JP2010143097A - 回転式印字装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】刻印文字数を増やすことができ、小型化が図れる回転式印字装置を提供することである。
【解決手段】回転式印字装置1は、メビウスの輪状に形成されるベルト本体51と、ベルト本体51を挟んで相対して刻印53が形成される刻印部52と、を有する印字ベルト50と、印字ベルト50を掛け渡し、回転操作して刻印53を選択する操作ダイヤル30と、操作ダイヤル30と共に印字ベルト50を掛け渡し、操作ダイヤル30の回転操作による印字ベルト50の回転に従動して回転する従動ローラ40と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、帯状の印字ベルトを回転して刻印を選択する回転式印字装置に関する。
従来、回転式印字装置は、例えば、帯状の印字ベルトの片面に、押印するための刻印が形成されており、この印字ベルトを回転させることにより刻印を選択できる。また、回転式印字装置は、このような印字ベルトを数本組み合わせて日付などを形成する。そして、例えば、スタンプ用インキを含ませた吸収体を収納するインキ台などに、日付などを形成した回転式印字装置の刻印の印面を押し当ててインキを転写させ、押印することができる。なお、回転式印字装置の例として、特許文献1などが開示されている。
特開2002−127577号公報
従来の回転式印字装置によると、印字ベルトの刻印の数(刻印文字数)は12個(12文字)程度である。日付などが押印できるだけでよいならばこの文字数でもよいが、更に多くの文字数が必要となる場合には、印字ベルトを長くして刻印の数を増やすことが必要となり、回転式印字装置が大型化するという課題があった。従って、刻印文字数を増やすことができ、小型化が図れる回転式印字装置が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る回転式印字装置は、メビウスの輪状に形成されるベルト本体と、ベルト本体を挟んで相対して刻印が形成される刻印部と、を有する印字ベルトと、印字ベルトを掛け渡し、回転操作して刻印を選択する操作ダイヤルと、操作ダイヤルと共に印字ベルトを掛け渡し、操作ダイヤルの回転操作による印字ベルトの回転に従動して回転する従動ローラと、を備えていることを特徴とする。
このような回転式印字装置によれば、印字ベルトのベルト本体がメビウスの輪状に形成され、ベルト本体を挟んで相対して刻印が形成される刻印部を有している。これにより、従来と同様のベルト長さを有する印字ベルトである場合、ベルト本体の表面全体を利用でき、刻印の数(刻印文字数)を増やすことができる。また、従来と同様のベルト長さを有する場合には、刻印の数を増やせると共に、回転式印字装置を大型化することもない。また、従来と同じ刻印の数でよい場合には、回転式印字装置の小型化を図ることができる。また、刻印部には、ベルト本体を挟んで相対して刻印が形成されるため、操作ダイヤルと従動ローラとに掛け渡された印字ベルトにおいて、操作ダイヤルの回転量に対する刻印の繰り送り量を一定とさせることができる。そのため、選択された刻印を押印させる位置となるように従動ローラに対して回転を行なわせることが容易となる。
[適用例2]上記適用例に係る回転式印字装置において、従動ローラは、選択された刻印に相対する刻印を逃げ、当該刻印に隣接する刻印との間のベルト本体に当接する突起部と、選択された刻印の押印時には、選択された刻印に相対する刻印の印面を受ける受面部と、を備えていることが好ましい。
このような回転式印字装置によれば、従動ローラは、突起部により、選択された刻印に相対する刻印を逃げて、この刻印に隣接する刻印との間の印字ベルトのベルト本体に当接する。これにより、選択された刻印に相対する刻印に当接しながら、この刻印を変形させて回転することを抑制できるため、操作ダイヤルの安定した選択操作および選択のための繰り送りができる。また、選択された刻印を押印する場合には、受面部により、選択された刻印(押印される刻印)に相対する刻印の印面を受けるため、安定した押印が行なえる。
[適用例3]上記適用例に係る回転式印字装置において、操作ダイヤルと従動ローラとに掛け渡される印字ベルトのねじれを有さない側に対し、操作ダイヤルで張力を付与することにより印字ベルトを1方向に回転させる回転規制部を備えていることが好ましい。
