JP4747510B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は情報処理装置についての技術分野に関する。詳しくは、仮想入力用画面が表示される情報処理装置において、表示画面のスクロールに関して使い勝手の向上を図る技術分野に関する。
パーソナルコンピューターに代表される情報処理装置は、一般に、ディスプレイを有し、このディスプレイに各種の情報を有する表示画面が表示される。ディスプレイには、複数の表示画面がウインドウ毎に表示可能であるが、ディスプレイは一定の大きさがあるため、ウインドウの大きさによってはディスプレイに重ねられた状態で同時に表示される。
このようにディスプレイに複数のウインドウが同時に表示されるため、使用者は、表示された複数のウインドウのそれぞれに対して所望の処理を行うことが可能であるが、ウインドウが重ねられているため、下層に表示されたウインドウ中の情報の一部が視認できないという不都合が生じる。
従って、このような下層に表示されたウインドウに対して処理を行う場合には、例えば、下層に表示されたウインドウを上層に表示した後に行ったり、重なり合ったウインドウをドラッグして移動させた後に行うようにしている。
しかしながら、処理を行う前に、このようなウインドウの上層への再表示やドラッグによる移動は、面倒な手順を踏まなければならず処理の迅速化を阻害し、使用者にとっては作業能率が悪いものとなってしまう。
そこで、従来の情報処理装置には、各ウインドウ中の情報の表示がない部分をカットして、ウインドウを必要最小限の大きさに再形成することにより、ディスプレイに複数のウインドウが表示されたときに、一度に可能な限り多くの情報を同時に視認可能とするようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−115198号公報
ところが、特許文献1に記載された情報処理装置にあっては、ウインドウを必要最小限の大きさに再形成することにより、ウインドウの重なりを少なくすることが可能であるが、各ウインドウ中の情報が多くなると、ウインドウの重なりを回避することができなくなってしまう。
また、近年、利便性の向上を図るために、特に、携帯用の装置において小型軽量化が図られているが、このような小型の装置にあっては、ディスプレイの大きさも小さく、ウインドウの重なりは避けられない状態にある。
特に、仮想入力用画面、例えば、ソフトウェアキーボードの表示が可能な装置にあっては、ソフトウェアキーボードを常にディスプレイの最前面に表示する必要があり、しかも、ソフトウェアキーボードを上記のように再形成して必要最小限の大きさにすることができないため、他のウインドウとの重なりを回避することは困難である。
このときソフトウェアキーボードは、一般に、他のウインドウとの重なりが少ない位置であるディスプレイの端に寄った状態で表示されるが、端に寄った位置に表示されると、表示画面をスクロールするためのスクロールバーの上層に重なってしまい、スクロールバーの一部が使用できないことになる。
この場合は、例えば、ソフトウェアキーボードを一旦他の位置に移動させたり、一旦ソフトウェアキーボードを非表示状態にした後に、スクロールバーを使用せざるを得ず、使用者にとっては作業能率が悪いものとなってしまう。
そこで、本発明情報処理装置は、上記した問題点を克服し、表示画面のスクロールに関して使い勝手の向上を図ることを課題とする。
本発明情報処理装置は、上記した課題を解決するために、仮想入力用画面をディスプレイの最前面に表示し、仮想入力用画面に表示画面をスクロールするためにスクロールバーと同様に、上下又は左右に延びるようにスクロールエリアを設けるようにしたものである。
従って、本発明情報処理装置にあっては、仮想入力用画面がスクロールバーの上層に重ねられた状態において、下層に位置するスクロールバーの使用が可能となる。
本発明情報処理装置は、各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイを有し、該ディスプレイに表示される表示画面をスクロールするためのスクロールバーが表示され、ディスプレイに各種の情報を入力するための仮想入力用画面が表示可能とされた情報処理装置であって、仮想入力用画面がディスプレイの最前面に表示され、仮想入力用画面に表示画面をスクロールするためのスクロールエリアが設けられ、上記スクロールエリアが、上記スクロールバーと同様に、上下又は左右に延びるように形成されていることを特徴とする。
