JPS6227438B2 - - Google Patents

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JPS6227438B2
JPS6227438B2 JP10482279A JP10482279A JPS6227438B2 JP S6227438 B2 JPS6227438 B2 JP S6227438B2 JP 10482279 A JP10482279 A JP 10482279A JP 10482279 A JP10482279 A JP 10482279A JP S6227438 B2 JPS6227438 B2 JP S6227438B2
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JP
Japan
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antenna
receiving
radio waves
microwave
radio wave
Prior art date
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Application number
JP10482279A
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English (en)
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JPS5629790A (en
Inventor
Juji Jitsumatsu
Toshio Nakayama
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
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Publication of JPS5629790A publication Critical patent/JPS5629790A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電波を用いて侵入物体を検知し警
報を行なう電波警報装置に関する。
従来、電波を用いた対向遮断方式の電波警報装
置にあつては、送信空中線及び受信空中線は共に
1つの1対向方式になつていた。すなわち、伝送
される電波は1ビーム方式であるため、これを例
えば地上1m位の所に設置し、所定の警戒幅及び
警戒高さを得るようにした場合、空中線のもつ指
向特性及び電波の伝播特性上、送信点及び受信点
の付近において、電波ビームがカバーし得ない部
分が生じていた。従つて、この部分を例えば侵入
者に潜り抜けられてしまうという欠点があつた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、侵入物体の潜り抜け得る領域すなわ
ち不感地帯を著しく減少させることのできる信頼
性の高い電波警報装置を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第1図はマイクロ波による電波警報装置
のブロツク図であり、aは送信部、bは受信部を
示している。上記送信部aにおいて、11は安定
化電源回路であり、この安定化電源回路11には
マイクロ波発振器12及び後述の低周波発振器1
6a,16bがそれぞれ接続され、所定の電圧が
印加されるようになつている。上記マイクロ波発
振器12にはマイクロ波帯の二分配器13が接続
され、この二分配器13により発振器12から発
生されたマイクロ波(周波数:)が2分され
るようになつている。上記二分配器13にはレベ
ル調整用の減衰器14a及び14bが接続され、
一方の減衰器14aには振幅変調器15a、他方
の減衰器14bには振幅変調器15bが接続され
ている。すなわち、上記二分配器13により2分
されたマイクロ波はそれぞれ減衰器14a及び1
4bでレベル調整された後、変調器15a及び1
5bに入力される。また、上記変調器15aには
低周波発振器16a(周波数:F1)、また変調器
15bには低周波発振器16b(周波数:F2)が
接続されており、この変調器15a及び15bに
おいて、入力したマイクロ波がそれぞれ異なる周
波数で振幅変調されるようになつている。そし
て、一方の変調器15aには偏波面変換器17が
接続されている。この偏波面変換器17は例えば
ねじり導波管で構成され、マイクロ波が例えば水
平偏波として入力した場合にこれを垂直偏波に変
換し出力するものである。上記偏波面変換器17
には、送信空中線18aが接続され、この空中線
18aにより垂直偏波のマイクロ波が自由空間に
放射されるようになつている。また、他方の変調
器15bには送信空中線18bが接続され、この
空中線18bにより上記送信空中線16aから放
射されるマイクロ波と異なる偏波面すなわち水平
偏波のマイクロ波が放射されるようになつてい
る。
上記送信部aから放射された2つのマイクロ波
ビームは前記受信部bにおける受信空中線19a
及び19bで受信される。一方の空中線19aに
は偏波面変換器20及び波器21aを介して検
