JP2006011680A - 情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 入力枠領域のサイズを変更することにより小型化を確保すると共に手書き入力における操作性の向上を図る。
【解決手段】 各種の情報を有する表示画面5が表示されるディスプレイ3と、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域7、7、・・・を有するタッチパネル3aとを設け、複数の入力枠領域のうちの1つを、手書き入力の対象とされている対象入力枠領域7A(7B、7C、・・・)として他の入力枠領域より大きく表示するようにした。
【選択図】図10

Description

本発明は情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法についての技術分野に関する。詳しくは、ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルを備えた情報処理装置において、入力枠領域のサイズを変更することにより小型化を確保しつつ手書き入力における操作性の向上を図る技術分野に関する。
パーソナルコンピューターに代表される情報処理装置は、一般に、ディスプレイを有し、このディスプレイに各種の情報を有する表示画面が表示される。
このようなディスプレイを有する情報処理装置には、ディスプレイに所定の座標系を有するタッチパネル(タブレット)が一体化されて組み込まれ、ディスプレイに表示される表示画面に対して指や専用の入力ペン(スタイラス)を用いることにより選択操作や入力操作等の種々の操作を行うことができるものがある。入力ペン等による選択操作や入力操作はタッチパネルに対して行う。
タッチパネルが組み込まれた情報処理装置には、文字入力等を行うための複数の入力枠領域がディスプレイに表示され、各入力枠領域に対してマウスや入力ペン等を用いて手書きにより文字入力等を行うことにより、入力された文字がイメージデーターとしてディスプレイの所定の位置に表示されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−314635号公報
ところが、上記した情報処理装置にあっては、全ての入力枠領域のサイズが一定の大きさとされているため、表示可能な入力枠領域の数がディスプレイの大きさに依存しており、ディスプレイに表示可能な入力枠領域の数が制限されるという不都合があった。
また、手書き入力の対象とされている入力枠領域、即ち、使用者が入力を行おうとしている入力枠領域である対象入力枠領域は、使用者の入力操作における操作性の向上を図るためにはサイズが大きいことが望ましいが、他の入力枠領域についても対象入力枠領域と同様の大きさであると、その分、無駄な領域がディスプレイを占有し情報処理装置の小型化を阻害するという問題もある。
そこで、本発明情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法は、上記した問題点を克服し、入力枠領域のサイズを変更することにより小型化を確保すると共に手書き入力における操作性の向上を図ることを課題とする。
本発明情報処理装置は、上記した課題を解決するために、各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを設け、複数の入力枠領域のうちの1つを、手書き入力の対象とされている対象入力枠領域として他の入力枠領域より大きく表示するようにしたものである。
本発明情報処理装置における画面制御プログラムは、上記した課題を解決するために、表示画面上で移動されるポインターが入力枠領域内に存在するか否かを検出する検出工程と、該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示する表示制御工程とを備えたものである。
本発明情報処理装置における画面表示方法は、上記した課題を解決するために、表示画面上で移動されるポインターが入力枠領域内に存在するか否かを検出し、該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示するようにしたものである。
従って、本発明情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法にあっては、必要に応じて所定の入力枠領域のサイズが大きくされる。
本発明情報処理装置は、各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備え、複数の入力枠領域のうちの1つを、手書き入力の対象とされている対象入力枠領域として他の入力枠領域より大きく表示するようにしたことを特徴とする。
