JP2001031183A - タンク - Google Patents

タンク

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JP2001031183A
JP2001031183A JP11209362A JP20936299A JP2001031183A JP 2001031183 A JP2001031183 A JP 2001031183A JP 11209362 A JP11209362 A JP 11209362A JP 20936299 A JP20936299 A JP 20936299A JP 2001031183 A JP2001031183 A JP 2001031183A
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JP
Japan
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tank
joining
panel
joining flange
outer peripheral
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JP11209362A
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English (en)
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Nobuo Matsuhisa
信夫 松久
Makoto Maruta
誠 丸田
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MORIMATSU SOGO KENKYUSHO KK
Original Assignee
MORIMATSU SOGO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業を容易に行うことができるとと
もに、シール性を確保することができるタンクを提供す
る。 【解決手段】 タンクの筒体を構成する分割パネル2
1,21の本体22,22外周縁に接合用フランジ部2
3,23を溶接部24,24により固定する。各分割パ
ネル21,21の接合用フランジ部23,23を互いに
接合しボルト25とナット26により締め付ける。パネ
ル本体22,22の対向する端面22a,22aの一方
の端面に形成された凹状溝22bと,他方の端面22a
に形成され、かつ前記凹状溝22bと対向する突条部2
2cとの間に隙間Gを形成する。この隙間Gに速乾性の
シール接着剤27を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば仮設に適し
たタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】地震やその他の災害時において、一時的
に生活水を確保するために、仮設タンクが設営される。
この仮設タンクは地面に底板を載置し、この底板の上面
に円筒状の筒体をシールリングを介して載置し、筒体の
外周に設けた接合用フランジ部を底板にボルト締めした
後、筒体の上端縁にシールリングを介して別の筒体を載
せ、両筒体の接合用フランジ部をボルトとナットにより
締め付け固定している。その後、筒体の上端縁にさらに
蓋板を載せて、所定高さの貯水タンクを構築するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
タンクにおいては、底板と筒体との間及び筒体の接合部
にシールリングを介在する方式のため、筒体をクレーン
等で吊り上げて設営箇所に下降する行程で、筒体の一部
がシールリングに局部的に衝突すると、シールリングが
損傷を受けるので、シール性が低下するという問題があ
った。
【0004】なお、シールリングを介在しないで、筒体
同士を溶接する施工方法もあったが、タンクの構築作業
に長時間がかかり、分解も困難であるため、仮設タンク
としては適していない。
【0005】この発明の目的は上記従来の技術に存する
問題点を解消して、構築作業を容易に行うことができる
とともに、シール性を確保することができるタンクを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、板状よりなる複数のタン
ク構成要素を組み合わせてタンク本体を構築し、各タン
ク構成要素の対向する端面の間に形成された隙間にシー
ル用接着剤を充填し硬化している。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て、前記各タンク構成要素の外周縁に接合用フランジ部
をそれぞれ設け、タンク構成要素の接合用フランジ部を
ボルトとナットにより隣接するタンク構成要素の接合用
