JP2001037703A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001037703A
JP2001037703A JP2000186656A JP2000186656A JP2001037703A JP 2001037703 A JP2001037703 A JP 2001037703A JP 2000186656 A JP2000186656 A JP 2000186656A JP 2000186656 A JP2000186656 A JP 2000186656A JP 2001037703 A JP2001037703 A JP 2001037703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡に設けられた被駆動体のための操作手段
を良好な操作性が確保し得る態様で内視鏡の操作部に容
易に設置できる内視鏡装置の提供を目的としている。 【解決手段】本発明の内視鏡装置は、検査対象部内に挿
入される挿入部22と、挿入部22の先端部に形成され
る湾曲動作可能な湾曲部27と、挿入部22の基端側に
接続される操作部23と、操作部23に回動可能に配設
され、湾曲部27を湾曲操作するための湾曲操作ノブ2
3aと、湾曲操作ノブ23aの回転中心軸11を中心に
回動し、対物レンズ系のレンズ50をその光軸方向に沿
って移動させるための操作レバー9とを具備することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、内視鏡に内蔵されたアクチュ
エータを駆動させて、例えばズームレンズ等の光学系要
素を動作させることが行なわれている(特開平6−31
5282号公報等)。
【0003】前記アクチュエータを駆動および停止させ
るための操作手段としては、いわゆるシーソー型のスイ
ッチやフットスイッチなど各種の操作スイッチが使用さ
れている。フットスイッチなどは別として、シーソー型
のスイッチなどの小型で指操作可能なスイッチは、操作
性の点から、内視鏡の手元側に位置する操作部に設けら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
の操作部には、内視鏡の挿入部(具体的には、湾曲部)
を湾曲動作させるための操作ノブや、内視鏡画像を記憶
するためのレリーズスイッチや、静止画像を得るための
フリーズスイッチ、あるいは、VTRやビデオプリンタ
等のためのスイッチなど各種の操作手段が設けられてい
るため、アクチュエータのための新たな操作スイッチ
(アクチュエータスイッチ)を内視鏡の操作部に設置す
る場合、その設置スペースを確保することが難しく、ア
クチュエータスイッチを操作性が悪い位置に設置せざる
を得なかったり、アクチュエータスイッチの設置によっ
て既存の他の操作手段の操作性が損なわれる場合があ
る。
【0005】特に、アクチュエータスイッチと他の既存
の操作手段とが接近してしまうと、アクチュエータの操
作時に誤って他の操作手段を操作してしまったり、他の
機構の操作時にアクチュエータを駆動させてしまったり
する虞がある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、内視鏡に設けられた
アクチュエータのための操作手段を良好な操作性が確保
し得る態様で内視鏡の操作部に容易に設置できる内視鏡
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の内視鏡装置は、検査対象部内に挿入される
挿入部と、前記挿入部の先端部に形成される湾曲動作可
能な湾曲部と、前記挿入部の基端側に接続される操作部
と、前記操作部に回動可能に配設され、前記湾曲部を湾
曲操作するための湾曲操作ノブと、前記湾曲操作ノブの
回転中心軸を中心に回動し、対物レンズ系のレンズをそ
の光軸方向に沿って移動させるための操作レバーとを具
備することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0009】図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示
している。図1は、拡大式電子内視鏡(以下、単に内視
鏡という。 )21を備えた内視鏡装置のシステムを概
略的に示している。図示のように、内視鏡21は、挿入
部22と操作部23とからその本体が構成されている。
挿入部22は、可撓管部28と、可撓管部28の先端に
接続されて湾曲操作される湾曲部27と、湾曲部27の
先端に設けられ且つ各種の光学要素が組み込まれた先端
構成部26とからなる。
【0010】操作部23にはユニバーサルコード24が
接続されており、ユニバーサルコード24の先端には、
後述する光源装置45に接続されるコネクタ25が設け
られている。コネクタ25からはズームケーブル29が
延出しており、ズームケーブル29の先端にはズームコ
ネクタ30が設けられている。このズームコネクタ30
には図示のように接続コード31が接続されるが、接続
コード31が接続されない場合にはキャップ30aがズ
ームコネクタ30に装着される。
【0011】接続コード31は、その一端にズームコネ
クタ30に対して着脱自在に接続される第1のコネクタ
