JP2001039732A - 導電性ガラス組成物およびハードディスク用磁気記録媒体のアース用部品 - Google Patents
導電性ガラス組成物およびハードディスク用磁気記録媒体のアース用部品Info
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- JP2001039732A JP2001039732A JP21220099A JP21220099A JP2001039732A JP 2001039732 A JP2001039732 A JP 2001039732A JP 21220099 A JP21220099 A JP 21220099A JP 21220099 A JP21220099 A JP 21220099A JP 2001039732 A JP2001039732 A JP 2001039732A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】100MΩ・cm以下の比抵抗を有する導電性
ガラス組成物を提供する。 【解決手段】下記組成を主成分とするガラス組成物であ
って、このガラス組成物の比抵抗が、100MΩ・cm
以下であることを特徴とする、導電性ガラス組成物(S
iO2 :40 〜70重量%、Al2 O3 :2.0〜
7.0重量%、Li 2 O:6.0〜12.0重量%、S
nO2 :23 〜35重量%)。ガラス組成物は、Sb
2 O3 :0.1〜10.0重量%、B2 O3 :0.1−
12.0重量%を含有していてよい。
ガラス組成物を提供する。 【解決手段】下記組成を主成分とするガラス組成物であ
って、このガラス組成物の比抵抗が、100MΩ・cm
以下であることを特徴とする、導電性ガラス組成物(S
iO2 :40 〜70重量%、Al2 O3 :2.0〜
7.0重量%、Li 2 O:6.0〜12.0重量%、S
nO2 :23 〜35重量%)。ガラス組成物は、Sb
2 O3 :0.1〜10.0重量%、B2 O3 :0.1−
12.0重量%を含有していてよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、100MΩ・cm
以下の比抵抗値を有する導電性ガラス組成物、およびこ
れを利用したハードディスク用磁気記録媒体のアース用
部品に関するものである。
以下の比抵抗値を有する導電性ガラス組成物、およびこ
れを利用したハードディスク用磁気記録媒体のアース用
部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクドライブの記録密
度の向上が急激に進んでいる。記録密度を高くするため
には、磁気記録媒体(メディア)に記録された信号のト
ラック幅を狭くし、あるいは、ビット長を短くする必要
がある。これは、メディア表面に記録された磁場が、非
常に弱くなってきていることを意味している。この記録
密度向上の背景には、弱い信号でも読み出せる、感度の
高い、磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)や巨大磁気
抵抗効果型ヘッド(GMRヘッド)に代表される磁気ヘ
ッド技術の改良がある。また、トラック幅やビット長を
小さくしても大きな磁場を残せるような、磁気特性の高
い磁性膜を形成する技術に代表されるメディアの改良が
ある。更に、弱い信号を読み書きするために、ハードデ
ィスクドライブ動作時の、磁気ヘッドとメディアとの距
離(ヘッド浮上量)を小さくすることも、不可欠な技術
となっている。例えば、最近では、ヘッド浮上量50n
m、メディア表面の突起物の最大高さ25nmのスペッ
クのハードディスクドライブが使用され始めてきてい
る。
度の向上が急激に進んでいる。記録密度を高くするため
には、磁気記録媒体(メディア)に記録された信号のト
ラック幅を狭くし、あるいは、ビット長を短くする必要
がある。これは、メディア表面に記録された磁場が、非
常に弱くなってきていることを意味している。この記録
密度向上の背景には、弱い信号でも読み出せる、感度の
高い、磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)や巨大磁気
