JP2001027888A - 駆動回路および表示装置 - Google Patents

駆動回路および表示装置

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JP2001027888A
JP2001027888A JP20026599A JP20026599A JP2001027888A JP 2001027888 A JP2001027888 A JP 2001027888A JP 20026599 A JP20026599 A JP 20026599A JP 20026599 A JP20026599 A JP 20026599A JP 2001027888 A JP2001027888 A JP 2001027888A
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capacitive
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drive circuit
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茂雄 木子
Junpei Hashiguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要な電磁波の輻射を抑制することができる
駆動回路および表示装置を提供する。 【解決手段】 電圧クランプ部CL1により回収コンデ
ンサC1の電圧を電源端子V1の電圧Vsusの2分の
1より高い電圧に保持し、トランジスタQ3およびダイ
オードD1を介して回収コンデンサC1と回収コイルL
とを接続し、回収コイルLおよびパネル容量Cpによる
LC共振により、接地電位からVsusまで立ち上げ、
維持パルスPsuの立ち上がり部のエッジ部をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動パルスにより
容量性負荷を駆動するための駆動回路およびこの駆動回
路を用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容量性負荷を駆動する従来の駆動回路と
しては、例えば、プラズマディスプレイパネルのサステ
イン電極を駆動するサステインドライバが知られてい
る。
【0003】図11は、従来のサステインドライバの構
成を示す回路図である。図11に示すように、サステイ
ンドライバ400は、電力回収回路401およびスイッ
チSW11,SW12を含む。電力回収回路401の出
力端は、ノードN11に接続されている。スイッチSW
11は、電源端子V4とノードN11との間に接続さ
れ、スイッチSW12は、ノードN11と接地端子との
間に接続されている。電源端子V4には、電圧Vsus
が印加される。ノードN11は、例えば480本のサス
テイン電極に接続され、図11では、複数のサステイン
電極と接地端子との間の全容量に相当するパネル容量C
pが示されている。
【0004】電力回収回路401は、回収コンデンサC
11、回収コイルL11、スイッチSW21,SW22
およびダイオードD11,D12を含む。回収コンデン
サC11は、ノードN13と接地端子との間に接続され
ている。ノードN13とノードN12との間にスイッチ
SW21およびダイオードD11が直列に接続され、ノ
ードN12とノードN13との間にダイオードD12お
よびスイッチSW22が直列に接続されている。回収コ
イルL11は、ノードN12とノードN11との間に接
続されている。
【0005】図12は、図11のサステインドライバ4
00の放電維持期間の動作を示すタイミング図である。
図12には、図11のノードN11の電圧およびスイッ
チSW21,SW11,SW22,SW12の動作が示
される。
【0006】まず、期間Taにおいて、スイッチSW2
1がオンし、スイッチSW12がオフする。このとき、
スイッチSW11,SW22はオフしている。これによ
り、回収コイルL11およびパネル容量CpによるLC
共振により、ノードN11の電圧が緩やかに上昇する。
次に、期間Tbにおいて、スイッチSW21がオフし、
スイッチSW11がオンする。これにより、ノードN1
1の電圧が急激に上昇し、期間TcではノードN11の
電圧がVsusに固定される。
【0007】次に、期間Tdでは、スイッチSW11が
オフし、スイッチSW22がオンする。これにより、回
収コイルL11およびパネル容量CpによるLC共振に
より、ノードN11の電圧が緩やかに降下する。その
後、期間Teにおいて、スイッチSW22がオフし、ス
イッチSW12がオンする。これにより、ノードN11
の電圧が急激に降下し、接地電位に固定される。この動
作を放電維持期間において繰り返し行うことにより、複
数のサステイン電極に周期的な維持パルスPsuが印加
される。
【0008】上記のように、維持パルスPsuの立ち上
がり部分および立ち下がり部分は、電力回収回路401
の動作による期間Ta,TdのLC共振部とスイッチS
W11またはスイッチSW12のオン動作による期間T
b,Teのエッジ部e1,e2とで構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】通常、回収コンデンサ
C11の電圧すなわちノードN13の電圧は、Vsus
/2であり、理論的にはLC共振によりVsusまで立
ち上がる。しかしながら、電力回収回路401内の抵抗
成分、特に、回収コイルL11、ダイオードD11、ス
イッチSW21の抵抗成分によりエネルギー損失が発生
し、維持パルスはVsusまで立ち上がりきらない。こ
のため、上記のように電源端子V4の電圧によりVsu
sまで立ち上げられ、エッジ部e1が形成される。ま
た、同様の理由で維持パルスの立ち下がり部分にもエッ
ジ部e2が形成される。また、プラズマディスプレイパ
ネルのスキャンドライバの動作も上記と同様であり、同
様にエッジ部を有する維持パルスが複数のスキャン電極
に周期的に印加されている。
【0010】したがって、上記のように維持パルスにエ
ッジ部が形成されると、このエッジ部により不要な電磁
波の輻射が発生する。このような不要な電磁波の輻射
は、他の電子機器に電磁的な悪影響を及ぼす恐れがある
ため、この不要な電磁波の輻射を抑制することが望まれ
る。
【0011】本発明の目的は、不要な電磁波の輻射を抑
制することができる駆動回路およびその駆動回路を用い
た表示装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係る駆動回路は、第1の電位の状態と第2
の電位の状態とを交互に繰り返す駆動パルスを出力して
容量性負荷を駆動するための駆動回路であって、容量性
負荷に接続されるインダクタンス素子と、容量性負荷と
インダクタンス素子とのLC共振により第1の電位から
