JP2001026542A - 血行改善性繊維構造物 - Google Patents

血行改善性繊維構造物

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JP2001026542A
JP2001026542A JP19815199A JP19815199A JP2001026542A JP 2001026542 A JP2001026542 A JP 2001026542A JP 19815199 A JP19815199 A JP 19815199A JP 19815199 A JP19815199 A JP 19815199A JP 2001026542 A JP2001026542 A JP 2001026542A
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宏明 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒトの皮膚の血行を改善・促進することので
きる血行改善性繊維構造物を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 有効成分としてビタミンPを含有する血
行改善性繊維構造物を提供することにより前記課題を解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血行改善性繊維構造
物に関し、より詳細には、有効成分としてビタミンPを
含有してなる血行改善性繊維構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣料品に代表される繊維構造物が
有する機能性としては、視覚的、物理的な機能性に加
え、防湿性、耐熱性等の機能性を挙げることができる。
また、近年、高まりつつある健康志向、衛生志向のニー
ズに呼応して、抗アレルギー性、紫外線吸収性、抗菌性
などの機能性が繊維構造物に賦与されつつある。しかし
ながら、皮膚と直接接触する機会を有する手袋、帽子、
下着類等の繊維構造物にあっては、それら繊維構造物
が、多かれ少なかれ皮膚を圧迫し皮膚の血行障害を起こ
す結果、皮膚が赤らんだり、皮膚に赤斑、むくみ、鬱血
を生じるなど問題が指摘されている。
【0003】斯かる状況下、皮膚に血行障害を惹起し難
い繊維構造物が鶴首されていたが、未だ、提供されるに
は至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の繊維
構造物と同様の用途、目的で使用でき、皮膚の血行障害
を惹起し難い繊維構造物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、繊維構造
物に於ける皮膚の血行改善について鋭意研究した結果、
ビタミンPを含有させた繊維構造物が、皮膚の血行改善
・促進に極めて有効であることを見い出し本発明を完成
した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の血行改善性繊維構造物
は、ビタミンPを含有する皮膚の血行を効果的に改善・
促進し得る繊維構造物(以下、「血行改善性繊維構造
物」と言う。)であって、当該繊維構造物は、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリオレフィン、アクリル、ナイロ
ン等の合成繊維、アセテート等の半合成繊維、ベンベル
グ、レーヨン等の再生繊維及び木綿、麻、羊毛、絹等の
天然繊維、及び、それらを併用して得られる混紡、混
繊、交撚又は編織物等を主体とする繊維構造物である。
更に、本発明の血行改善性繊維構造物とは、綿、糸、編
織物或いは不織布の何れかにより構成される衣料品、家
庭用品、インテリア及び工業用資材等、ヒトの皮膚と直
接接触する機会を有する物品全般を包含する。
【0007】本発明の血行改善性繊維構造物が有効成分
として含有するビタミンPは、従来より、毛細血管強
化、皮膚の美白化、保湿化、虚弱化予防、点状出血予
防、斑状出血予防、疲労回復、冷え症、肩こり等を緩和
・緩解する作用を有することが知られ、食品、化粧品、
医薬品に使用されている。しかしながら、ヒトの皮膚と
接触する機会を有する繊維構造物に、斯かる作用を有す
