JP2001027512A - 波長安定化可干渉性光源装置 - Google Patents

波長安定化可干渉性光源装置

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JP2001027512A
JP2001027512A JP11200688A JP20068899A JP2001027512A JP 2001027512 A JP2001027512 A JP 2001027512A JP 11200688 A JP11200688 A JP 11200688A JP 20068899 A JP20068899 A JP 20068899A JP 2001027512 A JP2001027512 A JP 2001027512A
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control
wavelength
light source
circuit
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JP11200688A
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Nobuhisa Nishioki
暢久 西沖
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • H01S5/0687Stabilising the frequency of the laser

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の波長を指定して高速の波長安定化制御
を行うことを可能とした波長安定化可干渉性光源を提供
する。 【解決手段】 注入電流により波長を可変制御できる半
導体レーザ1の出力光の一部をビームスプリッタ3によ
り分割して、干渉光学系5に導入する。干渉光学系5に
おいて二つの光束の光路長差に変化を与えて得られる干
渉縞を変調するために、分割された二つの光路上にAO
M54,55を配置し、一方にはEOM56を配置す
る。干渉光学系5から得られる干渉縞を受光素子7によ
り受光し、得られた受光信号の位相を位相検出回路8に
より検出し、更に振幅抽出回路9により位相振幅を抽出
する。その位相振幅が所定の設定値になるように、制御
回路10により半導体レーザ1の注入電流を帰還制御す
ることにより、波長を安定化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、種々の機械量を
測定する光波干渉式計測装置において用いられる、波長
可変の半導体レーザ等の可干渉性光源装置に係り、特に
出力光波長が安定化された光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可干渉性光源である半導体レーザは、温
度や注入電流により発振波長が変わる。この半導体レー
ザの波長可変性は、光波干渉式計測の分野で多くの可能
性を有している。例えば、波長が僅かに異なる複数の光
源が必要な場合に、発振波長が固定の安定化レーザでは
複数個必要となるが、波長可変型の半導体レーザが一つ
あれば、その出力波長を切り換えることにより対応でき
るからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体レーザの波長安
定化の技術としては、温度制御による方式、注入電流制
御による方式、元素線吸収による方式、外部共振器を併
用する方式等が知られている。しかし、温度制御による
方式では、温度の切り換えに時間がかかり、高速の出力
波長切り換えはできない。また温度制御や注入電流制御
の方式では、温度或いは注入電流を単に所定の設定値に
制御したとしても、発振波長が正確に所望の値に設定さ
れるという保証はない。元素線吸収による方式は、たと
え安定化ができるとしても、計測システム内での任意の
波長切り換えが必要とされる波長可変光源には適用でき
ない。外部共振器を用いる方式では光源が複雑になる。
【0004】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、任意の波長を指定して高速の波長安定化制御を
行うことを可能とした波長安定化可干渉性光源装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る波長安定
化可干渉性光源装置は、第1に、波長を可変制御できる
