JP2001035673A - 自転車用点灯装置 - Google Patents

自転車用点灯装置

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JP2001035673A
JP2001035673A JP2000063590A JP2000063590A JP2001035673A JP 2001035673 A JP2001035673 A JP 2001035673A JP 2000063590 A JP2000063590 A JP 2000063590A JP 2000063590 A JP2000063590 A JP 2000063590A JP 2001035673 A JP2001035673 A JP 2001035673A
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voltage
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Makoto Uchida
誠 内田
Yasuhiro Tsukui
康宏 津久井
Masayoshi Kano
正芳 狩野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車用点灯装置を、走行初期状態でハブダ
イナモの電圧が低い状態であっても、ランプの明るさが
充分なものになるように構成する。 【解決手段】 自転車用点灯制御回路5を、ハブダイナ
モ3の電圧検知をするべく所定電圧で励磁するリレーコ
イル8aを用いた電圧検知回路7と、該電圧検知回路7
と並列となる関係のランプ点灯選択回路11と、メイン
ランプ点灯規制回路9とを備えて構成し、ハブダイナモ
3が予め設定される電圧以上となり、周囲の照度が暗く
なることに基づいてリレーコイル8aを励磁させ、これ
に伴い、ランプ点灯選択回路11のスイッチ接点8bが
第一端子1から第二端子N2に切換わってメインランプ
1が点灯する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車に設けられ
たダイナモの発電に伴い点灯する自転車用点灯装置の技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種自転車用点灯装置は、自
転車の前部に設けたランプをダイナモにより発電した電
力を用いて点灯するようにしている。ところでこのもの
では、自転車の低速走行時ではダイナモ電源の電圧が小
さく、このためどうしてもランプの照度(明るさ)が充
分でなく、低速時におけるランプの照度向上が問題とな
っている。そこで、従来、昼間のダイナモの発電エネル
ギーを充電池に充電させる一方、該充電池にサブランプ
を接続して点灯させ、照度が低下する低速時の照度補助
をするようにしたもの、あるいは、ダイナモの他に補助
電池を搭載し、車速が所定の速度に達してダイナモ電源
の電圧が所定値に達するまでのあいだは補助電池からの
電源でランプを点灯し、これによって必要な照度を得る
ようにしたものが提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のもの
は、ダイナモ電源を受けて充電するように配線した充電
池と、該充電池からの電源を受けてサブランプが点灯す
るように設定した制御回路とを設ける必要があり、この
ため点灯装置自体が大型化するうえコストアップすると
いう問題がある。一方、後者のものも、補助電池と、該
補助電池の消耗を可及的に小さくするための制御回路と
が必要となって、この場合においても点灯装置の大型
化、コストアップ等の問題が避けられない。さらに後者
の補助電池搭載式のものでは、補助電池の電池切れとい
う問題もあり、この場合ではメンテナンスが面倒になる
という不都合が生じ、これらに本発明が解決しようとす
る課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、メインランプと、低電圧状態で
は前記メインランプよりも明るいサブランプと、ダイナ
モ電源の電圧検知をする電圧検知回路と、該検知された
電圧が予め設定される設定電圧以上ではメインランプを
点灯させ、設定電圧以下ではサブランプを点灯させるべ
くランプの点灯を選択をするランプ点灯選択回路とを備
えて構成したものである。そして、このようにすること
によって、予め設定される電圧以下の定電圧状態では、
メインランプより明るいサブランプが点灯して低速時に
おける照度を充分に確保できるものでありながら、充電
池や補助電池等を不要にできる。このものにおいて、本
発明の電圧検知回路は、予め設定される電圧に達したこ
とに基づいて励磁する感動型のリレースイッチにより構
成されているものとすることができる。また、本発明は
メインランプと、低車速状態では前記メインランプより
も明るいサブランプと、車速を検知する車速検知回路
と、該検知された車速が予め設定される設定車速以上で
はメインランプを点灯させ、設定車速以下ではサブラン
プを点灯させるべくランプの点灯を選択するランプ点灯
