JP5228651B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は、携帯端末に好適なシンクライアント技術に関する。
近年、クライアントサーバシステムにおいて、TCO(Total Cost of Ownership)削減等の観点からシンクライアントシステムが注目されている。シンクライアントシステムは、手元にあるシンクライアント端末(リモートマシン)を用いて、会社、自宅等に設置されているサーバ(ローカルマシン)のデスクトップ画面をリモート操作することにより、サーバに搭載されているアプリケーションおよびデータを利用する。このため、アプリケーションのために必要な処理能力が備わっていないクライアント端末を利用することが可能となり、クライアントサーバシステムのTCOを削減することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−34687号公報
上述のシンクライアントシステムにおいて、会社等に設置されているパーソナルコンピュータをサーバとし、このパーソナルコンピュータのユーザが携帯する携帯端末をシンクライアント端末として、出張先等の離れた位置からパーソナルコンピュータのデスクトップ画面をリモート操作することができれば、携帯端末の利便性を高めることができる。
しかしながら、携帯端末の表示パネルは、パーソナルコンピュータに接続されるモニタに比べて画面サイズ(解像度)が小さい。このため、パーソナルコンピュータのデスクトップ画面を携帯端末の表示パネルに表示すると、表示パネルの画面内に収まらなくなる。
また、携帯端末の操作パネルは、パーソナルコンピュータに接続されるキーボードに比べてキー数(ボタン数)が少なく、文字入力方法も異なることが多い。このため、携帯端末の操作パネルに対する操作内容をパーソナルコンピュータが誤解釈する可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シンクライアント端末としての使い勝手を向上させた携帯端末を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の携帯端末は、サーバから送られてきたフレームデータの画像サイズを表示パネルの画面サイズに変更して表示する。また、操作パネルをサーバが認識可能な入力装置にエミュレートして、この入力装置に対する操作信号をサーバに送信するとともに、サーバが認識可能な入力装置にエミュレートされていない操作パネルの所定のキー、または、エミュレートが解除された所定のキーが操作されたならば、このキーに予め割り当てられているフレームデータ上の領域に対応する、少なくともフレームデータの画像サイズより小さいサイズのデータを、このフレームデータから切り出して、この切り出したデータの画像サイズを表示パネルの画面サイズに変更して表示する。
例えば、本発明は、シンクライアント機能を備えた携帯端末であって、
サーバからフレームデータを受信して記憶するフレーム記憶手段と、
前記フレームデータを自携帯端末が備える表示パネルに表示する表示制御手段と、
自携帯端末が備える操作パネルを、前記サーバが認識可能な入力装置にエミュレートして、当該入力装置に対する操作信号を、前記サーバに送信する操作エミュレート手段と、
前記表示パネルに表示されている前記フレームデータ上の領域を指示するポインティング手段と、を有し、
前記操作エミュレート手段は、
操作された前記操作パネルのキーが、エミュレート対象のキーである場合、当該キーを前記入力装置にエミュレートして、当該入力装置に対する操作信号を、前記サーバに送信し、
前記ポインティング手段は、
操作された前記操作パネルのキーが、前記操作エミュレート手段によりエミュレートされていない所定のキー、または、前記操作エミュレート手段によるエミュレートが解除された所定のキーである場合、当該キーに予め割り当てられている前記フレームデータ上の領域を指定し、
前記表示制御手段は、
前記フレームデータの画像サイズを前記表示パネルの画面サイズに変更して、前記表示パネルに表示する第一の表示モードと、
前記ポインティング手段により指示された前記フレームデータ上の領域に対応する、少なくとも前記フレームデータの画像サイズより小さい所定サイズのデータを、前記フレームデータから切り出し、当該切り出したデータの画像サイズを前記表示パネルの画面サイズに変更して、当該画像サイズ変更後のデータを前記表示パネルに表示する第二の表示モードと、を有する。
本発明によれば、シンクライアント端末としての使い勝手を向上させた携帯端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末1を含むシンクライアントシステムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る携帯端末1は、無線基地局3、公衆網4、およびIP網5を介して、自宅、会社等に設置されたパーソナルコンピュータ(PC)2に接続される。
