反射波の影響を受け易い
ことにある。
調度差(DDM)の異常が検出されない場合がある、と
いうことである。その理由は、遠方界で平均コースを監
視するには、飛行コースに沿って多数のアンテナを設置
し、受信信号を平均化すればよいのだが現実的ではない
ため、2〜3本のアンテナで受信し平均化していること
にある。このため、受信機入力において、直接波と反射
波が逆相合成された場合や、直接波が障害物で遮断され
た場合、受信信号はノイズレベルであるにもかかわら
ず、見掛け上のDDMは許容値内と判断され、異常と検
出されない。
れの位置で微弱な電波を確実に受信しモニタするために
は、受信アンテナの地上高が高くなり、航空機に対する
危険性が増す、ということである。その理由は、例えば
ミドルマーカ付近に設置した場合、受信点までの距離が
約5kmと長く、地球の湾曲による仰角低下の影響、す
なわち垂直面パターン損失の増加にともなう受信電界強
度の低下が出てくる。送信点までの見通しを確保し、受
信電界強度を確保するためには、進入表面を超えない範
囲で受信アンテナの地上高を高くする必要があることに
ある。
工事費が高い、ということである。その理由は、30m
間隔で3式の受信アンテナを含むファーフィールドモニ
タ装置を、ミドルマーカの後方、ミドルマーカとインナ
マーカの間、インナマーカと対向側ILSローカライザ
の間、のいずれの位置に設置する場合も、広大な敷地の
確保と、大規模な設置工事が必要になることにある。
ものであり、航空機等からの2次反射波の影響があって
も、誤検出のない安定したファーフィールドモニタ装置
を提供することにある。また本発明の他の目的は、地上
高の低い、安価で簡便な構成のファーフィールドモニタ
装置を提供することにある。
るために、本発明によるファーフィールドモニタ装置
は、滑走路長手方向に滑走路を挟んで運用側ILSロー
カライザのアレーアンテナと対向する位置であって、か
つ滑走路長手方向に伸延する滑走路中心延長線と直交す
る方向に左右対称に配置された複数のアンテナ素子から
なる受信アンテナ手段と、この受信アンテナ手段を構成
する各アンテナ素子ごとに設けられ、これらアンテナ素
子で得られた信号の一部を所定の振幅と位相でピックア
ップする複数の結合手段と、これら結合手段からの出力
を合成し合成信号を出力する合成手段と、この合成手段
からの合成信号を受信する受信手段と、ファーフィール
ドモニタ用検出手段とを備え、このファーフィールドモ
ニタ用検出手段において、受信手段からの受信信号に基
づき運用側ILSローカライザから放射された電波の放
射状態を示す所定の監視パラメータを検出するようにし
たものである。
手方向に滑走路を挟んで運用側ILSローカライザのア
レーアンテナと対向配置されている対向側ILSローカ
ライザのアレーアンテナを用いるようにしたものであ
る。
れた切替手段と、合成手段からの合成信号を受信して受
信アンテナ手段から放射された電波の放射状態を示す所
定の監視パラメータを検出するインテグラルモニタ用検
出手段とを備え、この切替手段において、対向側ILS
ローカライザから電波を放射する場合は、対向側ILS
ローカライザのインテグラルモニタ用検出手段に対して
合成手段からの合成信号を切替出力し、運用側ILSロ
ーカライザから電波を放射する場合は、受信手段に対し
て合成手段からの合成信号を切替出力するようにしたも
のである。
ーカライザに対して電波放射を指示するインターロック
制御信号に基づき、切替動作するようにしたものであ
る。
周波数を用いて合成手段からの合成信号を異なる周波数
の信号に変換して出力するスーパーへテロダイン方式の
周波数変換手段と、この周波数変換手段からの出力を増
幅検波し受信信号として出力する第1の増幅検波手段と
を備えるものである。
て直列接続され、かつそれぞれ異なる局部発信周波数を
用いて入力信号を復調して出力する複数のスーパーへテ
ロダイン検波回路から構成したものである。
において、受信手段の出力をA/D変換し、得られたデ
ィジタルデータを演算処理することにより所定の監視パ
ラメータを検出する演算手段を設けたものである。
いて、受信手段からの受信信号を増幅検波する第2の増
幅検波手段と、この第2の増幅検波手段の出力をA/D
変換し、得られたディジタルデータを演算処理すること
により所定の監視パラメータを検出する演算手段とを備
えるものである。
理を行うマイクロプロセッサであるディジタル信号処理
(DSP)回路を用いるようにしたものである。
得られた監視パラメータをディジタルデータで出力し、
検出手段において、演算手段からディジタルデータで出
力された監視パラメータとディジタルデータで示される
所定の上下限値とを比較し、監視パラメータが上下限値
の範囲から逸脱した場合に警報信号を出力する判定手段
を設けたものである。
が上下限値の範囲から逸脱した状態が所定期間以上継続
した場合に警報信号を出力するようにしたものである。
号をディジタルデータへ変換するA/D変換部と、この
A/D変換部から出力されたディジタルデータを平均化
処理して入力信号の直流成分を示すRFレベルを出力す
る平均化部と、A/D変換部から出力されたディジタル
データから90Hz帯域の90Hz交流成分を出力する
90Hz帯域フィルタと、A/D変換部から出力された
ディジタルデータから150Hz帯域の150Hz交流
成分を出力する150Hz帯域フィルタと、RFレベル
