JP2001033811A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP2001033811A
JP2001033811A JP20168899A JP20168899A JP2001033811A JP 2001033811 A JP2001033811 A JP 2001033811A JP 20168899 A JP20168899 A JP 20168899A JP 20168899 A JP20168899 A JP 20168899A JP 2001033811 A JP2001033811 A JP 2001033811A
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Akira Nakano
陽 仲野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画素領域のサイズが異なる主副表示エリア
で、対向電極を分割することなく同一の電位を対向電極
に印加してもフリッカの発生を防止できる液晶表示装置
を提供する。 【解決手段】 TFTアレイ基板16の表面には、走査
線1及び信号線19がマトリクス状に交差しその近傍
に、走査線1に接続するゲート電極2を有するTFT
と、画素電極11と、走査線1との間で蓄積容量を形成
する容量電極9とが形成され、TFTアレイ基板16に
は、走査線1と信号線19とで囲まれた画素領域の大き
さが等しい主表示エリア30と、その画素領域とは異な
る大きさの画素領域を有する副表示エリア31とが形成
され、対向基板17には、対向電極13が形成されてい
る。副表示エリア31における各画素電極11と走査線
1及びゲート電極2との最短間隔Dbを、基板16、1
7の対向面間の最大間隔dに対して1以上とすればフリ
ッカの発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
スク型液晶表示装置に関わる。より詳細には、互いに画
素領域の大きさが異なる主表示エリアと副表示エリアを
具備するアクティブマトリクス型液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アクティブマトリクス方式の液晶
表示装置としては、図6に示すものが知られている。図
6は薄膜トランジスタ(以下、TFTという。TFT:
Thin Film Transistor)アレイ基
板140の平面図である。従来のアクティブマトリクス
装置のTFTアレイ基板140には、画素を構成する画
素領域132がマトリクス状に配列された表示エリア1
30、この表示エリア130の走査線101から外付け
のゲートドライバICに接続するための走査線の引き出
し配線134と走査線端子136、表示エリア130の
信号線119から外付けのソースドライバICに接続す
るための信号線の引き出し配線135と信号線端子13
7、がそれぞれ形成されている。
【0003】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装
置に対して新たな機能を付加できるとの観点から、図1
に示すように、表示エリア30(以下、主表示エリアと
いう。)のほかに、例えば文字情報を表示させることを
目的とした他の表示エリア31(以下、副表示エリアと
いう。)を設ける必要性が唱えられている。
【0004】この場合、主表示エリア30には精細度の
高い表示が要求されるために画素領域32を小さくする
が、副表示エリア31ではその表示目的から、必ずしも
画素領域33の大きさを主表示エリアのそれと一致させ
る必要はない。むしろ、例えば文字は大きく表示させて
見やすくしたいとの要求から、副表示エリア31の画素
領域33の大きさは、主表示エリア30の画素領域32
の大きさに比べ、大きく設計する。一方、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置では、対向配置された一対の基
板の間に液晶層を狭持してこれを表示媒体として用いて
おり、液晶層の焼き付きを防止するために液晶層には直
流電圧が重畳しない交流電圧を印加し、これを表示電圧
として用いる。この交流電圧は、信号線から画素領域を
主として成す画素電極へ、走査線からのゲート電圧でオ
ン状態となったTFTを介して印加される。この画素電
極と液晶層を介して対向する対向電極には、一定の直流
電圧を印加する。これにより、液晶層に電界を与えてそ
の屈折率を変化させることにより、液晶層は表示媒体と
して使用可能となる。
【0005】ところが、液晶の誘電率が電界強度に応じ
