JP2001035859A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合バイポーラトランジスタInfo
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- JP2001035859A JP2001035859A JP11206414A JP20641499A JP2001035859A JP 2001035859 A JP2001035859 A JP 2001035859A JP 11206414 A JP11206414 A JP 11206414A JP 20641499 A JP20641499 A JP 20641499A JP 2001035859 A JP2001035859 A JP 2001035859A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エミッタ層とエミッタキャップ層との間の再
結合に起因するベース漏れ電流を低下させ、電流利得を
向上できるヘテロ接合バイポーラトランジスタを提供す
る。 【解決手段】 III −V族化合物半導体を用いて、少な
くともベース層5と、該ベース層5よりも大きなエネル
ギーギャップを持つ材料で形成されたエミッタ層4と、
キャップ層2とが順次積層されたヘテロ接合バイポーラ
トランジスタにおいて、上記エミッタ層4と上記キャッ
プ層2との間に、そのエミッタ層4よりも高濃度の不純
物が添加された薄膜層3を挿入する。
結合に起因するベース漏れ電流を低下させ、電流利得を
向上できるヘテロ接合バイポーラトランジスタを提供す
る。 【解決手段】 III −V族化合物半導体を用いて、少な
くともベース層5と、該ベース層5よりも大きなエネル
ギーギャップを持つ材料で形成されたエミッタ層4と、
キャップ層2とが順次積層されたヘテロ接合バイポーラ
トランジスタにおいて、上記エミッタ層4と上記キャッ
プ層2との間に、そのエミッタ層4よりも高濃度の不純
物が添加された薄膜層3を挿入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタに係り、特にIII −V族化合物半導体
を用いて形成されたヘテロ接合バイポーラトランジスタ
に関するものである。
ーラトランジスタに係り、特にIII −V族化合物半導体
を用いて形成されたヘテロ接合バイポーラトランジスタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ(HBT)の材料として、III −V族化合物半導体
が用いられている。
スタ(HBT)の材料として、III −V族化合物半導体
が用いられている。
【0003】従来のHBTを構成するエピタキシャルウ
ェハの断面図を図2に示す。
ェハの断面図を図2に示す。
【0004】図2に示すように、従来のHBT用エピタ
キシャルウェハは、基板17上に、サブコレクタ層1
6、コレクタ層15、ベース層14、エミッタ層13、
エミッタキャップ層12、及びコンタクト層11が積層
されて構成されている。
キシャルウェハは、基板17上に、サブコレクタ層1
6、コレクタ層15、ベース層14、エミッタ層13、
エミッタキャップ層12、及びコンタクト層11が積層
されて構成されている。
【0005】このエピタキシャルウェハにより作製され
るHBTの特長の一つとして、ベース層14に用いる半
導体よりも大きなバンドギャップを持つ半導体をエミッ
タ層13に用いることにより、ベース層14からエミッ
タ層13への漏れ電流を抑制して電流利得を向上できる
効果が挙げられる。
るHBTの特長の一つとして、ベース層14に用いる半
導体よりも大きなバンドギャップを持つ半導体をエミッ
タ層13に用いることにより、ベース層14からエミッ
タ層13への漏れ電流を抑制して電流利得を向上できる
効果が挙げられる。
【0006】すなわち、HBTは、エミッタ接地回路ベ
ース層14に流す電流Ibによってコレクタ層15に流
れる電流Icを制御し、その電流利得β(=Ic/I
b)は、理論的にはエミッタ層13に用いる材料のバン
ドギャップに強く依存する。
ース層14に流す電流Ibによってコレクタ層15に流
れる電流Icを制御し、その電流利得β(=Ic/I
b)は、理論的にはエミッタ層13に用いる材料のバン
ドギャップに強く依存する。
【0007】このため、III −V族化合物半導体を用い
たHBTの中でも、結晶性の良好な基板が得られるGa
As(ガリウム砒素)ウェハを用い、GaAsをエピタ
キシャル成長してサブコレクタ層16、コレクタ層1
5、ベース層14を形成し、そのベース層14上にそれ
に格子整合したエミッタ層13の材料として、バンドギ
ャップが室温で1.85eV以上が期待されるInGa
P(インジウム・ガリウム・燐)を用いたHBTが高い
電流利得βを得られる材料として期待されている。
たHBTの中でも、結晶性の良好な基板が得られるGa
As(ガリウム砒素)ウェハを用い、GaAsをエピタ
キシャル成長してサブコレクタ層16、コレクタ層1
5、ベース層14を形成し、そのベース層14上にそれ
に格子整合したエミッタ層13の材料として、バンドギ
ャップが室温で1.85eV以上が期待されるInGa
P(インジウム・ガリウム・燐)を用いたHBTが高い
電流利得βを得られる材料として期待されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、電流利得βが低下する原因の一つとして、ベース
電流Ibの漏れがある。これは、従来、ベース層バルク