32を有し、その他端にズーム制御装置34に対して着
脱自在に接続される第2のコネクタ33を有している。
ズーム制御装置34には、フットスイッチ36に接続さ
れる接続コード37と、挿入部22に取り付けられたシ
ーソー型のズーム用リモコンスイッチ38に接続される
接続コード39とが着脱自在に接続されている。
【0012】ユニバーサルコード24のコネクタ25に
は、ビデオケーブル40の一端に設けられたコネクタ4
1が着脱自在に接続されている。ビデオケーブル40の
他端にはコネクタ42が設けられ、このコネクタ42は
カメラコントロールユニット(以下、CCUという。
)43に対して着脱自在に接続されている。なお、C
CU43の出力画像は、図2に示すモニタ44の画面に
表示される。
【0013】図2に示すように、光源装置45には、内
視鏡21に内蔵されるライトガイドファイバ47に対し
て照明光を入射せしめるランプ46と、照明光を絞る絞
り46aとが内蔵されている。また、図示しないが、光
源装置45には、内視鏡21の挿入部22内に配設され
た送気管路に空気を供給する送気源と、同じく内視鏡2
1の挿入部22内に配設された送水管路に水を供給する
送水源とが内蔵されている。
【0014】一方、内視鏡21の先端構成部26内に
は、対物レンズ系48と、撮像素子49とが内蔵され、
被写体を撮像できるようになっている。なお、撮像素子
49としては、固体撮像素子、特に電荷結合素子(CC
D)が好ましい。したがって、以下では、撮像素子49
をCCDとして話をすすめることとする。
【0015】対物レンズ系48はズームレンズ50を有
している。 このズームレンズ50は、一般のズームレ
ンズと異なり、変倍するとフォーカス点が変化する形式
のものである。すなわち、広角側では例えば被写界深度
が5〜100mmで、拡大側では被写界深度が2〜5m
mである。
【0016】CCD49の撮像信号は、プリアンプ51
を介して、CCU43内のビデオ信号処理回路52に入
力されるようになっている。また、内視鏡21の先端構
成部26内には、ズームレンズ50を操作するアクチュ
エータ53が設けられている。このアクチュエータ53
は、ズーム制御装置34内に設けられた駆動回路54か
らの駆動信号を受けて駆動されるようになっている。な
お、アクチュエータ53は、詳しくは圧電式アクチュエ
ータからなり、連結部材56と連結腕55とを介してズ
ームレンズ50を光軸方向に前後移動させる。
【0017】オートズーム(すなわち、オートフォーカ
ス)を可能とするために、CCU43内にはフォーカス
検出回路65が内蔵されている。フォーカス検出回路6
5にはビデオ信号処理回路52の画像信号が入力され
る。フォーカス検出回路65はその入力された画像信号
からコントラストのデータを算出し、このデータを制御
回路63に入力する。これによって、制御回路63は、
駆動回路54を介してアクチュエータ53の駆動を制御
し、ズームレンズ50を焦点が合う位置へと移動させ
る。
【0018】具体的には、オートフォーカス制御が行な
われると、制御回路63は、例えばコントラスト法(山
登り法)により画像のコントラストが最大になるように
ズームレンズ50を移動させるべくアクチュエータ53
の駆動を制御する。 すなわち、CCD49の受光面に
ピントが常に合うようにズームレンズ50を移動させ
る。これによって、モニタ44に表示される画像は常に
ピントが合った状態となる。
【0019】なお、一般に、内視鏡21の光学系は、広
角時には深度が深くピントを合わせ易いが、拡大時には
深度が浅くピントが合わせにくい。したがって、拡大時
のみ自動的にオートフォーカスとし、その他の時にはオ
ートフォーカスをOFFするようにしても良い。このよ
うにすることにより、アクチュエータ53の耐久性がア
ップする。
【0020】また、本実施形態の内視鏡装置では、フッ
トスイッチ36によってマニュアルズ−ム(すなわち、
マニュアルフォ−カス)が可能となる。すなわち、フッ
トスイッチ36は拡大(T)スイッチ部36aと広角
(W)スイッチ部36bとを備えており、各スイッチ部
36a,36bが選択的に操作されることにより、アク
チュエータ53が駆動され、対物レンズ系48のズーム
レンズ50がその選択されたスイッチ操作に応じて光軸
方向の前方または後方へ移動されて、所定のズームがな
される。なお、各スイッチ部36a,36bの操作に伴
うフットスイッチ36からの出力信号は、フォトカプラ
64を介して、制御回路63に入力される。
【0021】このため、フットスイッチ36側と制御回
路63側とが電気的に絶縁される。
【0022】また、本実施形態の内視鏡装置では、リモ
コンスイッチ38によってもマニュアルズ−ムが可能と
なる。すなわち、リモコンスイッチ38は、シーソー型
のものであり、一方の山部を形成する拡大(T)スイッ
チ部38aと、他方の山部を形成する広角(W)スイッ
チ部38bとを備えている。そして、各スイッチ部38
a,38bが選択的に操作されると、各スイッチ部38
a,38bの操作に伴うリモコンスイッチ38からの出
力信号が制御回路63に直接に入力される。これによっ
て、アクチュエータ53が駆動され、対物レンズ系48
のズームレンズ50がその選択されたスイッチ操作に応