駆動回路により駆動される可干渉性光源と、この可干渉
性光源の出力光の一部を制御光として分割するビームス
プリッタと、このビームスプリッタにより分割された前
記制御光を更に二分割して、得られた二つの制御光を所
定の光路長差を与えた後に合波して干渉縞を生じさせる
干渉光学系と、この干渉光学系において前記光路長差に
変化を与えることにより、得られる干渉縞を変調する変
調手段と、前記干渉光学系から得られる干渉縞を受光す
る受光素子と、この受光素子から得られる受光信号の変
調の度合を検知する復調手段と、この復調手段の出力が
所定の設定値になるように、前記可干渉性光源の駆動回
路の駆動条件を帰還制御する制御手段とを有することを
特徴としている。
【0006】第1の波長安定化可干渉性光源装置による
と、可干渉性光源の出力光の一部を制御光として取り出
し、これを干渉光学系に入力して光路長差に変調を加え
ながら干渉縞を生成する。このとき、受光信号の変調の
度合が波長に依存することを利用して、復調出力が設定
値になるように駆動回路に帰還制御をかけることで、波
長安定化を行う。これにより、外部から任意の波長を指
定して、可干渉性光源の出力波長を高速に且つ高精度に
安定化することができる。
【0007】第1の波長安定化可干渉性光源装置におい
て、変調手段は例えば、干渉光学系の二つの制御光の各
光路上に配置されて異なる角周波数で駆動されてその角
周波数の差ωcの干渉ビート信号を発生させる音響光学
変調器と、前記干渉光学系の二つの制御光束のうち一方
の光路上に配置されて前記出力光に角周波数ωの正弦波
状の位相変調をかける電気光学変調器とを備えて構成さ
れる。更にこの場合、復調手段は、前記受光信号を角周
波数ωcのキャリア信号を用いたFM復調を行って前記
受光信号の位相項を求める位相検出回路であり、前記制
御手段は、前記位相検出回路から検出される位相項の振
幅が所定の設定値となるように、前記可干渉性光源の駆
動条件を帰還制御するものとして構成される。
【0008】この発明に係る波長安定化可干渉性光源装
置は、第2に、波長が一定の可干渉性の基準光を出力す
る基準光源と、波長を可変制御できる駆動回路により駆
動される可干渉性光源と、この可干渉性光源の出力光の
一部を制御光として分割するビームスプリッタと、この
ビームスプリッタにより分割された前記制御光と前記基
準光源からの基準光とが異なる光路をもって入力され、
それぞれを二分割して得られた各光束を所定の光路長差
を与えた後に合波して干渉縞を生じさせる干渉光学系
と、この干渉光学系において前記基準光と制御光の各光
路長差に同量の変化を与えることにより前記基準光と制
御光についてそれぞれ得られる干渉縞を変調する変調手
段と、前記基準光及び制御光についてそれぞれ前記干渉
光学系から出力される干渉縞を受光する受光素子と、こ
れら受光素子により前記基準光と制御光についてそれぞ
れ得られる受光信号の変調の度合を検知する復調手段
と、これらの復調手段の復調出力の比率が所定の値とな
るように、前記可干渉性光源の駆動回路の駆動条件を帰
還制御する制御回路とを有することを特徴としている。
【0009】第2の波長安定化可干渉性光源装置では、
基準光源を組み合わせて、制御すべき可干渉性光源の出
力光の一部である制御光と基準光とを干渉光学系に入力
してそれぞれの光路長差に変調を加えながら干渉縞を生
成する。このとき、基準光と制御光についての受光信号
の変調の度合がそれぞれの波長に依存することを利用し
て、復調出力の比率が所定の設定値になるように駆動回
路に帰還制御をかけることで、波長安定化を行う。これ
により、外部からの指定により、基準光の波長との関係
で可干渉性光源の出力波長を高速に且つ高精度に安定化
することができる。
【0010】第2の波長安定化可干渉性光源装置におい
て、具体的に制御光と基準光の各光路長差に変化を与え
て各受光信号を変調する態様としては、次のような態様
がある。 (a)第1は、基準光と制御光の各光路長差に与える変
化を、一定速度による光路長差の増加又は減少方向の変
位とすることにより、基準光と制御光についてそれぞれ
得られる受光信号をそれらの波長に応じて振幅変調する
態様。この場合、復調手段としては基準光と制御光につ
いて振幅変調された受光信号の強度変化の周波数f1,
f2をそれぞれ検出する。そして制御回路ではこれらの
周波数f1,f2の比が所定の設定値になるように、光
源の駆動回路を帰還制御すればよい。 (b)第2は、基準光と制御光の各光路長差に与える変
化を、所定の振幅dと角周波数を有する正弦波状の振動