このような回転式印字装置によれば、回転規制部により、印字ベルトを1方向に回転させる。また、その回転は、印字ベルトのねじれを有さない側に対して、操作ダイヤルを回転して張力を付与することで行なう。これにより、ねじれを有する側に張力が殆ど加わらないため、メビウスの輪状に形成される印字ベルトに対して安定した回転を行なわせることができる。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る回転式印字装置の概略斜視図である。図2は、印字ベルトを示す概略斜視図である。図3は、回転式印字装置の機構部を示す図であり、図3(a)は、機構部を示す側面図であり、図3(b)は、従動ローラを示す概略斜視図である。図1〜図3を参照して、回転式印字装置1の構成および動作を説明する。
図1に示すように、回転式印字装置1は、門型の外装フレーム10と、外装フレーム10の上壁11に固定した把持部20とを有して構成されている。また、回転式印字装置1は、外装フレーム10の上壁11側で、左右側壁12の間に水平のダイヤル軸13を介して回転自在に支持した4つの操作ダイヤル30と、左右側壁12の下端間に水平のローラ軸14を介して回転自在に支持した4つの従動ローラ40とを有して構成されている。
また、回転式印字装置1は、それぞれの操作ダイヤル30と従動ローラ40とに掛け渡された4つの印字ベルト50を有して構成されている。また、図3(a)に示すように、回転式印字装置1には、それぞれの操作ダイヤル30に対応して、操作ダイヤル30による印字ベルト50の回転を1方向に規制する回転規制部60が、外装フレーム10の後側の側壁(図示省略)に構成されている。
図2に示すように、印字ベルト50は、メビウスの輪状に形成されている。詳細には、印字ベルト50は、ゴム製で帯状に形成されたベルト本体51の一方の端部を、180°ねじり、他方の端部に連結(図中Aで示す)した形態となっている。そして、印字ベルト50には、押印するための刻印部52が、ベルト本体51の面上に突出して形成されている。また、刻印部52は、ベルト本体51を挟んで相対し、所定の間隔を有して形成される複数の刻印53により構成されている。刻印53は、矩形状の突起として図示しているが、実際には、押印する文字形状が鏡像の文字形状でそれぞれ彫られて突出している。
図3は、上述したように、回転式印字装置1の機構部を示す図であり、印字ベルト50がメビウスの輪状にねじられた部分(図中A)は簡略化して図示している。図3を参照して回転式印字装置1の機構部の詳細な構成および動作を説明する。
操作ダイヤル30は、操作用円板31と操作用ボス32を有して構成されている。操作用円板31は、周縁に滑り止め用の凹凸部31Aが形成され、板面(側面)の中央に軸穴31Bが形成されている。操作用ボス32は、操作用円板31の板面に一体的に固定されている。操作用ボス32は、操作用円板31の板面に垂直方向で、操作用円板31の軸穴31Bと同心円となる円筒状に形成され、印字ベルト50の幅に対応させた幅(高さ)を有する操作用ボス本体33を有して構成されている。
また、操作用ボス32は、操作用ボス本体33の外周面において、操作用円板31の板面に対して水平方向に突出し、また、操作用ボス本体33の外周面を8等分する法線方向に突出して形成される突起部34を有して構成されている。なお、操作用ボス本体33の中央には、操作用円板31の軸穴31Bと同様の径を有する軸穴33Aが形成されている。なお、4つの印字ベルト50の幅に対応させて構成する4つの操作ダイヤル30は、軸穴31B,33Aにダイヤル軸13を挿通させて外装フレーム10にそれぞれ回転自在に設置される。
図3(a)、図3(b)に示すように、従動ローラ40は、従動用ボス41を有して構成されている。従動用ボス41は、四角柱状に形成され、印字ベルト50の幅に対応させた幅(高さ)を有する従動用ボス本体42と、従動用ボス本体42の幅方向の外面の4つのコーナ部から外面に対して約135°方向に突出する突起部43を有して形成されている。また、従動用ボス本体42の両端面の中央には、軸穴42Bが形成されている。なお、4つの印字ベルト50の幅に対応させて構成する4つの従動ローラ40は、軸穴42Bにローラ軸14を挿通させて外装フレーム10にそれぞれ回転自在に設置される。
なお、上述した操作ダイヤル30の操作用ボス32と、従動ローラ40の従動用ボス41には、図3(a)に示すように、印字ベルト50が適度な張力を付与された状態で掛け渡されている。