抵抗効果型ヘッド(GMRヘッド)に代表される磁気ヘ
ッド技術の改良がある。また、トラック幅やビット長を
小さくしても大きな磁場を残せるような、磁気特性の高
い磁性膜を形成する技術に代表されるメディアの改良が
ある。更に、弱い信号を読み書きするために、ハードデ
ィスクドライブ動作時の、磁気ヘッドとメディアとの距
離(ヘッド浮上量)を小さくすることも、不可欠な技術
となっている。例えば、最近では、ヘッド浮上量50n
m、メディア表面の突起物の最大高さ25nmのスペッ
クのハードディスクドライブが使用され始めてきてい
る。
【0003】ヘッド浮上量の減少に対応するため、各種
のガラス基板が提案されている。しかし、一般的に、ガ
ラス基板には導電性がないため、基板の表面に静電気が
たまり易い傾向がある。このため、磁気ディスクを生産
する際に、基板表面にゴミが付着し、メディアの収率が
低下することがある。
のガラス基板が提案されている。しかし、一般的に、ガ
ラス基板には導電性がないため、基板の表面に静電気が
たまり易い傾向がある。このため、磁気ディスクを生産
する際に、基板表面にゴミが付着し、メディアの収率が
低下することがある。
【0004】また、アルミニウム製基板の場合には、基
板上に磁性膜をスパッタリングする時に、バイアス電圧
を印加できる。しかし、ガラス基板の場合には、このと
きにバイアス電圧を印加できない。そして、バイアス電
圧を印加した場合には、バイアス電圧を印加しない場合
よりも、得られる磁性膜の磁気特性が良好であるので、
導電性のあるガラス基板が求められる。
板上に磁性膜をスパッタリングする時に、バイアス電圧
を印加できる。しかし、ガラス基板の場合には、このと
きにバイアス電圧を印加できない。そして、バイアス電
圧を印加した場合には、バイアス電圧を印加しない場合
よりも、得られる磁性膜の磁気特性が良好であるので、
導電性のあるガラス基板が求められる。
【0005】また、メディア周辺の部材、例えばスピン
ドル、クランプ、スペーサーリング等には、アルミニウ
ムやステンレス等の金属材料が使われている。特にスペ
ーサーリングやクランプは、メディアと密着し、一体化
した状態で使用される。この結果、金属材料とガラスと
の熱膨張係数の差から、ドライブ動作中の発熱によって
熱歪が生じ、記録されたトラックを正確に読み取れな
い、サーマル・オフ・トラックの問題が指摘されて来て
いる。
ドル、クランプ、スペーサーリング等には、アルミニウ
ムやステンレス等の金属材料が使われている。特にスペ
ーサーリングやクランプは、メディアと密着し、一体化
した状態で使用される。この結果、金属材料とガラスと
の熱膨張係数の差から、ドライブ動作中の発熱によって
熱歪が生じ、記録されたトラックを正確に読み取れな
い、サーマル・オフ・トラックの問題が指摘されて来て
いる。
【0006】この問題を解決するために、スペーサーリ
ングに、アルミナやフォルステライト等のセラミックを
使用したハードディスクドライブもある。しかし、これ
らのセラミックは多結晶体であり、0.5%以上の気孔
率がある。この気孔内に加工中の研摩くず等が詰まり、
入念に洗浄しても、その研摩くずを完全に除去すること
は出来ず、ドライブ動作中に飛び出し、ヘッドクラッシ
ュを発生させるという問題がある。
ングに、アルミナやフォルステライト等のセラミックを
使用したハードディスクドライブもある。しかし、これ
らのセラミックは多結晶体であり、0.5%以上の気孔
率がある。この気孔内に加工中の研摩くず等が詰まり、
入念に洗浄しても、その研摩くずを完全に除去すること
は出来ず、ドライブ動作中に飛び出し、ヘッドクラッシ
ュを発生させるという問題がある。
【0007】また、磁気抵抗素子(MR素子)や巨大磁
気抵抗素子(GMR素子)を使用する場合、メディア表
面に静電気がたまると、これらの素子が静電破壊してし
まうので、メディア表面は、アースを取る必要がある。
メディア表面は、スペーサー、クランプハブ材を介して
アースされる。従って、スペーサー用の材料には、導電
性が求められる。その値は比抵抗値で100MΩ・cm
以下である。このため、アルミナ等、導電性のないセラ
ミックスは、特殊な用途を除いて使用されていない。
気抵抗素子(GMR素子)を使用する場合、メディア表