とすることにより、基準光と制御光についてそれぞれ得
られる受光信号をそれらの波長に応じて位相変調する態
様。この場合、復調手段としては、基準光と制御光につ
いて位相変調された受光信号の位相項ψ1=(2πd/
λ1)+φ1,ψ2=(2πd/λ2)+φ2(但し、
λ1,λ2はそれぞれ基準光,制御光の波長、φ1,φ
2は初期位相量)をPM復調により検出し、これらの各
位相項の振幅を抽出する。そして制御回路は、各位相項
の比率λ2/λ1が所定の値になるように、光源の駆動
回路を帰還制御すればよい。 (c)第3は、基準光と制御光の各光路長差には所定の
振幅dと角周波数ωを有する正弦波状の振動を与えると
同時に、光路中に音響光学器変調器を挿入して基準光と
制御光の受光信号に角周波数ωcの干渉ビート信号を重
畳させることにより、基準光と制御光についてそれぞれ
得られる受光信号をそれらの波長に応じて周波数変調す
る態様。この場合、復調手段としては、基準光と制御光
について周波数変調された受光信号の位相項ψ1=(2
πd/λ1)+φ1,ψ2=(2πd/λ2)+φ2
(但し、λ1,λ2はそれぞれ基準光,制御光の波長、
φ1,φ2は初期位相量)をωcのキャリア角周波数を
用いたFM復調により検出し、これらの各位相項の振幅
を抽出する。そして制御回路は、各位相項の比率λ2/
λ1が所定の値になるように、光源の駆動回路を帰還制
御すればよい。
【0011】なお、基準光と制御光の各光路長差に与え
る正弦波状の振動は、圧電素子等を用いて機械的に干渉
光学系のミラー等に信号を与える方式の他、電気光学変
調器による電気的変調によってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 [実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1によ
る波長安定化可干渉性光源装置の構成を示す。半導体レ
ーザ1が波長安定化すべき可干渉性光源であり、駆動回
路2はこの半導体レーザ1に供給する注入電流を可変制
御できるものである。半導体レーザ1の出力光の一部
は、ビームスプリッタ3により制御光として分割され
て、そ制御光はミラー4により反射されて干渉光学系5
に入力される。
【0013】干渉光学系5は、入力された光束を二分割
するビームスプリッタ51と、このビームスプリッタ5
1により二分割された二つの光束に所定の光路長差を与
えてビームスプリッタ51に戻すための二つのミラー5
2,53とを備えて構成される。ビームスプリッタ51
の同じ点に戻される二つの光束は合波され、ミラー5
2,53の位置により決まる二つの光束の光路長差に対
応した干渉縞を生じることになる。
【0014】この実施の形態では、干渉光学系1の光路
長差を変調する手段として、その光路の途中に音響光学
変調器(AOM;Acoustic Optical Modulator)54,
55が挿入されている。具体的に図1では、ビームスプ
リッタ51とミラー52の間の往路側に第1のAOM5
4を配置し、ビームスプリッタ51とミラー53の間の
往路側に第2のAOM55を配置している。AOM5
4,55を駆動すると、二分割された制御光に対して波
長とは無関係に、0.1〜10MHzオーダーの干渉ビ
ート信号を発生させることができる。この実施の形態で
は、第1のAOM54を角周波数ωc1で駆動し、第2の
AOM55を角周波数ωc2で駆動する。これにより受光
素子7により検出される干渉縞には、角周波数ωc1,ω
c2の差ωc=ωc1−ωc2の干渉ビート信号が重畳される
ことになる。
【0015】更に干渉光学系5には、電気的に光路長差
に変調をかけるために、ビームスプリッタ51とミラー
52の間に復路に電気光学変調器(EOM;Electric O
ptical Modulator)56が挿入されている。EOM56
には、正弦波状の駆動信号を与える。EOM56は印加
した電場により屈折率変化を示すので、正弦波状信号で
駆動すれば、干渉光学系5の光路長差に正弦波状の変化
を与えたと等価になり、受光信号に位相変調をかけるこ
とができる。
【0016】EOM56による電気的変調に代わって、
ミラー52に対して圧電素子等により機械的に微小振動
を与えることにより、光路長差に正弦波状の変位を与え
ることもできる。しかし、機械的な変調では速度に限界
がある。この実施の形態のようにEOM56を用いる
と、GHzオーダーの高い周波数の変調が可能である。
具体的にこの実施の形態では、EOM56により与えら