るビタミンPを配合し、これを経皮的に吸収させること
により、膚皮の血行を改善・促進するという試みは、本
発明をもって嚆矢とするものである。
【0008】本発明で用いるビタミンPは、本発明の所
期の目的が達成される限り、その由来、性状は問わず、
天然由来、酵素反応又は有機合成により得られるルチ
ン、ヘスペリジン及びナリンジン等のビタミンP、及
び、それらビタミンPの糖転移反応物であるα−グリコ
シル ルチン、α−グリコシル ヘスペリジン及びα−
グリコシル ナリンジン等の何れのビタミンPをも包含
する。これらビタミンPは、その純度に関係なく使用す
ることができるが、アレルギー性肌のユーザでも安心し
て使用できるよう、より高純度のものが望ましい。尚、
本発明で言うビタミンPとは、特に断りがない限り、前
記ルチン、ヘスペリジン、ナリンジンの他、それらの糖
転移反応物であるα−グリコシル ルチン、α−グリコ
シル ヘスペリジン及びα−グリコシル ナリンジン等
を包含する。
【0009】ルチンの糖転移物であるα−グリコシル
ルチンは、例えば、特開平3−27293号公報及び特
開平3−115292号公報に開示されているように、
ルチンと比べてより高い安定性と水溶性を有している。
従って、ビタミンPとしてα−グリコシル ルチンを用
いる場合、より血行改善性の優れた本発明の繊維構造物
とすることができる。通常、ビタミンPとしてα−グリ
コシル ルチンを用いる場合、本発明の血行改善性繊維
構造物を一回使用形態の繊維構造物とするか、洗濯耐
性、ドライクリーニング耐性、摩擦耐性を賦与するため
に、α−グリコシル ルチンを単独、又はα−、β−及
び/又はγ−サイクロデキストリン(以下、特に断りが
ない限り、「サイクロデキストリン」と言う。)により
包摂した後、マイクロカプセル化するのが好適である。
【0010】ヘスペリジンの糖転移物であるα−グリコ
シル ヘスペリジンは、例えば、特開平3−7593号
公報に記載されているように、ヘスペリジンと比べ、安
定性ンと比べてより高い安定性と水溶性を有している。
従って、ビタミンPとしてα−グリコシル ヘスペリジ
ンを用いる場合、より血行改善性の優れた安定な本発明
の繊維構造物を得ることができる。通常、ビタミンPと
してα−グリコシルヘスペリジンを用いる場合、本発明
の血行改善性繊維構造物を一回使用形態の繊維構造物と
するか、洗濯耐性、ドライクリーニング耐性、摩擦耐性
を賦与するために、α−グリコシル ヘスペリジンをそ
のまま、又はサイクロデキストリンにより包摂した後、
マイクロカプセル化するのが好適である。
【0011】ナリンジンの糖転移物であるα−グリコシ
ル ナリンジンは、例えば、特開平4−13691号公
報及び特開平11−101824号公報に記載されてい
るように、ナリンジンと比べ、安定性が高く、水溶性も
著しく改善されているとの優ンと比べてより高い安定性
と水溶性を有している。従って、ビタミンPとしてα−
グリコシル ナリンジンを用いる場合、より血行改善性
の優れた安定な本発明の繊維構造物を得ることができ
る。通常、ビタミンPとしてα−グリコシル ナリンジ
ンを用いる場合、本発明の血行改善性繊維構造物を一回
使用形態の繊維構造物とするか、洗濯耐性、ドライクリ
ーニング耐性、摩擦耐性を賦与するために、α−グリコ
シル ナリンジンを単独、又はサイクロデキストリンに
より包摂した後、マイクロカプセル化するのが好適であ
る。
【0012】本発明で使用する抗菌剤としては、パラベ
ン、安息香酸、シアニン系感光色素、及び炭素数4〜1
0の1,2−アルカンジオールから選ばれる1種以上の
化合物を使用することができる。前記シアニン系感光色
素の内、感光素201号(商品名『ピオニン』)(株式
会社林原生物化学研究所製)は、本発明に於いて好適に
使用できる。また、本出願と同じ出願人による特願平1
1−45504号明細書に開示している化合物である炭
素数4〜10の1,2−アルカンジオールも、ピオニン
同様、本発明に於いては好適に使用することができる。
【0013】本発明で使用するプロポリス成分として
は、ヒトの皮膚と接触して好ましくない弊害を惹起しな
い限り、精製又は未精製プロポリス、及び、市販のプロ
ポリス製品等の精製又は加工されたプロポリス、また、
