JP2001029156A - スライドレール - Google Patents

スライドレール

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JP2001029156A
JP2001029156A JP11205642A JP20564299A JP2001029156A JP 2001029156 A JP2001029156 A JP 2001029156A JP 11205642 A JP11205642 A JP 11205642A JP 20564299 A JP20564299 A JP 20564299A JP 2001029156 A JP2001029156 A JP 2001029156A
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本 孝 幸 川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、引き出し量を、通常時の引き出し
量とメンテナンス時の引き出し量の少なくとも2段階で
選択可能となした、特に複写機等のOA機器に使用され
るスライドレールに関するものであり、使用者が誤って
操作する事がなく、簡単な構造で安価に製作できるスラ
イドレールを提供する事を目的とする。 【構成】 固定側アウターメンバーと、該固定側アウタ
ーメンバーに対向して設けられた移動側アウターメンバ
ーと、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバー
等からなり、移動側アウターメンバーが最大伸長状態と
なるまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、イ
ンナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成さ
れ、該ストッパー手段が、ドライバー等の工具にてスト
ッパー状態が解除可能に構成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、引き出し量を、
通常時の引き出し量とメンテナンス時の引き出し量の少
なくとも2段階で選択可能となした、特に複写機等のO
A機器に使用されるスライドレールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 複写機等に内蔵されている各種部材
は、通常の使用時でも、用紙、トナー等の交換、あるい
は紙詰まり等で、前方に引き出される場合がある。この
時、使用者が誤って機器の内部まで指先等を潜り込ませ
たり、あるいは高電圧の部分に不用意に触れないよう、
引き出し量を必要最小限までとし、安全性を確保してい
た。一方、サービスマンが機器の点検あるいは故障の修
理をする時には、作業性の向上を計る必要から、引き出
し量を最大限極力大きくしていた。この為、複写機の本
体にストッパー手段を設けて、通常使用時は引き出し量
を制限し、メンテナンス時には、ストッパー手段を解除
して引き出し量を大きくする等の工夫がなされていた。
しかしながら、使用者が通常使用時に誤ってストッパ
ー手段を解除させたり、あるいは、複写機の種類、引き
出される部材の種類及び位置によってストッパー手段の
構成を変えたり、又、その取り付け位置を変える必要が
あり、非常に煩雑であるばかりか、高価となる問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、引き出し
量を少なくとも2段階にわたって選択可能で、しかも、
使用者が誤って操作する事がなく、簡単な構造で安価に
製作できるスライドレールを提供する事を課題とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】 そこで、上記課題を解決
する為、本発明が第1の手段として構成したところは、
固定側アウターメンバーと、該固定側アウターメンバー
に対向して設けられた移動側アウターメンバーと、上記
両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバー等からな
り、移動側アウターメンバーを最大伸長状態となるまで
の途中位置で停止させるストッパー手段が、インナーメ
ンバーと移動側アウターメンバー間に構成され、該スト
ッパー手段が、ドライバー等の工具にて、ストッパー状
態が解除可能に構成されているものである。
【0005】又、本発明が第2の手段として構成したと
ころは、固定側アウターメンバーと、該固定側アウター
メンバーに対向して設けられた移動側アウターメンバー
と、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバー等
からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態とな
るまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、イン
ナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成され、
該ストッパー手段が、インナーメンバーに形成されたア
ウターメンバー側に突出するストッパー突起と、移動側
アウターメンバーに螺合し、先端部が前記ストッパー突
起の後端に当接するストッパーネジより構成されている
ものである。
【0006】又、本発明が第3の手段として構成したと
ころは、固定側アウターメンバーと、該固定側アウター
メンバーに対向して設けられた移動側アウターメンバー
と、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバー等
からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態とな
るまでの途中位置させるストッパー手段が、インナーメ
ンバーと移動側アウターメンバー間に構成され、該スト
ッパー手段が、移動側アウターメンバーに形成されたイ
ンナーメンバー側に突出するストッパー突起と、インナ
メンバーに螺合し、先端部が前記ストッパー突起の前端
に当接するストッパーネジより構成されているものであ
る。
【0007】又、本発明が第4の手段として構成したと
ころは、固定側アウターメンバーと、該固定側アウター
メンバーに対向して設けられた移動側アウターメンバー
と、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバー等
からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態とな
るまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、イン
ナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成され、
該ストッパー手段が、インナーメンバーに形成された移
動側アウターメンバー側に突出する弾性ストッパー突起
と、移動側アウターメンバーに形成されてインナーメン
バー側に突出し、前記弾性ストッパー突起の後端に当接
するストッパー突壁と、ストッパー突壁の前側に形成さ
れた、前記弾性ストッパー突起をインナーメンバー側に
変移せしめる為の操作孔より構成されているものであ
る。
【0008】
【実施例】 以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。尚、説明の便宜上、図8において左右方向を前後方
向、として説明する。図1において、符号100は、本
発明のスライドレールを示し、スライドレール100
は、固定側アウターメンバー1と、固定側アウターメン
バー1に対向して設けられた移動側アウターメンバー2
と、固定側アウターメンバー1と移動側アウターメンバ
ー2間に嵌挿自在に設けられたインナーメンバー3と、
固定側アウターメンバー1とインナーメンバー3間に設
けられた内側リテーナー4と、インナーメンバー3と移
動側アウターメンバー2間に設けられた外側リテーナ5
と、固定側アウターメンバー1とインナーメンバー3間
で内側リテーナー4に回転自在に保持されたボール40
・・・と、インナーメンバー3と移動側アウターメンバ
ー2間で、外側リテーナ5に回転自在に保持されたボー
ル50・・・より構成されている。
【0009】固定側アウターメンバー1は、帯状金属板
の上下端部を内向き円弧状あるいはV字状に彎曲せしめ
て形成した内面前後方向に上下ボール案内溝11、11
を有する上下折曲縁12、12と、基板10より断面略
C字形に構成され、基板10の前端部には、インナーメ
ンバー3側に突出せしめた内側リテーナー4の前端部が
当接する内側リテーナー前端スットパー13が形成さ
れ、基板10の後部には、インナーメンバー3側に突出
せしめた内側リテーナー4の後端部が当接する内側リテ
ーナー後端スットパー131が形成され、基板10の後
端部には、インナーメンバー3側に突出せしめたインナ
ーメンバー3の後端部が当接するインナーメンバー後端
ストッパー132が形成されている。符号14・・・は
固定部材への取り付け孔を示している。
【0010】移動側アウターメンバー2は、固定側アウ
ターメンバー1とほぼ同長で、内面前後方向に上下ボー
ル案内溝21、21を有する上下折曲縁22、22と、
基板20より、断面略C字形に構成され、基板20の前
部には、インナーメンバー3側に突出して、外側リテー
ナー5の前端部に当接する外側リテーナー前端スットパ
ー23が形成され、基板20の後端部には、インナーメ
ンバー3側に突出して、外側リテーナー5の後端部に当
接する外側リテーナー後端スットパー231が形成さ
れ、基板20の前端部には、インナーメンバー3側に突
出して、インナーメンバー3の前端部に当接するインナ
ーメンバー前端ストッパー232が形成されている。符
号24・・・は移動部材への取り付け孔を示し、符号6
2は後述するストッパー手段6のストッパーネジ61の
取付用螺孔を示している。
【0011】インナーメンバー3は、上記両アウターメ
ンバー1、2間に嵌挿可能な大きさで、ほぼ同長に形成
されている。詳しくは、 2つの帯状金属板の上下端部を
