JP2001025804A - Cブロックのロール曲げ加工 - Google Patents
Cブロックのロール曲げ加工Info
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- JP2001025804A JP2001025804A JP2000152948A JP2000152948A JP2001025804A JP 2001025804 A JP2001025804 A JP 2001025804A JP 2000152948 A JP2000152948 A JP 2000152948A JP 2000152948 A JP2000152948 A JP 2000152948A JP 2001025804 A JP2001025804 A JP 2001025804A
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- bending
- chock
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- wings
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B29/00—Counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load, e.g. backing rolls ; Roll bending devices, e.g. hydraulic actuators acting on roll shaft ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2269/00—Roll bending or shifting
- B21B2269/02—Roll bending; vertical bending of rolls
- B21B2269/04—Work roll bending
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B31/203—Balancing rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Actuator (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延装置の対のハウジング支柱間に、鉛直方
向に限定されたスペースを有する圧延装置に適用される
ワークロール曲げ加工のためのシステムを提供すること
である。 【解決手段】 プロファイル制御のための頂部および底
部ワークロールと、前記頂部および底部ワークロールの
長手方向の端部を回転自在に支持している伝達面を有
し、前記対をなしたハウジングポストのあいだに摺動自
在に保持されたワークロールチョックと、前記対をなし
たハウジングポストとの最短部に向かって各ワークロー
ルの側部から延びる少なくとも1つの曲げウイングと、
前記ワークロール上に曲げ力を付与するための、曲げウ
イングを貫いて作用する手段とからことを特徴としてい
る。
向に限定されたスペースを有する圧延装置に適用される
ワークロール曲げ加工のためのシステムを提供すること
である。 【解決手段】 プロファイル制御のための頂部および底
部ワークロールと、前記頂部および底部ワークロールの
長手方向の端部を回転自在に支持している伝達面を有
し、前記対をなしたハウジングポストのあいだに摺動自
在に保持されたワークロールチョックと、前記対をなし
たハウジングポストとの最短部に向かって各ワークロー
ルの側部から延びる少なくとも1つの曲げウイングと、
前記ワークロール上に曲げ力を付与するための、曲げウ
イングを貫いて作用する手段とからことを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚さゲージ減少中
にストリッププロフィルを制御するための連続金属スト
リップ圧延装置のワークロール曲げ加工に関する。
にストリッププロフィルを制御するための連続金属スト
リップ圧延装置のワークロール曲げ加工に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】鉛直
平面のワークロール曲げ加工は、連続金属ストリップ圧
延装置の上部および下部ワークロールの各長手方向端部
で回転可能な支持チョックに力を印加することによっ
て、実物どおりにまたは実物とは反対に実施されること
が可能である。いわゆるCブロック、Eブロック、マイ
