JP2001027883A - 反射・透光式表示板 - Google Patents

反射・透光式表示板

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JP2001027883A
JP2001027883A JP11229978A JP22997899A JP2001027883A JP 2001027883 A JP2001027883 A JP 2001027883A JP 11229978 A JP11229978 A JP 11229978A JP 22997899 A JP22997899 A JP 22997899A JP 2001027883 A JP2001027883 A JP 2001027883A
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JP
Japan
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light
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JP11229978A
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English (en)
Inventor
Genichi Fujiwara
源一 藤原
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Koyo Corp
Original Assignee
Koyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境が明るい所でも暗い所においても、高品
質感を与え視認性を高くした反射・透光式表示板を提供
する。 【解決手段】 本発明の反射・透光式表示板10は、透
明の表示板21と、表示板21の表面の文字部22以外
の表面に表面側よりの光を反射し裏面側よりの光を透過
するマジックミラー層23を備えた構成とした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示板に関し、特
に、環境が明るい所でも暗い所においても、高品質感を
与え視認性を高くした反射・透光式表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の腕時計などの表示板は、メッキ層
を形成したメタルの表面に、文字や目盛などがプレス機
により凸形状に形成されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の腕
時計などの表示板は、表示板を見る環境が明るい所で
は、メッキ層は反射率が高く高級感があるため、外部光
により高品質感を与え、形成された文字や目盛も容易に
視認することができる。
【0004】一方、この表示板を見る環境が暗い所にお
いては、表面が全体的に暗いため高品質感を得ること
も、また、視認性も低いという問題ががあった。そのた
め、蛍光塗料を塗布する技術や、表面に光を照射する技
術もあるが、そのために高品質感や視認性が充分に与え
られるとは云い難い。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、環境が明るい所でも暗い所においても、高品質感
を与え視認性を高くした反射・透光式表示板を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の反射・透
光式表示板は、透明の表示板と、該透明の表示板の表面
の文字部以外の表面に表面側よりの光を反射し裏面側よ
りの光を透過するマジックミラー層を備えた構成とす
る。
【0007】また、前記文字部は、前記透明の表示板に
形成された凸形状の文字部とする構成とする。
【0008】また、前記凸形状の文字部は、印刷層また
はマジックミラー層で覆われている構成とする。
【0009】また、本発明の反射・透光式表示板は、透
明の表示板と、該透明の表示板の裏面の文字部以外の裏
面に表面側よりの光を反射し裏面側よりの光を透過する
マジックミラー層を備えた構成とする。
【0010】さらに、前記文字部は、有色の印刷がされ
ている構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は、本発明に関する腕時計用の反射・
透光式表示板10の構造を説明するための斜視図を示
す。反射・透光式表示板10は、表示部20と、投光部
30とで構成されている。表示部20は、指針(図示せ
ず)を取り付けるためのシャフト貫通穴25が明けられ
上面に有色印刷の文字部22が形成されたアクリルの透
明表示板21を有し、文字部22以外の上面部分はマジ
ックミラー層23が形成されている。文字部22は、文
字や目盛などが形成されるものであり、マジックミラー
層23は、例えば水銀などの蒸着により薄膜形成され表
面側よりの光を反射し裏面側よりの光は透過するもので
ある。
【0013】投光部30は、表示部20と同じ大きさの
円形状のELフイルムで形成され、表示部20の下面側
に取り付けられている。別途設けた光センサ(図示せ
ず)やスイッチ(図示せず)の動作により投光部30は
発光し、投光部30が発光しているときには、内部光L
Iを表示部20に与え、内部光LIは透明表示板21と
マジックミラー層23を透過することができる。
【0014】反射・透光式表示板10の上面側には指針
(図示せず)が取り付けられ、下面には指針を駆動する
時計の本体部(図示せず)が取り付けられ腕時計が構成
される。
【0015】以上により、この実施例では、反射・透光
式表示板10を見る環境が明るい外部光LOが与えられ
る所においては、反射・透光式表示板10は、外部光L
Oがマジックミラー層23で反射し有色印刷の文字部2
2の所では反射率は低いため、文字部22の文字や目盛
を容易に視認することができると共に、透明表示板21
の表面に形成されたマジックミラー層23により優雅の
高品質感を与えることができる。
【0016】また、反射・透光式表示板10を見る環境
が暗い所においては、反射・透光式表示板10は、投光
部30よりの内部光LIが文字部22の所は透過し難
く、マジックミラー層23の所は全面的に透過するた
め、環境が暗い所でも、反射・透光式表示板10は、全
体的に明るく、環境が明るい所と同様に、文字部22の
文字や目盛を容易に視認することができると共に、マジ
ックミラー層23と透明表示板21を透過する内部光L
Iにより優雅の高品質感を与えることができる。
【0017】図2は、他の実施例の本発明に関する腕時
計用の反射・透光式表示板40の構造を説明するための
斜視図を示す。
【0018】反射・透光式表示板40は、表示部50
と、投光部60とで構成されている。表示部50は、指
針(図示せず)を取り付けるためのシャフト貫通穴55
が明けられ下面に有色印刷の文字部52が形成されたア
クリルの透明表示板51を有し、文字部52以外の下面
部分はマジックミラー層53が形成されている。文字部
52は、文字や目盛などが形成されるものであり、マジ
ックミラー層53は、例えば水銀などの蒸着により薄膜
形成され表面側よりの光を反射し裏面側よりの光は透過
するものである。
【0019】投光部60は、表示部50と同じ大きさの
円形状のELフイルムで形成され、表示部50の下面側
に取り付けられている。別途設けた光センサ(図示せ