第2の電位まで駆動パルスを遷移させる遷移手段とを備
えるものである。
【0013】本発明に係る駆動回路は、容量性負荷とイ
ンダクタンス素子とのLC共振により第1の電位から第
2の電位まで駆動パルスを遷移させているので、駆動パ
ルスを第1の電位から第2の電位まで滑らかに遷移させ
ることができる。したがって、第1の電位から第2の電
位までの遷移期間中に不要なエッジ部を形成することが
なく、不要な電磁波の輻射が抑制される。
【0014】(2)第2の発明 第2の発明に係る駆動回路は、第1の発明に係る駆動回
路の構成において、第1の電位は低電位であり、第2の
電位は高電位であり、遷移手段は、容量性負荷とインダ
クタンス素子とのLC共振により駆動パルスを第1の電
位から第2の電位まで立ち上げる立ち上げ用遷移手段を
含むものである。
【0015】この場合、容量性負荷とインダクタンス素
子とのLC共振により第1の電位から第2の電位まで立
ち上げているので、駆動パルスを第1の電位から第2の
電位まで滑らかに立ち上げることができる。したがっ
て、第1の電位から第2の電位までの立ち上がり期間に
不要なエッジ部を形成することがなく、この期間の不要
な電磁波の輻射が抑制される。
【0016】(3)第3の発明 第3の発明に係る駆動回路は、第2の発明に係る駆動回
路の構成において、立ち上げ用遷移手段は、容量性負荷
とインダクタンス素子を介して電力を回収するための容
量性素子と、容量性素子のインダクタンス素子側の一端
の電位を第1の電位と第2の電位との中間の電位より高
い電位に保持する電位保持手段とを含むものである。
【0017】この場合、容量性素子の電位を第1の電位
と第2の電位との中間の電位より高い電位に保持するこ
とにより、駆動回路内の抵抗成分によるエネルギー損失
を補償して、駆動パルスを低電位から高電位まで滑らか
に立ち上げることができる。また、容量性素子により容
量性負荷へ電力を放出することができるとともに、容量
性素子により容量性負荷から電力を回収することがで
き、電力回収動作を行うことができる。
【0018】(4)第4の発明 第4の発明に係る駆動回路は、第3の発明に係る駆動回
路の構成において、電位保持手段は、所定の電位と容量
性素子との間に接続される一方向導通素子を含むもので
ある。
【0019】この場合、所定の電位を受ける一方向導通
素子を用い、簡略な回路構成で容量性素子の電位を第1
の電位と第2の電位との中間の電位より高い電位に保持
することができる。
【0020】(5)第5の発明 第5の発明に係る駆動回路は、第1の発明に係る駆動回
路の構成において、第1の電位は高電位であり、第2の
電位は低電位であり、遷移手段は、容量性負荷とインダ
クタンス素子とのLC共振により駆動パルスを第1の電
位から第2の電位まで立ち下げる立ち下げ用遷移手段を
含むものである。
【0021】この場合、容量性負荷とインダクタンス素
子とのLC共振により第1の電位から第2の電位まで立
ち下げているので、駆動パルスを第1の電位から第2の
電位まで滑らかに立ち下げることができる。したがっ
て、第1の電位から第2の電位までの立ち下がり期間に
不要なエッジ部を形成することがなく、この期間の不要
な電磁波の輻射が抑制される。
【0022】(6)第6の発明 第6の発明に係る駆動回路は、第5の発明に係る駆動回
路の構成において、立ち下げ用遷移手段は、容量性負荷
からインダクタンス素子を介して電力を回収するための
容量性素子と、容量性素子のインダクタンス素子側の一
端の電位を第1の電位と第2の電位との中間の電位より
低い電位に保持する電位保持手段とを含むものである。
【0023】この場合、容量性素子の電位を第1の電位
と第2の電位との中間の電位より低い電位に保持するこ
とにより、駆動回路内の抵抗成分によるエネルギー損失
を補償して、駆動パルスを高電位から低電位まで滑らか
に立ち下げることができる。また、容量性素子により容
量性負荷へ電力を放出することができるとともに、容量
性素子により容量性負荷から電力を回収することがで
き、電力回収動作を行うことができる。
【0024】(7)第7の発明 第7の発明に係る駆動回路は、第6の発明に係る駆動回
路の構成において、電位保持手段は、所定の電位と容量
性素子との間に接続される一方向導通素子を含むもので
ある。
【0025】この場合、所定の電位を受ける一方向導通
素子を用い、簡略な回路構成で容量性素子の電位を第1
の電位と第2の電位との中間の電位より低い電位に保持
することができる。
【0026】(8)第8の発明 第8の発明に係る駆動回路は、第1の発明に係る駆動回
路の構成において、第1の電位は低電位であり、第2の
電位は高電位であり、遷移手段は、容量性負荷とインダ
クタンス素子とのLC共振により駆動パルスを第1の電
位から第2の電位まで立ち上げ、容量性負荷とインダク
タンス素子とのLC共振により駆動パルスを第2の電位
から第1の電位まで立ち下げる立ち上げおよび立ち下げ
用遷移手段を含むものである。
【0027】この場合、容量性負荷とインダクタンス素
子とのLC共振により第1の電位から第2の電位までの
立ち上げおよび第2の電位から第1の電位までの立ち下
げを行っているので、駆動パルスを第1の電位と第2の
電位との間で滑らかに立ち上げおよび立ち下げることが
できる。したがって、立ち上がりおよび立ち下がり期間
ともに不要なエッジ部を形成することがなく、不要な電
磁波の輻射がより抑制される。
【0028】(9)第9の発明 第9の発明に係る駆動回路は、第8の発明に係る駆動回
路の構成において、立ち上げおよび立ち下げ用遷移手段
は、駆動パルスを第2の電位から第1の電位まで立ち下
げるときに一端がインダクタンス素子に接続され、容量
性負荷から電力を回収する第1の容量性素子と、一端が
第1の容量性素子の一端に接続され、駆動パルスを第1
の電位から第2の電位まで立ち上げるときに他端がイン
ダクタンス素子に接続される第2の容量性素子と、第2
の容量性素子の他端の電位を第1の電位と第2の電位と
の中間の電位よりも高い電位に保持する第1の電位保持
手段と、第1の容量性素子と第2の容量性素子との接続
点の電位を第1の電位と第2の電位との中間の電位より
も低い電位に保持する第2の電位保持手段とを含むもの
である。
【0029】この場合、第2の容量性素子の電位を第1
の電位と第2の電位との中間の電位より高い電位に保持
し、LC共振により駆動パルスを第1の電位から第2の
電位に滑らかに立ち上げることができるとともに、第1
の容量性素子の電位を第1の電位と第2の電位との中間
の電位より低い電位に保持し、LC共振により駆動パル
スを第2の電位から第1の電位に滑らかに立ち下げるこ
とができる。また、第1および第2の容量性素子により
容量性負荷へ電力を放出することができるとともに、第
1の容量性素子により容量性負荷から電力を回収するこ
とができ、電力回収動作を行うことができる。
