JP2001041961A - HIV−1p24抗原の免疫測定方法及び試薬 - Google Patents

HIV−1p24抗原の免疫測定方法及び試薬

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 HIV−1p24抗原を認識する少なくとも
1種類のポリクローナル抗体とHIV−1p24抗原を
認識する少なくとも2種類のモノクローナル抗体とを用
いることを特徴とするHIV−1p24抗原のサンドイ
ッチ法を用いた免疫測定方法。 【効果】 本発明により、HIV−1p24抗原の測定
方法及び試薬を提供し、、HIV−1p24抗原を従来
より高感度で測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HIV−1p24
抗原のサンドイッチ法を用いた免疫測定方法及び該測定
方法に用いる試薬に関する。
【0002】
【従来の技術】後天性免疫不全症候群(AIDS)は、
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により引き起こされる
疾患群であり、HIVが血液感染することが明確にされ
て以来、日本全国の血液センターで、輸血用血液のHI
V抗体スクリーニングが行われている。しかしながら、
HIVが感染して6〜8週間は抗体価が上がってこない
ため、現行のHIV抗体スクリーニングでは、HIV感
染血液にもかかわらず陽性として検出できないウインド
ーピリオド(空白期間)が存在することが問題となって
いる。
【0003】一方、HIV抗体スクリーニングに対し、
血液のHIV抗原スクリーニングを行うことによりウイ
ンドーピリオドを短縮する試みがなされている。HIV
抗原を測定するには、免疫測定方法を用いるのが多数検
体を測定するスクリーニングにも適しているが、HIV
の抗原は抗原性が変異しやすいので、中でも比較的安定
な抗原性を示すHIV−1p24抗原を測定することが
試みられている。HIV−1p24抗原測定を行うため
の製品としては、ダイナボット社のHIV抗原・EIA
「アボット」が販売されているが、感染血液をできるだ
け見逃さないためには、多数検体を迅速に測定でき、さ
らに、より高い検出感度の測定方法が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高い検出感度でHIV−1p24抗原を測定する免
疫測定方法および該方法に用いる試薬を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の課
題を解決すべく、HIV−1p24抗原測定に関する研
究を重ねた結果、HIV−1p24抗原のC末端領域を
認識するポリクローナル抗体とHIV−1p24抗原の
C末端領域以外のエピトープを認識する2種類のモノク
ローナル抗体とを用いたサンドイッチ免疫測定方法によ
り、HIV−1p24抗原を既存の測定方法よりはるか
に高い検出感度で測定することに成功して本発明を完成
した。
【0006】すなわち、本発明は、HIV−1p24抗
原を認識する少なくとも1種類のポリクローナル抗体と
HIV−1p24を認識する少なくとも2種類のモノク
ローナル抗体とを用いることを特徴とするHIV−1p
24抗原さらにはHIV−1p24抗原及びHIV−2
p25抗原のサンドイッチ法を用いた免疫測定方法及び
該免疫測定方法に用いる試薬キットを提供するものであ
る。
【0007】本発明の免疫測定方法を用いれば、HIV
−1p24抗原及びHIV−2p25抗原を高い検出感
度で測定することができ、HIV−1p24抗原及びH
IV−2p25抗原の免疫測定、輸血用血液のスクリー
ニング等に広く用いることができる。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。HIV−
1p24のアミノ酸配列は、Nature 313, P277-284 (19
85) に記載されている。HIV−1p24抗原は、HI
V−1gag領域の133〜363番目のアミノ酸配列
である。以下、本明細書においては、HIV−1gag
領域の133番目のアミノ酸をHIV−1p24抗原の
1番目のアミノ酸として記載する。
【0009】本発明においてHIV−1p24抗原を認
識するポリクローナル抗体とは、ポリクローナル抗体の
主要認識部位がHIV−1p24抗原であることを意味
する。通常は、免疫原にHIV−1p24抗原を用い、
ウサギ、モルモット、山羊等の動物に免疫し、得られた
抗HIV−1p24抗血清から公知の手法にて、抗体分
画を精製したものを用いる。ポリクローナル抗体の特異
性は、HIV−1p24抗原を認識するものであれば良
いが、中でも、HIV−1p24のC末端領域が主要認
識部位であることが好ましい。ここで、C末端領域と
は、アミノ酸配列1〜231で表されるHIV−1p2
4抗原のアミノ酸配列200付近〜231までの領域を
意味する。C末端領域を主要認識部位とするポリクロー
ナル抗体は、HIV−1p24抗原アミノ酸配列113
〜212であるペプチドp24b(配列番号22に記載
のアミノ酸配列)及びHIV−1p24抗原のアミノ酸
配列213〜303であるペプチドp24c(配列番号
26に記載のアミノ酸配列)のそれぞれは認識せずに、
HIV−1p24抗原のアミノ酸配列113〜303で
あるペプチドp24bc(配列番号24に記載のアミノ
酸配列)を認識する抗体であることが好ましい。
【0010】さらに好ましくは、HIV−1p24抗原
のアミノ酸配列207〜218(配列番号12に記載の
アミノ酸配列)を含むペプチドを主要認識部位とするポ
リクローナル抗体が好ましい。
【0011】該ポリクローナル抗体の免疫原には、精製
天然抗原、遺伝子工学技術によって作製したリコンビナ
ント抗原、合成ペプチド等、いずれのものも用いること
ができる。HIV−1p24抗原C末端領域を主要認識
部位とするポリクローナル抗体を効率良く取得するため
には、HIV−1p24抗原C末端領域のペプチドを免
疫原として調製することもできる。しかしながら、我々
の研究においては、免疫原として精製天然抗原を用いた
だけで、HIV−1p24抗原C末端領域を主要認識部
位とするポリクローナル抗体を好適に取得することがで
きた。
【0012】本発明においてポリクローナル抗体の種類
とは、サンドイッチ法を用いた免疫測定方法に用いる試
薬の種類を意味する。すなわち、固相化抗体や標識抗体
等の抗体からなる試薬のうちポリクローナル抗体を用い
た試薬の種類が1種類であれば1種類のポリクローナル
抗体、試薬の種類が2種類であれば2種類のポリクロー
ナル抗体として数える。通常、ポリクローナル抗体は抗
原で免疫した動物血清からイムノグロブリンを精製して
調製し、この際に、免疫する動物の固体差や抗血清のロ
ット差を避けるために複数のポリクローナル抗体ロット
を混合することがあるが、本発明のポリクローナル抗体
の種類に関しては、混合した抗血清や精製ポリクローナ
ル抗体等のロット数は問わない。また、同一ロットのポ
リクローナル抗体であったとしても、固相化抗体と標識
抗体等のように異なった試薬として免疫測定に用いる場
合には、その試薬の種類に応じた数が本発明におけるポ
リクローナル抗体の種類となる。
【0013】ポリクローナル抗体は複数の抗体の集合体
であるため、複数の認識部位を有するのが通常である
が、本発明のポリクローナル抗体は、驚くべきことにH
IV−1p24抗原C末端領域を認識するモノクローナ
ル抗体とはサンドイッチ免疫反応が成立しなかった。す
なわち本発明のポリクローナル抗体は、ポリクローナル
抗体であるにもかかわらずHIV−1p24抗原C末端
領域を特異的に認識しており、C末端領域を主要認識部
位とするポリクローナル抗体であった。
【0014】本発明においてHIV−1p24抗原を認
識するモノクローナル抗体とは、上記HIV−1p24
抗原を認識するポリクローナル抗体とサンドイッチ免疫
測定法を組むことのできるモノクローナル抗体である。
すなわち、該モノクローナル抗体は、HIV−1p24
抗原を認識しかつ上記HIV−1p24抗原を認識する
ポリクローナル抗体とは異なる認識部位をもつモノクロ
ーナル抗体である。また、本発明においては、少なくと
も2種類のHIV−1p24抗原を認識するモノクロー
ナル抗体を用いるので、該モノクローナル抗体の認識部
位もそれぞれ異なっていなければならない。
【0015】好ましくは、上記少なくとも1種類のポリ
クローナル抗体がHIV−1p24抗原C末端領域を認
識し、少なくとも2種類のモノクローナル抗体のうち1
種類がHIV−1p24抗原のN末端及び他の1種類が
HIV−1p24抗原の中間部位を認識する。
【0016】HIV−1p24抗原のN末端を認識する
モノクローナル抗体とは、HIV−1p24抗原のアミ
ノ酸配列22〜112であるペプチドp24a(配列番
号18に記載のアミノ酸配列)は認識せずかつHIV−
1p24抗原のアミノ酸配列1〜112であるペプチド
p24a+(配列番号28に記載のアミノ酸配列)を認
識するモノクローナル抗体を意味する。このモノクロー
ナル抗体のさらに好ましい態様は、HIV−1p24抗
原のアミノ酸配列1〜27(配列番号13に記載のアミ
ノ酸配列)を含むペプチドを認識するモノクローナル抗
体である。
【0017】また、HIV−1p24抗原の中間部位を
認識するモノクローナル抗体とは、HIV−1p24抗
原のアミノ酸配列22〜112であるペプチドp24a
(配列番号18に記載のアミノ酸配列)及びHIV−1
p24抗原のアミノ酸配列113〜212であるペプチ
ドp24b(配列番号22に記載のアミノ酸配列)のそ
れぞれは認識せずかつHIV−1p24抗原のアミノ酸
配列22〜212であるペプチドp24ab(配列番号
20に記載のアミノ酸配列)を認識するモノクローナル
抗体を意味する。このモノクローナル抗体のさらに好ま
しい態様は、HIV−1p24抗原のアミノ酸配列10
7〜118(配列番号14に記載のアミノ酸配列)を含
むペプチドを認識するモノクローナル抗体である。
【0018】該モノクローナル抗体を作製する場合の免
疫原としては、精製天然抗原、遺伝子工学技術によって
