JP2001034599A - 問題解決システムにおけるインタフェース装置、インタフェース生成方法及び記録媒体 - Google Patents

問題解決システムにおけるインタフェース装置、インタフェース生成方法及び記録媒体

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JP2001034599A
JP2001034599A JP20811399A JP20811399A JP2001034599A JP 2001034599 A JP2001034599 A JP 2001034599A JP 20811399 A JP20811399 A JP 20811399A JP 20811399 A JP20811399 A JP 20811399A JP 2001034599 A JP2001034599 A JP 2001034599A
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Yukiko Yoshida
由起子 吉田
Toue Adachi
統衞 安達
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】問題解決システム実行装置のインタフェース装
置に関して、複数の実行条件組に対しても混乱無く、問
題解決システムの実行条件設定、実行、解析・表示がで
きるインタフェース装置を提供する。 【解決手段】問題解決システム(PSS)実行装置を実
行する場合、まず、ユーザに対するインタフェースを生
成する。インタフェースからは、新規PSSプロセスの
起動や制御対象PSSの終了、選択、進行制御方法の設
定などを行うほか、PSSの解析・表示方法の設定を行
う。この設定により、PSSが演算した結果が様々な図
表として表示される。図表を含む複数の画面を表示させ
た後、新たに実行するPSSの実行条件組の設定処理を
行ったり、PSSの進行制御を行ったり、属性・実体の
強調表示や、画面間の連動表示を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実行条件依存の問
題解決システムのインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実行条件依存の問題解決システムとは、
問題の解を求めるに当たって、処理時間が経過する毎に
徐々に良い精度の解を出力するものであり、解の質ある
いは解の得られる効率を左右する、適切に設定されるべ
き実行条件(の組)を持つものを言い、遺伝アルゴリズ
ム、ニューラルネットワーク、免疫アルゴリズム等が含
まれる。
【0003】このような実行条件依存の問題解決システ
ムは、問題が複雑すぎたり、問題の規模が大きすぎた
り、定式化が難しいなどの理由で、解析的手法や全解探
索手法では最適解はおろか実用的なレベルの解を導出す
るのも困難といった問題(スケジューリング、VLSI
配置、パターン認識など)に効果があるとされている
が、その適用時には、解の質あるいは解の得られる効率
を向上させるためにも、実行条件を適切に設定すること
が不可欠である。
【0004】本発明に関連した公知の技術としては、以
下のようなものがある。 ・特願平8−123161号「遺伝アルゴリズム解析表
示処理装置」では、問題解決システム(本出願において
は、例として遺伝アルゴリズムを前提とする)の実行条
件の入力・保存とGA(Genetic Algorithm)の実行、
そして実行性能の視覚化表示機能を有し、それによって
ユーザが実行条件の値の組を調整できるようになってい
る。 ・特願平9−013550号「遺伝アルゴリズム解析表
示処理装置」では、問題解決システム(遺伝アルゴリズ
ム)の属性(データ型)・実体を、異なる種類の解析表
示画面上で対応付けることができる。 ・特願平10−46626号「進化型アルゴリズム実行
システム及びそのプログラム記録媒体」では、問題解決
システム(遺伝アルゴリズム)の実行経過を対話的に解
析、視覚化したり、実行条件を実行途中に変更すること
ができる。
【0005】典型的な問題解決システムにおいては、実
行条件(の組)の設定値と、問題解決システムの実行で
得られた解のシステム内部での表現と、更に実際の問題
空間における解表現という、互いに関連を持ったクラス
が存在し、適切な実行条件組の設定には、これらのクラ
ス間の関連を明確化することが望ましい。しかしなが
ら、従来の技術には、それらのクラス間の関連付けは明
確に行われていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、実行条件
依存の問題解決システムにおいては、実行条件を変えて
問題解決システムを実行し、より効率よく精度の良い解
が得られるような作業をする必要がある。しかし、従来
では、これら実行条件の解析と、この解析に基づいた実
行条件の変更は人間の感に頼っており、より効率よく実
行条件を解析するためのツールは存在しなかった。
【0007】本発明の課題は、問題解決システム実行装
置おいて、複数の実行条件組に対しても混乱無く、問題
解決システムの実行条件設定、実行、解析・表示を可能
とするインタフェース装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインタフェース
装置は、問題解決システムにおけるインタフェース装置
であって、問題解決システムから出力される実行経過・
結果のデータ型を入力する入力手段と、該入力手段によ
り入力されたデータ型に基づき、該問題解決システムの
実行条件組のデータ型に適した実行条件組を表示・設定
・保存するための第1のインタフェースを生成する第1
のインタフェース生成手段と、該入力手段により入力さ
れたデータ型に基づき、該問題解決システムの実行性能
の評価に適した実行経過・結果を解析・表示するための
第2のインタフェースを生成する第2のインタフェース
生成手段と、該第2のインタフェースを介して入力され
た設定情報に基づき、該問題解決システムの実行性能を
数値的あるいは視覚的に表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】本発明のインタフェース生成方法は、問題
解決システムにおけるインタフェース生成方法であっ
て、(a)問題解決システムから出力される実行経過・
結果のデータ型を入力するステップと、(b)該ステッ
プ(a)により入力されたデータ型に基づき、該問題解
決システムの実行条件組のデータ型に適した実行条件組
の表示・設定・保存のための第1のインタフェースを生
成するステップと、(b)該ステップ(a)によるデー
タ型の設定に基づき、該問題解決システムの実行性能の
評価に適した実行経過・結果を解析・表示するための第
2のインタフェースを生成するステップと、(c)該ス
テップ(a)によるデータ型の設定情報に基づき、該問
題解決システムの実行性能を数値的あるいは視覚的に表
示するステップとを備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、問題解決システムを実行
する際に、問題解決システムから出力される実行経過や
結果のデータ型を入力し、これら入力情報に従って、各
実行条件の下での問題解決システムの実行経過や結果を
数値的あるいは視覚的に解析・表示する。従って、問題
解決システムが実行条件依存型の場合にも、特定の実行
条件と他の実行条件下での実行結果を容易に比較検討す
ることができ、最適な実行条件の組を効率的に発見する
ことができる。また、他の側面においては、表示された
実行経過や結果を実行条件の実体や画面間で関連づけて
強調表示するので、ディスプレイ上に多くの画面が表示
されている場合にも、ユーザが注目したい部分を容易に
認識でき、実行条件の違い等による問題解決システムの
演算効率の比較検討を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、問題解決システムの例
として遺伝アルゴリズム(GA)を取り上げて説明する
が、本発明は、GA以外でも、ニューラルネットワー
ク、免疫アルゴリズム等の各種問題解決システムに適用
可能である。
【0012】遺伝アルゴリズムの詳細については、 ・北野編:「遺伝的アルゴリズム」産業図書、1993 ・Goldberg,D.E.:'Genetic Algorithms in Search,
Optimization, and Machine Learning'. Addison-
Wesley, 1989 などを参照されたい。
【0013】図1は、本発明の一実施形態の問題解決シ
ステム実行装置の原理構成図である。問題解決システム
(PSS:Plobrem Solving System)実行装置制御統
括部1は、システム内の各制御部、実行部、装置を全体
的に制御したり、各種設定・制御・表示に係る(グラフ
ィカル)ユーザ・インタフェースを提供する。PSSア
ルゴリズム制御部2は、遺伝アルゴリズム、ニューラル
ネットワークなどのPSSを実行するPSS実行部16
に属し、PSS実行装置制御統括部1からの制御命令に
従ってPSSのデータ型を(PSS実行装置制御統括部
1側へ)送信したり、(PSS実行装置制御統括部1側
