JP2001030828A - ルームランプの固定構造 - Google Patents

ルームランプの固定構造

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JP2001030828A JP11207800A JP20780099A JP2001030828A JP 2001030828 A JP2001030828 A JP 2001030828A JP 11207800 A JP11207800 A JP 11207800A JP 20780099 A JP20780099 A JP 20780099A JP 2001030828 A JP2001030828 A JP 2001030828A
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    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業の工数の低減化。確実な固定。 【解決手段】 ルームランプ1と天井トリム2とには、
仮固定手段4が設けられており、ルームランプ1と天井
骨組3とには、スプリング50からなる本固定手段5が
設けられている。この結果、仮固定手段4で、ルームラ
ンプ1と天井トリム2とを仮固定し、この仮固定された
ルームランプ1と天井トリム2とを、本固定手段5で、
天井骨組3に本固定することができる。これにより、自
動車の組立ラインにおいて、天井骨組3に天井トリム2
とルームランプ1とを同時に固定することができるの
で、自動車の組立ラインにおける組立作業の工数の低減
化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームランプの固
定構造に係り、特に、車体の天井骨組に天井トリムとル
ームランプとを同時に固定することができ、自動車の組
立ラインにおける組立(固定)作業の工数の低減化が図
られるルームランプの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のルームランプの固定構造は、一般
に、ルームランプと車体の天井骨組とに設けられてお
り、そのルームランプと天井骨組とを固定する固定手段
から構成されている。そして、上述の従来の固定構造に
よるルームランプの固定作業は、自動車の組立ラインに
おいて、まず、車体の天井骨組に天井トリムが固定され
た後に、その天井骨組にルームランプが上述の固定手段
により固定されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のルームランプの固定構造は、ルームランプと天井骨組
とを固定する固定手段から構成されているものであり、
天井骨組と天井トリムとを固定する固定手段と別個のも
のから構成されている。このために、自動車の組立ライ
ンにおいて、天井骨組と天井トリムとの固定作業と、天
井骨組とルームランプとの固定作業とがそれぞれ別個に
行なわれるために、自動車の組立ラインにおける組立作
業の工数の面で課題がある。
【0004】本発明の目的は、車体の天井骨組に天井ト
リムとルームランプとを同時に固定することができ、自
動車の組立ラインにおける組立作業の工数の低減化が図
られ、しかも、確実な固定が得られるルームランプの固
定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ルームランプと天井トリムとに設けら
れ、そのルームランプと天井トリムとが相互に仮固定さ
れる仮固定手段と、ルームランプと天井骨組とに設けら
れ、仮固定手段により天井トリムに仮固定されたルーム
ランプと天井骨組とが本固定される本固定手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0006】この結果、本発明のルームランプの固定構
造は、まず、自動車の組立ラインに乗せる前に、仮固定
手段で、ルームランプと天井トリムとを仮固定し、次い
で、この仮固定されたルームランプと天井トリム(天井
サブASSY)を、自動車の組立ラインに乗せて、本固
定手段で、すなわち、ルームランプ側のスプリングを天
井骨組側の固定透孔の縁に弾性当接させて、天井骨組に
ルームランプを本固定することができる。これにより、
自動車の組立ラインにおいて、天井骨組に天井トリムと
ルームランプとを同時に固定することができるので、自
動車の組立ラインにおける組立作業の工数の低減化が図
られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のルームランプの固
定構造の一実施形態を添付図面を参照して説明する。図
において、1はルームランプである。このルームランプ
1は、図4乃至図8に示すように、ランプハウジング1
