JP2001038916A - ノズルプレート及びその製造方法並びにインクジェット式記録ヘッド - Google Patents

ノズルプレート及びその製造方法並びにインクジェット式記録ヘッド

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JP2001038916A JP21455499A JP21455499A JP2001038916A JP 2001038916 A JP2001038916 A JP 2001038916A JP 21455499 A JP21455499 A JP 21455499A JP 21455499 A JP21455499 A JP 21455499A JP 2001038916 A JP2001038916 A JP 2001038916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吐出特性の安定化を図ることのできる
ノズルプレート及びその製造方法並びにインクジェット
式記録ヘッドを提供する。 【解決手段】 シリコン単結晶基板からなるノズル基板
11と、該ノズル基板11の一方面側に形成されると共
に貫通孔であるノズル開口12が形成されるノズル形成
部13とを有し、該ノズル形成部13が前記ノズル基板
11に電鋳により一体的に形成されていることにより、
ノズルプレート接合後の基板の反り量が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構
成し、この振動板を介して圧電素子を設けて、圧電素子
の変位によりインク滴を吐出させるインクジェット式記
録ヘッドに用いられるノズルプレート及びその製造方法
並びにインクジェット式記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタ、ファクシミリ、複写
装置等に用いられるインクジェット式記録装置の一部を
構成するインクジェット式記録ヘッドとしては、流路形
成基板に設けられた圧力発生室内に圧電素子や発熱素子
によって圧力を発生させ、その圧力によりノズル開口か
らインク滴を吐出させるものが知られている。
【0003】また、このようなタイプのインクジェット
式記録ヘッドには、圧力発生手段として圧力発生室内に
駆動信号によりジュール熱を発生する抵抗線を設けたバ
ブルジェット式のものと、圧力発生室の一部を振動板で
構成し、この振動板を圧電素子により変形させてノズル
開口からインク滴を吐出させる圧電振動式の2種類のも
のに大別される。さらに、圧電振動式のインクジェット
式記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する
縦振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、
たわみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したもの
の2種類が実用化されている。
【0004】また、このようなインクジェット式記録ヘ
ッドでは、インク滴を吐出するための複数のノズル開口
を、例えば、ステンレス鋼等の基板に機械的にあるいは
レーザ等によって形成したノズルプレートが用いられ、
このノズルプレートがノズル開口と圧力発生室とを連通
するように流路形基板に接合されている。
【0005】このような従来のノズルプレートは、機械
的あるいはレーザ等によって形成していたので、ノズル
開口の形状が直線的であり、インク滴の吐出量、吐出速
度等のインク吐出性能が低いという問題があった。そこ
で、インク吐出特性を向上するために、ノズル開口の圧
力発生室側の径が漸大する形状としたものが提案されて
いる。
【0006】しかし、ノズル開口の寸法は非常に小さい
ため、所望の形状にするのが困難であった。このような
問題を解決するために、例えば、特開平11−1089
2号公報に見られるように、ノズルプレートを電鋳によ
って複数層で形成することにより、比較的容易に所望の
形状が得られるノズルプレートの製造方法が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなノズルプレートの製造方法では、ノズルプレート
が電鋳メッキ層で形成されているため、単結晶シリコン
からなるアクチュエータ基板上に薄膜からなる圧電素子
を有するアクチュエータ装置では、アクチュエータ基板
とノズルプレートとを接着すると、これらの線膨張係数
の差によってアクチュエータ基板に反りが生じ、各圧電
素子毎のインク吐出特性にばらつきが発生してしまうと
いう問題がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、インク
吐出特性の安定化を図ることのできるノズルプレート及
