JP2001030597A - 印面高さ調節機構及びその方法 - Google Patents

印面高さ調節機構及びその方法

Info

Publication number
JP2001030597A
JP2001030597A JP11204179A JP20417999A JP2001030597A JP 2001030597 A JP2001030597 A JP 2001030597A JP 11204179 A JP11204179 A JP 11204179A JP 20417999 A JP20417999 A JP 20417999A JP 2001030597 A JP2001030597 A JP 2001030597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamp
printing
fixed
main body
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11204179A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyotoshi Ota
剛俊 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shachihata Inc
Original Assignee
Shachihata Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shachihata Inc filed Critical Shachihata Inc
Priority to JP11204179A priority Critical patent/JP2001030597A/ja
Publication of JP2001030597A publication Critical patent/JP2001030597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字ベルトと固定印字体と外周印字体の3つの
印字面の高さを微調整することができる回転印を提供す
る。 【解決手段】印判Aの下端面には窓を有し印字体を保持
した印判Bが着脱自在に取付けられており、前記窓より
印判Aの印字体を露呈しており、更に印判Aの下方部の
外壁面には下端面に印字体を有する印判Cを嵌合固定し
ている3分割の印面を設けた印判において、印判Cは下
端面に印字体を有する本体と前記本体の内部に設けられ
た切欠空間に遊動部材を配置し、この誘導部材の外周に
は固定部材を回転可能に設け、前記固定部材を回転させ
ることにより遊動部材を本体下端面に圧接固定させ印判
Cの高さ調設を可能としたことを特徴とした印面高さ調
節機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数の印字ベル
トと固定印字体の更に外周に設けられる外周印字体とか
らなる3分割された印判の高さ調節機構及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】印字面が複数の稼動する印字ベルトと固
定印字体とからなり、日付と社名・部署名・個人名等を
同時に捺印することができる回転印は古くから広く知ら
れており、例えば実公平3−25974号(以下(イ)と
する。)や特開平9−277680号(以下(ロ)とす
る。)に開示されている(2分割の印面)。そして、こ
の種の回転印は通常、複数の印字ベルトを回転可能に保
持してなる回転印体をねじ機構で昇降させる高さ調節機
構を備えている。
【0003】しかし通常、印字ベルトと固定印字体は別
々に製造されるため、ほとんどの場合は印字ベルトと固
定印字体の印字部分の高さに若干の誤差が生じるもので
ある。従って、別々に製造された印字ベルトとマスター
印字体を組み付けた際、印字ベルトと固定印字体、外周
印字体の印字面の高さに若干のズレが生じてそれらの印
字面は同一面にならず、組み付けた状態のままで捺印し
たとしても印影にムラが生じてしまい、鮮明な印影を得
ることができない。
【0004】又、印字ベルトを回転させて印字面を変更
した際に、変更前には同一面であった印字ベルトと固定
印字体の印字面及び外周印字体が同一面でなくなった
り、良く使用する印面と比較的使用しない印面とでは高
さが異なってきたり、長期間使用しているうちに印字ベ
ルトの印字面や固定印字体及び外周印字体の印字面が摩
耗したりすることが原因で印字ベルトと固定印字体及び
外周印字体の印字面が同一面でなくなったりして、使用
しているうちに鮮明な印影を得ることができなくなる。
そこで印字ベルトと固定印字体のような印面高さ調節に
