JP2001034413A - ペン入力システム及びペン入力方法 - Google Patents

ペン入力システム及びペン入力方法

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JP2001034413A
JP2001034413A JP20383999A JP20383999A JP2001034413A JP 2001034413 A JP2001034413 A JP 2001034413A JP 20383999 A JP20383999 A JP 20383999A JP 20383999 A JP20383999 A JP 20383999A JP 2001034413 A JP2001034413 A JP 2001034413A
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JP
Japan
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pen
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input device
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JP20383999A
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Masato Horiuchi
正人 堀内
Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能の装置を間違いなく使いこなすことの
できるペン入力システム及びペン入力方法を提供する。 【解決手段】 ペン入力システムは、外部操作によって
複数のペン先部43、45、52のいずれか一つを選択
し、選択されたペン先部の走査に基づく情報を出力する
装置40、50と、この装置の出力情報を入力し、選択
されたペン先部に対応付けて所定の処理機能を割り当て
るとともに、割り当てられた機能を画面表示する手段2
5〜29と、ペン型入力装置からの情報がどのペン先部
からのものであるかを識別し、割り当てられた処理を実
行する手段25〜27とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン型入力装置を
用いて、例えば、コンピュータなどの処理装置に位置情
報や文字情報を入力するペン入力システム及びペン入力
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯可能なコンピュータとして図9に示
すようなペン入力方式のコンピュータが開発されてい
る。これは薄いB5サイズのケース1の上面に、例えば
液晶表示板からなる表示部2が取り付けられていて、こ
の表示部2の前面を覆うようにタッチパネル3が装着さ
れている。このタッチパネル3をペン型入力装置4で接
触することによって、接触した位置の位置情報を入力す
ることが可能である。
【0003】また、このペン入力方式のコンピュータに
は文字認識回路が内蔵されており、ペン型入力装置4で
使用者が、タッチパネル3上に文字を描くことによっ
て、文字情報を入力することも可能である。なお、前記
表示部2、タッチパネル3、ペン型入力装置4及び文字
認識回路はペン入力機能付表示装置を構成する。
【0004】このようなペン入力方式のコンピュータ
は、主としてペン入力機能付表示装置とコンピュータ本
体とで構成されている。コンピュータ本体は内部にペン
入力機能付表示装置に対するデータの入出力を制御する
専用のOS(オペレーション・システム)及び通常のア
プリケーションプログラムが組み込まれており、ペン入
力機能付表示装置から入力された文字情報及び位置情報
を専用のOSで解釈して所定の情報処理業務を実施す
る。
【0005】また、ラップトップコンピュータ(ディス
クトップコンピュータ)やノートコンピュータなどの他
の型のコンピュータをペン入力方式のコンピュータに改
造する場合もある。このように他の型のコンピュータを
改造したペン入力方式のコンピュータは、例えば図10
に示すように構成されている。
【0006】このペン入力コンピュータ5は、図示する
ように、コンピュータ本体6と、上記の表示部2、タッ
チパネル3、ペン型入力装置4及び文字認識回路(図示
せず)とで構成されたペン入力機能付表示装置7とを備
えている。さらに、ペン入力コンピュータ5内には、こ
のコンピュータ本体6の前身であるラップトップコンピ
ュータにおいて使用されていたキーボード8及びマウス
9から入力される文字情報及び位置情報をコンピュータ
本体6が理解できる文字情報及び位置情報に変換するキ
ーボードコントローラ10及びマウスコントローラ11
が組み込まれている。