内のキャリア再結合、エミッタ層バルク内のキャリア再
結合、ベース層14とエミッタ層13との間の界面の再
結合が支配的であると考えられてきた。
うに、電流利得βが低下する原因の一つとして、ベース
電流Ibの漏れがある。これは、従来、ベース層バルク
内のキャリア再結合、エミッタ層バルク内のキャリア再
結合、ベース層14とエミッタ層13との間の界面の再
結合が支配的であると考えられてきた。
【0009】しかしながら、InGaPエミッタ層13
を有するHBTの場合、エミッタ層13とエミッタキャ
ップ層12との界面での再結合が無視できない状況にあ
り、この再結合が電流利得βを低下させる原因となって
いることが分かった。
を有するHBTの場合、エミッタ層13とエミッタキャ
ップ層12との界面での再結合が無視できない状況にあ
り、この再結合が電流利得βを低下させる原因となって
いることが分かった。
【0010】そこで、本発明の目的は、エミッタ層とエ
ミッタキャップ層との間の再結合に起因するベース漏れ
電流を低下させ、電流利得を向上できるヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタを提供することにある。
ミッタキャップ層との間の再結合に起因するベース漏れ
電流を低下させ、電流利得を向上できるヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、III −V族化合物半導体を用い
て、少なくともベース層と、該ベース層よりも大きなエ
ネルギーギャップを持つ材料で形成されたエミッタ層
と、キャップ層とが順次積層されたヘテロ接合バイポー
ラトランジスタにおいて、上記エミッタ層と上記キャッ
プ層との間に、そのエミッタ層の不純物濃度よりも高濃
度の不純物が添加された薄膜層が挿入されているもので
ある。
に請求項1の発明は、III −V族化合物半導体を用い
て、少なくともベース層と、該ベース層よりも大きなエ
ネルギーギャップを持つ材料で形成されたエミッタ層
と、キャップ層とが順次積層されたヘテロ接合バイポー
ラトランジスタにおいて、上記エミッタ層と上記キャッ
プ層との間に、そのエミッタ層の不純物濃度よりも高濃
度の不純物が添加された薄膜層が挿入されているもので
ある。
【0012】請求項2の発明は、上記エミッタ層は、I
nGaP(インジウム・ガリウム・燐)で形成されてい
るものである。
nGaP(インジウム・ガリウム・燐)で形成されてい
るものである。
【0013】請求項3の発明は、上記キャップ層は、G
aAs(ガリウム砒素)又はAlGaAs(アルミニウ
ム・ガリウム・砒素)で形成されているものである。
aAs(ガリウム砒素)又はAlGaAs(アルミニウ
ム・ガリウム・砒素)で形成されているものである。
【0014】請求項4の発明は、上記薄膜層は、InG
aP、GaAs、又はAlGaAsで形成されていると
共に、上記エミッタ層と上記キャップ層のうち、いずれ
かキャリア濃度が低い方の濃度よりも高濃度になるよう
に不純物が添加されているものである。
aP、GaAs、又はAlGaAsで形成されていると
共に、上記エミッタ層と上記キャップ層のうち、いずれ
かキャリア濃度が低い方の濃度よりも高濃度になるよう
に不純物が添加されているものである。
【0015】すなわち、本発明の要点は、上記問題を解
決するために、高濃度不純物を添加した薄膜層をエミッ
タ層とキャップ層との間に挿入する構造とすることにあ
る。
決するために、高濃度不純物を添加した薄膜層をエミッ
タ層とキャップ層との間に挿入する構造とすることにあ
る。
【0016】上記構成によれば、エミッタ層とエミッタ
キャップ層との界面電荷が遮蔽され、エミッタ層とエミ
ッタキャップ層との間の再結合が防止される。これによ
り、ベース漏れ電流を低下でき、電流利得が向上する。
キャップ層との界面電荷が遮蔽され、エミッタ層とエミ
ッタキャップ層との間の再結合が防止される。これによ
り、ベース漏れ電流を低下でき、電流利得が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
を添付図面に基づいて詳述する。
【0018】図1に本発明にかかるInGaP/GaA
s系HBT用エピタキシャルウェハ(半導体ウェハ)の
断面図を示す。
s系HBT用エピタキシャルウェハ(半導体ウェハ)の
断面図を示す。
【0019】図1に示すように、HBT用エピタキシャ
ルウェハは、III −V族化合物半導体であるGaAs基
板8上に、GaAsで形成されたサブコレクタ層7と、
GaAsで形成されたコレクタ層6と、GaAsで形成
されたベース層5と、そのベース層5よりも大きなエネ
ルギーギャップを持つInGaPで形成されたエミッタ
層4と、GaAsに高濃度の不純物が添加された薄膜層
3と、GaAsで形成されたエミッタキャップ層2と、
InGaAsで形成されたコンタクト層1とが順次積層
されて構成されている。
ルウェハは、III −V族化合物半導体であるGaAs基
板8上に、GaAsで形成されたサブコレクタ層7と、
GaAsで形成されたコレクタ層6と、GaAsで形成
されたベース層5と、そのベース層5よりも大きなエネ
ルギーギャップを持つInGaPで形成されたエミッタ
層4と、GaAsに高濃度の不純物が添加された薄膜層
3と、GaAsで形成されたエミッタキャップ層2と、
InGaAsで形成されたコンタクト層1とが順次積層
されて構成されている。
【0020】薄膜層3は、エミッタ層4又はエミッタキ
ャップ層2のキャリア密度よりも低い濃度では界面電荷