作製したリコンビナント抗原、合成ペプチド等、いずれ
のものも用いることができるが、HIV−1p24抗原
N末端を認識するモノクローナル抗体を取得するにはH
IV−1p24N末端のペプチドを、HIV−1p24
中間部位を認識するモノクローナル抗体を取得するには
HIV−1p24中間部位のペプチドを用いるのが好ま
しい。しかしながら、何を免疫原として用いたとして
も、モノクローナル抗体を確立する際に目的に応じた特
異性を示すモノクローナル抗体を選別すればよく、免疫
原はこれらに限定されるものではない。
【0019】モノクローナル抗体を作製するには、公知
の方法、例えば、ケーラーとミルシュタイン(Nature 2
56 495 1975 )、シェーラー(Nature 285 446 1980 )
等の方法により行うことができる。すなわち、上記のよ
うな免疫原を、マウス、ラット、ハムスター等の免疫動
物に免疫し、抗体価の上昇を確認後、抗体産生細胞と腫
瘍細胞とを融合してハイブリドーマを作製する。次いで
ハイブリドーマを選択培地を用いて選択し、この培養上
清を酵素免疫測定法のような適当な免疫測定法で分析
し、目的とするHIV−1p24に特異的なモノクロー
ナル抗体を産生しているクローンを選択する。選択した
クローンを限界希釈法等のような方法でクローニングを
行い、モノクローナル化する。
【0020】また上述の手法により作製したモノクロー
ナル抗体は、プリスタン処理したマウスに該モノクロー
ナル抗体を産生するハイブリドーマを投与して得られた
腹水、あるいは該モノクロナール抗体を産生するハイブ
リドーマの培養上清から、塩折、イオン交換クロマトグ
ラフィー、プロテインAを固定化したアフィニティーク
ロマトグラフィー等の分析・精製手段により回収するこ
とができる。
【0021】後述の実施例に示したモノクローナル抗体
は、HIV−1の精製p24抗原を免疫原とし、上述の
公知の手法によってモノクローナル抗体産生ハイブリド
ーマを作製した。上記HIV−1p24抗原C末端領域
を認識するポリクローナル抗体とサンドイッチ反応が効
率よく起こるモノクローナル抗体を選び、認識部位をH
IV−1p24抗原の各ペプチドで調べたところ、HI
V−1p24のN末端と中間部位を認識するモノクロー
ナル抗体が好ましかった。中でも、HIV−1p24N
末端を認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマをp24N1−9、HIV−1p24中間部位を
認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ
をp24N3−3と命名し、これらは生命工学工業技術
研究所に寄託され、それぞれの受託番号はFERM P
−17276及びFERM P−17275である。
【0022】HIV−1p24抗原とHIV−2p25
抗原とはホモロジーが高いため、本発明のポリクローナ
ル抗体及びモノクローナル抗体を、HIV−1p24抗
原と同時にHIV−2p25抗原をも認識する抗体とす
ることもできる。後述する実施例7で作製したポリクロ
ーナル抗体、ハイブリドーマp24N1−9が産生する
モノクローナル抗体及びハイブリドーマp24N3−3
が産生するモノクローナル抗体は、いずれもHIV−1
p24抗原及びHIV−2p25抗原を認識する抗体で
あった。このような抗体を用いたサンドイッチ免疫測定
法は、一度の測定でHIV−1抗体及びHIV−2抗体
を検出するので、輸血用血液のHIV抗体スクリーニン
グに用いる場合等には大変便利である。
【0023】本発明の免疫測定方法は、公知のサンドイ
ッチ法を測定原理とした免疫測定方法のいずれにも用い
ることができるが、高い測定感度で多検体を簡便かつ迅
速に測定するためには、固相法を用いた酵素標識サンド
イッチ免疫測定法が好ましい。さらに好ましくは、HI
V−1p24C末端領域を主要認識部位とするポリクロ
ーナル抗体を酵素標識体に、HIV−1p24N末端及
びHIV−1p24中間部位を認識する2種類のモノク
ローナル抗体を固相結合体として用いる。
【0024】HIV−1p24C末端領域を主要認識部
位とするポリクローナル抗体の酵素標識は、公知の共有
結合法等により直接標識してもよいし、ビオチン−アビ
ジン等他の結合対を用いて間接的に標識してもよい。ポ
リクローナル抗体の標識は公知の手法にて行うことがで
きるが、ポリクローナル抗体をFab' として二架橋性試
薬等により標識すると良い。標識する酵素は、アルカリ
ホスファターゼ(以下、本明細書においてはALPと記
載する)、パーオキシダーゼ、βガラクトシダーゼ等公
知のものを用いることができるが、高い検出感度の測定
系を提供するためには、好適な発光基質のあるALPを
用いることが望ましい。
【0025】モノクローナル抗体を固相化するには、物
理吸着、架橋剤を用いた化学結合等公知の方法を適宜用
いることができる。固相化に当たっては、2種類のモノ
クローナル抗体を混合して固相化してもよいが、2種類
のモノクローナル抗体を個別に固相に結合させた後、そ
れぞれの抗体結合固相を混合して測定に用いることもで
きる。測定試薬を安定製造するためには、各モノクロー
ナル抗体を個別に結合させた固相を混合して用いること
が好ましい。用いる固相はELISA用プレート、ポリ
スチレンビーズ、磁性粒子等公知のものを適宜用いるこ
とができるが、固相を混合して用いるためには、磁性粒
子等の微粒子を用いることが好ましい。
【0026】本発明の免疫測定方法の具体例としては、
検体100μlと2種類のモノクローナル抗体結合磁性
粒子250μlを37℃で10分間反応させ、洗浄後、
ALP標識ポリクローナル抗体液を250μl加えてさ
らに37℃で10分間反応させ、洗浄後、発光基質を2
00μl加えて37℃で5分間後の発光量を測定する方
法を挙げることができる。この測定方法は、全自動化学
発光免疫測定装置ルミパルスf(富士レビオ社製)によ
って、好適に実施することができる。
【0027】本発明の試薬とは、HIV−1p24抗原
を測定するために必要な測定試薬及びその組み合わせを
意味し、抗体結合固相、酵素標識抗体、基質、検体希釈
液、洗浄液、陽性コントロール、陰性コントロール等の
試薬を含むものである。多検体を迅速・簡便に測定する
には、自動酵素免疫測定装置で測定することのできる試
薬として構成することが望ましい。
【0028】なお、測定する検体には制限が無く、例え
ば血清、血漿、全血、尿、リンパ液等の各種体液や細胞
組織抽出液等をHIV−1p24抗原の免疫測定に適応
できる。
【0029】HIVは抗原性の変異が頻繁に起こる。そ
のため、通常のサンドイッチ免疫測定法のような2種類
の認識部位をもつ抗体を組み合わせた測定では、用いた
抗体が認識する抗原部位が変化している場合HIV−1
p24抗原を測定することができなくなってしまう確率
が高くなる。このような変異しやすい抗原を測定するに
は、モノクローナル抗体よりはポリクローナル抗体を用
いる方が好ましいが、サンドイッチ反応を行うことので
きる複数のポリクローナル抗体を再現性よく調製するこ
とは、免疫測定に用いる試薬を安定供給する意味からも
困難である。
【0030】これに対し、本発明の構成を備えた測定方
法は、1種類のポリクローナル抗体と少なくとも2種類
のモノクローナル抗体、すなわち測定系全体として少な
くとも3種類の認識部位をもつ抗体を組み合わせるた
め、抗原性の変異による影響を受けにくい。またポリク
ローナル抗体の他にモノクローナル抗体を組み合わせる
ことによって、HIV−1p24抗原のN末端、中間部
位、C末端領域というそれぞれの認識部位と反応する抗
体を再現性よく調製することができ、少なくとも3種類
の抗体の認識部位がそれぞれ異なるため、サンドイッチ
測定の抗原・抗体複合体を効率よく形成し、従来の手法
より高い検出感度を示すことができるのである。
【0031】後述する実施例にも示したように、既存の
HIV−1p24抗原測定試薬として用いられているダ
イナボット社製のHIV抗原・EIA「アボット」の測
定感度は、12pg/mlである。この製品の測定条件
は、検体量200μlを用い、合計測定時間は5時間半
である。これに対し、本発明による免疫測定方法では、
検体量100μlを用い、合計測定時間を25分の測定
条件とした時の検出感度が4pg/mlであった。
【0032】免疫測定方法の検出感度は、用いる検体量
及び免疫反応時間によって影響を受けるが、両測定方法
の検体量だけを考慮したとしても、本発明の免疫測定方
法は既存法に比較して6倍も高い感度を示し、さらに測
定時間が1/10以下で、既存の全自動免疫測定装置ル
ミパルスf(富士レビオ社製)を用いて測定することが
できる等、本発明の免疫測定方法は、HIV−1p24
抗原のスクリーニングに好適な測定方法であることが示
された。
【0033】
【実施例】本発明を以下参考例及び実施例により更に詳
細に説明する。
【0034】実施例1 リコンビナントDNAの調製 (1)pW6Aの作製 pGEMEX−1(プロメガ社製)のT7プロモーター
及びT7ターミネーター遺伝子と、pGEX−2T(フ
ァルマシア社製)のアンピシリン耐性遺伝子、lac
Iqレプレッサー遺伝子及びoriとを用い、T7プロ
モーターの下流にlacレプレッサーが結合できる部位
とマルチクローニングサイトに終止コドンを導入して発
現ベクターpW6Aを作製した。作製したpW6Aの制
限酵素地図を図1に示す。
【0035】(2)pHIV24−2の作製 HIV−1gag蛋白をコードするDNA断片は、HI
V感染者から分離されたウイルスからクローニングされ
たλWMJ−1(Sience, 232, p1548-1553, (1986) )
を使用した。λWMJ−1を制限酵素Bgl2で消化し
た後にMungBean Nucleaseで末端を平
滑化し、さらに、制限酵素NsiIで消化した後、アガ
ロース電気泳動を用いて分離精製し、gag遺伝子を含
む845bpのDNA断片を得た。
【0036】また、λWMJ−1を制限酵素Pvu2と
NsiIで消化した後、アガロース電気泳動を用いて分
離精製し、104bpのDNA断片を得た。
【0037】プラスミドpUC9(Gene, 2, p95-113,