じて光軸方向の前方または後方へ移動されて、所定のズ
ームがなされる。
【0023】さらに、本実施形態の内視鏡装置では、マ
ニュアルズ−ムのための操作手段が内視鏡21の操作部
23にも設けられている。以下、これについて述べる。
【0024】図3に示すように、操作部23には、アク
チュエータ操作指示機構62が設けられている。このア
クチュエータ操作指示機構62は、後述する起上ワイヤ
押し引き機構を収納するために通常確保されているスペ
ースS(図5参照)に設置されたスイッチユニット57
と、スイッチユニット57に連結されたリンク8と、リ
ンク8に回動可能に連結された操作レバー9とを有して
いる。 操作レバー9は、湾曲部27を湾曲操作するた
めの操作ノブ23aの回転中心軸11を中心に回動され
るようになっており、その回動半径が湾曲ノブ23aの
回転半径よりも大きくなるような長さで延びている。な
お、操作レバー9の端部にはノブ10が設けられてい
る。
【0025】また、操作部23には、 内視鏡画像を記
憶するためのレリーズスイッチ12と、静止画像を得る
ためのフリーズスイッチ13と、選択スイッチ14とが
設けられている。この場合、選択スイッチ14はオート
フォーカスのON/OFFを行なうためのものであり、
選択スイッチ14がONされると、オートズーム(すな
わち、オートフォーカス)制御が行なわれ、選択スイッ
チ14がOFFされると、マニュアルズーム(すなわ
ち、マニュアルフォーカス)制御が可能となる。
【0026】図4に示すように、リンク8の端部8a
は、スイッチユニット57の押圧部材57aに設けられ
た軸57bに回動可能に連結されている。押圧部材57
aは、ガイド板58,58に挟持されており、 ガイド
板58,58に沿って摺動できる。 押圧部材57a
の両端部にはそれぞれ凸部57c,57dが形成されて
いる。また、ガイド板58、58の両端部には、いわゆ
るプッシュ型のスイッチ59a,59bが設けられてい
る。
【0027】スイッチユニット57のこのような構成で
は、操作レバー9が回動操作されると、リンク8を介し
て押圧部材57aがガイド板58,58に沿って移動
し、押圧部材57aによってプッシュ型のスイッチ59
a,59bが押される。これによって、スイッチ59
a,59bがONされる。具体的には、操作レバー9が
図3に矢印で示すW方向に回動されると、 押圧部材5
7aが図4の左方向に移動し、プッシュスイッチ59a
がONされる(図4の( b )の状態)。逆に、操作レ
バー9が図3に矢印で示すT方向に回動されると、プッ
シュスイッチ59bがONされる。
【0028】これらのスイッチ59a,59bの出力信
号は、ズーム制御装置34内に設けられた制御回路63
に入力される。この入力に基づいて、制御回路63は、
駆動回路54に対して、アクチュエータ53の駆動波形
の形式と駆動電力等の種類を指示する。そして、駆動回
路54は、制御回路63からの指示に基づいて、アクチ
ュエータ53を動作させ、ズームレンズ50を所定の方
向に所定の量だけ移動させる。具体的には、プッシュス
イッチ59aがONされると、ズームレンズ50が光軸
に沿って後方に移動し、プッシュスイッチ59bがON
されると、ズームレンズ50が光軸に沿って前方に移動
する。
【0029】なお、ノブ10から手を離すと、図示しな
いバネの作用により、押圧部材57aが中立状態(すな
わち、両方のスイッチ59a,59bがOFFの状態)
に自動的に復帰される(図4の(a)の実線の状態)。
【0030】本実施形態では、スイッチ59a,59b
の代わりにリニアポテンショメータを設け、押圧部材5
7aの変位量すなわち操作レバー9の回動量に応じて、
ズームスピードを変化させるようにしても良い。また、
スイッチ59a,59bを2段スイッチとし、ズームス
ピードを2段階に切り換えることができるようにしても
良い。
【0031】また、本実施形態では、操作レバー9が操
作されて拡大用のプッシュスイッチ59bが押される
と、制御回路63が光源装置45内の絞り制御回路45
aに対して絞り46aを拡大率に応じて開けるように指
示する。一般に、拡大観察時は光量が足りなくなるが、
本実施形態では、拡大率に応じて光量がアップする
ため、簡単な構成で拡大時の光量不足を解消できる。
【0032】以上説明したように、本実施形態の内視鏡
装置は、操作レバー9の回動半径が湾曲ノブ23aの回
転半径よりも大きく設定されているため、操作レバー9
の操作性が良好となり、誤操作を防止できるとともに、
操作力量が小さくて済む。また、操作レバー9が湾曲操
作ノブ23aの回転軸11に回転可能に設けられている
ため、スイッチ類で過密状態の操作部23に新たに操作
レバー9のための設置スペースを確保しないで済む。
【0033】また、本実施形態の内視鏡装置は、拡大ス
イッチ59bがONされると、拡大率に応じて絞り46
aの開口量が調節されるため、拡大時でも明るい像が得
られる。
【0034】ところで、図5に示された内視鏡1には、
挿入部22の先端開口から突出する処置具(図示せず)
の突出方向を変化させるために、挿入部22の先端部に
処置具起上台4が起伏可能に設けられている。このよう
な内視鏡1では、起上台4に接続固定されて挿入部2内
を延びる起上ワイヤ5を操作部23側で押し引き操作す