から)PSS実行のための実行条件設定を受信したり、
PSSの進行を開始したり、一時停止したり、PSSの
進行経過データを(PSS実行装置制御統括部1側へ)
送信したり、PSS進行を終了したりする。
【0014】PSSプロセス選択制御部3は、実行条件
組の設定・実行・解析・表示の対象となるPSSプロセ
スを選択するための制御を行う。PSSプロセス進行方
法設定制御部4は、(PSSの1ステップ毎に一時停止
するとか、一時停止なしで進行させる、といった)PS
Sの進行の制御方法を設定する。PSSプロセス進行制
御部5は、PSSプロセス進行方法設定制御部4の設定
とは別に、より柔軟でユーザの望み通りのPSSプロセ
ス進行の制御を行う。
【0015】PSS実行条件組設定制御部6は、PSS
プロセスの実行に必要な実行条件組の設定に関する処理
の制御を行う構成である。PSSプロセス・実行条件組
指定制御部7は、本実施形態の問題解決システム実行装
置が現在制御しているPSSプロセス中からいくつかを
性能比較(解析・表示)の対象とするために指定する
(あるいは、そのプロセスを特徴づけている実行条件の
組の指定によって、PSSプロセスを指定する)構成で
ある。PSS解析・表示方法設定制御部8は、PSSの
解析・表示方法を設定する構成である。PSS解析・表
示制御部9は、PSSの進行経過データ等から(PSS
解析・表示方法設定制御部8で設定された方法による)
PSSプロセス進行の解析・表示処理をする構成であ
る。PSS属性・実体指定制御部10は、強調表示の対
象となるPSSの属性・実体を指定する構成である。P
SS解析結果強調表示部11は、PSSの属性・実体の
強調表示を指定する。
【0016】ここで、属性とは、PSSの解析対象とな
る実行条件組の種類を表すデータであり、オブジェクト
の性質を表すものである。属性は、コンピュータ処理に
おいて、各種データ型で表現される。PSSは、与えら
れる属性の実体を入力として演算を行う。また、実体と
は、属性に与えられる具体的な数値などを示す。PSS
解析結果連動表示設定制御部12は、どの(PSSの解
析・表示結果)画面のどの部分(PSSの属性・実体)
を連動表示させるかを設定する構成である。PSS解析
結果連動表示制御部13は、連動表示を処理する構成で
ある。PSS実行部16に属するPSSアルゴリズム部
20は、遺伝アルゴリズム、ニューラルネットワークな
どのPSSの実行の本体部分であり、PSSアルゴリズ
ム制御部2からの制御命令に従って、実行条件設定の読
み込み、ステップ進行、進行経過データの出力を行う。
典型的な遺伝アルゴリズムの場合、PSSアルゴリズム
部20は、0:初期化、1:遺伝型から表現型への変
換、2:適応度評価、3:選択、4:交叉・突然変異、
5:終了条件の評価の各ステップからなるアルゴリズム
を実行し、終了条件を満たすまでステップ1〜5を繰り
返す。
【0017】上記各構成部の内、問題開設システム(P
SS)実行装置制御統括部1、PSSプロセス選択制御
部3、PSSプロセス進行方法設定制御部4、PSSプ
ロセス進行制御部5、PSS実行条件設定制御部6、P
SSプロセス・実行条件組指定制御部7、PSS解析・
表示方法設定制御部8、PSS解析・表示制御部9、P
SS属性・実体指定制御部10、PSS解析結果強調表
示制御部11、PSS解析結果連動表示設定制御部1
2、及びPSS解析結果連動表示制御部13は、図1に
示す全体構成を有するPSS実行装置のインタフェース
部(PSS実行装置インタフェース部15)を構成して
いる。PSS実行装置インタフェース部15によって加
工された、PSS実行部16の出力データは、出力装置
31を介してユーザに提示され、また、入力装置30を
介して入力されるユーザからの入力情報は、PSS実行
装置インタフェース部15によって処理され、PSS実
行部16に渡される。
【0018】入力装置30は、キーボード、マウスなど
の入力装置である。出力装置31は、ライン出力、グラ
フィック出力などの出力装置である。記憶装置32はハ
ードディスク、メモリなどの記憶装置である。
【0019】図2は、本発明の一実施形態による問題解
決システム実行装置が行う処理の全体の流れを示すフロ
ーチャートである。まず、ステップS1で、インタフェ
ースの生成を行う。これは、ユーザに必要な情報を提示
したり、ユーザから必要な情報を受け取ることができる
ように、例えばGUI(Graphical User Interface)
などを使ってモニタの表示画面に入出力画面を出力する
処理である。次に、ステップS1で生成されたインタフ
ェースを使って、ステップS2において、ユーザに処理
の選択を行わせる。ここでは、処理の種類に番号を付
け、変数“L”に設定することを念頭に置いている。ま
ず、L=1の場合には、ステップS12に進んで、PS
S実行装置の終了処理を行う。この場合、既存のPSS
プロセスの終了処理も行う。
【0020】L=2であった場合には、ステップS11
で、新規PSSプロセスの起動処理を行う。この新規P
SSプロセスの起動処理の詳細は、図3において説明す
る。L=3であった場合には、実行条件組設定処理を行
う(ステップS10)。ステップS10の詳細は図4に
おいて説明する。L=4であった場合には、制御対象の
PSSプロセスの終了処理を行う(ステップS9)。L
=5であった場合には、制御の対象となるPSSの選択
あるいは選択変更を行う(ステップS8)。L=6であ
った場合には、制御対象PSSの進行制御方法の設定あ
るいは設定変更を行う(ステップS7)。L=7であっ
た場合には、制御対象のPSSの進行制御を行う(ステ
ップS6)。ステップS6の詳細は図5にて説明を行
う。L=8であった場合には、PSSの処理結果の解析
・表示方法の設定、設定変更、あるいは追加設定を行う
(ステップS5)。L=9であった場合には、PSSの
属性・実体の強調表示の設定あるいは設定変更、及びそ
れらの実行を行う(ステップS4)。ステップS4の詳
細は、図6にて説明する。L=10であった場合には、
画面間の連動表示の設定あるいは設定変更、及びそれら
の実行を行う(ステップS3)。ステップS3の詳細は
図7にて説明する。
【0021】図3は、図2のステップS11の処理をよ
り詳細に説明するフローチャートである。まず、ステッ
プS20において、PSS実行装置インタフェース部1
5は、PSSプロセスの起動命令を生成し、これをPS
S実行部16に送信する。PSSプロセスの起動命令を
受信したPSS実行部16は、ステップS21で、PS
Sプロセスを起動する。PSSプロセスが起動される
と、ステップS22において、PSSのデータ型をPS
Sプロセスから読み込むか否かを判断する。データ型を
読み込まない場合、すなわち、前回のPSSプロセスの
実行に際して使用したデータ型を記憶装置32から読み
出して使用するか、ユーザ入力を使用するか、あるいは
標準設定を使用する場合、ステップS25に進んで、P
SS実行条件組設定用インタフェースの生成を行い、こ
のサブルーチンから出る。
【0022】ステップS22で、PSSのデータ型をP
SSプロセスから読み込むと判断された場合には、PS
S実行部16に入力すべきデータ型に関する質問信号を
送出する。すると、PSS実行部16は、PSSデータ
型をPSS実行装置インタフェース部15に送信する。
これをステップS24で読み込み、ステップS25でP
SS実行条件組設定用インタフェースの生成を行って、
このサブルーチンから出る。
【0023】なお、ステップS22の判断は、例えば、
ユーザが入力装置30を使って入力した指示情報を基に
行う。このとき、ユーザには、図2のステップS1で生
成されたインタフェース画面が出力装置31を介して提
示され、例えば、そのインタフェース画面上にユーザに
対し指示の入力を促す表示がなされる。そして、ユーザ
はそのインタフェース画面を介して指示入力を行う。
【0024】図4は、図2のステップS10の処理をよ
り詳細に説明するフローチャートである。まず、ステッ
プS30で、PSS実行装置インタフェース部15は、
現在起動しているPSSプロセスを削除するか否かを判
断する。現在起動中のPSSプロセスを削除する場合に
は、PSS実行部16が、当該PSSプロセスの終了処
理を行い(ステップS31)、このサブルーチンを出
る。ステップS30で、現在起動中のPSSプロセスを
削除しない旨が判断された場合には、ステップS32に
進む。この判断は、例えば、上記ステップS22と略同
様にしてユーザからの入力に基づいて行う。ステップS
32では、PSS実行条件組を保存済み設定(記憶装置
32に記憶された設定)から読み込むか否かが判断され
る。保存済み設定を読み込むと判断された場合には、ス
テップS33で、保存済みのPSSの実行条件組を読み
込みステップS34に進む。ステップS32で、保存済
みの実行条件組を記憶装置32から読み込まないと判断
した場合には、ユーザ入力の設定あるいは標準設定を利
用する。そして、ステップS34に進んで、PSS実行
条件組を表示・編集し、ステップS35で、ユーザに現
在のPSS実行条件組を保存するか否かを問い合わせ
る。ユーザが保存することを選択した場合には、ステッ
プS36で、現在のPSS実行条件組の保存を行い、ス