0と、レンズ11と、切替操作ノブ12と、光源バルブ
13とから構成されている。
【0008】上述のランプハウジング10は、合成樹脂
等の絶縁性部材からなり、複数枚、この例では3枚の金
属板14、15、16がインサート成形されている。こ
のランプハウジング10のうち、図5に示すように、後
述する本固定手段5の2個のスプリング50が位置する
箇所と、光源バルブ13及び後述するホルダ部150、
160及び後述する反射板部146が位置する箇所と、
後述する2個のジャンパーカット部147が位置する箇
所とには、それぞれ開口部100がそれぞれ設けられて
いる。
【0009】上述の3枚の金属板14、15、16は、
弾性及び導電性を有する板材からなり、2個のスプリン
グ50と、光源バルブ13を着脱可能に保持する2個の
ホルダ部150、160と、電源側のコネクタのコネク
タターミナル(図示せず、自動車のバッテリー等の電源
と、ドアの開閉に連動する電源と、アースとがそれぞれ
電気的に接続されたコネクタのコネクタターミナル)と
電気的にかつ着脱可能に接続する3個のコネクタターミ
ナル部(電源コネクタターミナル部140、ドアコネク
タターミナル部141、アースコネクタターミナル部1
51)と、切替操作ノブ12の可動接点ボール120の
切替により相互に電気的に接続して後述する所定の電気
回路を構成する3個の固定接点部(第1固定接点部16
1、第2固定接点部142、第3固定接点部143)
と、前記ホルダ部150、160、前記コネクタターミ
ナル部140、141、151、固定接点部161、1
42、143間を配線する配線部(第1配線部144、
第2配線部145、第3配線部152、第4配線部16
2)と、シェード部及び又は反射板部146(以下、単
に反射板部と称する)とから構成されている。なお、上
述の3枚の金属板14、15、16において、各1枚の
金属板14、15、16がホルダ部150、160、コ
ネクタターミナル部140、141、151、固定接点
部161、142、143、配線部144、145、1
52、162、反射板部146をそれぞれ有するもので
はなく、3枚の金属板14、15、16が全体でホルダ
部150、160、コネクタターミナル部140、14
1、151、固定接点部161、142、143、配線
部144、145、152、162、反射板部146を
有するものである。
【0010】すなわち、第1金属板14は、図11に示
すように、電源コネクタターミナル部140と、ドアコ
ネクタターミナル部141と、第2固定接点部142
と、第3固定接点部143と、第1配線部144と、第
2配線部145と、反射板部156と、2個のジャンパ
ーカット部147とからなる。この2個のジャンパーカ
ット部147は、インサート成型時に、カットされる部
分であって、第1金属板14の電源コネクタターミナル
部140、ドアコネクタターミナル部141、第2固定
接点部142、第3固定接点部143、第1配線部14
4、第2配線部145側と、反射板部156側とを切り
離すものである。すなわち、電気的に遮断するものであ
るこのように構成することにより、部品点数の軽減化及
びコストの低減化が図られる。また、第2金属板15
は、図12に示すように、スプリング50と、ホルダ部
150と、アースコネクタターミナル部151と、第3
配線部152とからなる。さらに、第3金属板16は、
図13に示すように、ホルダ部160と、第1固定接点
部161と、第4配線部162とからなる。なお、上述
の金属板14、15、16には、樹脂が食い込むための
小透孔148、153、163が設けられている。ま
た、ホルダ部150、160には、光源バルブ13が嵌
合する嵌合孔154、164が設けられている。さら
に、第1固定接点部161には、可動接点ボール120
が嵌合する嵌合溝165が設けられている。
【0011】上述のレンズ11は、図6乃至図8に示す
ように、ランプハウジング10の下面(ルームランプ1
が車内の天井に固定された際の下面)に着脱可能に取り
付けられている。また、上述の切替操作ノブ12は、図
6に示すように、ランプハウジング10の下面にスクリ
ュウ121により回転可能に取り付けられている。この
切替操作ノブ12のノブ端部122がレンズ11から外
部に突出しており、一方、この切替操作ノブ12のノブ
端部122と反対側の端部には上述の可動接点ボール1
20がスプリング123を介して取り付けられている。
さらに、上述の光源バルブ13は、同じく図6に示すよ
うに、ホルダ部150、160に着脱可能に保持されて
いる。
【0012】そして、図4及び図9及び図10に示すよ
うに、切替操作ノブ12が「OFF」に位置している場
合には、可動接点ボール120が第1固定接点部161
の嵌合溝165に嵌合された状態にあるので、電気回路