【0007】また、コンピュータ本体6から出力される
画像情報は表示コントローラ(DSPC)12へ入力さ
れる。表示コントローラ12は入力された画像情報をペ
ン入力機能付表示装置7の表示部2へ表示する。さら
に、ペン入力機能付表示装置7から出力された文字情報
及び位置情報はペン入力コントローラ13でコンピュー
タ本体6が理解できる文字情報及び位置情報に変換され
てコンピュータ本体6に入力される。
【0008】コンピュータ本体6内において、各種情報
処理を実施するCPU14はCPUバス15を介して、
OSやアプリケーションプログラムや各種データを記憶
するメモリ16、I/Oバス17に接続されたIBC
(インタフェース・バス・コントローラ)18、及び前
記表示コントローラ12を制御する。I/Oバス17に
は前記キーボードコントローラ10、マウスコントロー
ラ11及びペン入力コントローラ13が接続されてい
る。ペン入力コンピュータ5として使用する場合には、
キーボード8及びマウス9を接続端子19、20から切
り離しておく。
【0009】一方、位置情報や文字情報を入力するペン
型入力装置は、その操作性を向上させるために各種の提
案がなされている。このうち、例えば、実開平5−30
944号公報にはペン状の握り軸の先端に回転自在に内
蔵されたボールの回転値の出力倍率を切り替える倍率切
替ボタンを取り付けたペン型入力装置が示されている。
また、特開平5−113850号公報には、握り部の表
面の前部にメニュー切替用のクリックボタンを取り付け
たペン型入力装置が示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、倍率
切替ボタンやクリックボタンを取り付けたペン型入力装
置は操作の種類を迅速に切り替えることができるため、
操作性を向上させることができる。しかし、ラップトッ
プコンピュータやノートコンピュータなど、他の型のコ
ンピュータを改造したペン入力方式のコンピュータのよ
うに、多種類の機能を持つ場合、同一のボタンで機能の
切り替え操作を行うと操作が煩雑になるとともに、誤っ
て操作をするおそれがあった。
【0011】これとは逆に、ペン型入力装置のボタンな
どを除去したために、通常のメニュー選択しかできない
とすると、操作者がメニューを熟知していないとペン入
力方式のコンピュータの性能を十分に活用できないとい
う問題もあった。
【0012】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、多機能の装置を間違いなく使いこなすこ
とのできるペン入力システム及びペン入力方法を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、メニューの選択
状態を操作者に通知することにより、操作方法を習得す
るための時間を節約することのできるペン入力システム
及びペン入力方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、外部操作によって複数のペン
先部のいずれか一つを選択し、選択されたペン先部の走
査に基づく情報を出力するペン型入力装置と、ペン型入
力装置の出力情報を入力し、選択されたペン先部に対応
付けて所定の処理機能を割り当てるとともに、割り当て
られた機能を画面表示する操作割当て手段と、ペン型入
力装置からの情報がどのペン先部からのものであるかを
識別し、割り当てられた処理を実行する処理手段とを、
備えたものである。
【0014】同様に、請求項2に係る発明は、請求項1
に記載のペン入力システムにおいて、単一の処理装置に
操作割当て手段及び処理手段を収納し、処理装置とペン
型入力装置とが双方向に送受信可能な送受信手段を備
え、情報の送受信を双方向通信により実行するものであ
る。
【0015】同様に、請求項3に係る発明は、請求項1
又は2に記載のペン入力システムにおいて、ペン型入力
装置は、ノック操作及び取り外し交換のいずれか一つの
ペン先部切換手段を備えたものである。
【0016】さらに、請求項4に係る発明は、外部操作
によって複数のペン先部のいずれか一つを選択し、選択
されたペン先部の情報を送信するステップと、選択され
たペン先部の情報を受信し、ペン先部に対応付けて所定
の処理機能を割り当てるとともに、割り当てられた機能
を画面表示するステップと、情報がどのペン先部からの
ものであるかを識別し、割り当てられた操作を実行する
ステップとを、備えたペン入力方法である。
【0017】さらに、請求項5に係る発明は、請求項4
に記載のペン入力方法において、情報の送受信を双方向
通信により実行するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1(a)は本発
明に係るペン入力システムの第1の実施形態を構成する
ペン型入力装置40の構成を部分的に破断して示した斜