パーソナルコンピュータ2は、VNC(Virtual Network Computing)サーバ等のシンクライアントシステムのサーバとしての機能を有し、シンクライアント端末として機能する携帯端末1に、ターミナルサービスを提供する。
すなわち、パーソナルコンピュータ2は、携帯端末1から送られてきた操作信号を受信し、その操作信号が示すデスクトップ画面の操作内容に応じてアプリケーション等を処理する。そして、処理結果が反映されたデスクトップ画面(パーソナルコンピュータ2に接続されるモニタのデスクトップ画面)のフレームデータを携帯端末1に送信する。
また、パーソナルコンピュータ2は、電子メール、FTP(File Transfer Protocol)等の、携帯端末1とデータファイルを送受信するためのアプリケーションを搭載している。
一方、携帯端末1は、VNCクライアント等のシンクライアント端末としての機能を有し、シンクライアントシステムのサーバとして機能するパーソナルコンピュータ2からターミナルサービスの提供を受ける。
すなわち、携帯端末1は、自携帯端末1が備える操作パネル104(図2参照)を、パーソナルコンピュータ2に接続されるキーボード、マウス等の入力装置にエミュレートし、この入力装置に対する操作信号をパーソナルコンピュータ2に送信する。そして、パーソナルコンピュータ2からデスクトップ画面のフレームデータを受信し、このフレームデータの画像サイズを自携帯端末1の表示画面サイズに縮小して表示する(後述の全体表示モード)。また、所定のキー操作(操作パネル104に設けられているキーのうち、パーソナルコンピュータ2の入力装置にエミュレートされていないキー、あるいはエミュレートが解除されたキーに対する操作)により表示中のフレームデータ上の位置が指定されたならば、この位置を例えば中心とし、少なくともフレームデータの画像サイズより小さいサイズのデータを、このフレームデータから切り出して、この切り出したデータの画像サイズを表示画面サイズに拡大あるいは縮小して表示する(後述の部分表示モード)。
また、携帯端末1は、電子メール、FTP等の、パーソナルコンピュータ2とデータファイルを送受信するアプリケーションを搭載している。また、携帯端末1は、リムーバブルメディア109(図2参照)を備え、このリムーバブルメディア109にデータファイルが格納される。
図2は、携帯端末1の概略構成図である。
図示するように、携帯端末1は、無線通信部101と、シンクライアント部102と、ファイル送受信部103と、操作パネル104と、操作エミュレータ部105と、フレームメモリ106と、表示パネル107と、表示制御部108と、リムーバブルメディア109と、リーダ・ライタ部110と、主制御部111と、を有する。
無線通信部101は、無線基地局3および公衆網4を介してIP網5と通信するためのインターフェースである。
シンクライアント部102は、VNCクライアント等のシンクライアント端末としての機能を有し、シンクライアントシステムのサーバとして機能するパーソナルコンピュータ2からターミナルサービスの提供を受ける。
ファイル送受信部103は、電子メール、FTP等を利用してパーソナルコンピュータ2とデータファイルを送受信する。
操作パネル104は、テンキー、カーソルキー等の各種キーを備え、これらのキーに対するユーザの操作内容に応じた操作信号を出力する。なお、操作パネル104は、携帯端末1のサイズ上の問題から、パーソナルコンピュータ2に接続されるキーボード等の入力装置に比べ、キー数が少なく、文字入力方法も異なることが多い。例えば、パーソナルコンピュータ2用のキーボードでは、通常、アルファベットキーがテンキーとは別に設けられている。しかし、携帯端末1用の操作パネル104では、入力モードを数字入力モードおよび文字入力モードの何れかに切り替えることで、テンキーとアルファベットキーとを兼用することが多い。
操作エミュレータ部105は、操作パネル104の所定のキー群(例えばテンキー、カーソルキー)を、パーソナルコンピュータ2に接続されるキーボード、マウス等の入力装置にエミュレートし、この入力装置に対する操作信号を出力する。例えば、操作パネル104に備えられたテンキーをアルファベットキーとして兼用する場合、入力モードが文字入力モードならば、テンキーに対する操作を、アルファベットキーに対する操作にエミュレートし、その操作信号を出力する。
フレームメモリ106には、パーソナルコンピュータ2から受信したデスクトップ画面のフレームデータが記憶される。このフレームデータは、パーソナルコンピュータ2に接続されるモニタに出力されるデスクトップ画面のフレームデータであり、VGA(640×480)、SVGA(800×600)等の画像サイズを有する。