れる変調は角周波数ωの正弦波状であるものとする。
【0017】干渉光学系5により得られる干渉縞は受光
素子7により受光される。この受光素子7による受光信
号Sは、AOM54,55及びEOM56による光路長
差の変調により、次式のようになる。
【0018】
【数1】 S=A+Bcos{ωct+(K/λ)cosωt+φ}
【0019】数1において、AとBは半導体レーザ1の
出力光強度により決まる定数、制御しようとする半導体
レーザ1の出力光の波長、φは干渉の初期位相、Kは、
EOM56により与えられる光路長変化に対応する位相
量である。この数1から、バイアス成分であるAを除け
ば、受光信号は角周波数ωcのキャリアを用いて周波数
変調(FM)された信号となっている。
【0020】この実施の形態では、受光素子7による受
光信号Sから、数1における波長の関数としての位相振
幅K/λを検出し、これに基づいて半導体レーザ1の駆
動条件を帰還制御する。そのために、復調回路としての
位相検出回路8と振幅抽出回路9、及びその復調出力に
基づいて半導体レーザ1を帰還制御する制御回路10が
設けられている。位相検出回路8は、公知のFM復調回
路であり、受光信号Sから位相項(K/λ)cosωt+
φを検出する。振幅抽出回路9は、検出された位相項の
振幅K/λを抽出する。
【0021】振幅抽出回路9により抽出された位相振幅
K/λは、制御回路10に入力される。制御回路10に
は、外部から所定の設定値が与えられ、入力された位相
振幅K/λが設定値になるように、駆動回路2を帰還制
御する。具体的には、半導体レーザ1の注入電流を制御
する。制御回路10は、応答性に有効な比例項と、定常
的に偏差を零に収束させる積分項を設けることにより、
波長返答に対して応答性に優れた、且つ制御精度の高い
注入電流制御が可能になる。即ち、制御回路10は、設
定値をK/λ0として、振幅抽出回路9から得られる振
幅K/λと設定値K/λ0との偏差が零に収束する制御
を行うことにより、半導体レーザ1の出力光波長をλ0
に安定化させることができる。
【0022】以上のようにこの実施の形態によれば、半
導体レーザ1の出力光の一部を制御光として取り出して
干渉光学系5に入力し、且つ干渉縞に変調をかけ、干渉
光学系5からの受信信号を復調して、その復調出力が外
部からの設定値に一致するように、半導体レーザ1の注
入電流を帰還制御することにより、半導体レーザ1の出
力光の波長を安定化することができる。しかもこの実施
の形態では、AOMとEOMによる角周波数ωcとωの
振動分を検出する方式であるので、干渉の初期位相φや
受光信号の振幅Bの影響を受けない。従って、温度や空
気のゆらぎ等の影響を受けることなく、波長安定化制御
ができる。特に、半導体レーザの場合注入電流の変化に
伴って光強度の変化が生じるが、その強度変化の影響を
受けないので、高精度の波長安定化が可能になる。
【0023】[実施の形態2]図2は、基準光源21を
用いて半導体レーザ1の出力光波長制御を行う実施の形
態である。干渉光学系5は、ビームスプリッタ51と二
つのミラー52,53とからなる。この干渉光学系1に
対して、波長λ1が既知である基準光源21からの基準
光と、波長可変の半導体レーザ1の出力光の一部をビー
ムスプリッタ3により分割した制御光とが異なる光路を
もって入力される。基準光源21は例えば、予め知られ
ている発振波長を持つ半導体レーザ、或いは安定化され
た発振波長を持つHe−Neレーザ等である。基準光と
制御光について干渉光学系1で得られる干渉縞はそれぞ
れ受光素子7a,7bより受光する。このとき、ミラー
52を移動速度vで変位させると、光路長差が変調され
る結果、受光素子7a,7bにより得られる受光信号は
所定の周波数で強度変化する、振幅変調された正弦波状
信号となる。
【0024】図2の干渉光学系5では、ミラー52を移
動させたときの光路長変化は、ミラー52の移動量の2
倍である。従って、基準光と制御光について得られる受
光信号の強度変化の周波数f1,f2は、それぞれの波
長をλ1,λ2を用いて、f1=2v/λ1、f2=2
v/λ2と表される。これらの周波数f1,f2は制御
回路24に入力される。制御回路24には、外部から所
定の設定値が与えられ、周波数f1,f2の比が一定に
なるように、半導体レーザ1の駆動回路2を帰還制御制
御する。具体的に制御回路24は、入力される二つの周
波数f1,f2の比f1/f2=λ2/λ1に基づい
て、半導体レーザ1の波長λ2を算出する波長算出回路
241と、これにより求められた波長λ2と、外部から
