JP2001032883A - 制振ダンパー装置 - Google Patents

制振ダンパー装置

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JP2001032883A
JP2001032883A JP11206228A JP20622899A JP2001032883A JP 2001032883 A JP2001032883 A JP 2001032883A JP 11206228 A JP11206228 A JP 11206228A JP 20622899 A JP20622899 A JP 20622899A JP 2001032883 A JP2001032883 A JP 2001032883A
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JP
Japan
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band
vibration damper
cylindrical
rigid plate
shaped rigid
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JP11206228A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kami
敏行 賀美
Tsutomu Urano
勉 浦野
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化、小型化とともに低コスト化を図りつ
つ、実使用条件下で必要な強度を十分に確保して所定の
ダンパー性能を確実に発揮させることができるようにす
る。 【解決手段】 相互に間隔を隔てて平行に配置される複
数枚の第1鋼板プレート1…と、隣接する第1鋼板プレ
ート1,1間の中間位置にそれらと平行に配置される第
2鋼板プレート2,2と、第1鋼板プレート1…と第2
鋼板プレート2,2の対向面間に介装される粘弾性体
3,3とを備え、第2鋼板プレート2には、座屈補強用
リブ13を一体に突出形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルなど建造物に
風力や地震力が作用したとき、その振動エネルギーを吸
収させて建造物の揺れ動きや振動を減衰させるように、
既存あるいは新築の建造物における構造用骨組内にブレ
ースや方杖、あるいは制振壁などとして組み込んで用い
られる制振ダンパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の制振ダンパー装置のうち、ブレ
ースや方杖、制振壁として用いられるものの多くは、例
えば特許第2534171号公報や特許第256683
3号公報、実用新案登録第2520931号公報などに
開示されているように、柱と梁とからなる構造用骨組の
対向部位の一方に接合可能で互いに間隔を隔てて平行に
配置される鋼板プレートなど複数枚の帯状剛性板材と、
構造用骨組の対向部位の他方に接合可能で、複数枚の帯
状剛性板材の隣接間の中間位置にそれらと平行に配置さ
れる鋼板プレートなどの帯状剛性板材との対向面間にそ
れぞれ粘弾性体などのエネルギー吸収材を積層状態に介
在させてなり、地震などによって構造用骨組に変位が生
じたとき、その変位(振幅)のエネルギーを粘弾性体な
どエネルギー吸収材のせん断変形により吸収し、建造物
の揺れ動きや振動を減衰するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、制振ダンパー
装置において、所定の制振ダンパー性能を十分に発揮さ
せるためには、実際の使用条件下で装置全体の断面形状
が変形しない保形強度のほかに、帯状剛性板材が座屈変
形したり、長手方向に曲り変形したりしないだけの強度
(断面2次モーメント)が必要である。もし、制振ダン
パー装置自体の強度が弱いと、変位エネルギーが作用し
たとき、粘弾性体などエネルギー吸収材に過度に圧縮や
曲げ、ねじれなどせん断以外の変形力が働いて、このエ
ネルギー吸収材が本来有するエネルギー吸収性能が低下
して制振ダンパー性能が十分に発揮されなくなり、それ
が進行すると、エネルギー吸収材自体が破断して、その
時点で所期の制振ダンパー性能が消失されることにな
る。
【0004】ところで、上記のこどく鋼板プレートなど