(1977))を制限酵素PstIで消化し、ALPで脱リン
酸化したものと上記の2つのフラグメントを同時にライ
ゲーションし、pHIV24−2を作製した。pUC9
に挿入した目的のDNA配列を配列番号1に示す。pH
IV24−2は、挿入した目的DNA配列の直後にスト
ップコドンを有している。
【0038】(3)解析用プラスミドの作製 解析用ペプチドを発現するために、プラスミドを作製し
た。まずプラスミドに挿入するDNA断片をPCR法に
より調製するためのプライマーを作製した。
【0039】DNA合成機(パーキンエルマー社製)を
用いてオルゴヌクレオチドを作製し、プライマー24F
1、プライマー24F2、プライマー24F3、プライ
マー24F+1、プライマー24F+2、プライマー2
4R1、プライマー24R2、プライマー24R3、プ
ライマー25F及びプライマー25Rを調製した。
【0040】プライマー24F1は配列番号2に、プラ
イマー24F2は配列番号3に、プライマー24F3は
配列番号4に、プライマー24F+1は配列番号5に、
プライマー24F+2は配列番号6に、プライマー24
R1は配列番号7に、プライマー24R2は配列番号8
に、プライマー24R3は配列番号9に、プライマー2
5Fは配列番号10に、プライマー25Rは配列番号1
1に示す。
【0041】解析用プラスミドに挿入するDNA断片
(以下、本明細書においてはフラグメントと記載するこ
とがある)を、PCR法を用いて作製した。実施例1
(1)で作製したpHIV24−2をテンプレートとし
て用い、HIV−1gagの一部をコードするものとし
て、プライマー24F1とプライマー24R3を用いて
フラグメント24abcを、プライマー24F1とプラ
イマー24R1を用いてフラグメント24aを、プライ
マー24F1とプライマー24R2を用いてフラグメン
ト24abを、プライマー24F2とプライマー24R
2を用いてフラグメント24bを、プライマー24F2
とプライマー24R3を用いてフラグメント24bc
を、プライマー24F3とプライマー24R3を用いて
フラグメント24cを、プライマー24F+1、プライ
マー24F+2とプライマー24R1を用いてフラグメ
ント24a+を作製した。
【0042】HIV−2gagをコードするものとして
は、HIV−2 GH−1株が持続感染しているMOL
T−4/GH−1細胞株からDNAを調製してPCRの
テンプレートとし、プライマー25Fとプライマー25
Rを用いてフラグメント25を作製した。
【0043】pW6Aを制限酵素NdeIと制限酵素B
amHIで消化しALPで脱リン酸化したものと、フラ
グメント24abcをNdeIとBamHIで消化した
ものとをライゲーションし、プラスミドpHIV150
abcを作製した。
【0044】pW6AをNdeIと制限酵素XhoIで
消化しALPで脱リン酸化したものと、フラグメント2
4aをNdeIとXhoIで消化したものとをライゲー
ションし、プラスミドpHIV150aを作製した。
【0045】pW6AをNdeIとXhoIで消化しA
LPで脱リン酸化したものと、フラグメント24abを
NdeIとXhoIで消化したものとをライゲーション
し、プラスミドpHIV150abを作製した。
【0046】pW6Aを制限酵素EcoRIとXhoI
で消化しALPで脱リン酸化したものと、フラグメント
24bをEcoRIとXhoIで消化したものとをライ
ゲーションし、プラスミドpHIV150bを作製し
た。
【0047】pW6AをEcoRIとBamHIで消化
しALPで脱リン酸化したものと、フラグメント24b
cをEcoRIとBamHIで消化したものとをライゲ
ーションし、プラスミドpHIV150bcを作製し
た。
【0048】pW6AをEcoRIとBamHIで消化
しALPで脱リン酸化したものと、フラグメント24c
をEcoRIとBamHIで消化したものとをライゲー
ションし、プラスミドpHIV150cを作製した。
【0049】pW6AをEcoRIとXhoIで消化し
ALPで脱リン酸化したものと、フラグメント24a+
をEcoRIとXhoIで消化したものとをライゲーシ
ョンし、プラスミドpHIV151a+を作製した。
【0050】pW6AをNdeIとXhoIで消化しA
LPで脱リン酸化したものと、フラグメント25をNd
eIとXhoIで消化したものとをライゲーションし、
プラスミドpHIV152を作製した。
【0051】実施例2 ペプチドの発現及び調製 (1)p24−2の発現及び精製 実施例1(1)で作製したプラスミドpHIV24−2
を宿主大腸菌BL21(DE3)に導入し、20μg/
mlアンピシリン入りのLB培地にて、37℃で培養し
た。OD660nm=0.5〜0.7で、4mM IP
TGを添加し誘導後、16時間培養し発現させた。培養
液を遠心し上清を除き、菌体をペレットとして回収し
た。
【0052】回収した大腸菌に、1mM EDTA、1
00mM塩化ナトリウム、50mMトリス−塩酸緩衝液
pH8.0を加え、蛋白質分解阻害剤としてPMSFを
添加して、LyzozymeおよびDNAase処理を
行った。つぎに、2mM EDTA、10mM DT
T、1M尿素、50mMトリス−塩酸緩衝液pH8.0
で洗浄し、さらに、10mM DTT、2M尿素、50
mMトリス−塩酸緩衝液pH8.0で洗浄した。つぎ
に、10mM DTT、4M尿素、10mMトリス−水
酸化ナトリウム緩衝液pH10.5で目的とする発現産
物を抽出した。
【0053】つぎに、この画分をフェニルセファロース
6FFカラムにかけてクロマト精製を行った。1mM
DTT、0.7M硫酸アンモニウム、10mMトリス−
塩酸緩衝液pH8.0にて洗浄し、さらに、硫酸アンモ
ニウム濃度を0.6Mとして洗浄した後、1mMDT
T、0.4M硫酸アンモニウム、10mMトリス−塩酸
緩衝液pH8.0にて溶出した。つぎに、この画分をハ
イドロオキシアパタイトカラムにかけてクロマト精製を
行った。1mM DTT、0.1%SDS、10mMト
リス−塩酸緩衝液pH8.0にて洗浄し、さらに、1m
M DTT、0.1%SDS、0.1Mリン酸ナトリウ
ム酸緩衝液pH7.0にて洗浄した。さらにまた、1m
M DTT、0.1%SDS、リン酸ナトリウム濃度を
段階的に0.2M、0.3Mに上昇させた緩衝液で洗浄
を繰り返した後、1mM DTT、0.1%SDS、
0.5Mリン酸ナトリウム酸緩衝液pH7.0にて溶出
した。この画分を、セファデックスG−25にてゲル濾
過精製した。0.1%SDS、10mMトリス−塩酸緩
衝液pH8.0にて溶出し、回収した発現産物をp24
−2と命名した。p24−2のアミノ酸配列を、配列番
号15に示す。
【0054】(2)解析用ペプチドの発現及び調製 実施例1(3)で作製したそれぞれの解析用プラスミド
を宿主大腸菌BL21(DE3)に導入した。20μg
/mlアンピシリン入りのLB培地で37℃、16時間
培養を行った。さらに、20μg/mlアンピシリン入
りのLB培地で20倍希釈し、37℃、2時間培養した
後、IPTG200μg/mlになるように添加し、3
時間培養し、発現させた。大腸菌を遠心し、上清を除き
ペレットとして回収した。回収した大腸菌を100μl
の100mM塩化ナトリウム、50mMトリス−塩酸p
H8.0、1mM EDTAに浮遊させた後、50μl
の30%SDS、15%2−メルカプトエタノール、1
5%グリセリンを含む緩衝液を加え、攪拌した。さら
に、沸騰水中にて5分間処理した後、粘性が無くなるま
で超音波で処理し、ウエスタンブロットのサンプルとし
た。
【0055】pHIV150abcから精製したペプチ
ドをp24abc、pHIV150aから精製したペプ
チドをp24a、pHIV150abから精製したペプ
チドをp24ab、pHIV150bから精製したペプ
チドをp24b、pHIV150bcから精製したペプ
チドをp24bc、pHIV150cから精製したペプ
チドをp24c、pHIV151a+から精製したペプ
チドをp24a+、pHIV152から精製したペプチ
ドをp25と命名した。
【0056】p24abcのアミノ酸配列を配列番号1
6及び塩基配列を配列番号17に、p24aのアミノ酸
配列を配列番号18及び塩基配列を配列番号19に、p
24abのアミノ酸配列を配列番号20及び塩基配列を
配列番号21に、p24bのアミノ酸配列を配列番号2
2及び塩基配列を配列番号23に、p24bcのアミノ
酸配列を配列番号24及び塩基配列を配列番号25に、
p24cのアミノ酸配列を配列番号26及び塩基配列を
配列番号27に、p24a+のアミノ酸配列を配列番号
28及び塩基配列を配列番号29に、p25のアミノ酸
配列を配列番号30及び塩基配列を配列番号31に示
す。
【0057】実施例3 HIV−1p24 抗原精製 HIV−1感染細胞(MOLT−4/HIV−1)を1
0%FCS(Fetal calf serum)を含
むRPMI1640培地で培養し、培養上清から蔗糖密
度勾配遠心法によりウイルスを精製した。精製したウイ
ルスはTNE緩衝液(pH7.2)に懸濁し、0.1%
SDS及び4mM DTTを加え100℃、5分処理し
た後、1000g、10分遠心分離し、上清をウイルス
可溶化不活化液とした。本可溶化不活化液をハイドロオ
キシアパタイトカラムに吸着させ、0.1Mリン酸緩衝
液(pH7.0)でカラムを洗浄した後、0.25Mリ
ン酸緩衝液にてHIV−1p24抗原を溶出し、精製p
24抗原とした。
【0058】実施例4 モノクローナル抗体の作製 アジュバントとして、実施例2(1)で精製したp24
−2抗原溶液にはフロイントのアジュバントを、実施例
3で調製した精製p24抗原溶液にはβ−グルカンパウ
ダー(Opti Vant;INTERGEN社製)を懸濁し、それぞれB
ALB/cマウスに一匹当たり20μl/0.5mlを
腹腔内投与にて免疫した。10日〜2週間の間隔で3回
接種後、マウス尾静脈より採血し、免疫原を固相化した
96ウェルアッセイプレートを用いたELISAにより
血清抗体価を調べた。
【0059】実施例3で調製した抗原については、十分
な抗体応答が得られるまでさらに2回追加免疫を行っ
た。最終免疫から3日後に脾臓を摘出し、ケーラーとミ
