JP2001028993A - 釣糸巻き替え用スプール - Google Patents

釣糸巻き替え用スプール

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JP2001028993A
JP2001028993A JP11202885A JP20288599A JP2001028993A JP 2001028993 A JP2001028993 A JP 2001028993A JP 11202885 A JP11202885 A JP 11202885A JP 20288599 A JP20288599 A JP 20288599A JP 2001028993 A JP2001028993 A JP 2001028993A
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fishing line
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rewinding
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Tsuneo Kida
恒雄 木田
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I Pex Inc
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Dai Ichi Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で簡単に逆巻き替えができる釣糸巻き
替え用スプールを提供することである。 【解決手段】 半円状に2分割した2つのスプールブロ
ック5をゴムリング7で一体に結合し、側板部3の中心
孔4にボス13を出し入れして、くさび作用によりスプ
ールを拡縮可能とするとともに、各スプールブロック5
の内周側に、各凹溝2に対応させてコイルばね29で付
勢されたスライド板18を配置し、各スライド板18の
外周側に設けた突片19を凹溝2内に出退可能とし、釣
糸30をリールに巻き戻す際に、拡径したスプールを縮
径して釣糸30の巻き締まり力を緩和し、各突片19を
凹溝2内に押し出して、凹溝2内の釣糸30に張りを付
与することにより、釣糸30の先端側を凹溝2の底側か
らスムーズに巻き出せるようにしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣糸をリールに
逆向きに巻き替え可能な釣糸巻き替え用スプールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】繰り返し使用される釣糸は、必要に応じ
てリールから巻き替え用スプールに巻き取り、これをぬ
るま湯につけて釣糸の巻きぐせや付着した塩分を除去
し、その劣化を防ぐようにしている。巻きぐせや塩分を
除去された釣糸は、再びリールに巻き戻されて再使用さ
れる。
【0003】この従来の巻き替え用スプールを用いた巻
き替え作業では、先端から巻き替え用スプールに巻き取
られた釣糸が、後端からリールに巻き戻されるので、リ
ールに巻き戻される釣糸の前後端の向きは、当初リール
に巻き付けられていた向きと同じになる。
【0004】リールに巻き付けられた釣糸は、先端側ほ
ど巻き出しの頻度が高く、かつ移動距離も長いので傷み
やすく、後端側はあまり傷まない。このため、従来の巻
き替え作業でリールに巻き戻される釣糸は、毎回同じ先
端側から巻き出して使用され、この先端側の部分の損傷
で寿命となることが多い。したがって、釣糸の後端側は
全く傷みのないまま廃棄され、資源の無駄使いとなって
いる。
【0005】この無駄をなくすため、2つの巻き替え用
スプールを準備し、リールから一方の巻き替え用スプー
ルに巻き取った釣糸を、さらに他方の巻き替え用スプー
ルに巻き取り、こののちリールに巻き戻すことにより、
当初リールに巻き付けられていた釣糸の前後端の向きを
逆転させる、いわゆる逆巻き替え作業が一部でおこなわ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の逆巻き
替え作業は、2つの巻き替え用スプールを必要とし、か