外向き円弧状あるいはV字状に彎曲せしめて形成された
外面前後方向にボール案内溝31、31、33、33を
有する上下折曲縁32、32、34、34と、基板3
0、30より断面略C字形の2つの部材を、基板30、
30の背面側同士を固着して断面ほぼ略I字形に形成さ
れている。
【0012】符号311・・・は基板30の前端部に移
動側アウターメンバー2側に突出し、外側リテーナ5の
前端部が当接する外側リテーナ前ストッパーを示してい
る。一方、外側リテーナー前ストッパー311に対向し
てインナーメンバー3の後端部には、基板30を固定側
アウタメンバー側に突出せしめて内側リテーナー4の後
端部に当接する内側リテーナー後ストッパー(図示せ
ず。)が形成されている。 符号63は、基板30の前
後方向ほぼ中央部を外側リテーナ5側に切り起こして形
成されたストッパー突起を示し、ストッパー手段6は、
ストッパーネジ61、取付用螺孔62、ストッパー突起
63より構成されている。
【0013】内側リテーナー4は、両アウターメンバー
1、2のほぼ半分程度の長さで、基板41と、基板41
の上下端部を移動側アウターメンバー2側に折り曲げて
形成された上下突出縁42、42より断面略コ字形で、
インナーメンバー3の約半分弱の長さに形成にされ、上
下突出縁42、42の前後方向に所定間隔を有して、複
数個のボール40・・・を回転自在に保持している。外
側リテーナー5は、両アウターメンバー1、2のほぼ半
分程度の長さで、内側リテーナー4に対向した同形で、
基板51と上下突出縁52、52より断面略コ字形に形
成され、上下突出縁52、52の前後方向に所定間隔を
有して、複数個のボール50・・・を回転自在に保持し
ている。
【0014】固定側アウターメンバー1と、移動側アウ
ターメンバー2と、インナーメンバー3と、内側リテー
ナー4と、外側リテーナー5は、上記の如く構成されて
おり、固定側アウター1とインナーメンバー3と移動側
アウターメンバー2の全長が重合した状態〔図8(A)
に示す、機器等が収納された状態。ストッパー手段6の
ストッパーが解除された状態。〕で、移動側アウターメ
ンバー2を前方に引き出すと(移動側アウターメンバー
2と連結された機器を前方に引き出すと。)、移動側ア
ウターメンバー2の前方移動に伴って、外側リテーナー
5がボール50・・・と共に、移動側アウターメンバー
2の移動距離の2分の1しか移動しないので、やがて、
移動側アウターメンバー2の後端部に形成された外側リ
テーナー後端スットパー231が、外側リテーナー5の
後端面に当接すると同時に、外側リテーナー5の前端部
が、インナーメンバー3の外側リテーナ前ストッパー3
11に当接して、インナーメンバー3に対する移動側ア
ウターメンバー2の移動は停止する。
【0015】一方、固定側アウターメンバー1に対しイ
ンナーメンバー3が前方に移動すると、内側リテーナー
4は、ボール40・・・と共にインナーメンバー3の移
動距離の2分の1しか移動しないので、やがて、インナ
ーメンバー3の内側リテーナー後ストッパー(図示せ
ず。)が、内側リテーナー4の後端面に当接すると同時
に、内側リテーナー4の前端面が固定側アウターメンバ
ー1の内側リテーナー前端ストッパー13に当接し、固
定側アウターメンバー1に対するインナーメンバーの移
動は停止し、移動側アウターメンバー2は前方に最も引
き出された状態で停止する。〔図8(C)に示す、サー
ビスマンが機器等を点検修理する状態。〕
【0016】この状態から、移動側アウターメンバー2
を後方に移動させると、前述した動作とは逆に、移動側
アウターメンバー2の前部に形成された外側リテーナー
前端スットパー23が、外側リテーナー5の前端面に当
接すると同時に、移動側アウターメンバー2の前端部に
形成されたインナーメンバー前端ストッパー232が、
インナーメンバー3の外側リテーナー前ストッパー31
1に前面に当接して、インナーメンバー3に対する移動
側アウターメンバー2の移動は停止する。
【0017】一方、インナーメンバー3が後方に移動
し、これに伴って内側リテーナー4もインナーメンバー
3の移動距離の2分の1移動し、内側リテーナー4の後
端面が固定側アウターメンバー1の内側リテーナー後端
ストッパー131に当接し、同時に、インナーメンバー
3の内側リテーナー後ストッパー(図示せず。)が固定
側アウターメンバー1のインナーメンバー後端ストッパ
ー132に当接して、固定側アウターメンバー1に対す
るインナーメンバー3の移動は停止し、移動側アウター
メンバー2の後方への移動は停止する。〔図8(A)に
示す状態。〕
【0018】次に通常使用する状態(ストッパー手段6
が機能している状態。)でのスライドレール100につ
いて説明する。前記した第1実施例のストッパー手段6
は、移動側アウターメンバー2の外側リテーナー後端ス
トッパー231のやや前方に形成された孔の裏面側にナ
ット621を固着してストッパーネジ61が螺合する取
付用螺孔62を形成し、ストッパーネジ61の先端部分
が、インナーメンバー3の基板30に形成されたストッ
パー突起63の後端面に当接する構成としているので、
