JP2001033943A - マスク装置 - Google Patents

マスク装置

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JP2001033943A
JP2001033943A JP20838999A JP20838999A JP2001033943A JP 2001033943 A JP2001033943 A JP 2001033943A JP 20838999 A JP20838999 A JP 20838999A JP 20838999 A JP20838999 A JP 20838999A JP 2001033943 A JP2001033943 A JP 2001033943A
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parallel
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transparent plates
substrate
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Mikako Tsuchiya
美香子 土谷
Hisayoshi Azumaguchi
尚義 東口
Keisuke Imai
啓介 今井
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク基板を異物の影響から容易に確実に保
護できるマスク装置の構造を提供する。 【解決手段】 上面および底面を合成石英から成る平行
透明板6a、6bで構成した密閉ケース5内に、パター
ン形成面1aがそれぞれの平行透明板6a、6bから6
〜10mmの距離で離間するように、マスク基板1を平
行透明板6a、6bと平行に支持して封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造における写真製版工程で使用されるマスク装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造における写真製版工程
では、パターン形成する被加工膜上に形成されたレジス
ト膜にマスクパターンを転写してレジストパターンを形
成する。このときマスクのパターン面に異物が付着して
いると、転写されたパターンに欠陥が生じるため、従来
から、異物などによる欠陥が転写されないように、マス
ク基板にはペリクルが装着されていた。図4(a)は、
従来のマスク装置の構造を示す断面図、図4(b)は図
4(a)の部分拡大図である。図において、1は2mm
程度の厚みを有し、透光部と遮光部とでパターン形成さ
れたマスク基板、2はマスク基板1のパターン形成面1
aの周囲部分に接着剤で接着されたペリクルフレーム、
3はペリクルフレーム2を介して、マスク基板1のパタ
ーン形成面1aを密閉して覆うペリクル膜で、このペリ
クル膜3とペリクルフレーム2とでペリクル4を構成す
る。
【0003】ペリクル膜3は、変形セルロースあるいは
フッ素ポリマから成る約1.6μmの厚さの薄い膜で、
約99%の光透過率を有し、マスク基板1のパターン形
成面1aと所定の距離L1(=約6.3mm)を保っ
て、マスク基板1と平行に装着される。このように、マ
スク基板1のパターン形成面1aはペリクル4によって
保護されているため、異物が付着することはない。ま
た、マスクパターンを半導体基板等に転写する際、マス
クパターンがちょうど半導体基板上に転写されるように
配置するため、パターン形成面1aと所定の距離L1で
離間したペリクル膜3上の異物は、半導体基板上で結像
しないため転写されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマスク装置に用
いるペリクル膜3は、仮に厚く形成すると、光透過率が
確保できず屈折率も大きいものになって、マスクパター
ンの転写が正確に行えないため、上述したように約1.