指定される波長λ0との差がゼロになるように、半導体
レーザ1の注入電流を制御する帰還制御回路242とか
ら構成すればよい。
【0025】以上のようにこの実施の形態によると、移
動側ミラー52の走査により基準光と制御光の光路長に
同時に変調をかけて、波長の相違による受光信号での変
調のかかり方の相違を利用して、基準光での周波数変調
の度合と制御光での周波数変調の度合の比が一定値とな
るような帰還制御を行うことにより、半導体レーザの波
長安定化が可能である。
【0026】但し、実施の形態2の手法では、移動側ミ
ラー52を一定速度で一方向に走査するものとすると、
大きな距離の変位手段が必要になる。ミラーの変位を一
定範囲で折り返し駆動とすることも考えられるが、これ
は折返し時に慣性によるパルス加振がミラーに与えられ
る。このパルス加振の影響を除くには、低速度での移動
を行わなければならず、これにより制御能力が低下す
る。
【0027】[実施の形態3]図3は、実施の形態2を
改良した実施の形態の装置構成を示す。基本的な光学系
の構成は、図2と同じである。この実施の形態では、加
振手段30により移動側ミラー52に対して、微小な振
動変位を与える。具体的に加振手段30としては圧電素
子を用いて、振幅d、角周波数ωでミラー52を振動さ
せる。
【0028】このとき、基準光(波長λ1)、制御光
(波長λ2)についてそれぞれ受光素子7a,7bに
は、次式で表されるように、それぞれの波長に応じて正
弦波状に位相変調(PM)された受信信号S1,S2が
得られる。
【0029】
【数2】 S1=A1+B1cos{(2πd/λ1)cosωt+φ
1} S2=A2+B2cos{(2πd/λ2)cosωt+φ
2}
【0030】A1,A2は直流成分、B1,B2は振
幅、φ1,φ2は初期位相量である。こうして得られた
受光信号S1,S2を、公知の位相検出回路31,32
により復調(PM復調)すると、それぞれ次式で表され
る位相信号ψ1,ψ2が得られる。
【0031】
【数3】 ψ1=(2πd/λ1)cosωt+φ1 ψ2=(2πd/λ2)cosωt+φ2
【0032】これらの位相信号ψ1,ψ2の振幅p1=
2πd/λ1,p2=2πd/λ2をそれぞれ振幅抽出
回路33,34により抽出して、制御回路35に入力す
る。制御回路35は、上述した振幅の比p1/p2=λ
2/λ1が外部からの設定値により一定になるように、
半導体レーザ1の駆動回路2を帰還制御する。具体的に
制御回路35は、実施の形態2と同様に、上述した二つ
の振幅の比に基づいて半導体レーザ1の波長λ2を算出
する波長算出回路と、求められた波長λ2が外部から指
定された波長λ0に等しくなるように半導体レーザ1の
注入電流を制御する帰還制御回路により構成すればよ
い。これにより、半導体レーザ1の出力光波長の安定化
制御が可能である。この実施の形態によると、干渉光学
系5の移動側ミラー52に対して微小振動を与える正弦
波位相変調方式により、基準光と制御光を位相変調し、
それらの復調出力の比が所定レベルになるように帰還制
御を行うことにより、波長安定化ができる。ミラー52
に対する微小振動は、圧電素子等を用いて容易に与える
ことができ、現実的な波長制御が可能となる。
【0033】[実施の形態4]実施の形態3の正弦波状
の位相変調(PM)方式に加えて、周波数変調(FM)
方式を組み合わせた実施の形態を図4に示す。この実施
の形態においては、干渉光学系5の光路長差を変調する
手段として、その光路の途中に実施の形態1と同様に、
AOM54,55を挿入している。具体的に図4では、
ビームスプリッタ51とミラー53の間の往路側に第1
のAOM54を配置し、ビームスプリッタ51とミラー
52の間の往路側に第2のAOM55を配置している。
【0034】この様な構成として、AOM54,55を
駆動すると、機械的信号の場合と異なり、基準光と検査
光に対して波長と無関係に、0.1〜10MHzオーダ
ーの干渉ビート信号を発生させることかできる。例え
ば、第1のAOM54を角周波数ωc1で駆動し、第2の
AOM55を角周波数ωc2で駆動すると、受光素子7
a,7bに得られる受光信号S1,S2にはそれぞれ下
記式のように、角周波数ωc1,ωc2の差ωc=ωc1−ω
c2の干渉ビート信号が重畳される。
【0035】
【数4】 S1=A1+B1cos{ωct+(2πd/λ1)cosω
t+φ1} S2=A2+B2cos{ωct+(2πd/λ2)cosω
t+φ2}
【0036】数4の信号S1,S2は、バイアス成分A