複数枚の帯状剛性板材を平行に配置し、隣接する板材の
対向面間に粘弾性体などのエネルギー吸収材を積層状態
に介在した構成の従来の制振ダンパー装置において、実
際の使用条件下で要求される強度を確保するための手段
としては、帯状剛性板材の厚肉にする手段あるいは帯状
剛性板材およびエネルギー吸収材の積層数を多くする手
段が一般的であるが、これによると、装置全体が重くな
って、施工性が悪いばかりでなく、組立時、運搬時など
全ての取扱い作業コストが高くなるという問題があり、
また、積層数を多くする場合は、エネルギー吸収材の使
用量も多くなってコストアップを招くばかりでなく、装
置が大型化しやすく施工性の一層の悪化および設置スペ
ースの面から適用範囲に制約が生じるという問題もあ
る。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、軽量化、小型化とともに低コスト化を図りつ
つ、実使用条件下で必要な強度を十分に確保して所定の
ダンパー性能を確実に発揮させることができる制振ダン
パー装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る制振ダンパー装置は、構造物
用骨組の対向部位の一方に接合可能で相互に間隔を隔て
て平行に配置される複数枚の第1帯状剛性板材と、構造
物用骨組の対向部位の他方に接合可能で、かつ複数枚の
第1帯状剛性板材のうち隣接する帯状剛性板材間の中間
位置にそれら剛性板材に対して平行に配置される少なく
とも1枚の第2帯状剛性板材と、上記第1帯状剛性板材
と第2帯状剛性板材との間に形成される隙間にそれぞれ
介装されるエネルギー吸収材とを備えてなる制振ダンパ
ー装置であって、少なくとも上記第2剛性板材には、座
屈補強用リブが突出形成されていることを特徴とするも
のである。
【0007】上記構成の請求項1の発明によれば、エネ
ルギー吸収材が介装される第1帯状剛性板材と第2帯状
剛性板材とのうち少なくとも第2帯状剛性板材に座屈補
強用リブを突出形成して、当該ダンパー装置を実際に使
用するときに帯状剛性板材に働く座屈変形、長手方向の
曲げ変形を補強しているので、各帯状剛性板材としては
薄肉のものを用い、また、その積層枚数も少なくして装
置全体の軽量化、小型化および低コスト化を図りつつ、
実使用条件下で必要な強度を十分に確保して変位エネル
ギーが作用したとき、エネルギー吸収材に過度の圧縮や
曲げ、ねじれなどせん断以外の変形力がかかることを防
ぎ、該エネルギー吸収材が本来有するエルネギー吸収性
能を十分に活用して所定の制振ダンパー性能を発揮させ
ることが可能である。
【0008】特に、上記構成の制振ダンパー装置におい
て、請求項2に記載のように、複数枚の第1帯状剛性板
材にも座屈補強用リブを突出形成する場合は、全ての帯
状剛性板材を薄肉にして装置全体を一層軽量化、小形化
および低コスト化しながら、実使用条件下で変形しない
強度を確保してダンパー性能の向上を図ることが可能と
なる。
【0009】また、上記構成の制振ダンパー装置におい
て、請求項3に記載のように、複数枚の第1帯状剛性板
材のうち隣接する帯状剛性板材の幅方向両端部同士を、
それにの対向面間にそれぞれスペーサを介在させて締付
け結合することによって、第1帯状剛性板材の断面形状
を箱型に構成し、より薄肉の帯状剛性板材を使用して装
置全体の軽量化を促進しつつ、保形強度、座屈強度及び
長手方向の曲げ強度の増大が図れるとともに、実使用時
にエネルギー吸収材に余分な圧縮力等を加わえず、その
エネルギー吸収材による吸収特性への悪影響を回避し、
所定のダンパー性能を十分に発揮させることができる。
【0010】さらに、上記構成の制振ダンパー装置にお
いて、第2帯状剛性板材側の座屈補強用リブを、請求項
4に記載のように、その先端面が第1帯状剛性板材の内
面に接するまたは略接する高さ寸法に突出形成する構成
とした場合は、第1帯状剛性板材と第2帯状剛性板材と
の間の隙間間隔をその全長に亘って一定に保持させると
いった位置決め機能も得られ、ダンパー性能を一層優れ
たものとすることができる。
【0011】さらにまた、上記構成の制振ダンパー装置
において、第2帯状剛性板材側の座屈補強用リブを、請
求項5に記載のように、第2帯状剛性板材の幅方向両端
からそれぞれ隣接する第1帯状剛性板材に向けて突出形
成する構成とした場合は、対向する第1および第2帯状
剛性板材間に介装されているエネルギー吸収材が幅方向