て変化すること、TFTのゲート電極とドレイン電極と
の間に寄生容量を有すること、および走査線と画素電極
との間に寄生容量を有することに起因して、TFTをオ
フ状態にすべくゲート電圧を変化させたときに、画素電
極の電位Vpに動的な電圧降下△Vpが生ずる。図4は
図7の液晶表示装置の駆動電圧を示す概略図である。図
4(a)はTFTのゲート電極に印加する電圧Vgを、
図4(b)はTFTのソース電極Vsに印加する電圧
を、図4(c)はTFTのドレイン電極、すなわち、画
素電極の電圧Vpを示す。図4(b)、(c)のVscは
ソース電極に印加する交流電圧の中心電圧を、図4
(c)のVcomは対向電極に印加される電圧をそれぞれ
示している。横軸には時間をとり、Vg、Vs、Vpのタ
イミングを示している。図4(a)に示す電圧の高電位
がTFTをオン状態にする期間、低電位がTFTをオフ
状態にする期間をそれぞれ示している。図4に示すよう
に、TFTをオフ状態にすべくゲート電圧を変化させた
ときに、画素電極の電位Vpに動的な電圧降下△Vpが
生ずる。これは、TFTをオフ状態にすべくゲート電圧
Vgを変化させたときに、一対の基板間の液晶層による
容量、走査線とその上のゲート絶縁膜及び容量電極とか
らなる蓄積容量および上記寄生容量との間で電荷の分配
が生じて、画素電極の電位Vpに電圧降下△Vpが生ずる
ものである。このように画素電極の電位Vpに電圧降下
△Vpが生ずると、信号電圧Vsの中心電位Vscを基
準として液晶を駆動する画素電極の電位Vpの正と負の
電圧振幅に差を生じてしまう。電圧の極性によらず同じ
電圧が印加されれば、液晶は同じ透過率特性を有するの
で、例えば電圧を印加しない状態で透過率の高いノーマ
リホワイト型のアクティブマトリクス型液晶表示装置に
おいては、電圧振幅が大きい極性では透過率がより低
く、電圧振幅が小さい極性では透過率がより高くなる。
このため、透過率に応じた明暗の繰り返しが生じ、これ
がフリッカとして視認されてしまうことになる。
【0006】前記電圧降下を発生させる一方の要因であ
る液晶の誘電率が電界強度に応じて変化することは、液
晶の物性に関わるもので避けられないものである。ま
た、他方の要因である2つの寄生容量のうち、TFTの
ゲート電極とドレイン電極の間に寄生容量を有すること
は、前記電極間に形成したゲート絶縁膜が容量を形成し
てしまうことから、現在のアクティブマトリクス型液晶
表示装置では構造的に避けられないものである。そこで
従来では、液晶を駆動する交流電圧の正と負の電圧振幅
が等しくなるよう対向電極の電位を最適に調整するこ
と、および、蓄積容量を液晶層による容量に対して並列
に形成することにより、フリッカの解消を図っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、主表示エリ
アのほかに画素領域のサイズの異なる副表示エリアを設
ける場合、前記液晶容量や前記寄生容量の値が画素領域
のサイズに応じて異なるので、主表示エリアと副表示エ
リアとで、それぞれの画素電極の電圧降下△Vpに差が
生じることから、フリッカが視認されやすくなり表示品
位が劣化するという問題がある。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、画素領域のサイズが異なる主表示エリアと
副表示エリアとで、対向電極を分割することなく同一の
電位を前記対向電極に印加することにより、フリッカの
発生を防止できるアクティブマトリクス型液晶表示装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクティブ
マトリクス装置は、対向配置された一対の基板の間に液
晶層が狭持され、一方の基板の表面には複数の走査線お
よび複数の信号線がマトリクス状に交差して形成され、
複数の走査線と信号線とが形成する複数の交差部の近傍
に、走査線に接続するゲート電極を有する薄膜トランジ
スタと、薄膜トランジスタに接続する画素電極と、走査
線と蓄積容量を形成する容量電極とがそれぞれ形成さ
れ、他方の基板の液晶層側表面には対向電極が形成され
ており、走査線と前記信号線で囲まれた画素領域の大き
さが互い等しい複数の画素領域を有する主表示エリア
と、複数の画素領域を有する主表示エリアの画素領域と
異なる大きさの副表示エリアとを具備し、副表示エリア
における各画素電極とこれを駆動するための走査線およ
びゲート電極との最短間隔を、基板対の対向面間の最大
間隔に対し、1以上としたものである。
【0010】かかる液晶表示装置によれば、副表示エリ
アの画素電極と走査線およびゲート電極の間の寄生容量