従って、表示可能な入力枠領域の数をディスプレイの大きさに制限されることなく増やすことができ、入力操作における使い勝手の向上を図ることができる。
また、入力枠領域のうち、入力に必要とされる対象入力枠領域のサイズのみが大きくされるため、ディスプレイ上の無駄な領域の占有面積を低減することができ、情報処理装置の小型化を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記複数の入力枠領域を互いに隣接して表示し、上記対象入力枠領域から遠去かるに従って他の入力枠領域を漸次小さく表示するようにしたので、一層の無駄な領域の占有面積の低減を図ることができる。
請求項3及び請求項4に記載した発明にあっては、上記入力枠領域を少なくとも3つ設け、上記対象入力枠領域を複数の入力枠領域のうちの中央又は中央寄りの位置に表示するようにしたので、常に、使用者が同じ位置に文字等を入力することができ、入力操作における一層の使い勝手の向上を図ることができる。
本発明情報処理装置における画面制御プログラムは、各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備えた情報処理装置における画面制御プログラムであって、表示画面上で移動されるポインターが上記入力枠領域内に存在するか否かを検出する検出工程と、該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示する表示制御工程とを備えたことを特徴とする。
従って、表示可能な入力枠領域の数をディスプレイの大きさに制限されることなく増やすことができ、入力操作における使い勝手の向上を図ることができる。
また、入力枠領域のうち、入力に必要とされる対象入力枠領域のサイズのみが大きくされるため、ディスプレイ上の無駄な領域の占有面積を低減することができ、情報処理装置の小型化を図ることができる。
本発明情報処理装置における画面表示方法は、各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備えた情報処理装置における画面表示方法であって、表示画面上で移動されるポインターが上記入力枠領域内に存在するか否かを検出し、該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示するようにしたことを特徴とする。
従って、表示可能な入力枠領域の数をディスプレイの大きさに制限されることなく増やすことができ、入力操作における使い勝手の向上を図ることができる。
また、入力枠領域のうち、入力に必要とされる対象入力枠領域のサイズのみが大きくされるため、ディスプレイ上の無駄な領域の占有面積を低減することができ、情報処理装置の小型化を図ることができる。
以下に、本発明情報処理装置、情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法の最良の形態を添付図面に従って説明する。
尚、本発明情報処理装置は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワーク端末、携帯情報端末、ワークステーション、携帯電話等の各種の情報処理装置に広く適用することができ、本発明情報処理装置における画面制御プログラム及び情報処理装置における画面表示方法は、これらの情報処理装置における画面制御プログラム及び画面表示方法に広く適用することができる。
情報処理装置1は筐体2に所要の各部が配置されて成る(図1参照)。筐体2は、例えば、横長の扁平な矩形状に形成され、前面2aにディスプレイ3、例えば、液晶パネルが設けられている。
情報処理装置1にあっては、ディスプレイ3にタッチパネル(タブレット)3aが一体化されて組み込まれており、ディスプレイ3に表示された表示画面の所定の位置を指や図示しない専用の入力ペン(スタイラス)によってタップ操作することにより選択操作や入力操作等の各種の操作を行うことができる。
図2は、情報処理装置のハードウェア構成例を示したものであり、装置本体部100及び外部機器との接続用装置(インターフェース装置)200を示している。
先ず、装置本体部100内の構成について説明する。
制御中枢であるCPU101は、バス(FSB:Front Side Bus)を介して制御装置102に接続されている。制御装置102はメインメモリ103の制御やグラフィック機能に係る制御を担当し、主に大量データを高速に処理する役目をもつ。AT互換機では「ノースブリッジ」と呼ばれ、本例に示す制御装置102には、CPU101、メインメモリ103、液晶表示デバイス等のグラフィック表示装置105(上記ディスプレイ3と同じ)、制御装置104が接続されている。