テップS37に進む。ステップS35で、ユーザが現在
のPSS実行条件組を保存しない旨を選択した場合に
は、そのままステップS37に進む。ステップS37で
は、PSSの初期化/設定変更命令をPSS実行部16
に出力する。PSS実行部16では、当該命令を受け取
ると、PSSの初期化/設定変更を行い、処理を終了し
て、このサブルーチンから出る。
【0025】図5は、図2のステップS6の処理の詳細
を示すフローチャートである。まず、PSS実行装置イ
ンタフェース部15は、ステップS40において、ユー
ザに設定対象となる項目が表示される画面を選択させ
る。ユーザが画面を選択すると、ステップS41で、選
択された画面を削除するか否かをユーザに指定させ、削
除する旨の指定がなされた場合には、ステップS42で
画面を削除して、このサブルーチンから出る。ステップ
S41で、画面を削除しない旨の指定がされた場合に
は、ステップS43で、PSSの解析・表示方法を設定
するか否かをユーザに指定させる。ステップS43の判
断がYesの場合には、ステップS44で、PSSの解
析・表示方法の設定をユーザに行わせ、それが終了する
とステップS45に進む。ステップS43で、判断がN
oとなったときには、ステップS45にそのまま進む。
ステップS45では、PSSの進行制御方法を設定する
か否かをユーザに入力させる。ユーザにより、設定しな
い旨の入力がなされた場合には、ステップS47にその
まま進む。ユーザがPSSの進行制御方法を設定する旨
の入力を行った場合には、ステップS46において、P
SSの進行制御方法の設定を行い、ステップS47に進
む。
【0026】ステップS47で、PSS実行装置インタ
フェース部15は、PSS実行部16にPSSの進行命
令を出力する。PSSの進行命令を受け取ったPSS実
行部16は、ステップS48において、PSSに1ステ
ップの進行を行わせる。そして、PSS実行部16は、
ステップS49において、1ステップだけPSSを進行
させた結果により得られたデータをPSSの経過データ
としてPSS実行装置インタフェース部15に送信す
る。
【0027】PSS実行装置インタフェース部15で
は、PSSの経過データをPSS実行部16から受け取
ると、ステップS50において、PSSの経過データを
解析・表示する。この解析・表示の方法については後述
する。この解析・表示は、例えば、GUIを用いた表示
を行い、経過データが送信される毎に自動更新されるも
のとする。そして、ステップS51において、PSSの
進行を一時停止するか否かを判断し、ユーザがPSSの
進行の一時停止を行う旨の指示を出した場合には、この
サブルーチンから出る。ユーザがPSSの進行の一時停
止を指示しなかった場合には、ステップS47に戻っ
て、PSSの実行を進行させる。
【0028】図6は、図2のステップS4の処理を詳細
に示すフローチャートである。まず、PSS実行装置イ
ンタフェース部15は、ステップS55において、PS
Sの属性・実体の設定/設定変更を行う。次に、ステッ
プS56において、各表示画面について該当する属性・
実体の有無をチェックする。このとき、各表示画面に表
示されているオブジェクトに関するデータを参照する。
そして、ステップS57で、各表示画面について該当す
る属性・実体の強調表示を実行して、このサブルーチン
から出る。
【0029】図7は、図2のステップS3の処理を詳細
に示すフローチャートである。まず、PSS実行装置イ
ンタフェース部15は、ステップS60において、画面
間の連動表示の設定/設定変更を行う。次に、ステップ
S61で、各表示画面について連動設定をチェックす
る。そして、ステップS62において、表示画面間の連
動表示を実行して、このサブルーチンから出る。
【0030】図8〜図10は、図3のフローチャートに
示された処理に対応するPSS実行装置インタフェース
部の表示例である。PSS実行装置は、まず、図2のス
テップS1で、図8のPSSプロセス起動ウィンドウを
生成・表示する。図8の例では、PSSプロセス起動ウ
ィンドウには、PSSプロセスID、ホスト名、及びプ
ログラム名が設定できるように、それぞれデータの入力
用のテキストボックスが配置されていると共に、データ
型の読み込みをどの方法で行うか、すなわち、PSSプ
ロセスのプログラムから読み込むか、記憶装置に記憶さ
れているファイルから読み込むか、あるいは標準設定を
使用するかを選択するように構成されている。ユーザ
は、図8のPSSプロセス起動ウィンドウを用いて、P
SSプロセスの起動に必要な設定を行い、“起動”ボタ
ン41を押すことにより、PSS実行部16にPSSプ
ロセスの起動命令を送信する。本実施形態のPSS実行
装置は、複数のPSSプロセスを扱うことができる。そ
の際、PSSプロセス起動ウィンドウは、PSSプロセ
スの数だけ別々のウィンドウを開くようにしても良い
し、あるいは、図8のPSSプロセス起動ウィンドウを
拡張して、複数のPSSプロセスに関する設定を1つの
ウィンドウ上で扱う様にしてもよい。
【0031】次に、PSSのデータ型の読み込みが行わ
れる。PSSのデータ型については、設定すべき実行条
件の名称、データ型、取りうる値の範囲を(`サイズ
´、整数、[2、...、10,000])、や(`コ
ーディング´、文字列、[Binary、Gray])といった書
式や、解析・表示すべきPSS実行結果の出力データの
解析・表示方法・データ型などを(グラフ、適応度、世
代変化、全個体)といった書式を読み込むものとする
が、その際、PSSプログラムからの出力を読み込む様
にしても、データ型を記述したファイルから読み込むよ
うにしても、あるいは、何らかの標準設定を用いる様に
しても良い。
【0032】図8では、PSSプロセス起動ウィンドウ
上に「プログラムから」、「ファイルから」、及び「標
準設定を使用」というPSSデータ型の読み込み設定用
インタフェースを実装したが、この部分をPSSプロセ
ス起動ウィンドウから切り離して別のウィンドウ上に実
装しても良い。
【0033】次に、PSS実行装置は、図3のステップ
S25で、読み込まれたデータ型に基づき、図9のPS
S実行条件組設定用インタフェースを生成する。図9で
は、第1回目のPSS実行に対する`条件1´という名
称が実行条件組の設定欄が表示された状態(実体(値)
は未設定)を表している。PSSプロセスを新規に起動
するたびに、図9のインタフェース上に新規の実行条件
組設定欄が`条件2´、`条件3´、...と1行ずつ
付け加えられる。PSSの各プロセスは、(`条件1´
といった名称を持つ)1つの実行条件組に対応してい
る。ユーザは、(設定変更などの)制御対象となる条件
組を図9のウィンドウ上でマウスなどのポインタなどを
用いて選択する。図10に示されるように、現在の制御
対象となっている条件組(この場合、`条件2´の組)
は、設定欄を太枠で囲むことにより強調表示される。
【0034】図4のステップS30において、既存のP
SSプロセスを削除する場合には、対応する実行条件組
を選択し、`条件削除´ボタン42を押す。また、PS
S実行条件組設定用インタフェース(図9、10のウィ
ンドウ)上では、図4のステップS32に示されるよう
に、保存済み実行条件組の設定値を(ファイルなどか
ら)読み込んだり(`読込み´ボタン43)、標準設定
を用いたり(`標準設定´ボタン44)、図4のステッ
プS34において設定欄の値を修正するなどして、実行
条件組を設定することができる。実行条件組の設定が完
了したら、図4のステップS35に示されるように、`
保存´ボタン45を押すことにより、設定した実行条件
組を記憶装置に記憶させることができる。そして、図4
のステップS37に示されるように、`更新´ボタン4
6を押すことにより、PSS実行部16へPSS初期化
あるいは設定変更の命令を送信する。
【0035】図11〜図13は、図5のフローチャート
の処理に対応して表示される画面の一例を示した図であ
る。PSS実行装置は、図8のインタフェースから読み
込んだPSSのデータ型に基づいて、PSS解析・設定
方法コントロールパネル(図11)を生成する(図5の
ステップS40)。ユーザは、このコントロールパネル
上で、ポインタなどを用いて既存の画面を選択したり、
設定欄に値(実体)を入力することにより、既存の画面
を削除・更新したり、新規に画面を生成することができ
る(そのために、`画面削除´ボタン51、`設定更新
´ボタン52及び`画面生成´ボタン53が用意されて
いる)。これは、図5のステップS41、S43の処理
を行うものである。各画面は、`画面1´、`画面2
´、...といった名称で識別され、解析・表示方法、
解析・表示の対象となる(実行条件組の名称で指定され
た)PSS進行、何ステップ目について解析・表示する
か、また、特にどの個体(遺伝アルゴリズムを前提にし
ている)について解析・表示するか、等の設定欄を有し
ている。`トラック´や`店舗´の欄は、解決すべき問
題の設定によって代わるものである。今の場合には、複
数のトラックに荷物を載せて、複数の店舗に配布する問
題を想定しているが、問題設定は個々の問題によって変
化すべきものである。
【0036】図11(b)は、コントロールパネル上で
4つの画面が設定された状態を示す。それぞれの設定に