ルシュタインの常法(Nature 256,495,1975 )に従い細
胞融合を行った。親細胞には、マウス骨髄腫細胞株P3
−X 63−Ag8−U1(P3U1)を用い、融合剤
にはポリエチレングリコールを用いた。融合した細胞を
HAT選択培地にて培養し、約10日後に培養上清をE
LISAによる1次スクリーニングに供した。すなわ
ち、実施例2または3で調製したp24抗原を濃度1μ
g/mlで96ウエルプレートに固相化し、次にこの培
養上清を反応させ、抗マウスIg−POD(ダコ社製)
により検出した。この様にして選択したウェルの細胞を
限界希釈法によりクローニングし、ハイブリドーマを確
立した。ハイブリドーマp24N1−9、ハイブリドー
マp24N3−3、ハイブリドーマp24N1−2、ハ
イブリドーマp24−21はHIV−1p24に特異的
反応する抗体を産生するハイブリドーマであり、このう
ち、ハイブリドーマp24N1−9、ハイブリドーマp
24N3−3は生命工学工業技術研究所に寄託し、その
受託番号はそれぞれFERM P−17276及びFE
RM P−17275ある。
【0060】各ハイブリドーマを、あらかじめプリスタ
ン0.5mlを腹腔に投与したマウスの腹腔内に、1匹
当たり約1x107 個接種した。1週間から10日後に
貯留した腹水を採取し、プロテインAカラム(バイオラ
ッド社製)、MAPS−IIキット緩衝液を用いてモノ
クローナル抗体を精製した。ハイブリドーマp24N1
−9、ハイブリドーマp24N3−3、ハイブリドーマ
p24N1−2、ハイブリドーマp24−21が産生す
るモノクローナル抗体を、それぞれp24N1−9抗
体、p24N3−3抗体、p24N1−2抗体、p24
−21抗体と命名した。
【0061】各モノクローナル抗体のアイソタイピング
は、アマシャム社製キットを用いたウェスタンブロッテ
イング法により行った。その結果いずれの抗体も、Ig
G1、κであった。
【0062】実施例5 モノクローナル抗体の反応性試
験 実施例4で作製したモノクローナル抗体の反応特異性を
ウェスタンブロッティング法により調べた。すなわち、
実施例2で調製したリコンビナント抗原p24a+、p
24a、p24b、p24c、p24ab、p24b
c、p24−2、p25(HIV−2gag)及び実施
例3で調製した精製p24抗原を10%SDS、5%2
−メルカプトエタノール、5%グリセリンを含む緩衝液
に溶解し、15%ポリアクリルアミドゲルにて電気泳動
し、これをニトロセルロース膜に転写した。この転写膜
を1%スキムミルクを含むPBS中に4℃で一晩放置
し、マスキングを行った。実施例4で作製したモノクロ
ーナル抗体を含む溶液に転写膜を浸して1時間反応させ
た後、0.05%ツィーン20を含むPBSで洗浄し、
ベクタスタインABCエリートキット(ベクター社)に
より検出して反応性を比較した。結果を表−1に示す。
【表1】
【0063】p24N1−9抗体はp24抗原のN末
端、p24N3−3抗体はp24抗原の中間部位、p2
4N1−2抗体はp24抗原の中間部位よりC末端側、
p24−21抗体はp24抗原のC末端領域を認識して
いることが示された。
【0064】実施例6 モノクローナル抗体の組み合わ
せ試験によるエピトープ分類 実施例4で作製したp24−21抗体及び実施例4に記
載の方法と同様の手法で作製した抗HIV−1p24モ
ノクローナル抗体YAM24−12抗体、YAM24−
7抗体、YAM24−9抗体の4種類について、それぞ
れ抗体感作粒子及びALP標識抗体を作製し、組み合わ
せ試験によってどのような反応性を示すかを検討した。
【0065】(1)抗体結合粒子の調製 50mg/mlフェライト粒子(日本ペイント社製)を
0.15mlとり、これに720μg/mlのYAM2
4−12抗体溶液を280μl加え、撹拌後、25℃1
時間エンドオーバーエンドで撹拌を続けた。フェライト
粒子を磁石で集磁し、上清を抜き取った後に0.4%N
aCl溶液で2回洗浄し、2%BSAを含む50mMト
リス緩衝液pH7.2を2ml加え、撹拌し、さらに3
7℃一晩エンドオーバーエンドで撹拌を続けた。これを
25倍希釈して反応に用いた。YAM24−7抗体、Y
AM24−9抗体、p24−21抗体についても同様に
抗体結合粒子を作製した。
【0066】(2)ALP標識抗体の作製 720μg/mlのYAM24−12抗体溶液を1.2
mlをとり、0.1Mクエン酸緩衝液pH3.5で平衡
化したG−25カラム(ファルマシア社製)に添加し、
緩衝液置換を行った。これに94μg/mlペプシン溶
液を43.6μl加え、37℃、1時間放置し、トリス
緩衝液でpHを中性付近にしてからスーパーデックス2
00カラム(ファルマシア社製)に添加し、ゲル濾過精
製を行った。得られた分画の吸光度280nmでのシン
グルピークをプールし、YAM24−12抗体F(a
b’)2 フラグメントとした。このF(ab’)2 フラグ
メント溶液1.53mlに、0.2M 2−メルカプト
エチルアミン(以下、2−MEAと記載する)溶液を7
6.5μl添加し、37℃4時間放置し、還元処理を行
った。これをG−25カラムに添加し、2−MEAを除
去し、YAM24−12抗体Fab’フラグメントとし
た。10mg/mlの高比活性ALP溶液1mlを0.
1Mリン酸緩衝液pH6.3で平衡化したG−25に添
加し、緩衝液置換を行った。これに10mg/ml N
−(4−マレイミドブチリロキシ)−スクシンイミド
(以下、GMBSと記載する)のジメチルホルムアミド
溶液を51.6μl添加し、37℃、1時間放置し反応
を行った。この溶液を0.1Mリン酸緩衝液pH7.0
で平衡化したG−25カラムに添加し、過剰のGMBS
を除去し、マレイミド化ALPを作製した。先に作製し
たYAM24−12抗体Fab’フラグメント溶液2.5
mlとマレイミド化ALP溶液203.5μlとを混合
し、室温で一晩放置することでALP標識抗体を作製し
た。これに0.5M 2−MEA溶液を5.4μl加
え、37℃、1時間放置し、余分なマレイミド基をブロ
ックした後、スーパーデックス200カラムに添加し、
精製を行った。吸光度280nmのいくつかのピークの
うち、Fab’とALPとが1:1となる分子量のピーク
をプールし、精製ALP標識抗体とした。YAM24−
7抗体、YAM24−9抗体、p24−21抗体につい
ても同様にALP標識抗体を作製した。
【0067】(3)抗体結合粒子、ALP標識抗体を用
いたp24抗原の測定 実施例6(1)で作製した抗体結合粒子を0.15mg
/mlとし、この0.25mlにp24抗原濃度として
0、12.5、25、50、100pg/mlの不活化
培養HIV抗原溶液をそれぞれ50μlづつ添加し、3
7℃で10分間反応させた。磁石を用いて洗浄後、実施
例6(2)で調製したALP標識抗体を0.5μg/m
lに希釈した溶液を0.25ml加え、再び37℃で1
0分間反応させた。磁石を用いて洗浄後、化学発光基質
である3−(2’−スピロアダマンタン)−4−メトキ
シ−4−(3”−ホスホリルオキシ)フェニル−1、2
−ジオキセタン・2ナトリウム塩(AMPPD)200
μlを加え、37℃、5分反応させて、発光量をルミノ
メーターで測定した。実際の測定は全自動化学発光免疫
測定装置ルミパルスf(富士レビオ社製)にて行った。
【0068】上記の試験を、YAM24−12抗体、Y
AM24−7抗体、YAM24−9抗体、p24−21
抗体をそれぞれ結合した4種類の抗体結合粒子と、YA
M24−12抗体、YAM24−7抗体、YAM24−
9抗体、p24−21抗体をそれぞれ標識した4種類の
ALP標識抗体との組み合わせで行い、計16種類の試
験を行った。
【0069】組み合わせ試験の結果を図2から5に示
す。抗体の組み合わせ試験の結果、YAM24−12抗
体を固相とした時にはYAM24−7抗体、YAM24
−9抗体を標識体としたときのみp24抗原の測定が可
能であり、YAM24−12抗体、p24−21抗体を
標識体とした時には反応がほとんど見られず測定不可能
であった(図2)。p24−21抗体を固相にしたとき
にも同様な結果が得られた(図3)。逆にYAM24−
7抗体(図4)、YAM24−9抗体(図5)を固相に
したときには、YAM24−12抗体、p24−21抗
体を標識体としたときのみp24抗原の測定が可能であ
り、YAM24−7抗体、YAM24−9抗体を標識体
としたときには反応がほとんど見られなかった。
【0070】この測定系では抗体と抗体とで抗原を挟む
サンドイッチ法を使用しているため、同じエピトープを
認識する抗体同士の組み合わせでは反応がみられない。
したがって、上記の結果から、4種類のモノクローナル
抗体は、YAM24−12抗体とp24ー21抗体、Y
AM24−7抗体とYAM24−9抗体の2つのグルー
プに分けることができ、各グループ内の抗体は同じエピ
トープ部位あるいは近傍を認識をしていると判断した。
【0071】実施例7 抗p24ポリクローナル抗体の
作製 実施例2で作製したp24abc及び実施例3で精製し
た天然p24抗原を免疫原として、フロイントの完全ア
ジュバントと等量混合した。天然抗原は家兎2羽、p2
4abcは家兎4羽を用い、エマルジョン化した抗原を
それぞれ300μgづつ皮下免疫した。1〜2週間おき
に計7回追加免疫し、マイクロオクタロニー法で抗体力
価が上昇したことを確認して、全採血した。遠心法にて
血清を分離し、それぞれの抗血清を、天然p24抗原を用
いたものをR−1、R−2、リコンビナント抗原を用い
たものをR−3、R−4、R−5、R−6と命名した。
次いで、p24abcを固相化したセファロース4Bの
アフィニティーカラムでR−1〜R−6の抗血清をそれ
ぞれ精製し、抗p24ポリクローナル抗体R−1〜R−
6とした。
【0072】実施例8 ALP標識抗p24ポリクロー
ナル抗体を使った測定 (1)ALP標識抗p24ポリクローナル抗体の調製 実施例7で作製した抗p24ポリクローナル抗体R−1
を2.0mg/mlの濃度にし、この0.81mlを
0.1Mクエン酸緩衝液pH3.5で平衡化したG−2
5カラム(ファルマシア社製)に添加し、緩衝液置換を
行った。これに329μg/mlペプシン溶液を24.