表示パネル107は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)で構成される。なお、表示パネル107は、携帯端末1のサイズ上の問題から、パーソナルコンピュータ2に接続されるモニタに比べて、表示可能な画像サイズが小さい(例えばQVGA(320×240))。
表示制御部108は、フレームメモリ106に記憶されているフレームデータを表示パネル107に表示する。ここで、表示制御部108は、全体表示モードおよび部分表示モードの二つの表示モードを有する。
全体表示モードにおいて、表示制御部108は、フレームメモリ106に記憶されているフレームデータの画像サイズを、表示パネル107で表示可能な画像サイズに縮小する。そして、縮小したフレームデータを表示パネル107に表示する。
一方、部分表示モードにおいて、表示制御部108は、主制御部111より指定されたフレームデータ上の位置を例えば中心とし、少なくともフレームデータの画像サイズより小さいサイズのデータを、フレームメモリ106から読み出して、この読み出したデータの画像サイズを、表示パネル107で表示可能な画像サイズに縮小あるいは拡大する。そして、縮小あるいは拡大されたデータを表示パネル107に表示する。
リムーバブルメディア109は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SDカード等の挿抜可能な記憶媒体である。リムーバブルメディア109は、携帯端末1から取り外してパーソナルコンピュータ2に挿入した場合、パーソナルコンピュータ2に外部メモリ(リムーバブルメディア)として認識される。
リーダ・ライタ部110は、装着されたリムーバブルメディア109に対するデータファイルの読み書きを制御する。
そして、主制御部111は、自携帯端末1の各部101〜110を統括的に制御する。
次に、携帯端末1の動作を説明する。携帯端末1は、パーソナルコンピュータ2からターミナルサービスの提供を受けるためのリモート操作処理と、パーソナルコンピュータ2とデータファイルを送受信するためのデータファイル通信処理とを実施する。
図3は、携帯端末1のリモート操作処理を説明するためのフロー図である。
シンクライアント部102は、無線通信部101を介してパーソナルコンピュータ2からデスクトップ画面のフレームデータを受信すると(S100でYES)、これを主制御部111に渡す。これを受けて、主制御部111は、このフレームデータでフレームメモリ106を更新する(S101)。
次に、表示制御部108は、主制御部111から指示されている表示モードを確認する(S102)。表示モードが全体表示モードである場合(S102で「全体表示」)、表示制御部108は、フレームメモリ106からフレームデータを読み出して、このフレームデータの画像サイズを表示パネル107で表示可能な画像サイズに縮小する(S103)。そして、縮小したフレームデータを表示パネル107に表示する(S104)。
これにより、表示パネル107には、図4(A)に示すように、デスクトップ画面の全画面データ200が表示される。ここで、符号201はカーソル、符号202は所定のアプリケーションを起動するためのアイコンである。
また、表示モードが部分表示モードである場合(S102で「部分表示」)、表示制御部108は、後述する切り出し位置を例えば中心とし、少なくともフレームデータの画像サイズより小さい所定サイズのデータを、フレームメモリ106から読み出す(S105)。ここで、所定サイズは、例えばフレームデータの画像サイズより小さく、且つ表示パネル107で表示可能な画像サイズより大きいサイズまたは小さいサイズに設定される。次に、表示制御部108は、読み出したデータの画像サイズを表示パネル107で表示可能な画像サイズに拡大または縮小する(S106)。それから、表示制御部108は、拡大または縮小したフレームデータを表示パネル107に表示する(S107)。
これにより、表示パネル107には、図4(C)に示すように、デスクトップ画面の部分画面データ204が表示される。
一方、操作パネル104が操作されると(S110でYES)、操作エミュレータ部105は、操作された操作パネル104のキー群がエミュレート対象のキー群であるならば(S111でYES)、これらのキー群を、パーソナルコンピュータ2に接続される入力装置にエミュレートし、この入力装置に対する操作信号を出力する(S112)。主制御部111は、操作エミュレータ部105から出力された操作信号をシンクライアント部102に渡す。これを受けて、シンクライアント部102は、無線通信部101を介してパーソナルコンピュータ2に、エミュレートされた操作信号を送信する(S113)。