がOFFの状態にあり、光源バルブ13は消灯状態にあ
る。この切替操作ノブ12を「ON」に切り替えると、
可動接点ボール120が嵌合溝165から出て第1固定
接点部161と第2固定接点部142とに跨って接続す
るので、電気回路がONの状態となり、光源バルブ13
は点灯状態となる。また、この切替操作ノブ12を「D
OOR」に切り替えると、同じく動接点ボール120が
嵌合溝165から出て第1固定接点部161と第3固定
接点部143とに跨って接続するので、電気回路がドア
を介して形成された状態となり、この状態において、ド
アが閉じていれば、電気回路がOFFの状態にあり、光
源バルブ13は消灯状態にあり、一方、ドアが開くと、
電気回路がONの状態となり、光源バルブ13は点灯状
態となる。このよう、切替操作ノブ12を切替操作する
ことにより、可動接点ボール120が切り替わって上述
の所定の電気回路が構成されることとなる。
【0013】図において、2は天井トリムである。この
天井トリム2は、図1乃至図3に示すように、自動車の
室内の天井に張設されるものであって、例えば発泡ウレ
タン等の基材20と、この基材20の下面に張設された
例えばフェルト等の被覆材21とからなる。この天井ト
リム2のうち上述のルームランプ1がセットされる箇所
には、ルームランプ収容用の凹部22が上方に窪ませて
設けられている。また、この天井トリム2の凹部22の
底部には、開口部23が設けられている。この開口部2
3は、後述する2個のスプリング50と後述する天井骨
組3の固定透孔51の縁との固定を妨げないように、設
けられている。
【0014】図において、3は車体の天井骨組である。
天井骨組3は、図1乃至図3に示すように、プレス加工
等により、中間部の上方に窪ませた凹部30と、左右両
側の水平部31とがそれぞれ長手方向に延設されてい
る。この天井骨組3の水平部31は、後述する仮固定手
段4により仮固定されたルームランプ1と天井トリム2
とを天井骨組3に本固定する際に、後述する仮固定手段
4の2個の係合爪40と天井骨組3とが相互に干渉しな
いように、設けられている(図7参照)。
【0015】前記ルームランプ1と前記天井トリム2と
には、図1乃至図3に示すように、そのルームランプ1
と天井トリム2とが相互に仮固定される仮固定手段4が
設けられている。この仮固定手段4は、ルームランプ1
側に設けた係合爪40と、天井トリム2側の開口部23
の縁に設けた係合切り込み41とからなる。なお、図1
乃至図3において、天井トリム2の断面のハッチングを
省略してあるが、実際には、係合爪40が上若しくは下
から見て−又は+状の係合切り込み41に食い込んで契
合する。また、この仮固定手段4は、切替操作ノブ12
の近傍の箇所と、やや離れた箇所との2箇所に設けられ
ている。
【0016】前記係合爪40は、ランプハウジング10
から上方に一体に突設されたものであって、爪がランス
形状をなす。また、この係合爪40は、図16に示すよ
うに、上述の天井トリム2の開口部23の縁に対して寸
法Aのラップ量を有する。このラップ量Aは、仮固定手
段4により、相互に仮固定されたルームランプ1と天井
トリム2とが天井骨組3に本固定するまでの間に容易に
脱落しない程度の仮固定力が得られるものとする。さら
に、この係合爪40の高さBを天井トリム2の厚さCよ
りも大として、係合爪40を係合切り込み41に圧入係
合させる際に、天井トリム2の開口部23の縁が弾性変
形して、係合爪40の圧入を容易とし、かつ、係合爪4
0の係合を確実にするものである。なお、図15におい
て、符号42は、ランプハウジング10に係合爪40を
一体に突設成形する際に、成形金型の抜き用の透孔であ
る。
【0017】前記ルームランプ1と前記天井骨組3とに
は、図1乃至図3に示すように、前記仮固定手段4によ
り前記天井トリム2に仮固定された前記ルームランプ1
と前記天井骨組3とが本固定される本固定手段5が設け
られている。この本固定手段5は、ルームランプ1側に
設けたスプリング50と、天井骨組3側に設けた固定透
孔51とからなる。また、この本固定手段5は、切替操
作ノブ12の近傍の箇所と、その箇所と対角線上に離れ
た箇所との2箇所に設けられている。
【0018】前記スプリング50は、前記金属板15と
一体のものであって、前記ルームランプ1のランプハウ
ジング10にインサート成型により一体に設けられてい
る。このスプリング50は、図14に示すように、ラン
プハウジング10に埋設された埋設部500と、その埋
設部500から上方にくの字形状に折り曲げかつ下方に
レの字形状に折り返してなる弾性部501と、その弾性
部501から水平に折り曲げかつKほうにくの字形状に
折り曲げてなる係合部502とから構成されている。こ
の2個のスプリング50の弾性作用の方向は、ルームラ