びその製造方法並びにインクジェット式記録ヘッドを提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、シリコン単結晶基板からなるノズル
基板と、該ノズル基板の一方面側に形成されると共に貫
通孔であるノズル開口が形成されるノズル形成部とを有
し、該ノズル形成部が前記ノズル基板に電鋳により一体
的に形成されていることを特徴とするノズルプレートに
ある。
【0010】かかる第1の態様では、ノズルプレートを
シリコン単結晶基板からなる基板に接合する際、接合後
の基板の反り量が抑えられ、インク吐出特性の安定化を
図ることができる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記ノズル基板の前記ノズル開口に対応する領域に
は当該ノズル開口を露出する開口部が形成されているこ
とを特徴とするノズルプレートにある。
【0012】かかる第2の態様では、インク滴がノズル
開口からノズル基板の開口部を介して吐出され、ノズル
基板によってノズル開口の周縁部が保護される。
【0013】本発明の第3の態様は、第2の態様におい
て、前記ノズル基板に形成された前記開口部が前記複数
のノズル開口に対応する領域に亘って連続的に設けられ
ていることを特徴とするノズルプレートにある。
【0014】かかる第3の態様では、各ノズル開口の間
に対応する領域にノズル基板が存在しないため、ノズル
開口をより高密度に配設することができる。
【0015】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様のノズルプレートと、シリコン単結晶基板からな
ると共に前記ノズルプレートの前記ノズル開口に連通す
る圧力発生室を有する流路形成基板と、該流路形成基板
の一方面側に前記圧力発生室にインクを吐出するための
圧力を発生させる圧力発生手段とを有し、前記ノズルプ
レートの前記ノズル形成部と前記流路形成基板とが接合
されていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
ドにある。
【0016】かかる第4の態様では、流路形成基板のノ
ズルプレートとの接合後の反り量が抑えられ、インク吐
出特性が安定したインクジェット式記録ヘッドを実現す
ることができる。
【0017】本発明の第5の態様は、ノズル基板の両面
に絶縁膜を形成する工程と、前記ノズル基板の一方面側
の第1の絶縁膜上に、少なくとも前記ノズル開口のノズ
ル径より大きい直径を有する貫通部を有する電鋳用種電
極を前記ノズル開口が形成される領域に形成する工程
と、前記貫通部内の前記第1の絶縁膜上に前記ノズル径
と同一直径の柱状レジストを形成する工程と、前記第1
の絶縁膜及び前記電鋳用種電極上に電鋳によってノズル
形成部を形成する工程と、前記柱状レジストを除去する
工程と、前記ノズル基板を他方面側からエッチングして
前記第1の絶縁膜の裏面を露出する開口部を形成する工
程と、前記電鋳用電極の前記貫通部に対応する領域の前
記第1の絶縁膜を除去する工程とを有することを特徴と
するノズルプレートの製造方法にある。
【0018】かかる第5の態様では、電鋳によってノズ
ル形成部を形成することにより、ノズル基板に比較的容
易に一体的に形成することができ、製造コストが低減さ
れる。
【0019】本発明の第6の態様は、第5の態様におい
て、前記ノズル基板が、単結晶シリコンからなることを
特徴とするノズルプレートの製造方法にある。
【0020】かかる第6の態様では、ノズル基板を特定
の材料で形成することにより、ノズル形成部及び開口部
を比較的容易に形成できる。
【0021】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記ノズル基板に開口部を形成する工程は、前記ノ
ズル基板の他方面側に設けられた第2の絶縁膜に形成さ
れたパターンをマスクとして当該ノズル基板をエッチン
グすることを特徴とするノズルプレートの製造方法にあ
る。
【0022】かかる第7の態様では、第2の絶縁膜をマ
スクとしてノズル基板を容易にパターニングすることが
できる。
【0023】本発明の第8の態様は、第5の態様におい
て、前記ノズル基板が絶縁体層の両面に単結晶シリコン
からなるシリコン層を有するSOI基板の一部で形成さ
れていることを特徴とするノズルプレートの製造方法に
ある。
【0024】かかる第8の態様では、ノズル基板を特定
の材料で形成することにより、所望の厚さのノズル基板
を容易に形成することができる。
【0025】本発明の第9の態様は、第8の態様におい
て、前記ノズル基板に開口部を形成する工程は、前記ノ
ズル基板の他方面側に設けられた第2の絶縁膜及び該第
2の絶縁膜が形成された一方のシリコン層を除去する工
程と、前記SOI基板の前記絶縁体層を所定の形状にパ