ることにより、起上台4が起伏動作される。この図5で
は、起上ワイヤ5を押し引き操作するための機構とし
て、本実施形態のアクチュエータ操作指示機構62を利
用した態様が示されているが、このように、本実施形態
の内視鏡装置のアクチュエータ操作指示機構62は、例
えばスイッチユニット57の押圧部材57aに起上ワイ
ヤ5を接続することで、起上ワイヤ押し引き機構として
機能することができ、また、逆に、処置具起上台4が設
置されていない内視鏡であっても起上ワイヤ押し引き機
構のためのスペースSが予め確保されているような内視
鏡に対しては、本実施形態のアクチュエータ操作指示機
構62、特にスイッチユニット57、を容易に設置可能
となる。すなわち、本実施形態の内視鏡装置の内視鏡2
1は、操作部23の外観および操作レバー9回りの機構
が処置具起上台4付きの内視鏡1と全く同じであり、つ
まり、図5(および後述する図10も同様)に示される
ように、操作レバー9は操作部23を保持した操作者に
向けて操作部23の側面と湾曲操作ノブ23aとの間に
配設されており、これによって、安価でシンプルな操作
部23を提供できる。
【0035】図6および図7は本発明の第2の実施形態
を示している。なお、第1の実施形態と同一の構成部材
については同一符号を付してその説明を省略する。
【0036】本実施形態では、アクチュエータ53のた
めの操作手段として、操作レバー9ではなく、シーソー
型の操作スイッチ100が使用される。図6に示すよう
に、この操作スイッチ100は、一方の山部を形成する
拡大(T)スイッチ部100aと、他方の山部を形成す
る広角(W)スイッチ部100bと、スイッチ部100
a,100b間に形成される谷部100cとを有し、操
作部23を把持する手の親指の延長軸に対して垂直方向
にシーソー動作する(図6の(a)および図7の(a)
参照)。
【0037】各スイッチ部100a,100bが選択的
に操作されると、各スイッチ部100a,100bの操
作に伴うスイッチ100からの出力信号が制御回路63
に直接に入力される。これによって、アクチュエータ5
3が駆動され、対物レンズ系48のズームレンズ50が
その選択されたスイッチ操作に応じて光軸方向の前方ま
たは後方へ移動されて、所定のズームがなされる。
【0038】操作スイッチ100は、操作部23の側壁
部位に例えばレリーズスイッチ12と近接して設けられ
ている。具体的には、操作スイッチ100は、内視鏡2
1のレリーズスイッチ12が通常設けられている位置
( 図3参照)に設けられている。一方、レリーズス
イッチ12は、操作スイッチ100の上側の位置に設け
られている。
【0039】操作スイッチ100は、その谷部100c
の先(向う側)にレリーズスイッチ12が位置するよう
に、すなわち、操作スイッチ100を図6の(a)のA
方向から見た時(図6の(c)参照)に谷部100c内
にレリーズスイッチ12が納まるように、設けられてい
る。
【0040】このような態様で操作スイッチ100が設
けられる構成では、レリーズスイッチ12を親指で操作
する際に、図7の(a)に示すように操作スイッチ10
0の谷部100c上を親指が通過することとなる。すな
わち、レリーズスイッチ12の操作に際して操作スイッ
チ100が邪魔にならない。一方、操作スイッチ100
を操作する時は、図7の(b)に示すように、親指を左
右に動かすだけで良いため、操作性が非常に良好であ
り、また、レリーズスイッチ12を誤って操作すること
もない。なお、操作スイッチ100を押す際の押圧力ま
たは押圧量に応じて、ズームスピードが変化するように
しても良い。
【0041】このように、本実施形態によれば、操作部
23に操作スイッチ23を付加しても操作性が損なわれ
ない。
【0042】なお、本実施形態では、レリーズスイッチ
12の近傍に操作スイッチ100を設けたが、これに限
らず、例えばフリーズスイッチ13や選択スイッチ14
の近傍に操作スイッチ100を設けても良い。また、操
作スイッチは、シーソー型のものに限らず、例えば、タ
クトスイッチ、ボリューム、フォトインタラプタ、歪ゲ
ージであっても良い。
【0043】また、操作スイッチ100を図8に示すよ
うに構成しても良い。すなわち、拡大(T)スイッチ部
を2個、広角(W)スイッチ部を2個、設けるようにす
る。
【0044】このように構成すると、医者は、指の長さ
や操作部23の把持形態に応じて、自分が操作しやすい
位置のスイッチを操作すれば良いため、操作性が良好と
なる。すなわち、多くの医者に適合したスイッチを提供
できる。
【0045】図9〜図16は本発明の第3の実施形態を
示している。なお、第1の実施形態と同一の構成部材に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0046】図9に示すように、本実施形態において
も、第1の実施形態と同様、アクチュエータ53(図2
参照)を駆動させるための信号を制御回路63(図2参
照)に入力するアクチュエータ操作指示機構300が操
作部23に設けられている。
【0047】図示のように、アクチュエータ操作指示機
構300は、スイッチユニット301と、スイッチユニ
ット301に連結されたリンク302と、リンク302