視図であり、図1(b)はこのペン型入力装置40に内
蔵された制御部48の詳細な構成を示すブロック図であ
る。ペン型入力装置40は、ペン型の筺体41の内部に
Eメール(電子メール)用の第1のノック42とワープ
ロ用の第2のノック44とがそれぞれのペン先部A4
3、ペン先部B45を先端の開口46から突出操作可能
に装着されており、また、先端部にイネーブルスイッチ
とイネーブルランプの機能を有するイネーブルスイッチ
/ランプ47が設けられ、さらに、ノック操作する操作
端部に制御部48が設けられており、第1のノック4
2、第2のノック44及びイネーブルスイッチ/ランプ
47がこの制御部48に接続され、この制御部48から
導出されたケーブル49の先端が後述するインタフェー
ス回路22に接続されている。
【0019】制御部48は制御回路481、記憶手段482及
びインタフェース483で構成されており、このうち制御
回路481はイネーブルスイッチ/ランプ47が押し操作
されたときのオン操作情報を記憶手段482に記憶させる
とともに、このイネーブルスイッチ/ランプ47を点灯
させ、かつ、インタフェース483を介してオン操作情報
を本体部に伝達する機能と、第1のノック42及び第2
のノック44のいずれがノック操作されたかを記憶手段
482に記憶させ、その情報を本体部に伝達し、さらに、
本体部からインタフェース483 を介して供給された情報
を記憶手段482に記憶させる。
【0020】図2は本発明に係るペン入力システムとし
てのペン入力コンピュータの概略構成を示すブロック図
である。図10に示す従来のペン入力方式のコンピュー
タと同一の要素には同一の符号を付して、その説明を省
略する。このペン入力コンピュータ21内には、図10
に示す従来のペン入力コンピュータ5と同様に、例えば
ラップトップコンピュータに組み込まれていたコンピュ
ータ本体6、キーボードコントローラ10、マウスコン
トローラ11、表示コントローラ12が組み込まれてい
る。さらに、ペン入力コンピュータ21内には、ペン入
力機能付表示装置7、インタフェース回路22及びペン
入力制御回路23が組み込まれている。
【0021】さらに、ケース1の側面に組み込まれた各
接続端子19、20には、キーボード8及びマウス9が
接続可能である。この接続端子19、20は内部に収納
されたインタフェース回路22に接続されている。コン
ピュータ本体6は、前述したように、例えばラップトッ
プコンピュータやノートコンピュータに組み込まれてい
たものである。このコンピュータ本体6のメモリ16内
には、キーボードコントローラ10、マウスコントロー
ラ11及び表示コントローラ12に対する入出力情報を
制御するOS(オペレーティング・システム)が組み込
まれている。
【0022】キーボードコントローラ10及びマウスコ
ントローラ11には、キーボード8及びマウス9に代わ
って、インタフェース回路22から文字情報a及び位置
情報bが入力される。接続端子19、20にキーボード
8及びマウス9が接続された状態において、インタフェ
ース回路22には、キーボード8及びマウス9から文字
情報a1及び位置情報b1が入力される。
【0023】コンピュータ本体6から出力される画像情
報cは表示コントローラ12へ入力される。表示コント
ローラ12は画像情報c1をインタフェース回路22へ
送出する。インタフェース回路22は画像情報c1 を画
像データc2 に加工してペン入力機能付表示装置7へ送
出する。ペン入力機能付表示装置7から出力された文字
情報a2、位置情報b2はペン入力制御回路23でインタ
フェース回路22が理解できる形式に変換されてインタ
フェース回路22へ入力される。
【0024】図3は主としてインタフェース回路22の
概略構成を示すブロック図である。このインタフェース
回路22は一種のコンピュータで構成されている。内部
バス24に対して、各種情報処理を実行するCPU2
5、各種制御プログラムを記憶するROM26、各種可
変データを一時記憶するRAM27、ビデオラム(VR
AM)29を有し前記表示コントローラ12から画像情
報c1が入力される表示制御回路28などが接続されて
いる。さらに、内部バス24に、接続端子20を介して
入力されたマウス9の位置情報b1 を取り込む入力回路
(2)30、接続端子19を介して入力されたキーボー
ド8の文字情報a1を取り込む入力回路(1)31、キ
ーボードコントローラ10へ文字情報aを送出する出力
回路(2)32、マウスコントローラ11へ位置情報b
を送出する出力回路(3)33、ペン入力機能付表示装
置7からペン入力制御回路23を介して入力された文字
情報a2 及び位置情報b2を取り込む入力回路(3)3
4、コンピュータ本体6のI/Oバス17に接続される
バスインタフェース35、及びペン型入力装置40の記
