JP2001197949A - スライドレール - Google Patents

スライドレール

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JP2001197949A
JP2001197949A JP2000009574A JP2000009574A JP2001197949A JP 2001197949 A JP2001197949 A JP 2001197949A JP 2000009574 A JP2000009574 A JP 2000009574A JP 2000009574 A JP2000009574 A JP 2000009574A JP 2001197949 A JP2001197949 A JP 2001197949A
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Japan
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rail
moving
side rail
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fixed
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JP2000009574A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kawamoto
孝幸 川本
Shigeru Yoshimura
滋 吉村
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Accuride Japan Inc
Original Assignee
Accuride Japan Inc
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、特に複写機の現像部の出し入れに
使用されるスライドレールに関し、作業者等が誤って、
部材の保護蓋等が開放されたままで収納動作を行って
も、又、保護蓋等を所定の位置に復帰させて収納動作を
行っても、保護蓋等が収納部の手前に位置した状態で摺
動動作を一旦停止させる事により、作業者に、保護蓋等
の状態を目視確認させる機会を与える事により、部材等
の損傷を防止するスライドレールを提供する事を目的と
する。 【構成】 伸長状態から、移動側レールを収納方向に摺
動した際、移動側レールを摺動途中で一旦停止させると
共に、停止状態を手動にて解除可能となすストッパー部
材を有する事を特徴とするスライドレール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に複写機の現像
部の出し入れに使用されるスライドレールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複写機等に内蔵されている各種部材は、
通常の使用時には、用紙、トナー等の交換、あるいは紙
詰まり等で、前方に引き出されたり、あるいは、点検
時、故障時にも、修理作業等の容易な位置まで引き出さ
れる場合がある。そして、特に現像部は引き出された
後、保護蓋等が開放され、点検、修理が行なわれる。こ
の時、保護蓋等は部材の外方に突出した状態となってい
るので、それを所定の位置に復帰させないと、邪魔にな
り所定位置に収納出来ない。しかしながら、点検あるい
は修理が終了した後、作業者は、安堵感等より誤って、
保護蓋等が部材の外方に突出した状態で性急に収納動作
に移り、複写機本体或いは保護蓋等を損傷せしめる事が
多々あった。この問題を解決する為、スライドレールが
最大引き出された時に、自動的にロック状態となし、収
納する時にはロック状態を解除した後でなければ収納方
向に摺動出来ない仕様のスライドレールが提供されてき
た。(例えば実公昭62−8761号) しかしながら、上記仕様では、作業者が慣れるに従っ
て、修理作業等と一連の動作でロック状態を解除し、収
納動作をしてしまう場合があり、部材の破損を完全に防
ぐ事ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、作業者等が
誤って、部材の保護蓋等が開放されたままで収納動作を
行っても、又、保護蓋等を所定の位置に復帰させて収納
動作を行っても、保護蓋等が収納部の手前に位置した状
態で一旦停止させる事により、作業者に、保護蓋等の状
態を目視確認させる機会を与える事により、部材等の損
傷を防止するスライドレールを提供する事を課題とす
る。
【0004】
【課題を解決する為の手段】そこで、上記課題を解決す
る為、本発明が第1の手段として構成したところは伸長
状態から、移動側レールを収納方向に摺動した際、移動
側レールを摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態
を手動にて解除可能となすストッパー部材を有するもの
である。
【0005】本発明が第2の手段として構成したところ