ついて生成された画面(表示例)は、図12の画面1
(ステップ進行に合わせた自動更新機能を模式化したも
の)、図13(a)の画面2、図13(b)の画面3、
図13(c)の画面4である。
【0037】図11(c)のコントロールパネル女王の
進行制御方法の設定欄を用いて、`ノンストップ´や`
2ステップ毎に一時停止する´といったPSSの(デフ
ォルトの)進行制御方法を設定することもできる。本実
施形態では、PSSの進行制御方法のインタフェース
を、PSS実行条件組コントロールパネル(図11
(c))上に組み込んだ実装例を示しているが、別の例
として、PSSの進行制御方法のインタフェースを独立
したウィンドウ上に実装しても良い。
【0038】図5のステップS51に示されるように、
PSSが設定された進行制御方法に進行している最中
に、臨時に一時停止しても良い(図11(c)では、`
一時停止/解除´ボタン54を押す)。また、進行制御
方法の設定を、PSSの進行途中に変更しても良い。一
時停止状態(あるいは進行開始前の)PSSは、`一時
停止/解除´ボタン54を押すことにより、一時停止状
態が解除され(あるいは進行が開始し)、次の一時停止
条件を満たすまで(あるいは一時停止命令が出されるま
で)PSSのステップが進行していく。
【0039】本実施形態のPSS実行装置では、各画面
の表示内容が、PSSのステップ進行に合わせて(デフ
ォルト設定では)自動更新する。その様子を模式化した
ものが、図12である。図12(a)、(b)、(c)
に示された画面1は、それぞれPSS進行の0ステップ
目、2ステップ目、...、12ステップ目における自
動更新された適応度グラフを示している。ここでは、図
示していないが、他の画面もPSSのステップ進行に合
わせて(デフォルト設定では)自動更新する。
【0040】図13(c)は、複数の(実行条件組によ
る)PSS進行の性能比較のための解析・表示画面の表
示例であり、既存の実行条件組(条件1及び条件2)に
関して個体0の適応度のステップ推移をグラフ化したも
のである。PSS解析・設定方法コントロールパネル
(図11)を用いて、新しいPSS進行が加わる度に、
その性能グラフを図13(c)の画面上に重ね書きする
ように設定したり、重ね書きすべき条件組を指定した
り、あるいは、重ね書きの中から削除するべき条件組を
指定することができる。
【0041】図14〜図22は、属性・実体の強調表示
機能の一実施形態である。図14は、強調表示の一形態
のPSS実行装置インタフェース部の行う処理を示すフ
ローチャートであり、図15は、強調表示の実行前、図
16は、強調表示の実行後を示す図である。
【0042】図15〜図16では、PSSの属性を強調
表示する様子を示している。ここで、`属性´とは、
(図11(a)、(b)のPSS解析・表示方法コント
ロールパネルに見られる)`個体´、`トラック´、`
店舗´といったPSSの解析対象であり、そこに何か具
体的な値(実体)が与えられるものである。ユーザが、
PSS解析・表示方法コントロールパネル上でポインタ
などを用いて何か属性を選択する。このとき、必要なら
ば、PSSの属性・実体の設定/設定変更を行う(図1
4のステップS70)。すると、PSS実行装置インタ
フェース部15では、各表示画面に対して該当する属性
が(どういった形式で)存在するかチェックし(図14
のステップS71)、該当する画面の全てについて、そ
れぞれの形式に合った方法で、その属性を強調表示する
(図14のステップS72)。例えば、図15(a)の
コントロールパネル上で`店舗´が選択されると、図1
5(b)〜(e)の画面の中から店舗属性を含むものが
チェックされる。この例では、図15(c)のスケジュ
ール表及び図15(d)の経路図が店舗属性を含んでい
るので、図16(c)及び図16(d)において、店舗
名がボールド体で表示され、スケジュール表(図16
(c))上では店舗の(受入可能時間帯を表す)線分が
他よりも太い線幅で表示され、経路図(図16(d))
上では、店舗の位置が枠で囲まれて強調表示される。あ
るいは、この図には示していないが、店舗名や店舗を表
す線分などを点滅させたり、カラー表示が可能な場合
は、表示色を変えることによって強調表示しても良い。
選択された属性を含まない画面(図16では適応度グラ
フ(図16(b))と性能比較グラフ(図16
(e)))は変化しない。
【0043】図17〜図19では、PSSの実体を強調
表示する様子を表す。ここで、実体とは、属性の具体的
な値のことであり、例えば、`個体0´、`トラックP
´、`店舗a´といったものである。ユーザが、PSS
解析・表示方法コントロールパネル上でポインタなどを
用いて何か属性の実体を選択する。このとき、必要なら
ば、PSSの属性・実体の設定/設定変更を行う(ステ
ップS73)。すると、PSS実行装置インタフェース
部15は、各表示画面に対して該当する実体が(どうい
った形式で)存在するかチェックし(ステップS7
4)、該当する画面すべてについて、それぞれの形式に
合った方法で、その実体を強調表示する(ステップS7
5)。例えば、図18(a)のコントロールパネル上
で、適当なトラック設定欄に`P´を入力し、更に店舗
設定欄に`a´を入力すると、図18(b)〜図18
(e)の中からトラックP及び店舗aを含むものがチェ
ックされる。図18の例では、図18(c)のスケジュ
ール表および図18(d)の経路図がトラックP及び店
舗aを含んでいるので、図19(c)及び図19(d)
において、トラック名P及び店舗名aがボールド体で表
示され、スケジュール表(図19(c))上ではトラッ
クPの経路を示す矢印が他よりも太い線で表示され、店
舗aの位置が枠で囲まれて強調表示される。あるいは、
図19には示してないが、トラック/店舗名やトラック
/店舗を表す線分を点滅させたり、カラー表示が可能な
場合は表示色を変えることによって強調表示しても良
い。選択された属性を含まない画面(今の場合、適応度
グラフ(図19(b))と性能比較グラフ(図19
(e)))は変化しない。
【0044】図14〜図19では、コントロールパネル
上で属性・実体を選択した時に、解析結果表示画面上で
該当する属性・実体が強調表示される様子を説明したも
のであるが、強調表示機能は、コントロールパネルから
解析結果表示画面への一方向だけではなく、ある解析結
果表示画面からコントロールパネルへの、あるいは他の
解析結果表示画面への双方向(多方向)に作用するよう
に実装することができる。図20〜図22は、その一例
である。
【0045】まず、図21(c)のスケジュール表でト
ラックP及び店舗aを選択する(ステップS77)。す
ると、PSS実行装置インタフェース部15は、スケジ
ュール表で、トラックPと店舗aが選択された事を認識
し、コントロールパネル(図21(a))を含む各表示
画面について該当する属性・実体がどのような形式で存
在するかをチェックし(ステップS78)、トラックP
と店舗aを含む画面(図21の場合、図21(a)、
(c)、(d))に対して該当する属性・実体の強調表
示を行う(ステップS79)。図22が強調表示した結
果である。図22(a)のコントロールパネルのトラッ
クの実体`P´と店舗の実体`a´が太枠で囲まれてい
ると共に、図22(d)の経路図では、トラックPの辿
る経路がボールド体で示されると共に、店舗aが枠で囲
まれている。このように、スケジュール表におけるトラ
ックP及び店舗aを選択することにより、経路図及びコ
ントロールパネル上の該当する実体も強調表示される。
【0046】なお、前述と同様に、トラック/店舗名や
トラック/店舗を表す線分などを点滅させたり、カラー
表示が可能な場合は表示色を変えることによって強調表
示しても良い。選択された属性を含まない画面(適応度
グラフ(図22(b))と性能比較グラフ(図22
(e)))は変化しない。
【0047】図23〜図32は、実行条件組等の強調表
示機能の一実施形態を説明する図である。図23〜図2
4は、PSSの画面を強調表示する様子を示している。
【0048】ユーザが、PSS解析・表示方法コントロ
ールパネル上で、ポインタなどを用いて何か画面を選択
すると、該当画面を強調表示する。例えば、図23
(a)のコントロールパネル上で`画面3´が選択され
ると、図24(d)に示されるように、画面3が太枠で
囲まれて強調表示される。あるいは、該当する画面を点
滅させたり、カラー表示が可能な場合は表示色を変える
ことによって強調表示するようにしても良い。
【0049】図25〜図26は、PSSの解析・表示方
法(解析・表示手法)を強調表示する様子を示してい
る。ユーザが、PSS解析・表示方法コントロールパネ
ル(図25(a))上で、ポインタなどを用いて、何ら
かの解析・表示方法の実体を選択すると、該当する画面
を強調表示する。例えば、図25(a)のコントロール
パネル上で、`性能比較グラフ´を選択すると、図26
(e)に示されるように、性能比較グラフの画面が太枠
で囲まれて強調表示される。あるいは、該当する画面を
点滅させたり、カラー表示が可能な場合は表示色を変え
ることによって強調表示するようにしても良い。
【0050】図27〜図28は、PSSの実行条件組
(実行条件)を強調表示する様子を示している。ユーザ