選択回路とを備えて構成したものであり、このようにし
ても、低速状態でより明るいサブランプを点灯できて、
低速時における照度の改善ができる。このものにおい
て、周囲の照度を検知し、該検知照度が予め設定される
設定照度より明るいときにはメインランプの点灯を規制
するメインランプ点灯規制回路とをさらに備えて構成さ
れているものとすることができる。さらにこのものにお
いて、本発明のメインランプとサブランプとは等しい定
格電圧を有したものとすることができる。またこのもの
において、本発明のメインランプとサブランプとは異な
る定格電圧を有したものであるものとすることができ
る。さらにまたこのものにおいて、本発明のランプ点灯
選択回路にはサブランプに過電流が流れるのを保護する
ためのランプ保護回路が設けられているものとすること
ができる。さらにこのものにおいて、本発明のランプ保
護回路はメインランプも保護するように配線されている
ものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
を図1〜図3の図面に基づいて説明する。図面におい
て、1は自転車の前部に設けられるメインランプであっ
て、該メインランプ1は、ここでは定格電圧が6V、消
費電力が2.4W(0.4A)のものに設定されてい
る。一方、2はメインランプ1の近傍に設けられたサブ
ランプであって、該サブランプ2は、定格電圧が3.8
V、消費電力が1.14W(0.3A)に設定されてお
り、このように電圧、消費電力を小さいものにして、後
述するようにサブランプ2の低電圧時における照度を、
同電圧下のメインランプ1よりも高い(明るい)状態と
するように設定されている。
【0006】3は自転車の車輪4に設けられたハブダイ
ナモであって、該ハブダイナモ3は、そのロータが車輪
の回転に伴い回転することで発電される設定となってお
り、その構成は従来汎用されているものが用いられてい
るのでここではその詳細については省略する。そして、
該ハブダイナモ3と前記メインランプ1、サブランプ2
とが自転車用点灯制御回路5を介して接続されている。
【0007】さて、前記自転車用点灯制御回路5の第一
の実施の形態について図2の回路図に基づいて説明す
る。ハブダイナモ3にはブリッジ型全波整流器Recが
接続され、該ブリッジ型全波整流器Recにより整流さ
れた電源に、コンデンサCからなる平滑回路6と電圧検
知回路7とが互いに並列となる関係で接続されている。
前記電圧検知回路7は、ブリッジ型全波整流器Recの
+ラインと−ラインのあいだに接続され、後述するリレ
ースイッチ8を構成するリレーコイル8aを感動型にす
ることにより構成されている。つまり、リレーコイル8
aは、リレーコイル8aを流れる電圧が予め設定される
電圧に達したことに基づいて励磁する感動型のものに構
成されており、具体的には、ハブダイナモ3の電圧が略
3.5Vを越える状態となることに基づいて励磁するよ
うに設定されている。このため、ハブダイナモ3の電圧
が3.5Vに達するまではリレーコイル8aへの通電が
あったとしても励磁することはない。因みに、ハブダイ
ナモ3の発電電圧が前記設定電圧である3.5Vになる
状態とは、自転車の速度が時速7キロ(7km/h)に
達したときに略相当するものとなっている。
【0008】さらに、この電圧検知回路7には、リレー
コイル8aに対しメインランプ点灯規制回路9が接続さ
れ、リレーコイル8aへの通電は、該リレーコイル8a
に流れる電流が3.5V以上であり、かつ、周囲が暗い
ときにのみなされるように設定されている。つまり、メ
インランプ点灯規制回路9は所謂照度検知回路で構成さ
れ、ブリッジ型全波整流器Recの+ラインとブリッジ
型全波整流器Recの−ラインとのあいだに直列接続さ
れる硫化カドミウムセルCdS(照度検知手段)および
第三抵抗R3、これらに対して並列する関係で直列接続
されている第四抵抗R4および第五抵抗R5が設けられ
ている。さらに、硫化カドミウムセルCdSと第三抵抗
R3とのあいだの電位と、第四抵抗R4と第五抵抗R5
とのあいだの電位が入力されるコンパレータIC、該コ
ンパレータICの入出力間に配線される第六抵抗R6を
備え、そして、コンパレータICの出力ラインとブリッ
ジ型全波整流器Recの+ラインとのあいだに前記リレ
ーコイル8aが配線される設定となっている。
【0009】そして、周囲の照度の低下に伴い硫化カド
ミウムセルCdSの抵抗値が高くなった場合に、硫化カ
ドミウムセルCdSと第三抵抗R3とのあいだの電位
が、第四抵抗R4と第五抵抗R5とのあいだの電位を下
回り、これによってコンパレータICの出力が低下して
前記リレーコイル8aに電流が流れる(通電がなされ
る)が、該リレーコイル8aに流れた電流の電圧が、前
記所定電圧である3.5Vを越えると、リレーコイル8
aが励磁するように設定されている。これによって、ハ
ブダイナモ3からの電圧が予め設定される設定電圧以上
で、かつ予め設定される設定照度よりも暗い状態でリレ
ーコイル8aの励磁がなされるように設定され、而し
て、ハブダイナモ3からの電圧が予め設定される設定電