は前記した考案・発明である(イ)、(ロ)が存在する。
こうしたねじ機構を使用した印面の高さ調節には、印判
を手でもって印字ベルト側を上下させて印面の位置を目
視にて判断して調節し、試し捺印を行っていまだ不十分
であれば再度目視にて判断して調整するものである。ま
た、印字ベルトだけではなくて固定印として2分割の印
面とした場合でも印面の高さ不一致が生じ、印面高さの
同一を前記と同様はかる必要がある。
【0005】一方、前記したような回転印の固定印字体
の外周に、実公昭53−6509号や実公昭53−51
207号や実開昭48−108709号に開示されてい
るような環状の外周印字体を回転可能に設ける形態が存
在する。こうして、本発明に相応する印字面が印字ベル
ト(印判A)と固定印字体(印判B)と外周印字体(印
判C)とからなる(3分割の印面)場合においても、印
字ベルトと固定印字体と外周印字体はそれぞれ別々に製
造されるため、別々に製造された印字ベルトと固定印字
体と外周印字体を回転印として組み付けたとしても、印
字ベルトと固定印字体と外周印字体の印字面の高さにズ
レが生じてそれらの印字面は同一面にならないのがほと
んどであり、組み付けた状態のままで捺印したとしても
鮮明な印影を得ることはできない。従って、印字面が印
字ベルトと固定印字体と外周印字体とからなる場合にお
いても、印字ベルトと固定印字体と外周印字体の3つの
印字面が常に同一面になるように印字面の高さを調整す
る必要がある。
【0006】また、印字ベルトの代わりに固定印を設け
た場合にも、夫々3種類の印面を別々に加工し組み付け
するので高さ(印面位置)が異なる。そこで、常時鮮明
な印影を得ることができるように、同一面でない印字ベ
ルトと固定印字体と外周印字体の3種類の固定印の印字
面の高さを調整する必要が生じる。高さを調節し同一面
にしないと3種類の印字面の最下印字面が捺印時にひど
く潰れてしまい、最上印字面が捺印不良となる。
【0007】しかし、こうした印判においても前記した
ような印面高さ調節方法となり、印判を手でもって印字
ベルト側及び固定印字体側また外周印字体側を上下させ
て印面の位置を目視にて判断して調節する。また外周印
字体の高さ調節はスペースや方法の問題より調節機構が
設けられていないものもある。こうした印判では手段が
講じられていないばかりか例え設けられたとしても高さ
を目視により決めて試し捺印して、その印影から付きす
ぎ、不足の具合を確かめ場合により再度高さを微調整し
なければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、印字ベルト
と固定印字体の印字面の高さの微調整は前記したような
従来より知られている高さ調節機構により行なうことが
できるが、微調整を済ませた印字ベルトと固定印字体の
印字面と外周印字体の印字面の高さを微調整することが
できる回転印は未だ実用化されていない。
【0009】そこで、本発明は印字面が印字ベルトと固
定印字体と外周印字体とからなる印判において、印字ベ
ルトもしくは固定印字体と固定印字体の印字面と外周印
字体の3つの印字面の高さを微調整することができ、常
時ムラのない鮮明な捺印をすることができる印判の高さ
調節機構を提供することを目的とする。特には、目視に
よらず必ず均一に印面高さ調整が容易に可能な印判の高
さ調節機構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】印判Aの下端面には窓を
有し印字体を保持した印判Bが着脱自在に取付けられて
おり、前記窓より印判Aの印字体を露呈しており、更に
印判Aの下方部の外壁面には下端面に印字体を有する印
判Cを嵌合固定している3分割の印面を設けた印判にお
いて、印判Cは下端面に印字体を有する本体と前記本体
の内部に設けられた切欠空間に遊動部材を配置し、この
誘導部材の外周には固定部材を回転可能に設け、前記固
定部材を回転させることにより遊動部材を本体下端面に
圧接固定させ印判Cの高さ調設を可能としたことを特徴
とした印面高さ調節機構であり、更に、印判Cは下端に
印字体を有する本体と前記本体の内部に
【0011】切欠空間を設け、前記切欠空間の内部には
遊動部材を上下左右4方向に可動可能に配置しており、
前記遊動部材には内壁面に本体の突起と圧着する凹部を
設けて、更に前記遊動部材の外壁面にテーパー面を設
け、印判Cの本体外壁面に配置され前記切欠空間に連通
する細径部に回転自在に嵌め込まれる固定部材を有し、
前記固定部材の内壁面には前記遊動部材の外壁面に設け
たテーパー雄面と固定時に当接するテーパー雌面が設け
られ、前記固定部材の回転により前記テーパー雄面、雌
面により遊動部材を本体の外壁面に圧接固定させ印判C