従って、スクロールバーの上層に仮想入力用画面が重なった状態で表示された場合においても、スクロールエリアを操作することにより表示画面のスクロールを行うことができ、仮想入力用画面を一旦非表示状態にしたり他の位置に移動させてからスクロールバーを使用するというような面倒な作業を行う必要がなく、表示画面のスクロールに関して使い勝手の向上を図ることができる。
以下に、本発明情報処理装置の最良の形態を添付図面に従って説明する。
尚、本発明情報処理装置は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワーク端末、携帯情報端末、ワークステーション等の各種の情報処理装置に広く適用することができ、本発明処理方法及び処理プログラムは、これらの各種の情報処理装置における処理方法及び処理プログラムに広く適用することができる。
情報処理装置1は筐体2に所要の各部が配置されて成る(図1参照)。筐体2は、例えば、横長の扁平な矩形状に形成され、前面2aにディスプレイ3、例えば、液晶パネルが設けられている。
情報処理装置1にあっては、ディスプレイ3がタッチパネル(タブレット)とされており、ディスプレイ3に表示された表示画面の所定の位置を指や図示しない専用の入力ペン(スタイラス)によってタップすることにより選択操作や入力操作等の各種の操作を行うことができる。
図2は、情報処理装置のハードウェア構成例を示したものであり、装置本体部100及び外部機器との接続用装置(インターフェース装置)200を示している。
先ず、装置本体部100内の構成について説明する。
制御中枢であるCPU101は、バス(FSB:Front Side Bus)を介して制御装置102に接続されている。制御装置102はメインメモリ103の制御やグラフィック機能に係る制御を担当し、主に大量データを高速に処理する役目をもつ。AT互換機では「ノースブリッジ」と呼ばれ、本例に示す制御装置102には、CPU101、メインメモリ103、液晶表示デバイス等のグラフィック表示装置105(上記ディスプレイ3と同じ)、制御装置104が接続されている。
制御装置104は、ユーザインターフェース用の制御デバイス等を主に制御するものであり、デバイスのバスリンク等を行う。AT互換機では「サウスブリッジ」と呼ばれ、「PCI to ISA bridge」では、バス(PCI:Peripheral Component Interconnect bus)を低速なバス(ISA:Industry Standard Architecture bus等)に橋渡しする役目をもち、ISAコントローラ、IDE(Integrated Drive Electronics)コントローラ等の機能を有する。
バス(PCIバス)には、無線通信用デバイス106としてのワイヤレス(無線式)LAN(W−LAN)や、外部メモリや外部機器との接続や制御を行うためのデバイス107が接続されている。外部メモリとしては、装置本体部100への着脱が可能な半導体メモリ装置、例えば、スティック状のメモリ媒体のデータを読み書きするための制御用デバイス108や、カード型の記憶媒体等の制御用デバイス109が設けられている。また、デバイス107は外部機器との接続用インターフェース(例えば、シリアルデバイスをコンピュータに追加するためのハードウェアの仕様を定義する「IEEE 1394」等)の機能を有する。
制御装置104には、LAN(Local Area Network)接続用デバイス110が接続されるとともに、タッチ式パネル等を用いた入力用デバイス111がUSB(Universal Serial Bus)ポートに接続されている。
補助記憶装置112には、例えば、磁気ディスクや光学式ディスクを用いたドライブ装置が用いられるが、本例では、ハードディスク等の大容量記憶媒体を用いたドライブ装置が用いられ、制御装置104(内のIDEコントローラ)に接続される。