操作された操作パネル104のキー群がエミュレート対象のキー群でない場合、あるいは所定のキー操作によりエミュレート対象から解除されたキー群である場合(S111でNO)、主制御部111は、操作パネル104に対する操作内容がポインタ操作であるか否かを判断する(S114)。
ポインタ操作である場合(S114でYES)、主制御部111は、無線通信部101を介してパーソナルコンピュータ2に、エミュレートされた操作信号を送信する共に、操作内容に応じて定まる表示パネル107上の位置の指定を伴うポインタ表示指示を表示制御部108に出力する。これを受けて、表示制御部108は、図4(B)に示すように、指定された表示パネル107上の位置に、表示中のフレームデータ(図4(B)に示す例ではデスクトップ画面の全画面データ200)に重ねてポインタのマーク203を表示する(S115)。
また、表示制御部108は、表示パネル107の座標系から、フレームメモリ106に記憶されているフレームデータの座標系への座標変換を行なうことにより、主制御部111より指定された表示パネル107上の位置(座標)を、表示パネル107に表示中のフレームデータ上の位置に変換する。そして、この変換された位置を上述の切り出し位置に決定する(S116)。なお、ポインタ操作が未だなされていない場合、表示制御部108は、フレームデータ上の所定の位置(例えばフレームデータの中心位置)を切り出し位置にデフォルト設定する。
一方、ポインタ操作でない場合(S114でNO)、主制御部111は、操作パネル104に対する操作内容が表示モード切替え操作であるか否かをさらに判断する(S117)。表示モード切替え操作である場合(S117でYES)、主制御部111は、切替え後の表示モード(現在の表示モードが全体表示モードならば部分表示モード、現在の表示モードが部分表示モードならば全体表示モード)を表示制御部108に指示してS102に戻る(S118)。
図5は、携帯端末1のデータファイル通信処理を説明するためのフロー図である。
ファイル送受信部103は、無線通信部101を介して、パーソナルコンピュータ2からデータファイルを受信すると(S200でYES)、この受信したデータファイルを主制御部111に渡す。これを受けて、主制御部111は、リーダ・ライタ部110を制御して、このデータファイルをリムーバブルメディア109に書き込む(S201)。
また、主制御部111は、操作パネル104を介してユーザからデータファイルの送信指示を受け付けると(S202でYES)、リーダ・ライタ部110を制御して、リムーバブルメディア109からデータファイルを読み出す(S203)。そして、読み出したデータファイルをファイル送受信部103に渡す。これを受けて、ファイル送受信部103は、無線通信部101を介して、パーソナルコンピュータ2に、データファイルを送信する(S204)。
図6は、図1に示すシンクライアントシステムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。ここで、サブPC6は、携帯端末1のユーザが携帯するノート型のパーソナルコンピュータ、あるいは携帯端末1のユーザの出先に設置されたデスクトップ型のパーソナルコンピュータ等である。
携帯端末1は、パーソナルコンピュータ2が提供するターミナルサービスを利用して、パーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面をリモート操作する(S300)。これにより、携帯端末1は、パーソナルコンピュータ2に搭載されたデータファイル送受信用のアプリケーションを起動させ、パーソナルコンピュータ2から携帯端末1にデータファイルを送信させる(S301)。携帯端末1は、パーソナルコンピュータ2から受信したデータファイルをリムーバブルメディア109に書き込む。
ここで、ユーザは、携帯端末1上で、表示モードを適宜切り替えながら、このデータファイルの内容を携帯端末1で参照することができる。さらに、必要に応じて、サブPC6において、このデータファイルを加工することができる。この場合、このリムーバブルメディア109は、携帯端末1から取り外されてサブPC6に挿入される(S302)。サブPC6は、このリムーバブルメディア109に格納されているデータファイルを、エディタ等のアプリケーションにより編集する(S303)。そして、編集後、このリムーバブルメディア109は、サブPC6から取り外されて携帯端末1に挿入される(S304)。