ンプ1の長手方向に位置する。一方、前記固定透孔51
は、図14に示すように、前記天井骨組3の両水平部3
0に設けられている。この固定透孔51は、上述の2個
のスプリング50に対して1個であっても良いし、ま
た、2個のスプリング50に対してそれぞれ1個ずつで
あっても良い。
【0019】この実施形態における本発明のルームラン
プの固定構造は、以上の如き構成からなり、以下、ルー
ムランプの固定作業について説明する。まず、自動車の
組立ラインに乗せる前において、ルームランプ1の係合
爪40を天井トリム2の係合切り込み41に圧入係合さ
せて、ルームランプ1と天井トリム2とを仮固定手段4
(係合爪40、係合切り込み41)により、仮固定させ
る。このとき、ルームランプ1は、天井トリム2の凹部
22に収容され、かつ、本固定手段5のスプリング50
は、天井トリム2の開口部23に位置する(図1及び図
2及び図15及び図16参照)。
【0020】そして、仮固定手段4により仮固定された
ルームランプ1と天井トリム2との天井サブASSY
を、自動車の組立ラインに乗せる。この自動車の組立ラ
インにおいて、ルームランプ1のスプリング50を天井
骨組3の固定透孔51に弾性係合させて、ルームランプ
1と天井トリム2とを天井骨組3に本固定手段5(スプ
リング50、固定透孔51)により、本固定させる。こ
のとき、係合爪40は、天井骨組3の水平部31に干渉
しない(図2及び図3及ぶ図7及び図14参照)。この
ように、この実施形態における本発明のルームランプの
固定構造は、自動車の組立ラインにおいて、天井骨組3
に天井トリム2とルームランプ1とを同時に固定するこ
とができるので、自動車の組立ラインにおける組立作業
の工数の低減化が図られる。特に、この実施形態におい
ては、ルームランプ1側のスプリング50が天井骨組3
側の固定透孔51の縁に弾性係合するものであるから、
図14に示すように、スプリング50の係合部502と
固定透孔51の縁とがラップ量Dで弾性係合している。
このために、仮固定手段4により仮固定されたルームラ
ンプ1と天井トリム2との天井サブASSYを天井骨組
3に本固定する際に、本固定手段5のルームランプ1側
のスプリング50と天井骨組3側の固定透孔51との間
に位置ずれ(部品精度の累積交差)があったとしても、
この位置ずれを上述のラップ量Dで吸収することができ
る。例えば、図3(A)の固定状態に対して、図3
(B)に示すように、位置が寸法E(図3(A)に示す
固定状態のセンタO−Oと、図3(B)に示す固定状態
の先端O′−O′との間の寸法)の分右側にずれたとし
ても、その位置ずれEを上述のラップ量Dで吸収するこ
とができ、スプリング50が固定透孔51の縁から外れ
ることなく、ルームランプ1と天井トリム2とを天井骨
組3に確実に固定することができる。このとき、左右の
スプリング50の撓み量が変わり、上述のラップ量Dも
変わる。なお、上述のルームランプ1側と天井骨組3側
との間に位置ずれは、ルームランプ1の長手方向である
が、この長手方向の位置ずれの他に、ルームランプ1の
短手方向の位置ずれや上下軸回り方向の位置ずれを十分
に吸収できる。例えば、スプリング50の幅を固定透孔
51の幅よりも小とする。
【0021】また、1個の仮固定手段4と1個の本固定
手段5とが切替操作ノブ12近傍に設けられているの
で、その仮固定手段4、本固定手段5と切替操作ノブ1
2との間の回転モーメントの腕の長さが小となり、その
分、切替操作ノブ12の切替操作時の衝撃に対して、ル
ームランプ1、天井トリム2、天井骨組3の相互の固定
状態は十分に耐え得ることができる。
【0022】さらに、2個の本固定手段5は、長方形形
状(下若しくは上から見て長方形形状)のルームランプ
1のほぼ対角線上に位置するので、ルームランプ1の長
手方向の軸回り、短手方向の軸回りのがた(首振り)を
確実に防止できる。なお、本発明のルームランプの固定
構造においては、2個の本固定手段5を短手軸方向、又
は長手軸方向に上に位置させても良い。
【0023】なお、上述の天井トリム2は、天井骨組3
に対して、上述のルームランプ1の本固定手段5以外の
固定手段により固定される場合がある。この固定手段と
しては、例えば、マップランプの固定手段、室内後方の
左右両側のランプの固定手段、天井握り部材の固定手段
等々がある。
【0024】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のルー
ムランプの固定構造は、まず、自動車の組立ラインに乗
せる前に、仮固定手段で、ルームランプと天井トリムと
を仮固定し、次いで、この仮固定されたルームランプと
天井トリムとを、自動車の組立ラインに乗せて、本固定
手段で、天井骨組にルームランプを本固定することがで
きる。これにより、自動車の組立ラインにおいて、天井