移動側アウターメンバー2が前方に移動すると、ストッ
パーネジ61の先端部がストッパー突起63に当接し
て、インナーメンバー3に対する移動側アウターメンバ
ー2の前方移動は停止し、インナーメンバー2が固定側
アウターメンバー1に対し最も引き出された状態でも、
全体の引き出し量は小さくなり、用紙、トナー等の交
換、紙詰まりの除去等の通常使用状態となる。〔図8
(B)に示す状態。〕 そして、サービスマンが機器を点検、修理する時は、図
8(B)に示す状態で、ドライバーにてストッパーネジ
61をゆるめ、ストッパー突起63の後端から移動側ア
ウターメンバ2よりにストッパーネジ61の先端部を回
避せしめて、ストパー状態を解除せしめ、図8(C)に
示す状態まで引き出し可能とする。
【0019】次に、ストッパー手段7の第2実施例を図
4において説明する。ストッパー手段7は、インナメン
バー3の基板30のやや後方よりに形成された孔の移動
側アウターメンバー2側にナット71を固着して形成さ
れた取付用螺孔73と、固定側アウターメンバー1側か
ら取付用螺孔73に螺合するストッパーネジ72と、移
動側アウターメンバー2の基板20の所定位置の一部を
インナーメンバー側に切り起こして形成されたストッパ
ー突起74より構成され、ストッパーネジ72の先端部
分にストッパー突起73の前端面が当接、あるいは、ス
トッパーネジ72の先端部分を回避する事により機能す
る。
【0020】次に、ストッパー手段の第3実施例を図
5、図6、図7に基づいて説明する。ストッパー手段8
は、インナーメンバー3の移動側アウターメンバー2側
の基板30の所定位置に取り付けられた、取付基板81
と取付基板81の後端から移動側アウターメンバー2側
に向かって後方に突出する傾斜片82よりなる板バネ材
より形成された弾性ストッパー突起80と、移動側アウ
ターメンバー2に形成されてインナーメンバー2側に突
出し前記弾性ストッパー突起80の後端に当接するスト
ッパー突壁83(本実施例ではと、外側リテーナー後端
スットパー231を兼用している。)と、ストッパー突
壁83の前側に形成されて、前記弾性ストッパー突起8
0をインナーメンバー側に変移せしめるための操作孔8
4より構成されている。
【0021】すなわち、移動側アウターメンバー2が引
き出されると、移動側メンバー2に形成されたストッパ
ー突壁83が、やがて、弾性ストッパー突起80の後端
に当接し、移動側アウターメンバー2のインナーメンバ
ー3に対する移動が停止し、インナーメンバー2が固定
側アウターメンバー1に対し最も引き出された状態で
も、全体の引き出し量は小さくなり、用紙、トナー等の
交換、紙詰まりの除去等の通常使用状態となる。〔図8
(B)に示す状態。〕 そして、サービスマンが機器を点検、修理する時は、図
7に示す状態で、操作孔84にドライバー等の先端を差
し込んで、弾性ストッパー突起80をインナーメンバー
3側に押しやり弾性ストッパー突起80の後端をストッ
パー突壁83より回避せしめた状態を維持しながら、移
動側アウターメンバー2を前方に移動せしめ、図8
(C)に示す状態まで引き出す。
【0022】この状態から、移動側アウターメンバー2
を収納していくと、弾性ストッパー突起80は、移動側
アウターメンバー2側に向かって後方に突出する傾斜片
82を有する板バネ材より形成されているので、ストッ
パー突壁83は、弾性ストッパー突起80をインナーメ
ンバー3側に押しやりながら通過し、同時に、弾性スト
ッパー突起80は弾性にて通常姿勢に復帰する事で、通
常使用状態で再びストッパー機能を発揮する。尚、実施
例では、ストッパー手段6、7、8の構成する位置を、
インナーメンバー3、移動側アウターメンバー2の前後
方向で同一位置に構成していないのは、通常使用状態で
の引き出し量は、使用される複写機等の種類によってそ
れぞれ設定されるからである。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ストッ
パー手段がインナーメンバーと移動側アウターメンバー
間に構成されているので、複写機等の本体側にそれぞれ
の種類に対応した加工を必要とせず製作が容易である。
(スライドレールは通常、部品メーカーより購入され
る。) 又、ストッパー状態の解除をドライバー等の工具で行う
ようにしているので、使用者が誤って操作する事がな
く、安全性が確保できる。
【0024】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ばに記載の発明によれば、上記効果に加え、ストッパー
手段をストッパー突起とストッパーネジから構成してい
るので行動が簡単で安価に製作出来、ストッパーネジの
螺合位置を複数個形成しておくだけで、停止位置を適宜
選択出来、各種種類の複写機に対応する事が出来る。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、ストッパ
ー手段が弾性ストッパー突起と操作孔等より構成されて
いるので、ストッパーを解除するだけで、点検修理後、
再度ストッパー機能を復帰させる作業を必要としないの