また、制御装置104に接続されているオーディオ信号処理部(Audio Codec)113は、ディジタル−アナログ変換されたオーディオ信号を、例えば、スピーカ114やヘッドフォン115に送出して音声を出力する。あるいは、マイクロフォンを備えた装置形態では、音声入力データをディジタル化する処理等を行う。
記憶装置116には、コンピュータを動作させるための制御プログラム等が格納されており、LPC(Low Pin Count:シリアルバス)等を用いて制御装置104、117に接続されている。
制御装置117は、各種信号の制御を行う汎用装置であり、例えば、「EC」(Embedded Controller:組み込みコントローラ)が用いられ、キーボードコントローラの機能や、システムの電源制御やシステムの付加機能等について制御を行う(携帯型機器等ではマイクロコンピュータが搭載されている。)。尚、記憶装置116内の制御プログラムを変更することによってコンピュータの制御方法を変えることができる。
スティック型ポインティングデバイス(トラックポイント等)を構成する操作デバイス118(後述するポインティングデバイス4h)は、制御装置117のポート(PS/2(Personal System/2)ポート等)に接続されている。また、装置本体部100に設けられたスイッチや操作釦等を含む操作部119からの信号が制御装置117に送出される。
装置本体部100に外部機器を直接的に接続するための接続部120としては、USBコネクタが設けられており、接続部120は制御装置117に接続されている。
尚、図示しない電源部には、ACアダプタからの商用電源電圧の供給、あるいは二次電池や燃料電池等を用いたバッテリパックからの直流電源供給が行われる。例えば、上記EC(制御装置117)は、ACアダプタやバッテリパック等の接続や装着の状態を検出したり、バッテリ残量等を含む各種の管理情報を保持している。
次に、接続用装置200の構成について説明する。
装置本体部100については、コネクタ等の接続手段を介して接続用装置200に接続することにより、図示しない外部機器との間で信号伝送が行われる。
VGA(Video Grapthics Array)コネクタ等で外部ディスプレイ装置を接続するためのコネクタ部201は、装置本体部100内の制御装置102に接続され、これにより外部ディスプレイ装置に対して画像信号等が出力される。
また、「IEEE 1394」規格に準拠した外部機器等を接続するためのコネクタ部202が、装置本体部100内の上記デバイス107に接続され、LANケーブル等を接続するためのコネクタ部203が装置本体部100内の上記デバイス110に接続されるようになっている。
装置本体部100内の制御装置104に接続される集線用デバイス204には、USBハブが用いられ、本例では、接続用装置200に4つのUSBコネクタ205、205、…が付設され、各USBコネクタ205、205、・・・が集線用デバイス204(USBハブ)に接続されている。
筐体2の所定の位置には、複数の操作釦4、4、・・・が設けられている。操作釦4、4、・・・としては、例えば、センター釦4a、左釦4b、右釦4c、ズーム釦4d、ローテーション釦4e、エンター釦4f、カーソルキー4g、ポインティングデバイス4h、ファンクション選択釦4i、起動釦4j、輝度変更釦4k等が設けられている。
センター釦4a、左釦4b、右釦4cはそれぞれマウスの各釦に相当する釦であり、ズーム釦4dはディスプレイ3に表示される表示画面5の拡大縮小を行う釦であり、ローテーション釦4eは表示画面5を90°回転させる釦であり、エンター釦4fはキーボードのエンターキーに相当し操作の実行や確定を行う釦であり、カーソルキー4gはディスプレイ3に表示されるカーソルを上下左右に移動させる等の釦であり、ポインティングデバイス4hはディスプレイ3に表示されるポインターを移動させる等の釦であり、ファンクション選択釦4iは出力される音量の変更や外付けのディスプレイへの出力の切替等を行う釦であり、起動釦4jは特定のソフトウェアを起動する釦であり、輝度変更釦4kはディスプレイ3の輝度を変更する釦である。
ディスプレイ3には、使用者の操作によって所望の表示画面5が表示される(図3参照)。表示画面5は、情報処理装置1に実装された各ソフトウェアを実行することにより表示され、例えば、図3に示すように、文字情報、数字情報、記号情報等を入力することのできる表示画面5が表示される。このような表示画面5の表示は、例えば、情報処理装置1の電源投入後に表示される初期画面上に表示されるソフトウェアを実行するための各アイコンを、指や専用の入力ペンによって2回連続してタップしダブルクリックすることにより行われる。
