JP2001035077A - オーディオ情報再生方法及び装置並びにオーディオ情報出力装置 - Google Patents

オーディオ情報再生方法及び装置並びにオーディオ情報出力装置

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JP2001035077A JP11211278A JP21127899A JP2001035077A JP 2001035077 A JP2001035077 A JP 2001035077A JP 11211278 A JP11211278 A JP 11211278A JP 21127899 A JP21127899 A JP 21127899A JP 2001035077 A JP2001035077 A JP 2001035077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲又はその一部を再生しつつ他の楽曲に重
畳して出力する場合に、リズムの不整合に起因する聴感
上の違和感の発生を防止して重畳を実行することが可能
なオーディオ情報再生方法及び装置等を提供する。 【解決手段】 一の楽曲又はその一部である音情報を他
の楽曲と共に出力すべく再生する場合に、他の楽曲にお
ける一拍の所要時間を検出し(ステップS6)、上記音
情報における一拍の所要時間とステップS6で検出され
た所要時間との比が、自然数又は自然数の逆数のいずれ
か一方となるように当該音情報における一拍の所要時間
を変換して再生する(ステップS10)。また、当該音
情報の長さを維持しつつ繰り返して他の楽曲に重畳して
再生する(ステップS14)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ情報再
生方法及び装置並びに当該オーディオ情報再生装置を含
むオーディオ情報出力装置の技術分野に属し、より詳細
には、ダンス用の楽曲等のオーディオ情報又はその一部
を抽出し、それを他のオーディオ情報に重畳させるべく
再生するオーディオ情報再生方法及び装置並びに当該オ
ーディオ情報再生装置を含むオーディオ情報出力装置の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、他の楽曲と組み合わせて出力させ
るために、一の楽曲の一部を当該一の楽曲から抽出して
一時的に記憶させた後にこれを再生する、いわゆるサン
プラと称されるオーディオ情報再生装置が一般化してい
る。
【0003】一方、近年、いわゆるクラブと称される、
軽快なリズムの音楽に合わせて若者が主としてダンスを
楽しむ店が流行している。そして、当該クラブにおいて
は、たとえ異なる楽曲間であっても、常に一定のリズム
で連続して複数の楽曲を流しつづけることがダンスを楽
しむ上で必要とされている。
【0004】ここで、リズムとは、ある楽曲において音
の強弱が周期的に繰り返される構造(すなわち、拍子)
を言う。
【0005】また、このような複数の楽曲は、楽曲を編
集する編集者(以下、当該編集者をディスクジョッキー
と称する。)が複数の再生装置から夫々出力される楽曲
をその場で選曲/合成することにより当該クラブ内に出
力されるものである。
【0006】このとき、当該クラブにおいて、その場で
一の楽曲からその一部分を抽出し、当該抽出した一部分
を繰り返しつつ他の楽曲に重畳してクラブ内に出力する
ことも頻繁に行われることである。
【0007】ここで、従来のサンプラにおいて、記憶し
てある楽曲の一部を他の楽曲に重畳してクラブ内に出力
する場合における夫々のリズムの統一化については、デ
ィスクジョッキーが当該他の楽曲を聴取しながら当該楽
曲の一部のリズムを当該他の楽曲のリズムに同期させた
後に重畳させるようにしていた。
【0008】また、当該楽曲の一部を重畳するタイミン
グについても、ディスクジョッキーが他の楽曲を聴取し
つつ当該タイミングを計って重畳を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の重畳方法によると、リズムの整合を誤ると重畳
される楽曲同士のリズムが不一致となることにより当該
クラブ内で踊っている者に対して不都合となるという問
題点があった。
【0010】また、当該楽曲の一部を重畳するタイミン
グを誤った場合にも当該リズムの不一致が生じてしまう
という問題点もあった。
【0011】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、ある楽曲又はその一部
を再生しつつ他の楽曲に重畳して出力する場合に、リズ
ムの不整合に起因する聴感上の違和感の発生を防止して
当該重畳を実行することが可能なオーディオ情報再生方
法及び装置並びに当該オーディオ情報再生装置を含むオ
ーディオ情報出力装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、一のオーディオ情報を
他のオーディオ情報と共に出力すべく再生するオーディ
オ情報再生装置において、前記他のオーディオ情報にお
ける一拍当たりの所要時間である第1所要時間を検出す
るBPM検出部等の検出手段と、前記一のオーディオ情
報における一拍当たりの所要時間である第2所要時間と
前記検出された第1所要時間との比が、自然数又は自然
数の逆数のいずれか一方として示される比となるように
当該第2所要時間を変換し、前記一のオーディオ情報を
再生する変換部等の変換手段と、を備える。
【0013】よって、第2所要時間と第1所要時間との
比が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示
される比となるように第2所要時間が変換されて一のオ
ーディオ情報が再生されるので、他のオーディオ情報と
当該一のオーディオ情報との間に相関関係が生じること
となり、これらを重畳して出力する場合に聴感上の違和
感なく出力することができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のオーディオ情報再生装
置において、前記変換手段は、前記比が1となるように
前記第2所要時間を変換するように構成されれる。
【0015】よって、他のオーディオ情報のリズムと一
のオーディオ情報のリズムとが相互に一致するので、よ
り違和感なく双方を重畳して出力することができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載のオーディオ情報
再生装置において、前記一のオーディオ情報及び前記第
2所要時間を予め記憶するメモリ等の記憶手段と、前記
記憶されている一のオーディオ情報及び第2所要時間を
読み出して前記変換手段に出力するメモリ制御部等の読
出手段と、を更に備える。
【0017】よって、予め記憶されている第2所要時間
を読み出して変換するので、簡易な処理で第2所要時間