と90Hz交流成分とを加算する第1の加算器と、RF
レベルと150Hz交流成分とを加算する第2の加算器
と、第1の加算器からの出力のうちの最大値および最小
値に基づき変調度を算出する第1の変調度算出部と、第
2の加算器からの出力のうちの最大値および最小値に基
づき変調度を算出する第2の変調度算出部と、第1の変
調度算出部の出力と第2の変調度算出部の出力とを減算
することにより変調度差(DDM)信号を出力する減算
器と、第1の変調度算出部の出力と第2の変調度算出部
の出力とを加算することにより変調度和(SDM)信号
を出力する加算器とを備えるものである。
らのディジタルデータを所定回数分だけ累積加算した
後、その加算結果を前記所定回数分で除算することによ
りRFレベルを算出するようにしたものである。
の加算器からの出力から得た直流成分を示すRFレベル
とこのRFレベルに対する最大振幅値とに基づき変調度
を算出し、第2の変調度算出部において、第2の加算器
からの出力から得た直流成分を示すRFレベルとこのR
Fレベルに対する最大振幅値とに基づき変調度を算出す
るようにしたものである。
の加算器からの出力から直流成分を示すRFレベルに対
する最大振幅値を所定回数分検出し、その平均値を変調
度の算出に用い、第2の変調度算出部において、第2の
加算器からの出力から直流成分を示すRFレベルに対す
る最大振幅値を所定回数分検出し、その平均値を変調度
の算出に用いるようにしたものである。
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である
ファーフィールドモニタ装置(両側ILS進入用)の構
成ブロック図、図2は本実施例の具体的配置を示す図で
ある。本発明のファーフィールドモニタ装置では、運用
側ILSローカライザ60と滑走路36を挟んで対向す
る、対向側ILSローカライザ61のインテグラルモニ
タ回路のコース検出系を利用している。
て、航空機の離着陸方向と平行な方向を滑走路長手方向
といい、滑走路中心線は、滑走路長手方向に並行して伸
延する中心線をいう。
心線の延長線である滑走路中心延長線108と直交方向
に左右対称に配置された、複数のアンテナ素子13b〜
16bと、複数のアンテナ素子で受信した信号の一部
を、所定の振幅と位相でピックアップする結合器17b
〜20b(結合手段)と、これら結合器17b〜20b
の出力を同相合成する合成器28b(合成手段)と、こ
の合成器28bからの合成信号29bを受信する受信機
33b(受信手段)と、この受信機33bからの受信出
力に基づき運用側ILSローカライザ60から放射され
た電波の放射状態を示す所定の監視パラメータを検出す
る検出器34b(受信手段)とを備えている。
間に設けられ、対向側ILSローカライザ61から電波
を放射する場合は、対向側ILSローカライザ61のイ
ンテグラルモニタ用検出器31bに対して合成器28b
からの合成信号を切替出力し、運用側ILSローカライ
ザ60から電波を放射する場合は、受信機33bに対し
て合成器28bからの合成信号を切替出力する切替器3
0b(切替手段)を備えている。
ンテナ21bは、滑走路長手方向に滑走路36を挟んで
運用側ILSローカライザ60のアレーアンテナ21a
と対向する所定の位置において、滑走路中心延長線10
8と直交方向に、左右対称に配置される。
ンテナ素子13b〜16bで受信された信号の一部は、
所定の振幅と位相で、アンテナ素子13b〜16bに内
蔵されたピックアップ素子17b〜20bに誘起され検
出され、合成器28bのコース検出系で和合成され合成
信号29bを出力する。合成信号29bは、切替器30
bを介し、ファーフィールドモニタ用受信機33bと検
出器34bに接続される。
レーアンテナ21aは、滑走路中心延長線108上の所
定の位置において、滑走路中心延長線と直交方向に、左
右対称に配置される。
ンテナ素子13a〜16aから放射される信号の一部
は、所定の振幅と位相でアンテナ素子13a〜16aに
内蔵されたピックアップ素子17a〜20aに誘起さ
れ、合成器28aのコース検出系で和合成され合成信号
29aを出力する。合成信号29aは、切替器30aを
介し、インテグラルモニタ用検出器31aに接続され
る。
御器1から滑走路選択信号2を受けて、インターロック
制御信号の否定信号4bを、対向側ILSローカライザ
61の送信機5bと切替器30bに対し、インターロッ
ク制御信号4aを、運用側ILSローカライザ60の送
信機5aと切替器30aに対し出力する。滑走路選択制
御器1からの滑走路選択信号2が反転すると、本発明の
ファーフィールドモニタ装置の対向側と運用側は入れ替
わり、全く反対に動作することになる。
作について説明する。通常、滑走路36への進入方向3
8は、管制官が風向き等の気象条件を総合的に判断し決
定している。この決定に基づき、滑走路選択制御器1か
ら滑走路選択信号2がインターロック制御器3に供給さ
れると、インターロック制御信号4aとインターロック
制御信号の否定信号4bが出力される。
60を動作させる場合、インターロック制御信号4a
は、運用側ILSローカライザ60の送信機5aがON
(動作状態)となり、また合成器28aからの合成信号
29aが、インテグラルモニタ用検出器31aに接続さ
れるように制御する。一方、インターロック制御信号の
否定信号4bは、対向側ILSローカライザ61の送信
機5bがOFF(動作停止状態)となり、合成器28b