操作ダイヤル30と、掛け渡された印字ベルト50において、操作ダイヤル30の操作用円板31を回転操作することにより、操作用ボス32は、突起部34の先端部が隣接する刻印53の間のベルト本体51に当接して印字ベルト50を繰り送りする。このとき、突起部34は、操作用ボス本体33の外周面からの突出量が、刻印53のベルト本体51の面からの突出量よりも大きく形成されているため、繰り送り中に、印字ベルト50の内側の刻印53の印面が操作用ボス本体33の外周面に当接しない。また、突起部34間の間隔は、刻印53が設置される間隔に対応させて設定されている。
なお、操作ダイヤル30の操作用円板31を回転操作することにより、操作用ボス32が回転し、掛け渡された印字ベルト50が回転する。この掛け渡された印字ベルト50の回転する動作に従動して、従動ローラ40が回転する。従動ローラ40は、従動用ボス41の突起部43の先端部が隣接する刻印53の間のベルト本体51に当接し、印字ベルト50の繰り送りされる動作に従動して回転する。
このとき、突起部43は、従動用ボス本体42の外周面からの突出量が、刻印53のベルト本体51の面からの突出量よりも大きく形成されているため、繰り送り中に刻印53の印面が従動用ボス本体42の外周面に当接しない。また、突起部43間の間隔は、刻印53が設置される間隔に対応させて設定されている。なお、本実施形態では、隣接する突起部43に囲まれる従動用ボス本体42の外周面が受面部42Aとなる。この突起部43と受面部42Aとにより囲まれた空間領域に刻印53が位置して繰り送りされる。
本実施形態の印字ベルト50の刻印53は、ベルト本体51を挟んで相対して形成されるため、刻印53の設置間隔が一定となるように、ベルト本体51の表面全体に形成されている。また、この設置間隔に対応させて、上述したように、操作ダイヤル30の突起部34間の間隔や、従動ローラ40の突起部43間の間隔が設定されている。従って、操作ダイヤル30と従動ローラ40とに掛け渡された印字ベルト50において、操作ダイヤル30の回転量に対する刻印53の繰り送り量が、印字ベルト50全体を通して一定となっている。
なお、操作ダイヤル30の回転操作による印字ベルト50の回転方向(繰り送り方向)を1方向に規制する回転規制部60が構成されている。回転規制部60は、回転規制板61と、回転規制板61と係合して回転を1方向に規制する規制部本体62と、圧縮コイルばねとして形成されて規制部本体62を押圧して回転規制部収容枠64内の所定の部位(初期位置)に当接させるばね63とを有して構成されている。そして、回転規制部60は、本実施形態では、4つの操作ダイヤル30に対応して4つ設置されている。また、規制部本体62とばね63を収容する回転規制部収容枠64は、外装フレーム10の後側の側壁(図示省略)に固定されている。
回転規制板61は、周縁に鋸刃状に切り欠かれた係合部61Aを有して構成されている。係合部61Aは、所定の角度を有するテーパ面部61A1と、回転規制板61の中心に向かって切り欠かれる係合面部61A2とを有する鋸刃状に形成されている。なお、回転規制板61は、操作ダイヤル30の操作用円板31に中心を一致させ、操作用円板31に一体的に固定されている。
規制部本体62は、略四角柱状に形成され、その側面に回転規制板61の係合部61Aと係合する係合部62Aを有している。係合部62Aは、回転規制板61のテーパ面部61A1の角度と略同様の角度を有するテーパ面部62A1と、回転規制板61の係合面部61A2と略並行に形成される係合面部62A2とを有し、略三角形状に突出して形成されている。
このように形成される回転規制部60は、操作用円板31を図中の矢印B方向に回転した場合、回転規制板61も同方向に回転し、回転規制板61のテーパ面部61A1が規制部本体62のテーパ面部62A1に当接する。そして、回転が継続した場合、回転規制板61は、テーパ面部61A1を規制部本体62のテーパ面部62A1に押圧し、摺動しながら回転する。この動作により、規制部本体62は、ばね63のばね力に抗して、ばね63を圧縮する方向(図3(a)の下側方向)に移動する。
更に操作用円板31がB方向に回転し続け、テーパ面部61A1のテーパ面部62A1への当接が外れたとき、ばね63の圧縮力により、規制部本体62は、初期位置に戻る。この状態では、回転規制板61の係合面部61A2が規制部本体62の係合面部62A2に若干の隙間を有する位置関係となる。なお、操作用円板31がB方向に回転し続けた場合には、回転規制部60は、上述した動作を繰り返す。