を変換することができる。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
オーディオ情報再生装置において、前記第2所要時間が
変換された一のオーディオ情報における拍の開始タイミ
ングと前記他のオーディオ情報における拍の開始タイミ
ングとを一致させつつ当該一のオーディオ情報と前記他
のオーディオ情報とを重畳して出力するCPU等の出力
手段を更に備える。
【0019】よって、双方のリズムを狂わせることなく
聴感上の違和感をなくして双方のオーディオ情報を重畳
して再生することができる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、一のオーディオ情報を他のオーディオ情
報と共に出力すべく繰り返し再生するオーディオ情報再
生装置において、前記他のオーディオ情報における一拍
当たりの所要時間である拍所要時間を検出するBPM検
出部等の検出手段と、前記一のオーディオ情報の繰り返
し再生における繰り返し間隔を示す拍数である繰返拍数
を外部から指定するための操作部等の指定手段と、前記
指定された繰返拍数及び前記検出された拍所要時間に基
づいて、前記一のオーディオ情報を繰り返し再生する変
換部等の再生手段と、を備える。
【0021】よって、繰返拍数及び拍所要時間に基づい
て一のオーディオ情報が繰り返し再生されるので、他の
オーディオ情報と当該一のオーディオ情報との間に相関
関係が生じることとなり、これらを重畳して出力する場
合に聴感上の違和感なく出力することができる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載のオーディオ情報再生装
置において、前記再生手段は、前記指定された繰返拍数
及び前記検出された拍所要時間に基づいて、前記他のオ
ーディオ情報の拍のタイミングと前記一のオーディオ情
報の拍のタイミングとを一致させつつ当該一のオーディ
オ情報を繰り返し再生するように構成される。
【0023】よって、他のオーディオ情報における拍の
タイミングと一のオーディオ情報における拍のタイミン
グとを一致させつつ一のオーディオ情報が繰り返し再生
されるので、他のオーディオ情報と一のオーディオ情報
とを重畳して出力する場合に双方のリズムが一致するこ
ととなり、より聴感上の違和感なくこれらを出力するこ
とができる。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
オーディオ情報再生装置と、前記一のオーディオ情報を
前記他のオーディオ情報と共に出力するアンプ等のオー
ディオ出力手段と、を備える。
【0025】よって、一のオーディオ情報と他のオーデ
ィオ情報双方のリズムを狂わせることなく聴感上の違和
感をなくして双方のオーディオ情報を重畳して出力する
ことができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、一のオーディオ情報を他のオーディオ情
報と共に出力すべく再生するオーディオ情報再生方法に
おいて、前記他のオーディオ情報における一拍当たりの
所要時間である第1所要時間を検出する検出工程と、前
記一のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間で
ある第2所要時間と前記検出された第1所要時間との比
が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示さ
れる比となるように当該第2所要時間を変換し、前記一
のオーディオ情報を再生する変換工程と、を備える。
【0027】よって、第2所要時間と第1所要時間との
比が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示
される比となるように第2所要時間が変換されて一のオ
ーディオ情報が再生されるので、他のオーディオ情報と
当該一のオーディオ情報との間に相関関係が生じること
となり、これらを重畳して出力する場合に聴感上の違和
感なく出力することができる。
【0028】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、一のオーディオ情報を他のオーディオ情
報と共に出力すべく繰り返し再生するオーディオ情報再
生方法において、前記他のオーディオ情報における一拍
当たりの所要時間である拍所要時間を検出する検出工程
と、前記一のオーディオ情報の繰り返し再生における繰
り返し間隔を示す拍数である繰返拍数を外部から指定す
るための指定工程と、前記指定された繰返拍数及び前記
検出された拍所要時間に基づいて、前記一のオーディオ
情報を繰り返し再生する再生工程と、を備える。
【0029】よって、繰返拍数及び拍所要時間に基づい
て一のオーディオ情報が繰り返し再生されるので、他の
オーディオ情報と当該一のオーディオ情報との間に相関
関係が生じることとなり、これらを重畳して出力する場
合に聴感上の違和感なく出力することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施の形態は、上記クラブにおいて楽曲を演奏する
ためのオーディオ情報出力装置であって、複数のプレー
ヤから出力される楽曲を重畳して演奏用の楽曲を生成す
るミキサを含むオーディオ情報出力装置に対して本発明
を適用した場合の実施の形態である。
【0031】(I)全体構成 始めに、実施形態に係るオーディオ情報出力装置の全体
構成及び動作について、図1及び図2を用いて説明す
る。
【0032】先ず、実施形態に係るオーディオ情報出力
装置の概要構成及び動作について、図1を用いて説明す
る。なお、図1は実施形態に係るオーディオ情報出力装
置の概要構成を示すブロック図である。
【0033】図1に示すように、実施形態に係るオーデ
ィオ情報出力装置Sは、本発明に係るミキサ1と、プレ
ーヤ2及び3と、オーディオ出力手段としてのアンプ4
と、スピーカ5及び6と、により構成されている。この
とき、プレーヤ2及び3は、夫々いわゆるアナログレコ
ードを再生するアナログプレーヤであってもよいし、コ
ンパクトディスク(CD(Compact Disc))又はDV
Dをディジタル的に再生するディジタルプレーヤであっ
てもよい。
【0034】次に、概要動作を説明する。
【0035】先ず、各プレーヤ2及び3は、夫々にアナ
ログレコード又はCD等を再生し、複数の楽曲を含む楽
曲信号Si及びSiiを夫々に生成してミキサ1に出力す
る。
【0036】そして、ミキサ1は、上記ディスクジョッ
キーの操作に基づいて、楽曲信号Si及びSiiを合成
し、ミキサ信号Smxを生成してアンプ4へ出力する。
【0037】その後、アンプ4は、ミキサ信号Smxに含
まれる各楽曲を左チャンネル及び右チャンネルに分離す
ると共に増幅し、左チャンネルに含まれるべきオーディ
オ情報(楽器等の音情報及び歌唱等の音声情報の双方を
含む。以下、同じ。)を含む左信号Solと右チャンネル