6μl加え、37℃、1時間放置し、トリス緩衝液でp
Hを中性付近にしてからスーパーデックス200カラム
(ファルマシア社製)に添加し、ゲル濾過精製を行っ
た。分画の吸光度280nmでのシングルピークをプー
ルし、抗p24ポリクローナル抗体F(ab’)2 フラグ
メントとした。
【0073】このF(ab’)2 フラグメント溶液(56
7μg/ml)1.45mlに0.2M 2−MEA溶
液76.3μlを添加し、37℃4時間放置し、還元処
理をおこなった。これをG−25カラムに添加し、2−
MEAを除去し、抗p24ポリクローナル抗体Fab’フ
ラグメントとした。
【0074】10mg/mlの高比活性ALP溶液1m
lを0.1Mリン酸緩衝液pH6.3で平衡化したG−
25に添加し、緩衝液置換を行った。これに10mg/
mlGMBSジメチルホルムアミド溶液を53.5μl
添加し、37℃、1時間放置し反応を行った。この溶液
を0.1Mリン酸緩衝液pH7.0で平衡化したG−2
5カラムに添加し、過剰のGMBSを除去し、マレイミ
ド化ALPを作製した。
【0075】先に作製した抗p24ポリクローナル抗体
Fab’フラグメント溶液2.5mlとマレイミド化AL
P溶液608μlとを混合し、室温で一晩放置し、AL
P標識抗体を作製した。これに1M 2−MEA溶液を
31μl加え、37℃、1時間放置し、余分なマレイミ
ド基をブロックした後、スーパーデックス200カラム
に添加し、精製を行った。吸光度280nmのいくつか
のピークのうち、Fab’とALPとが1:1となる分
子量のピークをプールし、精製ALP標識抗p24ポリ
クローナル抗体R−1とした。
【0076】抗p24ポリクローナル抗体R−2〜R−
6についても同様の手法で、ALP標識抗p24ポリク
ローナル抗体R−2〜R−6を作製した。
【0077】(2)標識ポリクローナル抗体とモノクロ
ーナル抗体固相を用いた組み合わせ測定 実施例6(1)で作製したYAM24−12抗体、YA
M24−7抗体、YAM24−9抗体及びp24−21
抗体結合粒子を0.15mg/ mlの濃度にし、この
0.25mlにp24抗原濃度として0、12.5、2
5、50、100pg/mlの不活化培養HIV抗原溶
液をそれぞれ50μlづつ添加し、37℃で10分間反
応させた。磁石を用いて洗浄後、実施例8(1)で調製
したALP標識抗p24ポリクローナル抗体R−1を
1.0μg/mlに希釈した溶液を0.25ml加え、
再び37℃で10分間反応させた。磁石を用いて洗浄
後、AMPPDを200μl加え、37℃、5分反応さ
せて、発光量をルミノメーターで測定した。実際の測定
は全自動化学発光免疫測定装置ルミパルスf(富士レビ
オ社製)にて行った。
【0078】結果を図6に示す。図6に示すように、固
相にYAM24−7抗体、YAM24−9抗体を使用し
た時に標準曲線の傾きは大きくなり、高い感度が得られ
た。一方、YAM24−12抗体、p24−21抗体を
使用した時には傾きは小さく、YAM24−7抗体、Y
AM24−9抗体に対して30%程度しか感度が得られ
なかった。
【0079】同様の実験をALP標識抗p−24ポリク
ローナル抗体R−2〜R−6についても行ったが、YA
M24−12抗体、YAM24−7抗体、YAM24−
9抗体、p24−21抗体に対する反応性は、ALP標
識抗p−24ポリクローナル抗体R−1と同様であっ
た。
【0080】これらの結果を、実施例6の結果と同様に
解釈して、R−1からR−6のポリクローナル抗体は、
その主要認識部位がYAM24−12抗体、p24−2
1抗体抗体と同じ分類に属すると判断した。ポリクロー
ナル抗体は本来、抗原に対して広くエピトープを取り、
複数のエピトープを認識する抗体の集まりであるとされ
ているが、この実施例では、抗体の多くはp24−21
抗体と同じ認識部位、すなわちp24抗原C末端領域を
認識し、YAM24−7抗体、YAM24−9抗体と競
合するような認識部位を持つ抗体はほとんど含まれてい
なかった。
【0081】(3)ALP標識抗p24ポリクローナル
抗体の作製 実施例7で作製したポリクローナル抗体の主要認識部位
は、いずれもp24抗原C末端領域であったので、抗p
24ポリクローナル抗体R−3、R−4、R−5及びR
−6をプールし、実施例8(1)に記載の手法と同様に
してALP標識を行い、ALP標識抗p24ポリクロー
ナル抗体として、以後の実験に用いた。
【0082】実施例9 モノクローナル抗体p24N1
−9抗体、p24N3−3抗体とポリクローナル抗体を
用いたp24抗原の測定 (1)p24N1−9抗体及びp24N3−3抗体結合
粒子の調製 50mg/mlのフェライト粒子(日本ペイント社製)
0.075mlに、実施例4で調製したモノクローナル
抗体p24N1−9抗体を7.15mg/mlの濃度に
した溶液を14μl加え、撹拌後、25℃1時間エンド
オーバーエンドで撹拌を続けた。フェライト粒子を磁石
で集磁し、上清を抜き取った後に0.4%NaCl溶液
で2回洗浄し、2%BSAを含む50mM炭酸緩衝液p
H9.0を2ml加え、撹拌し、さらに37℃一晩エン
ドオーバーエンドで撹拌を続けp24N1−9抗体結合
粒子を調製した。
【0083】同様にp24N3−3抗体(8.41mg
/ml)12μlを用いてp24N3−3抗体結合粒子
を調製した。
【0084】(2)p24標準抗原の測定 実施例9(1)で調製した2種類の抗体結合粒子を1.
875mg/mlの濃度にし、これをそれぞれ10μl
ずつ取り、粒子の上清のみを除去したのちに反応溶液
(50mMトリス緩衝液pH7.2、0.15%NaC
l、2%BSA、1mMエチレンジアミン4酢酸、0.
1%アジ化ナトリウム)を250μlと、p24抗原濃
度として0、12.5、25、50、100pg/ml
のHIV−1p24標準抗原溶液(ダイナボット社製)
を100μl添加し、37℃で10分間反応させた。磁
石を用いて洗浄後、実施例8(3)で作製した精製AL
P標識抗p24ポリクローナル抗体を1.0μg/ml
に希釈した溶液を0.25ml加え、再び37℃で10
分間反応させた。磁石を用いて洗浄後、AMPPD20
0μlを加え、37℃、5分反応させて、発光量をルミ
ノメーターで測定した。実際の測定は全自動化学発光免
疫測定装置ルミパルスf(富士レビオ社製)にて行っ
た。結果を図7及び8に示す。縦軸は、カットオフ値を
1.0としたカットオフインデックス値(C.O.