は、伸長状態から移動側レールを収納方向に摺動した
際、固定側レールの一部に当接して移動側レールを摺動
途中で一旦停止させると共に、停止状態を手動にて解除
可能となすストッパー部材が、移動側レールの所定位置
に形成されたものである。
【0006】又、本発明が第3の手段として構成したと
ころは、伸長状態から移動側レールを収納方向に摺動し
た際、固定側レールに対し伸長状態で摺動が阻止された
中間レールの一部に当接して移動側レールを摺動途中で
一旦停止させると共に、停止状態を手動にて解除可能と
したストッパー部材が、移動側レールの所定位置に形成
されたものである。
【0007】又、本発明が第4の手段として構成したと
ころは、前記ストッパー部材は、移動側レールの基板内
面に取り付けられる取付部と、移動側レールの収納方向
側の取付部端部に連設され、収納方向に向かって外方に
順次突出する傾斜面部と、傾斜面部の収納方向側端部に
形成された当接部を有し、弾性を有する材料より一体に
形成されているものである。
【0008】
【実施例】 以下、本発明の第1実施例を図1、図2、
図5に基づいて説明する。図1において、符号100
は、本発明のスライドレールを示し、スライドレール1
00は、複写機等の本体側に連結される固定側レール1
と、固定側レール1に対し、ボール保持板3に回転自在
に肘された複数個のボール30・・・を介して摺動自在
に設けられた移動側レール2と、移動側レール2の所定
位置に設けられたストッパー部材4より構成されてい
る。
【0009】固定側レール1は、金属製の細長条板の短
手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された、内面
長手方向(摺動方向)にボール案内溝を有する折曲縁1
1、11と、基板12より断面略C字形に形成されてい
る。そして、摺動方向の後端部(収納方向端部)に、移
動側レール2方向に基板12が突出して固定側レール後
端ストッパー(図示せず。)が形成され、摺動方向前端
部(引き出し方向端部)に、移動側レール2方向に突出
し、中央部にストッパー部材4の収納方向側端部が嵌入
可能な間隙13を有する固定側レール前端ストッパー1
4、14が形成されている。
【0010】移動側レール2は、固定側レール1とほぼ
同等の長さで、金属製の細長条板の短手両端部を外向き
円弧状に折り曲げて形成された、外面長手方向に(摺動
方向)にボール案内溝を有する折曲縁21、21と基板
22より断面略C字形に形成されている。そして、基板
22の摺動方向の後端部(収納方向端部)に、前記固定
側レール後端ストッパー(図示せず。)に対応して移動
側レール後端ストッパー(図示せず。)が固定側レール
1側に突出して形成されている。
【0011】ボール保持板3は帯状金属板にて、移動側
レール2の半分程度の長さとし、固定側レール1と移動
側レール2間に挿入可能な大きさの基板32と固定側レ
ール1及び移動側レール2の各折曲縁11、11、2
1、21間に位置する突出縁31、31より断面略コ字
形に形成され、突出縁32、32の長手方向(摺動方
向)数個所でボール30・・・を回転自在に保持してい
る。
【0012】固定側レール1、移動側レール2、ボール
保持板3は上記の如く形成され、移動側レール2が固定
側レール1に収納された状態で、固定側レール後端スト
ッパー(図示せず)の内面に移動側レール後端ストッパ
ー(図示せず。)が当接し、ボール保持板3は固定側レ
ール1の摺動方向の略中央部に位置し、移動側レール2
の収納方向への摺動が阻止されている。
【0013】この状態から、移動側レール2を引き出し
方向に摺動させると、ボール保持板3は、移動側レール
2の2分の1の摺動距離で引き出し方向に移動し、やが
て、ボール保持板3の前端(引き出し方向側端部)が、
固定側レール前端ストッパー14、14の収納側端部に
当接し、同時に移動側レール後端ストッパー(図示せ
ず。)が、ボール保持板3の後端(収納方向側端部)に
当接して、移動側レール2は停止し、スライドレール1
00は最大伸長状態となる。
【0014】一方、移動側レール2を収納方向に摺動さ
せると、前記とは逆の動きによって、移動側レール2、
ボール保持板3は収納方向に摺動し、やがて、移動側レ
ール後端ストッパー(図示せず。)が固定側レール後端
ストッパー(図示せず)の内面に当接して移動側レール
2の摺動は停止する。以上が、スライドレール100の
基本的な動きであるが、本発明では、ストッパー部材4
が移動側レール2に形成されているので、移動側レール
2は収納方向への摺動途中で一旦停止する。
【0015】すなわち、ストッパー部材4は、板バネ材
より一体に形成された、移動側レール2の基板22内面
所定位置に取り付けられる取付部41と、取付部41の
収納方向側の端部に連設され、収納方向に向かって外方
に順次突出する傾斜面部42と、傾斜面部42の収納方
向側端部に形成された当接部43、43と、当接部4
3、43間から収納方向側に突出し、移動側レール2の
基板22方向に円弧状に形成された円弧状突起44より
構成されている。
【0016】本発明の第1実施例は上記の如く構成さ