フランジ部に締め付け固定してタンク本体を構築してい
る。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1におい
て、タンク構成要素としての底板の上面にはタンク構成
要素としての複数の筒体が上方に積み上げられ、最上部
の筒体の上端開口縁にはタンク構成要素としての蓋体が
接合され、前記各筒体の上下両端外周縁に接合用フラン
ジ部が設けられている。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項3におい
て、前記複数の筒体はそれぞれ周方向に複数に分割され
た分割パネルを環状に連結して構成され、各分割パネル
の外周縁全体に接合用フランジ部が設けられている。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項4におい
て、前記接合用フランジ部は分割パネルの全周縁外表面
に接触して溶接される接合板部と、該接合板部に一体に
折り曲げ形成されたフランジ板とにより横断面がL字状
に形成され、前記接合板部は分割パネルの外表面と端面
の二箇所のうち少なくとも一箇所で溶接されている。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項5におい
て、前記接合板部は分割パネルの端面から所定長さ突出
され、接合板部の突出部と分割パネルの端面が溶接され
ている。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項4におい
て、分割パネルの外周縁には接合用フランジ部が一体に
折り曲げ形成されている。請求項8記載の発明では、請
求項1において、タンク構成要素の対向する端面の間に
成形された隙間は、一方のタンク構成要素に形成された
凹状溝と、他方のタンク構成要素に形成され、かつ前記
凹状溝と対向する突条部とにより湾曲形成されている。
【0013】請求項9記載の発明では、請求項1〜8の
いずれか一項において、前記シール接着剤は速乾性の接
着剤である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した第1
実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図3に示す
ように地面11には、仮設の貯水タンク12が構築され
ている。この貯水タンク12は、前記大地11に載置さ
れた貯水タンク構成要素としての底板13と、該底板1
3の上面に配設されたタンク構成要素としての第1筒体
14及び第2筒体15からなるタンク本体16と、該タ
ンク本体16の上端部に取り付けられた蓋体17とによ
り構成されている。
【0015】前記第1筒体14及び第2筒体15はそれ
ぞれ図2に示す同じ規格の分割パネル21〜21により
構築されている。この分割パネル21〜21は図2に示
すように側方から見て横長四角形状をなし、平面から見
て円弧状をなすパネル本体22の外側周縁に接合用フラ
ンジ部23を溶接固定することにより形成されている。
前記接合用フランジ部23は全体として横長四角環状を
なし、パネル本体22の外表面に接触される接合板部2
3aと、該接合板部23aに一体に折り曲げ形成された
フランジ板23bとにより横断面が横L字状に形成され
ている。前記フランジ板23bには多数のボルト挿通用
の孔23cが所定ピッチで形成されている。前記接合板
部23aの外側端縁は図1に示すようにパネル本体22
の外表面においてボンド溶接された溶接部24により結
合されている。
【0016】前記パネル本体22の外周の端面22aに
は凹状溝22bが全周にわたって形成され、別のパネル
本体22の外周端面には前記凹状溝22bに進入し得る
突条部22cが形成されている。
【0017】図1に示すように、隣接するパネル本体2
2,22は、接合された状態で、前記凹状溝22bと突
条部22cとの間に、隙間Gが形成される。この隙間G
にタンク本体16の構築後に速乾性のシール接着剤27
が充填される。
【0018】前述した分割パネル21〜21を複数個用
いてタンク本体16を構築するには、まず、複数(この
実施例では5個)の分割パネル21〜21を用いて図4
に示すように円筒状に接合する。この時、ボルト25を
フランジ板23bの孔23cに挿通し、底板13にフラ
ンジ板23bを締付固定する。同様して全ての分割パネ
ル21〜21の下側のフランジ板23bをボルト25に
より底板13に締め付け固定する。
【0019】次に、円筒状に配設された各分割パネル2
1〜21の縦方向に延びる互いに接触されたフランジ板
23b,23b同士を、ボルト25とナット26により
締め付け固定する。このようにして第1筒体14の構築
が終了する。
【0020】その後、この第1筒体14の上端部に第2
筒体15を構成する5つの分割パネル21〜21を円筒