6μm程度の薄い膜で構成されている。このため機械的
強度が非常に弱く、ペリクルフレーム2のマスク基板1
への装着時の歪み等によって、ペリクル膜3に皺ができ
たり、パターン形成面1aとの距離L1が不均一になっ
たり、また破損することもあった。また異物が付着して
いても、ペリクル膜3が薄いため、内側、外側のどちら
に付着しているのか判別が困難であった。さらに、ペリ
クルフレーム2は接着剤を用いてマスク基板1に装着し
ていたため、この接着剤がゴミの原因になったり、また
ペリクル4貼り付け時に異物混入などがあると再度貼り
替えるが、その際接着剤を除去して洗浄する必要があ
り、この接着剤の除去、洗浄工程は、煩雑で容易なもの
ではなかった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るために成されたものであって、マスクパターンを異物
の影響から容易に信頼性良く保護でき、マスクパターン
の転写が精度良く行えるマスク装置の構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載のマスク装置は、上面および底面を平行な2枚の透
明板で構成した密閉ケース内に、上記平行透明板の間で
所定の距離を保って、該平行透明板と平行に支持された
マスク基板を有するものである。
【0007】またこの発明に係る請求項2記載のマスク
装置は、請求項1において、2枚の平行透明板が、それ
ぞれ約0.5mmを下らない厚さで、約99%以上の光
透過率を有するものである。
【0008】またこの発明に係る請求項3記載のマスク
装置は、請求項1または2において、2枚の平行透明板
が、合成石英で構成されたものである。
【0009】またこの発明に係る請求項4記載のマスク
装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、マスク基板
のパターン形成面が、2枚の平行透明板のそれぞれから
約6mm〜10mmの距離で平行に配置されたものであ
る。
【0010】またこの発明に係る請求項5記載のマスク
装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、2枚の平行
透明板のそれぞれが、両面に反射防止処理を施したもの
である。
【0011】またこの発明に係る請求項6記載のマスク
装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、密閉ケース
内に、マスク基板の周囲部分を支持する支持台と、該マ
スク基板上面の周囲部分と密閉ケース上面の透明板との
間に介在する弾性を有した複数の支持柱とを備えて、上
記マスク基板を平行透明板の間で平行に支持するもので
ある。
【0012】またこの発明に係る請求項7記載のマスク
装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、密閉ケース
内でマスク基板の周囲部分を支持する支持台と、上記密
閉ケース側面に外側から螺着され該マスク基板を側面か
ら押圧するボルトとを備え、上記マスク基板を平行透明
板の間で平行に支持するものである。
【0013】またこの発明に係る請求項8記載のマスク
装置は、請求項1〜7のいずれかにおいて、密閉ケース
外側に、ハンドリング用の取っ手を備えたものである。
【0014】またこの発明に係る請求項9記載のマスク
装置は、マスク基板と、該マスク基板のパターン形成面
の周囲部分に配されたフレームを介して上記マスク基板
と約6mm〜10mmの距離を保って平行に支持された
透明板とを備えて、上記マスク基板のパターン形成部分
を密閉して覆い、上記透明板が、約0.5mmを下らな
い厚さで、約99%以上の光透過率を有するものであ
る。
【0015】またこの発明に係る請求項10記載のマス
ク装置は、請求項9において、透明板が、合成石英で構
成されたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1によるマスク装置の構造を示すもので、図
1(a)は断面図、図1(b)は図1(a)の部分拡大
図、図1(c)は平面図である。図において、1は2m
m程度の厚みを有し、透光部と遮光部とのパターンがパ
ターン形成面1aに形成されたマスク基板、5はマスク
基板1を内部に収納した密閉ケースで、上面および底面
を2枚の平行透明板6a、6bで構成し、マスク基板1
の対向する2辺の周囲部分を載置する支持台7、および
マスク基板1の上面の周囲部分と透明板6aとの間に弾
性を有する4個の支持柱8を配して、マスク基板1を平
行透明板6a、6bの間で所定の距離を保って平行に支
持固定する。また、9は密閉ケース2外側に備えられた
ハンドリング用の取っ手である。平行透明板6a、6b
は、表面、裏面に反射防止処理が施された約0.5mm
の厚さの合成石英から成り、光透過率は99%以上が確
保できる。またマスク基板1は、下面のパターン形成面
1aが2枚の平行透明板6a、6bからそれぞれ所定の
距離L2、L3(=約6.3mm)を保って、平行に支
持される。