両端から外方にはみ出したり、流れ出したりすることを
補強用リブで阻止することが可能で、はみ出し防止や流
れ出し防止のための特別な構造を採用しなくても、エネ
ルギー吸収材による所定のエネルギー吸収性能を長期間
に亘って安定よく保つことができる。
【0012】また、請求項7の発明に係る制振ダンパー
装置は、構造物用骨組の対向部位の一方に接合可能な第
1筒状剛性部材と、構造物用骨組の対向部位の他方に接
合可能で、上記第1筒状剛性部材内に同心状に嵌合保持
された第2筒状剛性部材と、上記第1筒状剛性部材の内
周面と第2筒状剛性部材の外周面との間に形成される環
状隙間に介装されるエネルギー吸収材とを備えてなる制
振ダンパー装置であって、少なくとも上記第2筒状剛性
部材には、第1筒状剛性部材の内周面に向けて突出する
座屈補強用リブが形成されていることを特徴とするもの
である。
【0013】上記構成の請求項7の発明に係る制振ダン
パー装置は、エネルギー吸収材を介装する第1剛性部材
および第2剛性部材が共に筒状で、それらを内外に同心
状に嵌合させた二重筒型構造であるから、もともと座屈
強度が高く優れたダンパー性能を発揮させることが可能
である反面、大型化して実使用時の占有スペースが大き
くなりやすいという難点がある。これに着目して、二重
筒型構造の制振ダンパー装置における少なくとも第2筒
状剛性部材に座屈補強用リブを突出形成して装置全体の
強度を補強することによって、各筒状剛性部材の薄肉化
を促進して軽量化ならびに小形化を達成することが可能
である。
【0014】上記二重筒型構造の制振ダンパー装置にお
いて、請求項8に記載のように、第1筒状剛性部材にも
座屈補強用リブを突出形成することにより、全ての筒状
剛性部材を薄肉にして装置全体のより一層の軽量化、小
形化および低コスト化を図りながら、実使用条件下で変
形しない強度を確保して所定のダンパー性能を発揮させ
ることが可能となる。
【0015】また、上記二重筒型構造の制振ダンパー装
置において、上記第1及び第2筒状剛性部材は、円筒状
(請求項9)、角筒状のいずれであってもよい。円筒状
とする場合、請求項10に記載のように、第2円筒状剛
性部材に、その円周方向に等間隔をおいて少なくとも3
つ以上の座屈補強用リブを形成することで、内外の円筒
状剛性部材を同心に保持するといった位置決め機能が得
られ、これによって、両者間に形成される環状隙間およ
びここに介装されるエネルギー吸収材の厚みを全周に亘
って均一にしてダンパー性能の一層の向上を図ることが
できる。
【0016】さらに、上記二重筒型構造の制振ダンパー
装置において、請求項11に記載のように、座屈補強用
リブを筒軸線方向に沿って間欠的もしくは連続的に形成
することによって、エネルギー吸収材の厚みを全長に亘
ってほぼ均一または均一に保つことが可能となり、ダン
パー性能の一層の向上を図ることができる。
【0017】なお、請求項1及び請求項7の発明に係る
制振ダンパー装置におけるエネルギー吸収材としては、
高減衰ゴム層であっても、粘性流体であってもよいが、
微小変位から大変位までの広い範囲に亘る変位を安定よ
く吸収することが可能な粘弾性体を使用するのが最適で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るブレースタ
イプの制振ダンパー装置の縦断正面図、図2はその側面
図、図3はその平面図であり、このブレースタイプの制
振ダンパー装置Aは、2枚の第1鋼板プレート(第1帯
状剛性板材の一例)1,1を互いに平行に配置して、そ
れらの長手方向の一端側には、図4に示すように、鉄骨
柱7と鉄骨梁8とからなる構造用骨組9の四隅部に固着
されたガセットプレート10…の一つにボルト接合可能
な接合部11が形成されているとともに、2枚の第1鋼
板プレート1,1間の中間位置には第2鋼板プレート
(第2帯状剛性板材の一例)2が第1鋼板プレート1,
1に対して平行に配置され、この第2鋼板プレート2の
長手方向の一端で上記第1鋼板プレート1,1の接合部
11の在る側とは反対側には、構造用骨組9におけるガ
セットプレート10…の他の一つにボルト接合可能な接
合部12が形成されている。
【0019】上記2枚の第1鋼板プレート1,1の幅方
向両端の対向面間にはそれぞれ、断面が中実矩形状のス
ペーサ4,4が各鋼板プレート1,1の長手方向一端に
形成される構造用骨組9への接合部11を除く全長に亘
って介在されており、各鋼板プレート1,1の長手方向