表示画面5の外側、例えば、表示画面5の右側及び下側には、それぞれ表示画面5をスクロールするためのスクロールバー6、7が表示される。スクロールバー6を操作することにより表示画面5を上下に移動することができ、スクロールバー7を操作することにより表示画面5を左右に移動することができる。
表示画面5上には仮想入力用画面8を表示することができる(図4参照)。仮想入力用画面8は、例えば、ソフトウェアキーボードと称される操作用の画面であり、使用者は仮想入力用画面8の各キーをタップすることにより所定の操作、例えば、文字情報等を表示画面5に入力することができる。仮想入力用画面8は、これを表示するための所定の操作を行うことにより、常に、ディスプレイ3の最前面、即ち、表示画面5の上層に表示される。
尚、仮想入力用画面8はソフトウェアキーボードに限られる必要はなく、情報を入力するための画面であればよく、例えば、手書きによって直接文字を入力するような入力画面や携帯電話等に用いられる簡易的な入力画面であってもよい。
仮想入力用画面8の初期状態、即ち、表示直後の表示位置は、表示画面5に対する入力に可能な限り支障を来たすことのない位置であり、例えば、右下側に表示される(図4参照)。従って、この位置においては、仮想入力用画面8によってスクロールバー6の一部とスクロールバー7の一部が隠された状態となる。
仮想入力用画面8には、必要最小限の所定のキー、例えば、前の操作の段階に戻すため等のエスケープキー、文字を入力するための文字入力キー、入力した文字を削除するためのバックスペースキー、数字の入力が可能な数字キー、入力等を確定するためのエンターキー、入力文字を変換するためのキャプスロックキー、他のキーと組み合わせて使用され特定の機能を実行させるためのシフトキー、コントロールキー及びオルトキー、スペースを設ける等のためのスペースキー、カーソルの移動を行うためのカーソルキー等が設けられている。
仮想入力用画面8の右端部及び下端部には、それぞれスクロールエリア8a、8bが設けられている。スクロールエリア8aは表示画面5の右側に位置されたスクロールバー6と同様に上下に延び、スクロールエリア8bは表示画面5の下側に位置されたスクロールバー7と同様に左右に延びるように形成されている。
使用者は、スクロールエリア8a上に指や入力ペンを宛って、宛った指や入力ペンを上下に移動させることにより表示画面5を上下に移動させることができる。また、スクロールエリア8b上に指や入力ペンを宛って、宛った指や入力ペンを左右に移動させることにより表示画面5を左右に移動させることができる。
尚、仮想入力用画面8は、上記したように、初期の表示状態においてはディスプレイ3の右下側に表示されるが、指や入力ペンを所定の位置に宛ってドラッグアンドドロップすることにより、ディスプレイ3内の任意の位置に移動することができる。従って、右利きの使用者においては、上記のように、仮想入力用画面8を右下側に位置させた状態で入力操作等を行えばよく、左利きの使用者においては、例えば、仮想入力用画面8を左下に移動して入力操作等を行えばよい(図5参照)。
このように仮想入力用画面8はディスプレイ3内において任意の位置に移動可能であるため、使用者の使い勝手の向上を図ることができる。
以下に、スクロールエリア8a、8bに対する操作時の処理について説明する。
仮想入力用画面8のスクロールエリア8a又はスクロールエリア8bにタップ操作(タップダウン)が行われると、ON_WM_LBUTTONDOWNメッセージが仮想入力用画面8を起動している第1のソフトウェアによって取得され(取得工程)、スクロールエリア8a、8b上のカーソルの動きのキャプチャーが開始される。カーソルの動きはON_WM_MOUSEMOVEメッセージとして取得が続けられ、このON_WM_MOUSEMOVEメッセージに基づいて第1のソフトウェアにおいてカーソルの移動範囲が計算される。