【0017】また、マスクパターンを半導体基板等に転
写する際、図2に示すように、マスク基板1を密閉ケー
ス5に収納した状態で、例えばステッパの所定位置にセ
ットして露光を行う。このとき、マスク基板1のパター
ン形成面1a上のパターンは、該パターンで回折した光
12が投影レンズ10を介して半導体基板11上に結像
して転写される。パターン形成面1a上のパターンがち
ょうど半導体基板11上に転写されるようにマスク装置
を配置するため、パターン形成面1aと所定の距離で離
間した平行透明板6a、6b外側に付着した異物は、そ
れによる回折光13a、13bが半導体基板11上には
結像せず、即ち転写されない。
【0018】密閉ケース5は、上面の透明板6aに支持
柱8が固着されて該ケース5の蓋部を構成し、マスク基
板1をケース5内の支持台7に載置した後、上記蓋部を
装着し、接合部をゴム系の物質でシールして密閉する。
支持柱8は弾性材から成り、蓋部の装着により支持柱8
で上からマスク基板1を押圧して、マスク基板1を支持
固定する。支持台7は平面度が高い硬質素材から成り、
マスク基板1は上からの押圧により支持台8に圧接固定
される。これにより、マスク基板1は平行透明板6a、
6b間で安定して平行に支持される。また、マスク装置
の運搬は、密閉ケース5外側に備えられた取っ手9をハ
ンドリングに用い、クリーンルーム外での運搬時には、
マスク装置をさらに運搬用ケースに入れる。
【0019】この実施の形態では、マスク基板1は密閉
ケース5内に封入されているため、異物が付着すること
はない。また、従来技術のペリクル4のようにマスク基
板1に部材を直接貼り付けたりする必要がなく、即ち、
マスク基板1が接着剤により汚染されることもなく、マ
スク基板1のケース5内への封入時に異物混入などのた
め再度やり直す場合においても、接着剤を除去洗浄する
必要もない。また、平行透明板6a、6bはそれぞれパ
ターン形成面1aから約6.3mmの距離にあるため、
平行透明板6a、6bに付着した異物は、転写されな
い。パターン形成面1aから約6.0mm以上の距離で
離間していれば、異物などによる欠陥が転写されること
はないが、マスク装置となる密閉ケース5を構成しステ
ッパ等の露光装置にセットして用いるため、平行透明板
6a、6bはそれぞれパターン形成面1aから約6mm
〜10mmの距離で離間させるのが望ましい。
【0020】また、平行透明板6a、6bは両面に反射
防止処理が施され、光透過率が99%確保された膜であ
るため、露光時の光透過に影響を与えることはない。さ
らにこの平行透明板6a、6bは、約0.5mmの厚さ
の合成石英板で構成され、機械的強度が十分強いもので
あるため、たわみや皺によってマスク基板1との距離が
不均一になったり、破損したりすることがない。このよ
うに、十分な強度を有する平行透明板6a、6bを上面
と底面とに配した密閉ケース5内にマスク基板1を平行
透明板6a、6b間で平行に支持して封入したため、容
易で簡便に異物による影響から確実に保護することがで
き、信頼性良くマスクパターンの転写が行える。
【0021】なお、平行透明板6a、6bは合成石英に
限るものではない。一般に、厚くなると強度が増大する
が光透過率は減少するものであるが、厚みが0.5mm
程度を下らない硬質平板で、しかも光透過率が99%以
上確保できていれば良い。
【0022】また、支持柱8はマスク基板1の4箇所の
コーナに配置されているが、マスク基板1の周囲部分に
バランス良く複数個配置されれば良い。さらに、マスク
基板1のパターン形成面1aは2枚の平行透明板6a、
6bから等距離になるように配置したが、それぞれの平
行透明板6a、6bからの距離L2、L3は約6mm〜
10mmの範囲で異なるものであっても良い。
【0023】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2によるマスク装置を、図3に基づいて説明する。図
に示すように、マスク基板1を内部に収納した密閉ケー
ス5は、マスク基板1の周囲部分を支持台7aと押さえ
7bとで挟み、密閉ケース5側面に外側から螺着された
2本のボルト14でマスク基板の側面を片側から反対側
に押圧する。このボルト14が配置された反対側の支持
台7aには段差が設けられており、ボルト14の回転数
により規定される所定の押圧力により、マスク基板1は
支持台7aの段差部に圧接固定され、横方向にずれるこ
とがない。支持台7aと押さえ7bは、例えばテフロン
等の低発塵性の素材を用い、マスク基板1を挟むことに
よる発塵を抑える。ボルト14は先端にクッション性を
有する部材15を備えて該部材15により、マスク基板
1とボルト14との間を密閉し、ボルト14を回すこと
によって発生する塵埃等の異物が密閉ケース5内に侵入
するのを防止する。これにより、マスク基板1は平行透
明板6a、6b間で安定して平行に支持され、しかも横
方向のずれが防止でき、パターン転写の信頼性が一層向
上する。
【0024】ボルト14はマスク基板1コーナ部の2箇
所に配置したため、効果的に押圧できるが、1箇所、あ