に含まれるべきオーディオ情報を含む右信号Sorとを夫
々生成し、左チャンネル用のスピーカ5及び右チャンネ
ル用のスピーカ6へ夫々出力する。
【0038】これらにより、各スピーカ5及び6は対応
する左信号Sol及び右信号Sorに夫々含まれるオーディ
オ情報を音としてクラブ内に出力する。
【0039】このとき、上記の動作において、ミキサ1
における楽曲信号Siに含まれる楽曲と楽曲信号Siiに
含まれる楽曲との通常の合成処理としては、例えば、楽
曲信号Siに含まれている一の楽曲をクラブ内に出力中
にプレーヤ3を動作させて楽曲信号Siiを再生させ、当
該楽曲信号Siiをヘッドホン等のクラブ内に出力されな
い方法で聴取しながら当該楽曲信号Siiに含まれる楽曲
のリズムを調整し、当該出力されている一の楽曲のリズ
ムに当該楽曲信号Siiに含まれる楽曲のリズムを整合さ
せ、当該一の楽曲が終了間近になったときに当該一の楽
曲の最後の部分をフェードアウト(すなわち、時間の経
過に従って漸次音圧レベルを低減させ最終的にゼロレベ
ルとすることを言う。)させると共にリズムを整合させ
た楽曲信号Siiに含まれる楽曲の最初の部分をフェード
イン(すなわち、時間の経過に従ってゼロレベルから漸
次音圧レベルを増大させ最終的に本来のレベルとするこ
とを言う。)させること等により実行される。
【0040】また、プレーヤ2において再生された楽曲
の一部を抽出し(サンプリングし)、これをプレーヤ3
が再生した他の楽曲に重畳して再生する本発明に係る後
述する再生制御処理もミキサ1において実行されるもの
である。
【0041】次に、当該ミキサ1の細部構成及び動作に
ついて、図2を用いて説明する。
【0042】図2に示すように、実施形態のミキサ1
は、A/Dコンバータ10及び11と、スイッチ12
と、読出手段としてのメモリ制御部13と、記憶手段と
してのメモリ14と、検出手段としてのBPM(Beat
Per Minute)検出部15と、ボリューム制御部16
と、出力手段としてのCPU17と、指定手段としての
操作部18と、表示部19と、ゲイン調整部20及び2
1と、加算部22と、D/Aコンバータ23と、変換手
段及び再生手段としての変換部24と、により構成され
ている。
【0043】次に、各構成部材の概要動作を説明する。
【0044】先ず、A/Dコンバータ10は、プレーヤ
2から出力されるアナログ信号である楽曲信号Siをデ
ィジタル化し、ディジタル楽曲信号Sdiを生成してスイ
ッチ12の一方の入力端子へ出力する。
【0045】一方、A/Dコンバータ11は、プレーヤ
3から出力されるアナログ信号である楽曲信号Siiをデ
ィジタル化し、ディジタル楽曲信号Sdiiを生成してス
イッチ12の他方の入力端子へ出力する。
【0046】これにより、スイッチ12は、CPU17
からの後述する制御信号Scsに基づきディジタル楽曲信
号Sdi又はディジタル楽曲信号Sdiiのうちいずれか一
方を選択し、スイッチ信号Sswとしてゲイン調整部2
0、メモリ制御部13及びBPM検出部15へ出力す
る。
【0047】次に、BPM検出部15は、入力されるス
イッチ信号Sswに含まれている楽曲のうちサンプリング
される楽曲(すなわち、その一部が抽出される楽曲)に
おける一分当たりの拍数(以下、当該一分当たりの拍数
を単にBPM値と称する。)を検出し、検出信号Sbpm
を生成してCPU17へ出力する。
【0048】このとき、当該BPM検出部15における
BPM値検出処理は、具体的には、当該サンプリングさ
れる楽曲における拍の間隔を検出することを一定時間継
続し、当該一定時間内に検出された拍の間隔の統計に基
づいて当該BPM値が検出される。なお、当該BPM値
の検出処理についてより詳細には、当該検出処理は、例
えば、特開平8−201542号公報における段落番号
[0010]乃至[0027]の範囲及び図1乃至図9
の範囲に開示されている方法を用いて自動的に行われ
る。
【0049】ここで、拍とは、楽曲のリズムの周期の中
で繰り返される音の強弱の各部分を言い、強拍と弱拍と
から成るものである。また、当該強拍とは、リズムの流
れの中における小節又は拍子の強い部分を言う(通常は
譜表上の第一拍がこれに当たり、指揮者の動作で言えば
指揮棒を上から下へ振り下ろすことで示される部分であ
る。)。更に、当該弱拍とは、リズムの流れの中におけ
る小節又は拍子の弱い部分を言う。例えば、二拍子では
強拍―弱拍、三拍子では強拍−弱拍−弱拍、四拍子では
強拍−弱拍−中強拍−弱拍となる。
【0050】これらにより明らかなように、上記検出さ
れるBPM値はその楽曲の演奏の進行速度を示すことと
なり、同じ楽曲でもBPM値が高いと演奏時間は短くな
り、一方BPM値が低いと演奏時間は長くなる。
【0051】一方、CPU17は、後述するように、サ
ンプリングする拍数及びサンプリングを開始するタイミ
ングを指示する旨の操作が操作部18において為される
ことにより操作信号Sinが生成されると、当該操作信号
Sinに基づいて上記制御信号Sswを生成してスイッチ1
2の動作を制御すると共に、上記生成された検出信号S
bpmに基づいてサンプリングする時間の算出等を実行
し、メモリ制御部13におけるサンプリング処理を制御
するための制御信号Scmを生成して当該メモリ制御部1
3へ出力する。
【0052】これと並行して、CPU17は、後述する
ように、サンプリングした楽曲の一部についての再生時
間を伸縮するモードの指定又は当該一部の繰り返し間隔
を設定するモードの指定を示す操作が操作部18におい
て為されることにより操作信号Sinが生成されると、当
該操作信号Sinに基づいて変換部24における後述する
本発明に係る再生制御処理を制御するための制御信号S
ctを生成して当該変換部24へ出力する。
【0053】なお、操作部18においては、上述した各
操作の他に、ミキサ1の動作全般を指定するための操作
も実行される。
【0054】更に、上記CPU17により制御されるミ
キサ1の動作に係る情報(具体的には、上記検出された
BPM値や操作部18において指定された拍数等)は当
該CPU17から表示信号Sdpとして出力され、表示部
19においてディスクジョッキー等に対して表示され
る。
【0055】そして、メモリ制御部13は、当該制御信
号Scmに基づいて、スイッチ信号Sswに含まれている指
定された楽曲から当該楽曲の一部を抽出し、当該抽出し
た楽曲の一部をメモリ信号Smとしてメモリ14へ出力
し、これに一時的に記憶させる。
【0056】更に、当該メモリ制御部13は、サンプリ
ングした楽曲の一部を他の楽曲に重畳して出力するとき
は、後述するようにメモリ14に記憶されている当該楽
曲の一部をメモリ信号Smとして読み出し、サンプリン
グ信号Spとして変換部24へ出力する。
【0057】次に、変換部24は、上記制御信号Sctに
基づいて、サンプリング信号Spに含まれている楽曲の