からの合成信号29bが、ファーフィールドモニタ用受
信機33bと検出器34bに接続されるように制御す
る。
ーロック制御信号4aを受け、送信機5aはキャリア信
号6aとサイドバンド信号7aを発生する。キャリア信
号6aは、搬送波信号を同位相の90Hz成分と150
Hz成分とで振幅変調(変調度約20%)したものであ
る。サイドバンド信号7aは、一方のサイドバンド成分
(90Hzまたは150Hz)をキャリア信号中のそれ
とは逆位相になるように平衡変調したものである。
テナ21aの詳細な構成例を示すブロック図である。同
図において、キャリア信号6aは、キャリア用分配器4
4aで所望の電流比に基づき、(アンテナ素子数/2)
に分配され、さらに分配合成器46a〜47aで同相二
分配される。
テナ22aを構成する複数のアンテナ素子13a〜14
aと、右側系アレーアンテナ23aを構成する複数のア
ンテナ素子15a〜16aに供給される。この結果、滑
走路中心線37に対し、左右の位相が同相となるキャリ
アパターン41が形成される。
バンド用分配器45aで所望の電流比に基づき、(アン
テナ素子数/2)に分配され、さらに分配合成器46a
〜47aで逆相二分配される。
テナ22aを構成する複数のアンテナ素子13a〜14
aと、右側系アレーアンテナ23aを構成する複数のア
ンテナ素子15a〜16aに供給される。この結果、図
1に示すように、滑走路中心線37に対し、左右の位相
が逆相のサイドバンドパターン42とサイドバンドパタ
ーン43が形成される。
構成される複数のアンテナ素子13a〜16aは、放射
信号の一部を15dBの結合度と、0度の相対位相で取
り出すためのピックアップ素子17a〜20aを内蔵し
ている。ピックアップ素子17a〜20aからのピック
アップ信号24a〜27aは、図1に示すように、合成
器28aのコース検出系に供給される。
ピックアップ信号同志をトーナメント状に順次、同位相
でベクトル合成していくことにより、高周波の合成信号
29aを得る。通常、このようにしてなされるモニタ方
式をインテグラルモニタ方式という。高周波の合成信号
29aは、切替器30aによりインテグラルモニタ用検
出器31aに接続される。
a,31bの詳細な構成を示すブロック図である。同図
に示すように、インテグラルモニタ用検出器31a,3
1bは、増幅検波回路64、ディジタル信号処理(DS
P)回路65、上下限値判定回路66a〜66c、タイ
マ回路67a〜67c、およびORゲート回路88から
構成されている。
器68、検波器69、音声増幅器70から構成されてい
る。また、ディジタル信号処理(DSP)回路65は、
A/D変換器71、平均化回路72、90Hz帯域フィ
ルタ74a、150Hz帯域フィルタ74b、加算器7
5a,75b、最大値検出器76a,76b、最小値検
出器77a,77b、変調度計算器78a,78b、減
算器81、および加算器82から構成されている。
F増幅器68で検波器69の直線検波に必要な入力レベ
ルまで増幅され、検波器69で検波される。検波器69
の出力は、音声増幅器70でA/D変換器71に必要な
入力レベルまでビデオ増幅されるとともに、そのオフセ
ットゼロレベルが調整される。
W)が90Hzと150Hzの変調波でAM変調(各々
変調度20%)されたアナログ信号が、音声入力として
ディジタル信号処理回路65へ出力される。ディジタル
信号処理回路65に入力された音声信号は、A/D変換
器71でディジタル信号に変換され、平均化回路72
と、90Hz帯域フィルタ74aと、150Hz帯域フ
ィルタ74bに入力される。
理を行い、RFレベル73の検出と、後段の変調度計算
に必要なDC(CW)成分の検出を行っている。平均化
処理としては、例えばある所定回数(n:正整数)分だ
け入力信号を累積加算した後、その所定回数(n)で除
算することにより、ノイズ成分はSN比で1/√nに減
少する。また、この所定回数については、装置の設置環
境(ノイズ環境)や装置の処理動作に要求される応答性
に基づき設定される。
0Hz帯域フィルタ74bは、ともにディジタルフィル
タであり、ここではA/D変換器71出力から、AC9
0Hz成分とAC150Hz成分が各々取り出される。
成分と90Hz帯域フィルタ74aからの出力であるA
C90Hz成分は、加算器75aで加算され、90Hz
のAM復調波が生成される。そして、最大値検出器76
aにおいて90HzのAM復調波のエンベロープのピー
ク値(A)が検出されるとともに、最小値検出器77a
においてそのミニマム値(B)が検出され、変調度計算
器78aで(A−B)/(A+B)×100(%)の関
係から、90Hz変調度79が計算される。
C(CW)成分と150Hz帯域フィルタ74bからの
出力であるAC150Hz成分は、加算器75bで加算
され、150HzのAM復調波が生成される。そして、
最大値検出器76bにおいて150HzのAM復調波の
エンベロープのピーク値(A)が検出されるとともに、
最小値検出器77bでそのミニマム値(B)が検出さ
れ、変調度計算器78bで(A−B)/(A+B)×1
00(%)の関係から、150Hz変調度80が計算さ
れる。
変調度80は、減算器81で減算され、変調度差(DD
M)信号83が生成される。また、90Hz変調度79
と150Hz変調度80は、加算器82で加算され、変
調度和(SDM)信号84が生成される。さらに、前述
した平均化回路72の出力すなわちDC(CW)成分が