面に静電気がたまると、これらの素子が静電破壊してし
まうので、メディア表面は、アースを取る必要がある。
メディア表面は、スペーサー、クランプハブ材を介して
アースされる。従って、スペーサー用の材料には、導電
性が求められる。その値は比抵抗値で100MΩ・cm
以下である。このため、アルミナ等、導電性のないセラ
ミックスは、特殊な用途を除いて使用されていない。
【0008】これらの理由から、特に、高密度(即ち、
低浮上量)用の、スペーサーやクランプなどの材料とし
て、パーティクルの発生しない、かつ好ましくは熱膨張
係数が(70±10)×10-7/℃(動作環境:−50
〜70℃)の材料が必要とされている。
低浮上量)用の、スペーサーやクランプなどの材料とし
て、パーティクルの発生しない、かつ好ましくは熱膨張
係数が(70±10)×10-7/℃(動作環境:−50
〜70℃)の材料が必要とされている。
【0009】本発明の課題は、100MΩ・cm以下の
比抵抗を有する導電性ガラス組成物を提供することであ
る。
比抵抗を有する導電性ガラス組成物を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記組成を主
成分とするガラス組成物であって、このガラス組成物の
比抵抗値が、100MΩ・cm以下であることを特徴と
する、導電性ガラス組成物に係るものである。 SiO2 :40 〜70 重量% Al2 O3 :2.0〜 7.0重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量%
成分とするガラス組成物であって、このガラス組成物の
比抵抗値が、100MΩ・cm以下であることを特徴と
する、導電性ガラス組成物に係るものである。 SiO2 :40 〜70 重量% Al2 O3 :2.0〜 7.0重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量%
【0011】また、本発明は、前記導電性ガラス組成物
からなることを特徴とする、ハードディスク用磁気記録
媒体のアース用部品に係るものである。
からなることを特徴とする、ハードディスク用磁気記録
媒体のアース用部品に係るものである。
【0012】本発明者は、SiO2 −Al2 O3 −Li
2 O系ガラスにおいて、SiO2 −Al2 O3 −Li2
O−SnO2 を主成分とし、その割合をも上記のように
限定することによって、100MΩ・cm以下の比抵抗
を有する導電性ガラス組成物を提供することに成功し
た。しかも、この組成物は、通常は、熱膨張係数が(7
0±10)×10-7/℃(動作環境:−50〜70℃)
の範囲に調節可能である。
2 O系ガラスにおいて、SiO2 −Al2 O3 −Li2
O−SnO2 を主成分とし、その割合をも上記のように
限定することによって、100MΩ・cm以下の比抵抗
を有する導電性ガラス組成物を提供することに成功し
た。しかも、この組成物は、通常は、熱膨張係数が(7
0±10)×10-7/℃(動作環境:−50〜70℃)
の範囲に調節可能である。
【0013】SiO2 は、ガラスを形成するための主成
分である。SiO2 が40重量%未満では、ガラスを安
定に溶かすことが困難になる。また70重量%を超える
と、ガラスの粘性が高くなり、量産的に成形することが
困難になる。また、本組成物には、23〜35重量%の
SnO2 が含まれていることに起因して、ガラスの粘性
がもともと高い傾向にあるため、SiO2 は少ない方が
好ましく、その上限は65重量%とするのが好ましい。
分である。SiO2 が40重量%未満では、ガラスを安
定に溶かすことが困難になる。また70重量%を超える
と、ガラスの粘性が高くなり、量産的に成形することが
困難になる。また、本組成物には、23〜35重量%の
SnO2 が含まれていることに起因して、ガラスの粘性
がもともと高い傾向にあるため、SiO2 は少ない方が
好ましく、その上限は65重量%とするのが好ましい。
【0014】Al2 O3 は、ガラスに耐水性を持たせる
ためと、本組成物を熱処理して結晶を析出させる時に必
要な成分であり、結晶を析出させるためには、最低2重
量%、好ましくは2.5重量%必要である。また、Al