【0030】(10)第10の発明 第10の発明に係る駆動回路は、第9の発明に係る駆動
回路の構成において、第1の電位保持手段は、所定の電
位と第2の容量性素子の他端との間に接続される第1の
一方向導通素子を含み、第2の電位保持手段は、第1の
容量性素子と第2の容量性素子との接続点と所定の電位
との間に接続される第2の一方向導通素子を含むもので
ある。
【0031】この場合、それぞれ所定の電位を受ける第
1および第2の一方向導通素子を用い、簡略な回路構成
で各容量性素子の電位を第1の電位と第2の電位との中
間の電位より高い電位および低い電位に保持することが
できる。
【0032】(11)第11の発明 第11の発明に係る駆動回路は、第9の発明に係る駆動
回路の構成において、第1の電位保持手段は、所定の電
位と第2の容量性素子の他端との間に直列に接続される
第1の一方向導通素子および第1のスイッチング素子を
含み、第2の電位保持手段は、第1の容量性素子と第2
の容量性素子との接続点と所定の電位との間に直列に接
続される第2の一方向導通素子および第2のスイッチン
グ素子を含み、第1および第2のスイッチング素子は、
容量性負荷とインダクタンス素子とのLC共振動作期間
以外の期間でオンされるものである。
【0033】この場合、それぞれ所定の電位を受ける第
1および第2の一方向導通素子を用い、簡略な回路構成
で各容量性素子の電位を第1の電位と第2の電位との中
間の電位より高い電位および低い電位に保持することが
できるとともに、LC共振動作期間以外の期間に各容量
性素子の電位を上昇または下降しているので、LC共振
動作期間すなわち電力回収期間に第1および第2の電位
保持手段の影響を受けることなく、電力回収期間の全期
間で電力回収動作を行うことができ、効率良く電力を回
収することができる。
【0034】(12)第12の発明 第12の発明に係る駆動回路は、第1〜第11のいずれ
かの発明に係る駆動回路の構成において、容量性負荷
は、プラズマディスプレイパネルの電極を含むものであ
る。
【0035】この場合、プラズマディスプレイパネルの
電極の駆動パルスを第1の電位から第2の電位まで滑ら
かに遷移させることができ、プラズマディスプレイパネ
ルからの不要な電磁波の輻射が抑制される。
【0036】(13)第13の発明 第13の発明に係る表示装置は、容量性負荷としての複
数の電極を含む表示パネルと、表示パネルの複数の電極
を駆動する第1〜12のいずれかの発明に係る駆動回路
とを備えるものである。
【0037】本発明に係る表示装置においては、表示パ
ネルの複数の電極を駆動しても、駆動回路から発生され
る不要な電磁波の輻射が抑制されるので、表示装置から
発生される不要な電磁波の輻射を抑制することができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明による駆動回路の一
例として、プラズマディスプレイ装置に用いられるサス
テインドライバについて説明する。なお、本発明の駆動
回路は、容量性負荷を駆動するものであれば、他の装置
にも同様に適用することができ、たとえば、プラズマデ
ィスプレイパネル、液晶ディスプレイ、エレクトロルミ
ネッセンスディスプレイ等の表示装置の駆動回路に適用
できる。また、本発明の駆動回路をプラズマディスプレ
イパネルに用いる場合は、AC型、DC型等のいずれの
プラズマディスプレイパネルの駆動回路にも適用でき、
アドレス電極、サステイン電極およびスキャン電極のい
ずれの駆動回路にも適用できるが、サステイン電極およ
びスキャン電極の駆動回路に好適に用いることができ
る。
【0039】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態によるサステインドライバについて図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態によるサステインドライバを用いたプラズマディス
プレイ装置の構成を示すブロック図である。
【0040】図1のプラズマディスプレイ装置は、PD
P(プラズマディスプレイパネル)1、データドライバ
2、スキャンドライバ3、複数のスキャンドライバIC
(回路)3aおよびサステインドライバ4を含む。
【0041】PDP1は、複数のアドレス電極(データ
電極)11、複数のスキャン電極(走査電極)12およ
び複数のサステイン電極(維持電極)13を含む。複数
のアドレス電極11は、画面の垂直方向に配列され、複
数のスキャン電極12および複数のサステイン電極13
は、画面の水平方向に配列されている。また、複数のサ
ステイン電極13は、共通に接続されている。アドレス
電極11、スキャン電極12およびサステイン電極13
の各交点には、放電セルが形成され、各放電セルが画面
上の画素を構成する。
【0042】データドライバ2は、PDP1の複数のア
ドレス電極11に接続されている。複数のスキャンドラ
イバIC3aは、スキャンドライバ3に接続されてい
る。各スキャンドライバIC3aには、PDP1の複数
のスキャン電極12が接続されている。サステインドラ
イバ4は、PDP1の複数のサステイン電極13に接続
されている。
【0043】データドライバ2は、書き込み期間におい
て、画像データに応じてPDP1の該当するアドレス電
極11に書き込みパルスを印加する。複数のスキャンド
ライバIC3aは、スキャンドライバ3により駆動さ
れ、書き込み期間において、シフトパルスSHを垂直走
査方向にシフトしつつPDP1の複数のスキャン電極1
2に書き込みパルスを順に印加する。これにより、該当
する放電セルにおいてアドレス放電が行われる。
【0044】また、複数のスキャンドライバIC3a
は、維持期間において、周期的な維持パルスをPDP1
の複数のスキャン電極12に印加する。一方、サステイ
ンドライバ4は、維持期間において、PDP1の複数の
サステイン電極13にスキャン電極12の維持パルスに
対して180°位相のずれた維持パルスを同時に印加す
る。これにより、該当する放電セルにおいて維持放電が
行われる。
【0045】図2は、図1のPDP1におけるスキャン
電極12およびサステイン電極13の駆動電圧の一例を
示すタイミング図である。
【0046】初期化および書き込み期間には、複数のス
キャン電極12に初期セットアップパルスPsetが同
時に印加される。その後、複数のスキャン電極12に書
き込みパルスPwが順に印加される。これにより、PD
P1の該当する放電セルにおいてアドレス放電が起こ
る。
【0047】次に、維持期間において、複数のスキャン
電極12に維持パルスPscが周期的に印加され、複数
のサステイン電極13に維持パルスPsuが周期的に印
加される。維持パルスPsuの位相は、維持パルスPs
cの位相に対して180°ずれている。これにより、ア
ドレス放電に続いて維持放電が起こる。
【0048】次に、本発明の第1の実施の形態である図