1,A2を除けば、キャリア周波数ωcにより周波数変
調された形である。これらの受信信号S1,S2につい
てそれぞれ、位相検出回路41,42によりFM復調す
る。これにより、先の実施の形態の数3と同様に、各受
信信号S1,S2から位相信号ψ1,ψ2が得られる。
そこで実施の形態3と同様に、これらの位相信号ψ1,
ψ2の振幅p1=2πd/λ1,p2=2πd/λ2を
それぞれ振幅抽出回路23,24により抽出する。そし
て制御回路45により、振幅の比p1/p2(=λ2/
λ1)が外部からの設定値に基づいて一定になるよう
に、半導体レーザ1の駆動回路2を帰還制御する。この
制御回路45の構成も、実施の形態2,3と同様に構成
して、半導体レーザ1の注入電流を制御する。これによ
り、半導体レーザ1の波長安定化制御が可能となる。
【0037】この実施の形態によると、AOMによる干
渉ビート信号の角周波数ωcを、機械的振動による角周
波数ωより十分高くすることができる。この結果、FM
復調により上記の位相項を精度よく且つ高速に検出する
ことができる。また、位相変調と周波数変調の組み合わ
せを利用しているため、初期位相φ1,φ2や光強度振
幅B1,B2の変動の影響を受けにくくなる。言い換え
れば、温度変化や空気のゆらぎの影響を受けず、安定し
た波長制御が可能になる。特に半導体レーザ1は、発振
波長の変化に伴って光強度が変化するが、この様な光強
度の変化の影響を受けない波長制御が可能になる。
【0038】[実施の形態5]図5は、図4の実施の形
態において、ミラー52を振動させるという機械的手段
による光路長差の変調に代わり、電気的に光路長差に変
調をかけるようにした実施の形態である。そのために、
ビームスプリッタ51とミラー52の間の復路にEOM
56を挿入している。EOM56には、正弦波状の駆動
信号を与える。EOM56は印加した電場により屈折率
変化を示すので、正弦波状信号で駆動すれば、干渉光学
系5の光路長差に正弦波状の変化を与えたと等価にな
る。AOM54,55は実施の形態4と同様に駆動す
る。
【0039】これにより、受光素子7a,7bにより得
られる受信信号S1,S2はそれぞれ、下記数5で表さ
れるように周波数変調されたものとなる。
【0040】
【数5】 S1=A1+B1cos{ωct+(k/λ1)cosωt+
φ1} S2=A2+B2cos{ωct+(k/λ2)cosωt+
φ2}
【0041】数5において、kは、EOM56の駆動に
より得られる見かけ上の光路変化長である。実施の形態
4と同様に、受信信号S1,S2についてそれぞれ、位
相検出回路61,62によりFM復調する。これによ
り、位相信号ψ1=(k/λ1)cosωt+φ1、ψ2
=(k/λ2)cosωt+φ2が得られる。これらの位
相信号ψ1,ψ2の振幅p1=k/λ1,p2=k/λ
2を制御回路66に入力する、。制御回路66は、振幅
の比p1/p2(=λ2/λ1)が外部からの設定値に
基づいて一定になるように、駆動回路2を帰還制御す
る。この制御回路66も実施の形態2〜4の制御回路と
同様に構成して、半導体レーザ1の注入電流を制御すれ
ばよい。以上により、半導体レーザ1の波長安定化が図
られる。
【0042】ミラーに機械的振動を与える方式では、機
構の固有振動により変調周波数に上限があり、kHzオ
ーダーが限界となる。これに対してこの実施の形態のよ
うにEOM56を用いる方式では、同様の位相変調を、
例えばGHzオーダーのはるかに高い周波数までかける
ことができる。従って、この実施の形態によると、より
高速で安定した波長制御が可能になる。また、EOMの
高速性から、ある程度の周期であれば三角波状信号で駆
動することにより、光路長に一定速度の増加又は減少を
与えたと等価の作用が得られる。
【0043】上記各実施の形態では、波長安定化すべき
可干渉性光源として半導体レーザを用いたが、この発明
はこれに限られるものではなく、ガスレーザ等にも同様
に適用することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、干
渉光学系とその光路長を変調する手段、及びその変調度
合に応じて可干渉性光源の駆動条件を帰還制御する手段
を組み合わせることにより、半導体レーザ等の可干渉性
光源を用いた波長安定化光源を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による波長安定化光
源装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による波長安定化光