RFレベル73として出力される。
器77aおよび変調度計算機78aから第1の変調度算
出部が構成されている。また、最大値検出器76b、最
小値検出器77bおよび変調度計算機78bから第2の
変調度算出部が構成されている。
て、DC成分を示すRFレベルを基準として、90Hz
帯域フィルタ74aからのAC90Hz成分の最大振幅
値を検出し、得られた最大振幅値とRFレベルに基づ
き、最大振幅値/RFレベル×100(%)の関係か
ら、90Hz変調度79を算出するようにしてもよい。
成として、DC成分を示すRFレベルを基準として、1
50Hz帯域フィルタ74bからのAC150Hz成分
の最大振幅値を検出し、得られた最大振幅値とRFレベ
ルに基づき、最大振幅値/RFレベル×100(%)の
関係から、150Hz変調度80を算出するようにして
もよい。これにより、前述した最小値検出器77a,7
7bでのノイズの影響を回避できる。
Hz成分やAC150Hz成分から複数回にわたって検
出した最大振幅値の平均値を用いて、変調度を算出する
ようにしてもよい。これにより、ノイズの影響を抑制で
き、安定した最大振幅値さらには90Hz変調度および
180Hz変調度が得られる。
65では、増幅検波回路64で得られた音声出力から、
変調度差(DDM)信号83と変調度和(SDM)信号
84とが生成出力されるとともに、そのRFレベル73
が出力される。そして、ディジタル信号処理回路65の
出力のうち、DDM信号83が上下限値判定回路66b
に、SDM信号84が上下限値判定回路66cに、また
RFレベル73が上下限値判定回路66aに、それぞれ
入力される。
れら監視パラメータ(RF、DDM、SDM)の値と、
上下限の許容値とが常時比較されており、これらの値が
予め設定された許容値を超えた場合にアラーム信号が出
力される。タイマ回路67a,67b,67cでは、上
下限値判定回路66a〜66cからのアラーム信号に基
づき、RF、DDM、SDM各々の監視パラメータにつ
いてアラーム継続時間を計測している。
240秒の間で予め設定された時間を超えた場合は、そ
れぞれRF警報信号85、DDM警報信号86、SDM
警報信号87がORゲート回路88に出力される。した
がって、これら警報信号が一つでも入力された場合、送
信機5aをトランスファーまたはシャットダウンさせる
ための制御信号32a(32b)がORゲート回路88
から出力される。
ンテナ22aと、右側系アレーアンテナ23aから同相
でキャリア信号を放射すると、空間合成によって、滑走
路中心線37上で最大となるキャリアパターン41が形
成される。また、左側系アレーアンテナ22aと、右側
系アレーアンテナ23aから逆相でサイドバンド信号を
放射すると、空間合成によって、滑走路中心線37上で
ナル(null)となるサイドバンドパターン42,4
3が形成される。
的配置例を示す説明図である。同図に示すように、対向
側ILSローカライザ61の開口長57は、例えば、ア
ンテナ素子数が14本の場合は約21m、24本の場合
は約38mとなる。一方、コース幅56は、スレッショ
ールド39上で、滑走路中心37に対して±105m
(±350ft)になるように飛行検査で調整されてい
る。
は、アンテナ素子数が14本の場合、±10.5m/±
105m=10%、アンテナ素子数が24本の場合、±
19m/±105m=18%となり、精密着陸進入が許
容されるコース幅に対して十分に小さいといえる。
ニタ装置の受信アンテナを構成する複数のアンテナ素子
(すなわち運用中のILSローカライザに対向するIL
Sローカライザのアンテナ素子)、ここでは対向側IL
Sローカライザ61のアンテナ素子13b〜16bは、
滑走路中心線延長線108上、すなわちローカライザコ
ース55上に、概ね配置されていると見なすことができ
る。
細な構成例を示すブロック図である。同図に示すよう
に、左側系アレーアンテナ22bを構成する、複数のア
ンテナ素子13b〜14bで受信された受信信号は、所
望の振幅と位相でピックアップ素子17b〜18bに誘
起し、合成器28bの左側系合成器48bに供給され
る。
する、複数のアンテナ素子15b〜16bで受信された
受信信号は、所望の振幅と位相でピックアップ素子19
b〜20bに誘起し、合成器28bの右側系合成器49
bに供給される。左側系合成器48bは、複数のピック
アップ信号24b〜25bを隣同志でベクトル合成し、
これらをさらにトーナメント式にベクトル合成すること
により、左側系合成出力50bを得る。
ックアップ信号26b〜27bを隣同志でベクトル合成
し、これらをさらにトーナメント式にベクトル合成する
ことにより、右側系合成出力51bを得る。左側系合成
出力50bは位相器52bを通して、また、右側系合成
出力51bは減衰器53bを通して、合成器54bに供
給される。
相が同じになるように微調整するためのものであり、減
衰器53bは、左右系合成出力の平均振幅が同じになる
ように微調整するためのものである。位相器52b出力
と減衰器53b出力を合成器54bで和合成すると、左
側系合成出力50bと右側系合成出力51bのサイドバ
ンド成分がキャンセルされて、キャリア成分のみの合成
信号29bを取り出すことができる。合成信号29bで
は、90Hzと150Hzの変調度差は0DDM、変調
度和は0.4SDM、RF=CWとなる。
ナ素子13b〜16bからの受信信号と等価な合成信号