制御装置104は、ユーザインターフェース用の制御デバイス等を主に制御するものであり、デバイスのバスリンク等を行う。AT互換機では「サウスブリッジ」と呼ばれ、「PCI to ISA bridge」では、バス(PCI:Peripheral Component Interconnect bus)を低速なバス(ISA:Industry Standard Architecture bus等)に橋渡しする役目をもち、ISAコントローラ、IDE(Integrated Drive Electronics)コントローラ等の機能を有する。
バス(PCIバス)には、無線通信用デバイス106としてのワイヤレス(無線式)LAN(W−LAN)や、外部メモリや外部機器との接続や制御を行うためのデバイス107が接続されている。外部メモリとしては、装置本体部100への着脱が可能な半導体メモリ装置、例えば、スティック状のメモリ媒体のデータを読み書きするための制御用デバイス108や、カード型の記憶媒体等の制御用デバイス109が設けられている。また、デバイス107は外部機器との接続用インターフェース(例えば、シリアルデバイスをコンピュータに追加するためのハードウェアの仕様を定義する「IEEE 1394」等)の機能を有する。
制御装置104には、LAN(Local Area Network)接続用デバイス110が接続されるとともに、タッチ式パネル等を用いた入力用デバイス111がUSB(Universal Serial Bus)ポートに接続されている。
補助記憶装置112には、例えば、磁気ディスクや光学式ディスクを用いたドライブ装置が用いられるが、本例では、ハードディスク等の大容量記憶媒体を用いたドライブ装置が用いられ、制御装置104(内のIDEコントローラ)に接続される。
また、制御装置104に接続されているオーディオ信号処理部(Audio Codec)113は、ディジタル−アナログ変換されたオーディオ信号を、例えば、スピーカ114やヘッドフォン115に送出して音声を出力する。あるいは、マイクロフォンを備えた装置形態では、音声入力データをディジタル化する処理等を行う。
記憶装置116には、コンピュータを動作させるための制御プログラム等が格納されており、LPC(Low Pin Count:シリアルバス)等を用いて制御装置104、117に接続されている。
制御装置117は、各種信号の制御を行う汎用装置であり、例えば、「EC」(Embedded Controller:組み込みコントローラ)が用いられ、キーボードコントローラの機能や、システムの電源制御やシステムの付加機能等について制御を行う(携帯型機器等ではマイクロコンピュータが搭載されている。)。尚、記憶装置116内の制御プログラムを変更することによってコンピュータの制御方法を変えることができる。
スティック型ポインティングデバイス(トラックポイント等)を構成する操作デバイス118(後述するポインティングデバイス4h)は、制御装置117のポート(PS/2(Personal System/2)ポート等)に接続されている。また、装置本体部100に設けられたスイッチや操作釦等を含む操作部119からの信号が制御装置117に送出される。
装置本体部100に外部機器を直接的に接続するための接続部120としては、USBコネクタが設けられており、接続部120は制御装置117に接続されている。
尚、図示しない電源部には、ACアダプタからの商用電源電圧の供給、あるいは二次電池や燃料電池等を用いたバッテリパックからの直流電源供給が行われる。例えば、上記EC(制御装置117)は、ACアダプタやバッテリパック等の接続や装着の状態を検出したり、バッテリ残量等を含む各種の管理情報を保持している。
次に、接続用装置200の構成について説明する。
装置本体部100については、コネクタ等の接続手段を介して接続用装置200に接続することにより、図示しない外部機器との間で信号伝送が行われる。
VGA(Video Grapthics Array)コネクタ等で外部ディスプレイ装置を接続するためのコネクタ部201は、装置本体部100内の制御装置102に接続され、これにより外部ディスプレイ装置に対して画像信号等が出力される。
また、「IEEE 1394」規格に準拠した外部機器等を接続するためのコネクタ部202が、装置本体部100内の上記デバイス107に接続され、LANケーブル等を接続するためのコネクタ部203が装置本体部100内の上記デバイス110に接続されるようになっている。