源装置の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による波長安定化光
源装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による波長安定化光
源装置の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による波長安定化光
源装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ、2…駆動回路、3…ビームスプリッ
タ、4…ミラー、5…干渉光学系、51…ビームスプリ
ッタ、52,53…ミラー、54,55…AOM、56
…EOM、7,7a,7b…受光素子、8…位相検出回
路、9…振幅抽出回路、10…制御回路、21…基準光
源、22,23…周波数検出回路、24…制御回路、2
41…波長算出回路、242…帰還制御回路、30…加
振装置、31,32…位相検出回路、33,34…振幅
抽出回路、35…制御回路、41,42…位相検出回
路、43,44…振幅抽出回路、45…制御回路、6
1,62…位相検出回路、63,64…振幅抽出回路、
66…制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA01 CC10 FF02 GG12 GG13 GG23 HH01 HH05 HH06 2F065 AA02 AA22 DD00 FF51 GG06 JJ01 JJ15 JJ23 LL00 LL12 LL37 LL46

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長を可変制御できる駆動回路により駆
    動される可干渉性光源と、 この可干渉性光源の出力光の一部を制御光として分割す
    るビームスプリッタと、 このビームスプリッタにより分割された前記制御光を更
    に二分割して、得られた二つの制御光を所定の光路長差
    を与えた後に合波して干渉縞を生じさせる干渉光学系
    と、 この干渉光学系において前記光路長差に変化を与えるこ
    とにより、得られる干渉縞を変調する変調手段と、 前記干渉光学系から得られる干渉縞を受光する受光素子
    と、 この受光素子から得られる受光信号の変調の度合を検知
    する復調手段と、 この復調手段の出力が所定の設定値になるように、前記
    可干渉性光源の駆動回路の駆動条件を帰還制御する制御
    手段とを有することを特徴とする波長安定化可干渉性光
    源装置。
  2. 【請求項2】 前記変調手段は、前記干渉光学系の二つ
    の制御光の各光路上に配置されて異なる角周波数で駆動
    されてその角周波数の差ωcの干渉ビート信号を発生さ
    せる音響光学変調器と、前記干渉光学系の二つの制御光
    のうち一方の光路上に配置されて前記出力光に角周波数
    ωの正弦波状の位相変調をかける電気光学変調器とを備
    え、 前記復調手段は、前記受光信号を角周波数ωcのキャリ
    ア信号を用いたFM復調を行って前記受光信号の位相項
    を求める位相検出回路と、この位相検出回路により検出
    される位相項の振幅を抽出する振幅抽出回路とを備え、 前記制御手段は、前記振幅抽出回路により抽出される位
    相項の振幅が所定の設定値となるように、前記可干渉性
    光源の駆動条件を帰還制御するものであることを特徴と
    する波長安定化可干渉性光源装置。
  3. 【請求項3】 波長が一定の可干渉性の基準光を出力す
    る基準光源と、 波長を可変制御できる駆動回路により駆動される可干渉
    性光源と、 この可干渉性光源の出力光の一部を制御光として分割す
    るビームスプリッタと、 このビームスプリッタにより分割された前記制御光と前
    記基準光源からの基準光とが異なる光路をもって入力さ
    れ、それぞれを二分割して得られた各光束を所定の光路
    長差を与えた後に合波して干渉縞を生じさせる干渉光学
    系と、 この干渉光学系において前記基準光と制御光の各光路長
    差に同量の変化を与えることにより前記基準光と制御光
    についてそれぞれ得られる干渉縞を変調する変調手段
    と、 前記基準光及び制御光についてそれぞれ前記干渉光学系
    から出力される干渉縞を受光する受光素子と、 これら受光素子により前記基準光と制御光についてそれ