ターニングする工程と、前記パターニングされた絶縁体
層をマスクとして他方のシリコン層をエッチングする工
程とを含むことを特徴とするノズルプレートの製造方法
にある。
【0026】かかる第9の態様では、絶縁体層をマスク
としてシリコン層をパターニングすることにより、ノズ
ル基板を比較的容易に形成できる。
【0027】本発明の第10の態様は、第7〜9の何れ
かの態様において、前記絶縁膜が酸化シリコン膜である
ことを特徴とするノズルプレートの製造方法にある。
【0028】かかる第10の態様では、絶縁膜を比較的
容易に形成することができる。
【0029】本発明の第11の態様は、第5〜10の何
れかの態様において、前記柱状レジストが略円柱形状で
あることを特徴とするノズルプレートの製造方法にあ
る。
【0030】かかる第11の態様では、断面が略円形の
ノズル開口を比較的容易に形成することができる。
【0031】本発明の第12の態様は、第5〜11の何
れかの態様において、インク滴吐出側表面の少なくとも
前記ノズル開口の周囲に撥水膜を形成する工程をさらに
有することを特徴とするノズルプレートの製造方法にあ
る。
【0032】かかる第12の態様では、ノズル開口の周
囲に、撥水膜を比較的容易に形成できる。
【0033】本発明の第13の態様は、第6〜12の何
れかの態様において、前記単結晶シリコンの主面が(1
00)方位であり、前記開口部を異方性エッチングによ
って形成することを特徴とするノズルプレートの製造方
法にある。
【0034】かかる第13の態様では、ノズル基板に開
口部を容易且つ高精度に形成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0036】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る製造方法によって製造されるノズルプレートの
斜視図及び断面図である。
【0037】図1に示すように、本発明のノズルプレー
ト10は、ノズル基板11とこのノズル基板11の一方
面側に一体的に設けらると共にノズル開口12が設けら
れたノズル形成部13とを有する。
【0038】ノズル形成部13は、電鋳用種電極14
と、詳しくは後述するが、この電鋳用種電極14上に電
鋳により形成したノズル基体15とからなり、所定位置
に複数のノズル開口12が配設されている。また、これ
らのノズル開口12は、基本的には略直線的に形成され
ているが、インク導入側の端部近傍では、径が漸大する
ように形成されている。すなわち、本実施形態のノズル
開口12は、略直線形状の直線部12aと、径が漸大し
てテーパ状となる曲線部12bとからなる。
【0039】一方、ノズル基板11は、本実施形態で
は、単結晶シリコンからなり、その両面には表面を酸化
することにより、酸化シリコンからなる絶縁膜16,1
7が設けられている。また、このノズル基板11には、
ノズル開口12に対応する領域、例えば、本実施形態で
は、複数のノズル開口12に対応する領域に、連続的に
開口部18が形成されている。
【0040】ここで、このようなノズルプレート10を
製造する本実施形態の製造方法について説明する。な
お、図2は、本実施形態に係るノズルプレートの製造工
程を示す断面図である。
【0041】本実施形態では、まず、図2(a)に示す
ように、シリコン単結晶からなるノズル基板11となる
ウェハを約1100℃の拡散炉で熱酸化して二酸化シリ
コンからなる絶縁膜16,17を形成すると共に、この
一方の絶縁膜16上に電鋳用種電極14を形成する。す
なわち、絶縁膜16上の全面に電鋳電極層19を形成
後、パターニングにより各ノズル開口12を形成する領
域にノズル開口12のノズル径よりも大径を有し、絶縁
膜16を露出する貫通部20を形成し、後述する電鋳の
際の電極となる電鋳用種電極14とする。
【0042】この電鋳用種電極14、すなわち電鋳電極
層19の材質も、特に限定されないが、例えば、二層構
造とし、絶縁膜16側にこの絶縁膜16との密着性の高
いチタン(Ti)又はクロム(Cr)等を用い、表面層
にニッケル(Ni)等を用いることが好ましい。なお、
本実施形態では、絶縁膜16上に、チタン(Ti)及び
ニッケル(Ni)を順次積層して電鋳電極層19とし
た。
【0043】なお、本実施形態では、単結晶シリコンか
らなるノズル基板11の表面を酸化することにより絶縁
膜16,17を形成するようにしたが、これに限定され
ず、例えば、ノズル基板として、予め、表面に二酸化シ
リコン膜が形成された基板等を用いてもよいことは言う
までもない。
【0044】また、本実施形態では、このようにノズル
基板11の一方の絶縁膜16上に電鋳電極層19をパタ
ーニングして電鋳用種電極14を形成する際に、他方の
絶縁膜17をエッチングすることにより複数のノズル開
口12に対応する領域に連続的に絶縁膜除去部21を形