ず)やスイッチ(図示せず)の作動により投光部60は
発光し、投光部60が発光しているときには、内部光L
Iを表示部50に与え、内部光LIは透明表示板51と
マジックミラー層53を透過することができる。
【0020】反射・透光式表示板40の上面側には指針
(図示せず)が取り付けられ、下面には指針を駆動する
時計の本体部(図示せず)が取り付けられ腕時計が構成
される。
【0021】以上により、この実施例では、反射・透光
式表示板40を見る環境が明るい外部光LOが与えられ
る所においては、反射・透光式表示板40は、外部光L
Oがマジックミラー層53で反射し有色印刷の文字部5
2の所では反射率は低いため、文字部52の文字や目盛
を容易に視認することができると共に、マジックミラー
層53と透明表示板51とにより光沢のある優雅の高品
質感を与えることができる。
【0022】また、反射・透光式表示板40を見る環境
が暗い所においては、反射・透光式表示板40は、投光
部60よりの内部光LIが文字部52の所は透過し難
く、マジックミラー層53の所は全面的に透過するた
め、環境が暗い所でも、反射・透光式表示板40は、全
体的に明るく、環境が明るい所と同様に、文字部52の
文字や目盛を容易に視認することができると共に、マジ
ックミラー層53と透明表示板51を透過する内部光L
Iにより光沢のある優雅の高品質感を与えることができ
る。
【0023】この実施例では、マジックミラー層53が
透明表示板51の裏面に形成されているため、例えば、
表示板の表面が露出している壁掛式の時計に適用した場
合には、マジックミラー層が傷ついたりするおそれをな
くすことができる。
【0024】図3は、本発明に関する車両計器盤用の反
射・透光式表示板70の構造を説明するための斜視図を
示す。この実施例の反射・透光式表示板70は、車両計
器盤用の速度計の表示板であり、表示部80と、投光部
90とで構成されている。表示部80は、上面側に指針
86が取り付けられ上面に有色印刷の文字部82が形成
されたアクリルの透明表示板81を有し、文字部82以
外の上面部分はマジックミラー層83が形成されてい
る。文字部82は、文字や目盛などが形成されるもので
あり、マジックミラー層83は、例えば水銀などの蒸着
により薄膜形成され表面側よりの光を反射し裏面側より
の光は透過するものである。反射・投光式表示板70の
下面側には指針を駆動する本体部(図示せず)が取り付
けられている。
【0025】投光部90は、表示部80と同じ大きさの
円形状のELフイルムで形成され、表示部80の下面側
に取り付けられている。別途設けたスイッチ(図示せ
ず)の作動により投光部90は発光し、投光部90が発
光しているときには、内部光LIを表示部80に与え、
内部光LIは透明表示板81とマジックミラー層83を
透過することができる。
【0026】以上により、この実施例では、昼間など環
境が明るい外部光LOが与えられる所においては、反射
・投光式表示板70は、外部光LOがマジックミラー層
83で反射し有色印刷の文字部82の所では反射率は低
いため、文字部82の文字や目盛を容易に視認すること
ができると共に、透明表示板81の表面に形成されたマ
ジックミラー層83により優雅の高品質感を与えること
ができる。
【0027】また、夜間など環境が暗いときには、反射
・投光式表示板70は、投光部90よりの内部光LIが
文字部82の所は透過し難く、マジックミラー層83の
所は全面的に透過するため、環境が暗いときでも、反射
・投光式表示板70は、全体的に明るく、環境が明るい
所と同様に、文字部82の文字や目盛を容易に視認する
ことができると共に、マジックミラー層83と透明表示
板81を透過する内部光LIにより優雅の高品質感を与
えることができる。
【0028】この車両計器盤用の反射・透光式表示板7
0は、透明表示板81の上面に有色印刷の文字部82
と、マジックミラー層83を有している例に付いて述べ
たが、上記した図2の実施例と同様に、下面に有色印刷
の文字部と、マジックミラー層を形成するようにするこ
ともできる。
【0029】なお、上記した図1、2、3の実施例の文
字部22、52、82は、有色印刷をした例に付いて述
べたが、有色印刷を行わないでマジックミラー層を抜文
字にして文字部を形成することも、アクリルの透明表示
板に凸形状を形成するようにすることも、この凸形状の
文字部を有色印刷やマジックミラー層で覆うようにする
こともできる。
【0030】また、投光部30、60、90は、ELフ
イルムで形成する例に付いて述べたが、これに限定され
ることなく、エッジライトにより与えられる光を投光す
る集光板などで構成するようにすることもできる。
【0031】さらに、腕時計と車両用計器盤に付いて述
べたが、勿論、他の表示器も同様のことを行うことがで
き、透明表示板の形状も任意の形状にすることができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明の反射・透光式表示板は、透明の
表示板と、該透明の表示板の表面の文字部以外の表面に
表面側よりの光を反射し裏面側よりの光を透過するマジ
ックミラー層を備えた構成としたため、環境が明るい所
においては、外部光はマジックミラー層で反射し有色印
刷の文字部の所では反射率が低いため、文字や目盛を容
易に視認することができると共に、マジックミラー層に
より優雅の高品質感を与えることができ、また、環境が
暗い所においては、内部光は文字部の所は透過し難く、
マジックミラー層を全面的に透過するため、全体的に明
るく、文字や目盛を容易に視認することができると共
に、マジックミラー層と透明表示板を透過する内部光に
より優雅の高品質感を与えることができる。
【0033】また、前記文字部は、前記透明の表示板に
形成された凸形状の文字部とする構成としたため、立体
感のある文字や目盛りを視認することができる。
【0034】また、前記凸形状の文字部は、印刷層また
はマジックミラー層で覆われている構成としたため、立
体感や美感を得ることができる。
【0035】また、本発明の反射・透光式表示板は、透
明の表示板と、該透明の表示板の裏面の文字部以外の裏
面に表面側よりの光を反射し裏面側よりの光を透過する
マジックミラー層を備えた構成としたため、環境が明る
い所においては、文字や目盛を容易に視認することがで
きると共に、マジックミラー層により優雅の高品質感を
与えることができ、また、環境が暗い所においては、マ
ジックミラー層は全面的に明るく、文字や目盛を容易に
視認することができると共に、マジックミラー層と透明
表示板とにより光沢のある優雅の高品質感を与えること
ができる。
【0036】さらに、前記文字部は、有色の印刷がされ
ている構成としたため、さらに鮮明に文字や目盛を視認
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する腕時計用の反射・透光式表示板
の構造を説明するための斜視図を示す。
【図2】他の実施例の本発明に関する腕時計用の反射・
透光式表示板の構造を説明するための斜視図を示す。
【図3】本発明に関する車両計器盤用の反射・透光式表
示板の構造を説明するための斜視図を示す。
【符号の説明】
10、40 腕時計用の反射・透光式表示板 20、50、80 表示部 30、60、90 投光部 21、51、81 透明表示板 22、52、82 文字部 23、53、83 マジックミラー層 70 車両計器盤用の反射・透光式表示板 86 指針