に一定間隔を隔てた複数箇所において各スペーサ4,4
の中実部および鋼板プレート1,1を貫通する複数本の
ボルト5,5…及びナット6,6…の締付けによって、
2枚の鋼板プレート1,1同士を一体に結合して断面二
重の箱型形状に構成している。
【0020】また、上記第2鋼板プレート2の幅方向中
央部の片面には、この面に対向する第1鋼板プレート1
側に向けて座屈補強用リブ13が長手方向の全長に亘っ
て条状に一体突出形成されている。この座屈補強用リブ
13を有する第2鋼板プレート2と該第2鋼板プレート
2を挟むように位置する2枚の第1鋼板プレート1,1
の対向面との間に形成される隙間にはそれぞれ、板幅方
向の両端で相互に連続される状態で粘弾性体3,3(エ
ネルギー吸収材の一例)が介在されてなり、2枚の第1
鋼板プレート1,1と2層の粘弾性体3,3と1枚の第
2鋼板プレート2とが厚み方向で積層された構造のブレ
ースタイプの制振ダンパー装置Aが構成されている。
【0021】上記のように構成された制振ダンパー装置
Aは、図4に示すように、長手方向両端の接合部11,
12を構造用骨組9における対角方向に位置するガセッ
トプレート10,10にそれぞれボルト接合すること
で、構造用骨組9に対する耐震補強用のブレースとして
用いられる。そして、このような使用態様において、風
力や地震力が構造用骨組9の鉄骨柱7及び鉄骨梁8に作
用して変位が生じたとき、その変位エルネギーを粘弾性
体3,3が吸収して建造物の揺れ動きや振動が減衰され
ることになる。
【0022】ここで、上記第1鋼板プレート1,1同士
がそれらの幅方向両端において断面が中実矩形状のスペ
ーサ4,4とこのスペーサ4,4の中実部を貫通するボ
ルト5,5…及びナット6,6…の締付けによって一体
結合して断面箱型形状に構成していることと、第2鋼板
プレート2に座屈補強用リブ13が突出形成されて当該
制振ダンパー装置Aを実際に使用するときに鋼板プレー
ト1,1、2に働く座屈変形、長手方向の曲げ変形に対
する補強を施していることとによって、各鋼板プレート
1,1、2としては薄肉のものを用いダンパー装置A全
体の軽量化、小型化および低コスト化を図りつつ、実使
用条件下で必要な保形、座屈及び曲げ強度を十分に確保
して変位エネルギーが作用したとき、粘弾性体3,3に
過度の圧縮や曲げ、ねじれなどせん断以外の変形力を加
えず、該粘弾性3,3が本来有する変形特性(エルネギ
ー吸収性能)を活用して所定の制振ダンパー性能を十分
に発揮させることができる。
【0023】図5〜図9はそれぞれ、上記ブレースタイ
プの制振ダンパー装置Aの他の実施の形態を示す縦断正
面図である。図5に示す制振ダンパー装置Aは、第2鋼
板プレート2の幅方向中央部の両面から、これら面に対
向する第1鋼板プレート1,1側に向けてそれぞれ座屈
補強用リブ13,13を長手方向の全長に亘って条状に
一体突出形成したものであり、図6に示す制振ダンパー
装置Aは、第2鋼板プレート2の幅方向中央部の両面か
らそれぞれ突出形成した座屈補強用リブ13,13をそ
れらの先端面13a,13aが第1鋼板プレート1,1
の内面に接するまたは略接する高さ寸法hに構成したも
のであり、この図6に示す構成の制振ダンパー装置Aで
は、第1鋼板プレート1,1と第2鋼板プレート2との
間の隙間間隔をその全長に亘って一定に保持させるとい
った位置決め機能が達成され、粘弾性体3,3の厚みを
設計どおりに保って組立て、優れたダンパー性能を発揮
させることができる
【0024】図7に示す制振ダンパー装置Aは、第2鋼
板プレート2の幅方向両端部の両面からそれぞれ各第1
鋼板プレート1,1に向けて座屈補強用リブ13,13
…を条状に突出形成したものであり、この構成の制振ダ
ンパー装置Aでは、第1鋼板プレート1,1および第2
鋼板プレート1の対向面間に介装されている粘弾性体
3,3が幅方向両端から外方に流れ出ることを補強用リ
ブ13,13…で阻止することが可能で、粘弾性体3,
3の流れ出し防止のための特別な構造を採用しなくて
も、該粘弾性体3,3による所定のエネルギー吸収性能
を長期間に亘って安定よく保つことができる。
【0025】図8に示す制振ダンパー装置A及び図9に
示す制振ダンパー装置Aは、第1鋼板プレート1,1の
幅方向両端部あるいは幅方向中間部からも外方に向けて
座屈補強用リブ14,14…を条状に突出形成したもの
であり、これら制振ダンパー装置Aでは、全ての鋼板プ
レート1,1、2を薄肉にしてダンパー装置全体の一層