精製・単離されたプロポリスを使用することができる。
本発明に於いてプロポリスは、ビタミンPの補助剤及び
/又は抗菌剤として使用するものである。
【0014】本発明に於いて、ビタミンP、抗菌剤及び
/又はプロポリス成分は、そのままの状態で、又は、マ
イクロカプセル化した状態で、適宜合成樹脂バインダー
により血行改善性繊維構造物に固着し、含有されてい
る。ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポリス成分を合
成樹脂バインダーに均一に分散させるために、溶媒とし
て、水、アルコール、非イオン性界面活性剤及びイオン
性界面活性剤等の1種以上を適宜使用できる。尚、前記
溶媒としては、ビタミンP、抗菌剤及びプロポリス成分
を溶解し得る限り、その種類は特に問わない。
【0015】ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポリス
成分をマイクロカプセル化する場合には、それら化合物
を安定に保持し、洗濯耐性、ドライクリーニング耐性、
摩擦耐性を向上させることができると共に、それら成分
を徐放性とし、それら化合物を比較的長時間に亘って皮
膚に供給することを可能とする。また、包摂作用を有す
るサイクロデキストリンを用いて、ビタミンP、抗菌剤
及び/又はプロポリス成分を包摂した場合には、それら
化合物の安定性、洗濯耐性、ドライクリーニング耐性を
より一層高め得ると共に、それら成分をより長時間に亘
って徐放できるとの利点がある。
【0016】ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポリス
成分をマイクロカプセル化するために用いるマイクロカ
プセル化用基材としては、無機質又は有機質の微多孔性
粒子を例示でき、シリカ、活性炭等の微多孔性粒子、中
空微多孔性メラミン樹脂粒子、アクリル酸エステル系樹
脂粒子、及びポリ尿素系樹脂粒子等を示することができ
る。アクリル酸エステル系樹脂粒子及びポリ尿素系樹脂
粒子は、ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポリス成分
をマイクロカプセル化し易く、本発明に於いては有利に
使用できる。尚、マイクロカプセル化とは、ビタミン
P、抗菌剤及び/又はプロポリス成分を、前記無機質又
は有機質の微多孔性粒子の細孔中及び/又はその表面に
吸収、吸着させることを意味する。
【0017】前記マイクロカプセル化用基材粒子の外径
は、合成樹脂バインダーによる繊維構造物への保持性、
即ち、物理的摩擦や振動、洗濯やクリーニングによる脱
落防止の観点から、0.05〜500μm、好ましく
は、0.1〜100μm、より好ましくは、1〜50μ
mの範囲が望ましい。該マイクロカプセル化用基材粒子
は、ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポリス成分の全
量1重量部に対して、0.1〜3重量部、好ましくは、
0.5乃至2重量部、より好ましくは、0.7〜1.5
重量部使用する。
【0018】本発明で使用する合成樹脂バインダーとし
ては、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アミノプラス
ト系樹脂、エポキシ系樹脂、グリオキサール系樹脂、エ
チレン尿素系樹脂及びシリコン系樹脂などを例示するこ
とができる。より好ましくは、アミノプラスト樹脂、ウ
レタン樹脂、アクリル樹脂、シリコン系樹脂などであ
る。例えば、アミノプラスト系樹脂としては、ジメチロ
ールジヒドロキシエチレン尿素、ジメチロールエチレン
尿素、ジメチロールジメトオキシエチレン尿素、ジメチ
ロールブチレン尿素、テトラメチロールアセチレンジ尿
素、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチロール5ドロ
キシプロピレン尿素、ジメチロールウロン等を例示する
ことができる。合成樹脂バインダーは、ビタミンP、抗
菌剤及び/又はプロポリス成分の全量0.5重量部に対
して、0.05〜1.5重量部、好ましくは、0.5〜
1重量部使用する。また、前記成分をマイクロカプセル
化する場合には、マイクロカプセル化用基材1重量部当
たり、0.1〜2重量部、好ましくは、0.5〜1.3