さて、携帯端末1は、ユーザの指示に従い、リムーバブルメディア109に格納されているデータファイルをパーソナルコンピュータ2に送信する(S305)。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態の携帯端末1は、シンクライアントシステムのサーバとして機能するパーソナルコンピュータ2から送られてきたフレームデータの画像サイズを表示パネル107で表示可能な画像サイズに縮小して、パーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面の全体を表示パネル107に表示する。また、ポインタ操作により切り出し位置が指定されたならば、この位置を例えば中心とし、少なくともフレームデータの画像サイズより小さいサイズのデータを、このフレームデータから切り出し、この切り出したデータの画像サイズを表示パネル107で表示可能な画像サイズに拡大あるいは縮小して、パーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面の一部分を表示パネル107に表示する。このため、本実施の形態によれば、パーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面の画像サイズをサポートしていない携帯端末1のシンクライアント端末としての使い勝手が向上する。
また、本実施の形態の携帯端末1は、操作パネル104をパーソナルコンピュータ2の入力装置にエミュレートし、この入力装置に対する操作信号をパーソナルコンピュータ2に送信する。したがって、本実施の形態によれば、キー数、文字入力方法等がパーソナルコンピュータ2の入力装置と異なる携帯端末1のシンクライアント端末としての使い勝手が向上する。
また、本実施の形態の携帯端末1は、パーソナルコンピュータ2からデータファイルを受信してリムーバブルメディア109に書き込むことができるとともに、リムーバブルメディア109に格納されているデータファイルをパーソナルコンピュータ2に送信することができる。したがって、例えば、リムーバブルメディア109に書き込まれたパーソナルコンピュータ2のデータファイルをサブPC6で編集することができる。このため、パーソナルコンピュータ2が提供するターミナルサービスを利用して、携帯端末1からパーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面をリモート操作し、パーソナルコンピュータ2のデータファイルを編集する場合に比べ、携帯端末1およびパーソナルコンピュータ2間の通信頻度を減らすことができ、これにより携帯端末1の通信コストを削減できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、パーソナルコンピュータ2のデータファイルをリムーバブルメディア109に記憶することにより、このリムーバブルメディア109を携帯端末1から取り外してサブPC6に挿入し、サブPC6でデータファイルを編集できるようにしている。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば携帯端末1に、LANインターフェース、USBインターフェース等のインターフェースを設け、このインターフェースを介してサブPC6に接続されることにより、サブPC6からネットワークドライブあるいはリムーバブルメディア109として認識される記憶装置に、パーソナルコンピュータ2のデータファイルを記憶するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、部分表示モードの切り出し位置をポインタで示しているが(図4(B)参照)、必ずしも、このようにする必要はない。例えば、予め定めた複数の分割領域を表示パネル107上に設定しておき、部分表示モードにおいては、ユーザから指定されたいずれかの分割領域内に表示中の画像をフレームデータから切り出して、それをパーソナルコンピュータ2のデスクトップ画面の一部分として表示パネル107に表示するようにしてもよい。
このようにする場合には、例えば、図3のS114において、主制御部111は、操作パネル104に対する操作内容が切り出し領域指定指示であるか否か判断し、切り出し領域指定指示であれば、操作パネル104上の所定のキー群(切り出し領域指定キー)をエミュレート対象から一旦解除するとともに分割領域表示指示を表示制御部108に出力する。これに応じて、表示制御部108は、例えば、図7に示すように、切り出し領域指定キーの配列にあわせて並んだ、表示パネル107上の分割領域を示す画像を表示中のフレームデータ上に合成表示する。このような画像は、例えば、対応する切り出し領域指定キーに割り当てられた文字画像であってもよいし、各分割領域の境界を示す線画像であってもよい。ここで、いずれかの切り出し領域指定キーが押下された場合、主制御部111は、図3のS115において、押下された切り出し領域指定キーに予め割り当てられた表示パネル107上の位置(対応する分割領域に含まれる所定位置、例えばその分割領域の中心)を切り出し位置として表示制御部108に出力し、その後、図3のS118において、切替え後の表示モードとして部分表示モードを表示制御部108に指示する際に切り出し領域指定キーをエミュレート対象として再設定する。