成している。なお、このようにパターニングされた絶縁
膜17は、後述する工程で、ノズル基板11のマスクパ
ターンの役割を果たすものであるため、絶縁膜17のエ
ッチングは、ノズル基板11のパターニング工程の前で
あれば、何れの工程で行ってもよい。
【0045】次に、図2(b)に示すように、絶縁膜1
6の各貫通部20に対向する領域の略中央部に柱状レジ
スト22を形成する。例えば、本実施形態では、スピン
コート法によりフォトレジスト膜23を絶縁膜16及び
電鋳用種電極14上全面に形成後、パターニングするこ
とにより柱状レジスト22とした。この柱状レジスト2
2は最終的に除去され、この除去された部分がノズル開
口12となる。したがって、柱状レジスト22は、ノズ
ル開口12のノズル径、すなわち、直線部12aの直径
と同一直径の円柱形状にパターニングされている。
【0046】なお、フォトレジスト膜23は、スピンコ
ート法による形成に限定されず、例えば、フィルム状の
フォトレジスト膜(ドライフィルムフォトレジスト)で
あってもよい。
【0047】次に、図2(c)に示すように、ニッケル
電鋳によりノズル基体15を形成する。例えば、本実施
形態では、スルファミン酸ニッケル電鋳液を用いて電鋳
することによりノズル基体15を形成した。なお、この
ノズル基体15の材質としては、特に限定されないが、
例えば、銅、ニッケル、ニッケル−コバルト合金、ニッ
ケル−燐合金、ニッケル−硼酸合金等を用いることが好
ましい。
【0048】ここで、電鋳によりノズル基体15を形成
する際、ノズル基体15は電鋳用種電極14の表面から
各方向に略同一速度で形成されていくため、貫通部20
の周縁部である電鋳用種電極14の開口縁部14aに対
応する部分のノズル基体15の開口縁部15aが略R形
状に形成される。
【0049】なお、このノズル基体15の厚さは、電極
に印加する電流の大きさ、あるいは印加時間等を制御す
ることにより調整することができる。また、開口縁部1
5aの半径は、貫通部20を構成する電鋳用種電極14
の端面と柱状レジスト22との距離によって調整するこ
とができる。
【0050】次いで、図2(d)に示すように、柱状レ
ジスト22を除去することにより、直線部12a及び曲
線部12bからなるノズル開口12が形成される。
【0051】次に、図3(a)に示すように、ノズル基
板11をパターニングして開口部18を形成する。すな
わち、ノズル基板11の表面に設けられた絶縁膜17を
マスクとして、絶縁膜除去部21に対向する領域のノズ
ル基板11を、例えば、本実施形態では、異方性エッチ
ングにより絶縁膜16の裏面側に達するまで除去するこ
とにより開口部18を形成した。
【0052】その後、図3(b)に示すように、絶縁膜
16の各ノズル開口12に対応する領域にエッチングに
より貫通孔24を形成することによって、本実施形態に
係るノズルプレート10が形成される。なお、この貫通
孔24の形成は、ドライエッチング又はウェットエッチ
ングの何れで行ってもよい。
【0053】さらに、例えば、図4に示すように、ノズ
ルプレート10の表面、すなわち、ノズルプレート10
の少なくともノズル開口12の周囲に撥水膜90を設け
るようにしてもよい。これにより、ノズル開口12の周
囲へのインクの付着が抑えられ、ノズル開口12の詰ま
り等の故障を抑えることができる。
【0054】この撥水膜90の材質は、特に限定され
ず、例えば、弗素系樹脂、例えば、ポリテトラフルオロ
エチレン、ポリパーフルオロアルコキシブタジエン、ポ
リフルオロビニリデン、ポリフルオロビニル、ポリジパ
ーフルオロアルキルフマレート、又はそれらの何れかと
ニッケルの共析メッキ、あるいはシリコン系樹脂等を用
いることができる。
【0055】このように形成されたノズルプレート10
は、例えば、インクジェット式記録ヘッド等の圧電素子
を有するアクチュエータ装置に用いられる。すなわち、
圧電素子が設けられたアクチュエータ基板等に接合され
て使用される。
【0056】また、以上説明したように、本実施形態で
は、単結晶シリコンからなるノズル基板11にノズル開
口12を有するノズル形成部13を電鋳によって一体的
に形成することによりノズルプレート10とした。これ
により、ノズルプレートとアクチュエータ基板とを接合
する際、アクチュエータ基板が単結晶シリコンで形成さ
れていれば、ノズルプレート接合後のアクチュエータ基
板の反り量が低減される。したがって、ノズル開口から
吐出されるインク滴の吐出特性が安定し、信頼性を向上
したアクチュエータ装置が実現される。
【0057】以下に、このような本実施形態のノズルプ
レート10が用いられるアクチュエータ装置の一例とし
て、インクジェット式記録ヘッドについて説明する。な
お、図5は、インクジェット式記録ヘッドの一例を示す
分解視図であり、図6は、その断面図である。
