JP2001041476A - 温水分岐ユニット - Google Patents
温水分岐ユニットInfo
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- JP2001041476A JP2001041476A JP11215917A JP21591799A JP2001041476A JP 2001041476 A JP2001041476 A JP 2001041476A JP 11215917 A JP11215917 A JP 11215917A JP 21591799 A JP21591799 A JP 21591799A JP 2001041476 A JP2001041476 A JP 2001041476A
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Abstract
故障しても、修理が完了するまでの間応急処置ないし緊
急避難的に三方弁を動作させる。 【解決手段】 2箇所の弁開放方向に対応するリミッタ
46、45と全閉位置に対応するリミッタ47の間の可
動部移動時間T1、T2とリミッタ45、46間の可動
部移動時間T3をメモリに記憶させておく。例えば、リ
ミッタ45で検知される停止位置に可動部を移動させる
とき、リミッタ45の異常により可動部39をリミッタ
45の検出位置で停止させることができない場合には、
リミッタ47の検知位置で可動部39を停止させた後、
可動部39をT2時間だけ動かして異常の生じているリ
ミッタ45の検知位置で停止させる。
Description
て温水の流入方向もしくは流出方向を切り替えるための
温水分岐ユニットに関する。
込んだり、浴槽内の湯を循環させながら追焚きする機能
を有する風呂装置(風呂用給湯器)が従来より用いられ
ている。このような風呂装置により浴槽内の湯を追焚き
する際には、浴槽と給湯器の間の循環路に浴槽内の湯を
循環させているので、この湯を浴室暖房装置の熱源に利
用し、風呂の湯を沸すと同時に浴室の暖房も行なうこと
が考えられる。
成を図1に示す。この風呂装置1は、主として給湯器2
及び温水分岐ユニット3から構成されている。給湯器2
は、燃焼号数が比較的大きな主缶体4と燃焼号数が比較
的小さな副缶体5から構成されており、主缶体4内には
熱交換器6とガスバーナ7が設けられ、副缶体5内にも
熱交換器8とガスバーナ9が設けられている。主缶体4
内に設けられた熱交換器5の入水口には、上水道等から
水を注入される入水管10が接続され、熱交換器6の出
湯口には、熱交換器6で加熱した湯をカランやシャワー
ヘッド等の出湯端末13に供給するための出湯管11が
接続されており、入水管10には熱交換器6に流入する
水の水量を検出するための流量センサ14が設けられ、
熱交換器6には缶体温度を検出するための缶体温度セン
サ15が設けられ、出湯管11には熱交換器6から出湯
される湯の温度を検出するための出湯温度センサ16と
流量制御バルブ17が設けられている。
口と出湯口には、それぞれ浴槽18のバスアダプター1
9に接続された循環路往き管20と循環路戻り管21が
接続されており、循環路戻り管21には循環ポンプ2
2、風呂水流スイッチ23及び循環温度センサ24が設
けられており、循環温度センサ24により浴槽18内の
湯温を検知できるようにしている。また、給湯器2の出
湯管11から分岐した湯落とし込み管12は、循環ポン
プ22の下流側で循環路戻り管21に接続されている。
ナ7,9は、ガス供給管36を通じて供給された可燃性
ガスを燃焼させることにより、各熱交換器6,8を加熱
する。
ダプタ19と給湯器2とを結ぶ循環路(20,21)を
分岐させ、浴室に設置された浴室暖房装置(例えば、暖
房機能を備えた浴室暖房装置)25内の熱交換器26へ
湯を供給するものである。すなわち、温水分岐ユニット
3内には、2つの三方弁27,28が設けられており、
一方の三方弁27は循環路往き管20の途中に接続さ
れ、他方の三方弁28は循環路戻り管21の途中に接続
される。また、循環路往き管20に接続される三方弁2
7からは、暖房用往き管29が分岐し、暖房用往き管2
9の先端は浴室暖房装置25内に設けられた熱交換器2
6の湯入口に接続されている。この三方弁27は副缶体
5側で常に開いており、浴槽18側と浴室暖房装置25
側とで交互に開かれるようになっている。循環路戻り管
21に接続される三方弁28からは、暖房用戻り管30
が分岐しており、暖房用戻り管30の途中にはエアセパ
レータ31が設けられている。この三方弁28は、副缶
体5側で常に開いており、浴槽18側とエアセパレータ
31側とで交互に開かれるようになっている。
しており、暖房戻り管30の三方弁側の部分はエアセパ
レータ31の底面に接続され、暖房戻り管30の浴室暖
房装置側の部分はエアセパレータ31の側面に接続され
ている。また、三方弁27よりも浴槽側において、循環
路往き管20からはオーバーフローパイプ32が分岐し
ており、オーバーフローパイプ32は水流スイッチ33
を介してエアセパレータ31の上面に接続されている。
なお、図中34は浴室暖房装置25の室温検知センサ、
35は温水分岐ユニット3のコントローラ、37は給湯
器2のコントローラである。
置1にあっては、給湯器2から浴槽18への湯の落とし
込み時には、循環路往き管20の三方弁27と循環路戻
り管21の三方弁28は、いずれも浴槽18側で開かれ
る。そして、図2に示すように、給湯器2で加熱された
湯は、出湯路11及び湯落とし込み管12を経て循環路
戻り管21に流れ込み、循環路往き管20及び循環路戻
り管21から浴槽18へ両搬送で落とし込まれる。
が行われる場合には、循環路往き管20の三方弁27は