に回動可能に連結されたレバー部303とを有してい
る。レバー部303は、湾曲部27を湾曲操作するため
の操作ノブ23aの回転中心軸11を中心に回動される
ようになっている。
【0048】図10に示すように、操作レバー部303
は、操作レバー304と、回転部305と、リンク脚3
06と、ノブ307とによって構成されている。操作レ
バー304とリンク脚306はそれぞれ、ネジによって
回転部305に締結されている。操作レバー304は、
操作ノブ23aの回転半径よりも大きい長さで延びてお
り、その端部にノブ307が固定されている。また、
リンク脚306には、ピン308と止め輪309とを介
して、リンク302が回動自在に連結されている。
【0049】回転部305は、中心軸11とカバー31
2との間の空間内に配置され、これらの部材11,31
2に対して回転できる。回転部305と中心軸11およ
びカバー312との間を水密に保持するため、回転部3
05と中心軸11との間にはOリング311aが介挿さ
れ、回転部305とカバー312との間にはOリング3
11bが介挿されている。すなわち、回転部305は、
防水性をもって、中心軸11とカバー312とに対して
回転可能となっている。なお、回転部305と中心軸1
1との間の摺動抵抗および回転部305とカバー312
との間の摺動抵抗を軽減するために、回転部305とこ
れらの部材11,312との間にはそれぞれ、テフロン
(登録商標)製のワッシャ313a,313b,313
cが介挿されている。
【0050】図11にはスイッチユニット301の詳細
な構成が示されている。図示のように、スイッチユニッ
ト301は、後述する各種の構成部材が組み込まれた断
面が略「U」の字型(図13参照)のハウジング319
を有している。ハウジング319内には、 リンク30
2に回動可能に連結される押圧部材314が配設されて
いる。この場合、押圧部材314は、図12に示すよう
に、ピン315と止め輪316とを介して、リンク30
2に連結されている。また、押圧部材314は、ハウジ
ング319に固定されたガイド部材330に挟持されて
おり、このガイド部材330に沿って図中矢印方向にの
み移動できる。
【0051】押圧部材314には、ネジ340,340
によって、中立復帰部材317の一端部が固定されてい
る。また、中立復帰部材317の他端部には、ネジ34
1,341によって、板バネ押し部材318が固定され
ている。したがって、中立復帰部材317および板バネ
押し部材318は、押圧部材314と一体で図中矢印方
向に移動することができる。なお、板バネ押し部材31
8は、後述する基板325と対向する面の両側にそれぞ
れ凸部318a,318bを有している。
【0052】中立復帰部材317の中央部は、ハウジン
グ319に固定されたコイルバネ取付け部材320によ
って、スライド可能に支持されている。これについて詳
しく説明すると、まず、図13(図12のCーC線に沿
う断面図)に示すように、中立復帰部材317の中央部
は、中立復帰部材317の移動方向に対して略直角に延
びる上面部317aおよび下面部317bと、これら上
面部317aと下面部317bとを接続する接続部31
7cとによって、断面が略「コ」の字型に形成されてい
る。一方、コイルバネ取付け部材320は、中立復帰部
材317の移動方向に対して略直角に延びる上面部32
0aおよび下面部320bと、これら上面部320aと
下面部320bとを接続する接続部320cとによっ
て、断面が略「コ」の字型に形成され、その上面部32
0aを中立復帰部材317の上面部317aと下面部3
17bとの間に位置させるように中立復帰部材317と
対向して配置されている。そして、この場合、接続部3
17cには、中立復帰部材317の長手方向に沿って、
コイルバネ取付け部材320の長さLよりも長いスリッ
ト323が形成されており、このスリット323にコイ
ルバネ取付け部材320の上面部320aの端部324
が嵌入されている。すなわち、中立復帰部材317は、
スリット323に嵌入されるコイルバネ取付け部材32
0の上面部320aの端部324によってその中央部が
支持され、スリット323を介してコイルバネ取付け部
材320に対してスライドすることができる。
【0053】また、コイルバネ取付け部材320の上面
部320aには凹状の切り欠き344が形成されてい
る。この切り欠き344にはコイル状の圧縮バネ321
が配設されている。圧縮バネ321は、上面部320a
に設けられ且つ切り欠き344側に突出する一対の支持
部322,322によって、 その両端が支持されてい
る。また、圧縮バネ321の一部は、中立復帰部材31
7の上面部317aおよび下面部317bに形成された
凹状の切り欠き343,343を通じて、上面部317
aの上方および下面部317bの下方に突出している。
したがって、押圧部材314の移動に伴って中立復帰部
材317が図中矢印方向に移動されると、中立復帰部材
317の上面部317aおよび下面部317が圧縮バネ
321と当接して、圧縮バネ321がさらに圧縮され
る。
【0054】図11に示すように、ハウジング319に
は、板バネ押し部材318と対向する位置に、基板32
5が固定されている。基板325の上面には、4つのタ
クトスイッチ326a,326b,326c,326d