    ぞれ得られる受光信号の変調の度合を検知する復調手段
    と、 これらの復調手段の復調出力の比率が所定の値となるよ
    うに前記可干渉性光源の駆動回路の駆動条件を帰還制御
    する制御回路とを有することを特徴とする波長安定化可
    干渉性光源装置。
  4. 【請求項4】 前記変調手段は、前記基準光と制御光の
    各光路長差に一定速度による増加又は減少方向の変位を
    与えることにより、前記基準光と制御光についてそれぞ
    れ得られる受光信号をそれらの波長に応じて振幅変調す
    るものであり、 前記復調手段は、前記基準光と制御光について得られる
    振幅変調された受光信号の強度変化の周波数f1,f2
    を検出する周波数検出回路であり、 前記制御回路は、前記各周波数検出回路により検出され
    る周波数f1,f2の比が所定の値となるように前記駆
    動回路を帰還制御するものであることを特徴とする請求
    項3記載の波長安定化可干渉性光源装置。
  5. 【請求項5】 前記変調手段は、前記基準光と制御光の
    各光路長差に所定の振幅dと角周波数を有する正弦波状
    の振動を与えることにより、前記基準光と制御光につい
    てそれぞれ得られる受光信号をそれらの波長に応じて位
    相変調するものであり、 前記復調手段は、前記基準光と制御光について得られる
    位相変調された受光信号の位相項ψ1=(2πd/λ
    1)+φ1,ψ2=(2πd/λ2)+φ2(但し、λ
    1,λ2はそれぞれ基準光,制御光の波長、φ1,φ2
    は初期位相量)をそれぞれPM復調により検出する位相
    検出回路と、各位相検出回路により求められた位相項の
    振幅2πd/λ1,2πd/λ2を抽出する振幅抽出回
    路とから構成され、 前記制御回路は、前記各振幅抽出回路により抽出された
    振幅の比率λ2/λ1が所定の値になるように前記駆動
    回路を帰還制御するものであることを特徴とする請求項
    3記載の波長安定化可干渉性光源装置。
  6. 【請求項6】 前記変調手段は、前記基準光と制御光の
    各光路長差に所定の振幅dと角周波数ωを有する正弦波
    状の振動を与えると同時に、光路中に音響光学器変調器
    を挿入して前記基準光と制御光の受光信号に角周波数ω
    cの干渉ビート信号を重畳させることにより、前記基準
    光と制御光についてそれぞれ得られる受光信号をそれら
    の波長に応じて周波数変調するものであり、 前記復調手段は、前記基準光と制御光について得られる
    周波数変調された受光信号の位相項ψ1=(2πd/λ
    1)cosωt+φ1,ψ2=(2πd/λ2)cosωt+
    φ2(但し、λ1,λ2はそれぞれ基準光,制御光の波
    長、φ1,φ2は初期位相量)をキャリア角周波数ωc
    を用いたFM復調により検出する位相検出回路と、各位
    相検出回路により求められた位相項の振幅2πd/λ
    1,2πd/λ2を抽出する振幅抽出回路とから構成さ
    れ、 前記制御回路は、前記各振幅抽出回路により求められた
    振幅の比率λ2/λ1が所定の値となるように前記駆動
    回路を帰還制御するものであることを特徴とする請求項
    3記載の波長安定化可干渉性光源装置。
  7. 【請求項7】 前記基準光と制御光の各光路長差に正弦
    波状の振動を与える手段は、電気光学変調器であること
    を特徴とする請求項6記載の波長安定化可干渉性光源装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路は、二つの入力の比に基づ
    いて前記可干渉性光源の波長を算出する波長算出回路
    と、この波長算出回路により求められた波長と外部から
    指定された波長との差が零となるように前記駆動回路を
    帰還制御する帰還制御回路とから構成されることを特徴
    とする請求項3乃至7のいずれかに記載の波長安定化可
    干渉性光源装置。
  9. 【請求項9】 前記可干渉性光源は、前記駆動回路によ
    り供給される注入電流により波長を可変する半導体レー
    ザであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載の波長安定化可干渉性光源装置。
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