重量部使用する。
【0019】前記アクリル系樹脂としては、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレ
ート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、イソブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリ
レート、ベンジルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、ラウリルアクリレート、トリデシルアクリ
レート、ステアリルアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチ
ルアクリレートメトキシポリエチレングリコールアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−ク
ロロプロピルアクリレート1,4−ブチレングリコール
モノアクリレート、又は、それらの共重合体エマルジョ
ン、或いは、単独共重合体の混合エマルジョンを例示す
ることができる。
【0020】前記ウレタン系樹脂としては、ポリウレタ
ンエマルジョンあるいは水溶性ウレタン樹脂が好適に用
いられる。具体的には、大日本インキ(株)の商品名
『ハイドラン』、第一工業製薬(株)の商品名『エラス
トロン』及び『スパーフレックス』などを例示できる。
【0021】前記シリコン系樹脂としては、80℃以下
でも造膜性に優れたシリコン系樹脂、例えば、ヒドロキ
シオルガノポリシロキサンにアルコキシシランをカップ
リング剤として添加したもの、及びアミノシリコン樹脂
などを好適に使用することができる。
【0022】本発明の血行改善性繊維構造物の製造方法
について述べるに、先ず、ビタミンPを水、アルコール
等の親水性有機溶媒等のビタミンPを溶解し得る溶媒に
溶解した後、この溶液(浸漬液)に繊維構造物を浸漬す
るか、又は、ビタミンPを前記溶媒に、サイクロデキス
トリン及び界面活性剤の1種以上の存在下又は非存在下
で溶解した後、得られる溶液に繊維構造物を浸漬する。
前記浸漬条件は、20〜160℃、好ましくは、40〜
140℃、より好ましくは、60〜80℃で、3〜36
0分間、好ましくは、3〜180分間、より好ましく
は、3〜60分間の条件とする。前記浸漬液に、1種以
上の合成樹脂バインダーを配合した場合には、ビタミン
Pを繊維構造物に容易に吸着させ、含有させることがで
きる。浸漬後の繊維構造物は、遠心分離機などの手段
で、該繊維構造物が含んでいる溶媒をある程度除去した
後、200℃以下、好ましくは、150℃以下、更に好
ましくは、50〜100℃の範囲で乾燥し、必要に応じ
て、常法により乾熱処理又は湿熱処理を行う。前記乾燥
工程を減圧下で行うことも有利に実施できる。又、ビタ
ミンPをマイクロカプセル化する方法は、前記浸漬液に
1種以上の合成樹脂バインダー存在下又は非存在下、マ
イクロカプセル化用基材を浸漬し、ビタミンPを該基材
の細孔及び/又は表面に吸着、含有させることにより、
ビタミンPをマイクロカプセル化する。ビタミンPと同
様にして、抗菌剤及びプロポリス成分についてもマイク
ロカプセル化することができる。抗菌剤及びプロポリス
成分は、ビタミンPと共にマイクロカプセル化しても、
ビタミンP、抗菌剤及びプロポリス成分をそれぞれを個
別にマイクロカプセル化してもよい。
【0023】前記マイクロカプセルを繊維構造物に含有
させる方法は、該マイクロカプセルを、水、アルコール
等の親水性有機溶媒等に、合成樹脂バインダー存在下又
は非存在下で、該繊維構造物を浸漬して、該繊維構造物
を構成する繊維又は糸条表面にマイクロカプセルを付着
させ、接合させる。この際、該繊維構造物の編目や織目
が目詰まりしないよう、又、該繊維構造物の通気性をで
きるだけ保持し、皮膚のムレを防止するために、合成樹
脂バインダー含有液の粘度は、必要最小限とするのが望
ましい。
【0024】前記したように、ビタミンP、抗菌剤及び
/又はプロポリス成分を合成樹脂バインダーを用いて繊
維構造物に含有させる場合、用いる該合成樹脂バインダ
ーの量を加減することにより、それら成分を該合成樹脂
バインダーにより、全体的又は部分的に被覆することが