の軽量化、小形化および低コスト化を図りながら、実使
用条件下で変形しない高強度を確保してダンパー性能の
向上および長期間使用を可能とすることができる。な
お、これら図8及び図9に示す制振ダンパー装置Aで
は、第2鋼板プレート2における座屈補強用リブ13,
13として、図5の構成のもので示しているが、これに
限らず、図1、図6または図7のいずれの構成であって
もよい。
【0026】図10は本発明に係る制振壁タイプの制振
ダンパー装置の縦断正面図であり、この制振壁タイプの
制振ダンパー装置A´は、図11に示すように、構造用
骨組9を構成する鉄骨柱7と鉄骨梁8とにより区画形成
される空間部に該空間部を閉塞するようにその下辺部を
下部鉄骨梁8に固定して配置される壁体15の上辺中央
部に凹設の切欠き凹部16に臨んで設置されるものであ
って、壁体15の厚みに対応する間隔を隔てて互いに平
行に配置された2枚の第1鋼板プレート1,1の板幅方
向の一端側に、ボルト・ナット17…を介して上記壁体
15に固定接合可能な接合部11´が形成されていると
ともに、2枚の第1鋼板プレート1,1間の中間位置に
は第2鋼板プレート2が第1鋼板プレート1,1に対し
て平行に配置され、この第2鋼板プレート2の板幅方向
の一端で上記第1鋼板プレート1,1の接合部11´の
在る側とは反対側には、構造用骨組9における上部鉄骨
梁8に溶接等によって固着可能な接合部12´が形成さ
れている。
【0027】上記第2鋼板プレート2の幅方向中間位置
の二箇所の両面には、これら面に対向する第1鋼板プレ
ート1,1側に向けて座屈補強用リブ13,13…が長
手方向の全長に亘って条状に一体突出形成されている。
これら座屈補強用リブ13,13…を有する第2鋼板プ
レート2と該第2鋼板プレート2を挟むように位置する
2枚の第1鋼板プレート1,1の対向面との間に形成さ
れる隙間で板幅方向で隣接する座屈補強用リブ13,1
3の間にはそれぞれ、粘弾性体3,3が介在されてな
り、2枚の第1鋼板プレート1,1と2層の粘弾性体
3,3と1枚の第2鋼板プレート2とが厚み方向で積層
された構造の制振壁タイプの制振ダンパー装置A´が構
成されている。
【0028】上記のように構成された制振ダンパー装置
A´は、図11に示すように、板幅方向両端の接合部1
1´,12´を壁体15の上辺部および構造用骨組9に
おける上部鉄骨梁8にボルト・ナット17…及び溶接等
によって接合することで、風力や地震力が構造用骨組9
の鉄骨柱7及び鉄骨梁8に作用して変位が生じたとき、
構造用骨組9と一体に変位する壁体15に対する変位エ
ルネギーを粘弾性体3,3が吸収して建造物の揺れ動き
や振動の減衰を図るべく用いられるのである。
【0029】このように用いられる制振壁タイプの制振
ダンパー装置A´においても、上記したブレースタイプ
の制振ダンパー装置Aと同様に、第2鋼板プレート2に
座屈補強用リブ13が突出形成されて当該制振ダンパー
装置A´を実際に使用するときに鋼板プレート1,1、
2に働く座屈変形、長手方向の曲げ変形に対する補強を
施していることによって、各鋼板プレート1,1、2と
しては薄肉のものを用いダンパー装置A´全体の軽量
化、小型化および低コスト化を図りつつ、実使用条件下
で必要な保形、座屈及び曲げ強度を十分に確保して変位
エネルギーが作用したとき、粘弾性体3,3に過度の圧
縮や曲げ、ねじれなどせん断以外の変形力を加えず、該
粘弾性3,3が本来有する変形特性(エルネギー吸収性
能)を活用して所定の制振ダンパー性能を十分に発揮さ
せることができる。
【0030】図12は上記制振壁タイプの制振ダンパー
装置A´の他の実施の形態を示す縦断正面図であり、こ
の制振ダンパー装置A´は、第1鋼板プレート1,1の
板幅方向の中間部からも外方に向けて座屈補強用リブ1
4,14…を条状に突出形成したもので、各鋼板プレー
ト1,1、2の薄肉化に伴い装置全体の軽量化を図りつ
つ、高強度を確保してダンパー性能の向上および長期間
使用を可能とすることができる。
【0031】図13〜図15はそれぞれ本発明に係る二
重筒型ブレースタイプの制振ダンパー装置の縦断正面図
である。これら二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー
装置A´´は、図4で既に説明したように、鉄骨柱7と
鉄骨梁8とからなる構造用骨組9の四隅部に固着された
ガセットプレート10…の一つにボルト接合可能な接合