憶手段482に記憶させる情報を送信するための通信イン
タフェース36が接続されている。
【0025】なお、バスインタフェース35は、コンピ
ュータ本体6にペン入力機能付表示装置7のコントロー
ラが接続可能な専用のOSが組み込まれていた場合にの
み使用される。したがって、ラップトップコンピュータ
やノートコンピュータのコンピュータ本体をそのまま用
いた場合は、このバスインタフェース35は用いられな
い。表示制御回路28は、表示コントローラ12から入
力した画像情報c1 をいったんビデオラム(VRAM)
29に格納する。そして、このビデオラム(VRAM)
29に格納された1画面分の画像データc2を順番に読
み出してペン入力機能付表示装置7へ送出する。インタ
フェース回路22のCPU25は各入力回路から入力さ
れた文字情報又は位置情報をキーボードコントローラ1
0又はマウスコントローラ11へ送信する処理を実行す
るが、ここでは、本発明に特に関係するペン型入力装置
40に対する処理を図4を用いて説明することとする。
【0026】図4は入力回路(3)34及びペン入力制
御回路23を介して接続されるペン型入力装置40に対
するCPU25の具体的な処理手順を示すフローチャー
トである。ここで、CPU25はペン型入力装置40か
らの信号を受信すると、最初のステップ101でEメール
処理をするための第1のノック42のペン先部A43か
らの信号であるか否かを判断し、ペン先部A43からの
信号であると判断した場合にはステップ102 にてペン先
部A43に割り当てたEメール処理を実行し、ペン先部
A43からの信号でないと判断した場合にはステップ10
3 にてワープロの処理を実行する。
【0027】図5は図4に示すEメール処理の具体的な
処理手順を示すフローチャートである。ここでは最初の
ステップ1021ではコールメニューの入来によりその手順
がT1、Tnのいずれであるかを判断し、手順がT1 であ
ればステップ1022にてコールメニューの有無を判定し、
コールメニューが有ればステップ1023にてそのステップ
で使用できるメニューm1 からmn までを表示するとと
もに、メニュー機能を設定する。これらの処理を実行し
てしまった場合、あるいは、ステップ1022にてコールメ
ニューが無いと判断した場合には、ステップ1024にてE
メール処理を実行する。
【0028】一方、最初のステップ1021で手順がT2 で
あればステップ1025にてコールメニューの有無を判定
し、コールメニューが有ればステップ1026にてそのステ
ップで使用できるメニューp1 からpn までを表示する
とともに、メニュー機能を設定する。これらの処理を実
行してしまった場合、あるいは、ステップ1025にてコー
ルメニューが無いと判断した場合には、ステップ1027に
てEメール処理を実行する。
【0029】このように、ステップ102 で複数の操作ス
テップ、すなわち、手順T1 からTn まで利用できるメ
ニューを示すようにする。その前に使われたメニューは
色を変えて表示する。もし、ステップ101 にてワープロ
処理と判定された場合にも、Eメール処理の場合と同様
にステップ別のメニューを表示し、設定する。
【0030】かくして、第1の実施形態によれば、複数
のペン先部の選択動作に対応して本体部の処理機能を割
り当て、処理側本体部はペン先部の操作を識別して処理
を実行するので、多機能の装置を間違いなく使いこなす
ことができる。ここで、CPU25は図示を省略した次
の処理をも実行する。すなわち、複数個のドキュメント
作成アプリケーション(ワープロ、図表作成など)の間
でテキストや図の編集加工を行う状況において、ペン型
入力装置40を使ってコピーやペーストを行う場合、そ
の範囲をディスプレイ上に表示し、その内容を通信イン
タフェース36を介してペン型入力装置40に送信し、
記憶手段482に記憶させる。これによって、その時にペ
ン型入力装置40の内部状態と操作の対象となるアプリ
ケーションとの関係から、「今その状況で呼び出すこと
のできる機能」は選択的に決められる。つまり、ペン型
入力装置40がテキストや図を記憶していれば「ペース
ト機能」を呼び出すことができる。このときの「呼び出
し可能な機能」はペン型入力装置40側で記憶してもよ
いし、アプリケーション側で生成してもよい。
【0031】本実施形態は上述したように、双方向デー
タの送受信を可能としたので、ユーザは各アプリケーシ
ョンがどのような状態か、例えば、コピーバッファの状
態がどのようになっているかの状況を気にすることな
く、編集作業を効率的に進めることができる。かかる構
成により、メニューの選択状態を操作者に通知すること
ができ、これによって操作方法を習得するための時間を
節約することができる。
【0032】図6(a)は本発明に係るペン入力システ
ムの第2の実施形態におけるペン型入力装置50の構成