で、作業性が向上し、安全性を確実に確保する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の要部分解斜視図
【図2】 本発明の第1実施例における図8(b)の
A−A線拡大断面図
【図3】 本発明の第1実施例のストッパー手段を示
す要部拡大断面図
【図4】 本発明の第2実施例のストッパー手段を示
す要部拡大断面図
【図5】 本発明の第3実施例の要部分解斜視図
【図6】 本発明の第3実施例における図8(b)の
A−A線拡大断面図
【図7】 本発明の第3実施例のストッパー手段を示
す要部拡大断面図
【図8】 それぞれの引き出し量を示す説明図
【符号の説明】
1 固定側アウターメンバー 2 移動側アウターメンバー 3 インナーメンバー 4 内側側ボールリテーナー 5 外側ボールリテーナー 6 ストッパー手段 61 ストッパーネジ 63 ストッパー突起 7 ストッパー手段ー 71 ストッパーネジ 74 ストッパー突起 8 ストッパー手段 80 弾性ストッパー突起 83 ストッパー突壁 84 操作孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側アウターメンバーと、該固定側アウ
    ターメンバーに対向して設けられた移動側アウターメン
    バーと、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバ
    ー等からなり、移動側アウターメンバーが最大伸長状態
    となるまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、
    インナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成さ
    れ、該ストッパー手段が、ドライバー等の工具にてスト
    ッパー状態が解除可能に構成されている事を特徴とする
    スライドレール。
  2. 【請求項2】固定側アウターメンバーと、該固定側アウ
    ターメンバーに対向して設けられた移動側アウターメン
    バーと、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバ
    ー等からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態
    となるまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、
    インナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成さ
    れ、該ストッパー手段が、インナーメンバーに形成され
    たアウターメンバー側に突出するストッパー突起と、移
    動側アウターメンバーに螺合し、先端部が前記ストッパ
    ー突起の後端に当接するストッパーネジより構成されて
    いる事を特徴とするスライドレール。
  3. 【請求項3】固定側アウターメンバーと、該固定側アウ
    ターメンバーに対向して設けられた移動側アウターメン
    バーと、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバ
    ー等からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態
    となるまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、
    インナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成さ
    れ、該ストッパー手段が、移動側アウターメンバーに形
    成されたインナーメンバー側に突出するストッパー突起
    と、インナメンバーに螺合し、先端部が前記ストッパー
    突起の前端に当接するストッパーネジより構成されてい
    る事を特徴とするスライドレール。
  4. 【請求項4】固定側アウターメンバーと、該固定側アウ
    ターメンバーに対向して設けられた移動側アウターメン
    バーと、上記両メンバー間に嵌挿されたインナーメンバ
    ー等からなり、移動側アウターメンバーを最大伸長状態
    となるまでの途中位置で停止させるストッパー手段が、
    インナーメンバーと移動側アウターメンバー間に構成さ
    れ、該ストッパー手段が、インナーメンバーに形成され
    た移動側アウターメンバー側に突出する弾性ストッパー
    突起と、移動側アウターメンバーに形成されてインナー
    メンバー側に突出し、前記弾性ストッパー突起の後端に
    当接するストッパー突壁と、ストッパー突壁の前側に形
    成されて、前記弾性ストッパー突起をインナーメンバー
    側に変移せしめる為の操作孔より構成されている事を特
    徴とするスライドレール。
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