が、PSS解析・表示方法コントロールパネル(図27
(a))上で、ポインタなどを用いて、何らかの実行条
件組(実行条件)の実体を選択すると、該当する実行条
件組の実体を含む画面を強調表示する。例えば、図27
(a)のコントロールパネル上で、`条件1´を選択す
ると図27(c)のスケジュール表の画面が強調表示さ
れる。また、図28に示されるように、実行条件組の実
体として`条件1、2´を含む画面4も`条件1´を含
む画面として強調表示される。すなわち、実行条件組の
実体として`条件1´を選択すると、PSS実行装置イ
ンタフェース部15は、図28(a)〜図28(e)の
画面をチェックし、`条件1´が含まれている画面の該
当する部分を強調表示する。従って、図28(a)のコ
ントロールパネルの`条件1´のみを選択した場合も、
`条件1、2´が強調表示されると共に、画面2と画面
4が共に強調表示される。なお、強調表示する方法とし
ては、該当する画面を点滅させたり、カラー表示が可能
な場合には表示色を変えるようにしてもよい。
【0051】図29〜図30は、PSSの実行経過を強
調表示する様子を示している。ユーザが、図29(a)
のコントロールパネル上で実行経過を選択すると(例え
ば、`12ステップ目´)該当する実行経過(ステッ
プ)が表示されている画面、つまり、図30において、
12ステップ目が表示されている、図30(b)、
(c)、(e)が太枠で囲まれて強調表示される(ある
いは、該当する画面を点滅させたり、カラー表示が可能
な場合には表示色を変えることによって強調表示しても
良い)。更に、適応度グラフや性能グラフのように複数
のステップが一緒に表示されている画面については、選
択されたステップ部分を適当な方法で強調表示する。図
30の例では、選択された12ステップ目部分に縦棒を
引いて強調表示している。また、図29(a)のよう
に、コントロールパネル上で、1つの実行経過の実体を
選択すると、同じ実体を有する実行経過がコントロール
パネル上で太枠で囲まれて強調表示される(図30
(a)参照)。
【0052】上記図23〜図30は、コントロールパネ
ル上で実行条件組等を選択した場合に、該当する画面が
強調表示される様子を説明したものであるが、強調表示
機能は、コントロールパネルから解析結果表示画面への
一方向だけではなく、ある解析結果表示画面からコント
ロールパネルへの、あるいは他の解析結果表示画面への
双方向(多方向)に作用するように実装する。
【0053】図31〜図32は、PSSの解析・表示画
面を選択することによって、他の画面が連動して強調表
示される様子を示している。図31(b)に示されるよ
うに、PSSの解析・表示画面の適応グラフの12ステ
ップ目を選択することにより、各表示画面(コントロー
ルパネル(図31(a))を含む)の表示内容をチェッ
クし、12ステップ目という属性の実体が表示されてい
る画面を特定する。これにより、図32に示すように、
図32(a)、(b)、(c)、(e)の画面の12ス
テップ目に対応する部分が強調表示される。図32
(c)のスケジュール表は、表示されている内容が、1
2ステップ目の演算結果に基づいているので、太枠で囲
まれている。また、図32(b)、(e)では、適応度
グラフの全体が太枠で囲まれると共に、グラフ内の12
ステップ目の位置に縦棒が引かれて、12ステップ目の
値が強調表示されている。また、図32(a)のコント
ロールパネルにおいても、実行経過の属性の実体が`1
2ステップ目´となっている部分が太枠で囲まれて、強
調表示されている。
【0054】なお、強調表示方法としては、太枠で囲む
ほか、点滅させたり、カラー表示が可能な場合には、強
調表示したい部分を表示色を変えて表示するようにして
も良い。
【0055】図33〜図38は、連動表示機能の一実施
形態を示す図である。連動機能とは、ユーザ指定の属性
に関して、その属性(の実体)を表示しうる全ての画面
上で、解析・表示(及び強調表示)される実体の動的変
化を連動させる(1つの画面に対する実体の変更が他の
画面にも反映される)というものである。
【0056】図33(a)は、PSS解析・表示コント
ロールパネル上に連動表示機能を付加したものである。
図33〜図34の例では、各属性に対して連動機能をO
N/OFFするためのラジオボタン61を付けてある
(図33(a)では、すべての属性について連動機能が
OFFの状態である)。
【0057】図33(a)〜図34(b)は、PSS解
析・表示コントロールパネル上での連動機能のための操
作の流れを示したものである。まず、連動させたい属性
を指定する。例えば、図33(b)に図示したように、
`実行経過´属性のラジオボタン61をONにする。あ
る属性が連動状態にあることを明示するために、その属
性の設定欄は他の設定欄と区別して表示される。図33
(c)では、連動状態の属性の設定欄を網かけで表示し
ているが、他の方法(例えば、色分け)で区別しても良
い。連動状態にある属性の値(実体)を変更する(例え
ば、図34(a)に図示したように`画面2´の実行経
過を`12ステップ目´から`8ステップ目´に変更す
る)と、関連する属性・実体の再解析がただちに行わ
れ、連動状態にある他の画面も`8ステップ目´に関す
る表示に切り替わる(図34(b)参照)。
【0058】図35〜図38は、図33〜図34で示し
たようなコントロールパネル上での連動機能操作の結
果、解析・表示画面がどの様に変化するかを示してい
る。図35及び図37は、連動すべき属性を指定した
後、ある画面に対するその属性の値(実体)を変更させ
たところ、図36、図38のようにその変更が他の画面
に反映される状態を示している。
【0059】図35、図36は、コントロールパネル
(図35(a))上で連動すべき属性として`実行経過
´を指定し、`画面2´の実行経過を`12ステップ目
´から`8ステップ目´に変更した例である。その結
果、画面全てについて`実行経過´の変更に伴う再解析
が行われ、`8ステップ目´に関する表示に切り替わり
(図36(b)〜(d)参照)、コントロールパネル上
の実行経過の設定欄も全て`8ステップ目´と表示され
るようになる(図36(a)参照)。
【0060】図37、図38は、コントロールパネル
(図37(a))上で、連動すべき属性として`個体´
を指定し、`画面3´の個体を`0´から`15´に変
更した例である。その結果、画面全てについて`個体´
の変更に伴う再解析が行われ、`個体15´に関する表
示に切り替わり(図38(b)〜(d)参照)、コント
ロールパネル上の個体の設定欄も全て`15´と表示さ
れるようになる(図38(a)参照)。
【0061】属性の値(実体)の変更は、コントロール
パネルだけではなく、ある画面上で直接実行することも
できる。例えば、図35、図36の例のように、`実行
経過´が連動状態にあるとき、適応度グラフや性能比較
グラフ上で`10ステップ目´に相当する位置をポイン
タなどを用いて指定した場合も連動機能が働いて、他の
画面も`10ステップ目´の表示に切り替わる。
【0062】なお、連動状態でない属性の値(実体)を
変更した場合は、他の画面にその変化は波及しない。例
えば、図35、図36の例のように、`実行経過´が連
動状態にあるとき、スケジュール表を`個体15´に関
する表示に変更したとしても、`個体´属性については
連動状態にしていないので、その変化は他の画面には波
及しない。
【0063】図39〜図42は、連動表示機能の他の実
施形態を示している。前述の連動表示機能との違いは、
ある属性が連動表示用に指定されると、その属性を表示
しうる全ての画面に対して無条件に連動するのではな
く、連動から除外する画面を指定可能としている点であ
る。
【0064】図39(a)〜図40(c)は、PSS解
析・表示コントロールパネル上での(連動から除外する
画面を指定する場合の)連動機能のための操作の流れを
示したものである。まず、連動させたい属性を指定す
る。例えば、図39(b)に示したように、`個体´属
性のラジオボタン61をONにする。ある属性が連動状
態にあることを明示するために、その属性の設定欄は、
他の設定欄と区別して表示される。つぎに、連動から除
外する画面を(その網掛け部分をクリックするなどし
て)指定する(図40(a)の`画面1´と`画面4
´)。連動から除外された画面の設定欄は無地で表示さ
れる。それから、連動状態にある属性の値(実体)を変
更する。例えば、図40(b)に図示したように、`画
面3´の個体を`0´から`15´に変更する。する
と、関連する属性・実体の再解析が直ちに行われ、連動
状態にある他の画面も`個体15´に関する表示に切り
替わる(図40(c)の`画面2´参照)が、連動から
除外した画面の表示は切り替わらない(図40(c)の
`画面1´と`画面4´)。
【0065】図41及び図42は、図39及び図40に
示したコントロールパネル上での連動機能操作の結果、
解析・表示画面がどのように変化するかを示した表示例
である。図41(a)及び図42(a)に示すように、
コントロールパネル上で、連動すべき属性を指定し、更
に連動から除外する画面を指定した後、ある画面に対す
るその属性の値(実体)を変更させると、図42(b)
〜(e)に示すように、その変更が連動する他の画面に