部(図示省略する)が形成された鋼管などの第1円筒状
部材(第1筒状剛性部材の一例)18と、構造用骨組9
におけるガセットプレート10…の他の一つにボルト接
合可能な接合部(図示省略する)が形成され、上記第1
円筒状部材18内に同心状に嵌合保持された鋼管など第
2円筒状部材(第2筒状剛性部材の一例)19と、これ
ら第1および第2円筒状部材18,19の内外周面間に
形成される環状隙間に介装される粘弾性体20とを備え
てなるものである。
【0032】そして、図13に示すダンパー装置A´´
では、第2円筒状部材19の外周面でそれの径方向に対
向する二箇所から第1円筒状部材18の内周面に向けて
座屈補強用リブ21,21を一体に突出形成し、図14
に示すダンパー装置A´´では、その第2円筒状部材1
9側の座屈補強用リブ21,21に加えて、第1円筒状
部材18の外周面でそれの径方向に対向する二箇所から
も外方に向けて座屈補強用リブ22,22を一体に突出
形成し、また図15に示すダンパー装置A´´では、第
2円筒状部材19の外周面でそれの円周方向に等間隔を
おいた三箇所、つまり、120度の中心角を隔てた箇所
から第1円筒状部材18の内周面に向けて3つの座屈補
強用リブ21…を一体に突出形成したものである。な
お、各座屈補強用リブ21,22はそれぞれ、図16の
ように、筒軸線方向に沿って間欠的に形成されたもので
あっても、また、図17のように、筒軸線方向に沿って
連続的に形成するされたものであってもよいが、強度の
増大を図るためには、連続的に形成することが望まし
い。
【0033】図13〜図15に示す二重筒型ブレースタ
イプの制振ダンパー装置A´´においても、座屈補強用
リブ21または21,22の存在によって該制振ダンパ
ー装置A´´を実際に使用するときに各円筒状部材1
8,19に働く座屈変形、長手方向の曲げ変形に対する
補強が施されていることから、各円筒状部材18,19
として薄肉のものを用いダンパー装置全体の軽量化、小
型化および低コスト化を図りつつ、実使用条件下で必要
な保形、座屈及び曲げ強度を十分に確保して変位エネル
ギーが作用したとき、粘弾性体20に過度の圧縮や曲
げ、ねじれなどせん断以外の変形力を加えず、該粘弾性
体20が本来有する変形特性(エルネギー吸収性能)を
活用して所定の制振ダンパー性能を十分に発揮させるこ
とができる。
【0034】特に、図15に示すように、円周方向に等
間隔で3つまたはそれ以上の数の座屈補強用リブ21を
形成する場合は、組立時に内外の円筒状部材18,19
を同心に保持するといった位置決め機能が得られ、これ
によって、両者間に形成される環状隙間およびここに介
装される粘弾性体20の厚みを全周に亘って均一にして
ダンパー性能の一層の向上を図ることができる。
【0035】なお、上記各実施の形態では、エネルギー
吸収材として、変形範囲を広くとれる粘弾性体を用いた
が、これに代えて、粘性流体や高減衰ゴム、積層ゴムな
どを用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、エネルギー吸収材を介装する第1帯状剛性板材と第
2帯状剛性板材とのうち少なくとも第2帯状剛性板材に
座屈補強用リブを突出形成することで、各帯状剛性板材
として薄肉のものを用い、また、その積層枚数も少なく
して装置全体の軽量化、小型化および低コスト化を図り
つつ、実使用条件下で必要な座屈、曲げなどの強度を十
分に確保して変位エネルギーが作用したとき、エネルギ
ー吸収材に過度の圧縮や曲げ、ねじれなどせん断以外の
変形力がかかることを防止し、該エネルギー吸収材が本
来有するエルネギー吸収性能を十分に活用して所定の制
振ダンパー性能を確実十分に発揮させることができると
いう効果を奏する。
【0037】また、請求項2〜4に記載のような構成を
採用することによって、装置全体の一層の軽量化、小形
化および低コスト化を図りながら、実使用条件下で装置
が変形しないだけの高強度を確保して所定のダンパー性
能を十分に発揮させることができる。。
【0038】また、請求項4に記載のような構成を採用
することによって、第1帯状剛性板材と第2帯状剛性板
材との間の隙間間隔、つまり、エネルギー吸収材の厚さ
をその全長に亘って一定に保持させるといった位置決め
機能も得られ、ダンパー性能を一層優れたものとするこ
とができる。
【0039】さらに、請求項5に記載のような構成を採
用する場合は、対向する第1および第2帯状剛性板材間
に介装されているエネルギー吸収材が幅方向両端から外