装置本体部100内の制御装置104に接続される集線用デバイス204には、USBハブが用いられ、本例では、接続用装置200に4つのUSBコネクタ205、205、…が付設され、各USBコネクタ205、205、・・・が集線用デバイス204(USBハブ)に接続されている。
筐体2の所定の位置には、複数の操作釦4、4、・・・が設けられている。操作釦4、4、・・・としては、例えば、センター釦4a、左釦4b、右釦4c、ズーム釦4d、ローテーション釦4e、エンター釦4f、カーソルキー4g、ポインティングデバイス4h、ファンクション選択釦4i、起動釦4j、輝度変更釦4k等が設けられている。
センター釦4a、左釦4b、右釦4cはそれぞれマウスの各釦に相当する釦であり、ズーム釦4dはディスプレイ3に表示される表示画面5(図3参照)の拡大縮小を行う釦であり、ローテーション釦4eは表示画面5を90°回転させる釦であり、エンター釦4fはキーボードのエンターキーに相当し操作の実行や確定を行う釦であり、カーソルキー4gはディスプレイ3に表示されるカーソルを上下左右に移動させる等の釦であり、ポインティングデバイス4hはディスプレイ3に表示される後述するポインターを移動させる等の釦であり、ファンクション選択釦4iは出力される音量の変更や外付けのディスプレイへの出力の切替等を行う釦であり、起動釦4jは特定のソフトウェアを起動する釦であり、輝度変更釦4kはディスプレイ3の輝度を変更する釦である。
ディスプレイ3には、使用者の操作によって所望の表示画面5が表示される(図3参照)。表示画面5は、情報処理装置1に実装された各ソフトウェアを実行することにより表示され、表示画面5としては、例えば、文字情報、数字情報、記号情報等を入力することのできるソフトウェアに関する画面がある。図3には、例として、文字情報(テキストデーター)を入力することのできるソフトウェアの表示画面5が表示された状態を示す。
このような表示画面5の表示は、例えば、情報処理装置1の電源投入後に表示される初期画面上に表示されるソフトウェアを実行するための各アイコンやソフトウエアを示すタイトルバーを、指や専用の入力ペンによって2回連続してタップ操作することにより行われる。
表示画面5上には仮想入力用画面6を表示することができる(図4参照)。仮想入力用画面6は、手書き入力を行うための複数の入力枠領域7、7、・・・の他、所定の処理を実行するための処理釦8、8、・・・や入力された文字が表示される表示部9等を有している。
仮想入力用画面6の表示画面5上への表示は、例えば、起動釦4j又は仮想入力用画面6を表示するための図示しないタイトルバーを操作することにより行うことができる。
仮想入力用画面6は表示画面5上で移動可能とされている。従って、右手による入力の場合又は左手による入力の場合によらず、操作し易い位置に仮想入力用画面6を移動させることにより、操作性の向上を図ることができる。
仮想入力用画面6の入力枠領域7、7、・・・の下端部には、それぞれ文字の種類を変換するための変換キー7a、7a、・・・が表示される。尚、変換キー7a、7a、・・・は、入力枠領域7、7、・・・に対する手書きによる文字入力が行われ書体変換、即ち、辞書ファイルから読み出された文字への変換が行われた後に表示される。変換キー7a、7a、・・・を操作することにより、書体変換された文字の種類の変換、例えば、ひらがな、カタカナ、漢字、記号等への変換を行うことが可能とされる。
処理釦8、8、・・・としては、例えば、変換釦、バックスペース釦、スペース釦、エンター釦、スクロール釦等が設けられている(図5参照)。
変換釦は入力枠領域7、7、・・・に入力され表示部9に表示された文字の種類の変換等を行うための釦であり、バックスペース釦は入力された文字の削除を行うための釦であり、スペース釦はスペースの入力を行うための釦であり、エンター釦は入力された文字の確定等を行うための釦であり、スクロール釦は所望の入力位置への移動を目的としてスクロールするための釦である。
例えば、図4に示すように、文字情報を入力することのできるソフトウェアの表示画面5が表示された状態において、入力枠領域7、7、・・・に文字等の入力を行いエンター釦を操作することにより、表示画面5の所望の位置に入力した文字を表示することができる。図4には、例として、使用者が入力枠領域7、7、・・・に入力した「ばらが」の文字が表示画面5に表示され、「ばらが」の後に「さいた」の文字を使用者が入力枠領域7、7、・・・に入力した場合を示している。