【0058】図示するように、ノズルプレート10が接
合される流路形成基板30は、例えば、面方位(11
0)のシリコン単結晶基板からなる。流路形成基板30
としては、通常、150〜300μm程度の厚さのもの
が用いられ、望ましくは180〜280μm程度、より
望ましくは220μm程度の厚さのものが好適である。
これは、隣接する圧力発生室間の隔壁の剛性を保ちつ
つ、配列密度を高くできるからである。
【0059】流路形成基板30の一方の面は開口面とな
り、他方の面には予め熱酸化により形成した二酸化シリ
コンからなる、厚さ1〜2μmの弾性膜50が形成され
ている。
【0060】一方、流路形成基板30の開口面には、シ
リコン単結晶基板を異方性エッチングすることにより、
複数の隔壁31によって区画された圧力発生室32が幅
方向に並設され、各圧力発生室32の長手方向一端部側
には、後述するリザーバ形成基板のリザーバ部に連通し
て各圧力発生室32の共通のインク室となるリザーバ1
00の一部を構成する連通部33が形成され、各圧力発
生室32の長手方向一端部とそれぞれインク供給路34
を介して連通されている。
【0061】そして、このような流路形成基板30の開
口面側には、上述したように、各圧力発生室32のイン
ク供給路34とは反対側で連通するノズル開口12が形
成されたノズルプレート10が接着剤や熱溶着フィルム
等を介して固着されている。
【0062】ここで、インク滴の吐出圧力をインクに与
える圧力発生室32の大きさと、インク滴を吐出するノ
ズル開口12の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐
出スピード、吐出周波数に応じて最適化される。例え
ば、本実施形態では、ノズル開口12を数十μm程度の
直径で精度よく形成した。
【0063】なお、このようなノズルプレート10は、
一方の面で流路形成基板30の一面を全面的に覆い、シ
リコン単結晶基板を衝撃や外力から保護する補強板の役
目も果たしている。
【0064】また、流路形成基板30のノズルプレート
10とは反対側の弾性膜50の上には、厚さが例えば、
約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1μ
mの圧電体膜70と、厚さが例えば、約0.1μmの上
電極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、
圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子30
0は、下電極膜60、圧電体膜70及び上電極膜80を
含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか
一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体膜7
0を各圧力発生室32毎にパターニングして構成する。
そして、ここではパターニングされた何れか一方の電
極、圧電体膜70及び他方の電極から構成され、両電極
への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能
動部320という。本実施形態では、下電極膜60は圧
電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子
300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合
でこれを逆にしても支障はない。何れの場合において
も、各圧力発生室毎に圧電体能動部が形成されているこ
とになる。また、ここでは、圧電素子300と当該圧電
素子300の駆動により変位が生じる振動板とを合わせ
て圧電アクチュエータと称する。なお、上述した例で
は、弾性膜50及び下電極膜60が振動板として作用す
るが、下電極膜が弾性膜を兼ねるようにしてもよい。
【0065】さらに、流路形成基板30の圧電素子30
0側には、リザーバ100の少なくとも一部を構成する
リザーバ部36を有するリザーバ形成基板35が接合さ
れている。このリザーバ部36は、基本的には、リザー
バ形成基板35を厚さ方向に貫通して圧力発生室32の
幅方向に亘って形成されており、上述のように流路形成
基板30の連通部33と連通されて各圧力発生室32の
共通のインク室となるリザーバ100を構成している。
【0066】また、リザーバ形成基板35の圧電素子3
00に対向する領域には、圧電素子300の運動を阻害
しない程度の空間を確保した状態で、その空間を密封可
能な圧電素子保持部37が設けられ、圧電素子300の
少なくとも圧電体能動部320は、この圧電素子保持部
37内に密封されている。
【0067】また、このようなリザーバ形成基板35に