方にはみ出したり、流れ出したりすることを補強用リブ
で阻止させることが可能となり、はみ出し防止や流れ出
し防止のための特別な構造を採用しなくても、エネルギ
ー吸収材による所定のエネルギー吸収性能を長期間に亘
って安定よく保つことができる。
【0040】また、請求項7の発明によれば、もともと
座屈強度に優れた二重筒型構造の制振ダンパー装置にお
ける少なくとも第2筒状剛性部材に座屈補強用リブを突
出形成して装置全体の強度を更に補強することによっ
て、各筒状剛性部材の薄肉化を一層促進して装置の軽量
化ならびに小形化を達成することができるという効果を
奏する。
【0041】さらに、請求項7の発明に係る二重筒型構
造の制振ダンパー装置において、請求項8〜11に記載
のような構成を採用することによって、装置全体のより
一層の軽量化、小形化および低コスト化を図りながら、
実使用条件下で変形しない強度を確保したり、内外の円
筒状剛性部材を同心に保持するといった位置決め機能を
得ることが可能となり、両者間に形成される環状隙間お
よびここに介装されるエネルギー吸収材の厚みを全周に
亘って均一にしてダンパー性能の一層の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレースタイプの制振ダンパー装
置の縦断正面図である。
【図2】同上ブレースタイプの制振ダンパー装置の側面
図である。
【図3】同上ブレースタイプの制振ダンパー装置の平面
図である。
【図4】同上ブレースタイプの制振ダンパー装置の使用
状態を示す側面図である。
【図5】ブレースタイプの制振ダンパー装置の第2の実
施の形態を示す縦断正面図である。
【図6】ブレースタイプの制振ダンパー装置の第3の実
施の形態を示す縦断正面図である。
【図7】ブレースタイプの制振ダンパー装置の第4の実
施の形態を示す縦断正面図である。
【図8】ブレースタイプの制振ダンパー装置の第5の実
施の形態を示す縦断正面図である。
【図9】ブレースタイプの制振ダンパー装置の第6の実
施の形態を示す縦断正面図である。
【図10】本発明に係る制振壁タイプの制振ダンパー装
置の縦断正面図である。
【図11】同上制振壁タイプの制振ダンパー装置の使用
状態を示す側面図である。
【図12】制振壁タイプの制振ダンパー装置の他の実施
の形態を示す縦断正面図である。
【図13】本発明に係る二重筒型ブレースタイプの制振
ダンパー装置の縦断正面図である。
【図14】二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー装置
の他の実施の形態を示す縦断正面図である。
【図15】二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー装置
のもう一つの実施の形態を示す縦断正面図である。
【図16】同上二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー
装置における座屈補強用リブの構成例を説明する縦断側
面図である。
【図17】同上二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー
装置における座屈補強用リブの他の構成例を説明する縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 第1鋼板プレート(第1帯状剛性板材の一例) 2 第2鋼板プレート(第2帯状剛性板材の一例) 3 粘弾性体(エネルギー吸収材の一例) 4 スペーサ 9 構造用骨組 13,14 座屈補強用リブ 18 第1円筒状部材(第1筒状剛性部材の一例) 19 第2円筒状部材(第2筒状剛性部材の一例) 20 粘弾性体(エネルギー吸収材の一例) A ブレースタイプの制振ダンパー装置 A´ 制振壁タイプの制振ダンパー装置 A´´ 二重筒型ブレースタイプの制振ダンパー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J048 AA06 AC05 AD05 BD08 DA03 EA38 3J066 AA26 BA04 BB04 BC03 BD05 3J069 AA40 BB01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物用骨組の対向部位の一方に接合可
    能で相互に間隔を隔てて平行に配置される複数枚の第1