るいは3箇所以上であってもバランス良く配置されれば
よい。
【0025】実施の形態3.上記実施の形態1および2
では、マスク基板1を密閉ケース5内に封入したマスク
装置を示したが、上記実施の形態で用いた1枚の透明板
6aを、上述した従来のペリクル膜3の代わりに用い、
マスク基板1の周囲部分にフレームを配して、該フレー
ムを介して透明板6aを例えば6.3mmの距離を保っ
てマスク基板1と平行に支持するようにしても良い。こ
の場合、透明板6aは機械的強度が十分強いものである
ため、たわみや皺によってマスク基板1との距離が不均
一になったり、破損したりすることがなく、マスク基板
を異物による影響から確実に保護することができ、マス
クパターンの転写の信頼性が向上する。なお、フレーム
はマスク基板1に直接接着するため、貼り替え時の接着
剤の除去および洗浄は必要である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る請求項1
記載のマスク装置は、上面および底面を平行な2枚の透
明板で構成した密閉ケース内に、上記平行透明板の間で
所定の距離を保って、該平行透明板と平行に支持された
マスク基板を有するため、マスク基板を容易で簡便に異
物による影響から保護することができ、信頼性良くマス
クパターンの転写が行える。
【0027】またこの発明に係る請求項2記載のマスク
装置は、請求項1において、2枚の平行透明板が、それ
ぞれ約0.5mmを下らない厚さで、約99%以上の光
透過率を有するため、平行透明板の強度が確保されて、
マスク基板を異物による影響から確実に保護でき、信頼
性良くマスクパターンの転写が行える。
【0028】またこの発明に係る請求項3記載のマスク
装置は、請求項1または2において、2枚の平行透明板
が、合成石英で構成されたため、容易で安価に平行透明
板の強度が確保されて、信頼性良くマスクパターンの転
写が行える。
【0029】またこの発明に係る請求項4記載のマスク
装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、マスク基板
のパターン形成面が、2枚の平行透明板のそれぞれから
約6mm〜10mmの距離で平行に配置されたため、平
行透明板外側に付着した異物を転写することなく、信頼
性良くマスクパターンの転写が行える。
【0030】またこの発明に係る請求項5記載のマスク
装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、2枚の平行
透明板のそれぞれが、両面に反射防止処理を施したた
め、マスクパターンの転写の信頼性が一層向上する。
【0031】またこの発明に係る請求項6記載のマスク
装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、密閉ケース
内に、マスク基板の周囲部分を支持する支持台と、該マ
スク基板上面の周囲部分と密閉ケース上面の透明板との
間に介在する弾性を有した複数の支持柱とを備えて、上
記マスク基板を平行透明板の間で平行に支持するため、
マスク基板が平行透明板の間で安定して平行に支持可能
となり、マスク基板を容易で簡便に異物による影響から
保護することができ、信頼性良くマスクパターンの転写
が行える。
【0032】またこの発明に係る請求項7記載のマスク
装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、密閉ケース
内でマスク基板の周囲部分を支持する支持台と、上記密
閉ケース側面に外側から螺着され該マスク基板を側面か
ら押圧するボルトとを備え、上記マスク基板を平行透明
板の間で平行に支持するため、マスク基板が平行透明板
の間で横ずれすることなく安定して平行に支持可能とな
り、マスク基板を容易で簡便に異物による影響から保護
することができ、信頼性良くマスクパターンの転写が行
える。
【0033】またこの発明に係る請求項8記載のマスク
装置は、請求項1〜7のいずれかにおいて、密閉ケース
外側に、ハンドリング用の取っ手を備えたため、ハンド
リングが容易で安定した運搬が可能になる。
【0034】またこの発明に係る請求項9記載のマスク
装置は、マスク基板と、該マスク基板のパターン形成面
の周囲部分に配されたフレームを介して上記マスク基板
と約6mm〜10mmの距離を保って平行に支持された
透明板とを備えて、上記マスク基板のパターン形成部分
を密閉して覆い、上記透明板が、約0.5mmを下らな
い厚さで、約99%以上の光透過率を有するため、透明
板の強度が確保されて、マスク基板を異物による影響か
ら確実に保護でき、信頼性良くマスクパターンの転写が
行える。
【0035】またこの発明に係る請求項10記載のマス
ク装置は、請求項9において、透明板が、合成石英で構
成されたため、容易で安価に透明板の強度が確保され
て、信頼性良くマスクパターンの転写が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマスク装置の