また、操作用円板31のB方向への回転を中止して、B方向とは逆方向に回転を行なった場合、回転規制板61の係合面部61A2が規制部本体62の係合面部62A2に当接することで係合することになる。これにより、回転規制板61は、B方向とは逆の方向への回転が行なえないため、操作用円板31のB方向とは逆の方向への回転を規制する。本実施形態では、回転規制部60は、操作ダイヤル30のB方向への回転を許容し、B方向とは逆の方向への回転を規制している。
本実施形態では、回転規制部60により操作ダイヤル30を1方向(B方向)にのみ回転させることで、印字ベルト50のねじれを有さない側となる図3(a)の前側の印字ベルト50に対して張力を付与している。このため、印字ベルト50のねじれを有する側となる図3(a)の後側の印字ベルト50に対しては、張力が付与されることを抑制している。言い換えると、印字ベルト50のねじれを有する側への張力の付与を抑制させるために、印字ベルト50のねじれを有さない側へ張力を付与して印字ベルト50を回転させている。従って、ねじれを有さない側へ張力を付与する方向に操作用円板31(操作ダイヤル30)を回転させるため、1方向に回転させている。
次に、図3を参照して回転式印字装置1の刻印選択操作に関して説明する。
ユーザは、操作ダイヤル30を回転操作することにより、選択する刻印53が従動ローラ40の押印させる位置に回転するように刻印選択操作を行なう。詳細には、操作ダイヤル30の操作用円板31の凹凸部31Aに指先を当て、1方向(B方向)に回転させる。これにより、印字ベルト50は、前側(ねじれを有さない側)の印字ベルト50に張力が付与されると共に、操作用ボス32の突起部34との摩擦力により、印字ベルト50がB方向に回転する。そして、印字ベルト50のB方向の回転に従動して、ベルト本体51に当接している従動ローラ40の突起部43が回転することで、従動ローラ40が回転する。なお、印字ベルト50の回転操作を行なった場合、印字ベルト50の後側のねじれを有する領域は、その位置でねじられた状態を維持しつつ安定して回転を行なう。
このような動作により、選択された刻印53Aが押印される位置、つまり、図3(a)に示すように、ローラ軸14とダイヤル軸13の中心を結ぶ線上に、選択された刻印53Aの印面53A1が略垂直となる位置、に位置するように回転させる。このとき、選択された刻印53Aに相対する刻印53Bの印面53B1と、この印面53B1に対向する従動ローラ40の受面部42Aとは略平行となっている。
選択された刻印53Aを押印する場合、本実施形態では、スタンプ用インキを含ませた吸収体を収納するインキ台(図示省略)に、選択された刻印53Aの印面53A1を押し当ててインキを転写させ、押印する面に印面53A1を押し当てることで押印することができる。押印する場合、選択された刻印53Aに相対する刻印53Bの印面53B1は、印面53B1に対向する従動ローラ40の受面部42Aに押し当てられる。受面部42Aは、四角柱状の従動用ボス本体42の外面(平面)に形成されているため、選択された刻印53Aは、ガタツキや歪みなどが抑制されて、押印する面に対して安定した押印が行なえる。
上述した実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態の回転式印字装置1によれば、印字ベルト50がメビウスの輪状に形成されて、ベルト本体51を挟んで相対して刻印53(刻印部52)を有しているため、従来と同様のベルト長さを有する印字ベルト50である場合、ベルト本体51の表面全体を利用でき、刻印53の数(刻印文字数)を増やすことができる。
(2)本実施形態の回転式印字装置1によれば、印字ベルト50が従来と同様のベルト長さを有する場合、回転式印字装置1を大型化することなく、刻印53の数を増やすことができる。また、従来と同じ刻印53の数でよい場合には、印字ベルト50のベルト長さを短くすることができ回転式印字装置1の小型化を図ることができる。
(3)本実施形態の回転式印字装置1によれば、ベルト本体51を挟んで相対して刻印53が形成されるため、操作ダイヤル30と従動ローラ40とに掛け渡された印字ベルト50において、操作ダイヤル30の回転量に対する刻印53の繰り送り量を一定とさせることができる。そのため、選択された刻印53Aを押印させる位置となるように従動ローラ40に対して回転を行なわせることが容易となる。