    帯状剛性板材と、構造物用骨組の対向部位の他方に接合
    可能で、かつ複数枚の第1帯状剛性板材のうち隣接する
    帯状剛性板材間の中間位置にそれら剛性板材に対して平
    行に配置される少なくとも1枚の第2帯状剛性板材と、
    上記第1帯状剛性板材と第2帯状剛性板材との間に形成
    される隙間にそれぞれ介装されるエネルギー吸収材とを
    備えてなる制振ダンパー装置であって、 少なくとも上記第2剛性板材には、座屈補強用リブが突
    出形成されていることを特徴とする制振ダンパー装置。
  2. 【請求項2】 上記第1帯状剛性板材にも、座屈補強用
    リブが突出形成されている請求項1に記載の制振ダンパ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 上記複数枚の第1帯状剛性板材のうち隣
    接する帯状剛性板材の幅方向両端部同士は、それらの対
    向面間にそれぞれスペーサを介在させて締付け結合され
    ている請求項1または2に記載の制振用ダンパー装置。
  4. 【請求項4】 上記第2帯状剛性板材側の座屈補強用リ
    ブは、その先端面が第1帯状剛性板材の内面に接するま
    たは略接する高さ寸法に突出形成されている請求項1ま
    たは2に記載の制振ダンパー装置。
  5. 【請求項5】 上記第2帯状剛性板材側の座屈補強用リ
    ブが、該第2帯状剛性板材の幅方向両端からそれぞれ隣
    接する第1帯状剛性板材に向けて突出形成されている請
    求項1ないし4のいずれかに記載の制振ダンパー装置。
  6. 【請求項6】 上記エネルギー吸収材は、粘性流体もし
    くは粘弾性体である請求項1ないし5のいずれかに記載
    の制振ダンパー装置。
  7. 【請求項7】 構造物用骨組の対向部位の一方に接合可
    能な第1筒状剛性部材と、構造物用骨組の対向部位の他
    方に接合可能で、上記第1筒状剛性部材内に同心状に嵌
    合保持された第2筒状剛性部材と、上記第1筒状剛性部
    材の内周面と第2筒状剛性部材の外周面との間に形成さ
    れる環状隙間に介装されるエネルギー吸収材とを備えて
    なる制振ダンパー装置であって、 少なくとも上記第2筒状剛性部材には、第1筒状剛性部
    材の内周面に向けて突出する座屈補強用リブが形成され
    ていることを特徴とする制振ダンパー装置。
  8. 【請求項8】 上記第1筒状剛性部材にも、外方へ向け
    て突出する座屈補強用リブが形成されている請求項7に
    記載の制振ダンパー装置。
  9. 【請求項9】 上記第1及び第2筒状剛性部材が共に円
    筒状である請求項7または8に記載の制振ダンパー装
    置。
  10. 【請求項10】 上記第2円筒状剛性部材には、その円
    周方向に等間隔をおいて少なくとも3つ以上の座屈補強
    用リブが形成されている請求項9に記載の制振ダンパー
    装置。
  11. 【請求項11】 上記座屈補強用リブは、筒軸線方向に
    沿って間欠的もしくは連続的に形成されている請求項7
    ないし10のいずれかに記載の制振ダンパー装置。
  12. 【請求項12】 上記エネルギー吸収材は、粘性流体も
    しくは粘弾性体である請求項7ないし11のいずれかに
    記載の制振ダンパー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087012A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 住友理工株式会社 制震ダンパー
JP2015183802A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 住友理工株式会社 制震装置

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JP2015087012A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 住友理工株式会社 制震ダンパー
JP2015183802A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 住友理工株式会社 制震装置

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