構造を示す断面図、部分拡大図および平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマスク装置の
動作を説明する図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマスク装置の
構造を示す断面図および平面図である。
【図4】 従来のマスク装置の構造を示す断面図および
平面図である。
【符号の説明】
1 マスク基板、1a パターン形成面、5 密閉ケー
ス、6a,6b 平行透明板、7,7a 支持台、8
支持柱、14 ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東口 尚義 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 今井 啓介 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内 Fターム(参考) 2H095 BB30 BC30 BE12 3E096 AA01 BA15 BB03 CA01 DA02 DA03 DA30 EA10X FA03 FA14 FA20 GA01 GA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面および底面を平行な2枚の透明板で
    構成した密閉ケース内に、上記平行透明板の間で所定の
    距離を保って、該平行透明板と平行に支持されたマスク
    基板を有することを特徴とするマスク装置。
  2. 【請求項2】 2枚の平行透明板が、それぞれ約0.5
    mmを下らない厚さで、約99%以上の光透過率を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のマスク装置。
  3. 【請求項3】 2枚の平行透明板が、合成石英で構成さ
    れたことを特徴とする請求項1または2記載のマスク装
    置。
  4. 【請求項4】 マスク基板のパターン形成面が、2枚の
    平行透明板のそれぞれから約6mm〜10mmの距離で
    平行に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のマスク装置。
  5. 【請求項5】 2枚の平行透明板のそれぞれが、両面に
    反射防止処理を施したことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のマスク装置。
  6. 【請求項6】 密閉ケース内に、マスク基板の周囲部分
    を支持する支持台と、該マスク基板上面の周囲部分と密
    閉ケース上面の透明板との間に介在する弾性を有した複
    数の支持柱とを備えて、上記マスク基板を平行透明板の
    間で平行に支持することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載のマスク装置。
  7. 【請求項7】 密閉ケース内でマスク基板の周囲部分を
    支持する支持台と、上記密閉ケース側面に外側から螺着
    され該マスク基板を側面から押圧するボルトとを備え、
    上記マスク基板を平行透明板の間で平行に支持すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマスク装
    置。
  8. 【請求項8】 密閉ケース外側に、ハンドリング用の取
    っ手を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載のマスク装置。
  9. 【請求項9】 マスク基板と、該マスク基板のパターン
    形成面の周囲部分に配されたフレームを介して上記マス
    ク基板と約6mm〜10mmの距離を保って平行に支持
    された透明板とを備えて、上記マスク基板のパターン形
    成部分を密閉して覆い、上記透明板が、約0.5mmを
    下らない厚さで、約99%以上の光透過率を有すること
    を特徴とするマスク装置。
  10. 【請求項10】 透明板が、合成石英で構成されたこと
    を特徴とする請求項9記載のマスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7006202B2 (en) * 2002-02-21 2006-02-28 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. Mask holder for irradiating UV-rays
JP2011138168A (ja) * 2002-02-22 2011-07-14 Asml Holding Nv レチクルを保護する2部分カバーを用いるシステムおよび方法
JP2021521469A (ja) * 2019-01-17 2021-08-26 全球株式会社Pmcglobal Co.,Ltd. フォトマスク保管ボックス

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