骨組に天井トリムとルームランプとを同時に固定するこ
とができるので、自動車の組立ラインにおける組立作業
の工数の低減化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルームランプの固定構造の一実施形態
を示し、ルームランプと天井トリムと天井骨組との固定
前の状態を示した縦断面図である。
【図2】ルームランプと天井トリムとの仮固定状態を示
した縦断面図である。
【図3】(A)はルームランプ、天井トリムと天井骨組
との本固定状態を示した縦断面図、(B)はルームラン
プの長手方向に位置ずれがあった状態で、同様にルーム
ランプ、天井トリムと天井骨組との本固定状態を示した
縦断面図である。
【図4】図3におけるIV矢視図である。
【図5】3枚の金属板のインサート成型状態を示した下
面図である。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図4におけるVII−VII線断面図である。
【図8】図4におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】可動接点ボールと固定接点との接点状態を示し
た正面説明図である。
【図10】図9におけるX矢視図である。
【図11】第1金属板の斜視図である。
【図12】第2金属板の斜視図である。
【図13】第3金属板の斜視図である。
【図14】本固定手段の本固定状態を示した一部拡大縦
断面図である。
【図15】仮固定手段の仮固定状態を示した一部拡大縦
断面図である。
【図16】図15におけるXVI矢視図である。
【符号の説明】
1…ルームランプ、10…ランプハウジング、11…レ
ンズ、12…切替操作ノブ、120…可動接点ボール、
13…光源バルブ、14、15、16…金属板、15
0、160…ホルダ部、140、141、151…コネ
クタターミナル部、161、142、143…固定接点
部、144、145、152、162…配線部、146
…反射板部、147…ジャンパーカット部、2…天井ト
リム、20…基材、21…被覆材、22…凹部、23…
開口部、3…天井骨組、30…凹部、31…水平部、4
…仮固定手段、40…係合爪、41…係合切り込み、5
…本固定手段、50…スプリング、51…固定透孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の天井骨組に天井トリムとルームラ
    ンプとを同時に固定するルームランプの固定構造であっ
    て、 前記ルームランプと前記天井トリムとに設けられ、その
    ルームランプと天井トリムとが相互に仮固定される仮固
    定手段と、 前記ルームランプと前記天井骨組とに設けられ、前記仮
    固定手段により前記天井トリムに仮固定された前記ルー
    ムランプと前記天井骨組とが本固定される本固定手段
    と、 を備えたことを特徴とするルームランプの固定構造。
  2. 【請求項2】 前記本固定手段は、前記ルームランプ側
    に一体に設けられたスプリングと、前記天井骨組側に設
    けられた固定透孔とからなり、 前記スプリングは、前記固定透孔との間の位置ずれを吸
    収し得る、ことを特徴とする請求項1に記載のルームラ
    ンプの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記本固定手段のスプリングは、弾性及
    び導電性を有する板材からなり、前記ルームランプのラ
    ンプハウジングに他の弾性及び導電性を有する板材と共
    にインサート成形されており、前記板材は、前記スプリ
    ングと、ホルダ部、コネクタターミナル部、固定接点
    部、配線部、シェード部、反射板部のうちの任意のもの
    を構成する、ことを特徴とする請求項1に記載のルーム
    ランプの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記本固定手段は、前記ルームランプの
    対角線上に2個設けられている、ことを特徴とする請求
    項1に記載のルームランプの固定構造。
  5. 【請求項5】 前記仮固定手段は、前記ルームランプに
    一体に設けられた係合爪と、前記天井トリムに設けられ
    た係合孔とからなる、ことを特徴とする請求項1に記載
    のルームランプの固定構造。
  6. 【請求項6】 前記本固定手段及び前記仮固定手段は、
    前記ルームランプの切替操作ノブ近傍に設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項1に記載のルームランプの
    固定構造。
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