1に示すサステインドライバ4についてさらに詳細に説
明する。図3は、本発明の第1の実施の形態の図1に示
すサステインドライバ4の構成を示す回路図である。
【0049】図3のサステインドライバ4は、電力回収
回路41およびスイッチング素子であるnチャネル型の
FET(電界効果型トランジスタ、以下トランジスタと
称す)Q1,Q2を含む。電力回収回路41の出力端
は、ノードN1に接続されている。トランジスタQ1
は、一端が電源端子V1に接続され、他端がノードN1
に接続され、ゲートには制御信号S1が入力される。ト
ランジスタQ2は、一端がノードN1に接続され、他端
が接地端子に接続され、ゲートには制御信号S2が入力
される。電源端子V1には、電圧Vsusが印加され
る。
【0050】ノードN1は、例えば480本のサステイ
ン電極13に接続されているが、図3では、複数のサス
テイン電極13と接地端子との間の全容量に相当するパ
ネル容量Cpが示されている。なお、この点に関して
は、以下の他の実施の形態によるサステインドライバに
ついても同様である。
【0051】電力回収回路41は、回収コンデンサC
1、回収コイルL、スイッチング素子であるnチャネル
型のFET(電界効果型トランジスタ、以下トランジス
タと称す)Q3,Q4、ダイオードD1,D2および電
圧クランプ部CL1を含む。電圧クランプ部CL1は、
ダイオードD3を含む。
【0052】回収コンデンサC1は、ノードN3と接地
端子との間に接続されている。ダイオードD3のアノー
ドは、電源端子V2に接続され、ダイオードD3のカソ
ードは、ノードN3に接続されている。電源端子V2に
は、電源端子V1の電圧Vsusの2分の1より高い電
圧Vbが印加される。トランジスタQ3およびダイオー
ドD1は、ノードN3とノードN2との間に直列に接続
されている。ダイオードD2およびトランジスタQ4
は、ノードN2とノードN3との間に直列に接続されて
いる。トランジスタQ3のゲートには、制御信号S3が
入力され、トランジスタQ4のゲートには制御信号S4
が入力される。回収コイルLは、ノードN2とノードN
1との間に接続されている。
【0053】本実施の形態では、回収コイルLがインダ
クタンス素子に相当し、トランジスタQ3,Q4、ダイ
オードD1,D2、回収コンデンサC1および電圧クラ
ンプ部CL1が遷移手段または立ち上げ用遷移手段に相
当する。また、回収コンデンサC1が容量性素子に相当
し、電圧クランプ部CL1が電位保持手段に相当し、ダ
イオードD3が一方向導通素子に相当する。
【0054】図4は、図3に示すサステインドライバ4
の放電維持期間の動作を示すタイミング図である。図4
には、図3のノードN1の電圧およびトランジスタQ1
〜Q4に入力される制御信号S1〜S4が示される。
【0055】まず、期間TAにおいて、制御信号S2が
ローレベルになりトランジスタQ2がオフし、制御信号
S3がハイレベルになりトランジスタQ3がオンする。
このとき、制御信号S1はローレベルにありトランジス
タQ1はオフし、制御信号S4はローレベルにありトラ
ンジスタQ4はオフしている。したがって、回収コンデ
ンサC1がトランジスタQ3およびダイオードD1を介
して回収コイルLに接続され、回収コイルLおよびパネ
ル容量CpによるLC共振により、ノードN1の電圧が
滑らかに上昇する。
【0056】ここで、電源端子V2の電圧Vbは、回収
コイルL、ダイオードD1およびトランジスタQ3等の
抵抗成分を考慮し、電源端子V1の電圧Vsusの2分
の1より高い値に設定され、例えば、Vsusが約20
0Vの場合、Vbは約110〜130Vに設定されてい
る。したがって、電圧クランプ部CL1によりノードN
3の電圧がVsus/2より高くなり、サステインドラ
イバ4内の抵抗成分によるエネルギー損失が補償され、
LC共振によりノードN1の電圧がVsusまで上昇す
る。
【0057】また、このとき、回収コンデンサC1の電
荷がトランジスタQ3、ダイオードD1および回収コイ
ルLを介してパネル容量Cpへ放出される。ここで、ノ
ードN3の電圧はやや降下するが、電圧クランプ部CL
1によりVbにクランプされているため、Vbより降下
することはない。
【0058】次に、期間TBにおいて、制御信号S1が
ハイレベルになりトランジスタQ1がオンし、制御信号
S3がローレベルになりトランジスタQ3がオフする。
このとき、ノードN1の電圧はすでにVsusまで上昇
しており、電源端子V1によりノードN1の電圧がVs
usに固定される。
【0059】次に、期間TCにおいて、制御信号S1が
ローレベルになりトランジスタQ1がオフし、制御信号
S4がハイレベルになりトランジスタQ4がオンする。
したがって、回収コンデンサC1がダイオードD2およ
びトランジスタQ4を介して回収コイルLに接続され、
回収コイルLおよびパネル容量CpによるLC共振によ
り、ノードN1の電圧が緩やかに降下する。このとき、
ノードN3の電圧は、Vsus/2より高い電圧Vbに
設定されてるため、接地電位までは下がらない。
【0060】また、このとき、パネル容量Cpに蓄えら
れた電荷は、回収コイルL、ダイオードD2およびトラ
ンジスタQ4を介して回収コンデンサC1に蓄えられ
る。したがって、ノードN3の電圧がやや上昇し、回収
コンデンサ1による回収動作が行われる。
【0061】次に、期間TDにおいて、制御信号S2が
ハイレベルになりトランジスタQ2がオンし、制御信号
S4がローレベルになりトランジスタQ4がオフする。
したがって、ノードN1が接地端子に接続され、ノード
N1の電圧が急激に降下し、接地電位に固定される。
【0062】上記の動作を放電維持期間において繰り返
し行うことにより、立ち上がり部にエッジ部のない周期
的な維持パルスPsuを複数のサステイン電極13に印
加することができるとともに、期間TAにおいて電力を
放出し、期間TCにおいて電力を回収することができ
る。したがって、本実施の形態では、維持パルスの立ち
上がり期間に不要なエッジ部を形成することなく、この
期間の不要な電磁波の輻射を抑制することができるとと
もに、電力を回収することも可能となる。
【0063】なお、上記のようにLC共振により維持パ
ルスをVsusまで立ち上げる場合、サステイン電極1
3に十分な電流を流すことができない可能性があるが、
この期間に十分な電流が流せなくとも、維持パルスの立
ち下がり時に放電が行われる場合、放電現象には全く影
響を与えない。したがって、本実施の形態では、維持パ
ルスの立ち下がり時に放電が行われる場合、放電現象に
影響を与えることなく、上記の効果を得ることができ
る。
【0064】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態によるサステインドライバについて図面を
参照しながら説明する。図5は、本発明の第2の実施の
形態によるサステインドライバの構成を示す回路図であ