の高さ調節を可能としたことを特徴とする印判の高さ調
節機構である。また印字面を同一面とする方法は、印判
を印字体側を下にしてフラット面に静置してテーパー雄
面とテーパー雌面を圧着固定又は解除することにより各
字体の印面高さを同一にする方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1、図2、図
3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10より
詳細に説明する。印判Aは、従来よりある部品構成で、
1は、コ字状の枠体であり上部には中継部材7が固定し
て設けられており、更に前記中継部材7の上方には支持
固定部13を設け中間部に軸3を支持する支持溝25を
設け、下部には支持片4を保持する切欠26を設けてい
る。2は、回転子であり、無端印字ベルト5が掛けられ
張設されており、数個の回転子2を軸3により回転可能
に軸支されて、支持溝25に支持されている。前記無端
印字ベルト5は、支持片4と回転子2により張設支持さ
れている。
【0013】6は、組付印字体であり、前記中継部材7
と支持固定部13を含む枠体1、軸3、回転子2、支持
片4、及び無端印字ベルト5よりなるものである。8
は、支持作動部であり、前記支持固定部13の表面には
テーパー雄面45Aを設け、更に、テーパー雌面46B
を前記支持作動部8の内径面に設け、前記支持作動部8
が回転して前記テーパー雄面45Aと当接支持する。そ
して、前記支持作動部8を回転させると、テーパー雄面
45Aとテーパー雌面46Bが軸線に対して垂直方向
(垂直平面方向)に圧着し合って組付印字体6が固定支
持される。テーパー雄面45A、テーパー雌面46B
は、どちらも同数設けられており、本実施例において
は、逃げ空間を挟んで相対する位置に2面づつ設けられ
ている。
【0014】これにより、固定印12と無端印字ベルト
5の印面の位置合わせは、固定印12、無端印字ベルト
5を下向きにして紙等のフラット面に置き、同一面にし
て前記したように支持作動部8を回転させ支持固定部1
3を固定保持し、こうして前記印字体6の位置を固定保
持する。また、弾性部材9を支持作動部8の係止鍔21
に当接し、更に、前記係止鍔21は外装体11の上方開
口端(当接棚)に常時は当接している。ここで、印面調
節機構として従来からの螺子式の印面調節機構も使用可
能である。印字体6(印判A)、固定印字体(印判B)
との高さ調整に螺子式の印面調節機構を使用した場合
は、固定印字体(印判B)と外周印字体(印判C)とが
上記のフラット面に置き、印面高さを同一にすることが
出来る。
【0015】9は、弾性部材であり、使用するのは圧縮
コイルスプリングである。弾性部材9は、印字体6を下
方に外装体11を最初の間上方に弾発移動させる作用を
有する。また、弾性部材9の一方端は蓋板30に当接さ
れ、他方端は前記した係止鍔21の下面に当接し、印字
体6、支持作動部8、外装体11に弾発力を与えてい
る。
【0016】10は、筒状の本体であり、中間位置には
一対の相対する開口窓23が設けられている。また、ガ
イド片14があり上方には孔41と誘導突起17が設け
られている。前記本体10の下方部には係合部28が設
けられ、印判B(固定印12)を有する固定印受20
が、着脱自在に係合している。また、本体10の内部に
は印字体6を配しており、無端印字ベルト5を固定印受
20の窓22より上方位置に至るまで前記印字体6を上
下摺動自在に設けている。また、前記本体10の上部に
は孔41を4ヶ所設けており蓋板30の片面に張設され
た係合足29と係合する。係合足29は孔41と同数設
けられている。
【0017】蓋板30はドーナッツ形状の板であり、本
体10の上方開口端に前記蓋板30を組み付けて孔19
より支持作動部8を常に露呈している。11は、筒状の
外装体であり、上方開口端の上部窓を覆い隠すように調
節部キャップ27を着脱自在に嵌着させており、前記外
装体11の内壁にはガイド溝15が設けられている。前
記外装体11は、常時は誘導突起17がガイド溝15の
固定端に位置しており外装体11と本体10が係合して
おり、開口窓23(図示していない)を覆っている。誘
導突起17は、前記ガイド溝15に当接誘導される。
【0018】印判Aと印判Bの印面高さ調節の方法とし
ては、特に組み付けた初期状態においてと、無端印字ベ
ルト5が窓22からの露呈印字体を交換したあとに必要
となり、調節部キャップ27を取り除く、すると支持作
動部8が露呈されているので、前記支持作動部8を左右
どちらかに回転をさせる。支持作動部8を回転をさせる
とテーパー雄面45、テーパー雌面46の圧着固定さ