できる。何れの場合も、本発明の所期の目的を達成する
ことができる。耐洗濯性、ドライクリーニング耐性、摩
擦耐性等の耐久性の面からは、該バインダー被膜で比較
的厚く被覆したビタミンPを繊維構造物に含有させた状
態が好ましいが、ビタミンPによる血行促進・改善効果
の面からは、該バインダー被膜をできるだけ薄くするの
が望ましい。具体的には、ビタミンPの耐久性と効果の
両面から、該バインダー被膜の厚さは、0.001〜1
0μm、好ましくは、0.01〜5μm、より好ましく
は、0.1〜1μmの範囲とするのが望ましい。ビタミ
ンPをマイクロカプセル化する場合、これらマイクロカ
プセルは、本発明の血行改善性繊維構造物の表面又はそ
の近傍に配置するのが望ましい。配置するマイクロカプ
セル数は、マイクロカプセルの大きさにもよるが、通
常、1cm当たり50個以上、好ましくは、100個
以上、更に好ましくは、1000個以上とするのが望ま
しい。抗菌剤及びプロポリス成分の場合も、それらのマ
イクロカプセル化数はビタミンP含有マイクロカプセル
数に準ずる。これら成分のマイクロカプセル数の上限は
特に限定しないが、通常、1cm当たり10万個以下
とする。
【0025】ビタミンP、抗菌剤、プロポリス成分、及
び、マイクロカプセルの少なくとも一部を撥水加工する
方法は、これらと混合する撥水性材料の量を加減するこ
とに容易に達成できる。混合時の温度は約4〜90℃の
範囲が好適である。撥水性材料としては、皮膚刺激性の
低い天然又は合成のワックスが望ましい。具体的には、
パラフィン系ワックス、微結晶性ワックス、ミネラルワ
ックス、植物性ワックス、動物性ワックス、アマニ油、
キリ油のような乾燥油が好適に使用できる。撥水性材料
は、ビタミンP、抗菌剤、プロポリス成分、及びマイク
ロカプセルの合計量1重量部に対して、0.01〜2重
量部、好ましくは、0.1〜1重量部、より好ましく
は、0.1〜0.6重量部の範囲で用いるのが望まし
い。
【0026】本発明の血行改善性繊維構造物は、有効成
分としてビタミンPを含有する繊維構造物であって、繊
維構造物としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリオ
レフィン、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、アセテ
ートなどの半合成繊維、ベンベルグ、レーヨンなどの再
生繊維、木綿、麻、羊毛、絹、綿、綿糸、不織布などの
天然繊維等の単独及びこれらの加工品、更には、衣料
品、家庭用品、インテリア、工業用資材及びそれらの材
料を含む繊維構造物を意味する。具体的には、カーテ
ン、カーペット、ベッドカバー、タオル、マット、毛
布、シーツ、タオルケット、布団カバー、枕カバー、布
団カバー、自動車の内装材などの建寝装材料や、ユニホ
ーム、シャツ、ブラウス、ブラジャー、ランジェリー、
ペチコート、キャミソール、ショーツ、Tシャツ、トラ
ンクス、スラックス、スカート、セーター、ウェットス
ーツ、サポーター、手袋、靴下、腹巻き、ボディースー
ツ、パンティーストッキング、ガードル、矯正用下着、
及び他の下着・肌着類、サポーター、スポーツウェア等
のスポーツ用品の他、芯地、裏地などの衣料品材料、靴
の中敷、内張地、鞄地、風呂敷、ハンカチ、クッショ
ン、ぬいぐるみなどの材料、紙おむつ、おむつカバー、
ティシュー、コットン、生理用品などの衛生材料等であ
って、皮膚と直接接触する機会を有する繊維構造物全般
を包含する。
【0027】本発明の血行改善性繊維構造物は、必ずし
もその全面にビタミンPを含有している必要性はなく、
ヒトの肌と直接接触する機会を有する部分のみにビタミ
ンPを含有させていてもよく、ビタミンPが経皮的に供
給される限り、本発明の所期の効果が発揮される。ま
た、本発明の血行改善性繊維構造物に配合する抗菌剤及
び/又はプロポリス成分は、主として、皮膚表面で抗菌
作用等の機能を発揮するものである。
【0028】以下、本発明を実験例により詳細に説明す
る。
【0029】
【実験】<パネル試験>健常な女性50名(年齢20乃
至50歳)を被験者として、25名ずつ2グループ(グ
ループI、II)に分け、グループIは試験区として、
実施例1の血行改善性繊維構造物としてのパンティース