2 O3 もガラスの粘性を高くするため、その上限は7重
量%であり、特に好ましくは4.0重量%である。
ためと、本組成物を熱処理して結晶を析出させる時に必
要な成分であり、結晶を析出させるためには、最低2重
量%、好ましくは2.5重量%必要である。また、Al
2 O3 もガラスの粘性を高くするため、その上限は7重
量%であり、特に好ましくは4.0重量%である。
【0015】Li2 Oは、ガラスの粘性を下げるととも
に、本ガラス組成物を熱処理して結晶を析出させる時に
必要な成分である。ガラスの粘性を本組成物に対して効
果的に下げるためには、最低6.0重量%以上必要とさ
れるが、12重量%以上添加すると、ガラスの耐水性が
低下し、Li+ イオンが溶出しやすくなるので、12重
量%を上限として使用するのが好ましい。
に、本ガラス組成物を熱処理して結晶を析出させる時に
必要な成分である。ガラスの粘性を本組成物に対して効
果的に下げるためには、最低6.0重量%以上必要とさ
れるが、12重量%以上添加すると、ガラスの耐水性が
低下し、Li+ イオンが溶出しやすくなるので、12重
量%を上限として使用するのが好ましい。
【0016】SnO2 は、導電性を出すために必須の成
分である。SnO2 が23重量%未満になると、比抵抗
値が所望の値以下になる。35重量%を超えると、ガラ
スの粘性が高くなりすぎて、量産的に成形することが困
難になる。
分である。SnO2 が23重量%未満になると、比抵抗
値が所望の値以下になる。35重量%を超えると、ガラ
スの粘性が高くなりすぎて、量産的に成形することが困
難になる。
【0017】Sb2 O3 は、SnO2 の導電性を一層高
める作用を有している。ただし、10.0重量%を超え
てSb2 O3 を添加しても、導電性はそれ以上は向上し
ないので、この点から10重量%以下とする。
める作用を有している。ただし、10.0重量%を超え
てSb2 O3 を添加しても、導電性はそれ以上は向上し
ないので、この点から10重量%以下とする。
【0018】B2 O3 は、ガラスの粘性を下げるために
使用される。本組成物においては、SiO2 、Al2 O
3 等のガラスの粘性を上昇させる成分と、Li2Oのよ
うに粘性を下げる成分との各配合量に応じて、B2 O3
の配合量が設定される。特に、本組成物では、必須成分
であるSnO2 がガラスの粘性を高めているため、B2
O3 を3.0重量%以上添加することが特に好ましい。
また、B2O3 が10.0重量%を超えると、ガラスの
化学的耐久性が低下する。
使用される。本組成物においては、SiO2 、Al2 O
3 等のガラスの粘性を上昇させる成分と、Li2Oのよ
うに粘性を下げる成分との各配合量に応じて、B2 O3
の配合量が設定される。特に、本組成物では、必須成分
であるSnO2 がガラスの粘性を高めているため、B2
O3 を3.0重量%以上添加することが特に好ましい。
また、B2O3 が10.0重量%を超えると、ガラスの
化学的耐久性が低下する。
【0019】本発明のガラス中には、前記した主成分の
他、他の成分を含有させることができる。P2 O5 を1
−3重量%(特に好ましくは1−2重量%)含有させる
ことができる。また、TiO2 、ZrO2 等の金属酸化
物または白金等の金属、フッ化物を、単独で、または2
種以上混合して、含有することができる。
他、他の成分を含有させることができる。P2 O5 を1
−3重量%(特に好ましくは1−2重量%)含有させる
ことができる。また、TiO2 、ZrO2 等の金属酸化
物または白金等の金属、フッ化物を、単独で、または2
種以上混合して、含有することができる。
【0020】また、K2 Oを0〜7重量%(特に好まし
くは1−3重量%)含有させることができる。これは、
ガラスの溶融、成形温度を低下させるのと共に、成形時
のガラスの失透を抑制する効果がある。この作用を発揮
させるには、この含有量を1重量%以上とすることが更
に好ましい。また、この含有量が7重量%を越えると、
ガラスの強度が低下する傾向がある。
くは1−3重量%)含有させることができる。これは、
ガラスの溶融、成形温度を低下させるのと共に、成形時
のガラスの失透を抑制する効果がある。この作用を発揮
