JP2017154271A - 近距離無線通信機能搭載筆記具 - Google Patents

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【課題】筆記具の携行性をできるだけ阻害することなく筆記具に近距離無線通信機能を搭載する。【解決手段】本発明に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10は、非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50が、軸筒20の後部に取り付けられていることを特徴とする。前記無線機50は前記軸筒20の後端に直接取り付けられていてもよいし、また、前記軸筒20の後端に装着されるクリップ40の内部に収容されていることとしてもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、近距離無線通信機能が搭載された筆記具に関する。
近年、特許文献1に代表されるような近距離無線通信機能を持つ小型無線機としてたとえばICチップを備えた非接触ICカードが、定期券、電子マネーあるいはクレジットカード等に用いられ、日常生活に欠かせないものとなってきている。
特開2000−57290号公報 特許第4476686号公報 実用新案登録第3104609号公報
このような小型無線機としてのICチップは微小なものであるため、これ自体で持ち歩いていると紛失の可能性は高く、そのため、その担体としてカードの形態を取っているのが実情である。しかしながら、カードの形態以外にも、近年は携帯電話の多くにこのような小型無線機が搭載されている。
ここで、筆記具に電子部品を収容する技術としては、たとえば上記特許文献2及び3のように、端子付きメモリ装置を筆記具の軸筒に収容できるようにしたものがある。筆記具は携行性が非常に優れるものであるが、このような電子部品を収容することで本来の筆記機能以外の機能を有することにより大きさが必然的に大きくなり、携行性を阻害し筆記具としての使い勝手も悪くなる。
そこで本発明は、筆記具の携行性をできるだけ阻害することなく筆記具に近距離無線通信機能を搭載することを課題とする。
上記の課題を解決すべく、本発明に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10は、非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50が、軸筒20の後部に取り付けられていることを特徴とする。
ここで、「非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50」としては、たとえば、いわゆる非接触ICカードに使用されるICチップを使用することができる。このような無線機50を軸筒20の後端に取り付けることで、筆記具としての携行性を阻害することなく、近距離無線通信機能を搭載することができる。
このように構成することで、このような無線機50に、たとえば、取引決済機能を持たせた場合、無線機50による電子的な決済と、筆記具によるサインとを両方行うことができる。よって、決済時の手続がスムーズになされることになる。
また、このような無線機50に、たとえば、筆記具の商品タグ情報を記憶させておくことで、軸筒20の表面にバーコード等を貼付したりして表示する必要がなくなる。したがって、筆記具としての意匠性も向上させることができる。
なお、本発明では非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50は軸筒20の後部に取り付けられることとなっているが、この取り付けの方法については特に限定はない。たとえば、前記無線機50は前記軸筒20の後端に直接取り付けられていることとしてもよい。このような場合、前記無線機50は前記軸筒20の後端に装着される天冠23で被覆されていることがさらに望ましい。このようにすることで、無線機50の耐衝撃性を向上させることができる。ここで、無線機50の軸方向長さは、筆記具が収容するインクの量が少なくなったり、不必要に重量が嵩んだりするように、筆記具本来の機能を損なわないよう、筆記具全体の軸方向長さの20%以下、好ましくは10%以下に留めておくことが望ましい。
あるいは、無線機50の耐衝撃性をさらに高める方法として、軸筒20の後端、あるいは天冠23の中に無線機50をインサート成形などの一体成形することで埋め込んでしまう方法がある。その際には無線通信を阻害しないように一体成形に用いる材料は軟質磁性体や非導電性の樹脂が望ましい。
また、前記無線機50が前記軸筒20の後端に直接取り付けられているような場合においては、前記無線機50は、前記軸筒20の後端から突出する複数本の支持柱26の間で保持されていることが望ましい。このように構成することで、支持柱26の間から無線機50が発する電波を透すことができ、その電波が担う情報を読み取り機が正しく認識することが可能となる。
なお、上述してきたように、前記無線機50は前記軸筒20の後端に直接取り付けられていることとしてもよいが、間接的に取り付けられることとしてもよい。たとえば、前記無線機50は前記軸筒20の後端に装着されるクリップ40の内部に収容されていることとしてもよい。
そして、前記軸筒20がアンテナ機能を有するとともに、前記無線機50は該軸筒20と電気的に接続されていてもよい。たとえば、軸筒20や、前記した天冠23、あるいはクリップ40などを金属製として、これらが無線機50と電気的に接続されるようにしてもよい。また、アンテナ線を軸筒20や、前記した天冠23、あるいはクリップ40などに埋設したり又は巻き付けたりしておいて、このアンテナ線が無線機50と電気的に接続されるようにしてもよい。いずれの場合も、このようなアンテナ機能が筆記具の外面に備わることで、無線機50の読み取り機への反応性を高めることが可能となる。
一方で、電気的に接続されない軸筒20や天冠23、クリップ40などのうち、無線機50近傍にある部品については無線を妨げないよう非金属製材料で作成されていることが望ましい。金属材料を用いる必要がある場合も、無線電波が透過できるよう全体を囲い込まない形状がよい。