このとき一定間隔で、算出されたカーソルの移動範囲を含むMOUSEEVENTF_WHEELメッセージが、現在表示されている表示画面5を起動している第2のソフトウェアに対して送信される(送信工程)。第2のソフトウェアにMOUSEEVENTF_WHEELメッセージが送信されると、このMOUSEEVENTF_WHEELメッセージに基づいて表示画面5のスクロール処理が第2のソフトウェアによって実行される(実行工程)。
スクロールエリア8a、8bに対するタップ操作が終了(タップアップ)すると、第1のソフトウェアによるON_WM_MOUSEMOVEメッセージの取得が終了され、第2のソフトウェアによるスクロール処理が終了する。
以上に記載した通り、情報処理装置1にあっては、表示画面5の上層に表示される仮想入力用画面8に、表示画面5をスクロールするためのスクロールエリア8a、8bが設けられているため、スクロールバー6、7の上層に仮想入力用画面8が重なった状態で表示された場合においても、スクロールエリア8a、8bを操作することにより表示画面5のスクロールを行うことができ、仮想入力用画面8を一旦非表示状態にしたり他の位置に移動させてからスクロールバー6、7を使用するというような面倒な作業を行う必要がなく、表示画面5のスクロールに関して使い勝手の向上を図ることができる。
また、スクロールエリア8a、8bは、スクロールバー6、7と同様に、上下又は左右に延びるように形成されているため、スクロールエリア8a、8bを視認した使用者においてスクロール可能であることが直感的にイメージされ、操作性を効果的に向上させることができる。
尚、上記には、例として、表示画面5が文字情報、数字情報、記号情報等を入力することのできる画面である場合を示したが、表示画面5はこのような画面に限られることはなく、例えば、図6に示すように、インターネット画面等、スクロールバーと共に表示される画面であれば他の様々な表示画面であってもよい。
次に、仮想入力用画面8の表示制御について説明する(図7参照)。
情報処理装置1にあっては、上記したように、仮想入力用画面8をディスプレイ3に表示して文字入力等の操作を行うことができる他、外付けのキーボードを接続して文字入力等の操作を行うことができる。外付けのキーボードは、情報処理装置1に設けられた図示しないUSB(Universal Serial Bus)ポートに接続されて使用される。
仮想入力用画面8は、上記したように、第1のソフトウェア9によって起動されてディスプレイ3に表示される(図7参照)。第1のソフトウェア9は制御用ソフトウェア10によって制御され、該制御用ソフトウェア10はACPI(Advanced Configuration and Power Interface Specification)11に対して接続デバイスの調査及びイベントの登録を行う。
制御用ソフトウェア10は、情報処理装置1の起動時に実行されて常駐されるプログラムであり、ACPIは、情報処理装置1のパワーマネージメントをOS(オペレーティングシステム)で一元管理するための仕様である。
接続デバイスの調査とは、例えば、情報処理装置1に外付けのキーボードが接続されているか否かの調査であり、イベントの登録とは、例えば、USBに対する接続状態に関する登録である。
制御用ソフトウェア10はACPI11を介して送出されるWM_DEVICECHANGEメッセージを受けてUSBに接続されるデバイスの接続状態を監視し、ACPI11に対して接続されたデバイスの調査、例えば、外付けのキーボードの調査を行っている。尚、制御用ソフトウェア10は、この他の種々の制御、例えば、表示画面5の回転や表示画面5の拡大縮小についての制御も行っている。
情報処理装置1にあっては、その起動時に使用者のパスワードを入力してログオンする設定が可能とされているが、このログオン時のパスワード入力は手書き入力で行うことはできず、外付けのキーボード又は仮想入力用画面8を用いて行う必要がある。尚、パスワード入力画面が表示されたときには、OSからWM_WTSSESSION_CHANGEメッセージが制御用ソフトウェア10に送信され、これを受けて制御用ソフトウェア10によりパスワード入力状態であることが認識される。