させるには、この含有量を1重量%以上とすることが更
に好ましい。また、この含有量が7重量%を越えると、
ガラスの強度が低下する傾向がある。
【0021】As2 O3 とSb2 O3 との一方または双
方を、合計で0〜2重量%含有させることもできる。こ
れらは、ガラス溶融の際の清澄剤である。
方を、合計で0〜2重量%含有させることもできる。こ
れらは、ガラス溶融の際の清澄剤である。
【0022】その他、CaOを0〜3重量%、SrOを
0〜3重量%、BaOを0〜3重量%含有させることが
できる。
0〜3重量%、BaOを0〜3重量%含有させることが
できる。
【0023】本発明の導電性ガラス組成物は、100M
Ω・cm以下の比抵抗を有する。この比抵抗は、70M
Ω・cm以下であることが好ましく、50MΩ・cm以
下であることが特に好ましい。
Ω・cm以下の比抵抗を有する。この比抵抗は、70M
Ω・cm以下であることが好ましく、50MΩ・cm以
下であることが特に好ましい。
【0024】本発明のガラス組成物の一つの実施形態に
おいては、ガラス相中に、酸化スズ結晶相が析出してい
る。ガラス相の主成分は、SiO2 、Al2 O3、Li2
O等である。
おいては、ガラス相中に、酸化スズ結晶相が析出してい
る。ガラス相の主成分は、SiO2 、Al2 O3、Li2
O等である。
【0025】本発明の導電性ガラス組成物は、種々の用
途に適用できる。特に、ハードディスク用磁気記録媒体
のアース用部品や、磁気ディスク用基板に最適である。
途に適用できる。特に、ハードディスク用磁気記録媒体
のアース用部品や、磁気ディスク用基板に最適である。
【0026】スペーサーリングを製造する際には、前記
した組成の原料ガラスを溶融して溶融ガラスを得、この
溶融ガラスを成形してガラス成形体を得る。この成形体
は、板状、円柱状、または中空の円筒状等、任意の形状
に成形することができるが、好ましくは、最終形状に近
い形状に成形する。また、この際、板状ガラスを結晶化
させ、ガラス内にリチウムダイシリケートの結晶を析出
させて使用することも可能である。次いで、必要に応じ
てガラス成形体に、切断、孔明け、円筒研削等、公知の
機械加工を施して、リング状の板状体を作製し、これを
研削加工および/または研磨加工し、その厚さを調節す
る。次いで、この内径孔に面する内周側端面と外周側の
端面とをそれぞれ面取り加工する。
した組成の原料ガラスを溶融して溶融ガラスを得、この
溶融ガラスを成形してガラス成形体を得る。この成形体
は、板状、円柱状、または中空の円筒状等、任意の形状
に成形することができるが、好ましくは、最終形状に近
い形状に成形する。また、この際、板状ガラスを結晶化
させ、ガラス内にリチウムダイシリケートの結晶を析出
させて使用することも可能である。次いで、必要に応じ
てガラス成形体に、切断、孔明け、円筒研削等、公知の
機械加工を施して、リング状の板状体を作製し、これを
研削加工および/または研磨加工し、その厚さを調節す
る。次いで、この内径孔に面する内周側端面と外周側の
端面とをそれぞれ面取り加工する。
【0027】(実験A) (SnO2 添加量の効果)表1に示す組成になるよう
に、各種成分の炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を秤量し、混
合し、調合物を得た。調合物をルツボに入れ、1400
℃で溶融し、均質に溶融した後に、グラファイト製の型
に流し込んで、寸法約50×80×15mmのブロック
成形体を得た。この成形体をアニール後、寸法4×3×
40mmの試験試料を切り出した。この試験試料を使っ
て、スパン17mmの4端子法によって、比抵抗値を室
温下で測定した。表1および図1に測定結果を示す。
に、各種成分の炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を秤量し、混
合し、調合物を得た。調合物をルツボに入れ、1400
℃で溶融し、均質に溶融した後に、グラファイト製の型
に流し込んで、寸法約50×80×15mmのブロック
成形体を得た。この成形体をアニール後、寸法4×3×
40mmの試験試料を切り出した。この試験試料を使っ
て、スパン17mmの4端子法によって、比抵抗値を室