トッキングを、グループIIは対照区として、ビタミン
Pを用いなかった以外は実施例1と同様にして製造して
得たパンティーストッキングを21日間着用試験しても
らった。尚、試験区及び対照区の各被実者には、パンテ
ィーストッキングを7足ずつ配布し、毎日1枚ずつ交換
して着用してもらい、8日目以降は、各自洗濯したもの
を毎日1枚ずつ交換して着用してもらった。最終的に、
各パンティーストッキングの洗濯回数は3回であった。
尚、試験区及び対照区の何れの場合も、着用時間は、9
〜15時に亘って6時間連続的に着用してもらい、各
自、通常の生活を送ってもらった。本実験終了後、今度
は、グループIの被験者には、前記対照区としてのパン
ティーストッキング(新品7足)を、グループIIの被
験者には、前記実施例1のパンティーストッキング(新
品7足)を用いて、前記同様に着用試験を行った。前記
2つの実験終了後、双方の実験で着用した二種類のパン
ティーストッキングについての使用感を、「足の赤ら
み、赤斑、むくみ、はれ、鬱血の抑制効果」、「皮膚刺
激の抑制効果」、および「着用による圧迫感の低減効
果」の3項目について、被験者全員にアンケート調査し
た。その結果を表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】表1の結果から明らかなように、本発明の
血行改善性繊維構造物としてのパンティーストッキング
を着用した被験者に於いては、その年齢に関係なく、対
照と比べ、足の赤らみ、赤斑、むくみ、はれ、鬱血の抑
制効果、皮膚刺激の抑制効果、着用による圧迫感の低減
効果が顕著に認められた。また、表1には具体的には示
していないが、前記効果は、椅子に着座して作業する時
間の多い事務系の被験者よりも、立ち仕事に従事する被
験者に於いて、その効果はより顕著に現れた。本実験で
使用した、本発明のパンティーストッキング及び対照で
用いたパンティーストッキングが、各自、通常使用して
いるものと比べ、特に違和感があると回答した被験者は
いなかった。尚、本実験に於いて、グループIおよびグ
ループIIの被験者を入れ替えて同様に実験を行った場
合も、本実験とほぼ同様の結果が得られた。
【0032】
【実施例1】<パンティーストッキング>ビタミンPと
してのα−グリコシル ルチンとエタノールを等重量部
ずつ混合した。この混合液に粒径20〜60μmの微多
孔質シリカ粒子を浸漬して、α−グリコシル ルチンと
エタノールの混合物をマイクロカプセル化した。このマ
イクロカプセルとアクリル酸エステル系バインダー(ブ
ライマールHA−16:日本ライヒホールド社製)とを
等重量部ずつ混合し、1L当たりの固形分重量が120
gの液状混合物を得た。この混合物にナイロン6加工糸
からなる市販のパンティーストッキングを浸漬し、次い
で遠心機(3,000×gで3分間)にかけた後、11
0℃で乾燥し、150℃にてアイロンがけして、ビタミ
ンPを含有する血行改善性繊維構造物としてのパンティ
ーストッキングを得た。本品は、1cm当たり約10
0個のマイクロカプセルを含有していた。本品は、α−
グリコシル ルチンが奏する優れた紫外線吸収作用の
他、洗濯耐性、クリーニング耐性、摩擦耐性に優れてい
た。また、本品は従来品と比べ、長時間着用しても、足
の赤らみ、赤斑、むくみ、はれ等を惹起し難く、鬱血、
皮膚刺激性、着用による圧迫感を効果的に低減抑制する
優れた製品である。
【0033】
【実施例2】<肌着>実施例1のα−グリコシル ルチ
ンに代えて、ヘスペリジンと、抗菌剤として、炭素数4
の1,2−アルカンジオール及び市販のプロポリス抽出
液(林原生物化学研究所製)の等重量部からなる混合物
を用いた以外は実施例1と同様にして、エタノールと混
合した後、マイクロカプセル化した。このマイクロカプ
セルと、ポリエーテルエステルブロックコーポリマー
(SR−1000:高松油脂社製)75部とメラミン系
樹脂(スミッテクスレジンM−3:住友化学社製)25
部からなる混合バインダーとを、等重量部混合し、分散
して、1L当たりの固形分重量が110gの液状混合物
を得た。該混合物にポリエステル繊維(75デニール・
36フィラメント、ウーリー加工糸)からなる肌着用編
地を浸漬し、固形分にして3%付着させた後、140℃
で10分間熱処理した。この肌着用編地で肌着を縫製