一部の再生時間及び再生間隔を制御し、再生信号Sptを
生成してボリューム制御部16へ出力する。
【0058】これにより、ボリューム制御部16は、再
生信号Sptのレベルを従来の方法により調整し、調整再
生信号Svpを生成してゲイン調整部21へ出力する。
【0059】そして、ゲイン調整部20及び21は、相
互に協動しつつスイッチ信号Ssw及び調整再生信号Svp
のゲインを調整し、夫々調整信号Sgs及びSgvを生成し
て加算器22へ出力する。
【0060】このとき、楽曲の一部のサンプリングが行
われている場合には、調整信号Sgsにはサンプリングさ
れない通常の楽曲が含まれていることとなり、一方、調
整信号Sgvにはサンプリングされると共に変換部24に
より再生時間等の制御が為された楽曲の一部が含まれる
こととなる。
【0061】そして、加算器22は、調整信号Sgsに対
して調整信号Sgvを重畳し、加算信号Sadを生成してD
/Aコンバータ23に出力する。
【0062】このとき、加算信号Sadにおいては、調整
信号Sgs中に含まれる楽曲に調整信号Sgv中に含まれる
楽曲の一部が重畳されている。
【0063】最後に、D/Aコンバータ23は、生成さ
れた加算信号Sadをアナログ化し、上記ミキサ信号Smx
を生成してアンプ4へ出力する。
【0064】なお、上述した各動作以外に、楽曲の一部
のサンプリングを実行しないときは、ミキサ1内の図示
しない合成部等により、上述した楽曲の通常の合成処理
が実行されてミキサ信号Smxが生成される。
【0065】(II)サンプリング処理の実施形態 次に、ミキサ1において実行されるサンプリング処理の
実施形態について、図3を用いて説明する。なお、図3
は当該サンプリング処理を示すフローチャートである。
【0066】また、以下の実施形態においては、楽曲信
号Siに含まれる楽曲の一部を抽出してメモリ14に一
時的に記憶させておき、これを楽曲信号Siiに含まれる
他の楽曲に重畳して出力する場合について説明する。
【0067】図3に示すように、実施形態のサンプリン
グ処理においては楽曲信号Siに含まれる楽曲の一部を
抽出するので、先ず、CPU17からの制御信号Scsに
基づいてスイッチ12が楽曲信号Si側に切り替えら
れ、これにより、当該楽曲信号Siがスイッチ信号Ssw
としてゲイン調整部20、メモリ制御部13及びBPM
検出部15へ出力される。
【0068】このとき、ゲイン調整部20は、当該スイ
ッチ信号Sswのゲインを調整し加算器22及びD/Aコ
ンバータ23を介して出力することにより、当該楽曲信
号Siに含まれている楽曲をクラブ内に単独で出力する
ようにしてもよいし、当該ゲイン調整部20内でスイッ
チ信号Sswの出力を一時停止させておいてもよい。
【0069】一方、BPM検出部15は、スイッチ信号
Sswに含まれているサンプリングされる楽曲(すなわ
ち、その一部が抽出される楽曲)におけるBPM値を検
出する(ステップS1)。
【0070】そして、サンプリングされる楽曲について
BPM値が検出されると、次に、ディスクジョッキーに
よって操作部18において指定されたサンプリングする
拍数に基づいて、当該サンプリングされる楽曲における
サンプリング時間(すなわち、サンプリングされた楽曲
の一部の再生時間)が、検出されたBPM値に基づきC
PU17において算出される(ステップS2)。
【0071】このステップS2の処理について具体的に
は、例えば、サンプリングされる楽曲のBPM値が「1
20」であり、この楽曲から四拍分抽出するよう指定さ
れたとすると、ステップS2において算出されるサンプ
リング時間Tsmpは、
【0072】
【数1】 Tsmp=(60,000msec/120)×4 =2,000msec … (1) となる。
【0073】このとき、当該ステップS1及びS2の処
理により算出されるサンプリング時間Tsmpは、サンプ
リングされる楽曲における一拍当たりの所要時間(上記
式(1)における「60000msec/120」に相当す
る。)の整数倍(上記式(1)の場合は「4」拍分)の
長さとなる。
【0074】サンプリング時間Tsmpが算出されると、
次に、現在再生中の楽曲(楽曲信号Siに含まれている
楽曲)において抽出したい部分が再生されたか否か、す
なわち、サンプリングを開始するタイミングが到来した
か否かが判定される(ステップS3)。そして、サンプ
リングを開始しないときは(ステップS3;いいえ)開
始されるタイミングが到来するまで待機し、サンプリン
グを開始するときは(ステップS3;はい)そのままス
テップS4へ移行する。
【0075】ここで、当該ステップS3における判定方
法としては、種々の方法があるが、具体的には、例え
ば、上述したようにディスクジョッキーが操作部18内
の図示しないサンプリングスタートボタンを操作したか
否かを判定することでサンプリングを開始するようにし
てもよいし、この他、サンプリングされる楽曲における
再生レベルが予め設定された所定のレベル(例えば、−
60dB)より高くなったか否かを判定し、当該高くなっ
たときにサンプリングを開始してもよい。
【0076】このうち、後者の手法は、サンプリングさ
れる楽曲における先頭部分をサンプリングする場合に、
ディスクジョッキーが当該サンプリングされる曲の先頭
を検出(いわゆる頭出し)しておいた後にその再生を開
始させ、その再生レベルが当該所定のレベルを越えたと
きにサンプリングを開始する場合に用いられる。
【0077】なお、ステップS3の判定においては、上
記いずれの手法を用いる場合でも、上記BPM値の検出
を自動的に行っている(ステップS1)ことに起因し
て、サンプリングされる楽曲の拍の部分(拍タイミン
グ)からサンプリングが開始されるように判定してもよ
い。
【0078】ステップS3の判定において、サンプリン
グの開始が判定されると(ステップS3;はい)、次
に、楽曲信号Siに含まれるサンプリングされる楽曲を
上記算出した(ステップS2)サンプリング時間だけメ
モリ信号Smとしてメモリ14に蓄積する(ステップS
4)。
【0079】そして、サンプリングすべき楽曲の部分の
蓄積が完了すると、次に、ステップS1において検出し
たBPM値とステップS2においてディスクジョッキー
から指定されている拍数とを、当該蓄積した楽曲の部分
に対応づけてメモリ14に記憶して(ステップS5)サ
ンプリングを終了する。
【0080】上述した一連のサンプリング処理により、
メモリ14内には、楽曲信号Siに含まれる楽曲のうち
のディスクジョッキーから指示された拍から始まる四拍
分(上記式(1)の場合)の楽曲が記憶されていること
となる。
【0081】この後は、上述したように、当該サンプリ
ングした楽曲の一部に対して変換部24における再生制
御処理が実行された後、他の楽曲との重畳が実行され
る。
【0082】(III)再生制御処理の実施形態 次に、本発明に係る変換部24において実行される当該
再生制御処理について、図4乃至図6を用いて説明す