を示す斜視図であり、図6(b)はこのペン型入力装置
50の制御部53の詳細な構成を示すブロック図であ
る。ここで、ペン型入力装置50は、ペン型の筺体51
の先端に交換可能なペン先部52を装着するように構成
され、筺体51の後端部に制御部53、送受信機54及
びアンテナ55が装着され、さらに、先端部にイネーブ
ルスイッチとイネーブルランプを兼用のイネーブルスイ
ッチ/ランプ56が設けられている。
【0033】ここで、制御部53は制御回路531 、記憶
手段532 及びインタフェース533 で構成されており、こ
のうち制御回路531 はイネーブルスイッチ/ランプ56
が操作された(押された)ときのオン操作情報を記憶手
段532 に記憶させるとともに、このイネーブルスイッチ
/ランプ56を点灯させ、かつ、インタフェース533を
介してオン操作情報を本体部に伝達する機能と、交換装
着されたされたペン先部52の種類に応じた情報を記憶
手段532 に記憶させ、さらに、その情報を本体部に伝達
し、また、本体部からインタフェース533 を介して供給
された信号を交換装着されたペン先部52に伝達する機
能とを備えている。
【0034】このペン型入力装置50はペン先部52と
して、例えば、図1に示したEメール用又はワープロ用
のものが交換して装着され、これらのペン先部52に応
じた識別コードが制御部53から出力され、さらに、送
受信機54及びアンテナ55を介して無線での送受信が
可能に構成されている。
【0035】図7はこのペン型入力装置50に対応する
インタフェース回路22Aの概略構成を示すブロック図
であり、図中、図3と同一の要素には同一の符号を付し
てその説明を省略する。この実施形態はインタフェース
回路22Aに、ペン型入力装置50と送受信するアンテ
ナ38が設けられ、さらに、このアンテナ38の送信及
び受信を制御する送受信機37がペン入力制御回路23
と通信インタフェース36に接続されている。
【0036】図8はこの第2の実施形態を構成するペン
型入力装置50に対応するCPU25の具体的処理手順
を示すフローチャートである。この場合、ペン型入力装
置50の先端にペン先部52を交換装着すると、その形
状に応じた識別コードが制御部53の記憶手段532に記
憶され、イネーブルスイッチ/ランプ56をオン操作す
ると送受信機54及びアンテナ55を介して識別コード
情報がインタフェース回路22Aに送信される。また、
ペン先部52の操作に対応する信号がペン入力制御回路
23に加えられる。ここで、CPU25はステップ201
にてペン先部52がP1 〜Pn のいずれであるかを判断
し、もし、ペン先部52がP1 であったとすれば、ステ
ップ202 にてメニュー表示をしているか否かを判定し、
メニュー表示をしていなければステップ203 にてメニュ
ーP1-1〜P1-nを表示するとともに、メニュー機能を設
定し、ステップ204 にてメニューP1 に対応する処理を
実行する。
【0037】また、CPU25がステップ201 にてペン
先部52がP2であると判定すれば、ステップ205 にて
メニュー表示をしているか否かを判定し、メニュー表示
をしていなければステップ206 にてメニューP2-1〜P2
-nを表示するとともに、メニュー機能を設定し、ステッ
プ207 にてメニューP2 に対応する処理を実行する。C
PU25がステップ201にてこれら以外のペン先部52
であると判定した場合にも、前述の場合と同様な処理を
実行する。また、CPU25は前述したと同様に、複数
個のドキュメント作成アプリケーションの間でテキスト
や図の編集加工を行う状況において、ペン型入力装置5
0を使ってコピーやペーストを行う場合、その範囲をデ
ィスプレイ上に表示し、その内容を通信インタフェース
36を介してペン型入力装置50に送信し、記憶手段53
2に記憶させる。これによって、そのときにペン型入力
装置50の内部状態と操作の対象となるアプリケーショ
ンとの関係から、「今その状況で呼び出すことのできる
機能」は選択的に決められる。また、ペン先部52の交
換により、通常のタッチ選択のペン先からポインタ機能
の方向指示のペン先に入力方法を変更するようにしても
よい。ペン先部52はメニュー機能の選択と入力方法の
選択との両方を行うことができる。
【0038】かくして、第2の実施形態においても、第
1の実施形態と同様に、多機能の装置を間違いなく使い
こなすことのでき、また、メニューの選択状態を操作者
に通知することができるため、操作方法を習得するため
の時間を節約することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、多機能の装置を間違いなく使いこなすこ
とのできるという効果が得られる。また、メニューの選
択状態を操作者に通知することにより、操作方法を習得