し、本発明の血行改善性繊維構造物としての肌着を得
た。本品は、1cm当たり約30個のマイクロカプセ
ルを含有していた。本品は、抗菌性、洗濯耐性、クリー
ニング耐性、耐摩擦性に優れていた。また、本品は長時
間着用しても、皮膚と直接接触する部分の赤らみや赤斑
を惹起し難く、皮膚刺激性、着用による圧迫感を効果的
に低減抑制すると共に、肩こりを起こし難い肌着であ
る。
【0034】
【実施例3】<靴下>ビタミンPとしてのα−グリコシ
ル ナリンジン、抗菌剤としての感光素201号(商品
名『ピオニン』)(株式会社林原生物化学研究所製)、
粒径100〜150μmのアクリル酸エステル系樹脂粒
子、及びエタノールとを等重量部ずつ混合して、α−グ
リコシル ナリンジン、ピオニン及びエタノールの混合
物をマイクロカプセル化した。このマイクロカプセルと
アクリル酸エステル系バインダー(ブライマールHA−
16:日本ライヒホールド社製)とを等重量部ずつ混合
し、1L当たりの固形分重量が130gの液状混合液を
得た。この混合物に木綿からなる市販の靴下を1時間浸
漬した後、145℃で5分間加熱乾燥処理し、本発明の
血行改善性繊維構造物としての靴下を得た。本品は、1
cm当たり約1000個のマイクロカプセルを含有し
ていた。本品は、抗菌作用、洗濯耐性、クリーニング耐
性、摩擦耐性に優れ、長時間着用しても、足の皮膚との
接触部分の赤らみや赤斑を惹起し難く、皮膚刺激性、ま
た着用による圧迫感を効果的に低減抑制すると共に、足
の不快臭を効果的に抑制し得る靴下である。
【0035】
【実施例4】<手袋>実施例1〜3で得た3種類のマイ
クロカプセルをそれぞれ35重量部と、ポリエーテルエ
ステルブロックコーポリマー(SR−1000:高松油
脂社製)60重量部とメラミン系樹脂(スミッテクスレ
ジンM−3:住友化学社製)40重量部からなる混合バ
インダー100重量部とを混合して、1L当たりの固形
分重量が130gの液状混合物を得た。該混合物に、市
販の木綿製手袋を2時間浸漬した後、155℃で5分間
加熱乾燥処理し、本発明の血行改善性繊維構造物として
の手袋を得た。本品は、1cm当たり約2000個の
マイクロカプセルを含有し、抗菌性、紫外線吸収作用、
洗濯耐性、クリーニング耐性、摩擦耐性に優れ、長時間
着用しても、手の赤らみ、赤斑、むくみ、はれを惹起し
難く、鬱血、皮膚刺激性、着用による圧迫感を低減抑制
する手袋である。
【0036】
【実施例4】<リストバンド>ビタミンPとしてのα−
グリコシル ルチン、α−グリコシル ヘスペリジン及
びα−グリコシル ナリンジンを等重量部ずつ水に溶解
した。この混合液に、ナイロン6加工糸及び木綿からな
る市販のスポーツ用リストバンドを30℃で1時間浸漬
し、遠心分離(3000xgで10分間)し、70℃で
30分間乾燥し、本発明の血行改善性繊維構造物として
のスポーツ用リストバンドを得た。本品は、ビタミンP
が奏する優れた紫外線吸収作用の他、従来品と比べ、長
時間着用しても、手首の赤らみ、赤斑、むくみ、はれ等
を惹起し難く、鬱血、皮膚刺激性、着用による圧迫感を
効果的に低減抑制する優れた製品である。
【0037】
【発明の効果】上記したように、本発明は、有効成分と
してビタミンPを含有する血行改善性繊維構造物を提供
するものである。本発明の血行改善性繊維構造物とは、
直接人の肌と接触する機会を有する、カーテン、カーペ
ット、マット、毛布、タオル、シーツ、タオルケット、
布団カバー、枕カバー、自動車の内装材などの建寝装材
料や、シャツ、ブラウス、ブラジャー、ランジェリー、
ペチコート、キャミソール、ショーツ、Tシャツ、トラ
ンクス、スラックス、ウェットスーツ、サポーター、手
袋、靴下、腹巻き、ボディースーツ、パンティーストッ
キング、ガードル、矯正用下着、及び他の下着・肌着
類、スポーツ用品の他、芯地、裏地などの衣料品材料、
靴の中敷、内張地、鞄地、風呂敷、ハンカチ、クッショ
ン、ぬいぐるみなどの材料、紙おむつ、おむつカバー、
ティッシュ、コットン、生理用品などの衛生材料および
不織布等の広範囲に亘る形態の製品に使用したとき、皮
膚の血行を改善・促進するものである。このように、本
発明の用途は広範囲に及び、本発明が斯界に与える意義