を遮蔽する効果が見られないので、いずれかキャリア濃
度が低い方の濃度よりも高濃度になるように不純物が添
加されている。
ャップ層2のキャリア密度よりも低い濃度では界面電荷
を遮蔽する効果が見られないので、いずれかキャリア濃
度が低い方の濃度よりも高濃度になるように不純物が添
加されている。
【0021】さらに、薄膜層3の厚さは、1原子層厚さ
(約0.3nm)以上で形成されている。尚、1原子層
厚さ程度の場合には、面密度が高くなるように高濃度の
不純物が添加される。
(約0.3nm)以上で形成されている。尚、1原子層
厚さ程度の場合には、面密度が高くなるように高濃度の
不純物が添加される。
【0022】次に、作用を説明する。
【0023】図1に示したウェハから作製されたHBT
は、エミッタ層4とエミッタキャップ層2との間に薄膜
層3が挿入されているため、エミッタ層4とエミッタキ
ャップ層2の反対の導電特性を持つ電荷の発生が抑制さ
れ、ベース層5に対する障壁が実効的に高くなる。これ
により、エミッタ層4への少数キャリアの流入が防止さ
れ、キャリア再結合を減少させることができる。
は、エミッタ層4とエミッタキャップ層2との間に薄膜
層3が挿入されているため、エミッタ層4とエミッタキ
ャップ層2の反対の導電特性を持つ電荷の発生が抑制さ
れ、ベース層5に対する障壁が実効的に高くなる。これ
により、エミッタ層4への少数キャリアの流入が防止さ
れ、キャリア再結合を減少させることができる。
【0024】その結果、ベース電流Ibの漏れが小さく
なると共にコレクタ電流Icが増大し、電流利得β(=
Ic/Ib)が増大する。
なると共にコレクタ電流Icが増大し、電流利得β(=
Ic/Ib)が増大する。
【0025】また、本実施の形態の変形例として、エミ
ッタ層4を、InGaAsP(インジウム・ガリウム・
砒素・燐)、InAlGaP(インジウム・アルミニウ
ム・ガリウム・燐)等、V族元素としてPを含む材料で
形成し、エミッタキャップ層2をAlGaAs等の材料
で形成しても、本実施の形態と同様の効果が得られる。
ッタ層4を、InGaAsP(インジウム・ガリウム・
砒素・燐)、InAlGaP(インジウム・アルミニウ
ム・ガリウム・燐)等、V族元素としてPを含む材料で
形成し、エミッタキャップ層2をAlGaAs等の材料
で形成しても、本実施の形態と同様の効果が得られる。
【0026】次に、本発明の薄膜層により増大する電流
利得について説明する。
利得について説明する。
【0027】まず、図1に示したHBTの薄膜層の厚さ
を10nm一定とし、薄膜層の不純物濃度を変えて2つ
のHBTを作製し、キャリア濃度に対するそれらの電流
利得βを測定した。
を10nm一定とし、薄膜層の不純物濃度を変えて2つ
のHBTを作製し、キャリア濃度に対するそれらの電流
利得βを測定した。
【0028】その測定結果を図3に示す。
【0029】図中、実線で黒四角をつないだ線はコレク
タ電流密度が200A・cm-2のHBTの電流利得βを
示しており、破線で黒四角をつないだ線はコレクタ電流
密度が2A・cm-2のHBTの電流利得βを示してい
る。
タ電流密度が200A・cm-2のHBTの電流利得βを
示しており、破線で黒四角をつないだ線はコレクタ電流
密度が2A・cm-2のHBTの電流利得βを示してい
る。
【0030】図3より明らかなように、不純物濃度が高
濃度になるほど電流利得βが改善(向上)されており、
特に、低コレクタ電流密度の場合に電流利得の向上が顕
著である。
濃度になるほど電流利得βが改善(向上)されており、
特に、低コレクタ電流密度の場合に電流利得の向上が顕
著である。
【0031】全体として、本発明は、薄膜層の挿入によ
って従来の約2倍の電流利得βの増加効果が見られる。
って従来の約2倍の電流利得βの増加効果が見られる。
【0032】尚、本実施の形態ではエミッタ層4の材質
をInGaPとしたが、本発明はInGaPに限定され
ず、In、Ga、Al、As、Pの元素の組み合わせに
より形成される混晶にも適用できる。
をInGaPとしたが、本発明はInGaPに限定され
ず、In、Ga、Al、As、Pの元素の組み合わせに
より形成される混晶にも適用できる。
【0033】また、本実施の形態ではエミッタキャップ
層2の材質をGaAsとしたが、本発明は、これらのII
I −V族半導体に限定されず、エミッタ層4の材質より
も小さなエネルギーギャップを持つ半導体結晶にも適用
できる。
層2の材質をGaAsとしたが、本発明は、これらのII
I −V族半導体に限定されず、エミッタ層4の材質より
も小さなエネルギーギャップを持つ半導体結晶にも適用
できる。
【0034】さらに、エミッタ層4とエミッタキャップ
層2との間に挿入する薄膜層3も、InGaP、GaA
s、AlGaAsに限定されず、これら以外の半導体結
晶を適用できることは言うまでもない。
層2との間に挿入する薄膜層3も、InGaP、GaA
s、AlGaAsに限定されず、これら以外の半導体結
晶を適用できることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、エミッタ
層とエミッタキャップ層との間に薄膜層を挿入すること
により、エミッタ層とエミッタキャップ層との間の再結
合に起因するベース漏れ電流を低下でき、電流利得を増
大することができる。
層とエミッタキャップ層との間に薄膜層を挿入すること
により、エミッタ層とエミッタキャップ層との間の再結
合に起因するベース漏れ電流を低下でき、電流利得を増
大することができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタを構成するエピタキシャルウェハの断
面図である。
ーラトランジスタを構成するエピタキシャルウェハの断
面図である。
【図2】従来のヘテロ接合バイポーラトランジスタを構
成するエピタキシャルウェハの断面図である。
成するエピタキシャルウェハの断面図である。
【図3】本発明におけるキャリア濃度に対する電流利得
の変化を示した図である。
の変化を示した図である。
2 GaAsエミッタキャップ層 3 GaAs高濃度不純物添加薄膜層 4 InGaPエミッタ層 5 GaAsベース層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤生 真二郎 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5F003 BA92 BE01 BF06 BM02 BM03
Claims (4)
- 【請求項1】 III −V族化合物半導体を用いて、少な
くともベース層と、該ベース層よりも大きなエネルギー
ギャップを持つ材料で形成されたエミッタ層と、キャッ
プ層とが順次積層されたヘテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、上記エミッタ層と上記キャップ層との間
に、そのエミッタ層の不純物濃度よりも高濃度の不純物
が添加された薄膜層が挿入されていることを特徴とする
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 - 【請求項2】 上記エミッタ層は、InGaPで形成さ
れている請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ。 - 【請求項3】 上記キャップ層は、GaAs又はAlG
aAsで形成されている請求項1記載のヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタ。 - 【請求項4】 上記薄膜層は、InGaP、GaAs、
又はAlGaAsで形成されていると共に、上記エミッ
タ層と上記キャップ層のうち、いずれかキャリア濃度が
低い方の濃度よりも高濃度になるように不純物が添加さ
れている請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206414A JP2001035859A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206414A JP2001035859A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001035859A true JP2001035859A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16522982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206414A Pending JP2001035859A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001035859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744078B2 (en) | 2001-07-04 | 2004-06-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Heterojunction structure with a charge compensation layer formed between two group III-V semiconductor layers |
US6781165B2 (en) | 2002-03-26 | 2004-08-24 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Hetero-junction bipolar transistor with gold out-diffusion barrier made from InP or InGaP |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206414A patent/JP2001035859A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744078B2 (en) | 2001-07-04 | 2004-06-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Heterojunction structure with a charge compensation layer formed between two group III-V semiconductor layers |
US6781165B2 (en) | 2002-03-26 | 2004-08-24 | Fujitsu Quantum Devices Limited | Hetero-junction bipolar transistor with gold out-diffusion barrier made from InP or InGaP |
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