29bは、図1に示すように、切替器30bによってフ
ァーフィールドモニタ用受信機33bと検出器34bに
接続される。図7は、ファーフィールドモニタ用受信機
33a,33bの詳細な構成を示すブロック図である。
33bは、帯域フィルタ89、RF増幅器90a、第1
周波数変換回路91(ミキサ93a、局部発振回路94
a、帯域フィルタ95a)、RF増幅器90b、第2周
波数変換回路92(ミキサ93b、局部発振回路94
b、帯域フィルタ95b)、および増幅検波回路64か
ら構成されている。
波数変換回路92、および増幅検波回路64は、ダブル
スーパーヘテロダイン方式による検波回路を構成してい
る。高周波の合成信号29a(29b)は、108〜1
12MHzの帯域フィルタ89により108〜112M
Hzの周波数成分が選択され、RF増幅器90aにより
所定のレベルまで増幅され、周波数fS1の高周波信号
として第1周波数変換回路91に入力される。
fS1の高周波信号と、周波数fL1の局部発振電圧
が、それぞれミキサ93aに入力され、fS1とfL1
の高調波や和や差などの多くの周波数成分を含むミキサ
出力が生成される。そして、このミキサ出力の中から、
帯域フィルタ95aでfL1とfS1の差(fL1〜f
S1)を取り出すことによって、中間周波数の信号を得
ている。
L1=99.305MHzにすることによって、fL1
〜fS1=10.695MHzを得ることができる。さ
らに、第1周波数変換回路91の出力は、RF増幅器9
0bで所定のレベルまで増幅され、周波数fS2の高周
波信号として第2周波数変換回路92に入力される。
fS2の高周波信号と、周波数fL2の局部発振電圧
が、それぞれミキサ93bに入力され、多くの周波数成
分を含むミキサ出力が生成される。そして、このミキサ
出力の中から、帯域フィルタ95bでfL2とfS2の
差(fL2〜fS2)を取り出すことによって、さらに
低い中間周波数の信号を得ている。
合、fL2=10.24MHzにすることによって、f
L2〜fS2=455kHzを得ることができる。そし
て、第2周波数変換回路92の出力は、増幅検波回路6
4に入力され、音声出力(CW)が得られる。これによ
り、ファーフィールドモニタに必要な、±50kHz帯
域で60dB以上の選択度と、入力レベル5μVで(S
+N)/N比が10dB以上と高い受信感度とが実現で
きる。
の詳細な構成を示すブロック図である。ファーフィール
ドモニタ用検出器34b(34a)は、ディジタル信号
処理(DSP)回路65、上下限値判定回路66a〜6
6c、タイマ回路67a〜67c、およびORゲート回
路88から構成されている。
は、A/D変換器71、平均化回路72、90Hz帯域
フィルタ74a、150Hz帯域フィルタ74b、加算
器75a,75b、最大値検出器76a,76b、最小
値検出器77a,77b、変調度計算器78a,78
b、減算器81、および加算器82から構成されてい
る。このファーフィールドモニタ用検出器34b(34
a)は、増幅検波回路64が、より受信感度の高いファ
ーフィールドモニタ用受信機33b(33a)に置換さ
れている以外は、前述のインテグラルモニタ用検出器3
1b(31a)と同様の回路である。
個々の回路部についての詳細は、図5を参照して前述し
たインテグラルモニタ用検出器31a,31bで用いる
ディジタル信号処理回路65の場合と同様であり、ここ
での詳細な説明は省略する。また、これら各回路部の構
成例についても前述した内容を適用することができ、前
述と同様の作用効果が得られる。
信機33b(33a)からの音声入力(AM変調波)を
A/D変換器71でAD変換し、CW成分と、90Hz
と150Hzの変調波成分に分離し、これらの振幅比か
ら90Hzと150Hzの変調度を求める。そして、監
視パラメータとして、90Hzと150Hzの変調度の
差から変調度差(DDM)信号83を検出し、90Hz
と150Hzの変調度の和から変調度和(SDM)信号
84を検出する。さらに、搬送波(CW)の振幅からR
Fレベル73を検出する。
れら監視パラメータ(DDM、SDM、RF)と許容値
とが比較され、これらの値が予め設定された許容値を超
えた場合にアラーム信号が出力される。タイマ回路67
a〜67cでは、RF、DDM、SDM各々の監視パラ
メータについてアラーム継続時間が計測されている。
240秒の間で予め設定された時間を超えた場合は、R
F警報信号85、DDM警報信号86、SDM警報信号
87がORゲート回路88に出力される。したがって、
これら警報信号が一つでも入力された場合は、送信機5
a(5b)をトランスファーまたはシャットダウンさせ
るための制御信号35b(35a)がORゲート回路8
8から出力される。
の進入方向を反転させたい場合は、これまでとは逆論理
の滑走路選択信号2をインターロック制御器3に与えれ
ばよい。これによって、インターロック制御信号4aは
ONからOFFに、インターロック制御信号の否定信号
4bはOFFからONになり、これまで運用側であった
ILSローカライザが対向側に、対向側であったILS
ローカライザが運用側に切り替わり、同時にファーフィ
ールドモニタ機能も反転する。
数のアンテナ素子からなるアレーアンテナを受信アンテ
ナとして構成しているので、受信信号を平均化でき、ま
た、滑走路中心延長線と直交方向に対称に配置している
ので、ローカライザコース上を通過する航空機からの2
次反射波がほぼ左右対称になり、キャンセルできるた