温下で測定した。表1および図1に測定結果を示す。
【0028】
【表1】
【0029】この結果より、SnO2 の添加量が23重
量%では、急激に比抵抗値が低下し、目標の100MΩ
・cm以下になることがわかった。
量%では、急激に比抵抗値が低下し、目標の100MΩ
・cm以下になることがわかった。
【0030】(実験B) (Sb2 O3 添加の効果)実験Aと同様にして、寸法4
×3×40mmの試験試料を準備し、比抵抗値を測定し
た。表2および図2に測定結果を示す。
×3×40mmの試験試料を準備し、比抵抗値を測定し
た。表2および図2に測定結果を示す。
【0031】
【表2】
【0032】この結果から分かるように、Sb2 O3 を
全く添加しなくとも、目標の比抵抗値を満足することが
できるが、Sb2 O3 を添加することによって、比抵抗
値を更に低下させることができる。
全く添加しなくとも、目標の比抵抗値を満足することが
できるが、Sb2 O3 を添加することによって、比抵抗
値を更に低下させることができる。
【0033】また、Sb2 O3 添加による比抵抗値の低
下は、SnO2 量が27重量%の場合、約1kΩ・cm
に収束してしまい、Sb2 O3 を1.7重量%以上添加
しても、比抵抗値をこれ以上に大きく低下させることは
できない。
下は、SnO2 量が27重量%の場合、約1kΩ・cm
に収束してしまい、Sb2 O3 を1.7重量%以上添加
しても、比抵抗値をこれ以上に大きく低下させることは
できない。
【0034】(実験C) (スペーサーリングへの応用)SiO2 :45.9重量
%、Al2 O3 :3.0重量%、Li2 O:8.9重量
%、SnO2 :26.6重量%、Sb2 O3 :4.7重
量%、B2 O3 :7.9重量%、K2 O:1.8重量
%、P2 O5 :1.2重量%の組成になるように、各種
成分の炭酸塩、硝酸塩、酸化物等の原料粉末を秤量し、
混合し、調合物を得た。調合物をルツボに入れ、130
0℃でラフメルトさせた後、溶融したガラスをルツボか
ら流水中に投入し、粗粒状のカレットを得た。このカレ
ットを、再度ルツボに入れ、1400℃で攪拌しながら
再溶融し、ガラスを均質に溶解した後、ルツボ下に設置
したノズルからガラスを流出させ、幅100mm、厚さ
30mm、長さ300mmのインゴット成形体を得た。
この成形体から、以下の手法で、ハードディスクドライ
ブ用スペーサーリングを試作した。
%、Al2 O3 :3.0重量%、Li2 O:8.9重量
%、SnO2 :26.6重量%、Sb2 O3 :4.7重
量%、B2 O3 :7.9重量%、K2 O:1.8重量
%、P2 O5 :1.2重量%の組成になるように、各種
成分の炭酸塩、硝酸塩、酸化物等の原料粉末を秤量し、
混合し、調合物を得た。調合物をルツボに入れ、130
0℃でラフメルトさせた後、溶融したガラスをルツボか
ら流水中に投入し、粗粒状のカレットを得た。このカレ
ットを、再度ルツボに入れ、1400℃で攪拌しながら
再溶融し、ガラスを均質に溶解した後、ルツボ下に設置
したノズルからガラスを流出させ、幅100mm、厚さ
30mm、長さ300mmのインゴット成形体を得た。
この成形体から、以下の手法で、ハードディスクドライ
ブ用スペーサーリングを試作した。
【0035】インゴット成形体をスライスし、寸法10
0mm×30mm×2mmの板を得、この板から、コア
ドリルを使って、外径23.6mm、内径20mm、厚
さ2mmのリング状加工物を得た。得られたリング状加
工物をキャリアにセットし、両面ラップ板で両面を研摩
し、厚さ1.665mm、平均表面粗さ(Ra0.4μ
mに仕上げた。最終的にバレル研摩を施し、リングの内
外エッジの角に丸み付けを行って仕上げた。得られたス
ペーサーリングの比抵抗、ヤング率、抗折強度、熱膨張
係数を表3に示す。
0mm×30mm×2mmの板を得、この板から、コア
ドリルを使って、外径23.6mm、内径20mm、厚
さ2mmのリング状加工物を得た。得られたリング状加
工物をキャリアにセットし、両面ラップ板で両面を研摩
し、厚さ1.665mm、平均表面粗さ(Ra0.4μ
mに仕上げた。最終的にバレル研摩を施し、リングの内
外エッジの角に丸み付けを行って仕上げた。得られたス