る。
【0083】なお、図4は当該再生制御処理を示すフロ
ーチャートであり、図5及び図6は当該再生制御処理を
示す模式図である。
【0084】また、以下の実施形態においては、メモリ
制御部13を介してメモリ14から読み出される上述し
たサンプリング処理された楽曲の一部に対して当該再生
制御処理を実行した後、楽曲信号Siiに含まれる他の楽
曲に重畳して出力する場合について説明する。
【0085】図4に示すように、実施形態の再生制御処
理を含む再生時の処理においては、サンプリングされて
いる楽曲の一部を読み出しこれを楽曲信号Siiに含まれ
ている楽曲に重畳して出力するので、先ず、CPU17
からの制御信号Scsに基づいてスイッチ12が楽曲信号
Sii側に切り替えられ、これにより、当該楽曲信号Sii
がスイッチ信号Sswとしてゲイン調整部20、メモリ制
御部13及びBPM検出部15へ出力される。
【0086】このとき、メモリ制御部13は入力されて
いるスイッチ信号Sswに対しては何等処理を行わず、後
述するメモリ14からサンプリングされている楽曲の一
部を読み出す処理のみを実行する。
【0087】これに対して、BPM検出部15は、スイ
ッチ信号Sswに含まれている楽曲(すなわち、サンプリ
ングされていた楽曲の一部が重畳されて再生される楽曲
信号Siiに含まれる楽曲)におけるBPM値を検出する
(ステップS6)。
【0088】そして、楽曲信号Siiに含まれる楽曲につ
いてBPM値が検出されると、次に、サンプリングされ
ている楽曲の一部を再生する際のモードの指定が、ディ
スクジョッキーにより操作部18において実行されてい
るか否かが操作信号Sinに基づいてCPU17により判
定される(ステップS7)。
【0089】次に、ステップS7の判定において、サン
プリングされている楽曲の一部の時間を伸縮して再生す
るモード指定の操作が為されていると判定された場合に
は(ステップS7;時間伸縮モード)、次に、ディスク
ジョッキーによって操作部18において指定された再生
する拍数(すなわち、サンプリングされている楽曲の一
部のうちどれだけの拍数分を楽曲信号Sii内に含まれて
いる楽曲に重畳して再生するかを示す拍数)及びステッ
プS6において検出されているBPM値に基づいて、当
該サンプリングされている楽曲の一部を再生する際の再
生時間がCPU17において算出される(ステップS
8)。
【0090】このステップS8の処理について具体的に
は、例えば、楽曲信号Siiに含まれている(サンプリン
グされている楽曲の一部が重畳される)楽曲のBPM値
が「130」であり、この楽曲に対してサンプリングさ
れている楽曲の一部のうち四拍分(図3に示した場合に
はサンプリングされている楽曲の一部の全て)を重畳す
るよう指定されたとすると、ステップS8において算出
される再生時間Tplayは、
【0091】
【数2】 Tplay=(60,000msec/130)×4 ≒1,846msec … (2) となる。
【0092】再生時間Tplayが算出されると、次に、楽
曲信号Siiに含まれている楽曲に対するサンプリングさ
れている楽曲の一部の重畳が操作部18においてディス
クジョッキーにより指示されたか否かが判定され(ステ
ップS9)、指示されていないときは(ステップS9;
いいえ)指示されるまで待機し、指示されたときは(ス
テップS9;はい)、次に、当該サンプリングされてい
る楽曲の一部をメモリ制御部13を介してメモリ14か
らサンプリング信号Spとして読み出し、そのうちのス
テップS8において指定されている拍数分をステップS
8において算出した再生時間Tplayにより再生し、再生
信号Sptとしてボリューム制御部16へ出力する(ステ
ップS10)。
【0093】このとき、上記式(2)に相当する場合に
は、図5に示すように、元の楽曲信号Si(BPM値1
20)における拍に相当するタイミングから四拍分だけ
抽出されてメモリ14に記憶され、更にサンプリング信
号Spとして読み出されている楽曲の一部(四拍分、図
5上から二段目参照。)が、その再生時間をステップS
8で算出された再生時間Tplayに変換した後に再生信号
Spt(図5下から二段目参照。)として出力されること
となる。
【0094】すなわち、変換部24は、サンプリングさ
れている楽曲の一部のサンプリング時間(上記ステップ
S5においてメモリ14に記憶されているBPM値及び
指定拍数を用いて算出されるものであり、図5の場合は
上記式(1)より2,000msec)を上記式(2)で算
出した再生時間で除した割合でデータ飛ばし再生(当該
サンプリング時間が当該再生時間よりも長い場合)又は
データ繰り返し再生(当該サンプリング時間が当該再生
時間よりも短い場合)を行って再生信号Sptを生成す
る。
【0095】より具体的には、図5に示す場合、BPM
値が「120」である楽曲の一部が四拍分サンプリング
されており、これをBPM値が「130」である楽曲信
号Siiに含まれる楽曲に重畳して再生する場合には、上
記式(1)及び(2)より、
【0096】
【数3】 2,000msec/1,846msec=1.0834倍速 でデータ飛ばし再生を行うこととなる。
【0097】そして、この場合に、当該楽曲の一部にお
ける一拍分の所要時間は、図5に示すようにメモリ14
に記憶されていた段階における所要時間T1から所要時
間T2に変換されており、当該所要時間T1と所要時間T
2との比は、
【0098】
【数4】T1/T2=120/130となる。
【0099】なお、ステップS10における再生時間伸
縮の手法としては、上述したデータ飛ばし再生又はデー
タ繰り返し再生の他に、変換部24における変換処理を
司るクロック信号の周期を制御し、再生信号Sptの読み
出し時間を長くしたり(サンプリング時間が再生時間よ
りも短い場合)又は短くする(サンプリング時間が再生
時間よりも長い場合)ことにより当該再生時間を伸縮し
てもよい。
【0100】そして、サンプリングされていた楽曲の一
部が再生信号Sptとして一度出力されると(ステップS
10)、次に、ディスクジョッキーにより当該サンプリ
ングされていた楽曲の一部を連続して繰り返し再生し楽
曲信号Siiに含まれていた楽曲に重畳する旨の操作が操
作部18において為されているか否かが判定され(ステ
ップS11)、為されていないときは(ステップS1
1;いいえ)、そのまま当該楽曲の一部の再生を終了
し、一方、当該操作が為されているときは(ステップS
11;はい)、一度再生信号Sptとして再生した当該楽
曲の一部に続けて繰り返し当該一部を再生すべく、ステ
ップS10に戻って上記処理を繰り返す。
【0101】この後は、上述したように、当該再生時間
Tplayで再生した楽曲の一部である再生信号Sptがボリ
ューム制御部16においてボリューム調整されて調整再
生信号Svpとなり、当該調整再生信号Svpとプレーヤ3
により再生された楽曲信号Siiに含まれる他の楽曲との