が実装されている。 図14(図11のD方向矢視図)
にも示すように、基板325の上面の一端側には、互い
に軸方向に位置をずらして2つのタクトスイッチ326
a,326bが設けられている。また、基板325の上
面の他端側には、互いに軸方向に位置をずらして2つの
タクトスイッチ326c,326dが設けられている。
また、基板325には、ネジ349,349によって、
板バネ327が固定されている。この板バネ327は、
各タクトスイッチ326a,326b,326c,3
26dのスイッチ部326a´,326b´,326c
´,326d´を押圧可能な位置に、4つの押圧バネ3
28a,328b,328c,328dを有している。
【0055】次に、 上記構成のアクチュエータ操作指
示機構300の動作について説明する。
【0056】まず、操作レバー部303が図9に矢印で
示すW方向に回動操作されると、回転部305が回転さ
れ、回転部305に締結されたリンク脚306とリンク
302とを介して押圧部材314がガイド部材330に
沿って図11中の左方向に移動する。この状態が図15
の(a)に示されている。図示のように、押圧部材31
4に固定された中立復帰部材317は、押圧部材314
に伴って移動し、バネ321を長さsだけ収縮させる。
また、この時、中立復帰部材317に固定された板バネ
押し部材318の凸部318aが板バネ327の押圧バ
ネ328aを下側に押圧する。したがって、タクトスイ
ッチ326aのスイッチ部326a´が押圧バネ328
aによって押され、タクトスイッチ326aがONされ
る。
【0057】この状態からさらに操作レバー部303が
W方向に回動操作されると、図15の(b)に示すよう
に、バネ321が長さs´収縮されるとともに、凸部3
18aが板バネ327の押圧バネ328bをも下側に押
圧し、押圧バネ328bによってタクトスイッチ326
bのスイッチ部326b´が押されて、タクトスイッチ
326bもONされる。
【0058】なお、この状態で、操作レバー部303か
ら手を放すと、コイルバネ321の付勢力によって中立
復帰部材317が中立位置に押し戻され、タクトスイッ
チ326a,326bがOFFとなり、さらに、操作レ
バー部303も中立位置に戻される。
【0059】一方、操作レバー部303が図9に矢印で
示すT方向に回動操作されると、回転部305が回転さ
れ、回転部305に締結されたリンク脚306とリンク
302とを介して押圧部材314がガイド部材330に
沿って図11中の右方向に移動する。この状態が図16
の(a)に示されている。図示のように、押圧部材31
4に固定された中立復帰部材317は、押圧部材314
に伴って移動し、バネ321を長さsだけ収縮させる。
また、この時、中立復帰部材317に固定された板バネ
押し部材318の凸部318bが板バネ327の押圧バ
ネ328cを下側に押圧する。したがって、タクトスイ
ッチ326cのスイッチ部326c´が押圧バネ328
cによって押され、タクトスイッチ326cがONされ
る。
【0060】この状態からさらに操作レバー部303が
W方向に回動操作されると、図16の(b)に示すよう
に、バネ321が長さs´収縮されるとともに、凸部3
18bが板バネ327の押圧バネ328dをも下側に押
圧し、押圧バネ328dによってタクトスイッチ326
dのスイッチ部326d´が押されて、タクトスイッチ
326dもONされる。
【0061】なお、この状態で、操作レバー部303か
ら手を放すと、コイルバネ321の付勢力によって中立
復帰部材317が中立位置に押し戻され、タクトスイッ
チ326c,326dがOFFとなり、さらに、操作レ
バー部303も中立位置に戻される。
【0062】タクトスイッチ326a,326b,32
6c,326dの出力信号は、制御回路63(図2参
照)に入力される。制御回路63は、タクトスイッチ3
26aがONされると、ズームレンズ50が遅いスピー
ドでズームアウトの方向に移動されるようにアクチュエ
ータ53の駆動を制御し、タクトスイッチ326bがO
Nされると、ズームレンズ50が速いスピードでズーム
アウトの方向に移動されるようにアクチュエータ53の
駆動を制御する。また、制御回路63は、タクトスイッ
チ326cがONされると、ズームレンズ50が遅いス
ピードでズームインの方向に移動されるようにアクチュ
エータ53の駆動を制御し、タクトスイッチ326dが
ONされると、ズームレンズ50が速いスピードでズー
ムインの方向に移動されるようにアクチュエータ53の
駆動を制御する。
【0063】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、操作レバー部303を回動動作することによって、
画面のズームを所望の方向に動かすことができる。ま
た、操作レバー部303の回動量によって、緩急2つの
ズームスピードを任意に選択することができる。
【0064】また、本実施形態では、操作レバー303
の回転部305にOリング311a,311bが設けら
れているため、防水構造を保つことができる。また、回
転部305の摺動部にテフロン製のワッシャ313a,
313b,313cが設けられているため、操作レバー
303の操作力量を軽くすることができる。