る。なお、図5に示すサステインドライバも図3に示す
サステインドライバと同様に図1に示すプラズマディス
プレイ装置に適用することができる。
【0065】図5に示すサステインドライバ4aと図3
に示すサステインドライバ4とで異なる点は、電力回収
回路41が電力回収回路41aに変更されることによ
り、電圧クランプ部CL1がノードN3の電圧をVsu
s/2より低い電圧Vaに保持する電圧クランプ部CL
2に変更された点であり、その他の点は図3に示すサス
テインドライバと同様であるので、同一部分には同一符
号を付し詳細な説明を省略し、以下異なる部分について
のみ詳細に説明する。
【0066】図5に示すように、電圧クランプ部CL2
は、ノードN3に接続される。電圧クランプ部CL2
は、ダイオードD4を含む。ダイオードD4のカソード
は、電源端子V3に接続され、ダイオードD4のアノー
ドは、ノードN3に接続される。電源端子V3には、電
源端子V1の電圧Vsusの2分の1より低い電圧Va
が印加される。
【0067】本実施の形態では、回収コイルLがインダ
クタンス素子に相当し、トランジスタQ3,Q4、ダイ
オードD1,D2、回収コンデンサC1および電圧クラ
ンプ部CL2が遷移手段または立ち下げ用遷移手段に相
当する。また、回収コンデンサC1が容量性素子に相当
し、電圧クランプ部CL2が電位保持手段に相当し、ダ
イオードD4が一方向導通素子に相当する。
【0068】図6は、図5のサステインドライバ4aの
放電維持期間の動作を示すタイミング図である。図6に
は、図5のノードN1の電圧およびトランジスタQ1〜
Q4へ入力される制御信号S1〜S4が示される。
【0069】まず、期間TAにおいて、制御信号S2が
ローレベルになりトランジスタQ2がオフし、制御信号
S3がハイレベルになりトランジスタQ3がオンする。
このとき、制御信号S1はローレベルにありトランジス
タQ1はオフし、制御信号S4はローレベルにありトラ
ンジスタQ4はオフしている。したがって、回収コンデ
ンサC1がトランジスタQ3およびダイオードD1を介
して回収コイルLに接続され、回収コイルLおよびパネ
ル容量CpによるLC共振により、ノードN1の電圧が
緩やかに上昇する。このとき、ノードN1の電圧は、回
路内の抵抗成分によるエネルギー損失の影響を受け、V
susまでは上昇しない。
【0070】また、このとき、回収コンデンサC1の電
荷がトランジスタQ3、ダイオードD1および回収コイ
ルLを介してパネル容量Cpへ放出され、ノードN3の
電圧はやや降下する。
【0071】次に、期間TBにおいて、制御信号S1が
ハイレベルになりトランジスタQ1がオンし、制御信号
S3がローレベルになりトランジスタQ3がオフする。
したがって、電源端子V1によりノードN1の電圧が急
激に上昇し、ノードN1の電圧がVsusに固定され
る。
【0072】次に、期間TCにおいて、制御信号S1が
ローレベルになりトランジスタQ1がオフし、制御信号
S4がハイレベルになりトランジスタQ4がオンする。
したがって、回収コンデンサC1がダイオードD2およ
びトランジスタQ4を介して回収コイルLに接続され、
回収コイルLおよびパネル容量CpによるLC共振によ
り、ノードN1の電圧が滑らかに降下する。
【0073】ここで、電源端子V3の電圧Vaは、回収
コイルL、ダイオードD2およびトランジスタQ4等の
抵抗成分を考慮し、電源端子V1の電圧Vsusの2分
の1より低い値に設定され、例えば、Vsusが約20
0Vの場合、Vaは約70〜90Vに設定されている。
したがって、電圧クランプ部CL2によりノードN3の
電圧がVsus/2より低くなり、サステインドライバ
4内の抵抗成分によるエネルギー損失が補償され、LC
共振によりノードN1の電圧が接地電位まで立ち下が
る。
【0074】また、このとき、パネル容量Cpに蓄えら
れた電荷は、回収コイルL、ダイオードD2およびトラ
ンジスタQ4を介して回収コンデンサC1に蓄えられ、
電力の回収動作が行われる。ここで、ノードN3の電圧
はやや上昇するが、電圧クランプ部CL2によりVaに
クランプされているため、Vaより上昇することはな
い。
【0075】次に、期間TDにおいて、制御信号S2が
ハイレベルになりトランジスタQ2がオンし、制御信号
S4がローレベルになりトランジスタQ4がオフする。
したがって、ノードN1が接地端子に接続され、ノード
N1の電圧はそのまま接地電位に固定される。
【0076】上記の動作を放電維持期間において繰り返
し行うことにより、立ち下がり部にエッジ部のない周期
的な維持パルスPsuを複数のサステイン電極13に印
加することができるとともに、期間TAにおいて電力を
放出し、期間TCにおいて電力を回収することができ
る。したがって、本実施の形態では、維持パルスの立ち
下がり期間に不要なエッジ部を形成することなく、この
期間の不要な電磁波の輻射を抑制することができるとと
もに、電力を回収することも可能となる。
【0077】なお、上記のようにLC共振により維持パ
ルスを接地電位まで立ち下げる場合、サステイン電極1
3に十分な電流を流すことができない可能性があるが、
この期間に十分な電流が流せなくとも、維持パルスの立
ち上がり時に放電が行われる場合、放電現象には全く影
響を与えない。したがって、本実施の形態では、維持パ
ルスの立ち上がり時に放電が行われる場合、放電現象に
影響を与えることなく、上記の効果を得ることができ
る。
【0078】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態によるサステインドライバについて図面を
参照しながら説明する。図7は、本発明の第3の実施の
形態によるサステインドライバの構成を示す回路図であ
る。なお、図7に示すサステインドライバも図3に示す
サステインドライバと同様に図1に示すプラズマディス
プレイ装置に適用することができる。
【0079】図7に示すサステインドライバ4bと図3
に示すサステインドライバ4とで異なる点は、電力回収
回路41が電力回収回路41bに変更されることによ
り、ノードN3と回収コンデンサC1との間に回収コン
デンサC2が付加され、回収コンデンサC1と回収コン
デンサC2との間のノードN4に電圧クランプ部CL2
が付加された点であり、その他の点は図3に示すサステ
インドライバと同様であるので、同一部分には同一符号
を付し詳細な説明を省略し、以下異なる部分についての
み詳細に説明する。
【0080】図7に示すように、回収コンデンサC2
は、ノードN3とノードN4との間に接続される。電圧
クランプ部CL2は、ノードN4に接続される。電圧ク
ランプ部CL2の構成は、図5に示す電圧クランプ部C
L2と同様である。
【0081】本実施の形態では、回収コイルLがインダ
クタンス素子に相当し、トランジスタQ3,Q4、ダイ
オードD1,D2、回収コンデンサC1,C2および電