重畳が上記ステップS9においてディスクジョッキーに
より指定されたタイミングから加算器22並びにゲイン
調整部20及び21において実行され(図5下から二段
目及び最下段参照。)、当該重畳された楽曲を含む上記
ミキサ信号Smxが生成され、アンプ4並びにスピーカ5
及び6を介してクラブ内へ出力されることとなる。
【0102】ここで、図5は、再生信号Sptの拍タイミ
ングと楽曲信号Siiに含まれる他の楽曲の拍タイミング
とが一致するようにステップS9において重畳タイミン
グが指定された場合について示している。
【0103】一方、ステップS7の判定において繰り返
し間隔の指定を行うモードの操作が為されていると判定
された場合には(ステップS7;繰り返し間隔指定モー
ド)、次に、ディスクジョッキーによって操作部18に
おいて指定された再生する間隔(すなわち、サンプリン
グされている楽曲の一部を楽曲信号Sii内に含まれてい
る楽曲に重畳して繰り返して再生する際の再生間隔)に
相当する楽曲信号Siiにおける拍数及びステップS6に
おいて検出されているBPM値に基づいて、当該サンプ
リングされている楽曲の一部を再生する際の再生間隔
(時間換算した再生間隔)がCPU17において算出さ
れる(ステップS12)。
【0104】このステップS12の処理について具体的
には、例えば、楽曲信号Siiに含まれている楽曲のBP
M値が「130」であり、サンプリングされている楽曲
の一部の長さが楽曲信号Siに含まれていた楽曲のうち
二拍分の長さに相当する長さであり、これを楽曲信号S
iiにおける四拍分の間隔で繰り返し再生する場合には、
ステップS12において算出される再生間隔Trepeat
は、
【0105】
【数5】 Trepeat=(60,000msec/130)×4 ≒1,846msec … (3) となる。
【0106】再生間隔Trepeatが算出されると、次に、
楽曲信号Siiに含まれている楽曲に対するサンプリング
されている楽曲の一部の重畳が操作部18においてディ
スクジョッキーにより指示されたか否かが判定され(ス
テップS13)、指示されていないときは(ステップS
13;いいえ)指示されるまで待機し、指示されたとき
は(ステップS13;はい)、次に、当該サンプリング
されている楽曲の一部をメモリ制御部13を介してメモ
リ14からサンプリング信号Spとして読み出し、これ
をそのままの再生時間(サンプリング時における所要時
間)により再生し、再生信号Sptとしてボリューム制御
部16へ出力する(ステップS14)。
【0107】このとき、上記式(3)に相当する場合に
は、図6に示すように、元の楽曲信号Siにおける拍に
相当するタイミングから二拍分だけ抽出されてメモリ1
4に記憶され、更にサンプリング信号Spとして読み出
されている楽曲の一部(図6上から二段目参照。)が、
その再生時間をそのままにして再生信号Spt(図6下か
ら二段目参照。)として出力されることとなる。そし
て、この場合に、当該楽曲の一部における一拍分の所要
時間T1は不変である。
【0108】そして、サンプリングされていた楽曲の一
部が再生信号Sptとして一度出力されると(ステップS
14)、次に、ステップS12において算出した再生間
隔Trepeatが経過したか否かが判定され(ステップS1
5)、経過していないときは(ステップS15;いい
え)経過するまで待機する。
【0109】他方、ステップS15の判定において再生
間隔Trepeatが経過しているときは(ステップS15;
はい)、次に、ディスクジョッキーにより当該サンプリ
ングされていた楽曲の一部を再生間隔Trepeatだけ空け
て繰り返し再生し楽曲信号Siiに含まれていた楽曲に重
畳する旨の操作が操作部18において為されているか否
かが判定され(ステップS16)、為されていないとき
は(ステップS16;いいえ)、そのまま当該楽曲の一
部の再生を終了し、一方、当該操作が為されているとき
は(ステップS16;はい)、一度再生信号Sptとして
再生した当該楽曲の一部を再生間隔Trepeatだけ空けて
繰り返し再生すべく、ステップS14に戻って上記した
ステップS14及びS15の処理を繰り返す。
【0110】この後は、上述したように、当該再生間隔
Trepeat毎に再生された楽曲の一部である再生信号Spt
がボリューム制御部16においてボリューム調整されて
調整再生信号Svpとなり、当該調整再生信号Svpとプレ
ーヤ3により再生された楽曲信号Siiに含まれる他の楽
曲との重畳が上記ステップS13においてディスクジョ
ッキーにより指定されたタイミングから再生間隔Trepe
at毎に加算器22並びにゲイン調整部20及び21にお
いて実行され(図6下から二段目及び最下段参照。)、
当該重畳された楽曲を含む上記ミキサ信号Smxが生成さ
れ、アンプ4並びにスピーカ5及び6を介してクラブ内
へ出力されることとなる。
【0111】ここで、図6は、再生信号Sptの拍開始タ
イミングと楽曲信号Siiに含まれる他の楽曲の拍開始タ
イミングとが一致するようにステップS13において重
畳タイミングが指定された場合について示している。
【0112】また、この場合には、図6下から二段目及
び最下段に示すように、再生信号Sptに含まれている楽
曲の一部における一拍の長さ(T1)と楽曲信号Siiに
含まれる楽曲における一拍の長さ(T2)は一致しない
こととなる。
【0113】なお、繰り返し間隔の指定モードを実行す
る場合(ステップS7;繰り返し間隔指定モード)にお
いて、再生信号Sptに含まれている楽曲の一部における
一拍の長さT1と楽曲信号Siiに含まれる楽曲における
一拍の長さT2とが一致するのは、楽曲信号Siに含まれ
るサンプリングされる楽曲のBPM値と楽曲信号Siiに
含まれる当該サンプリングされた楽曲の一部が重畳され
る楽曲のBPM値とが一致している場合である。
【0114】以上説明したように、実施形態のミキサ1
における再生制御処理によれば、サンプリングされた楽
曲の一部における一拍当たりの所要時間T1と楽曲信号
Siiに含まれる楽曲における一拍当たりの所要時間T2
とが一致するように当該サンプリングされた楽曲の一部
における一拍当たりの所要時間T1を変更するので、楽
曲信号Siiに含まれる楽曲と当該サンプリングされた楽
曲の一部との間に相関関係が生じることとなり、これら
を重畳して出力する場合に聴感上の違和感なく出力する
ことができる。
【0115】また、当該楽曲の一部における元のBPM
値が当該楽曲の一部と共にメモリ14に予め記憶されて
いるので、簡易な処理で当該BPM値を読み出して変換
することができる。
【0116】更に、各楽曲信号Si及びSiiに夫々含ま
れている楽曲がダンス用の楽曲であるので、当該ダンス
用の楽曲を出力させつつダンスをする場合に、リズム感
よくサンプリングされた楽曲の一部と他の楽曲とを重畳
させて出力させ、ダンスを継続することができる。