【0065】さらに、本実施形態では、中立復帰用のコ
イルバネ321が設けられているため、操作レバー30
3を中立位置に確実に戻すことができる。
【0066】なお、以上説明した技術内容によれば、以
下に示すような各種の構成が得られる。
【0067】1.アクチュエータにより被駆動体を駆動
する内視鏡と、前記被駆動体を駆動制御する制御装置と
を有する内視鏡装置において、前記内視鏡には操作レバ
ーが設けられ、この操作レバーの操作指令により前記制
御装置が前記アクチュエータを駆動制御することを特徴
とする内視鏡装置。
【0068】2.前記操作レバーは、その一端に操作S
W部を有することを特徴とする第1項に記載の内視鏡装
置。
【0069】3.アクチュエータにより被駆動体を駆動
する内視鏡と、前記被駆動体を駆動制御する制御装置と
を有する内視鏡装置において、前記内視鏡には操作SW
部が設けられ、この操作SW部の操作指令により前記制
御装置が前記アクチュエータを駆動制御することを特徴
とする内視鏡装置。
【0070】4.前記操作SW部がタクトSWからなる
ことを特徴とする第2項または第3項に記載の内視鏡装
置。
【0071】5.前記操作SW部がボリュームからなる
ことを特徴とする第2項または第3項に記載の内視鏡装
置。
【0072】6.前記ボリュームがセンタークリックを
有することを特徴とする第5項に記載の内視鏡装置。
【0073】7.前記操作SW部がホトインタラプタか
らなることを特徴とする第2項または第3項に記載の内
視鏡装置。
【0074】8.前記操作SW部が歪ゲ−ジからなるこ
とを特徴とする第2項または第3項に記載の内視鏡装
置。
【0075】9.前記操作SW部が2段SWを有するこ
とを特徴とする第2項または第3項に記載の内視鏡装
置。
【0076】10.前記操作レバーの回転半径が、内視
鏡の操作部に設けられた湾曲操作ノブの回転半径よりも
大きいことを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。
【0077】11.前記操作レバーの回転中心が前記湾
曲操作ノブの回転中心と同一であることを特徴とする第
10項に記載の内視鏡装置。
【0078】12.前記操作レバーの指当て部と前記湾
曲操作ノブとが互いに誤操作しないレベルの間隔を有し
ていることを特徴とする第10項に記載の内視鏡装置。
【0079】13.前記操作レバーは中立復帰可能であ
ることを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。
【0080】14.前記被駆動体がズームレンズである
ことを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に
記載の内視鏡装置。
【0081】15.前記被駆動体がフォーカスレンズで
あることを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1
項に記載の内視鏡装置。
【0082】16.前記被駆動体が光路偏向装置である
ことを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に
記載の内視鏡装置。
【0083】なお、光路偏向装置は例えば視野変換レン
ズである。視野変換レンズとは、視野方向を変化させる
ことができる光学系のことである。視野変換レンズ(例
えばプリズム)をアクチュエータによって駆動(回転
等)させることで、光軸の方向を変える(偏向)ことが
できる。無論、観察光路の光軸を偏向せず、照明光路の
光軸を偏向しても同様の効果が得られる。
【0084】17.前記被駆動体が観察光学系の1部に
設けられた絞りであることを特徴とする第1項ないし第
3項のいずれか1項に記載の内視鏡装置。
【0085】18.前記アクチュエータが圧電式アクチ
ュエータであることを特徴とする第1項ないし第3項の
いずれか1項に記載の内視鏡装置。
【0086】19.内視鏡に設けられた被駆動体を駆動
するアクチュエータと、前記アクチュエータに駆動電力
を供給する駆動回路と、この駆動回路による前記アクチ
ュエータの駆動を制御する制御回路と、この制御回路に
制御信号を供給するシーソーSWとを有することを特徴
とする内視鏡装置。
【0087】20.前記シーソーSWの押し付け力に応
じてアクチュエータによる被駆動体の移動スピードが制
御されることを特徴とする第19項に記載の内視鏡装
置。
【0088】21.前記シーソーSWの操作量に応じて
アクチュエータによる被駆動体の移動スピードが制御さ
れることを特徴とする第19項に記載の内視鏡装置。
【0089】22.操作部にアクチュエータ操作用のシ
ーソーSWとアクチュエータ操作用以外の第2のSWと
が設けられた内視鏡において、操作部を把持する手の親
指の延長軸に対して垂直方向に動作するように前記シー
ソーSWを設置し、このシーソーSWの谷間部の先に前
記第2のSWを設けたことを特徴とする内視鏡。
【0090】23.前記第2のSWは、レリーズSW、
フリーズSW、VTRオン/オフSW,測光切り換えS
W,ビデオプリンタのオン/オフSWの何れかであるこ
とを特徴とする第22項に記載の内視鏡。
【0091】第19項〜第23項の構成によれば、操作
性の良い内視鏡装置を提供できる。なお、従来(特開平