反映されている。コントロールパネル(図41(a))
上で、連動すべき属性として`個体´を指定し、連動か
らの除外として`画面1´と`画面4´を指定し、それ
からコントロールパネル(図42(a))上で、`画面
3´の個体を`0´から`15´に変更した例である。
その結果、連動する画面(`画面2´と`画面3´)に
ついて`個体´の変更に伴う再解析が行われ、`個体1
5´に関する表示に切り替わり(図42(c)、
(d))、コントロールパネル上の`画面2´と`画面
3´の個体の設定欄も`15´と表示されるようになる
(図42(a))。しかし、`画面1´と`画面4´の
表示(図42(b)、(e))も、コントロールパネル
上の`画面1´と`画面4´の個体の設定欄も変化しな
い。
【0066】前述の連動動作のように、属性の値(実
体)の変更は、コントロールパネルだけではなく、ある
画面上で直接実行することも可能とすることができる。
また、連動状態ではない属性の値(実体)を変更した場
合は、他の画面にその変化は波及しない。
【0067】なお、上記実施形態では、表示画面の例を
説明したが、これらの具体的な実現手法は、GUIに精
通した当業者によれば容易に理解され、様々な変形態様
が実現可能であることが理解されるであろう。
【0068】図43は、本発明の実施形態に係るPSS
実行装置インタフェース部及びPSS実行部を含むPS
S実行装置をコンピュータ上でのプログラムで実現する
場合に必要とされるハードウェア構成の例を示した図で
ある。
【0069】CPU71は、バス70を介して、記憶装
置77あるいは、可搬記録媒体80に格納されているプ
ログラムをRAM73に読み込み、実行する。記憶装置
57は、ハードディスクなどであり、可搬記録媒体80
は、フロッピーディスクやCD−ROM、MO、DVD
等の可搬性を有する記録媒体である。可搬記録媒体80
に記録されたプログラムは、記録媒体読み取り装置78
によって読みとられ、RAM73にロードされる。
【0070】CPU71は、ROM72からBIOSな
どのプログラムを読みとり、実行して、記憶装置77、
記録媒体読み取り装置78を駆動したり、ディスプレイ
やキーボード、マウスなどからなる入出力装置79を使
用可能とする。CPU71は、RAM73に格納された
プログラムを実行すると、必要な情報を入出力装置59
から読みとって演算を行うと共に、演算結果を入出力装
置79に出力する。このように、本実施形態を実現する
プログラムは可搬記録媒体80に記録されて頒布される
ことができ、可搬記録媒体80に記録されたプログラム
を読みとり、実行することによって本実施形態を実現す
ることができる。
【0071】また、他のプログラムの頒布、実行の形態
としては、通信インタフェース74を使って、ネットワ
ーク75を介し、情報提供者76にアクセスして必要な
プログラムをダウンロードして実行する形態がある。こ
のように、情報提供者76からプログラムをネットワー
ク75を介してダウンロード可能とすることによって、
情報提供者76は、ネットワーク75にアクセス可能な
多くのユーザにプログラムを頒布することが可能であ
る。ユーザは、ダウンロードしたプログラムを記憶装置
77あるいは、可搬記録媒体80に記録してから、RA
M73にロードし、CPU71に実行させることができ
る。
【0072】また、プログラムの実行形態としては、ネ
ットワーク環境の下に実行することが可能である。すな
わち、情報提供者76は、演算に必要な情報を入出力装
置79から入力させ、通信インタフェース74からネッ
トワーク75を介してこの情報を取得する。情報提供者
76は、取得した情報を元に、自分の装置を使ってプロ
グラムを実行させ、演算結果のみをネットワーク75を
介して入出力装置79に出力するようにする。このよう
にしても、ユーザは、あたかも自分の装置にプログラム
をダウンロードして実行したと同様の処理を実現するこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、遺伝アルゴリズム等の
ように、与えられる実行条件によって得られる解の精度
や解が得られるまでに必要とされる時間が決定される問
題解決システムにおいて、様々な実行条件によって得ら
れた結果を解析・表示させ、複数の表示画面間に実行条
件等をキーとして関連づけて強調表示することにより、
ユーザが最適な実行条件の組を探索するのに有効なイン
タフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施形態による問題解決システム実
行装置が行う処理の全体の流れを示すフローチャートで
ある。
【図3】図2のステップS11をより詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図4】図2のステップS10をより詳細に説明するフ
ローチャートである。
【図5】図2のステップS6の処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】図2のステップS4の処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図7】図2のステップS3の処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図8】図3のフローチャートに示された処理に対応す
るPSS実行装置インタフェース部の表示例(その1)
である。
【図9】図3のフローチャートに示された処理に対応す
るPSS実行装置インタフェース部の表示例(その2)
である。
【図10】図3のフローチャートに示された処理に対応
するPSS実行装置インタフェース部の表示例(その
3)である。
【図11】図5のフローチャートの処理に対応して表示
される画面の一例を示した図(その1)である。
【図12】図5のフローチャートの処理に対応して表示
される画面の一例を示した図(その2)である。
【図13】図5のフローチャートの処理に対応して表示
される画面の一例を示した図(その3)である。
【図14】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の1)である。
【図15】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の2)である。
【図16】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の3)である。
【図17】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の4)である。
【図18】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の5)である。
【図19】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の6)である。
【図20】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の7)である。
【図21】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の8)である。
【図22】属性・実体の強調表示機能の一実施形態(そ
の9)である。
【図23】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その1)である。
【図24】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その2)である。
【図25】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その3)である。
【図26】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その4)である。
【図27】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その5)である。
【図28】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その6)である。
【図29】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その7)である。
【図30】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その8)である。
【図31】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その9)である。
【図32】実行条件組等の強調表示機能の一実施形態を
説明する図(その10)である。
【図33】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
1)である。
【図34】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
2)である。
【図35】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
3)である。