圧クランプ部CL1,CL2が遷移手段または立ち上げ
および立ち下げ用遷移手段に相当する。また、回収コン
デンサC1が第1の容量性素子に相当し、回収コンデン
サC2が第2の容量性素子に相当し、電圧クランプ部C
L1が第1の電位保持手段に相当し、電圧クランプ部C
L2が第2の電位保持手段に相当し、ダイオードD3が
第1の一方向導通素子に相当し、ダイオードD4が第2
の一方向導通素子に相当する。
【0082】図8は、図7に示すサステインドライバ4
bの放電維持期間の動作を示すタイミング図である。図
8には、図7のノードN1の電圧およびトランジスタQ
1〜Q4に入力される制御信号S1〜S4が示される。
【0083】まず、期間TAにおいて、制御信号S2が
ローレベルになりトランジスタQ2がオフし、制御信号
S3がハイレベルになりトランジスタQ3がオンする。
このとき、制御信号S1はローレベルにありトランジス
タQ1はオフし、制御信号S4はローレベルにありトラ
ンジスタQ4はオフしている。したがって、回収コンデ
ンサC2がトランジスタQ3およびダイオードD1を介
して回収コイルLに接続され、回収コイルLおよびパネ
ル容量CpによるLC共振により、ノードN1の電圧が
滑らかに上昇する。
【0084】ここで、第1の実施の形態と同様に、電源
電圧V2の電圧Vbは、回路内の抵抗成分を考慮し、電
源端子V1の電圧Vsusの2分の1より高い値に設定
されている。したがって、サステインドライバ4b内の
抵抗成分によるエネルギー損失が補償され、LC共振に
よりノードN1の電圧がVsusまで上昇する。
【0085】また、このとき、回収コンデンサC1,C
2の電荷がトランジスタQ3、ダイオードD1および回
収コイルLを介してパネル容量Cpへ放出される。
【0086】次に、期間TBにおいて、制御信号S1が
ハイレベルになりトランジスタQ1がオンし、制御信号
S3がローレベルになりトランジスタQ3がオフする。
このとき、ノードN1の電圧はすでにVsusまで上昇
しており、電源端子V1によりノードN1の電圧がその
ままVsusに固定される。
【0087】次に、期間TCにおいて、制御信号S1が
ローレベルになりトランジスタQ1がオフし、制御信号
S4がハイレベルになりトランジスタQ4がオンする。
したがって、回収コンデンサC1がトランジスタQ4お
よびダイオードD2を介して回収コイルLに接続され、
回収コイルLおよびパネル容量CpによるLC共振によ
り、ノードN1の電圧が滑らかに降下する。
【0088】ここで、第2の実施の形態と同様に、電源
端子V3の電圧Vaは、回路内の抵抗成分を考慮し、電
源端子V1の電圧Vsusの2分の1より低い値に設定
されている。したがって、サステインドライバ4b内の
抵抗成分によるエネルギー損失が補償され、LC共振に
よりノードN1の電圧が接地電位まで降下する。
【0089】また、このとき、パネル容量Cpに蓄えら
れた電荷は、回収コイルL、ダイオードD2およびトラ
ンジスタQ4を介して回収コンデンサC1に蓄えられ、
電力の回収動作が行われる。
【0090】次に、期間TDにおいて、制御信号S2が
ハイレベルになりトランジスタQ2がオンし、制御信号
S4がローレベルになりトランジスタQ4がオンする。
したがって、ノードN1が接地端子に接続され、ノード
N1の電圧はそのまま接地電位に固定される。
【0091】上記の動作を放電維持期間において繰り返
し行うことにより、立ち上がり部および立ち下がり部に
エッジ部のない周期的な維持パルスPsuを複数のサス
テイン電極13に印加することができるとともに、期間
TAにおいて電力を放出し、期間TCにおいて電力を回
収することができる。したがって、本実施の形態では、
維持パルスに不要なエッジ部を形成することなく、不要
な電磁波の輻射を抑制することができるとともに、電力
を回収することも可能となる。
【0092】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態によるサステインドライバについて図面を
参照しながら説明する。図9は、本発明の第4の実施の
形態によるサステインドライバの構成を示す回路図であ
る。なお、図9に示すサステインドライバも図3に示す
サステインドライバと同様に図1に示すプラズマディス
プレイ装置に適用することができる。
【0093】図9に示すサステインドライバ4cと図7
に示すサステインドライバ4bとで異なる点は、電力回
収回路41bが電力回収回路41cに変更されることに
より、電源端子V2,V3とダイオードD3,D4との
間にスイッチング素子であるnチャネル型のFET(電
界効果型トランジスタ、以下トランジスタと称する)Q
5,Q6がそれぞれ付加された点であり、その他の点は
図7に示すサステインドライバと同様であるので、同一
部分には同一符号を付し詳細な説明を省略し、以下異な
る部分についてのみ詳細に説明する。
【0094】図9に示すように、電圧クランプ部CL3
は、ノードN3に接続され、電圧クランプ部CL4は、
ノードN4に接続される。電圧クランプ部CL3は、ト
ランジスタQ5およびダイオードD3を含み、電圧クラ
ンプ部CL4はトランジスタQ6およびダイオードD4
を含む。トランジスタQ5は、電源端子V2とダイオー
ドD3との間に接続され、トランジスタQ6は、電源端
子V3とダイオードD4との間に接続される。トランジ
スタQ5のゲートには、制御信号S5が入力され、トラ
ンジスタQ6のゲートには、制御信号S6が入力され
る。
【0095】本実施の形態では、回収コイルLがインダ
クタンス素子に相当し、トランジスタQ3,Q4、ダイ
オードD1,D2、回収コンデンサC1,C2および電
圧クランプ部CL3,CL4が遷移手段または立ち上げ
および立ち下げ用遷移手段に相当する。また、回収コン
デンサC1が第1の容量性素子に相当し、回収コンデン
サC2が第2の容量性素子に相当し、電圧クランプ部C
L3が第1の電位保持手段に相当し、電圧クランプ部C
L4が第2の電位保持手段に相当する。また、ダイオー
ドD3が第1の一方向導通素子に相当し、ダイオードD
4が第2の一方向導通素子に相当し、トランジスタQ5
が第1のスイッチング素子に相当し、トランジスタQ6
が第2のスイッチング素子に相当する。
【0096】図10は、図9に示すサステインドライバ
4cの放電維持期間の動作を示すタイミング図である。
図10には、図9のノードN1,N3,N4の電圧およ
びトランジスタQ1〜Q6に入力される制御信号S1〜
S6が示される。
【0097】まず、期間TAにおいて、制御信号S2が
ローレベルになりトランジスタQ2がオフし、制御信号
S3がハイレベルになりトランジスタQ3がオンし、制
御信号S5がローレベルになりトランジスタQ5がオフ
し、制御信号S6がローレベルになりトランジスタQ6
がオフする。このとき、制御信号S1はローレベルにあ
りトランジスタQ1はオフし、制御信号S4はローレベ