つ長い釣糸をスプールに2回巻き取る必要もあり、巻き
替えに時間と手間がかかる問題がある。
【0007】そこで、この発明の課題は、短時間で簡単
に逆巻き替えができる釣糸巻き替え用スプールを提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の釣糸巻き替え用スプールは、円筒部の
外周面に、釣糸が巻き取られる凹溝を1条または複数条
に設け、この円筒部両軸端の側板部に、スプール回転用
の回転軸が挿通される中心孔を設けたスプールを、周方
向で扇形状に分割された複数のスプールブロックで形成
し、これらのスプールブロックを円筒状に突き合わせた
状態で、各スプールブロックを弾性力により一体に締め
付け結合する手段を設け、この弾性力により結合されて
円筒状となったスプールを拡径する手段を設け、前記各
スプールブロックの分割された円筒部に前記凹溝を横断
して開口する窓を設け、この分割された円筒部の内周側
に、前記各凹溝の幅に対応して軸方向に分割され、それ
ぞれ独立に弾性体により外方へ付勢されて、前記各分割
円筒部の内周面に押圧される円弧状のスライド板を配置
し、これらのスライド板の外周面に、前記各凹溝の窓に
スライド自在に嵌合し、各凹溝内に出退する突片を設
け、前記外方へ付勢された各スライド板を内方へ押し戻
し、前記各突片が各凹溝から退避した位置に保持する手
段を設けた構成を採用したものである。
【0009】すなわち、スプールに釣糸を巻き取る際
は、周方向で扇形状に分割したスプールブロックで形成
し、弾性力により一体に締め付け結合して円筒状とした
スプールを拡径するとともに、前記各スライド板を内方
へ押し戻して、各突片を各凹溝から退避した位置に保持
し、釣糸をリールに巻き戻す際は、拡径されたスプール
を縮径して、釣糸の巻き締まり力を緩和することによ
り、凹溝の底側に巻き付けられた釣糸の先端側の引き出
しを可能とし、かつ、前記各スライド板の押し戻し保持
を解除して、それぞれ独立に外方へ付勢された各スライ
ド板に設けた各突片を各凹溝内へ押し出させることによ
り、各凹溝からの釣糸先端側の巻き出しに伴ってルーズ
巻きとなる各凹溝内の釣糸に張りを与え、釣糸を絡ませ
ることなく、先端側からスムーズに巻き出せるようにし
たのである。
【0010】前記各スプールブロックを弾性力により一
体に締め付け結合する手段としては、前記各スプールブ
ロック両軸端の分割された側板部中心孔の外面側外周縁
に沿って、外径側へ開口する溝を設け、これらの両軸端
の溝に弾性リングを嵌め込んで各スプールブロックを締
め付け結合する方法を採用することができる。
【0011】前記円筒状となったスプールを拡径する手
段としては、前記各スプールブロック両軸端の分割され
た側板部中心孔の内周面に、軸方向両端側に向かって外
径側へ傾斜するテーパ面を設け、前記スプール回転用の
回転軸にスライド自在に嵌合され、前記両軸端の各側板
部に外方から押し当てられる押当板の内面側に、前記側
板部中心孔に嵌合するボスを設け、このボスの側面に前
記中心孔のテーパ面に係合するテーパ面を設け、前記各
押当板を各側板部に押し付けて、前記ボスを中心孔に差
し込むことにより、スプールを拡径する方法を採用する
ことができる。
【0012】前記各スライド板を内方へ押し戻し、前記
各突片が各凹溝から退避した位置に保持する手段として
は、前記各スプールブロック両軸端の側板部にクランク
軸を差し渡し、このクランク軸を前記各スプールブロッ
クの内周面に押圧される各スライド板の内周側に設けた
枠に通し、このクランク軸を回動させることにより、そ
のクランク部を前記各枠に係合させて各スライド板を内
方へ押し戻し、前記各枠に前記クランク部が押し当て保
持されるストッパ面を設け、前記各スライド板を押し戻
したクランク軸の回動位置で、前記クランク部を前記ス
トッパ面に押し当て保持する方法を採用することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この釣糸巻き替え用スプ
ールは、図1および図2に示すように、円筒部1の外周
面に4条の凹溝2が設けられ、円筒部1両端の側板部3
に中心孔4を有するプラスチック製のスプールが、半円
状に2分割された2つのスプールブロック5で形成さ
れ、分割された各側板部3の外面側に、中心孔4の外周