め、進入中、離陸中、滑走路上を移動中の航空機等から
の2次反射波の影響を浮け難くなる。したがって、航空
機等からの2次反射波の影響があっても、ILSローカ
ライザからの放射電波について誤検出なく安定して監視
できる。
された複数のアンテナ素子からの受信信号を合成してい
るため、直接波と反射波のRF位相が反転して見掛け上
信号がなくなったり、障害物に遮断されRFがなくなっ
たりする現象を防止でき、見掛け上のDDM誤検出を防
止できる。
フィールドモニタとして、対向側ILSローカライザの
アレーアンテナを利用しているため、十分なアレー利得
が得られるとともに、また、見通し線上にあるため、受
信アンテナの地上高を最小にでき、進入航空機に対する
障害クリアランスを大きくとれる。
グラルモニタシステムの一部を利用しているので、ファ
ーフィールドモニタ用の敷地確保や、大規模な設置工事
が不要なため、安価で簡便なファーフィールドモニタを
構成できる。
説明する。以上で説明した第1の実施の形態では、図1
に示すように、アレーアンテナ21bは、複数のアンテ
ナ素子13b〜16bで構成されている場合について説
明したが、これらアンテナ素子数は、前述した14本か
ら24本に限定されるものではない。
ルが平均化され、直接波と反射波のキャンセル等による
誤検出が防止できる程度まで、アンテナ素子数を減らし
ても実現できる。実運用上支障のない最適アンテナ素子
数は、空港単位で運用条件を評価し、総合的に決定すれ
ばよい。
説明する。以上で説明した第1の実施の形態では、図4
に示すように、左側アレーアンテナ22bと右側アレー
アンテナ23bは、滑走路中心延長線108に対し直交
方向に対称に偶数本設置した場合について説明したが、
これらアレーアンテナの本数については偶数本に限定さ
れるものでない。
なわち滑走路中心延長線108上にアンテナ素子を1本
追加し、直交方向に対称に配置された偶数本のアンテナ
素子と合わせて奇数本で構成し、合成器28bでベクト
ル合成してもよい。この場合でも、ローカライザコース
55上にはキャリアパターン41しか存在しないため、
偶数本の場合と同様にファーフィールドモニタを実現で
きる。
説明する。以上で説明した第1の実施の形態では、図1
に示すように、対向側ILSローカライザ61のアレー
アンテナ21bを受信アンテナとして使用した場合につ
いて説明したが、受信アンテナについては別途設置して
もよい。すなわち、複数のアンテナ素子13b〜16b
であれば、対向側ILSローカライザ61の後方からミ
ドルマーカ63付近までの適当な位置に、滑走路中心延
長線108と直交方向に対称に設置さえすれば、同様に
ファーフィールドモニタを実現できる。
ライザ60側のファーフィールドモニタ装置を構成する
アンテナ素子13a〜16a、ピックアップ素子17a
〜20a、合成器28a、切替器30a、受信機33a
および検出器34aは、対向側ILSローカライザ61
側のファーフィールドモニタ装置を構成するアンテナ素
子13b〜16b、ピックアップ素子17b〜20b、
合成器28b、切替器30b、受信機33bおよび検出
器34bと同等である。
は、運用側ILSローカライザ60を動作状態に設定し
て電波を放射し、対向側ILSローカライザ61を動作
停止状態に設定して電波の放射を停止している場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、両者
の動作状態が入れ替わった場合でも、前述した実施の形
態の記載、さらには特許請求の範囲の記載において、運
用側と対向側とを入れ替えて理解すればよく、前述と同
様の作用効果が得られる。
効果は、進入中、離陸中、滑走路上を移動中の航空機等
からの2次反射波の影響を受け難いということである。
その理由は、複数のアンテナ素子からなるアレーアンテ
ナを受信アンテナとして構成しているので、受信信号を
平均化できるためである。また、滑走路中心延長線と直
交方向に対称に配置しているので、ローカライザコース
上を通過する航空機からの2次反射波がほぼ左右対称に
なり、キャンセルできるためである。
防止できるということである。その理由は、滑走路中心
延長線と直交方向に配置された複数のアンテナ素子から
の受信信号を合成しているため、直接波と反射波のRF
位相が反転し見掛け上信号がなくなったり、障害物に遮
断されRFがなくなったりする現象を防止できるためで
ある。
リアランスを大きくとれるということである。その理由
は、運用側ILSローカライザのファーフィールドモニ
タとして、対向側ILSローカライザのアレーアンテナ
を利用しているため、十分なアレー利得が得られるため
である。また、見通し線上にあるため、受信アンテナの
地上高を最小にできるためである。
ルドモニタを構成できるということである。その理由
は、対向側ILSローカライザのインテグラルモニタシ
ステムの一部を利用しているので、ファーフィールドモ
ニタ用の敷地確保や、大規模な設置工事が不要なためで
ある。
ールドモニタ装置の構成ブロック図である。
示す図である。
成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
を示す図である。
ターロック制御器、4a…インターロック制御信号、4
b…インターロック制御信号の否定信号、5a,5b…
送信機、6a,6b…キャリア信号、7a,7b…サイ