【図36】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
4)である。
【図37】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
5)である。
【図38】連動表示機能の一実施形態を示す図(その
6)である。
【図39】連動表示機能の他の実施形態を示す図(その
1)である。
【図40】連動表示機能の他の実施形態を示す図(その
2)である。
【図41】連動表示機能の他の実施形態を示す図(その
3)である。
【図42】連動表示機能の他の実施形態を示す図(その
4)である。
【図43】本発明の実施形態に係るPSS実行装置イン
タフェース部及びPSS実行部を含むPSS実行装置を
プログラムで実現する場合に必要とされるハードウェア
構成の例を示した図である。
【符号の説明】
1 問題解決システム(PSS)実行装置制御統括
部 2 PSSアルゴリズム制御部 3 PSSプロセス選択制御部 4 PSSプロセス進行方法設定制御部 5 PSSプロセス進行制御部 6 PSS実行条件組設定制御部 7 PSSプロセス・実行条件組指定制御部 8 PSS解析・表示方法設定制御部 9 PSS解析・表示制御部 10 PSS属性・実体指定制御部 11 PSS解析結果強調表示制御部 12 PSS解析結果連動表示設定制御部 13 PSS解析結果連動表示制御部 20 PSSアルゴリズム部 30 入力装置 31 出力装置 32 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA01 AC12 AC17 AC18 BA03 BA09 CA02 CB02 CB09 DA17 EA05 EA10 EB01 FA14 FA46 FB28 FB30 FB43

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】問題解決システムにおけるインタフェース
    装置であって、 問題解決システムから出力される実行経過・結果のデー
    タ型を入力する入力手段と、 該入力手段により入力されたデータ型に基づき、該問題
    解決システムの実行条件組のデータ型に適した実行条件
    組を表示・設定・保存するための第1のインタフェース
    を生成する第1のインタフェース生成手段と、 該入力手段により入力されたデータ型に基づき、該問題
    解決システムの実行性能の評価に適した実行経過・結果
    を解析・表示するための第2のインタフェースを生成す
    る第2のインタフェース生成手段と、 該第2のインタフェースを介して入力された設定情報に
    基づき、該問題解決システムの実行性能を数値的あるい
    は視覚的に表示する表示手段と、を備えることを特徴と
    するインタフェース装置。
  2. 【請求項2】前記問題解決システムの進行を制御する進
    行制御方法を設定するための第3のインタフェースを生
    成する第3のインタフェース生成手段と、 該第3のインタフェースによる設定に基づき前記問題解
    決システムの進行を制御する手段と、を更に備えること
    を特徴とする請求項1に記載のインタフェース装置。
  3. 【請求項3】前記問題解決システムのプロセスを複数起
    動し、実行条件組設定、進行制御、解析・表示の操作を
    該複数のプロセスに対して並列実行し、それらの各プロ
    セスの進行を、個別に制御する進行制御手段と、 該複数の問題解決システムのプロセスに関する実行条件
    組設定、進行制御、解析・表示手法の現在の状況を、統
    合的に表示する第4のインタフェースを生成する第4の
    インタフェース手段と、を備えることを特徴とする請求
    項1に記載のインタフェース装置。
  4. 【請求項4】前記問題解決システムの既存のプロセスあ
    るいは既存の実行条件組に対する実行性能を1つの表示
    画面上に重ねて表示する手段とを更に備えることを特徴
    とする請求項3に記載のインタフェース装置。
  5. 【請求項5】該プロセスあるいは実行条件組の指定を解
    除することにより、該解除されたプロセスあるいは実行
    条件組に対応する実行性能の表示を表示画面上から削除
    する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項4に
    記載のインタフェース装置。
  6. 【請求項6】問題解決システムの実行経過・結果の属性
    群の中から、より詳細に解析・表示すべき属性を指定す
    る属性指定手段と、 該指定された属性が、該問題解決システムの実行性能の
    解析結果の表示画面上に視覚的に存在するかどうかを判
    定し、その属性が視覚的に存在する表示画面について、
    指定された属性の視覚的表現を強調表示する強調表示手
    段と、 属性の指定状況を表示する第5のインタフェースを生成
    する第5のインタフェース生成手段と、を備えることを
    特徴とする請求項1に記載のインタフェース装置。
  7. 【請求項7】問題解決システムの実行経過・結果の属性
    の実体群の中から、より詳細に解析・表示すべき実体を
    指定する実体指定手段と、 該指定された実体が、該問題解決システムの該実行性能
    の解析結果の表示画面上に視覚的に存在するかどうかを
    判定し、その実体が視覚的に存在する表示画面につい
    て、指定された実体の視覚的表現を強調表示する強調表
    示手段と、 実体の指定状況を表示する第6のインタフェースを生成
    する第6のインタフェース生成手段と、を備えることを
    特徴とする請求項1に記載のインタフェース装置。
  8. 【請求項8】複数の問題解決システムのプロセスについ
    ての現在の状況の統合的表示画面上で、個々の画面、実
    行条件組設定、実行経過、あるいは解析・表示手法など
    を個別に選択する選択手段と、 該選択手段によって選択された画面、実行条件組、実行
    経過、解析・表示手法が関係する種々の表示画面を相互
    に関連づけて強調表示する関連強調表示手段と、を備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のインタフェース装
    置。
  9. 【請求項9】運動の対象とする属性を指定する属性指定
    手段と、 該属性指定手段によって指定された属性の実体を動的に
    変化させながら指定する動的指定手段と、 該属性指定手段によって指定された属性を表示しうる表
    示画面の全てに対して、上記動的に指定された実体が常
    に視覚的に存在するように、前記問題解決システムの実
    行性能を再解析し、上記表示画面の表示内容を更新する
    更新手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1に
    記載のインタフェース装置。
  10. 【請求項10】指定された前記表示画面を、実体の指定
    の動的変化に応じた再解析・表示内容の更新から除外す
    る除外手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の
    インタフェース装置。
  11. 【請求項11】問題解決システムにおけるインタフェー
    ス生成方法であって、 (a)問題解決システムから出力される実行経過・結果
    のデータ型を入力するステップと、 (b)該ステップ(a)により入力されたデータ型に基
    づき、該問題解決システムの実行条件組のデータ型に適
    した実行条件組の表示・設定・保存のための第1のイン
    タフェースを生成するステップと、 (b)該ステップ(a)によるデータ型の設定に基づ
    き、該問題解決システムの実行性能の評価に適した実行
    経過・結果を解析・表示するための第2のインタフェー
    スを生成するステップと、 (c)該ステップ(a)によるデータ型の設定情報に基
    づき、該問題解決システムの実行性能を数値的あるいは
    視覚的に表示するステップと、を備えることを特徴とす
    るインタフェース生成方法。
  12. 【請求項12】(d)前記問題解決システムの進行を制
    御する進行制御方法を設定するための第3のインタフェ
    ースを生成するステップと、 (e)該第3のインタフェースによる設定に基づき前記
    問題解決システムの進行を制御するステップと、を更に
    備えることを特徴とする請求項11に記載のインタフェ
    ース生成方法。
  13. 【請求項13】(f)前記問題解決システムのプロセス
    を複数起動し、実行条件組設定、進行制御、解析・表示
    の操作を該複数のプロセスに対して並列実行し、それら
    の各プロセスの進行を、個別に、制御するステップと、 (g)該複数の問題解決システムのプロセスに関する実
    行条件組設定、進行制御、解析・表示手法の現在の状況
    を、統合的に表示する第4のインタフェースを生成する
    ステップと、を備えることを特徴とする請求項9に記載
    のインタフェース生成方法。