圧以上であっても、周囲が明るい状態ではリレーコイル
8aの励磁がなく、この状態では後述するようにランプ
点灯の規制がなされるように設定されている。
【0010】ところで、リレーコイル8aを感動型にし
た場合、感度の高いものが採用される結果、耐久性が重
要となるが、リレーコイル8aに過電圧がかかると耐久
性が低下する惧れがある。そこで、本実施の形態の平滑
回路6と電圧検知回路7とのあいだにはリレー保護回路
10が並列する関係で接続され、平滑回路6からの電流
がリレー保護回路10を経由して電圧検知回路7に流れ
ることにより、電圧検知回路7にかかる電圧が予め設定
される所定電圧を越えることがなく、これによって、リ
レーコイル8aの保護が計れるようになっている。この
リレー保護回路10は、平滑回路6と電圧検知回路7と
のあいだに配される第一トランジスタTr1、第一トラ
ンジスタTr1に直列接続される第一抵抗R1、第一抵
抗R1および第一トランジスタTR1にに並列となる状
態で接続される第一ツェナーダイオードZD1、第一ツ
ェナーダイオードZD1および第一トランジスタTr1
とにそれぞれ直列に接続される第二抵抗R2とを備えて
構成され、ハブダイナモ3からの電圧が前記所定電圧ま
でのあいだは電流を第一抵抗R1、第一トランジスタT
r1を経由して電圧検知回路7側に流すが、所定電圧を
越えると、該越えた分を第一ツェナーダイオードZD1
を経由して第二抵抗R2、ブリッジ型全波整流器Rec
の−ライン側に流し、電圧検知回路7側(リレーコイル
8a)には所定電圧以内の電圧を供給するように設定さ
れている。
【0011】一方、前記ランプ点灯選択回路11は、ブ
リッジ型全波整流器Recの+、−側ラインに、前記平
滑回路6、電圧検知回路7、メインランプ点灯規制回路
10と並列する関係で接続されている。このランプ点灯
選択回路11は、ブリッジ型全波整流器Recの+ライ
ン側のCOM端子に前記リレースイッチ8を構成するス
イッチ接点8bの基端部が接続され、該スイッチ接点8
bが、前記リレーコイル8aの励磁−非励磁に伴い第
一、第二端子N1、N2の導通を切換えるように設定さ
れている。そして、前記第一端子N1側にはメインラン
プ1が、第二端子N2側にはサブランプ2がそれぞれ接
続されている。さらに、リレーコイル8aが励磁されて
いない状態では、スイッチ接点8bが第二端子N2側に
導通してサブランプ2に通電がなされるように設定され
る一方、リレーコイル8aが励磁された状態では、スイ
ッチ接点8bが第一端子N1側に導通してメインランプ
1に通電がなされるように設定されている。
【0012】さらに、前記第二端子N2とサブランプ2
とのあいだにはランプ保護回路12が接続されており、
ブリッジ型全波整流器Recの+ラインからの電流がラ
ンプ保護回路12を経由してサブランプ2に流れるよう
に設定されている。前記ランプ保護回路12は、第二端
子N2とサブランプ2とのあいだに接続される第二トラ
ンジスタTr2、第二トランジスタTr2に並列する関
係で接続される第七抵抗R7、第7抵抗R7に対して直
列で、サブランプ2に対して並列する関係で接続される
第二ツェナーダイオードZD2を備えて構成され、CO
M端子側から第二端子N2を経由して流れる電流が所定
電圧以内である場合はサブランプ2側に流すが、所定電
圧を越える場合は、該越えた分を第二ツェナーダイオー
ドZD2を経由してブリッジ型全波整流器Recの−ラ
イン側に流し、サブランプ2側には所定電圧以内の電圧
を供給するように設定されている。因みに、メインラン
プ1はハブダイナモ3の最大出力とバランスするように
設定されており、これによって出力電圧の飽和が計れる
ようになっている。一方、サブランプ2の定格電圧はメ
インランプ1の定格電圧よりも低く、このため、ランプ
保護回路11の第二ツェナーダイオードZD2により設
定される電圧はハブダイナモ3の最大出力よりは小さ
く、サブランプ2の定格電圧とバランスするものに設定
されている。
【0013】このように構成された自転車用点灯装置に
おいて、自転車が走行するとハブダイナモ3が発電さ
れ、これに基づいて各ランプ1、2が選択的に点灯制御
されることになる。つまり、自転車の走行初期状態であ
ってハブダイナモ3の電圧が略3.5Vを越えない低電
圧時(車速が7km/h未満の低速時)では、前述した
ように感動型のリレーコイル8aが励磁することはな
く、リレースイッチ8のスイッチ接点8bは第二端子N
2側が導通する状態となっていてサブランプ2が点灯す
る。一方、自転車の速度が高速となってハブダイナモ3
の電圧が略3.5Vを越える高電圧時(車速が7km/
h以上の高速時)では励磁は可能となるが、この場合
に、周囲が明るい昼間の状態ではメインランプ点灯規制
回路9によりリレーコイル8aへの通電がなされること
はなく、この結果、スイッチ接点8bは第二端子N2側
に切換えられたままとなってメインランプ1の点灯規制
がなされ、サブランプ2の点灯が継続される。このと
き、自転車速度の高速化に伴いハブダイナモ3の電圧は
高まるが、サブランプ2はランプ保護回路12による保
護を受ける状態で点灯を続ける。さらに、前記高速状態