れ、その逆に回転させると圧着解除となる。圧着固定の
状態において、テーパー雄面45とテーパー雌面46に
より軸線に対して垂直方向(垂直平面方向)に圧着力が
加わり固定状態となる。
【0019】次に解除状態についてテーパー雄面45と
テーパー雌面46が相互に引き離される方向に前記支持
作動部8が回動すると、前記した軸線に対し垂直方向へ
の圧着力がなくなり印字体6は、上下摺動可能となって
いる。ここで、弾性部材により支持作動部8は情報に弾
発される。しかし、この支持作動部8は開口窓23の鍔
に当接されている。解除状態で印判Bと印判Aの印字体
露呈側をフラットな面に静置させる。すると印判Aと印
判Bの印字体の高さが常に同一となり均一な印影が得ら
れる為の条件となる。そして、再度支持作動部8を圧着
固定する方向に回転させるとこの印面が同一位置で支持
固定部ひいては印字体6の位置を固定することができ
る。こうして支持固定部と支持作動部8は、圧着固定と
解除が可能となる。
【0020】また印判Aの無端印字ベルト5を変える為
には、外装体11をまず解除の方向に回転させ、軸線に
対して垂直方向のガイド溝15の位置に誘導突起17を
位置させる。すると、弾性部材9が支持作動部8の係止
鍔21に当接しており、係止鍔21は更に外装体11の
上方開口端(当接棚)と当接しているので、前記外装体
11を上方に移動させるとともに組立印字体6全体を上
方に引き上げる。すると、窓22から露呈していた印字
体が上方に移動し前記窓22から上方に位置し、無端印
字ベルト5の印字体を変えることができる。前記無端印
字ベルト5の印字体を変えた後は上記とは逆に操作して
元の状態に戻せばよい。
【0021】印判Aの別の実施例としては図には示して
いないが、無端印字ベルト5の部分を柄付け印や別の固
定印に置き換えた印判である。こうした印判A(印字
体)と印判Bも上記と同様印面の高さ調整を行なう必要
がある。固定印(印判A)と固定印(印判B)の組み合
わせである。
【0022】印判B(固定印体12)は、固定印受20
に印字体を貼り付けて設けられている。本実施例では印
字体は連続多孔質体であり、ゴム、熱可塑性樹脂、セラ
ミック等であり、連続多孔質体であれば問わない。また
印字体を直接固定印受20に貼り付けているが印字体を
受け部材で保持することも可能である。
【0023】本発明の実施例の印判Cについて、組み合
わされた状態では印判Aと印判Bと印判Cの3分割印面
であり、特に本発明の印判Cの場合、47は印判Cの本
体であり円筒状をしており、下面に印字体を保持してい
る。前記印判Cの本体47の細径部55(外壁と内壁の
間)には切欠空間50を設けており、前記切欠空間50
と本体47の外壁と内壁は孔により連通されており、切
欠空間50の内部は大きな空間となっている部分に遊動
部材48が配設されている。
【0024】本実施例の図は、切欠空間50は2ヶ所相
対する位置に設けられており、数個を夫々相対する位置
に設けることも本発明の意図するところである。2個以
上の遊動部材48を設けることにより確実に保持可能と
なる。また、前記細径部51に沿って上下平行に固定部
材49を回動可能に保持する回転遊動溝54を設けてい
る。前記印判Cの本体47の回転防止と印判A、B、C
の印面の位置決めの為に、印判Cの本体47にキー59
と本体10の下方部にキー溝58を設けている。
【0025】48は、前記したように遊動部材で円弧状
の一部を形成する形態である。切欠空間50は、遊動部
材48を上下左右に摺動自在な程のスペースを有するも
のである。更に遊動部材48の内壁面には、本体10の
突部34に当接する凹部52を設けており、外壁面には
テーパー雄面45が設けられている。本実施例には2部
品が相対する位置に配置されているが、数個を中心に合
い向かいに対向させる位置に設けることも本発明の意図
すところである。
【0026】49は、円弧状の一部を形成する形態であ
る固定部材であり、本実施例では同じ2部品で1つの円
周をなすものである。前記固定部材49の内壁面には中
央にテーパー雌面46が周状に設けられ、更にテーパー
雌面46の両側に回転支持部53が設けられている。前
記回転支持部53は、図では周条に設けられているが不
連続な円弧状を形成した状態であっても良い。また、前
記回転支持部53は、固定部材49の回転を保持し、抜
け止め状態となっている。前記印判Cの本体47に設け
た回転誘導溝54に前記回転支持部53が挿入され、回
転自在に抜け止め状に固定部材49を保持する。
【0027】次に、印判Cの印面と印判Aと印判Bの印
面の高さ調節の方法について、常時はテーパー雌面46
とテーパー雄面45が水平方向(軸線に対して)に圧接
固定されている。そして、遊動部材48は、印判の中心