浴室暖房装置25側で開かれ、循環戻り管21の三方弁
28は浴槽18側で開かれる。そして、図3に示すよう
に、循環ポンプ22によって浴槽18内の湯が、バスア
ダプター19→循環路戻り管21→副缶体5の熱交換器
8→循環路往き管20→三方弁27→暖房往き管29→
浴室暖房装置25の熱交換器26→暖房戻り管30→エ
アセパレータ31→オーバーフローパイプ32→循環路
往き管20→バスアダプター19という経路で循環させ
られ、浴槽18内の湯が副缶体5で追い焚きされると同
時に浴室暖房装置25が暖房運転される。
三方弁27は浴室暖房装置25側で開かれ、三方弁28
はエアセパレータ31側で開かれる。そして、図4に示
すように、循環ポンプ22によってエアセパレータ31
内の湯が、エアセパレータ31→三方弁28→循環路戻
り管21→副缶体5の熱交換器8→循環路往き管20→
三方弁27→暖房往き管29→浴室暖房装置25の熱交
換器26→暖房戻り管30→エアセパレータ31という
経路で循環させられ、浴室内が暖房運転される。
三方弁27及び28はいずれも浴槽18側で開かれる。
そして、図5に示すように、循環ポンプ22によって浴
槽18内の湯が、バスアダプター19→循環路戻り管2
1→副缶体5の熱交換器8→循環路往き管20→バスア
ダプター19という経路で循環させられ、浴槽18内の
湯が副缶体5で追い焚きされる。
温水分岐ユニットで用いられている三方弁27、28の
縦断面及び水平断面を示す概念図であって、ケーシング
38内に可動部39が納められており、可動部39はサ
ーボモータ40によって回転角度を制御されるようにな
っている。可動部39の内部には上面から外周面にかけ
てL字状に屈曲した内部流路41が形成されており、ケ
ーシング38の上面には共通接続口42が設けられ、可
動部39の内部流路41の上端は共通接続口42につな
がっている。また、ケーシング38の外周面にも2つの
切替接続口43、44が設けられており、可動部39を
サーボモータ40で回転させることにより、内部流路4
1の下端開口をいずれかの切替接続口43、44に連通
させられるようになっている。例えば、上記循環路往き
管20の三方弁27の場合でいえば、共通接続口42に
副缶体5側の循環路往き管20が接続され、2つの切替
接続口43、44にそれぞれ暖房往き管29と浴槽側の
循環路往き管20が接続される。
転させたとき、可動部39の内部流路41がそれぞれの
切替接続口43、44に一致した状態を電気的に検知す
るため、三方弁27、28にはリミッタ45、46が設
けられている。さらに、一般的な三方弁27、28で
は、可動部39の内部流路41(共通接続口42)を全
閉状態にするため、内部流路41がいずれの切替接続口
43、44にも重ならない状態もリミッタ47で検出
し、ここで可動部39を停止させられるようにしてい
る。
ト3に用いられている三方弁27、28のリミッタ4
5、46、47が異常を起こすと、風呂装置1が正常に
動作せず、風呂自動運転や浴室暖房運転を行なうことが
できなくなる。例えば、浴室暖房装置側で開いた位置で
可動部を停止させるためのリミッタが故障すると、サー
ビスセンタに連絡してもサービスマンが到着するまでは
浴室暖房を行なえなかった。
れたものであり、その目的とするところは、温水分岐ユ
ニットに用いられている流路切替弁のリミッタが故障し
ても、修理が完了するまでの間応急処置ないし緊急避難
的に流路切替弁が動作するようにすることにある。
載の温水分岐ユニットは、流路切替弁内部の可動部を電
気的に駆動し所定位置に停止させることにより、流路切
替弁で温水の流入方向もしくは流出方向を切り替えるよ
うにした温水分岐ユニットにおいて、前記可動部の停止
異常を検知した場合には、該可動部を正常に停止させる
ことができる位置に停止させた後、この正常な停止位置
を基準として停止異常を起こしている停止位置まで可動
部を移動させる異常時処理手段を備えたことを特徴とし
ている。
っては、可動部の停止異常を検知した場合には、該可動
部を正常に停止させることができる位置に停止させた
後、この正常な停止位置を基準として停止異常を起こし
ている停止位置まで可動部を移動させるようにしている
ので、一部の停止位置で可動部の停止異常が発生しても
正常な停止位置を基準として異常の起きている停止位置
で可動部を停止させることができる。従って、流路切替
弁に故障が生じても、修理するまでの間、応急処置ない
し緊急避難的に温水分岐ユニットが動作できるようにな
る。
分岐ユニット及び該温水分岐ユニットが組込まれている
風呂装置の構成は、図1に示した従来例と同じであるか
ら、改めて図示することはせず、同一構成部分について
は、図1と同一の符号を引用して説明する。また、温水
分岐ユニット3に用いられている三方弁27、28の機
械的構造も図6に示したものと同じであるから、図6
(a)(b)とそこで用いられている符号を引用して説
明する。
時にはサーボモータ40によって一定速度で回転させら
れるようになっており、例えば切替接続口44のリミッ
タ46と全閉位置のリミッタ47との間を移動する時間
がT1、全閉位置のリミッタ47と切替接続口43のリ
ミッタ45との間を移動する時間がT2、切替接続口4
3、44間の各リミッタ45、46を移動する時間がT
3であるとする。温水分岐ユニット3は、これらの移動
時間T1、T2、T3をメモリなどに記憶している。こ
の移動時間T1、T2、T3は温水分岐ユニット3の工
場出荷時に予め記憶させてあり、三方弁27、28が正
常に動作しているときにリミッタ間移動時間T1、T
2、T3を計測し、その値を記憶データとして常に更新
している。
の動作を図6のフロー図により説明する。三方弁27、