において周囲が暗くなった場合では、メインランプ点灯
規制回路9が照度検知をしてリレーコイル8aへの通電
を許容し、これによって、リレーコイル8aの励磁がな
されて、ランプ点灯選択回路11のスイッチ接点8bが
第二端子N2から第一端子N1側に切換えられるように
なっており、このようにしてメインランプ1の点灯がな
される設定となっている。ここで、メイン、サブの各ラ
ンプ1、2をそれぞれハブダイナモ3で点灯させたとき
の照度の関係を図3のグラフ図に示す。このものにおい
て、各ランプ1、2の同速度における対比において、低
速状態(低電圧状態)では、サブランプ2は、メインラ
ンプ1よりも定格電力が小さいため照度が高く(明る
く)なる特性が示されており、この照度差が低速時にお
ける照度の改善を計る要因となっている。
【0014】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、自転車を走行した場合において、走行速度が
遅く、時速略7km以下である場合には、リレースイッ
チ8が第二端子N2側に切換えられていて消費電力の小
さいサブランプ2が点灯する。一方、速度が時速略7k
m以上に達した高速時になり、かつ、メインランプ点灯
規制回路9の硫化カドミウムセルCdSによる照度検知
が予め設定されるものよりも暗いと判断された場合に、
前述したようにリレースイッチ8のリレーコイル8aが
励磁されスイッチ接点8bが第一端子N1側に自動的に
切換わり、しかしてサブランプ2が消灯してメインラン
プ1が点灯する。従って、周囲が暗い状態では、自転車
の低速時で電圧が充分でないときは、消費電力が小さく
低電圧でも明るいサブランプ2が点灯し、電圧が充分に
確保される高速時になるとメインランプ1が点灯する。
この結果、自転車の速度に応じてランプ1、2の選択点
灯が好適になされ、照度の改善を図ることができる。
【0015】しかもこのものでは、電圧検知、照度検知
に連動してメインランプ1とサブランプ2との選択切換
えがなされるが、サブランプ2は、従来の照度検知機構
を備え、照度が明るい昼間ではランプ点灯をやめるべく
接点切換えがなされるアース側回路に接続することでよ
い結果、電源としてはハブダイナモ3だけでよく、従来
のもののように充電器や電池を別途設けたりする必要が
なく、点灯装置自体のコンパクト化および回路の簡略化
を妨げることはない。
【0016】さらにこのものでは、サブランプ2は昼間
において、自転車の速度が高速、低速にかかわらず点灯
し続けることになるが、この場合に、サブランプ2には
ランプ保護回路12が接続されているため、自転車が高
速となって、サブランプ2の定格電圧を越える電圧がラ
ンプ点灯選択回路11にかかったとしても、サブランプ
2にかかる電圧は、ランプ保護回路12における設定電
圧であるサブランプ2にバランスされたものとなり、サ
ブランプ2に過電流が流れてしまうような不具合が防止
される。
【0017】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ことは勿論なく、メインランプ点灯規制回路を取り除く
ことで、ハブダイナモ3の出力が高電圧時(自転車の速
度が高速時)にはメインランプを、ハブダイナモの出力
が低電圧時(自転車の速度が低速時)にはサブランプ
を、昼夜を問わず点灯させるように構成してもよい。さ
らにつぎに、図4の回路図に基づいて第二の実施の形態
について説明する。このものは、定格電圧が等しいメイ
ンランプ13(6.0V、2.4W)とサブランプ14
(6.0V、1.2W)とを用いたものである。そして
このものにおいても、電圧検知回路7として感動型のリ
レーコイル8aが用いられており、ハブダイナモ3から
の電圧が所定電圧(3.5V)に達するまでの低電圧状
態ではリレーコイル8aが励磁することはないこと、メ
インランプ1よりもサブランプ13の方が明るいもので
あることは前記第一の実施の形態と同様である。そし
て、このものではランプ点灯選択回路15に設けられる
ランプ保護回路16が、ランプ点灯選択回路15に並列
となる関係で接続された構成となっていること以外は、
前記第一の実施の形態と同様の回路構成であり、このよ
うに構成することで同様のランプ点灯制御が行える。そ
してこの場合、ランプ保護回路16は、定格電圧が等し
いメインランプ12とサブランプ13との両ランプを保
護することができる。
【0018】さらに、前記第一、二の実施の形態では、
ハブダイナモの電圧検知をする電圧検知回路の検知(定
電圧回路による電圧検知)に基づいてメインランプ、サ
ブランプの切換えを行う構成としたが、これを車速を検
知する車速検知回路に基づいて切換えるように構成して
もよく、この場合に例えば、車輪に設けた車速検知装置
で検知した車速とダイナモの出力電圧との関係を予め求
めておき、そして車速がダイナモ電圧を所定の電圧
(3.5V)にさせる車速となったことに伴いランプ点
灯選択回路を切換える構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車の要部拡大側面図である。