波器22aが接続され、また他方の空中線19b
には波器21bを介して検波器22bが接続さ
れている。この検波器22a及び22bは、上記
波器21a及び21bにより誤動作の原因とな
る不要のマイクロ波例えばレーダ波等の妨害波が
除去されたマイクロ波を検波し、それぞれ周波数
F1及びF2なる低周波を出力するものである。上
記検波器22a及び22bにはそれぞれ同調増幅
器23a(周波数:F1)及び同調増幅器23b
(周波数:F2)が接続され、この増幅器23a,
23bにより上記検波器22a及び22bから出
力された低周波F1及びF2が必要なレベルまで増
幅されるようになつている。また、上記増幅器2
3a及び23bには低周波検波器24a及び24
bがそれぞれ接続され、さらにこの検波器24a
及び24bには低周波増幅器25a及び25bが
それぞれ接続されている。上記検波器24a及び
24bの出力は、通常は直流出力であり、低周波
増幅器25a及び25bに入力してもこの増幅器
25a及び25bからは何ら出力を得ないが、前
記送信空中線18a,18bと受信空中線19
a,19b間に異常物体例えば人間が侵入する
と、その侵入速度及び大きさに相当してマイクロ
波の受信レベルが変化する。すなわち、侵入速度
に比例して周波数成分の減衰が生じ、上記検波器
24a及び24bの出力が減衰した周波数成分だ
け変化するもので、この変化分を低周波増幅器2
5a及び25bにより増幅するようになつてい
る。上記低周波増幅器25a及び25bにはシユ
ミツト回路26a及び26bがそれぞれ接続され
ている。このシユミツト回路26a及び26b
は、上記マイクロ波の受信レベルの変化分が設定
レベル以上になるとこれを検出し異常信号を出力
するものである。そして、このシユミツト回路2
6a及び26bには信号処理回路27が接続さ
れ、この信号処理回路27において上記異常信号
を検出し、警報信号を出力する。上記信号処理回
路27は主としてOR回路、電力増幅回路及びリ
レー回路で構成され、上記低周波増幅器25a及
び25bのどちらか一方または両方に出力があつ
たとき、すなわち2チヤンネルのうちどちらか一
方または両方に異常物体が侵入したときに警報信
号を出力するようになつている。また、前記同調
増幅器23a及び23bにはそれぞれ自動利得制
御回路すなわちAGC回路28a及び28bがそ
れぞれ接続されており、このAGC回路28a及
び28bにより同調増幅器23a及び23bに比
較的長い時定数を持せ、前記検波器24a及び2
4bへの入力レベルを一定にするようになつてい
る。すなわち、自由空間を伝播されるマイクロ波
は雨、雪及び温度変化等により減衰し、受信レベ
ルが変化することがあり、誤動作の原因となるこ
とがあるので、雨等の変化に応じて検波器24a
及び24bへの入力レベルを変化させることによ
りこれを防止するものである。また、前記信号処
理回路27及びAGC回路28a,28bには安
定化電源回路29が接続され、この電源回路29
により所定の電圧が印加されるようになつてい
る。
次に、上記のように構成される電波警報装置の
動作を説明する。まず、安定化電源回路11によ
りマイクロ波発振器12、低周波発振器16a及
び16bに電圧が印加されると、マイクロ波発振
器12から所定のマイクロ波(周波数:)が
発生される。このマイクロ波は二分配器13によ
り2分され、それぞれ減衰器14a及び14bで
レベル調整され振幅変調器15a及び15bに入
力される。また、上記一方の変調器15aには低
周波発振器16aから発生された低周波(周波
数:F1)が入力され、また他方の変調器15bに
は低周波発振器16bから発生された低周波(周
波数:F2)が入力される。すなわち、変調器15
a及び15bそれぞれに入力した2つのマイクロ
波は、それぞれ異なる周波数で振幅変調される。
さらに、変調器15aにより振幅変調された一方
のマイクロ波は、偏波面変換器17に入力され、
この偏波面変換器17により、例えば水平偏波と
して入力したマイクロ波が垂直偏波に変換されて
出力される。そして、偏波面変換器17により垂
直偏波に変換され出力された一方のマイクロ波は
送信空中線18a、また変調器15bから水平偏
波として出力された他方のマイクロ波は送信空中
線18bからそれぞれ自由空間に放射される。
上記送信部aから放射された2つのマイクロ波
ビームは、受信部bで受信される。すなわち、送
信空中線18aから垂直偏波として放射されたマ
イクロ波ビームは、受信空中線19aにより受信
され、偏波面変換器20で水平偏波に変換された
後、波器21aに入力される。そして、マイク
ロ波は波器21aにより妨害波が除去された
後、検波器22aに入力される。また、送信空中
線18bから水平偏波として放射されたマイクロ
波ビームは、受信空中線19bにより受信され、
波器21bにより妨害波が除去された後、検波
器22bに入力される。この検波器22a及び2
2bからはそれぞれ周波数F1及びF2の低周波が
出力され、この低周波出力は同調増幅器23a及
び23bに入力されてそれぞれ必要なレベル迄増
幅される。この増幅された低周波出力は低周波検
波器24a及び24bに入力される。ここで、送
信空中線18a,18bと受信空中線19a,1
9bの間に例えば人間が侵入すると、マイクロ波