Cgp(以下、Cgpと記載する)を減らすことができ、こ
の寄生容量による副表示エリアの画素電極の電圧降下△
Vpへの影響を無視することが可能となり、副表示エリ
アの画素電極の電圧降下△Vpに関する設計パラメータ
を一つ減ずることができる。電圧降下△Vpの設計パラ
メータとしては、他に、蓄積容量CsやTFTのゲート
電極とドレイン電極の間の寄生容量Cgd(以下、Cgdと
記載する)がある。このうちCgdについてはTFTのチ
ャネル幅Wとチャネル長Lに応じて変化するが、画素電
極と走査線およびゲート電極の最短間隔を基板対の対向
面間の最大間隔に対して1以上とし、Cgdが無視できな
い場合には、Cgdにに応じてCgpも変化するため、それ
ぞれを独立なパラメータとして扱って△Vpを設計する
ことができない。このため、かかる液晶表示装置によれ
ば、Cgpを無視することが可能となるので、△Vpの設
計が容易になり、画素領域の大きさが互いに異なる主表
示エリアと副表示エリアとで△Vpを一致するよう設計
することができ、従って、対向電極の電位を同一にする
ことが可能となる。また、上記副表示エリアにおける各
画素電極とこれを駆動するための走査線およびゲート電
極との最長間隔を、副表示エリアの走査線と直交する方
向の副表示エリアの画素電極の長さから、主表示エリア
の走査線と直交する方向の主表示エリアの画素電極の長
さを差し引いた値より小さい値とすることは、上記理由
により対向電極の電位を同一にすることが可能になると
同時に、副表示エリアの開口率を主表示エリアのそれよ
り大きくするために望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って説明する。図1に、本発明の一実施の形態に
係わるアクティブマトリクス型液晶表示装置におけるT
FTアレイ基板40を示す。TFTアレイ基板40の表
面には、画素を構成する画素領域32がマトリクス状に
配列された主表示エリア30と、同様に画素を構成する
画素領域33がマトリクス状に配列された副表示エリア
31が形成されている。これらの画素領域を走査する走
査線1と、信号を供給する信号線19とが格子状に形成
されている。信号線19は画素領域のサイズが異なる主
表示エリア30と副表示エリア31で途切れることなく
連続して配線されている。
【0012】本実施の形態では、主表示エリア30の画
素領域32に比べてサイズが大きい画素領域33から成
る副表示エリア31を、主表示エリア30の上部に、信
号先19の延びる方向で画素領域の幅が一致するように
形成されている。より具体的には、主表示エリア30の
画素領域のサイズは横幅40μm×縦長120μm、副表示エ
リア31の画素領域サイズは横幅40μm×縦長400μmで
ある。主表示エリア30および副表示エリア31の周辺
には、各表示エリア30,31の走査線1から外付けの
ゲートドライバICに接続するための走査線1の端子3
6まで引き出された走査線1の引き出し配線34と、各
表示エリア30、31の信号線19から外部のソースド
ライバICに接続するための信号線19の端子37まで
引き出された信号線19の引き出し配線35とがそれぞ
れ形成されている。なお、本実施の形態とは異なる場合
として、同一TFTアレイ基板40上に駆動回路が内蔵
されている場合があるが、この場合には、走査線1の引
き出し配線34と信号線19の引き出し配線35がこの
駆動回路の出力に引き出されていても構わない。
【0013】このTFTアレイ基板40を用いた液晶表
示装置は、図2に示すように、液晶層20を介してTF
Tアレイ基板40を構成する基板16と対向配置された
対向基板17には、遮光用のブラックマトリクス15、
カラーフィルタ14、画素電極11と同様なインジウム
とスズの酸化物からなる透明な対向電極13を設けてい
る。液晶と接する面には配向膜12が形成されている。
従って、画素電極11と対向電極13との間に電圧を印
加すると、液晶層20に電界が印加され、液晶分子の配
向制御ができるようになっている。また、この構造は画
素電極11と対向電極13をそれぞれ電極に持ち、その
間に誘電体である液晶を有することから、容量と見なせ
る(以下、液晶容量という)。
【0014】TFTは、図2及び図3に示すように、走
査線1から引き出して設けられたゲート電極2を設け、
その上にチッ化珪素からなるゲート絶縁膜3を設け、そ
の上にアモルファスシリコンからなる半導体膜4を設
け、更にその上にはアモルファスシリコンにリンを添加
したn+型アモルファスシリコンからなるオーミック膜
5を設け、その上に導電体からなるドレイン電極7とソ