情報処理装置1にあっては、複数の入力枠領域7、7、・・・のうち、使用者が文字等の入力を行おうとする入力枠領域7である対象入力枠領域が、他の入力枠領域7、7、・・・より大きく表示される(図5乃至図12参照)。尚、以下の説明にあっては、対象入力枠領域については、他の入力枠領域7、7、・・・と区別するために、符号「7」の後にA、B、C、・・・を付し、入力枠領域7A、7B、7C、・・・として示す。
表示画面5に仮想入力用画面6が表示されると、その初期状態においては、同じサイズの入力枠領域7、7、・・・が仮想入力用画面6内に表示される(図5参照)。
次いで、表示画面5上に表示されるポインター10が、任意の入力枠領域7に移動されると、その入力枠領域7がアクティブ状態となり、他の入力枠領域7、7、7よりサイズが大きくされる(図6参照)。例えば、入力枠領域7、7、・・・のうち、最も左側に位置する入力枠領域7にポインター10が移動されると、その入力枠領域7が他の入力枠領域7、7、7より大きく表示され、対象入力枠領域7Aとされる。このとき対象入力枠領域7A以外の入力枠領域7、7、7はアクティブ状態になく、手書き入力を受け付けない状態とされている。対象入力枠領域7Aは隣接する入力枠領域7に一部がオーバーラップした状態で表示される。
入力枠領域7は、例えば、ビットマップ形式のデーターとして作成されており(CBitmapButton)、入力枠領域7に対する検出状態がWM_MOUSEMOVEメッセージを用いて行われる(検出工程)。ポインター10が入力枠領域7内に移動され、出力されるON_WM_MOUSEMOVEメッセージに基づきポインター10の座標数値が入力枠領域7内の座標数値に含まれる値となったときに、この入力枠領域7のビットマップ画像表示が変換されアクティブ状態とされる。従って、この入力枠領域7が対象入力枠領域7Aとされ他の入力枠領域7、7、・・・よりサイズが大きくされる(表示制御工程)。
アクティブ状態とされた対象入力枠領域7Aに入力ペン等により文字等の入力が開始されると、WM_LBUTTONDOWNメッセージが出力される。図7には対象入力枠領域7Aに文字「ば」が入力された状態を示す。文字等の入力中は、ポインター10の動きに合わせてWM_MOUSEMOVEメッセージが出力される。
手書きによる文字等の入力が終了しWM_MOUSEMOVEメッセージの出力が一定時間停止されると、活字表示に切り替えられ上記した書体変換が行われる(図8参照)。
次に、ポインター10が右隣の入力枠領域7に移動されると、その入力枠領域7がアクティブ状態となり対象入力枠領域7Bとされ、他の入力枠領域7、7、7よりサイズが大きくされる(図9参照)。対象入力枠領域7Bは両隣りの入力枠領域7に一部がオーバーラップした状態で表示される。
アクティブ状態とされた対象入力枠領域7Bに入力ペン等により文字等の入力が開始されると、WM_LBUTTONDOWNメッセージが出力される。図10には対象入力枠領域7Bに文字「ら」が入力された状態を示す。文字等の入力中は、ポインター10の動きに合わせてWM_MOUSEMOVEメッセージが出力され、文字等の入力が終了しWM_MOUSEMOVEメッセージの出力が一定時間停止されると、活字表示に切り替えられ書体変換が行われる。
以下、上記と同様にして、他の入力枠領域7、7、・・・よりサイズが大きくされた対象入力枠領域7C、7D、・・・に文字が入力される(図11参照)。
尚、情報処理装置1においては、最も右側に位置する対象入力枠領域7Dに文字等の入力が行われ書体変換が行われると、最も左側に位置する入力枠領域7が空白となりこの入力枠領域7が再び対象入力枠領域7Aとされる。
以上に記載した通り、情報処理装置1にあっては、仮想入力用画面6の入力枠領域7、7、・・・のうち、手書き入力の対象とされている対象入力枠領域7A(7B、7C、・・・)を他の入力枠領域7、7、・・・より大きく表示するようにしたので、表示可能な入力枠領域7、7、・・・の数をディスプレイ3の大きさに制限されることなく増やすことができ、入力操作における使い勝手の向上を図ることができる。
また、入力に必要とされる対象入力枠領域7A、7B、・・・のサイズのみが大きくされるため、ディスプレイ3上の無駄な領域の占有面積を低減することができ、情報処理装置1の小型化を図ることができる。
尚、上記には、ポインター10が移動された入力枠領域7を対象入力枠領域7A、7B、・・・としてサイズを大きくする場合を例として示したが、例えば、仮想入力用画面6が表示画面5に表示されたときに、常に、所定の入力枠領域7が対象入力枠領域7Aとして大きなサイズで表示され、対象入力枠領域7Aに対する文字等の入力が行われ書体変換が行われたときに自動的に隣接する入力枠領域7が対象入力枠領域7B、7C、・・・としてサイズが大きく表示されるようにしてもよい。