ルにありトランジスタQ4がオフしている。したがっ
て、回収コンデンサC2がトランジスタQ3およびダイ
オードD1を介して回収コイルLに接続され、回収コイ
ルLおよびパネル容量CpによるLC共振により、ノー
ドN1の電圧が滑らかに上昇する。
【0098】ここで、ノードN3の電圧は、後述するよ
うに、期間TAの前(期間TD)において電圧クランプ
部CL3に接続されていたため、期間TAの初期時には
電源端子V1の電圧Vsusの2分の1よりも高いVb
に設定されている。したがって、第3の実施の形態と同
様に、サステインドライバ4c内の抵抗成分によるエネ
ルギー損失が補償され、LC共振によりノードN1の電
圧がVsusまで上昇する。
【0099】また、このとき、回収コンデンサC1,C
2の電荷がトランジスタQ3、ダイオードD1および回
収コイルLを介してパネル容量Cpへ放出され、ノード
N3,N4の電圧が降下する。ここで、回収コンデンサ
C1,C2の容量が同じ場合、ノードN3の電圧の降下
量は、ノードN4の電圧の降下量の2倍になり、ノード
N3,N4の電圧は、図10に示すように、期間TAの
全期間において降下する。このように、本実施の形態で
は、電圧クランプ部CL3,CL4が回収コンデンサC
1,C2に接続されていないため、電圧クランプ部CL
3,CL4の影響を受けることなく、期間TAの全期間
で回収コンデンサC1,C2から電荷の放出が行われ
る。
【0100】次に、期間TBにおいて、制御信号S1が
ハイレべルになりトランジスタQ1がオンし、制御信号
S3がローレべルになりトランジスタQ3がオフする。
このとき、ノードN1の電圧はすでにVsusまで上昇
しており、電源端子V1によりノードN1の電圧がVs
usに固定される。また、このとき、トランジスタQ
5,Q6がオフしているため、ノードN3,N4の電圧
はそのまま維持される。
【0101】次に、期間TCにおいて、制御信号S1が
ローレベルになりトランジスタQ1がオフし、制御信号
S4がハイレベルになりトランジスタQ4がオンする。
したがって、回収コンデンサC1がトランジスタQ4お
よびダイオードD2を介して回収コイルLに接続され、
回収コイルLおよびパネル容量CpによるLC共振によ
り、ノードN1の電圧が滑らかに降下する。
【0102】ここで、ノードN4の電圧は、後述するよ
うに、期間TDにおいて電圧クランプ部CL4に接続さ
れ、期間TAにおいて電荷の放出が行われたため、期間
TCの初期時には電源端子V1の電圧Vsusの2分の
1よりも低いVaよりやや低い電圧に設定されている。
したがって、第3の実施の形態と同様に、サステインド
ライバ4c内の抵抗成分によるエネルギー損失が補償さ
れ、LC共振によりノードN1の電圧が接地電位まで降
下する。
【0103】また、このとき、パネル容量Cpに蓄積さ
れた電荷は、回収コイルL、ダイオードD2およびトラ
ンジスタQ4を介して回収コンデンサC1に蓄えられ
る。したがって、図10に示すように、ノードN4の電
圧が期間TCの全期間において上昇し、これに伴いノー
ドN3の電圧が同様に上昇する。このように、本実施の
形態では、電圧クランプ部CL3,CL4が回収コンデ
ンサC1,C2に接続されていないため、電圧クランプ
部CL3,CL4の影響を受けることなく、期間TCの
全期間で回収コンデンサC1により電力を回収すること
ができる。
【0104】次に、期間TDにおいて、制御信号S2が
ハイレベルになりトランジスタQ2がオンし、制御信号
S4がローレベルになりトランジスタQ4がオフし、制
御信号S5がハイレベルになりトランジスタQ5がオン
し、制御信号S6がハイレベルになりトランジスタQ6
がオンする。したがって、ノードN1が接地端子に接続
され、ノードN1の電圧はそのまま接地電位に固定され
る。また、ノードN3の電圧は、電圧クランプ部CL3
によりVbに上昇され、ノードN4の電圧は、電圧クラ
ンプ部CL4によりVaに降下され、この状態が維持さ
れる。なお、トランジスタQ5,Q6は、期間TD中に
ゆっくりオンまたはオフすればよいので、トランジスタ
Q5,Q6のスイッチング速度を遅くすることができ
る。したがって、トランジスタQ5,Q6のピーク電流
を下げることができ、このときの電磁波の発生を抑制す
ることができる。
【0105】上記の動作を放電維持期間において繰り返
し行うことにより、立ち上がり部および立ち下がり部に
エッジ部のない周期的な維持パルスPsuを複数のサス
テイン電極13に印加することができるとともに、期間
TAにおいて電力を放出し、期間TCにおいて電力を回
収することができる。
【0106】したがって、本実施の形態では、維持パル
スに不要なエッジ部を形成することなく、不要な電磁波
の輻射を抑制することができるとともに、電力を回収す
ることも可能となる。さらに、LC共振動作期間すなわ
ち電力回収期間は、電圧クランプ部CL3,CL4を回
収コンデンサC1,C2に接続していないので、電圧ク
ランプ部CL3,CL4の影響を受けることなく、期間
TAの全期間で電力を放出し、期間TCで全期間で電力
を回収しているので、効率よく電力を回収することがで
きる。
【0107】なお、上記の各実施の形態では、駆動回路
の一例としてサステインドライバについて説明したが、
スキャンドライバ等についても上記と同様にして本発明
を適用することができ、その場合も同様の効果を得るこ
とができる。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、容量性負荷とインダク
タンス素子とのLC共振により第1の電位から第2の電
位まで駆動パルスを遷移させているので、遷移期間中に
不要なエッジ部を形成することなく、不要な電磁波の輻
射を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のサステインドライ
バを用いたプラズマディスプレイ装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】図1のPDPにおけるスキャン電極およびサス
テイン電極の駆動電圧の一例を示すタイミング図
【図3】本発明の第1の実施の形態によるサステインド
ライバの構成を示す回路図
【図4】図3に示すサステインドライバの放電維持期間
の動作を示すタイミング図
【図5】本発明の第2の実施の形態によるサステインド
ライバの構成を示す回路図
【図6】図5に示すサステインドライバの放電維持期間
の動作を示すタイミング図
【図7】本発明の第3の実施の形態によるサステインド
ライバの構成を示す回路図
【図8】図7に示すサステインドライバの放電維持期間
の動作を示すタイミング図
【図9】本発明の第4の実施の形態によるサステインド
ライバの構成を示す回路図
【図10】図9に示すサステインドライバの放電維持期
間の動作を示すタイミング図
【図11】従来のサステインドライバの構成を示す回路