  14. 【請求項14】(h)前記問題解決システムの既存のプ
    ロセスあるいは既存の実行条件組に対する実行性能を1
    つの表示画面上に重ねて表示するステップとを更に備え
    ることを特徴とする請求項11に記載のインタフェース
    生成方法。
  15. 【請求項15】(i)該プロセスあるいは実行条件組の
    指定を解除することにより、該解除されたプロセスある
    いは実行条件組に実行性能の表示を表示画面上から削除
    するステップと、を更に備えることを特徴とする請求項
    12に記載のインタフェース生成方法。
  16. 【請求項16】(j)問題解決システムの実行経過・結
    果の属性群の中から、より詳細に解析・表示すべき属性
    を指定するステップと、 (k)該指定された属性が、該問題解決システムの実行
    性能の解析結果の表示画面上に視覚的に存在するかどう
    かを判定し、その属性が視覚的に存在する表示画面につ
    いて、指定された属性の視覚的表現を強調表示するステ
    ップと、 (l)属性の指定状況を表示する第5のインタフェース
    を生成するステップと、を備えることを特徴とする請求
    項11に記載のインタフェース生成方法。
  17. 【請求項17】問題解決システムの実行経過・結果の属
    性の実体群の中から、より詳細に解析・表示すべき実体
    を指定するステップと、 該指定された実体が、該問題解決システムの該実行性能
    の解析結果の表示画面上に存在するかどうかを判定し、
    その実体が視覚的に存在する表示画面について、指定さ
    れた実体の視覚的表現を強調表示するステップと、を備
    えることを特徴とする請求項11に記載のインタフェー
    ス生成方法。
  18. 【請求項18】(m)複数の問題解決システムのプロセ
    スについての現在の状況の統合的表示画面上で、個々の
    画面、実行条件組設定、実行経過、あるいは解析・表示
    手法などを個別に選択するステップと、 (n)該ステップ(m)によって選択された画面、実行
    条件組、実行経過、解析・表示手法が関係する種々の表
    示画面を相互に関連づけて強調表示するステップと、を
    備えることを特徴とする請求項11に記載のインタフェ
    ース生成方法。
  19. 【請求項19】(o)連動の対象とする属性を指定する
    ステップと、 (p)解析・表示の対象にする属性の実体を動的に変化
    させながら指定するステップと、 (q)該ステップ(p)によって指定された属性を表示
    しうる表示画面の全てに対して、上記動的に指定された
    実体が常に視覚的に存在するように、前記問題解決シス
    テムの実行性能を再解析し、上記表示画面の表示内容を
    更新するステップと、を備えることを特徴とする請求項
    11に記載のインタフェース生成方法。
  20. 【請求項20】(r)指定された表示画面を、該更新ス
    テップの更新対象から除外するステップを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項18に記載のインタフェース生成
    方法。
  21. 【請求項21】コンピュータに、問題解決システムにお
    けるインタフェース生成を実現させるプログラムを記録
    した記録媒体であって、 (a)問題解決システムから出力される実行経過・結果
    のデータ型を入力するステップと、 (b)該ステップ(a)により入力されたデータ型を基
    づき、該問題解決システムの実行条件組のデータ型に適
    した実行条件組を表示・設定・保存するための第1のイ
    ンタフェースを生成するステップと、 (b)該ステップ(a)により入力されたデータ型に基
    づき、該問題解決システムの実行性能の評価に適した実
    行経過・結果を解析・表示するための第2のインタフェ
    ースを生成するステップと、 (c)第2のインタフェースを介して入力された設定情
    報に基づき、該問題解決システムの実行性能を数値的あ
    るいは視覚的に表示するステップと、を備える処理をコ
    ンピュータに実現させることを特徴とする、コンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】(d)前記問題解決システムの進行を制
    御する進行制御方法を設定するための第3のインタフェ
    ースを生成するステップと、 (e)該第3のインタフェースによる設定に基づき前記
    問題解決システムの進行を制御するステップと、を更に
    備えることを特徴とする処理をコンピュータに実現させ
    るプログラムを記録した請求項21に記載の記録媒体。
  23. 【請求項23】(f)前記問題解決システムのプロセス
    を複数起動し、実行条件組設定、進行制御、解析・表示
    の操作を該複数のプロセスに対して並列実行し、それら
    のプロセスの進行を、個別に制御するステップと、 (g)該複数の問題解決システムのプロセスに関する実
    行条件組設定、進行制御、解析・表示手法の現在の状況
    を、統合的に表示する第4のインタフェースを生成する
    ステップと、を備えることを特徴とする処理をコンピュ
    ータに実現させるプログラムを記録した請求項21に記
    載の記録媒体。
  24. 【請求項24】(h)前記問題解決システムの既存のプ
    ロセスあるいは既存の実行条件組に対する実行性能を1
    つの表示画面上に重ねて表示するステップを更に備える
    ことを特徴とする請求項23に記載の記録媒体。
  25. 【請求項25】(i)該プロセスあるいは実行条件組の
    指定を解除することにより、該解除されたプロセスある
    いは実行条件組に対応する実行性能の表示を表示画面上
    から削除するステップを備えることを特徴とする処理を
    コンピュータに実現させるプログラムを記録した請求項
    23に記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】(j)問題解決システムの実行経過・結
    果の属性群の中から、より詳細に解析・表示すべき属性
    を指定するステップと、 (k)該指定された属性が、該問題解決システムの実行
    性能の解析結果の表示画面上に視覚的に存在するかどう
    かを判定し、その属性が視覚的に存在する表示画面につ
    いて、指定された属性の視覚的表現を強調表示するステ
    ップと、 (l)属性の指定状況を表示する第5のインタフェース
    を生成するステップと、を備えることを特徴とする処理
    をコンピュータに実現させるプログラムを記録した請求
    項21に記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】問題解決システムの実行経過・結果の属
    性の実体群の中から、より詳細に解析・表示すべき実体
    を指定するステップと、該指定された実体が、該問題解
    決システムの該実行性能の解析結果の表示画面上に視覚
    的に存在するかどうかを判定し、その実体が視覚的に存
    在する表示画面について、指定された実体の視覚的表現
    を強調表示するステップと、 実体の指定状況を表示する第5のインタフェースを生成
    するステップと、を備えることを特徴とする請求項21
    に記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】(m)複数の問題解決システムのプロセ
    スについての現在の状況の統合的表示画面上で、個々の
    画面、実行条件組設定、実行経過、あるいは解析・表示
    手法などを個別に選択するステップと、 (n)該ステップ(m)によって選択された画面、実行
    条件組、実行経過、解析・表示手法が関係する種々の表
    示画面を相互に関連づけて強調表示するステップと、を
    備えることを特徴とする処理をコンピュータに実現させ
    るプログラムを記録した請求項21に記載の記録媒体。
  29. 【請求項29】(o)連動の対象とする属性を指定する
    ステップと、 (p)該属性指定ステップによって指定された属性の実
    体を動的に変化させながら指定するステップと、 (q)該ステップ(p)によって指定された属性を表示
    しうる表示画面の全てに対して、上記動的に指定された
    実体が常に視覚的に存在するように、前記問題解決シス
    テムの実行性能を再解析し、上記表示画面の表示内容を
    更新するステップと、を備えることを特徴とする処理を
    コンピュータに実現させるプログラムを記録した請求項
    21に記載の記録媒体。
  30. 【請求項30】(r)指定された表示画面を、該更新ス
    テップの更新対象から除外するステップを備えることを
    特徴とする処理をコンピュータに実現させるプログラム
    を記録した請求項29に記載の記録媒体。
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