方向に押圧され、本体10の下端面に圧接固定されてい
る。この時、前記遊動部材48の内壁面の凹部52と本
体の突部34と圧着している。
【0028】固定部材49を左右どちらかに回動させる
と前記の圧接状態が解除される。この時、印判C、印判
B、印判Aの印面を下にして平面上に静置する。すると
印判Cの印面は既に印判Aと印判Bが同一面であればこ
れと同じ位置(平面)に自重によりなる。印判Cの本体
47が上下どちらかに移動して印面高さを同一にする
が、遊動部材48だけは本体10の突部と前記遊動部材
の凹部52が当接しているので動かない。印面が同一面
になったならば固定部材49を先ほどとは逆の方向に回
動させ、再度固定部材49のテーパー雌面46とテーパ
ー雄面45が水平方向で圧接固定され、更に遊動部材4
8は、本体10の下端面に圧接固定されている。特にこ
の作動について図10で示すように、本来円周状の上に
にこの図は配置されているがここでは平面的に現してい
る。上下方向に本来水平面が通っている。図10の上の
図は、テーパー雌面によりテーパー雄面が圧接固定され
た状態であり、印判は固定された状態である。図10の
下の図は、テーパー雌面によりテーパー雄面が解除され
た状態であり、印判の印面高さ調節が可能となる状態で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のような構成であるので、本発明は
印判Aの印字体、印判Bの印字体、印判Cの印字体のよ
うに2種類以上の印字体を有する、印判は印面の高さを
同一にする必要があり、フラット面を使用してより正確
に調整できる。こうして調節した印判は、鮮明な印影が
得られるものである。また、この操作もテーパー雄面と
テーパー雌面の圧接固定または、解除を容易に簡単に行
なうことができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の一部破断面図。
【図2】 本発明の実施例の印判Aと印判Bの斜視図。
【図3】 本発明の実施例の印判Aと印判Bの一部分解
斜視図。
【図4】 本発明の実施例の印判Cの分解斜視図。
【図5】 本発明の実施例の印判Cの正面半断面図。
【図6】 本発明の実施例の印判Cの側面半断面図。
【図7】 本発明の実施例の印判Cの固定状態の説明
図。
【図8】 本発明の実施例の印判Cの上方位置状態の説
明図。
【図9】 本発明の実施例の印判Cの下方位置状態の説
明図。
【図10】 本発明の実施例のテーパー雄面とテーパー
雌面の圧接・分離状態の説明図。
【符号の説明】
1 枠体 2 回転子 3 軸 4 支持片 5 無端印字ベルト 6 組付印字体 7 中継部材 8 支持作動部 9 弾性部材 10 本体 11 外装体 12 固定印体 13 支持固定部 14 ガイド片 17 誘導突起 19 孔 22 窓 23 開口窓 25 支持溝 26 切欠 27 調節部キャップ 29 係合足 30 蓋板 34 突部 41 孔 45 テーパー雄面 46 テーパー雌面 47 印判Cの本体 48 遊動部材 49 固定部材 50 切欠空間 51 細径部 52 凹部 53 回転支持部 54 回転遊動溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印判Aの下端面には窓を有し印字体を保
    持した印判Bが着脱自在に取付けられており、前記窓よ
    り印判Aの印字体を露呈しており、更に印判Aの下方部
    の外壁面には下端面に印字体を有する印判Cを嵌合固定
    している3分割の印面を設けた印判において、印判Cは
    下端面に印字体を有する本体と前記本体の内部に設けら
    れた切欠空間に遊動部材を配置し、この誘導部材の外周
    には固定部材を回転可能に設け、前記固定部材を回転さ
    せることにより遊動部材を本体下端面に圧接固定させ印
    判Cの高さ調設を可能としたことを特徴とした印面高さ
    調節機構。
  2. 【請求項2】 印判Cは下端に印字体を有する本体と前
    記本体の内部に切欠空間を設け、前記切欠空間の内部に
    は遊動部材を上下左右4方向に可動可能に配置してお
    り、前記遊動部材には内壁面に本体の突起と圧着する凹
    部を設けて、更に前記遊動部材の外壁面にテーパー面を
    設け、印判Cの本体外壁面に配置され前記切欠空間に連
    通する細径部に回転自在に嵌め込まれる固定部材を有
    し、前記固定部材の内壁面には前記遊動部材の外壁面に
    設けたテーパー雄面と固定時に当接するテーパー雌面が
    設けられ、前記固定部材の回転により前記テーパー雄
    面、雌面により遊動部材を本体の外壁面に圧接固定させ
    印判Cの高さ調節を可能としたことを特徴とする請求項