れ、移動側レール2を引き出した状態(図1、図2
(A)に示す状態)で、ストッパー部材4の当接部4
3、43は、移動側レール2の基板22と所定の間隙を
有して、収納方向に摺動した際、固定側レール1の固定
側レール前端ストッパー14、14に当接する高さに位
置している。すなわち、移動側レール2が収納方向に摺
動していくと、ストッパー部材4の当接部43、43は
固定側レール前端ストッパー14、14に当接し、移動
側レールは摺動途中で一旦停止する。
【0017】これによって、移動側レール2と共に引き
出された現像部等の状態(保護蓋等が開放されたまま
か、あるいは所定位置に復帰した状態か等)が目視確認
する機会が強制的に与えられる。従って、不測に複写機
本体、現像部等を損傷させることがない。次に、移動側
レール2をさらに最終位置まで収納させる場合は、指先
でストッパー部材4の傾斜面部42を弾性に抗して、移
動側レール2の基板22方向に押しやり、当接部43、
43と固定側レール前端ストッパー14、14の当接状
態を解除し(図2(B)の仮想線に示す状態。)、この
状態を維持しながら、移動側レール2の収納方向に摺動
せしめ、固定側レール1内に完全に収納する。この時、
ストッパー部材4の傾斜面部42の外面は、固定側レー
ル前端ストッパー14、14の収納側端部内面に接触し
ながら移動するが、固定側レール前端ストッパー14、
14の収納側端部外面は円弧状に形成されているので、
摩擦抵抗は小さく押さえられる事となり移動側レール2
の摺動動作に影響を及ぼす事はない。
【0018】一方、固定側レール1に収納された移動側
レール2を引き出し方向に摺動せしめると、前記同様、
傾斜面部42は固定側レール前端ストッパー14、14
に接触しながら引き出し方向に移動し、当接部43、4
3が固定側レール前端ストッパー14、14を通過した
時、弾性によって、当接部43、43は固定側レール前
端ストッパー14、14に当接する位置に復帰する。
【0019】次に本発明の第2実施例を、図3、図4、
図6に基づいて説明する。スライドレール100は、固
定側レール1、固定側レール1に対向して設けられた移
動側レール2と、固定側レール1と移動側レール2間に
嵌挿自在に設けられた中間レール5と、固定側レール1
と中間レール5間に設けられた内側ボール保持板6と、
中間レール5と移動側レール2間に設けられた外側ボー
ル保持板7と、固定側レール1と中間レール5間で内側
ボール保持板6に回転自在に保持されたボール60・・
・と、中間レールと移動側レール2間で、外側ボール保
持板に回転自在に保持されたボール70・・・より構成
されている。
【0020】固定側レール1は、帯状金属板の上下端部
を内向き円弧状彎曲せしめて形成した内面前後方向にボ
ール案内溝を有する上下折曲縁11、11と、基板12
より断面略C字形に構成され、基板12の前部には、中
間レール5側に突出せしめた内側ボール保持板6の前部
が当接する固定側レールー前端ストッパー(図示せ
ず。)が形成されている。
【0021】移動側レール2は、固定側レール1とほぼ
同長で、外面前後方向にボール案内溝を有する上下折曲
縁21、21と、基板22より、断面略C字形に構成さ
れ、基板22の前部には、中間レール5側に突出して、
中間レール5の前端部に当接する移動側レール前端スト
ッパー(図示せず。)が形成され、基板22の後部に
は、中間レール5側に突出して、外側ボール保持板7の
一部に当接する移動側レール後部ストッパー(図示せ
ず。)が形成されている。中間レール5は、上記両レー
ル1、2間に嵌挿可能な大きさで、ほぼ同長に形成され
ている。詳しくは、帯状金属板の上下端部を重ね合わせ
て彎曲して形成された内外面前後方向に外面ボール案内
溝、内面ボール案内溝を前後方向に有する上下折曲縁5
1、51と、基板52より断面略C字形に形成され、基
板52の後部に内側ボール保持板6の後部に当接する中
間レール後部ストッパー(図示せず。)が形成され、基
板52の前部に外側ボール保持板7の前部が当接する中
間レール前部ストッパー(図示せず。)が形成され、基
板52の前端部に後記するストッパー部材4のストッパ
ー突起54、54が所定間隔を有して形成されている。
【0022】又、基板52の後端部には、固定側レール
1に対し中間レール5が最も引き出し方向に摺動した状
態を維持し、移動側レール2が中間レール5に完全に収
納された時、はじめて、中間レール5が固定側レール1
に対して収納方向に移動可能となす中間レールロック装
置が(図示ぜず。)、固定側レール1、移動側レール2
と関連づけて設けられている。
【0023】内側ボール保持板6は、移動側レール2、
固定側レール1、中間レール5のほぼ半分程度の長さ
で、基板62と、基板62の上下端部を移動側レール2
側に折り曲げて形成された上下突出縁61、61より断
面略コ字形で、上下突出縁61、61の前後方向に所定
間隔を有して、複数個のボール60・・・を回転自在に
保持している。
【0024】外側ボール保持板7は、移動側レール2、
固定側レール1、中間レール5のほぼ3分の1位程度の