ース電極8とを設けて形成される。このうちソース電極
8は信号線19から引き出して設けられている。そして
更にその上には、これらを覆うようにチッ化珪素からな
るパッシベーション膜10を設け、ドレイン電極7上の
パッシベーション膜10にはコンタクトホール18aを
形成したのち、ドレイン電極7とコンタクトホール18
aを介して接続するよう、インジウムとスズの酸化物か
らなる透明な画素電極11を設けている。
【0015】蓄積容量は、走査線1を一方の電極とし、
その上のゲート絶縁膜3を誘電体とし、更にその上にド
レイン電極7およびソース電極8と同一層の導電体から
なる蓄積容量の容量電極9を他方の電極として形成され
る。容量電極9の上にはTFTと同様、パッシベーショ
ン膜10が形成されるが、このパッシベーション膜10
にはコンタクトホール18bを形成したのち、画素電極
11を容量電極9の上に引き出して設け、容量電極9と
画素電極11とをコンタクトホール18bを介して接続
する。なお、蓄積容量は上述の液晶容量と並列接続の関
係にあり、ともにTFTの負荷容量となる。本実施の形
態では、それぞれ横幅40μm×縦長120μmと横幅
40μm×縦長400μmの2つの画素領域が同一TF
Tアレイ基板40上に形成されているが、このうち画素
領域のサイズが大きい40μm×400μmの副表示エ
リア31の画素領域33については、図2、図3に示す
ように、走査線1と画素電極11との最短間隔Dbが、
対向配置された基板16と対向基板17の間の最大間隔
dに比べて大きく、副表示エリア31の走査線1と直交
する方向の副表示エリア31の画素電極11の長さか
ら、前記主表示エリア30の走査線201と直交する方
向の主表示エリア30の画素電極211の長さを差し引
いた値より小さい値となるよう設計されている。より具
体的には、これら対向配置された基板の間隔が4μmで
あるのに対し、走査線1と画素電極11との間隔を8μ
mに設計した。これにより、走査線1と画素電極11と
の間の寄生容量を減らすことができる。
【0016】図7及び図8を用いて、図1に示す主表示
エリア30の画素領域32について詳細に説明する。画
素領域32には、格子状に形成された走査線201と信
号線219のほか、走査線201から引き出されたゲー
ト電極202、半導体層204、信号線219から引き
出されたソース電極208およびドレイン電極207か
ら成るTFTと、このTFTのドレイン電極207とコ
ンタクトホール218aを介して接続された画素電極2
11と、信号線219と同一層で形成された容量電極2
09と走査線201とを対向する電極とした蓄積容量が
形成されている。
【0017】次に式を用いてその効果を説明する。画素
電極211の電位の電圧降下△Vpは次式で表現され
る。 △ Vp=(Vgh×(Cgdon+Cgp)−Vgl×(Cgdoff
+Cgp)−Vs×(Cgdon−Cgdoff))/(Cs+Cl
c+Cgdoff+Cgp) △ Vp:画素電極の電位の電圧降下 Vgh:ゲート電圧ハイ電位 Cgdon:TFTオン時の寄生容量 Cgp:走査線と画素電極の間の線間容量 Vgl:ゲート電圧ロウ電位 Cgdoff:TFTオフ時の寄生容量 Vs:信号電圧の電位 Cs:蓄積容量 Clc:液晶層の容量
【0018】これに対して、Cgpを減らし、Cgdに比べ
てCgpを無視できるレベルに設計した場合、この式は次
式で示される。 △Vp=(Vgh×Cgdon−Vgl×Cgdoff−Vs×(Cg
don−Cgdoff))/(Cs+Clc+Cgdoff) このように△Vpの設計パラメータであるCgpを無視で
きるように副表示エリア31の画素電極11と走査線1
およびゲート電極2との最短間隔Dbを基板の対向面間
の最大間隔dに対して1以上に設計することにより、△
Vpの設計式を簡略化できる。このため、Csや、TF
Tのチャネル長やチャネル幅の寸法に依存するCgdon、
Cgdoffの値を調節するなどして、主表示エリア30と
副表示エリア31の△Vpを等しく設計することが容易
になる。
【0019】図5は、図3に示した本実施の形態におい
て、対向配置された一対の基板16,17の対向面間の
最大間隔を4μmとした場合の、走査線1と画素電極1
1の間隔と、走査線1と画素電極11の間の寄生容量と
の関係を示す図である。本実施の形態では、TFTの寄
生容量は10fFであるが、図5の結果によれば、対向
配置された一対の基板16,17の対向面間の最大間隔
を4μmとすれば、画素領域のサイズは横幅が40μm
なので、走査線1と画素電極11の間の寄生容量はおよ
そ0.4fFと換算でき、TFTの寄生容量に比べて1