    1の印判の高さ調節機構。
  3. 【請求項3】 請求項1、請求項2のうち1つの印判を
    印字体側を下にしてフラット面に静置してテーパー雄面
    とテーパー雌面を圧着固定又は解除することにより各字
    体の印面高さを同一にする印面高さ調節方法。
JP11204179A 1999-07-19 1999-07-19 印面高さ調節機構及びその方法 Pending JP2001030597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11204179A JP2001030597A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 印面高さ調節機構及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11204179A JP2001030597A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 印面高さ調節機構及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001030597A true JP2001030597A (ja) 2001-02-06

Family

ID=16486155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11204179A Pending JP2001030597A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 印面高さ調節機構及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001030597A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042261A1 (ja) 2003-10-31 2005-05-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印判

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005042261A1 (ja) 2003-10-31 2005-05-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha 印判
EP1658991A1 (en) * 2003-10-31 2006-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Stamp
EP1658991A4 (en) * 2003-10-31 2009-03-11 Brother Ind Ltd STAMP

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1206804A (en) Printing apparatus and method
JP2001030597A (ja) 印面高さ調節機構及びその方法
US4858526A (en) Hand stamp
JP4392810B2 (ja) 回転印
JP2000326607A (ja) 印面高さ調節機構及びその方法
JP5096892B2 (ja) 差換印付きの回転ゴム印
CN211808529U (zh) 一种可更换印面的印章
JPH0627163U (ja) 印面高さ調節式印判装置
JP2001205910A (ja) 日付印
JP3821444B2 (ja) 回転印
JP3673016B2 (ja) 回転印
JP3078120U (ja) 日付印
JP2002127577A (ja) 複数の印字ベルトを備えた回転ゴム印
US6840172B2 (en) Multiple-seal-faced stamp of liquid-exuding type
JP3712467B2 (ja) 回転印
JP3691561B2 (ja) 回転印
JP3712462B2 (ja) 回転印
JP3118249U (ja) 刻印器
KR830002177Y1 (ko) 위조방지용 증명제작장치
JPH0529468Y2 (ja)
JP2010143097A (ja) 回転式印字装置
JP3850121B2 (ja) 回転印
KR100482762B1 (ko) 개량형 일부인
JP2000272215A (ja) 回転印
JPH0753981Y2 (ja) 捺印具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105