は、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライア
ンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が
低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリ
フェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からな
り、この封止膜41によってリザーバ部36の一方面が
封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の
材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SU
S)等)で形成される。この固定板42のリザーバ部3
6に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口
部43となっているため、リザーバ100の一方面は可
撓性を有する封止膜41のみで封止され、内部圧力の変
化によって変形可能となっている。
【0068】また、このリザーバ部36の長手方向略中
央部外側のコンプライアンス基板40上には、インクカ
ートリッジ等のインク供給手段からインクを供給するた
めのインク導入口38が形成されており、リザーバ形成
基板35にはインク導入口38とリザーバ部36の側壁
とを連通するインク導入路39が設けられている。そし
て、これらインク導入口38及びインク導入路39を介
してインク供給手段からリザーバ部36にインクが供給
される。
【0069】(実施形態2)図7は、実施形態2に係る
ノズルプレートの要部断面図であり、図8及び図9は、
その製造工程を示す断面図である。
【0070】本実施形態のノズルプレート10Aは、図
7に示すように、ノズル基板の厚さtを薄くした例であ
り、詳しくは後述するが、ノズル基板11AがSOI基
板の一部で形成されている以外は、実施形態1と同様で
ある。
【0071】以下に本実施形態に係るノズルプレートの
製造方法を説明する。
【0072】本実施形態では、ノズル基板11Aとなる
ウェハとして、例えば、酸化シリコンからなる絶縁体層
110の両面に単結晶シリコンからなるシリコン層11
1,112を有するSOI基板を用いている以外、ノズ
ル開口12の製造工程は実施形態1と同様である。
【0073】すなわち、図8(a)に示すように、ま
ず、SOI基板からなるノズル基板11Aのウェハの両
面に、絶縁膜16,17を形成する。ここで、本実施形
態で用いられるSOI基板は、以下の工程で形成される
ノズル基体15側のシリコン層111は比較的薄く形成
されているが、これはノズル基体15に付属して残るシ
リコン層111、すなわちノズル基板11Aを薄くし
て、ワイピング等が容易にできるようにするためであ
る。
【0074】次いで、図8(b)に示すように、絶縁膜
16の表面に電鋳電極層19を形成後、パターニングし
て貫通部20を形成することにより電鋳用種電極14を
形成する。次に、図8(c)に示すように、フォトレジ
スト膜23を全面に形成後、パターニングすることによ
り貫通部20の略中央部に柱状レジスト22を形成す
る。
【0075】次いで、図8(d)に示すように、電鋳に
よってノズル基体15を形成後、図8(e)に示すよう
に、柱状レジスト22を除去することにより、ノズル開
口12が形成される。
【0076】次に、本実施形態では、図9(a)に示す
ように、ノズル基体15とは反対側の絶縁膜17及びS
OI基板のシリコン層112をエッチングにより除去す
る。
【0077】次いで、図9(b)に示すように、絶縁体
層110の複数のノズル開口12に対応する領域に連続
的に絶縁膜除去部21Aを形成する。次いで、図9
(c)に示すように、このパターニングされた絶縁体層
110をマスクとして、絶縁膜除去部21Aに対向する
領域のノズル基板11A、すなわち、本実施形態ではシ
リコン層111を、例えば、異方性エッチングにより絶
縁膜16の裏面側に達するまで除去することにより開口
部18Aを形成する。
【0078】その後、図9(d)に示すように、絶縁膜
16の各ノズル開口12に対応する領域にエッチングに
より貫通孔24を形成することによって、本実施形態に
係るノズルプレート10Aが形成される。
【0079】このように、本実施形態では、ノズル基板
11AをSOI基板の一部であるシリコン層111で形
成するようにしたので、ノズル基板11Aの厚みを容易
に薄くすることができる。これにより、ノズル基板11
Aに形成される開口部18Aの深さも浅くなるため、ノ
ズルプレート10Aのインク吐出面のワイピングが容易
に可能となり、インク吐出特性が安定する。また、ノズ
ル開口12を形成する際には、比較的厚さの厚いシリコ