ペーサーリングの比抵抗、ヤング率、抗折強度、熱膨張
係数を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】得られたスペーサーリングは、ガラスであ
りながら、抗折強度154MPa、ヤング率89GPa
の値を示しており、スペーサーリングとして使用する上
では、十分な強度を有していた。
りながら、抗折強度154MPa、ヤング率89GPa
の値を示しており、スペーサーリングとして使用する上
では、十分な強度を有していた。
【0038】このスペーサーリングからのパーティクル
の発生数量を、以下の手法で測定した。
の発生数量を、以下の手法で測定した。
【0039】500mlの超純水を入れたパイレックス
製ビーカーの中にスペーサーを1個入れ、室温下で、3
8kHz、400Wの超音波を所定時間かけた後、ビー
カー内から超純水を、「液中パーティクルカウンター
(リオン社製)」で10mlサンプリングし、その中に
含まれる2μm以上のパーティクルの数を測定した。図
3の横軸の「U.S.洗浄時間」は、上記500mlの
超純水中で、38kHz、400Wの超音波をかけた時
間のことである。
製ビーカーの中にスペーサーを1個入れ、室温下で、3
8kHz、400Wの超音波を所定時間かけた後、ビー
カー内から超純水を、「液中パーティクルカウンター
(リオン社製)」で10mlサンプリングし、その中に
含まれる2μm以上のパーティクルの数を測定した。図
3の横軸の「U.S.洗浄時間」は、上記500mlの
超純水中で、38kHz、400Wの超音波をかけた時
間のことである。
【0040】供試したスペーサーリングは、予め以下手
順で洗浄した。 (中性洗剤超音波2槽→純水超音波1槽→超純水超音波
2槽→イソプロピルアルコール超音波1槽→イソプロピ
ルアルコール蒸気乾燥:洗浄時間は各槽3分タクト)
順で洗浄した。 (中性洗剤超音波2槽→純水超音波1槽→超純水超音波
2槽→イソプロピルアルコール超音波1槽→イソプロピ
ルアルコール蒸気乾燥:洗浄時間は各槽3分タクト)
【0041】比較のために、上記と同じ洗浄工程で仕上
けた、フォルステライト製およびアルミニウム製の各ス
ペーサーリングのパーティクルの発生数を、上記と同じ
条件下で測定した。使用したフォルステライト製とアル
ミニウム製との各スペーサーリングは、実際のハードデ
ィスクドライブに装着されるようように加工仕上げされ
たものである。パーティクルの測定結果を、図3に示
す。
けた、フォルステライト製およびアルミニウム製の各ス
ペーサーリングのパーティクルの発生数を、上記と同じ
条件下で測定した。使用したフォルステライト製とアル
ミニウム製との各スペーサーリングは、実際のハードデ
ィスクドライブに装着されるようように加工仕上げされ
たものである。パーティクルの測定結果を、図3に示
す。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、1
00MΩ・cm以下の比抵抗を有する導電性ガラス組成
物を提供することができる。
00MΩ・cm以下の比抵抗を有する導電性ガラス組成
物を提供することができる。
【図1】実験Aにおいて、SnO2 の含有量とガラスの
比抵抗との関係を示すグラフである。
比抵抗との関係を示すグラフである。
【図2】実験Bにおいて、Sb2 O3 の含有量とガラス
の比抵抗との関係を示すグラフである。
の比抵抗との関係を示すグラフである。
【図3】実験Cにおいて、本発明のガラス製、ステンレ
ス製、フォルステライト製の各スペーサーリングの各パ
ーティクル発生数を示すグラフである。
ス製、フォルステライト製の各スペーサーリングの各パ
ーティクル発生数を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤井 八代 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 石黒 敏春 愛知県半田市港町4丁目5番地5 日本フ リット株式会社内 Fターム(参考) 4G062 AA08 AA09 AA11 BB01 DA05 DA06 DB03 DC02 DC03 DC04 DD01 DE01 DF01 EA03 EA04 EB01 EC01 ED01 EE01 EF01 EG01 FA01 FA10 FB01 FC01 FD01 FE01 FE04 FE05 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ04 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM10 MM27 NN24 NN29