状に接触して、それらを順次組み合わせていく。即ち、
第1筒体14の分割パネル21の上部に位置する水平方
向のフランジ板23bの上面に対し、上側に位置する分
割パネル21の下端部のフランジ板23bを互いに接触
し、ボルト25とナット26により締め付ける。この1
つの分割パネル21の締付作業が終わると、この隣りに
別の分割パネル21をボルト25とナット26により締
付固定する。この作業を順次繰り返して第2筒体15の
構築が終了する。
【0021】第2筒体15の構築後に、フランジ板23
bの上面に蓋体17が接触され、ボルト25により蓋体
17がフランジ板23bに締め付け固定される。このよ
うにして、タンクの主要部の構築は完了する。
【0022】この状態では、底板13の上面とその上部
に位置する第1筒体14を構成する各分割パネル21の
パネル本体22の下側の端面22aとの間に隙間Gが形
成される。又、隣接するパネル本体22,22の前記凹
状溝22bと突条部22cとの間にも隙間Gが形成さ
れ、同様に第2筒体15を構成する各パネル本体22,
22の前記凹状溝22bと突条部22cとの間にも隙間
Gが形成される。さらに、第2筒体15を構成する各分
割パネル21のパネル本体22の上側の端面22aと蓋
体17の下面との間にも隙間Gが形成される。前記各隙
間Gに対し、速乾性のシール接着剤27が充填される。
【0023】最後に、図1に示すように分割パネル21
〜21を連結する接合用フランジ部23を覆うようにカ
バー28を接触させ、その両端縁を溶接部29によりパ
ネル本体22に溶接固定する。これらの接合用フランジ
部23,ボルト25及びナット26は耐久性が要求され
るため、カバー28により被覆され、その錆び付きが抑
制される。
【0024】次に、前記のように構成した貯水タンクの
効果を構成とともに列記する。 (1)前記実施形態では、第1及び第2筒体14,15
をそれぞれ複数の分割パネル21により構成し、各分割
パネル21には接合用フランジ部23を全周にわたって
設け、それらのフランジ板23bを底板13、隣接する
他の分割パネルのフランジ板23bにボルト25及びナ
ット26により接合するようにした。このため重量の大
きい大型で一体化された筒体を現場にて底板13に溶接
する作業と比較して、製造、保管及び運搬作業を容易に
行うことができるとともに、施工現場において、第1及
び第2筒体14,15を短時間で構築することができ
る。
【0025】(2)前記実施形態では、接合用フランジ
部23を断面がL字状のアングル材により形成したの
で、パネル本体22に対する溶接作業を予め工場におい
て容易に行うことができる。
【0026】(3)前記実施形態では、各分割パネル2
1〜21を構築した後で、パネル本体22〜22の隙間
Gに速乾性のシール接着剤27を充填するようにしたの
で、従来のシールリングを用いる構造と比較して、タン
ク本体の構築時にシールリングを損傷することはなく、
シール信頼性を向上することができる。
【0027】(4)前記実施形態では、パネル本体22
の外周の端面22aに対し凹状溝22bと突条部22c
とからなる隙間Gが形成されるようにした。このため充
填したシール接着剤27の隙間Gからの離脱を防止して
シール信頼性を向上することができる。
【0028】なお、前記実施形態は以下のように変更し
て具体化することもできる。前記実施形態と同様の機能
を有する部材については、同一の符号を付して説明を省
略する。
【0029】○図5(a)に示す別例は、パネル本体2
2の端面にシール接着剤収容溝31aを有するチャンネ
ル部材31を溶接部32により取り付け、前記シール接
着剤収容溝31aに他のパネル本体22の端部を進入し
ている。そして、チャンネル部材31とパネル本体22
の端部との間に形成された隙間Gにシール接着剤27を
充填する。
【0030】この実施形態では、隙間Gの幅、つまりシ
ール幅を大きくすることができ、シール性を向上するこ
とができる。 ○図5(b)に示す別例は、パネル本体22,22の対
向する端面22a,22aに傾斜面22d,22dを形
成し、この傾斜面22d,22dの間に形成される隙間
Gにシール接着剤27を充填している。さらに、接合用
フランジ部23の対向面にも隙間Gを形成し、この隙間
Gにもシール接着剤27を充填している。
【0031】この別例の場合では、さらにシール性を向
上することができる。 ○図5(c)に示す別例は、パネル本体22の端面22
aから接合用フランジ部23,23が所定長さL,Lだ
け突出した状態で、パネル本体22,22と接合用フラ
ンジ部23,23を溶接部24,24により溶接してい
る。そして、接合用フランジ部23,23をボルト25
とナット26により締め付け固定した状態で、パネル本
体22,22の対向する端面22a,22aの間にシー
ル接着剤27を充填している。
【0032】この別例の場合では、シール構造を簡素化