I.)で示した。C.O.I.値1.0におけるp24
抗原の濃度は約4pg/mlとなった。
【0085】実施例10 既存測定系との感度比較 (1)ダイナボット社HIV抗原・EIA「アボット」
での測定 既存測定系としてダイナボット社HIV抗原・EIA
「アボット」キットを用い、測定は添付の手順書に従っ
て行った。すなわち、反応トレーに実施例9(2)で使
用したHIV−1p24標準抗原液及びコントロール検
体を200μlづつ分注し、これにHIV抗体ビーズを
入れて40℃3時間反応させた。コントロール検体は、
検体200μlに検体希釈液20μlを添加して用い
た。ビーズの洗浄後、HIV抗体200μlを添加し、
再び40℃で1時間反応させた後、ビーズを洗浄し、抗
IgG抗体ーペルオキシダーゼを200μl加え、40
℃、1時間反応させた。これを洗浄後、ペルオキシダー
ゼの基質であるオルトフェニレンジアミン二塩酸塩溶液
を300μl添加し、15〜30℃、30分間反応させ
た後1N硫酸を加えて反応を停止した。この溶液の吸光
度492nmの吸光度を測定した。結果を図9及び10
に示す。この測定キットでは、陰性コントロール3例の
平均吸光度に0.05を加えた数値がカットオフ値とな
る。縦軸はカットオフ値を1.0としたカットオフイン
デックス値(C.O.I.)で示した。したがって、カ
ットオフ値でのp24抗原の濃度は約12pg/mlと
なった。
【0086】実施例9(2)で求めた本測定系における
カットオフ値のp24抗原濃度は約4pg/ml、本実
施例で求めたダイナボット社HIV抗原・EIA「アボ
ット」でのカットオフ値のp24抗原濃度は約12pg
/mlで、差は約3倍であった。
【0087】ダイナボット社キットは検体量200μ
l、1次反応時間3時間、2次反応1時間、3次反応1
時間、酵素反応30分であるのに対し、本測定系は検体
量100μl、1次反応時間10分、2次反応10分、
酵素反応5分である。両測定系を比較すると、既存のダ
イナボット社キットに比べて、本測定系は検体量が1/
2倍、測定感度3倍、免疫反応時間1/12倍であっ
た。感度は検体量、免疫反応時間に影響されるため、既
存法に比べて検体量が少なくかつ免疫反応時間が短い本
測定系の測定感度が既存法より高い本測定系は、従来に
ない高感度のHIV−1p24測定系であると判断し
た。
【0088】
【発明の効果】本発明により、HIV−1p24抗原の
測定方法及び試薬を提供し、HIV−1p24抗原を従
来より高感度で測定することができる。
【0089】
【配列表】 <110> FUJIREBIO INC. <120> Immunoassay Method for HIV-1 p24 antigen and kit <130> P0728 <160> 31
【0090】 <210> 1 <211> 879 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg acc atg att acg cca agc ttg gct gca tgg gta aaa gta ata gaa Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 gaa aag gct ttc agc cca gaa gtg ata ccc atg ttt tca gca tta tca Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 gaa gga gcc acc cca caa gat tta aat acc atg cta aac aca gtg ggg Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 gga cat caa gca gcc atg caa atg tta aaa gag acc atc aat gag gaa Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 gct gca gaa tgg gat aga gtg cat cca gtg cat gca ggg cct att gca Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 cca ggc cag atg aga gaa cca agg gga agt gat ata gca gga act act Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 agt acc ctt cag gaa caa ata gga tgg atg aca aac aat cca cct atc Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 cca gta gga gaa atc tat aaa aga tgg ata atc ctg gga tta aat aaa Pro Val Gly Glu Ile tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 ata gta aga atg tat agt cct gtt agt att ctg gac ata aga caa gga Ile Val Arg Met tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 cca aag gaa ccc ttt aga gac tat gta gat cgg ttc tat aaa act tta Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp tyr Val Asp Arg Phe tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 aga gcc gag caa gct tca cag gag gta aaa aat tgg atg aca gaa acc Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 ttg ttg gtc caa aat gcg aac cca gac tgt aag act att cta aaa gca Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 tta gga cca gca gct aca cta gaa gaa atg atg aca gca tgt cag gga Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly 195 200 205 gtg ggg gga ccc ggc cat aag gca aga gtg ttg gct gaa gca atg agc Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser 210 215 220 caa gta aca aat tca gct acc ata atg atg cag aga ggt aat ttt agg Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg 225 230 235 240 aac caa aaa aaa act gtt aag tgt ttc aat tgt ggc aaa gaa ggg cac Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His 245 250 255 ata gcc aaa aat tgc agg gcc cct agg aaa aag ggc tgt tgg aaa tgt Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys 260 265 270 gga aag gaa gga cac caa atg aaa gat tgt act gag aga cag gct aat Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn 275 280 285 ttt tta ggg aac tga Phe Leu Gly Asn 290
【0091】 <210> 2 <211> 52 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> caacatatga ccatgattac gccaagcttg gctgcatggg taaaagtaat ag
【0092】 <210> 3 <211> 31 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> caaagaattc gaacaaatag gatggatgac a
【0093】 <210> 4 <211> 31 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> caaagaattc gaaatgatga cagcatgtca g
【0094】 <210> 5 <211> 57 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> caagaattcc ctatagtgca gaacatccag gggcaaatgg tacatcaggc catatca
【0095】 <210> 6 <211> 57 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> tggtacatca ggccatatca cctagaactt taaatgcatg ggtaaaagta atagaag
【0096】 <210> 7 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> gaactcgagc tgaagggtac tagtagttcc
【0097】 <210> 8 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> gttctcgagt tctagtgtag ctgctggtcc
【0098】 <210> 9 <211> 35 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> gttggatcct tagttcccta aaaaattagc ctgtc
【0099】 <210> 10 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> caacatatgc ctgtacaaca gacaggcggt
【0100】 <210> 11 <211> 33 <212> DNA <213> Artificial Sequence <400> cttctcgagt tatagtctgg ctttttggcc tgg
【0101】 <210> 12 <211> 12 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys 1 5 10
【0102】 <210> 13 <211> 27 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Pro Ile Val Gln Asn Ile Gln Gly Gln Met Val His Gln Ala Ile Ser 1 5 10 15 Pro Arg Thr Leu Asn Ala Trp Val Lys Val Ile 20 25
【0103】 <210> 14 <211> 12 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Thr Thr Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met 1 5 10
【0104】 <210> 15 <211> 292 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 Pro Val Gly Glu Ile tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 Ile Val Arg Met tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp tyr Val Asp Arg Phe tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly 195 200 205 Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser 210 215 220 Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg 225 230 235 240 Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His 245 250 255 Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys 260 265 270 Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn 275 280 285 Phe Leu Gly Asn 290
【0105】 <210> 16 >211> 292 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly 195 200 205 Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser 210 215 220 Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg 225 230 235 240 Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His 245 250 255 Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys 260 265 270 Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn 275 280 285 Phe Leu Gly Asn 290
【0106】 <210> 17 <211> 879 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg acc atg att acg cca agc ttg gct gca tgg gta aaa gta ata gaa Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 gaa aag gct ttc agc cca gaa gtg ata ccc atg ttt tca gca tta tca Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 gaa gga gcc acc cca caa gat tta aat acc atg cta aac aca gtg ggg Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 gga cat caa gca gcc atg caa atg tta aaa gag acc atc aat gag gaa Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 gct gca gaa tgg gat aga gtg cat cca gtg cat gca ggg cct att gca Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 cca ggc cag atg aga gaa cca agg gga agt gat ata gca gga act act Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 agt acc ctt cag gaa caa ata gga tgg atg aca aac aat cca cct atc Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 cca gta gga gaa atc tat aaa aga tgg ata atc ctg gga tta aat aaa Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 ata gta aga atg tat agt cct gtt agt att ctg gac ata aga caa gga Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 cca aag gaa ccc ttt aga gac tat gta gat cgg ttc tat aaa act tta Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 aga gcc gag caa gct tca cag gag gta aaa aat tgg atg aca gaa acc Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 ttg ttg gtc caa aat gcg aac cca gac tgt aag act att cta aaa gca Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 tta gga cca gca gct aca cta gaa gaa atg atg aca gca tgt cag gga Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly 195 200 205 gtg ggg gga ccc ggc cat aag gca aga gtg ttg gct gaa gca atg agc Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser 210 215 220 caa gta aca aat tca gct acc ata atg atg cag aga ggt aat ttt agg Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg 225 230 235 240 aac caa aaa aaa act gtt aag tgt ttc aat tgt ggc aaa gaa ggg cac Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His 245 250 255 ata gcc aaa aat tgc agg gcc cct agg aaa aag ggc tgt tgg aaa tgt Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys 260 265 270 gga aag gaa gga cac caa atg aaa gat tgt act gag aga cag gct aat Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn 275 280 285 ttt tta ggg aac taa Phe Leu Gly Asn 290