は多大なものがある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BA08 EA11 MA01 MA02 MA04 MA38 MA63 NA10 ZA36 ZC28 4L033 AB01 AB05 AB06 AB07 AB09 AC10 AC15 BA12 BA17 BA99 CA36 CA50 DA06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効成分としてビタミンPを含有してな
    る血行改善性繊維構造物。
  2. 【請求項2】 ビタミンPが、ルチン、α−グリコシル
    ルチン、ヘスペリジン、α−グリコシル ヘスペリジ
    ン、ナリンジン及びα−グリコシル ナリンジンから選
    ばれる1種以上の化合物であることを特徴とする請求項
    1記載の血行改善性繊維構造物。
  3. 【請求項3】 ビタミンPが、マイクロカプセルに収容
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載の血行
    改善性繊維構造物。
  4. 【請求項4】 ビタミンPに加えて、抗菌剤及び/又は
    プロポリス成分を含有していることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の血行改善性繊維構造物。
  5. 【請求項5】 抗菌剤が、パラベン、安息香酸、シアニ
    ン系感光色素及び炭素数4〜10の1,2−アルカンジ
    オールから選ばれる1種以上の化合物であることを特徴
    とする請求項4記載の血行改善性繊維構造物。
  6. 【請求項6】 抗菌剤及び/又はプロポリス成分が、マ
    イクロカプセルに収容されていることを特徴とする請求
    項4又は5記載の血行改善性繊維構造物。
  7. 【請求項7】 マイクロカプセルが、シリカ、活性炭、
    アクリル酸エステル系樹脂及びポリ尿素系樹脂から選ば
    れる1種以上の成分からなることを特徴とする請求項3
    又は6記載の血行改善性繊維構造物。
  8. 【請求項8】 合成樹脂バインダーにより、ビタミンP
    を固着し、含有していることを特徴とする請求項1乃至
    7の何れかに記載の血行改善性繊維構造物。
  9. 【請求項9】 ビタミンPが、合成樹脂バインダーとの
    混合物の形態で存在することを特徴とする請求項8乃至
    12の何れかに記載の血行改善性繊維構造物。
  10. 【請求項10】 合成樹脂バインダーにより、抗菌剤及
    び/又はプロポリス成分を固着し、含有していることを
    特徴とする請求項4、5又は6記載の血行改善性繊維構
    造物。
  11. 【請求項11】 合成樹脂バインダーが、ウレタン系樹
    脂、アクリル系樹脂、アミノプラスト系樹脂、エポキシ
    系樹脂、グリオキサール系樹脂、エチレン尿素系樹脂及
    びシリコン系樹脂から選ばれる1種以上の樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項8、9又は10記載の血行改善性
    繊維構造物。
  12. 【請求項12】 ビタミンP、抗菌剤及び/又はプロポ
    リス成分の少なくとも一部が、合成樹脂バインダーから
    露出していることを特徴とする請求項4乃至10記載の
    血行改善性繊維構造物。
  13. 【請求項13】 合成樹脂バインダーから露出している
    ビタミンPの少なくとも一部が撥水加工されていること
    を特徴とする請求項11記載の血行改善性繊維構造物。
  14. 【請求項14】 合成樹脂バインダーの表面の全部又は
    一部が撥水加工されていることを特徴とする請求項8乃
    至13の何れかに記載の血行改善性繊維構造物。
  15. 【請求項15】 血行改善性繊維構造物が、ヒトの皮膚
    と直接接触する機会を有する、不織布、編織物、網状
    物、寝具類、衣料品、スポーツ用品、生理用品、家庭用
    品、インテリア、又は、工業用資材であることを特徴と
    する請求項1乃至14の何れかに記載の血行改善性繊維
    構造物。
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