長さで、内側ボール保持板6と同形で、基板72と上下
突出縁71、71より断面略コ字形に形成され、上下突
出縁71、71の前後方向に所定間隔を有して、複数個
のボール70・・・を回転自在に保持している。
【0025】第2実施例のスライドレール100は上記
の如く構成されており、固定側レール1と中間レール5
と移動側レール2の全長が重合した状態から、移動側レ
ール2を前方に引き出すと(移動側レール2と連結され
た現像部等の部材を前方に引き出すと。)、移動側レー
ル2の前方移動に伴って、外側ボール保持板7がボール
70・・・と共に、移動側レール2の移動距離の2分の
1移動し、やがて、移動側レール2の後部に形成された
移動側レール後部ストッパーが、外側ボール保持板7の
後部に当接すると同時に、外側ボール保持板7の前部
が、中間レール5の中間レール前部ストッパーに当接し
て、中間レール5に対する移動側レール2の移動は停止
する。
【0026】次に、固定側レール1に対し中間レール5
が前方に移動すると、内側ボール保持板6は、ボール6
0・・・と共に、中間レール5の移動距離の2分の1移
動し、やがて、中間レール5の中間レール後部ストッパ
ーが、内側ボール保持板6の後部に当接すると同時に、
内側ボール保持板6の前部が固定側レール1の固定側レ
ール前部ストッパーに当接し、固定側レール1に対する
中間レール5の移動は停止し、移動側レール2は前方に
最も引き出された状態で停止する。(サービスマンが機
器等を点検修理する状態。) そして、前述したように、中間レール5は、移動側レー
ル2が中間レール5に完全に収納された状態にならない
限り、固定側レール1に対する最大伸長状態が維持され
ている。
【0027】この状態から、移動側レール2(ストッパ
ー部材4が取り付けられていないと仮定する。)を後方
に移動させると、前述した動作とは逆に、移動側レール
2および外側ボール保持板7は収納方向に摺動し、やが
て、移動側レール2の後端部が中間レールロック装置の
ロック状態を解除し、ほぼ同時に、移動側レール2の前
部に形成された移動側レール前部ストッパーが、中間レ
ール5の前端部に当接する。これによって中間レール5
に対する移動側レール2の摺動は停止し、次に、固定側
レール1に対し中間レール5および内側ボール保持板6
が収納方向に摺動する。そして、最後に、中間レール後
部ストッパーが固定側レール後部ストッパーに当接して
中間レール5の摺動は停止し、移動側レール2、中間レ
ール5は固定側レール1に完全に収納された状態とな
る。
【0028】以上が、第2実施例のスライドレール10
0の基本的な動きであるが、本発明では、ストッパー部
材4が移動側レール2に形成されているので、移動側レ
ール2は収納方向への摺動途中で一旦停止する。すなわ
ち、ストッパー部材4は、第1実施例と同様に構成され
ており、移動側レール2を引き出した状態(図3、図4
示す状態)で、ストッパー部材4の当接部43、43
は、移動側レール2の基板22と所定の間隙を有して、
収納方向に摺動した際、中間レール5のストッパー突起
54、54に当接する高さに位置している。よって、移
動側レール2が収納方向に摺動していくと、ストッパー
部材4の当接部43、43は固定側レール1にロックさ
れた状態の中間レール5のストッパー突起54、54に
当接し、移動側レール2は摺動途中で一旦停止する。
(図4に示す状態)
【0029】これによって、移動側レール2と共に引き
出された現像部等の状態(保護蓋等が開放されたまま
か、あるいは所定位置に復帰した状態か等)を目視確認
する機会が作業者に強制的に与えられる。従って、不測
に複写機本体、現像部等を損傷せしめることがない。次
に、移動側レール2をさらに最終位置まで収納させる場
合は、指先でストッパー部材4の傾斜面部42を弾性に
抗して、移動側レール2の基板22方向に押しやり、当
接部43、43とストッパー突起54、54の当接状態
を解除し、この状態を維持しながら、移動側レール2の
収納方向に摺動せしめ、中間レール5内に完全に収納す
る。この時、ストッパー部材4の傾斜面部42の外面
は、ストッパー突起54、54の収納側端部内面に接触
しながら移動するが、ストッパー突起54、54の収納
側端部外面は円弧状に形成されているので、摩擦抵抗は
小さく押さえられる事となり移動側レール2の摺動動作
に影響を及ぼす事はない。
【0030】一方、固定側レール1、及び、中間レール
5に収納された移動側レール2を引き出し方向に摺動せ
しめると、前記同様、傾斜面部42はストッパー突起5
4、54に接触しながら引き出し方向に移動し、当接部
43、43がストッパー突起54、54を通過した時、
弾性によって、当接部43、43はストッパー突起5
4、54に当接する位置に復帰した姿勢で、移動側レー
ル2と共に引き出し方向に移動する。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、伸長状
態から、移動側レールを収納方向に摺動した際、移動側
レールを摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態を