/10以下にすることができることがわかる。このため
本実施の形態では充分な余裕を見込み走査線1と画素電
極11の最小間隔を8μmに設計したが、図5の結果によ
れば、対向配置された一対の基板16,17の対向面間
の最大間隔である4μm以上の間隔を設ければ前記寄生
容量を無視できることがわかる。このことは、電位を与
えられた走査線からのびる電気力線が、最短距離をなす
電極に向かってその電気力線を終端し、電気力線の両端
に現れる電荷で容量が形成されることから容易に理解で
きる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置は、対向電極を分割して
それぞれに最適な直流電圧を印加させることなく、一つ
の対向電極に最適な対向基板電位を印加させることでフ
リッカや焼き付きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に使用するTFTアレイ
基板の平面図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の一実施の形態を示す副
表示エリア部分の断面図である。
【図3】図1及び図2に示したTFTアレイ基板の副表
示エリアの一画素領域を示す平面図である。
【図4】図7の液晶表示装置の駆動電圧を示す概略図で
ある。
【図5】TFTアレイ基板の画素電極と走査線の間隔と
その容量の関係を示す実測結果である。
【図6】従来のTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図7】図1及び図4に示したTFTアレイ基板の主表
示エリアの一画素領域を示す断面図である。
【図8】図1及び図7に示したTFTアレイ基板の主表
示エリアの一画素領域を示す平面図である。
【符号の説明】
1、201 走査線 2、202 ゲート電極 11、211 画素電極 13、213 対向電極 16、216 基板 17、217 対向基板 19、219 信号線 20、220 液晶 30 主表示エリア 31 副表示エリア 32 主表示エリアの画素領域 33 副表示エリアの画素領域 1 TFTアレイ基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の基板の間に液晶層
    が狭持され、前記一方の基板の表面には複数の走査線お
    よび複数の信号線がマトリクス状に交差して形成され、
    前記複数の走査線と信号線とが形成する複数の交差部の
    近傍に、前記走査線に接続するゲート電極を有する薄膜
    トランジスタと、薄膜トランジスタに接続する画素電極
    と、前記走査線と蓄積容量を形成する容量電極とがそれ
    ぞれ形成され、前記他方の基板の前記液晶層側表面には
    対向電極が形成されており、前記走査線と前記信号線で
    囲まれた画素領域の大きさが互い等しい複数の画素領域
    を有する主表示エリアと、複数の画素領域を有する該主
    表示エリアの画素領域と異なる大きさの副表示エリアと
    を具備し、前記副表示エリアにおける各画素電極とこれ
    を駆動するための前記走査線および前記ゲート電極との
    最短間隔を、前記基板対の対向面間の最大間隔に対し、
    1以上としたことを特徴とするアクティブマトリクス型
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記副表示エリアにおける各画素電極と
    これを駆動するための前記走査線および前記ゲート電極
    との最長間隔を、前記副表示エリアの走査線と直交する
    方向の副表示エリアの画素電極の長さから、前記主表示
    エリアの走査線と直交する方向の主表示エリアの画素電
    極の長さを差し引いた値より小さい値としたことを特徴
    とする請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶表示
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428007C (zh) * 2007-05-22 2008-10-22 友达光电股份有限公司 液晶显示面板及其驱动方法

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CN100428007C (zh) * 2007-05-22 2008-10-22 友达光电股份有限公司 液晶显示面板及其驱动方法

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