【0107】 <210> 18 <211> 115 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 Ser Thr Leu Gln Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg Cys Gly Arg Met 100 105 110 His Gly Thr 115
【0108】 <210> 19 <211> 348 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg acc atg att acg cca agc ttg gct gca tgg gta aaa gta ata gaa Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 gaa aag gct ttc agc cca gaa gtg ata ccc atg ttt tca gca tta tca Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 gaa gga gcc acc cca caa gat tta aat acc atg cta aac aca gtg ggg Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 gga cat caa gca gcc atg caa atg tta aaa gag acc atc aat gag gaa Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 gct gca gaa tgg gat aga gtg cat cca gtg cat gca ggg cct att gca Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 cca ggc cag atg aga gaa cca agg gga agt gat ata gca gga act act Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 agt acc ctt cag ctc gag gga tcc ggg ccc tct aga tgc ggc cgc atg Ser Thr Leu Gln Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg Cys Gly Arg Met 100 105 110 cat ggt acc taa His Gly Thr 115
【0109】 <210> 20 <211> 215 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg 195 200 205 Cys Gly Arg Met His Gly Thr 210 215
【0110】 <210> 21 <211> 648 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg acc atg att acg cca agc ttg gct gca tgg gta aaa gta ata gaa Met Thr Met Ile Thr Pro Ser Leu Ala Ala Trp Val Lys Val Ile Glu 1 5 10 15 gaa aag gct ttc agc cca gaa gtg ata ccc atg ttt tca gca tta tca Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu Ser 20 25 30 gaa gga gcc acc cca caa gat tta aat acc atg cta aac aca gtg ggg Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val Gly 35 40 45 gga cat caa gca gcc atg caa atg tta aaa gag acc atc aat gag gaa Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu Glu 50 55 60 gct gca gaa tgg gat aga gtg cat cca gtg cat gca ggg cct att gca Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile Ala 65 70 75 80 cca ggc cag atg aga gaa cca agg gga agt gat ata gca gga act act Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr 85 90 95 agt acc ctt cag gaa caa ata gga tgg atg aca aac aat cca cct atc Ser Thr Leu Gln Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro Ile 100 105 110 cca gta gga gaa atc tat aaa aga tgg ata atc ctg gga tta aat aaa Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn Lys 115 120 125 ata gta aga atg tat agt cct gtt agt att ctg gac ata aga caa gga Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln Gly 130 135 140 cca aag gaa ccc ttt aga gac tat gta gat cgg ttc tat aaa act tta Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr Leu 145 150 155 160 aga gcc gag caa gct tca cag gag gta aaa aat tgg atg aca gaa acc Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu Thr 165 170 175 ttg ttg gtc caa aat gcg aac cca gac tgt aag act att cta aaa gca Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys Ala 180 185 190 tta gga cca gca gct aca cta gaa ctc gag gga tcc ggg ccc tct aga Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg 195 200 205 tgc ggc cgc atg cat ggt acc taa Cys Gly Arg Met His Gly Thr 210 215
【0111】 <210> 22 <211> 120 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Ala Ser Glu Phe Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro 1 5 10 15 Ile Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn 20 25 30 Lys Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln 35 40 45 Gly Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr 50 55 60 Leu Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu 65 70 75 80 Thr Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys 85 90 95 Ala Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser 100 105 110 Arg Cys Gly Arg Met His Gly Thr 115 120
【0112】 <210> 23 <211> 363 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg gct agc gaa ttc gaa caa ata gga tgg atg aca aac aat cca cct Met Ala Ser Glu Phe Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro 1 5 10 15 atc cca gta gga gaa atc tat aaa aga tgg ata atc ctg gga tta aat Ile Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn 20 25 30 aaa ata gta aga atg tat agt cct gtt agt att ctg gac ata aga caa Lys Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln 35 40 45 gga cca aag gaa ccc ttt aga gac tat gta gat cgg ttc tat aaa act Gly Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr 50 55 60 tta aga gcc gag caa gct tca cag gag gta aaa aat tgg atg aca gaa Leu Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu 65 70 75 80 acc ttg ttg gtc caa aat gcg aac cca gac tgt aag act att cta aaa Thr Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys 85 90 95 gca tta gga cca gca gct aca cta gaa ctc gag gga tcc ggg ccc tct Ala Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser 100 105 110 aga tgc ggc cgc atg cat ggt acc taa Arg Cys Gly Arg Met His Gly Thr 115 120
【0113】 <210> 24 <211> 197 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Ala Ser Glu Phe Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro 1 5 10 15 Ile Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn 20 25 30 Lys Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln 35 40 45 Gly Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr 50 55 60 Leu Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu 65 70 75 80 Thr Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys 85 90 95 Ala Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln 100 105 110 Gly Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met 115 120 125 Ser Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe 130 135 140 Arg Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly 145 150 155 160 His Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys 165 170 175 Cys Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala 180 185 190 Asn Phe Leu Gly Asn 195
【0114】 <210> 25 <211> 594 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg gct agc gaa ttc gaa caa ata gga tgg atg aca aac aat cca cct Met Ala Ser Glu Phe Glu Gln Ile Gly Trp Met Thr Asn Asn Pro Pro 1 5 10 15 atc cca gta gga gaa atc tat aaa aga tgg ata atc ctg gga tta aat Ile Pro Val Gly Glu Ile Tyr Lys Arg Trp Ile Ile Leu Gly Leu Asn 20 25 30 aaa ata gta aga atg tat agt cct gtt agt att ctg gac ata aga caa Lys Ile Val Arg Met Tyr Ser Pro Val Ser Ile Leu Asp Ile Arg Gln 35 40 45 gga cca aag gaa ccc ttt aga gac tat gta gat cgg ttc tat aaa act Gly Pro Lys Glu Pro Phe Arg Asp Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Thr 50 55 60 tta aga gcc gag caa gct tca cag gag gta aaa aat tgg atg aca gaa Leu Arg Ala Glu Gln Ala Ser Gln Glu Val Lys Asn Trp Met Thr Glu 65 70 75 80 acc ttg ttg gtc caa aat gcg aac cca gac tgt aag act att cta aaa Thr Leu Leu Val Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Thr Ile Leu Lys 85 90 95 gca tta gga cca gca gct aca cta gaa gaa atg atg aca gca tgt cag Ala Leu Gly Pro Ala Ala Thr Leu Glu Glu Met Met Thr Ala Cys Gln 100 105 110 gga gtg ggg gga ccc ggc cat aag gca aga gtg ttg gct gaa gca atg Gly Val Gly Gly Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met 115 120 125 agc caa gta aca aat tca gct acc ata atg atg cag aga ggt aat ttt Ser Gln Val Thr Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe 130 135 140 agg aac caa aaa aaa act gtt aag tgt ttc aat tgt ggc aaa gaa ggg Arg Asn Gln Lys Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly 145 150 155 160 cac ata gcc aaa aat tgc agg gcc cct agg aaa aag ggc tgt tgg aaa His Ile Ala Lys Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys 165 170 175 tgt gga aag gaa gga cac caa atg aaa gat tgt act gag aga cag gct Cys Gly Lys Glu Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala 180 185 190 aat ttt tta ggg aac taa Asn Phe Leu Gly Asn 195
【0115】 <210> 26 <211> 97 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Ala Ser Glu Phe Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly Val Gly Gly 1 5 10 15 Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser Gln Val Thr 20 25 30 Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg Asn Gln Lys 35 40 45 Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His Ile Ala Lys 50 55 60 Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys Gly Lys Glu 65 70 75 80 Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn Phe Leu Gly 85 90 95 Asn