縁に沿って外向きに開口する溝6が設けられ、これらの
各溝6にゴムリング7が嵌め込まれ、ゴムリング7の弾
性力により2つのスプールブロック5が一体に締め付け
結合され、円筒状のスプールとなっている。なお、各ス
プールブロック5の分割端面には、位置決め用のピン8
と穴9が、互いに対向して設けられている。
【0014】前記分割された各側板部3の外側には、ス
プールスタンド10の回転軸11にスライド自在に嵌合
され、各側板部3に押し当てられる押当板12が設けら
れ、各押当板12の内面側に各側板部3の中心孔4に嵌
合するボス13が設けられている。各ボス13には先端
側に向かって縮径するテーパ面14が設けられ、このテ
ーパ面14が中心孔4の内周面に設けられたテーパ面1
5と係合するようになっている。したがって、回転軸1
1に螺着したナット16を締め込むことにより、各押当
板12が側板部3に押し付けられて、ボス13が中心孔
4に差し込まれ、両テーパ面14、15のくさび作用に
より、分割された円筒状のスプールが拡径される。
【0015】前記各スプールブロック5の分割された円
筒部1には、各凹溝2を横断して開口する窓17が、凹
溝2に沿って等しいピッチで設けられている。分割され
た円筒部1の内周側には、各凹溝2の幅に対応してスプ
ールの軸方向に分割された4つの円弧状のスライド板1
8が配置され、これらのスライド板18の外周面に、各
凹溝2の窓17にスライド自在に嵌合し、各凹溝2内に
出退する突片19が設けられている。なお、円筒部1の
内周面には、各スライド板18の両側端を案内する案内
板20が設けられている。
【0016】前記各スライド板18の内周側には枠21
が設けられ、各スプールブロック5の両端の側板部3に
差し渡されたクランク軸22が各枠21の中に通されて
いる。クランク軸22は、矩形板状で先端に丸みを付与
されたクランク部23が軸と直交して設けられており、
その両軸端部は、各側板部3の中心孔4縁に設けられた
切込み部24に回動自在に支持され、両軸端に設けられ
たレバー25で回動されるようになっている。
【0017】前記各スライド板18の枠21の内側に
は、中央部から一方向へ延びる直線状のクランク受け面
26が設けられ、クランク受け面26の中央側の端に
は、クランク受け面26と直交するストッパ面27が設
けられている。前記クランク軸22のクランク部23と
レバー25は、互いに逆向きに設けられ、図1および図
2に示すように、レバー25を倒した状態では、クラン
ク部23はクランク受け面26と平行に各枠21に納ま
り、レバー25を回動させることにより、クランク部2
3の先端がクランク受け面26と係合して、スライド板
18をスプールの内方に押し戻す。レバー25を90°
強回動させて、クランク部23をストッパ面27に押し
当てることにより、スライド板18はスプールの内方に
押し戻された位置に保持される。
【0018】前記各スライド板18の枠21の外側両端
には、他方のスプールブロック5側に配置されたスライ
ド板18と対向する突起28が設けられ、これらの対向
する突起28間にコイルばね29が装着されている。し
たがって、互いに対向する4組のスライド板18は、そ
れぞれ独立にコイルばね29により外方へ付勢され、前
記各突片19を各凹溝2内に押し出すようになってい
る。
【0019】図3および図4は、釣糸30をリール(図
示省略)から巻き取る状態を示す。まず、釣糸30の先
端を、一方の側板部3の外側面に設けられたフック31
に結び付け、前記ナット16を締め付けて、各押当板1
2のボス13を側板部3の中心孔4に差し込み、スプー
ルを1mm程度拡径するとともに、前記レバー25を9
0°強回動させて、各スライド板18をスプールの内方
に押し戻した位置にセットし、各突片19を各凹溝2内
から退避させる。
【0020】こののち、前記スプールスタンド10のハ
ンドル32を回して、釣糸30を凹溝2内に巻き取る。
釣糸30の長さに応じて、一つの凹溝2で足りない場合
は、順次隣の凹溝2に釣糸30を導き、巻き取りを続け
る。図1に示したように、スプールスタンド10には、
ボール33を介して回転軸11を押圧するテンション調
節ねじ34が取り付けられており、この調節ねじ34を
回すことにより、釣糸30の巻き取りテンションが適宜
調節される。巻き取りが完了した釣糸30の後端は、も