28に駆動指令が送られると(S1)、サーボモータ4
0が駆動されて可動部39が回転する(S2)。サーボ
モータ40により可動部39が回転させられ、目的とす
る位置のリミッタ(例えば、46)からの信号を受信す
ると(S3でYESの場合)、サーボモータ40が停止し
て可動部39が静止し(S8)、三方弁27、28は正
しく切替えられる。
る位置のリミッタ(例えば、46)から信号を受信でき
ない場合には、いずれかのリミッタから信号を受け取る
まで可動部39を回転させ、リミッタ信号を受信した位
置で可動部39を停止させる(S4)。ついで、信号を
受け取ったリミッタ(例えば、47)からの信号により
可動部39の位置(角度)を判定し(S5)、目的とす
る位置まで可動部39を回転させるのに必要な移動時間
(例えば、T1)をメモリから読み出す(S6)。そし
て、サーボモータ40により可動部39をその時間(T
1)回転させて停止させ、可動部39を異常の生じてい
るリミッタ46の位置で停止させる。
の位置で可動部を停止させることができるので、三方弁
の故障が修理されるまでの間、とりあえず温水分岐ユニ
ットを使用可能にすることができ、修理が完了するまで
の不都合を回避することができる。
よれば、可動部の停止異常を検知した場合には、該可動
部を正常に停止させることができる位置に停止させた
後、この正常な停止位置を基準として停止異常を起こし
ている停止位置まで可動部を移動させるようにしている
ので、一部の停止位置で可動部の停止異常が発生しても
正常な停止位置を基準として異常の起きている停止位置
で可動部を停止させることができる。従って、流路切替
弁に故障が生じても、修理するまでの間、応急処置ない
し緊急避難的に温水分岐ユニットを使用し続けることが
できる。
湯の落とし込み時の様子を表わしている。
風呂の追焚きと浴室の暖房を同時に行なっている時の様
子を表わしている。
浴槽の湯の追い焚き時の様子を表わしている。
浴室暖房運転時の様子を表わしている。
び水平断面図である。
おいて、三方弁を駆動する際の、処理フローを示す図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 流路切替弁内部の可動部を電気的に駆動
し所定位置に停止させることにより、流路切替弁で温水
の流入方向もしくは流出方向を切り替えるようにした温
水分岐ユニットにおいて、 前記可動部の停止異常を検知した場合には、該可動部を
正常に停止させることができる位置に停止させた後、こ
の正常な停止位置を基準として停止異常を起こしている
停止位置まで可動部を移動させる異常時処理手段を備え
た温水分岐ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21591799A JP4126814B2 (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 温水分岐ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21591799A JP4126814B2 (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 温水分岐ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001041476A true JP2001041476A (ja) | 2001-02-13 |
JP4126814B2 JP4126814B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=16680407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21591799A Expired - Fee Related JP4126814B2 (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 温水分岐ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4126814B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106481839A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-08 | 西华大学 | 一种可自动旋转水电两路同步控制的电磁阀门 |
JP2017067348A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社ガスター | 給湯システム及び給湯システムの異常判定方法 |
-
1999
- 1999-07-29 JP JP21591799A patent/JP4126814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017067348A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社ガスター | 給湯システム及び給湯システムの異常判定方法 |
CN106481839A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-03-08 | 西华大学 | 一种可自动旋转水电两路同步控制的电磁阀门 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4126814B2 (ja) | 2008-07-30 |
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