手動にて解除可能となすストッパー部材をもうけている
ので、作業者等が誤って、部材の保護蓋等が開放された
ままで収納動作を行っても、又、保護蓋等を所定の位置
に復帰させて収納動作を行っても、保護蓋等が収納部の
手前に位置した状態で一旦停止し、作業者に、保護蓋等
の状態を目視確認させる機会を与える事により、部材等
の損傷を防止する事ができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、前記効果
に加えて、伸長状態から移動側レールを収納方向に摺動
した際、固定側レールの一部に当接して移動側レールを
摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態を手動にて
解除可能となすストッパー部材が、移動側レールの所定
位置に形成されているので、従来の固定側レールと移動
側レールからなるスライドレールにストッパー部材を設
けるだけの簡単な構成であるから、安価に製作出来、部
材管理も容易である。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、前記効果
に加え、伸長状態から移動側レールを収納方向に摺動し
た際、固定側レールに対し伸長状態で収納方向への摺動
が阻止された中間レールの一部に当接して移動側レール
を摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態を手動に
て解除可能としたストッパー部材が、移動側レールの所
定位置に形成されているので、移動側レールの摺動範囲
(引き出し量)を大きくする事が出きるので、点検作業
等が容易となる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、前記スト
ッパー部材が、移動側レールの基板内面に取り付けられ
る取付部と、移動側レールの収納方向側の取付部端部に
連設され、収納方向に向かって外方に順次突出する傾斜
面部と、傾斜面部の収納方向側端部に形成された当接部
が、弾性を有する材料より一体に形成されているので、
構造が簡単で安価に製作出来、ストッパー部材として、
スライドレールとは無関係に管理できるので在庫管理が
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の側面図
【図2】 (A)は図1のBーB線断面図 (B)はストッパー状態の図2(A)に対応する断面図
【図3】 本発明の第2実施例の側面図
【図4】 図3のC−C線断面図
【図5】 図1のA−A線断面図
【図6】 図3のDーD断面図
【符号の説明】
1 固定側レール 2 移動側レール 3 ボール保持板 4 ストッパー部材 41 取付部 42 傾斜面部 43、43 当接部 5 中間レール 6 内側ボール保持板 7 外側ボール保持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 506 B41J 29/12 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸長状態から、移動側レールを収納方向
    に摺動した際、移動側レールを摺動途中で一旦停止させ
    ると共に、停止状態を手動にて解除可能となすストッパ
    ー部材を有する事を特徴とするスライドレール。
  2. 【請求項2】 伸長状態から移動側レールを収納方向に
    摺動した際、固定側レールの一部に当接して移動側レー
    ルを摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態を手動
    にて解除可能となすストッパー部材が、移動側レールの
    所定位置に形成されている事を特徴とするスライドレー
    ル。
  3. 【請求項3】 伸長状態から移動側レールを収納方向に
    摺動した際、固定側レールに対し伸長状態で収納方向へ
    の摺動が阻止された中間レールの一部に当接して移動側
    レールを摺動途中で一旦停止させると共に、停止状態を
    手動にて解除可能としたストッパー部材が、移動側レー
    ルの所定位置に形成されている事を特徴とするスライド
    レール。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー部材は、移動側レールの
    基板内面に取り付けられる取付部と、移動側レールの収
    納方向側の取付部端部に連設され、収納方向に向かって
    外方に順次突出する傾斜面部と、傾斜面部の収納方向側
    端部に形成された当接部が、弾性を有する材料より一体
    に形成されたことを特徴とする請求項2、又は請求項3
    に記載のスライドレール。
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Cited By (2)

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