う一方の側板部3に設けられたフック35に結び付け
る。
【0021】図5および図6は、釣糸30をリールに巻
き戻す状態を示す。まず、前記ナット16を緩めて、ボ
ス13を中心孔4から抜き取るとともに、前記レバー2
5を倒して、各スライド板18の内方への押し戻しを解
除する。これにより、スプールは釣糸30の巻き締まり
力によってが縮径するとともに、前記各コイルばね29
で付勢されたスライド板18の各突片19が、各凹溝2
内に巻き付けられた釣糸30に押し当てられる。
【0022】つぎに、釣糸30の先端をフック31から
取り外して、釣糸30の先端側を凹溝2の底側から引き
出す。このとき、前記スプールの縮径によって、釣糸3
0の巻き締まり力が緩和されているので、釣糸30の先
端側はスムーズに引き出すことができる。こののち、引
き出した釣糸30の先端をリールに固着し、リールのハ
ンドル(図示省略)を回して、釣糸30をリールに巻き
戻す。前記テンション調節ねじ34は、この巻き戻しの
際のブレーキ調節の役割もする。
【0023】この巻き戻しの際には、図7(a)に示す
ように、各凹溝2内に巻き付けられた釣糸30の先端側
が溝底側から巻き出されるため、溝底と釣糸30の間に
空間が生じるが、前記コイルばね29で付勢されたスラ
イド板18の各突片19が凹溝2内に押し出されるの
で、巻き付けられた釣糸30の緩みが防止され、釣糸3
0が絡み合うことなくスムーズに巻き出される。
【0024】図7(b)に示すように、各スライド板1
8は、互いに対向する1組ずつが独立にコイルばね29
で付勢されているので、釣糸30が巻き出される凹溝2
の各突片19のみが凹溝2内に押し出され、各凹溝2内
の釣糸30は、それぞれ個別に緩みを防止される。
【0025】このようにしてリールに巻き戻された釣糸
は、その先後端の向きが巻き替え前の巻き付け状態と逆
転し、傷みのない当初後端側にあった釣糸の部分が先に
リールから巻き出されるようになり、釣糸の全長を満遍
なく使用することができる。
【0026】上述した実施形態では、スプールを周方向
に2つに分割したが、3つ以上に分割することもでき
る。分割されたスプールピースの結合には、ゴムリング
の替わりにリング状のコイルばね等を用いることもで
き、これらをスプールの円筒部に装着することもでき
る。
【0027】また、分割されたスプールを拡径する手段
としては、くさび作用をするテーパ面をスプールスタン
ドの回転軸に直接設ける方法や、スプールピースの分割
面間にくさびを差し込む方法等、種々の方法を採用する
ことができる。
【0028】さらに、スライド板を押し戻し保持する手
段に関しても、クランク軸を利用した回動方式の他に、
各スライド板に連結された軸を両側板部に差し渡し、こ
の軸をスプールの半径方向にスライドしてロックするス
ライド方式のもの等も採用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の釣糸巻き替え
用スプールは、スプールを周方向に分割したスプールブ
ロックで形成して拡縮可能とし、釣糸が巻き取られる各
凹溝内に溝底から出退する複数の突片を設けたので、リ
ールから釣糸を巻き取る際は、スプールを拡径するとと
もに、各突片を凹溝内から退避させ、釣糸をリールに巻
き戻す際は、拡径されたスプールを縮径して、釣糸の巻
き締まり力を緩和するとともに、各突片を凹溝内に押し
出して、各凹溝内の釣糸に張りを付与することができ、
各凹溝の底側に巻き付けられた釣糸の先端側を、絡み合
いを生じさせることなく、スムーズに巻き出すことがで
き、釣糸を短時間で簡単にリールへ逆巻き替えすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣糸巻き替え用スプールの実施形態を示す正面
断面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1の巻き替え用スプールで釣糸を巻き取る状
態を示す平面断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1の巻き替え用スプールで釣糸を巻き戻す状
態を示す平面断面図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【図7】a、bはそれぞれ釣糸を巻き戻す際の凹溝内を
拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 円筒部 2 凹溝 3 側板部 4 中心孔 5 スプールブロック 6 溝 7 ゴムリング 8 ピン 9 穴 10 スプールスタンド 11 回転軸 12 押当板 13 ボス 14、15 テーパ面 16 ナット 17 窓 18 スライド板 19 突片 20 案内板 21 枠 22 クランク軸 23 クランク部 24 切込み部 25 レバー 26 クランク受け面 27 ストッパ面 28 突起 29 コイルばね 30 釣糸 31 フック 32 ハンドル 33 ボール 34 調節ねじ 35 フック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部の外周面に、釣糸が巻き取られる
    凹溝を1条または複数条に設け、この円筒部両軸端の側
    板部に、スプール回転用の回転軸が挿通される中心孔を
    設けたスプールを、周方向で扇形状に分割された複数の
    スプールブロックで形成し、これらのスプールブロック
    を円筒状に突き合わせた状態で、各スプールブロックを
    弾性力により一体に締め付け結合する手段を設け、この
    弾性力により結合されて円筒状となったスプールを拡径
    する手段を設け、前記各スプールブロックの分割された
    円筒部に前記凹溝を横断して開口する窓を設け、この分
    割された円筒部の内周側に、前記各凹溝の幅に対応して
    軸方向に分割され、それぞれ独立に弾性体により外方へ
    付勢されて、前記各分割円筒部の内周面に押圧される円
    弧状のスライド板を配置し、これらのスライド板の外周
    面に、前記各凹溝の窓にスライド自在に嵌合し、各凹溝
    内に出退する突片を設け、前記外方へ付勢された各スラ
    イド板を内方へ押し戻し、前記各突片が各凹溝から退避
    した位置に保持する手段を設けた釣糸巻き替え用スプー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記各スプールブロックを弾性力により
    一体に締め付け結合する手段が、前記各スプールブロッ
    ク両軸端の分割された側板部中心孔の外面側外周縁に沿
    って、外径側へ開口する溝を設け、これらの両軸端の溝
    に弾性リングを嵌め込んで各スプールブロックを締め付
    け結合するものである請求項1に記載の釣糸巻き替え用
    スプール。
  3. 【請求項3】 前記円筒状となったスプールを拡径する
    手段が、前記各スプールブロック両軸端の分割された側
    板部中心孔の内周面に、軸方向両端側に向かって外径側
    へ傾斜するテーパ面を設け、前記スプール回転用の回転
    軸にスライド自在に嵌合され、前記両軸端の各側板部に
    外方から押し当てられる押当板の内面側に、前記側板部
    中心孔に嵌合するボスを設け、このボスの側面に前記中
    心孔のテーパ面に係合するテーパ面を設け、前記各押当
    板を各側板部に押し付けて、前記ボスを中心孔に差し込
    むことにより、スプールを拡径するものである請求項1
    または2に記載の釣糸巻き替え用スプール。
  4. 【請求項4】 前記各スライド板を内方へ押し戻し、前
    記各突片が各凹溝から退避した位置に保持する手段が、
    前記各スプールブロック両軸端の側板部にクランク軸を
    差し渡し、このクランク軸を前記各スプールブロックの
    内周面に押圧される各スライド板の内周側に設けた枠に
    通し、このクランク軸を回動させることにより、そのク
    ランク部を前記各枠に係合させて各スライド板を内方へ
    押し戻し、前記各枠に前記クランク部が押し当て保持さ
    れるストッパ面を設け、前記各スライド板を押し戻した
    クランク軸の回動位置で、前記クランク部を前記ストッ
    パ面に押し当て保持するものである請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の釣糸巻き替え用スプール。
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