するための時間を節約することのできるという効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペン入力システムの第1の実施形
態を構成するペン型入力装置の構成を部分的に破断して
示した斜視図、及びその制御部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態であるペン入力コ
ンピュータの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したペン入力コンピュータを構成する
インタフェース回路の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示したインタフェース回路を構成するC
PUの具体的な処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示した一つの処理手順のより詳細な処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るペン入力システムの第2の実施形
態におけるペン型入力装置の構成を示す斜視図、及びこ
のペン型入力装置の制御部の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図7】図6に示した第2の実施形態を構成するインタ
フェース回路の概略構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示したインタフェース回路を構成するC
PUの具体的な処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の適用対象としてのペン入力方式のコン
ピュータの一般的な構成を示す斜視図である。
【図10】他の型のコンピュータをペン入力方式のコン
ピュータに改造した場合の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
6 コンピュータ本体 7 ペン入力機能付表示装置 22、22A インタフェース回路 23 ペン入力制御回路(送受信機37、54、アンテ
ナ38、55と共に送受信手段を構成する) 25 CPU(ROM26、RAM27、表示制御回路
28、ビデオラム29と共に操作割当て手段を構成す
る。ROM26、RAM27と共に処理手段を構成す
る) 26 ROM 27 RAM 28 表示制御回路 29 ビデオラム 34 入力回路 37、54 送受信機 38、55 アンテナ 40、50 ペン型入力装置 43、45、52 ペン先部 48、53 制御部 49 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA05 AA36 BD02 BD17 BD20 BD22 BE08 BE14 CC13 CC17 5B087 AA09 AC00 BC03 BC12 BC19 BC26 DD09 DD17 DG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部操作によって複数のペン先部のいず
    れか一つを選択し、選択されたペン先部の走査に基づく
    情報を出力するペン型入力装置と、 前記ペン型入力装置の出力情報を入力し、選択された前
    記ペン先部に対応付けて所定の処理機能を割り当てると
    ともに、割り当てられた機能を画面表示する操作割当て
    手段と、 前記ペン型入力装置からの情報がどのペン先部からのも
    のであるかを識別し、割り当てられた処理を実行する処
    理手段とを、 備えたペン入力システム。
  2. 【請求項2】 単一の処理装置に前記操作割当て手段及
    び前記処理手段を収納し、前記処理装置と前記ペン型入
    力装置とが双方向に送受信可能な送受信手段を備え、前
    記情報の送受信を双方向通信により実行する請求項1に
    記載のペン入力システム。
  3. 【請求項3】 前記ペン型入力装置は、ノック操作及び
    取り外し交換のいずれか一つのペン先部切換手段を備え
    た請求項1又は2に記載のペン入力システム。
  4. 【請求項4】 外部操作によって複数のペン先部のいず
    れか一つを選択し、選択されたペン先部の情報を送信す
    るステップと、 選択されたペン先部の情報を受信し、前記ペン先部に対
    応付けて所定の処理機能を割り当てるとともに、割り当
    てられた機能を画面表示するステップと、 前記情報がどのペン先部からのものであるかを識別し、
    割り当てられた操作を実行するステップとを、 備えたペン入力方法。
  5. 【請求項5】 前記情報の送受信を双方向通信により実
    行する請求項4に記載のペン入力方法。
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