ドバンド信号、8a,8b…電力分配器、9a〜12
a,9b〜12b…キャリア・サイドバンド合成信号、
13a〜16a,13b〜16b…アンテナ素子、17
a〜20a,17b〜20b…ピックアップ素子、21
a,21b…アレーアンテナ、22a,22b…左側系
アレーアンテナ、23a,23b…右側系アレーアンテ
ナ、24a〜27a,24b〜27b…ピックアップ信
号、28a,28b…合成器、29a,29b…合成信
号、30a,30b…切替器、31a,31b…(イン
テグラルモニタ用)検出器、32a,32b…制御信
号、33a,33b…(ファーフィールドモニタ用)受
信機、34a,34b…(ファーフィールドモニタ用)
検出器、35a,35b…制御信号、36…滑走路、3
7…滑走路中心線、38…進入方向、39…スレッショ
ールド、40…ストップエンド、41…キャリアパター
ン、42…(左側)サイドバンドパターン、43…(右
側)サイドバンドパターン44、a…キャリア用分配
器、45a…サイドバンド用分配器、46a〜47a…
(キャリア・サイドバンド)合成器、48b…左側系合
成器、49b…右側系合成器、50b…左側系合成出
力、51b…右系合成出力、52b…位相器、53b…
減衰器、54b…(和)合成器、55…ローカライザー
コース、56…コース幅、57…開口長、58,59…
進入表面、60…運用側ILSローカライザ、61…対
向側ILSローカライザ、62…インナーマーカ、63
…ミドルマーカ、64…増幅検波回路、65…ディジタ
ル信号処理(DSP)回路、66a、66b、66c…
上下限値判定回路、67a、67b、67c…タイマ回
路、68…RF増幅器、69…検波器、70…音声増幅
器、71…A/D変換器、72…平均化回路、73…R
F信号、74a…90Hz帯域フィルタ、74b…15
0Hz帯域フィルタ、75a、75b…加算器、76
a、76b…最大値検出器、77a、77b…最小値検
出器、78a、78b…変調度計算器、79…90Hz
変調度、80…150Hz変調度、81…減算器、82
…加算器、83…変調度差(DDM)信号、84…変調
度和(SDM)信号、85…RF警報信号、86…DD
M警報信号、87…SDM警報信号、88…ORゲート
回路、89…帯域フィルタ、90a、90b…RF増幅
器、91…第1周波数変換回路、92…第2周波数変換
回路、93a、93b…ミキサ、94a、94b…局部
発振回路、95a、95b…帯域フィルタ、100…フ
ァーフィールドモニタアンテナ、101a,101b,
101c…受信アンテナ、102…合成器、103…分
配器、104a,104b,104c…ILS受信機、
105a,105b,105c…検出器、106…多数
決判定回路、107…制御信号、108…滑走路中心延
長線、109…ミドルマーカの後方、110…ミドルマ
ーカとインナーマーカの間、111…インナーマーカと
対向側ILSローカライザの間。
Claims (15)
- 【請求項1】 滑走路長手方向に滑走路を挟んで運用側
ILSローカライザのアレーアンテナと対向する位置で
あって、かつ滑走路長手方向に伸延する滑走路中心延長
線と直交する方向に左右対称に配置された複数のアンテ
ナ素子からなる受信アンテナ手段と、 この受信アンテナ手段を構成する各アンテナ素子ごとに
設けられ、これらアンテナ素子で得られた信号の一部を
所定の振幅と位相でピックアップする複数の結合手段
と、 これら結合手段からの出力を合成し合成信号を出力する
合成手段と、 この合成手段からの合成信号を受信する受信手段と、 この受信手段からの受信信号に基づき運用側ILSロー
カライザから放射された電波の放射状態を示す所定の監
視パラメータを検出するファーフィールドモニタ用検出
手段とを備えることを特徴とするファーフィールドモニ
タ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のファーフィールドモニタ
装置において、 受信アンテナ手段として、 滑走路長手方向に滑走路を挟んで運用側ILSローカラ
イザのアレーアンテナと対向配置されている対向側IL
Sローカライザのアレーアンテナを用いることを特徴と
するファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のファーフィールドモニタ
装置において、 合成手段と受信手段との間に設けられた切替手段と、 合成手段からの合成信号を受信して受信アンテナ手段か
ら放射された電波の放射状態を示す所定の監視パラメー
タを検出するインテグラルモニタ用検出手段とを備え、 この切替手段は、 対向側ILSローカライザから電波を放射する場合は、
対向側ILSローカライザのインテグラルモニタ用検出
手段に対して合成手段からの合成信号を切替出力し、 運用側ILSローカライザから電波を放射する場合は、
受信手段に対して合成手段からの合成信号を切替出力す
ることを特徴とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のファーフィールドモニタ
装置において、 切替手段は、 対向側ILSローカライザに対して電波放射を指示する
インターロック制御信号に基づき切替動作することを特
徴とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のファーフィールドモニタ
装置において、 受信手段は、 所定の局部発振周波数を用いて合成手段からの合成信号