して、製造を容易に行い、コストの低減を図ることがで
きる。 ○図6に示すように、接合用フランジ部23を一枚の帯
状板材により形成してもよい。又、パネル本体22の端
面22a,22aの間にシール接着剤27を充填するよ
うにしてもよい。
【0033】この実施形態では、パネル本体22の加工
を容易に行うことができるとともに、接合用フランジ部
23の材料費を低減することができる。 ○図7に示すように、カバー28をボルト35とナット
36により締め付け固定するとともに、ナット36をカ
バー37により覆うよにしてもよい。又、パネル本体2
2の裏面にはステンレススチール等よりなるライニング
層41が溶接部42により接合されている。
【0034】この実施形態では、パネル本体22がライ
ニング層41により覆われているので、耐久性を向上す
ることができる。 ○図8に示すようにパネル本体22の外周縁自体を外側
方へ折り曲げ形成して全周に接合用フランジ部22eを
一体に形成し、ボルト挿通用の孔22fを形成してもよ
い。
【0035】この実施形態では、接合用フランジ部22
eを容易に形成することができる。 ○図9に示すように、分割パネル21の接合用フランジ
部23を省略するとともに、パネル本体22〜22の外
周側及び内周側をバンド51,52により保持し、各パ
ネル本体22〜22の対向する端面22a,22aにシ
ール接着剤27の充填用の凹状溝22b,22bを形成
するようにしてもよい。
【0036】この実施形態では、分割パネル21〜21
を容易に製造することができる。 ○図示しないが、第1及び第2筒体14,15を工場等
において予め一体的な円筒状に形成し、それらの上下両
端外周縁に円環状の接合用フランジ部を一体又は別体に
形成し、それらの接合用フランジ部をボルト及びナット
により締付固定するようにしてもよい。
【0037】○図示しないが、第1及び第2筒体14,
15を四角形状、五角形状あるいは六角形状等の多角形
状に形成してもよい。前記各実施形態から把握される請
求項以外の技術思想について、以下に説明する。
【0038】(1)請求項1において、前記隙間はタン
クの内周面から外表面に行くに従い収束するV字状ある
いは楔状の溝に形成されているタンク。このタンクは、
接着剤をタンクの内側から隙間に充填する際、タンクの
外表面に接着剤が洩れるを防止することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載の発明では、組み付け
作業を容易に行うことができるとともに、シール性を確
保することができる。
【0040】請求項2記載の発明では、前記各タンク構
成要素の外周縁に接合用フランジ部をそれぞれ設け、タ
ンク構成要素の接合用フランジ部をボルトとナットによ
り隣接するタンク構成要素の接合用フランジ部に締め付
け固定しているので、現場でのタンクの構築を迅速に行
うことができる。
【0041】請求項3に記載の発明では、タンク構成要
素としての底板の上面にはタンク構成要素としての複数
の筒体が上方に積み上げられ、最上部の筒体の上端開口
縁にはタンク構成要素としての蓋体が接合され、前記各
筒体の上下両端外周縁に接合用フランジ部が設けられて
いるので、複数の筒体を組み合わせていくことによりタ
ンク本体を容易に構築することができる。
【0042】請求項4記載の発明では、複数の筒体はそ
れぞれ周方向に複数に分割された分割パネルを環状に連
結して構成され、各分割パネルの外周縁全体に接合用フ
ランジ部が設けられているので、大型の筒体を運搬する
必要がなく、比較的重量の軽い分割パネルを組み合わせ
て行くことにより、施工現場での組付作業を容易に行う
ことができる。
【0043】請求項5記載の発明では、接合用フランジ
部は分割パネルの全周縁外表面に接触して溶接される接
合板部と、該接合板部に一体に折り曲げ形成されたフラ
ンジ板とにより横断面がL字状に形成され、前記接合板
部は分割パネルの外表面と端面の二箇所のうち少なくと
も一箇所で溶接されているので、各分割パネルの接合部
の強度を維持することができるとともに、アングル材を
利用して接合用フランジ部を容易に構成することができ
る。
【0044】請求項6記載の発明では、前記接合板部は
分割パネルの端面から所定長さ突出され、接合板部の突
出部と分割パネルの端面が溶接されているので、分割パ
ネルと接合用フランジ部の接合板部との溶接を容易に行
うことができる。
【0045】請求項7記載の発明では分割パネルの外周
縁には接合用フランジ部が一体に折り曲げ形成されてい
るので、フランジ板の形成を予め工場等により容易に行
うことができる。
【0046】請求項8記載の発明ではタンク構成要素の
対向する端面の間に成形された隙間は、一方のタンク構
成要素に形成された凹状溝と、他方のタンク構成要素に
形成され、かつ前記凹状溝と対向する突条部とによりく