(4)本実施形態の回転式印字装置1によれば、従動ローラ40は、突起部43により、選択された刻印53Aに相対する刻印53Bを逃げて、この刻印53Bに隣接する刻印53との間のベルト本体51に当接する。これにより、選択された刻印53Aに相対する刻印53Bに当接しながら、この刻印53Bを変形させて回転することを抑制できるため、操作ダイヤル30の安定した選択操作および選択のための繰り送りができる。また、選択された刻印53Aを押印する場合には、受面部42Aにより、選択された刻印53Aに相対する刻印53Bの印面53B1を受けるため、安定した押印が行なえる。
(5)本実施形態の回転式印字装置1によれば、回転規制部60により、印字ベルト50を1方向に回転させる。また、その回転は、印字ベルト50のねじれを有さない側に対して、操作ダイヤル30を回転して張力を付与することで行なう。これにより、ねじれを有する側に張力が殆ど加わらないため、メビウスの輪状に形成される印字ベルト50に対して安定した回転を行なわせることができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良などを加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態の回転式印字装置1は、印字ベルト50を4つ使用しているが、使用目的に応じた回転式印字装置1の仕様に基づいて印字ベルト50の数量を変更できる。これに合わせて、操作ダイヤル30、従動ローラ40、及び回転規制部60の数量も変更できる。
(変形例2)前記実施形態の回転式印字装置1において、回転規制部60は、圧縮コイルばねで形成されるばね63を用いているが、引張りコイルばねで形成されるばねを用いて構成してもよい。
(変形例3)前記実施形態の回転規制部60において、印字ベルト50のねじれを有さない側に対して張力を付与することにより、印字ベルト50を1方向に回転させる構成であるならば、本実施形態での回転規制部60と異なる構成の回転規制部であってもよい。
(変形例4)前記実施形態の回転式印字装置1において、選択された刻印53Aを押印する場合、スタンプ用インキを含ませた吸収体を収納するインキ台を用いて押印している。しかし、これに限られず、操作用ボス本体33にスタンプ用インキを浸潤させておき、刻印部52にインキを供給することでもよい。これにより、インキ台を用いなくても選択された刻印53Aの押印が可能となる。
本発明の実施形態に係る回転式印字装置の概略斜視図。 印字ベルトを示す概略斜視図。 回転式印字装置の機構部を示す図であり、(a)は機構部を示す側面図であり、(b)は従動ローラを示す概略斜視図。
符号の説明
1…回転式印字装置、10…外装フレーム、20…把持部、30…操作ダイヤル、31…操作用円板、32…操作用ボス、40…従動ローラ、41…従動用ボス、42…従動用ボス本体、42A…受面部、43…突起部、50…印字ベルト、51…ベルト本体、52…刻印部、53…刻印、53A…選択された刻印、53B…選択された刻印に相対する刻印、60…回転規制部、61…回転規制板、61A…係合部、62…規制部本体、62A…係合部。

Claims (3)

  1. メビウスの輪状に形成されるベルト本体と、当該ベルト本体を挟んで相対して刻印が形成される刻印部と、を有する印字ベルトと、
    前記印字ベルトを掛け渡し、回転操作して前記刻印を選択する操作ダイヤルと、
    前記操作ダイヤルと共に前記印字ベルトを掛け渡し、前記操作ダイヤルの前記回転操作による前記印字ベルトの回転に従動して回転する従動ローラと、を備えていることを特徴とする回転式印字装置。
  2. 請求項1に記載の回転式印字装置であって、
    前記従動ローラは、前記選択された刻印に相対する刻印を逃げ、当該刻印に隣接する刻印との間の前記ベルト本体に当接する突起部と、前記選択された刻印の押印時には、前記選択された刻印に相対する前記刻印の印面を受ける受面部と、を備えていることを特徴とする回転式印字装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転式印字装置であって、
    前記操作ダイヤルと前記従動ローラとに掛け渡される前記印字ベルトのねじれを有さない側に対し、前記操作ダイヤルで張力を付与することにより、前記印字ベルトを1方向に回転させる回転規制部を備えていることを特徴とする回転式印字装置。
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