6−315282号公報等参照)は、被駆動体を駆動指
示するための操作SWがない。
【0092】24.オートフォーカスのON/OFFス
イッチを設けたことを特徴とする内視鏡。
【0093】25.拡大時のみオートフォーカスするこ
とを特徴とする第24項に記載の内視鏡。
【0094】26.オートフォーカスON以外のときは
広角となることを特徴とする第24項に記載の内視鏡。
【0095】第24項〜第26項の構成によれば、必要
に応じて簡単にピント合わせが出来る内視鏡装置を提供
できる。なお、従来( 特開平7−359号公報等参
照)、ズームレンズを有した内視鏡が知られているが、
オートフォーカス内視鏡については知られていない。
【0096】27.拡大率可変内視鏡において、拡大率
に応じて適切な光量に制御する手段を有することを特徴
とする内視鏡。
【0097】28.拡大率を検出して、それに応じて光
量を制御する手段を有することを特徴とする第27項に
記載の内視鏡。
【0098】29.拡大率アップSWが押されたかを検
出して、検出時光量をアップする手段を有することを特
徴とする第27項に記載の内視鏡。
【0099】30.拡大率アップSWが所定時間以上押
されたかを検出して、検出時光量をアップする手段を有
することを特徴とする第27項に記載の内視鏡。
【0100】第27項〜第30項の構成によれば、構成
が簡単で拡大時でも明るい内視鏡装置を提供できる。な
お、従来( 特開平7−359号公報等参照)、視野角
の変化に応じて照明範囲を可変する内視鏡が知られてい
るが、照明範囲を可変する機構が複雑であった。
【0101】31.アクチュエータにより光軸方向に前
後移動するズームレンズを有する内視鏡と前記アクチュ
エータを制御する制御装置とを具備する内視鏡装置にお
いて、前記内視鏡に配置され回動自在な操作レバーを有
し、前記操作レバーの回動により前記制御装置が作用す
ることを特徴とする内視鏡装置。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡装
置によれば、内視鏡に設けられた被駆動体の操作手段を
良好な操作性が確保し得る態様で内視鏡の操作部に容易
に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置の概
略システム図である。
【図2】図1の内視鏡装置の電気回路図である。
【図3】図1の内視鏡装置を構成する拡大式電子内視鏡
の要部を概略的に示した模式図である。
【図4】図3の内視鏡のスイッチユニットの断面図であ
る。
【図5】処置具起上台を有する内視鏡の要部を概略的に
示した模式図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施形態に係る内視鏡
装置の操作スイッチの取り付け状態を示した平面図、
(b)は(a)のB方向矢視図、(c)は(a)のA方
向矢視図である。
【図7】図6の操作スイッチを指で操作する様子を示す
図である。
【図8】図6の操作スイッチの変形例を示す平面図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡装置を構
成する拡大式電子内視鏡の要部を概略的に示した模式図
である。
【図10】図9の内視鏡の操作部に設けられたレバー部
の周辺の構造を示す断面図である。
【図11】図9の内視鏡の操作部に設けられたスイッチ
ユニットの平面図である。
【図12】図11のEーE線に沿う断面図である。
【図13】図11のCーC線に沿う断面図である。
【図14】図11のD方向矢視図である。
【図15】図11のスイッチユニットの動作の一動作態
様を示す平面図である。
【図16】図11のスイッチユニットの動作の一動作態
様を示す平面図である。
【符号の説明】
9,303…操作レバー 11…回転中心軸 21…内視鏡 22…挿入部 23…操作部 23a…湾曲操作ノブ 27…湾曲部 50…ズームレンズ(レンズ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象部内に挿入される挿入部と、 前記挿入部の先端部に形成される湾曲動作可能な湾曲部
    と、 前記挿入部の基端側に接続される操作部と、 前記操作部に回動可能に配設され、前記湾曲部を湾曲操
    作するための湾曲操作ノブと、 前記湾曲操作ノブの回転中心軸を中心に回動し、対物レ
    ンズ系のレンズをその光軸方向に沿って移動させるため
    の操作レバーと、 を具備することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーは、前記操作部を保持す
    る操作者に向けて、前記操作部の側面と前記湾曲操作ノ
    ブとの間に配設されていることを特徴とする請求項1に
    記載の内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーの回転半径が前記湾曲操
    作ノブの回転半径よりも大きいことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の内視鏡装置。
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