の字状に形成されているので、隙間に充填されたシール
接着剤を安定して保持することができる。
【0047】請求項9記載の発明では、シール接着剤は
速乾性の接着剤であるので、シール性を即座に保持する
ことができ、仮設タンクのシール構造として実用的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した貯水タンクの要部を示
す断面図。
【図2】 分割パネルを示す斜視図。
【図3】 貯水タンク全体を示す縦断面図。
【図4】 図3のA−A線断面図。
【図5】 (a)、(b)、(c)は、この発明の別例
を示す要部の断面図。
【図6】 この発明の別例を示す要部の断面図。
【図7】 この発明の別例を示す要部の断面図。
【図8】 この発明の別例を示す要部の断面図。
【図9】 この発明の別例を示すタンクの水平断面図。
【符号の説明】
12…貯水タンク、13…底板、14…第1筒体、15
…第2筒体、16…タンク本体、21…分割パネル、2
2…パネル本体、22a…外周の端面、22b…凹状
溝、22c…突条部、22e,23…接合用フランジ
部、23a…接合板部、23b…フランジ板、23c…
孔、24…溶接部、25…ボルト、26…ナット、27
…シール接着剤。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状よりなる複数のタンク構成要素を組
    み合わせてタンク本体を構築し、各タンク構成要素の対
    向する端面の間に形成された隙間にシール用接着剤を充
    填して硬化したことを特徴とするタンク。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各タンク構成要
    素の外周縁に接合用フランジ部をそれぞれ設け、タンク
    構成要素の接合用フランジ部をボルトとナットにより隣
    接するタンク構成要素の接合用フランジ部に締め付け固
    定してタンク本体を構築したタンク。
  3. 【請求項3】 請求項1において、タンク構成要素とし
    ての底板の上面にはタンク構成要素としての複数の筒体
    が上方に積み上げられ、最上部の筒体の上端開口縁には
    タンク構成要素としての蓋体が接合され、前記各筒体の
    上下両端外周縁に接合用フランジ部が設けられているタ
    ンク。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記複数の筒体はそ
    れぞれ周方向に複数に分割された分割パネルを環状に連
    結して構成され、各分割パネルの外周縁全体に接合用フ
    ランジ部が設けられているタンク。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記接合用フランジ
    部は分割パネルの全周縁外表面に接触して溶接される接
    合板部と、該接合板部に一体に折り曲げ形成されたフラ
    ンジ板とにより横断面がL字状に形成され、前記接合板
    部は分割パネルの外表面と端面の二箇所のうち少なくと
    も一箇所で溶接されているタンク。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記接合板部は分割
    パネルの端面から所定長さ突出され、接合板部の突出部
    と分割パネルの端面が溶接されているタンク。
  7. 【請求項7】 請求項4において、分割パネルの外周縁
    には接合用フランジ部が一体に折り曲げ形成されている
    タンク。
  8. 【請求項8】 請求項1において、タンク構成要素の対
    向する端面の間に成形された隙間は、一方のタンク構成
    要素に形成された凹状溝と、他方のタンク構成要素に形
    成され、かつ前記凹状溝と対向する突条部とにより湾曲
    形成されているタンク。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項において、
    前記シール接着剤は速乾性の接着剤であるタンク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015521696A (ja) * 2012-06-21 2015-07-30 ポリビジョン,ナームローゼ フェンノートシャップ エナメル被覆した貯蔵タンク及びサイロの建設方法

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JP2015521696A (ja) * 2012-06-21 2015-07-30 ポリビジョン,ナームローゼ フェンノートシャップ エナメル被覆した貯蔵タンク及びサイロの建設方法

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