【0116】 <210> 27 <211> 294 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg gct agc gaa ttc gaa atg atg aca gca tgt cag gga gtg ggg gga Met Ala Ser Glu Phe Glu Met Met Thr Ala Cys Gln Gly Val Gly Gly 1 5 10 15 ccc ggc cat aag gca aga gtg ttg gct gaa gca atg agc caa gta aca Pro Gly His Lys Ala Arg Val Leu Ala Glu Ala Met Ser Gln Val Thr 20 25 30 aat tca gct acc ata atg atg cag aga ggt aat ttt agg aac caa aaa Asn Ser Ala Thr Ile Met Met Gln Arg Gly Asn Phe Arg Asn Gln Lys 35 40 45 aaa act gtt aag tgt ttc aat tgt ggc aaa gaa ggg cac ata gcc aaa Lys Thr Val Lys Cys Phe Asn Cys Gly Lys Glu Gly His Ile Ala Lys 50 55 60 aat tgc agg gcc cct agg aaa aag ggc tgt tgg aaa tgt gga aag gaa Asn Cys Arg Ala Pro Arg Lys Lys Gly Cys Trp Lys Cys Gly Lys Glu 65 70 75 80 gga cac caa atg aaa gat tgt act gag aga cag gct aat ttt tta ggg Gly His Gln Met Lys Asp Cys Thr Glu Arg Gln Ala Asn Phe Leu Gly 85 90 95 aac taa Asn
【0117】 <210> 28 <211> 132 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Ala Ser Glu Phe Pro Ile Val Gln Asn Ile Gln Gly Gln Met Val 1 5 10 15 His Gln Ala Ile Ser Pro Arg Thr Leu Asn Ala Trp Val Lys Val Ile 20 25 30 Glu Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu 35 40 45 Ser Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val 50 55 60 Gly Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu 65 70 75 80 Glu Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile 85 90 95 Ala Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr 100 105 110 Thr Ser Thr Leu Gln Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg Cys Gly Arg 115 120 125 Met His Gly Thr 130
【0118】 <210> 29 <211> 399 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg gct agc gaa ttc cct ata gtg cag aac atc cag ggg caa atg gta Met Ala Ser Glu Phe Pro Ile Val Gln Asn Ile Gln Gly Gln Met Val 1 5 10 15 cat cag gcc ata tca cct aga act tta aat gca tgg gta aaa gta ata His Gln Ala Ile Ser Pro Arg Thr Leu Asn Ala Trp Val Lys Val Ile 20 25 30 gaa gaa aag gct ttc agc cca gaa gtg ata ccc atg ttt tca gca tta Glu Glu Lys Ala Phe Ser Pro Glu Val Ile Pro Met Phe Ser Ala Leu 35 40 45 tca gaa gga gcc acc cca caa gat tta aat acc atg cta aac aca gtg Ser Glu Gly Ala Thr Pro Gln Asp Leu Asn Thr Met Leu Asn Thr Val 50 55 60 ggg gga cat caa gca gcc atg caa atg tta aaa gag acc atc aat gag Gly Gly His Gln Ala Ala Met Gln Met Leu Lys Glu Thr Ile Asn Glu 65 70 75 80 gaa gct gca gaa tgg gat aga gtg cat cca gtg cat gca ggg cct att Glu Ala Ala Glu Trp Asp Arg Val His Pro Val His Ala Gly Pro Ile 85 90 95 gca cca ggc cag atg aga gaa cca agg gga agt gat ata gca gga act Ala Pro Gly Gln Met Arg Glu Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr 100 105 110 act agt acc ctt cag ctc gag gga tcc ggg ccc tct aga tgc ggc cgc Thr Ser Thr Leu Gln Leu Glu Gly Ser Gly Pro Ser Arg Cys Gly Arg 115 120 125 atg cat ggt acc taa Met His Gly Thr 130
【0119】 <210> 30 <211> 231 <212> PRT <213> HIV-1 <400> Met Pro Val Gln Gln Thr Gly Gly Gly Asn Tyr Ile His Val Pro Leu 1 5 10 15 Ser Pro Arg Thr Leu Asn Ala Trp Val Lys Leu Val Glu Asp Lys Lys 20 25 30 Phe Gly Ala Glu Val Val Pro Gly Phe Gln Ala Leu Ser Glu Gly Cys 35 40 45 Thr Pro Tyr Asp Ile Asn Gln Met Leu Asn Cys Val Gly Asp His Gln 50 55 60 Ala Ala Met Gln Ile Ile Arg Glu Ile Ile Asn Asp Glu Ala Ala Asp 65 70 75 80 Trp Asp Ala Gln His Pro Ile Pro Gly Pro Leu Pro Ala Gly Gln Leu 85 90 95 Arg Asp Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr Ser Thr Val Glu 100 105 110 Glu Gln Ile Gln Trp Met Tyr Arg Pro Gln Asn Pro Val Pro Val Gly 115 120 125 Asn Ile Tyr Arg Arg Trp Ile Gln Ile Gly Leu Gln Lys Cys Val Arg 130 135 140 Met Tyr Asn Pro Thr Asn Ile Leu Asp Val Lys Gln Gly Pro Lys Glu 145 150 155 160 Pro Phe Gln Ser Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Ser Leu Arg Ala Glu 165 170 175 Gln Thr Asp Pro Ala Val Lys Asn Trp Met Thr Gln Thr Leu Leu Ile 180 185 190 Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Leu Val Leu Lys Gly Leu Gly Met 195 200 205 Asn Pro Thr Leu Glu Glu Met Leu Thr Ala Cys Gln Gly Val Gly Gly 210 215 220 Pro Gly Gln Lys Ala Arg Leu 225 230
【0120】 <210> 31 <211> 696 <212> DNA <213> HIV-1 <400> atg cct gta caa cag aca ggc ggt ggc aac tat atc cac gtg cca ctg Met Pro Val Gln Gln Thr Gly Gly Gly Asn Tyr Ile His Val Pro Leu 1 5 10 15 agc ccc cga act cta aat gct tgg gta aaa tta gta gag gac aag aag Ser Pro Arg Thr Leu Asn Ala Trp Val Lys Leu Val Glu Asp Lys Lys 20 25 30 ttc ggg gca gaa gta gtg cca gga ttt caa gca ctc tca gaa ggc tgc Phe Gly Ala Glu Val Val Pro Gly Phe Gln Ala Leu Ser Glu Gly Cys 35 40 45 acg ccc tat gat atc aac caa atg ctt aat tgt gtg ggc gat cac caa Thr Pro Tyr Asp Ile Asn Gln Met Leu Asn Cys Val Gly Asp His Gln 50 55 60 gca gct atg caa ata atc aga gag att atc aat gac gaa gca gca gat Ala Ala Met Gln Ile Ile Arg Glu Ile Ile Asn Asp Glu Ala Ala Asp 65 70 75 80 tgg gat gca cag cac cca ata cca ggc ccc tta cca gca ggg cag ctt Trp Asp Ala Gln His Pro Ile Pro Gly Pro Leu Pro Ala Gly Gln Leu 85 90 95 aga gac cca agg ggg tct gac ata gca gga aca aca agc aca gta gaa Arg Asp Pro Arg Gly Ser Asp Ile Ala Gly Thr Thr Ser Thr Val Glu 100 105 110 gaa cag atc cag tgg atg tat agg cca caa aat ccc gtg ccg gta ggg Glu Gln Ile Gln Trp Met Tyr Arg Pro Gln Asn Pro Val Pro Val Gly 115 120 125 aac atc tac aga aga tgg atc cag ata ggg cta cag aag tgt gtc agg Asn Ile Tyr Arg Arg Trp Ile Gln Ile Gly Leu Gln Lys Cys Val Arg 130 135 140 atg tac aac cca act aac atc tta gac gta aag cag gga cca aag gaa Met Tyr Asn Pro Thr Asn Ile Leu Asp Val Lys Gln Gly Pro Lys Glu 145 150 155 160 ccg ttc cag agc tat gtg gac agg ttc tat aaa agc ttg agg gca gaa Pro Phe Gln Ser Tyr Val Asp Arg Phe Tyr Lys Ser Leu Arg Ala Glu 165 170 175 caa aca gat ccg gca gta aag aac tgg atg acc caa acg ctg cta ata Gln Thr Asp Pro Ala Val Lys Asn Trp Met Thr Gln Thr Leu Leu Ile 180 185 190 cag aat gcc aac cca gac tgc aag tta gta cta aaa gga ctg ggg atg Gln Asn Ala Asn Pro Asp Cys Lys Leu Val Leu Lys Gly Leu Gly Met 195 200 205 aat ccc acc cta gaa gag atg ctg act gcc tgt cag ggg gta ggt gga Asn Pro Thr Leu Glu Glu Met Leu Thr Ala Cys Gln Gly Val Gly Gly 210 215 220 cca ggc caa aaa gcc aga cta taa Pro Gly Gln Lys Ala Arg Leu 225 230
【0121】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1 pW6Aの制限酵素地図である。
【図2】図2 YAM24−12抗体固相と各種標識抗
体との組合せ試験結果である。
【図3】図3 p24−12抗体固相と各種標識抗体と
の組合せ試験結果である。
【図4】図4 YAM24−7抗体固相と各種標識抗体
との組合せ試験結果である。
【図5】図5 YAM24−9抗体固相と各種標識抗体
との組合せ試験結果である。
【図6】図6 標識ポリクローナル抗体と各種固相モノ
クローナル抗体との組合せ試験結果である。
【図7】図7 本発明の方法によるHIV−Ip24抗
原の測定感度(全域)を示した結果である。
【図8】図8 本発明の方法によるHIV−Ip24抗
原の測定感度(低濃度域)を示した結果である。
【図9】図9 既存測定法によるHIV−Ip24抗原
の測定感度(全域)を示した結果である。
【図10】図10 既存測定法によるHIV−Ip24
抗原の測定感度(低濃度域)を示した結果である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅谷 淳 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HIV−1p24抗原を認識する少なく
    とも1種類のポリクローナル抗体とHIV−1p24を
    認識する少なくとも2種類のモノクローナル抗体とを用
    いることを特徴とするHIV−1p24抗原のサンドイ
    ッチ法を用いた免疫測定方法。
  2. 【請求項2】 前記ポリクローナル抗体の主要認識部位
    がHIV−1p24抗原のC末端領域であることを特徴
    とする請求項1に記載の免疫測定方法。
  3. 【請求項3】 前記HIV−1p24抗原のC末端領域
    を主要認識部位とするポリクローナル抗体がペプチドp
    24b(配列番号22に記載のアミノ酸配列)及びペプ
    チドp24c(配列番号26に記載のアミノ酸配列)の
    それぞれとは反応せずかつペプチド24bc(配列番号
    24に記載のアミノ酸配列)を認識することを特徴とす
    る請求項2に記載の免疫測定方法。
  4. 【請求項4】 前記HIV−1p24抗原のC末端領域
    を主要認識部位とするポリクローナル抗体がHIV−1
    p24抗原のアミノ酸配列207〜218(配列番号1
    2に記載のアミノ酸配列)を含むペプチドを認識するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の免疫測定方法。
  5. 【請求項5】 前記HIV−1p24抗原を認識する少
    なくとも2種類のモノクローナル抗体のうちの1種類が
    HIV−1p24抗原のN末端を認識することを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の免疫測定方
    法。
  6. 【請求項6】 前記HIV−1p24抗原のN末端を認
    識するモノクローナル抗体がペプチド24a(配列番号
    18)に記載のアミノ酸配列とは反応せずかつペプチド
    24a+(配列番号28に記載のアミノ酸配列)を認識
    することを特徴とする請求項5に記載の免疫測定方法。
  7. 【請求項7】 前記HIV−1p24抗原のN末端を認
    識するモノクローナル抗体がHIV−1p24抗原のア
    ミノ酸配列1〜27(配列番号13に記載のアミノ酸配
    列)を含むペプチドを認識するモノクローナル抗体であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の免疫測定方法。
  8. 【請求項8】 前記HIV−1p24抗原のN末端を認
    識するモノクローナル抗体がp24N1−9であること
    を特徴とする請求項7に記載の免疫測定方法。
  9. 【請求項9】 前記HIV−1p24抗原を認識する少
    なくとも2種類のモノクローナル抗体のうちの1種類が
    HIV−1p24抗原の中間部位を認識することを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれかに記載の免疫測定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記HIV−1p24抗原の中間部位
    を認識するモノクローナル抗体がペプチド24a(配列
    番号18に記載のアミノ酸配列)及びペプチド24b
    (配列番号22に記載のアミノ酸配列)のそれぞれとは
    反応せずかつペプチド24ab(配列番号20に記載の
    アミノ酸配列)を認識することを特徴とする請求項9に
    記載の免疫測定方法。
  11. 【請求項11】 前記HIV−1p24抗原の中間部位
    を認識するモノクローナル抗体がHIV−1p24抗原
    のアミノ酸配列107〜118(配列番号14に記載の
    アミノ酸配列)を含むペプチドを認識することを特徴と
    する請求項10に記載の免疫測定方法。
  12. 【請求項12】 前記HIV−1p24抗原の中間部位
    を認識するモノクローナル抗体がp24N3−3である
    ことを特徴とする請求項11に記載の免疫測定方法。
  13. 【請求項13】 前記HIV−1p24抗原を認識する
    ポリクローナル抗体及びモノクローナル抗体がHIV−
    2p25抗原をも認識することを特徴とする請求項1な
    いし12に記載の免疫測定方法。
  14. 【請求項14】 前記ポリクローナル抗体が液相にある
    ことを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載
    の免疫測定方法。
  15. 【請求項15】 前記液相にあるポリクローナル抗体が
    直接又は間接に標識されていることを特徴とする請求項
    14のいずれかに記載の免疫測定方法。
  16. 【請求項16】 前記標識が酵素標識であることを特徴
    とする請求項15に記載の免疫測定方法。
  17. 【請求項17】 前記モノクローナル抗体が固相に結合
    されていることを特徴とする請求項14ないし16に記
    載の免疫測定方法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載
    の免疫測定方法に用いる試薬。
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