ウェスト(Mae West)ブロックおよびその他の
タイプの圧延装置ブロックは、ワークロールに曲げ加工
力を用いるために、適切に構成されたチョックと組み合
わされる圧力使用シリンダおよびピストン組立構造体を
包容する。曲げ加工システムは、圧延装置スタンドのハ
ウジング支柱の範囲内にあり、そして、上部および下部
バックアップロールチョックによって鉛直方向に制限さ
れることが最も多い。
平面のワークロール曲げ加工は、連続金属ストリップ圧
延装置の上部および下部ワークロールの各長手方向端部
で回転可能な支持チョックに力を印加することによっ
て、実物どおりにまたは実物とは反対に実施されること
が可能である。いわゆるCブロック、Eブロック、マイ
ウェスト(Mae West)ブロックおよびその他の
タイプの圧延装置ブロックは、ワークロールに曲げ加工
力を用いるために、適切に構成されたチョックと組み合
わされる圧力使用シリンダおよびピストン組立構造体を
包容する。曲げ加工システムは、圧延装置スタンドのハ
ウジング支柱の範囲内にあり、そして、上部および下部
バックアップロールチョックによって鉛直方向に制限さ
れることが最も多い。
【0003】米国特許第3,228,219号明細書
は、実物とは反対だけに、ワークロール曲げ加工を達成
するために、油空圧手段が、ワークロールチョックとバ
ックアップロールチョックとの間に配置されているロー
ル曲げ加工を記載している。
は、実物とは反対だけに、ワークロール曲げ加工を達成
するために、油空圧手段が、ワークロールチョックとバ
ックアップロールチョックとの間に配置されているロー
ル曲げ加工を記載している。
【0004】米国特許第5,638,716号明細書
は、変更されたCブロックが、圧延装置のハウジング支
柱に堅固に接続されている実物どおりおよび実物とは反
対の両方でのワークロール曲げ加工を記載している。
は、変更されたCブロックが、圧延装置のハウジング支
柱に堅固に接続されている実物どおりおよび実物とは反
対の両方でのワークロール曲げ加工を記載している。
【0005】日本国特許公報(特開平11−5612号
公報)は、各チョックから突出している2つの“隅肉”
を有するワークロールチョックを記載している。隅肉の
長さは、ロール軸方向に、同一方向のチョックの長さ未
満である。隅肉の長さおよび位置は、ワークロール同士
が互いに接触しあうとき、隅肉が、ほとんど同一の水平
面内に達するものである。チョックの曲げ加工力は、各
チョックの軸方向に沿って対称でなく、チョックのベア
リング面に対して摩耗が一様でなく、また耐用を短縮す
る結果を生じる。
公報)は、各チョックから突出している2つの“隅肉”
を有するワークロールチョックを記載している。隅肉の
長さは、ロール軸方向に、同一方向のチョックの長さ未
満である。隅肉の長さおよび位置は、ワークロール同士
が互いに接触しあうとき、隅肉が、ほとんど同一の水平
面内に達するものである。チョックの曲げ加工力は、各
チョックの軸方向に沿って対称でなく、チョックのベア
リング面に対して摩耗が一様でなく、また耐用を短縮す
る結果を生じる。
【0006】本発明は、特に、圧延装置の対のハウジン
グ支柱間に、鉛直方向に限定されたスペースを有する圧
延装置に適用されるワークロール曲げ加工のためのシス
テムを提供することを目的とするものであり、一般に、
当初、ワークロール曲げ加工の特徴を有して設計されて
いない4段(あるいは4段以上)の既存圧延装置のロー
ル曲げ加工手段を改装するときの場合である。
グ支柱間に、鉛直方向に限定されたスペースを有する圧
延装置に適用されるワークロール曲げ加工のためのシス
テムを提供することを目的とするものであり、一般に、
当初、ワークロール曲げ加工の特徴を有して設計されて
いない4段(あるいは4段以上)の既存圧延装置のロー
ル曲げ加工手段を改装するときの場合である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
連続的な金属ストリップのプロファイル制御のための、
両側にそれぞれ対をなしたハウジングポストを有する圧
延装置において、ストリッププロファイルを実現するた
めのワークロール曲げシステムであって、該連続的な金
属ストリップと係合する、プロファイル制御のための頂
部および底部ワークロールと、前記頂部および底部ワー
クロールの長手方向の端部を回転自在に支持している伝
達面を有し、前記対をなしたハウジングポストのあいだ
に摺動自在に保持されたワークロールチョックと、前記
対をなしたハウジングポストとの最短部に向かって各ワ