ン層112が残っているため、製造時の取り扱いが容易
となる。
【0080】なお、本実施形態の構成であっても、勿
論、実施形態1と同様の効果が得られる。
【0081】(他の実施形態)以上、本発明の各実施形
態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0082】例えば、上述の各実施形態では、ノズル基
板11(11A)の開口部18(18A)を複数のノズ
ル開口12に対応して連続的に設けるようにしたが、こ
れに限定されず、勿論、各ノズル開口12毎に開口部を
独立して設けてもよい。
【0083】また、例えば、上述の各実施形態では、絶
縁膜16の各ノズル開口12に対応する領域にエッチン
グにより貫通孔24を形成したが、これに限定されず、
勿論、開口部18に面する絶縁膜16を全面エッチング
により除去してもよい。
【0084】また、例えば、上述の各実施形態では、成
膜及びリソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜
型のインクジェット式記録ヘッドを例にしたが、勿論こ
れに限定されるものではなく、例えば、グリーンシート
を貼付する等の方法により形成される厚膜型のインクジ
ェット式記録ヘッドにも本発明を採用することができ
る。
【0085】また、上述の実施形態では、たわみ変位型
の圧電素子を有するインクジェット式記録ヘッドについ
て説明したが、例えば、圧電材料と電極形成材料とをサ
ンドイッチ状に交互に挟んで積層した構造の縦振動モー
ドの圧電素子を有するインクジェット式記録ヘッドに応
用することができる。
【0086】さらに、上述した圧電振動式のインクジェ
ット式記録ヘッドに限定されず、例えば、バブルジェッ
ト式のインクジェット式記録ヘッド等、種々の構造のイ
ンクジェット式記録ヘッドに応用することができること
はいうまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明のノズルプレ
ートは、ノズル開口を有するノズル形成部が電鋳によ
り、単結晶シリコンからなるノズル基板に一体的に形成
されているため、ノズルプレートを単結晶シリコン等か
らなる基板に接合する際、接合後の基板の反り量が低減
され、インク吐出特性を安定させることができる。
【0088】また、SOI基板を用いてノズル基板を形
成することにより、比較的厚さの薄いノズル基板を容易
に形成することができると共に、製造時の取り扱いが容
易となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る製造方法によって製
造したノズルプレートの斜視図及び断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るノズルプレートの製
造工程を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るノズルプレートの製
造工程を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る製造方法によって製
造したノズルプレートの他の例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態1に係るノズルプレートを具
備するインクジェット式記録ヘッドの一例を示す斜視図
である。
【図6】本発明の実施形態1に係るノズルプレートを具
備するインクジェット式記録ヘッドの一例を示す断面図
である。
【図7】本発明の実施形態2に係るノズルプレートの断
面図である。
【図8】本発明の実施形態2に係るノズルプレートの製
造工程を示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態2に係るノズルプレートの製
造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ノズルプレート 11 ノズル基板 12 ノズル開口 13 ノズル形成部 30 流路形成基板 32 圧力発生室 50 弾性膜 60 下電極膜 70 圧電体膜 80 上電極膜 300 圧電素子 320 圧電体能動部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン単結晶基板からなるノズル基板
    と、該ノズル基板の一方面側に形成されると共に貫通孔
    であるノズル開口が形成されるノズル形成部とを有し、
    該ノズル形成部が前記ノズル基板に電鋳により一体的に
    形成されていることを特徴とするノズルプレート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ノズル基板の前
    記ノズル開口に対応する領域には当該ノズル開口を露出