【図12】図11に示すサステインドライバの放電維持
期間の動作を示すタイミング図
【符号の説明】
1 PDP 2 データドライバ 3 スキャンドライバ 3a スキャンドライバIC 4,4a〜4c サステインドライバ 11 アドレス電極 12 スキャン電極 13 サステイン電極 41,41a〜41c 電力回収回路 C1,C2 回収コンデンサ CL1〜CL4 電圧クランプ部 D1〜D4 ダイオード L 回収コイル Q1〜Q6 電界効果型トランジスタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電位の状態と第2の電位の状態と
    を交互に繰り返す駆動パルスを出力して容量性負荷を駆
    動するための駆動回路であって、 前記容量性負荷に接続されるインダクタンス素子と、 前記容量性負荷と前記インダクタンス素子とのLC共振
    により前記第1の電位から前記第2の電位まで駆動パル
    スを遷移させる遷移手段とを備えることを特徴とする駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の電位は、低電位であり、 前記第2の電位は、高電位であり、 前記遷移手段は、前記容量性負荷と前記インダクタンス
    素子とのLC共振により前記駆動パルスを前記第1の電
    位から前記第2の電位まで立ち上げる立ち上げ用遷移手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記立ち上げ用遷移手段は、 前記容量性負荷から前記インダクタンス素子を介して電
    力を回収するための容量性素子と、 前記容量性素子の前記インダクタンス素子側の一端の電
    位を前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位よ
    り高い電位に保持する電位保持手段とを含むことを特徴
    とする請求項2記載の駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記電位保持手段は、所定電位と前記容
    量性素子との間に接続される一方向導通素子を含むこと
    を特徴とする請求項3記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の電位は、高電位であり、 前記第2の電位は、低電位であり、 前記遷移手段は、前記容量性負荷と前記インダクタンス
    素子とのLC共振により前記駆動パルスを前記第1の電
    位から前記第2の電位まで立ち下げる立ち下げ用遷移手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記立ち下げ用遷移手段は、 前記容量性負荷から前記インダクタンス素子を介して電
    力を回収するための容量性素子と、 前記容量性素子の前記インダクタンス素子側の一端の電
    位を前記第1の電位と前記第2の電位との中間の電位よ
    り低い電位に保持する電位保持手段とを含むことを特徴
    とする請求項5記載の駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記電位保持手段は、所定電位と前記容
    量性素子との間に接続される一方向導通素子を含むこと
    を特徴とする請求項6記載の駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の電位は、低電位であり、 前記第2の電位は、高電位であり、 前記遷移手段は、前記容量性負荷と前記インダクタンス
    素子とのLC共振により前記駆動パルスを前記第1の電
    位から前記第2の電位まで立ち上げ、前記容量性負荷と
    前記インダクタンス素子とのLC共振により前記駆動パ
    ルスを前記第2の電位から前記第1の電位まで立ち下げ
    る立ち上げおよび立ち下げ用遷移手段を含むことを特徴
    とする請求項1記載の駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記立ち上げおよび立ち下げ用遷移手段
    は、 前記駆動パルスを前記第2の電位から前記第1の電位ま
    で立ち下げるときに一端が前記インダクタンス素子に接
    続され、前記容量性負荷から電力を回収する第1の容量
    性素子と、 一端が前記第1の容量性素子の一端に接続され、前記駆
    動パルスを前記第1の電位から前記第2の電位まで立ち
    上げるときに他端が前記インダクタンス素子に接続され
    る第2の容量性素子と、 前記第2の容量性素子の他端の電位を前記第1の電位と
    前記第2の電位との中間の電位より高い電位に保持する
    第1の電位保持手段と、 前記第1の容量性素子と前記第2の容量性素子との接続
    点の電位を前記第1の電位と前記第2の電位との中間の
    電位より低い電位に保持する第2の電位保持手段とを含
    むことを特徴とする請求項8記載の駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の電位保持手段は、所定の電
    位と前記第2の容量性素子の他端との間に接続される第
    1の一方向導通素子を含み、 前記第2の電位保持手段は、前記第1の容量性素子と前
    記第2の容量性素子との接続点と所定電位との間に接続
    される第2の一方向導通素子を含むことを特徴とする請
    求項9記載の駆動回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の電位保持手段は、所定の電
    位と前記第2の容量性素子の他端との間に直列に接続さ
    れる第1の一方向導通素子および第1のスイッチング素
    子を含み、 前記第2の電位保持手段は、 前記第1の容量性素子と前記第2の容量性素子との接続
    点と所定の電位との間に直列に接続される第2の一方向
    導通素子および第2のスイッチング素子を含み、 前記第1および第2のスイッチング素子は、前記容量性
    負荷と前記インダクタンス素子とのLC共振動作期間以
    外の期間でオンされることを特徴とする請求項9記載の
    駆動回路。
  12. 【請求項12】 前記容量性負荷は、プラズマディスプ
    レイパネルの電極を含むことを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかに記載の駆動回路。
  13. 【請求項13】 容量性負荷としての複数の電極を含む
    表示パネルと、 前記表示パネルの前記複数の電極を駆動する請求項1〜
    12のいずれかに記載の駆動回路とを備えることを特徴
    とする表示装置。
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