の受信レベルが変化し、例えば一方の検出器24
aの出力が変化する。この検波器24aの出力の
変化分は低周波増幅器25aにより増幅されてシ
ユミツト回路26aに入力される。このシユミツ
ト回路26aにおいては、上記変化分が設定レベ
ル以上になるとこれを検出し、異常信号が出力さ
れる。そしてこの異常信号が信号処理回路27で
検出されると警報信号が出力されるものである。
第2図は上記のような構成の電波警報装置を具
体的に地上に設置した場合を示している。すなわ
ち、送信部a及び受信部bそれぞれにおいて、送
信空中線18a,18b及び受信空中線19a,
19bはそれぞれ上下に適当な間隔をおいて設け
られている。また、送信部aと受信部bは、上記
送信空中線18a,18bと受信空中線19a,
19bとの間が適当な間隔Lになるように設置さ
れている。このような構成であると2チヤンネル
のマイクロ波ビームが形成されるものであるが、
この種の警報装置は地面近く設置されることが多
く、マイクロ波伝播中に地上反射波によりかなり
影響を受けることがある。従つて、送信部aと受
信部bとの距離Lに応じて、上記2チヤンネルの
マイクロ波ビームは図に実線で示すようなクロス
ビームの方が良好な結果が得られる場合と、図に
破線で示すような平行ビームの方が良好な結果が
得られる場合がある。このため、クロスビームを
形成する場合には送信空中線18aと受信空中線
19b、送信空中線18bと受信空中線19aそ
れぞれを相対向させ、また平行ビームを形成する
場合には送信空中線18aと受信空中線19a、
送信空中線18bと受信空中線19bそれぞれを
相対向させるものである。また、送信部aと受信
部bとの距離Lにより必要に応じて、偏波面変換
器17及び20を他のチヤンネルの側へ入換える
ようにする。なお、31及び30はそれぞれ送信
部a及び受信部bにおける回路部を示すものであ
る。
このような具体的構成にあつて、今、例えばマ
イクロ波発振器12から発生されるマイクロ波の
周波数=10.525GHz、送信空中線18a,1
8bと受信空中線19a,19bとの距離L=
100mでクロスビーム方式とした場合、従来侵入
者が潜り抜け得た垂直方向の不感地帯が殆んどな
くなり、信頼性が著しく向上した。また、水平方
向の警戒幅も従来の約5分の1以下と大幅に改善
された。従つて、設置面積が少なくて済み、かつ
建物や樹木また近くを通る自動車等の影響が少な
くなる。
尚、上記実施例においては空間に放射させる電
波としてマイクロ波を用いて説明したが、これに
限定するものではなく、例えばミリ波(30GHz〜
300GHz)、サブミリ波(300GHz〜3×103GHz)
等であつてもよいことは勿論である。
以上説明したようにこの発明によれば、送信部
と受信部においてそれぞれ2つの空中線を上下に
適当な間隔で設置して2チヤンネル構成とし、電
波を上下平行ビームまたはクロスビームとして伝
送させる構成としたので、不感地帯が減少し信頼
性が著しく向上する。また、電波を分配器で2つ
に分け、これらを変調器によりそれぞれ異なる周
波数で振幅変調し、さらに一方の電波の偏波面を
偏波面変換器で変換し、垂直偏波と水平偏波のそ
れぞれ互いに異なる偏波面をもたせる構成とした
ので、2つの電波の分離が完全になり受信部にお
ける受信が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電波警報装
置のブロツク図、第2図は上記装置を具体的に地
上に設置した場合を説明するための図である。 a……送信部、b……受信部、12……マイク
ロ波発振器、13……二分配器、15a,15b
……振幅変調器、16a,16b……低周波発振
器、17……偏波面変換器、18a,18b……
送信空中線、19a,19b……受信空中線、2
0……偏波面変換器、22a,22b……検波
器、24a,24b……低周波検波器、26a,
26b……シユミツト回路、27……信号処理回
路、28a,28b……AGC回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の電波を発生させる発振器と前記発生さ
    れた電波を2分させる分配器と前記2分された電
    波をそれぞれ周波数の異なる低周波で振幅変調す
    る変調器と前記変調された電波のどちらか一方の
    電波の偏波面を変換する偏波面変換器と前記2つ
    の電波を自由空間に放射する2チヤンネルの送信
    空中線を備えた送信部と、前記放射された電波を
    受信する2チヤンネルの受信空中線と前記送信空
    中線と受信空中線間における電波減衰量の変化を
    検出する信号検出回路を備えた受信部とを具備
    し、前記2チヤンネルの送信空中線及び2チヤン
    ネルの受信空中線をそれぞれ上下に適当な間隔で
    設置し、前記放射された2つの電波ビームを平行
    またはクロスにして伝送させることを特徴とする
    電波警報装置。
JP10482279A 1979-08-17 1979-08-17 Radio alarm Granted JPS5629790A (en)

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