また、図12に示すように、対象入力枠領域7A、7B、・・・以外の入力枠領域7、7、・・・を、対象入力枠領域7A、7B、・・・から遠去かるに従って漸次小さく表示するようにしてもよい。
このように対象入力枠領域7A、7B、・・・から遠去かるに従って他の入力枠領域7、7、・・・を漸次小さく表示することにより、一層の無駄な領域の占有面積の低減を図ることができる。
さらに、図12に示すように、対象入力枠領域7A、7B、・・・を、常に、入力枠領域7、7、・・・の中央又は中央寄りに位置するように表示するようにしてもよい。
このように対象入力枠領域7A、7B、・・・を、常に、入力枠領域7、7、・・・の中央又は中央寄りに位置するように表示することにより、常に、使用者が同じ位置に文字等を入力することができ、入力操作における一層の使い勝手の向上を図ることができる。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図12と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は情報処理装置の斜視図である。 情報処理装置のハードウェア構成例を示したブロック図である。 表示画面が表示された状態を示す正面図である。 表示画面と仮想入力用画面が表示された状態を示す正面図である。 仮想入力用画面が表示された初期状態を示す拡大正面図である。 1つの入力枠領域のサイズが拡大されて対象入力枠領域が表示された状態を示す拡大正面図である。 最も左側に位置する対象入力枠領域に文字が入力された状態を示す拡大正面図である。 図7に引き続き書体変換が行われた状態を示す拡大正面図である。 図8に引き続き別の対象入力枠領域が表示された状態を示す拡大正面図である。 図9に引き続き対象入力枠領域に文字が入力された状態を示す拡大正面図である。 図10に引き続きまた別の対象入力枠領域に文字が入力された状態を示す拡大正面図である。 仮想入力用画面の別の例を示す拡大正面図である。
符号の説明
1…情報処理装置、3…ディスプレイ、3a…タッチパネル、5…表示画面、7…入力枠領域、7A(7B、7C、・・・)…対象入力枠領域

Claims (6)

  1. 各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、
    該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備え、
    複数の入力枠領域のうちの1つを、手書き入力の対象とされている対象入力枠領域として他の入力枠領域より大きく表示するようにした
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記複数の入力枠領域を互いに隣接して表示し、
    上記対象入力枠領域から遠去かるに従って他の入力枠領域を漸次小さく表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記入力枠領域を少なくとも3つ設け、
    上記対象入力枠領域を複数の入力枠領域のうちの中央又は中央寄りの位置に表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記入力枠領域を少なくとも3つ設け、
    上記対象入力枠領域を複数の入力枠領域のうちの中央又は中央寄りの位置に表示するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備えた情報処理装置における画面制御プログラムであって、
    表示画面上で移動されるポインターが上記入力枠領域内に存在するか否かを検出する検出工程と、
    該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示する表示制御工程とを備えた
    ことを特徴とする情報処理装置における画面制御プログラム。
  6. 各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイと、該ディスプレイに組み込まれ手書き入力を行うための複数の入力枠領域を有するタッチパネルとを備えた情報処理装置における画面表示方法であって、
    表示画面上で移動されるポインターが上記入力枠領域内に存在するか否かを検出し、
    該検出工程においてポインターが入力枠領域内に存在したことが検出されたときに、ポインターが存在する入力枠領域を他の入力枠領域より大きく表示するようにした
    ことを特徴とする情報処理装置における画面表示方法。
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