    する開口部が形成されていることを特徴とするノズルプ
    レート。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ノズル基板に形
    成された前記開口部が前記複数のノズル開口に対応する
    領域に亘って連続的に設けられていることを特徴とする
    ノズルプレート。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかのノズルプレート
    と、シリコン単結晶基板からなると共に前記ノズルプレ
    ートの前記ノズル開口に連通する圧力発生室を有する流
    路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に前記圧力発
    生室にインクを吐出するための圧力を発生させる圧力発
    生手段とを有し、前記ノズルプレートの前記ノズル形成
    部と前記流路形成基板とが接合されていることを特徴と
    するインクジェット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 ノズル基板の両面に絶縁膜を形成する工
    程と、前記ノズル基板の一方面側の第1の絶縁膜上に、
    少なくとも前記ノズル開口のノズル径より大きい直径を
    有する貫通部を有する電鋳用種電極を前記ノズル開口が
    形成される領域に形成する工程と、前記貫通部内の前記
    第1の絶縁膜上に前記ノズル径と同一直径の柱状レジス
    トを形成する工程と、前記第1の絶縁膜及び前記電鋳用
    種電極上に電鋳によってノズル形成部を形成する工程
    と、前記柱状レジストを除去する工程と、前記ノズル基
    板を他方面側からエッチングして前記第1の絶縁膜の裏
    面を露出する開口部を形成する工程と、前記電鋳用電極
    の前記貫通部に対応する領域の前記第1の絶縁膜を除去
    する工程とを有することを特徴とするノズルプレートの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ノズル基板が、
    単結晶シリコンからなることを特徴とするノズルプレー
    トの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ノズル基板に開
    口部を形成する工程は、前記ノズル基板の他方面側に設
    けられた第2の絶縁膜に形成されたパターンをマスクと
    して当該ノズル基板をエッチングすることを特徴とする
    ノズルプレートの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記ノズル基板が絶
    縁体層の両面に単結晶シリコンからなるシリコン層を有
    するSOI基板の一部で形成されていることを特徴とす
    るノズルプレートの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記ノズル基板に開
    口部を形成する工程は、前記ノズル基板の他方面側に設
    けられた第2の絶縁膜及び該第2の絶縁膜が形成された
    一方のシリコン層を除去する工程と、前記SOI基板の
    前記絶縁体層を所定の形状にパターニングする工程と、
    前記パターニングされた絶縁体層をマスクとして他方の
    シリコン層をエッチングする工程とを含むことを特徴と
    するノズルプレートの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9の何れかにおいて、前記
    絶縁膜が酸化シリコン膜であることを特徴とするノズル
    プレートの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項5〜10の何れかにおいて、前
    記柱状レジストが略円柱形状であることを特徴とするノ
    ズルプレートの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項5〜11の何れかにおいて、イ
    ンク滴吐出側表面の少なくとも前記ノズル開口の周囲に
    撥水膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする
    ノズルプレートの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項6〜12の何れかにおいて、前
    記単結晶シリコンの主面が(100)方位であり、前記
    開口部を異方性エッチングによって形成することを特徴
    とするノズルプレートの製造方法。
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