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明の表示板と、該透明の表示板の表面
    の文字部以外の表面に表面側よりの光を反射し裏面側よ
    りの光を透過するマジックミラー層を備えたことを特徴
    とする反射・透光式表示板。
  2. 【請求項2】 前記文字部は、前記透明の表示板に形成
    された凸形状の文字部とすることを特徴とする請求項1
    に記載の反射・透光式表示板。
  3. 【請求項3】 前記凸形状の文字部は、印刷層またはマ
    ジックミラー層で覆われていることを特徴とする請求項
    2に記載の反射・透光式表示板。
  4. 【請求項4】 透明の表示板と、該透明の表示板の裏面
    の文字部以外の裏面に表面側よりの光を反射し裏面側よ
    りの光を透過するマジックミラー層を備えたことを特徴
    とする反射・透光式表示板。
  5. 【請求項5】 前記文字部は、有色の印刷がされている
    ことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の反射
    ・透光式表示板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050600A1 (ja) * 2003-11-21 2005-06-02 Ez Bright Corporation 発光表示体及び表示構造体
WO2023214245A1 (en) * 2022-05-05 2023-11-09 John Paul Leimone Timepiece with light-amplifying design

Cited By (3)

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WO2005050600A1 (ja) * 2003-11-21 2005-06-02 Ez Bright Corporation 発光表示体及び表示構造体
JPWO2005050600A1 (ja) * 2003-11-21 2007-06-14 イージーブライト株式会社 発光表示体及び表示構造体
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