【0117】なお、上述したステップS9及びS13の
処理においては、ディスクジョッキーによる指示に基づ
いて楽曲同士の重畳を行ったが、これ以外に、楽曲信号
SiiにおけるBPM値が検出されるので、当該BPM値
の検出と同時に楽曲信号Siiにおける拍タイミングを検
出し、当該拍タイミングに合わせてサンプリング信号S
pの再生を開始してもよい。
【0118】より具体的には、ディスクジョッキーによ
る重畳指示後に最初に検出される拍タイミングに合わせ
てサンプリング信号Spの再生を開始してもよい。
【0119】この構成によれば、楽曲信号Siiに含まれ
ている楽曲における拍のタイミングと当該楽曲の一部に
おける拍のタイミングとを一致させつつ当該楽曲の一部
が繰り返し再生されるので、楽曲信号Siiに含まれてい
る楽曲と当該楽曲の一部とを重畳して出力する場合に双
方のリズムが一致することとなり、聴感上の違和感なく
これらを重畳して出力することができる。
【0120】また、図4及び図5に示す実施形態におい
ては、再生される楽曲の一部における各拍のタイミング
と楽曲信号Siiに含まれる楽曲における各拍のタイミン
グとを一致させるように当該再生される楽曲の一部にお
ける一拍当たりの所要時間を制御したが、これ以外に、
再生される楽曲の一部における一拍当たりの所要時間が
楽曲信号Siiに含まれる楽曲における一拍当たりの所要
時間の自然数倍又は自然数分の一倍となるように当該再
生される楽曲の一部における一拍当たりの所要時間を制
御しても、リズムが狂うことなくダンスを継続できるよ
うに当該楽曲の一部と楽曲信号Siiに含まれる楽曲とを
重畳して出力することができる。
【0121】更に、上述した実施形態においては、楽曲
の一部をサンプリングすると共にこれを他の楽曲に重畳
する場合について説明したが、これ以外に、再生時間が
元々ごく短時間である一の楽曲全体の再生時間を伸縮し
又はその繰り返し間隔を設定しつつ他の楽曲と再生する
場合についても、本発明を適用することが可能である。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、一のオーディオ情報における一拍当たり
の所要時間である第2所要時間と他のオーディオ情報に
おける一拍当たりの所要時間である第1所要時間との比
が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示さ
れる比となるように第2所要時間が変換されて一のオー
ディオ情報が再生されるので、他のオーディオ情報と当
該一のオーディオ情報との間に相関関係が生じることと
なり、これらを重畳して出力する場合に聴感上の違和感
なく出力することができる。
【0123】従って、リズム感よく一のオーディオ情報
を再生しつつ他のオーディオ情報と重畳出力することが
できる。
【0124】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、当該比が1となるように
第2所要時間を変換するので、他のオーディオ情報のリ
ズムと一のオーディオ情報のリズムとが相互に一致する
こととなり、より違和感なく双方を重畳して出力するこ
とができる。
【0125】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、予め記憶されてい
る第2所要時間を読み出して変換するので、簡易な処理
で第2所要時間を変換することができる。
【0126】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、第
2所要時間が変換された一のオーディオ情報における拍
の開始タイミングと他のオーディオ情報における拍の開
始タイミングとを一致させつつ当該一のオーディオ情報
と他のオーディオ情報とを重畳して出力するので、双方
のリズムを狂わせることなく聴感上の違和感をなくして
双方のオーディオ情報を重畳して再生することができ
る。
【0127】請求項5に記載の発明によれば、繰返拍数
及び拍所要時間に基づいて一のオーディオ情報が繰り返
し再生されるので、他のオーディオ情報と当該一のオー
ディオ情報との間に相関関係が生じることとなり、これ
らを重畳して出力する場合に聴感上の違和感なく出力す
ることができる。
【0128】従って、リズム感よく一のオーディオ情報
を繰り返し再生しつつ他のオーディオ情報と重畳して再
生することができる。
【0129】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、他のオーディオ情報にお
ける拍のタイミングと一のオーディオ情報における拍の
タイミングとを一致させつつ一のオーディオ情報が繰り
返し再生されるので、他のオーディオ情報と一のオーデ
ィオ情報とを重畳して出力する場合に双方のリズムが一
致することとなり、より聴感上の違和感なくこれらを出
力することができる。
【0130】請求項7に記載の発明によれば、一のオー
ディオ情報と他のオーディオ情報双方のリズムを狂わせ
ることなく聴感上の違和感をなくして双方のオーディオ
情報を重畳して出力することができる。
【0131】請求項8に記載の発明によれば、一のオー
ディオ情報における一拍当たりの所要時間である第2所
要時間と他のオーディオ情報における一拍当たりの所要
時間である第1所要時間との比が、自然数又は自然数の
逆数のいずれか一方として示される比となるように第2
所要時間が変換されて一のオーディオ情報が再生される
ので、他のオーディオ情報と当該一のオーディオ情報と
の間に相関関係が生じることとなり、これらを重畳して
出力する場合に聴感上の違和感なく出力することができ
る。
【0132】従って、リズム感よく一のオーディオ情報
を再生しつつ他のオーディオ情報と重畳出力することが
できる。
【0133】請求項9に記載の発明によれば、繰返拍数
及び拍所要時間に基づいて一のオーディオ情報が繰り返
し再生されるので、他のオーディオ情報と当該一のオー
ディオ情報との間に相関関係が生じることとなり、これ
らを重畳して出力する場合に聴感上の違和感なく出力す
ることができる。
【0134】従って、リズム感よく一のオーディオ情報
を繰り返し再生しつつ他のオーディオ情報と重畳して再
生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーディオ情報出力装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
【図2】ミキサの細部構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態のサンプリング処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】実施形態の再生制御処理を示すフローチャート
である。
【図5】実施形態の再生制御処理を示す模式図(I)で
ある。
【図6】実施形態の再生制御処理を示す模式図(II)で