を異なる周波数の信号に変換して出力するスーパーへテ
ロダイン方式の周波数変換手段と、 この周波数変換手段からの出力を増幅検波し受信信号と
して出力する第1の増幅検波手段とを備えることを特徴
とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のファーフィールドモニタ
装置において、 周波数変換手段は、 合成信号に対して直列接続され、かつそれぞれ異なる局
部発信周波数を用いて入力信号を復調して出力する複数
のスーパーへテロダイン検波回路からなることを特徴と
するファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項7】 請求項1記載のファーフィールドモニタ
装置において、 ファーフィールドモニタ用検出手段は、 受信手段の出力をA/D変換し、得られたディジタルデ
ータを演算処理することにより所定の監視パラメータを
検出する演算手段を備えることを特徴とするファーフィ
ールドモニタ装置。 - 【請求項8】 請求項1記載のファーフィールドモニタ
装置において、 インテグラルモニタ用検出手段は、 受信手段からの受信信号を増幅検波する第2の増幅検波
手段と、 この第2の増幅検波手段の出力をA/D変換し、得られ
たディジタルデータを演算処理することにより所定の監
視パラメータを検出する演算手段とを備えることを特徴
とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項9】 請求項7または8記載のファーフィール
ドモニタ装置において、 演算手段として、 ディジタル信号処理を行うマイクロプロセッサであるデ
ィジタル信号処理(DSP)回路を用いることを特徴と
するファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項10】 請求項7または8記載のファーフィー
ルドモニタ装置において、 演算手段は、 演算処理により得られた監視パラメータをディジタルデ
ータで出力し、 検出手段は、 演算手段からディジタルデータで出力された監視パラメ
ータとディジタルデータで示される所定の上下限値とを
比較し、監視パラメータが上下限値の範囲から逸脱した
場合に警報信号を出力する判定手段を備えることを特徴
とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のファーフィールドモ
ニタ装置において、 判定手段は、 監視パラメータが上下限値の範囲から逸脱した状態が所
定期間以上継続した場合に警報信号を出力することを特
徴とするファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項12】 請求項7または8記載のファーフィー
ルドモニタ装置において、 演算手段は、 アナログの入力信号をディジタルデータへ変換するA/
D変換部と、 このA/D変換部から出力されたディジタルデータを平
均化処理して入力信号の直流成分を示すRFレベルを出
力する平均化部と、 A/D変換部から出力されたディジタルデータから90
Hz帯域の90Hz交流成分を出力する90Hz帯域フ
ィルタと、 A/D変換部から出力されたディジタルデータから15
0Hz帯域の150Hz交流成分を出力する150Hz
帯域フィルタと、 RFレベルと90Hz交流成分とを加算する第1の加算
器と、 RFレベルと150Hz交流成分とを加算する第2の加
算器と、 第1の加算器からの出力のうちの最大値および最小値に
基づき変調度を算出する第1の変調度算出部と、 第2の加算器からの出力のうちの最大値および最小値に
基づき変調度を算出する第2の変調度算出部と、 第1の変調度算出部の出力と第2の変調度算出部の出力
とを減算することにより変調度差(DDM)信号を出力
する減算器と、 第1の変調度算出部の出力と第2の変調度算出部の出力
とを加算することにより変調度和(SDM)信号を出力
する加算器とを備えることを特徴とするファーフィール
ドモニタ装置。 - 【請求項13】 請求項12記載のファーフィールドモ
ニタ装置において、 平均化部は、 A/D変換部からのディジタルデータを所定回数分だけ
累積加算した後、その加算結果を前記所定回数分で除算
することによりRFレベルを算出することを特徴とする
ファーフィールドモニタ装置。 - 【請求項14】 請求項12記載のファーフィールドモ
ニタ装置において、 第1の変調度算出部は、 第1の加算器からの出力から得た直流成分を示すRFレ
ベルとこのRFレベルに対する最大振幅値とに基づき変
調度を算出し、 第2の変調度算出部は、 第2の加算器からの出力から得た直流成分を示すRFレ
ベルとこのRFレベルに対する最大振幅値とに基づき変
調度を算出することを特徴とするファーフィールドモニ
タ装置。 - 【請求項15】 請求項14記載のファーフィールドモ
ニタ装置において、 第1の変調度算出部は、 第1の加算器からの出力から直流成分を示すRFレベル
に対する最大振幅値を所定回数分検出し、その平均値を
変調度の算出に用い、 第2の変調度算出部は、 第2の加算器からの出力から直流成分を示すRFレベル
に対する最大振幅値を所定回数分検出し、その平均値を
変調度の算出に用いることを特徴とするファーフィール
ドモニタ装置。
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