外付けのキーボードが情報処理装置1に接続されていない状態においては、制御用ソフトウェア10によって外付けのキーボードが接続されていない状態が認識され、パスワード入力画面が起動されると、仮想入力用画面8が起動されてディスプレイ3に表示される。このとき使用者が所定の操作を行って仮想入力用画面8を非表示の状態としても、パスワード入力のために仮想入力用画面8が必要であるため、一定時間経過後第1のソフトウェア9により仮想入力用画面8がディスプレイ3に自動的に再表示される。
パスワード入力が終了し、使用者のログオン処理が実行されると、制御用ソフトウェア10によりパスワード入力状態が終了したことが認識され、仮想入力用画面8は自動的に非表示状態となる。その後必要であれば、使用者は所定の処理を行って仮想入力用画面8を再表示することができる。
外付けのキーボードが情報処理装置1に接続されていない状態において、パスワード入力画面が起動され仮想入力用画面8がディスプレイ3に表示されているときに、外付けのキーボードが情報処理装置1に接続されると、仮想入力用画面8はディスプレイ3に表示されたままであるが、使用者が仮想入力用画面8を非表示の状態にすると、上記とは異なり仮想入力用画面8は再表示されない。この場合には、使用者は外付けのキーボードによってパスワードを入力すればよい。
外付けのキーボードが情報処理装置1に接続されている状態においては、制御用ソフトウェア10によって外付けのキーボードが接続されている状態が認識され、パスワード入力画面が起動されても、仮想入力用画面8はディスプレイ3に表示されない。このとき使用者が所定の処理を行って仮想入力用画面8を表示しようとしても、制御用ソフトウェア10の制御動作によって仮想入力用画面8を表示することができないようにされている。
このときパスワード入力状態が終了する前の状態において外付けのキーボードがUSBポートから取り外されると、仮想入力用画面8が自動的にディスプレイ3に表示される。
仮想入力用画面8は常にディスプレイ3の最前面に表示されるため、ディスプレイ3に表示される他の画面を覆い隠すことになるが、上記のように必要な場合にのみ仮想入力用画面8をディスプレイ3に表示することにより、使用者の操作性が向上し、使い勝手の向上を図ることができる。
尚、仮想入力用画面8は第1のソフトウェア9によって所定の実行ファイルが呼び出されて起動されるようになっているが、この実行ファイルには所定のデジタル署名が行われており、実行ファイルの呼び出し時には、常に、デジタル署名が確認されて起動される。従って、情報処理装置1に、実行ファイルと同一のファイル名が付された所定のデジタル署名が行われていない他のファイルが存在したとしても、仮想入力用画面8の呼び出し時に当該他のファイルが呼び出されてしまうことがなく、セキュリティーの向上が図られている。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図7と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は情報処理装置の斜視図である。 情報処理装置のハードウェア構成例を示したブロック図である。 仮想入力用画面が表示されていない状態を示す正面図である。 仮想入力用画面が右下に表示された状態を示す正面図である。 仮想入力用画面が左下に表示された状態を示す正面図である。 インターネットに接続されているときに仮想入力用画面が表示された状態を示す正面図である。 仮想入力用画面の表示制御を説明するための概念図である。
符号の説明
1…情報処理装置、3…ディスプレイ、6…スクロールバー、7…スクロールバー、8…仮想入力用画面、8a…スクロールエリア、8b…スクロールエリア、9…第1のソフトウェア

Claims (1)

  1. 各種の情報を有する表示画面が表示されるディスプレイを有し該ディスプレイに表示される表示画面をスクロールするためのスクロールバーが表示され、ディスプレイに各種の情報を入力するための仮想入力用画面が表示可能とされた情報処理装置であって、
    仮想入力用画面がディスプレイの最前面に表示され、
    仮想入力用画面に表示画面をスクロールするためのスクロールエリアが設けられ、上記スクロールエリアが、上記スクロールバーと同様に、上下又は左右に延びるように形成されている
    ことを特徴とする情報処理装置。
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