ある。
【符号の説明】 1…ミキサ 2、3…プレーヤ 4…アンプ 5、6…スピーカ 10、11…A/Dコンバータ 12…スイッチ 13…メモリ制御部 14…メモリ 15…BPM検出部 16…ボリューム制御部 17…CPU 18…操作部 19…表示部 20、21…ゲイン調整部 22…加算器 23…D/Aコンバータ 24…変換部 S…オーディオ情報出力装置 Si、Sii…楽曲信号 Smx…ミキサ信号 Sol…左信号 Sor…右信号 Scs、Scm、Sct…制御信号 Sm…メモリ信号 Sp…サンプリング信号 Spt…再生信号 Svp…調整再生信号 Sgs、Sgv…調整信号 Sad…加算信号 Sin…操作信号 Sdp…表示信号 Ssw…スイッチ信号 Sbpm…検出信号 Sdi、Sdii…ディジタル楽曲信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 数雄 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 井下 源 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 渥美 晃 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 高垣 順一 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 八木 昭治 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D080 BA01 FA03 FA39 FA54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のオーディオ情報を他のオーディオ情
    報と共に出力すべく再生するオーディオ情報再生装置に
    おいて、 前記他のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である第1所要時間を検出する検出手段と、 前記一のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である第2所要時間と前記検出された第1所要時間との
    比が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示
    される比となるように当該第2所要時間を変換し、前記
    一のオーディオ情報を再生する変換手段と、 を備えることを特徴とするオーディオ情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーディオ情報再生装
    置において、 前記変換手段は、前記比が1となるように前記第2所要
    時間を変換することを特徴とするオーディオ情報再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のオーディオ情報
    再生装置において、 前記一のオーディオ情報及び前記第2所要時間を予め記
    憶する記憶手段と、 前記記憶されている一のオーディオ情報及び第2所要時
    間を読み出して前記変換手段に出力する読出手段と、 を更に備えることを特徴とするオーディオ情報再生装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    オーディオ情報再生装置において、 前記第2所要時間が変換された一のオーディオ情報にお
    ける拍の開始タイミングと前記他のオーディオ情報にお
    ける拍の開始タイミングとを一致させつつ当該一のオー
    ディオ情報と前記他のオーディオ情報とを重畳して出力
    する出力手段を更に備えることを特徴とするオーディオ
    情報再生装置。
  5. 【請求項5】 一のオーディオ情報を他のオーディオ情
    報と共に出力すべく繰り返し再生するオーディオ情報再
    生装置において、 前記他のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である拍所要時間を検出する検出手段と、 前記一のオーディオ情報の繰り返し再生における繰り返
    し間隔を示す拍数である繰返拍数を外部から指定するた
    めの指定手段と、 前記指定された繰返拍数及び前記検出された拍所要時間
    に基づいて、前記一のオーディオ情報を繰り返し再生す
    る再生手段と、 を備えることを特徴とするオーディオ情報再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のオーディオ情報再生装
    置において、 前記再生手段は、前記指定された繰返拍数及び前記検出
    された拍所要時間に基づいて、前記他のオーディオ情報
    の拍のタイミングと前記一のオーディオ情報の拍のタイ
    ミングとを一致させつつ当該一のオーディオ情報を繰り
    返し再生することを特徴とするオーディオ情報再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    オーディオ情報再生装置と、 前記一のオーディオ情報を前記他のオーディオ情報と共
    に出力するオーディオ出力手段と、 を備えることを特徴とするオーディオ情報出力装置。
  8. 【請求項8】 一のオーディオ情報を他のオーディオ情
    報と共に出力すべく再生するオーディオ情報再生方法に
    おいて、 前記他のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である第1所要時間を検出する検出工程と、 前記一のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である第2所要時間と前記検出された第1所要時間との
    比が、自然数又は自然数の逆数のいずれか一方として示
    される比となるように当該第2所要時間を変換し、前記
    一のオーディオ情報を再生する変換工程と、 を備えることを特徴とするオーディオ情報再生方法。
  9. 【請求項9】 一のオーディオ情報を他のオーディオ情
    報と共に出力すべく繰り返し再生するオーディオ情報再
    生方法において、 前記他のオーディオ情報における一拍当たりの所要時間
    である拍所要時間を検出する検出工程と、 前記一のオーディオ情報の繰り返し再生における繰り返
    し間隔を示す拍数である繰返拍数を外部から指定するた
    めの指定工程と、 前記指定された繰返拍数及び前記検出された拍所要時間
    に基づいて、前記一のオーディオ情報を繰り返し再生す
    る再生工程と、 を備えることを特徴とするオーディオ情報再生方法。
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