本発明は、上記のように構成されているので、筆記具の携行性をできるだけ阻害することなく筆記具に近距離無線通信機能を搭載することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具の(A)正面図及び(B)右側面図である。 図1のII―II断面図である。 図2における後端部分を拡大して示す。 本実施の形態で用いられる後軸を(A)平面図、(B)斜視図、(C)正面図、(D)右側面図及び(E)図4(C)におけるIV―IV断面図で示す。 本実施の形態で用いられる後軸に無線機が装着された様子を(A)平面図、(B)斜視図、(C)正面図、(D)右側面図及び(E)図5(C)におけるV―V断面図で示す。 本発明の第2の実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具の(A)正面図及び(B)右側面図(一部断面を示す)である。
(1)第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10は、軸筒20の後端に非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50が直接取り付けられている態様である。
本実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10は図1に示すような外観を呈する。すなわち、先軸21と後軸22とが螺合してなる軸筒20の後端に天冠23が装着されている。また、後軸22の後端には、クリップ40が装着されている。さらに、後軸22の外側面には、長手方向に沿った開口であるスライド窓24が3箇所に設けられている。このスライド窓24からは、後述するボールペンリフィル30の後端に装着されるノック棒32の後端部分であるスライド突起33が外方に突出している。また、先軸21の先端には先端開口25が形成されている。
図1(A)のII―II断面が図2であり、その主要部を拡大したものが図3である。上述のように、ボールペンリフィル30の後端にはノック棒32が装着され、またその先端にはボールペンチップ31が装着されている。ノック棒32の後端部分のスライド突起33をスライド窓24に沿って先端方向へ押圧すると、対応するボールペンリフィル30は先端方向へ移動し、その先端に装着されているボールペンチップ31が先軸21の先端開口25から突出して筆記が可能となる。
一方、後軸22の後端からは1対の支持柱26が後方へ突出し、この間に四角柱形状の無線機50が挟まれた状態で保持されている。この状態で、無線機50は支持柱26ごと天冠23に被覆されている。
なお、後軸22と天冠23にはアンテナ線が埋設されており、これは図3に示す装着状態では無線機50と電気的に接続された状態となる。これにより、後軸22と天冠23にアンテナ機能が備わることになり、無線機50の読み取り機への反応性をより高めることに寄与している。なお、アンテナ線を使用せずとも、後軸22と天冠23とを金属により形成すればそのままアンテナ機能が備わることになる。
後軸22の詳細な形状を図4に表している。上述の通り、後軸22の外側面には長手方向に沿ってスライド窓24が3箇所に設けられている。また、後軸22の後端からは、上述の通り、1対の支持柱26が突出している。支持柱26は、外側の円弧面と内側の平面とで構成されている。
そして、図5に示すように、この1対の支持柱26の平面の間に無線機50が挟まれた状態で保持されている。すなわち、これらの支持柱26の間に間隙があることで、無線機50から発せられる電波が物理的に阻止されずに読み取り機へ到達し得ることとなっている。
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10は、図6(A)に示すような外観を呈する。すなわち、クリップ40の正面に円形の飾り部材41が取り付けられている点を除き、図1に示す第1の実施の形態に係る近距離無線通信機能搭載筆記具10とは外観上大差はない。そして、図6(B)に示すように、非電源の近距離無線通信機能を有する無線機50が軸筒後部に備えられたクリップ40の飾り部材41の内部に収容されている。なお、クリップ40の飾り部材41の内部にはアンテナ線が埋設されており、図6に示す状態では無線機50と電気的に接続されている。これにより、無線機50の読み取り機への反応性をより高めることに寄与している。
本発明は、ボールペン等の、軸筒内にリフィルが収納されているような筆記具に利用可能である。
10 近距離無線通信機能搭載筆記具
20 軸筒 21 先軸 22 後軸
23 天冠 24 スライド窓 25 先端開口
26 支持柱
30 ボールペンリフィル 31 ボールペンチップ 32 ノック棒
33 スライド突起
40 クリップ 41 飾り部材
50 無線機

Claims (6)

  1. 非電源の近距離無線通信機能を有する無線機が、軸筒の後部に取り付けられていることを特徴とする近距離無線通信機能搭載筆記具。
  2. 前記無線機は前記軸筒の後部に直接取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の近距離無線通信機能搭載筆記具。
  3. 前記無線機は前記軸筒の後端に装着される天冠で被覆されていることを特徴とする請求項2記載の近距離無線通信機能搭載筆記具。
  4. 前記無線機は、前記軸筒の後端から突出する複数本の支持柱の間で保持されていることを特徴とする請求項2又は3記載の近距離無線通信機能搭載筆記具。
  5. 前記無線機は前記軸筒の後部に装着されるクリップの内部に収容されていることを特徴とする請求項1記載の近距離無線通信機能搭載筆記具。
  6. 前記軸筒がアンテナ機能を有するとともに、前記無線機は該軸筒と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の近距離無線通信機能搭載筆記具。
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