【図2】第一の実施の形態の自転車用点灯制御回路図で
ある。
【図3】メイン、サブランプの自転車速度に対する照度
を比較するグラフ図である。
【図4】第二の実施の形態の自転車用点灯制御回路図で
ある。
【符号の説明】
1 メインランプ 2 サブランプ 3 ハブダイナモ 5 自転車用点灯制御回路 7 電圧検知回路 8 リレースイッチ 9 メインランプ点灯規制回路 10 リレー保護回路 11 ランプ点灯選択回路 12 ランプ保護回路 CdS 硫化カドミウムセル Tr1 第一トランジスタ ZD1 第一ツェナーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 9/48 H02P 9/48 Z (72)発明者 狩野 正芳 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 3K039 AA03 BA01 DA02 DB02 DC02 MA01 MB01 3K073 AA00 AA21 AA92 AB04 BA00 BA01 BA28 CF12 CF13 CF18 CG02 CG28 CJ12 CJ14 CJ19 CJ22 CL00 CL15 5H590 AA08 AB01 AB02 CA18 CD01 CE08 FB01 FC12 FC17 FC21 FC22 FC25 FC26 GA02 HA02 JB10 5H607 BB02 CC01 CC05 CC07 DD17 FF31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインランプと、低電圧状態では前記メ
    インランプよりも明るいサブランプと、ダイナモ電源の
    電圧検知をする電圧検知回路と、該検知された電圧が予
    め設定される設定電圧以上ではメインランプを点灯さ
    せ、設定電圧以下ではサブランプを点灯させるべくラン
    プの点灯を選択をするランプ点灯選択回路とを備えて構
    成した自転車用点灯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において電圧検知回路は、予め
    設定される電圧に達したことに基づいて励磁する感動型
    のリレースイッチにより構成されている自転車用点灯装
    置。
  3. 【請求項3】 メインランプと、低車速状態では前記メ
    インランプよりも明るいサブランプと、車速を検知する
    車速検知回路と、該検知された車速が予め設定される設
    定車速以上ではメインランプを点灯させ、設定車速以下
    ではサブランプを点灯させるべくランプの点灯を選択す
    るランプ点灯選択回路とを備えて構成した自転車用点灯
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3において、周囲の照度
    を検知し、該検知照度が予め設定される設定照度より明
    るいときにはメインランプの点灯を規制するメインラン
    プ点灯規制回路とをさらに備えて構成されている自転車
    用点灯装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、メ
    インランプとサブランプとは等しい定格電圧を有したも
    のである自転車用点灯装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3または4において、メ
    インランプとサブランプとは異なる定格電圧を有したも
    のである自転車用点灯装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
    いて、ランプ点灯選択回路にはサブランプに過電流が流
    れるのを保護するためのランプ保護回路が設けられてい
    る自転車用点灯装置。
  8. 【請求項8】 請求項5および7において、ランプ保護
    回路はメインランプも保護するように配線されている自
    転車用点灯装置。
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Cited By (3)

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US7286332B2 (en) 2004-06-11 2007-10-23 Shimano, Inc. Apparatus for protecting bicycle electrical components
JP2010111213A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の過電圧保護回路
US8342299B2 (en) 2004-06-08 2013-01-01 Shimano, Inc. Bicycle disk brake pad with welded and adhesively bonded layers

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