Claims (6)
- 【請求項1】下記組成を主成分とするガラス組成物であ
って、このガラス組成物の比抵抗が、100MΩ・cm
以下であることを特徴とする、導電性ガラス組成物。 SiO2 :40 〜70 重量% Al2 O3 :2.0〜 7.0重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量% - 【請求項2】下記組成を主成分とすることを特徴とす
る、請求項1記載の導電性ガラス組成物。 SiO2 :40 〜70 重量% Al2 O3 :2.0〜 7.0重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量% Sb2 O3 :0.1〜10.0重量% - 【請求項3】下記組成を主成分とすることを特徴とす
る、請求項1記載の導電性ガラス組成物。 SiO2 :40 〜70 重量% Al2 O3 :2.0〜 7.0重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量% B2 O3 :0.1−12.0重量% - 【請求項4】下記組成を主成分とすることを特徴とす
る、請求項1記載の導電性ガラス組成物。 SiO2 :40 〜65 重量% Al2 O3 :2.5〜4.0 重量% Li2 O :6.0〜12.0重量% SnO2 :23 〜35 重量% Sb2 O3 :0.1〜10.0重量% B2 O3 :3.0〜12.0重量% - 【請求項5】請求項1−4のいずれか一つの請求項に記
載の導電性ガラス組成物からなることを特徴とする、ハ
ードディスク用磁気記録媒体のアース用部品。 - 【請求項6】スペーサーであることを特徴とする、請求
項5記載のハードディスク用磁気記録媒体のアース用部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21220099A JP2001039732A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 導電性ガラス組成物およびハードディスク用磁気記録媒体のアース用部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21220099A JP2001039732A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 導電性ガラス組成物およびハードディスク用磁気記録媒体のアース用部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039732A true JP2001039732A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16618587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21220099A Pending JP2001039732A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 導電性ガラス組成物およびハードディスク用磁気記録媒体のアース用部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039732A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-07-27 JP JP21220099A patent/JP2001039732A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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