また、上記の実施の形態において、図2に示す携帯端末1の構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよいし、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実行されるものでもよい。あるいは、CPU、メモリ、HDD、USBメモリ等の補助記憶装置、および無線通信インターフェースを備えた携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理端末において、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末1を含むシンクライアントシステムの概略構成図である。 図2は、携帯端末1の概略構成図である。 図3は、携帯端末1で実行されるリモート操作処理を説明するためのフロー図である。 図4(A)は、全画面表示モードでのデスクトップ画面の表示例を示す図であり、図4(B)は、ポインタ操作時におけるデスクトップ画面の表示例を示す図であり、図4(C)は、部分表示モードでのデスクトップ画面の表示例を示す図である。 図5は、携帯端末1で実行されるデータファイル通信処理を説明するためのフロー図である。 図6は、図1に示すシンクライアントシステムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 図7は、部分表示モードにおける、デスクトップ画面の表示領域の指定方法を説明するための図である。
符号の説明
1:携帯端末、2:パーソナルコンピュータ、3:無線基地局、4:公衆網、5:IP網、6:サブPC、101:無線通信部、102:シンクライアント部、103:ファイル送受信部、104:操作パネル、105:操作エミュレータ部、106:フレームメモリ、107:表示パネル、108:表示制御部、109:リムーバブルメディア、110:リーダ・ライタ部、111:主制御部

Claims (2)

  1. シンクライアント機能を備えた携帯端末であって、
    サーバからフレームデータを受信して記憶するフレーム記憶手段と、
    前記フレームデータを自携帯端末が備える表示パネルに表示する表示制御手段と、
    自携帯端末が備える操作パネルを、前記サーバが認識可能な入力装置にエミュレートして、当該入力装置に対する操作信号を、前記サーバに送信する操作エミュレート手段と、
    前記表示パネルに表示されている前記フレームデータ上の領域を指示するポインティング手段と、を有し、
    前記操作エミュレート手段は、
    操作された前記操作パネルのキーが、エミュレート対象のキーである場合、当該キーを前記入力装置にエミュレートして、当該入力装置に対する操作信号を、前記サーバに送信し、
    前記ポインティング手段は、
    操作された前記操作パネルのキーが、前記操作エミュレート手段によりエミュレートされていない所定のキー、または、前記操作エミュレート手段によるエミュレートが解除された所定のキーである場合、当該キーに予め割り当てられている前記フレームデータ上の領域を指定し、
    前記表示制御手段は、
    前記フレームデータの画像サイズを前記表示パネルの画面サイズに変更して、前記表示パネルに表示する第一の表示モードと、
    前記ポインティング手段により指示された前記フレームデータ上の領域に対応する、少なくとも前記フレームデータの画像サイズより小さい所定サイズのデータを、前記フレームデータから切り出し、当該切り出したデータの画像サイズを前記表示パネルの画面サイズに変更して、当該画像サイズ変更後のデータを前記表示パネルに表示する第二の表示モードと、を有する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項に記載の携帯端末であって、
    前記サーバにリムーバブルメディアあるいはネットワークドライブとして認識されるファイル記憶手段と、
    前記入力装置に対する操作信号に従い、前記サーバから前記リムーバブルメディアあるいはネットワークドライブに書き込むデータファイルを受信して前記ファイル記憶手段に記憶するファイル取得手段と、
    前記入力装置に対する操作信号に従い、前記リムーバブルメディアあるいはネットワークドライブから読み出すデータファイルを、前記ファイル記憶手段から読み出して前記サーバに送信するファイル送信手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする携帯端末。
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