ークロールの側部から延びる少なくとも1つの曲げウイ
ングと、前記ワークロール上に曲げ力を付与するため
の、曲げウイングを貫いて作用する手段とからなり、そ
れぞれの曲げウイングが、ワークロール操作中に回転自
在に支持されているワークロールの中心軸に沿った寸法
および配置を有し、頂部ワークロールチョック曲げウイ
ングおよび底部ワークロールチョック曲げウイングが、
干渉せずに同一の水平面を占有することができ、前記曲
げ力が、前記軸に沿うようにバランスされて、各チョッ
クの伝達面上に付与されてなるワークロール曲げシステ
ムに向けられている。
連続的な金属ストリップのプロファイル制御のための、
両側にそれぞれ対をなしたハウジングポストを有する圧
延装置において、ストリッププロファイルを実現するた
めのワークロール曲げシステムであって、該連続的な金
属ストリップと係合する、プロファイル制御のための頂
部および底部ワークロールと、前記頂部および底部ワー
クロールの長手方向の端部を回転自在に支持している伝
達面を有し、前記対をなしたハウジングポストのあいだ
に摺動自在に保持されたワークロールチョックと、前記
対をなしたハウジングポストとの最短部に向かって各ワ
ークロールの側部から延びる少なくとも1つの曲げウイ
ングと、前記ワークロール上に曲げ力を付与するため
の、曲げウイングを貫いて作用する手段とからなり、そ
れぞれの曲げウイングが、ワークロール操作中に回転自
在に支持されているワークロールの中心軸に沿った寸法
および配置を有し、頂部ワークロールチョック曲げウイ
ングおよび底部ワークロールチョック曲げウイングが、
干渉せずに同一の水平面を占有することができ、前記曲
げ力が、前記軸に沿うようにバランスされて、各チョッ
クの伝達面上に付与されてなるワークロール曲げシステ
ムに向けられている。
【0008】本発明の第2の態様は、ワークロール曲げ
手段なしにワークロール曲げ手段を提供し得るように現
存する圧延装置を修正する方法であって、現存するワー
クロールチョックを、連続的な金属ストリップのプロフ
ァイル制御のための、両側にそれぞれ対をなしたハウジ
ングポストを有する圧延装置において、ストリッププロ
ファイルを実現するためのワークロール曲げシステムで
あって、該連続的な金属ストリップと係合する、プロフ
ァイル制御のための頂部および底部ワークロールと、前
記頂部および底部ワークロールの長手方向の端部を回転
自在に支持している伝達面を有し、前記対をなしたハウ
ジングポストのあいだに摺動自在に保持されたワークロ
ールチョックと、前記対をなしたハウジングポストとの
最短部に向かって各ワークロールの側部から延びる少な
くとも1つの曲げウイングと、前記ワークロール上に曲
げ力を付与するための、曲げウイングを貫いて作用する
手段とからなり、それぞれの曲げウイングが、ワークロ
ール操作中に回転自在に支持されているワークロールの
中心軸に沿った寸法および配置を有し、頂部ワークロー
ルチョック曲げウイングおよび底部ワークロールチョッ
ク曲げウイングが、干渉せずに同一の水平面を占有する
ことができ、前記曲げ力が、前記軸に沿うようにバラン
スされて、各チョックの伝達面上に付与されてなるワー
クロールチョック曲げシステムと置き換えることからな
る方法に向けられている。
手段なしにワークロール曲げ手段を提供し得るように現
存する圧延装置を修正する方法であって、現存するワー
クロールチョックを、連続的な金属ストリップのプロフ
ァイル制御のための、両側にそれぞれ対をなしたハウジ
ングポストを有する圧延装置において、ストリッププロ
ファイルを実現するためのワークロール曲げシステムで
あって、該連続的な金属ストリップと係合する、プロフ
ァイル制御のための頂部および底部ワークロールと、前
記頂部および底部ワークロールの長手方向の端部を回転
自在に支持している伝達面を有し、前記対をなしたハウ
ジングポストのあいだに摺動自在に保持されたワークロ
ールチョックと、前記対をなしたハウジングポストとの
最短部に向かって各ワークロールの側部から延びる少な
くとも1つの曲げウイングと、前記ワークロール上に曲
げ力を付与するための、曲げウイングを貫いて作用する
手段とからなり、それぞれの曲げウイングが、ワークロ
ール操作中に回転自在に支持されているワークロールの
中心軸に沿った寸法および配置を有し、頂部ワークロー
ルチョック曲げウイングおよび底部ワークロールチョッ
ク曲げウイングが、干渉せずに同一の水平面を占有する
ことができ、前記曲げ力が、前記軸に沿うようにバラン
スされて、各チョックの伝達面上に付与されてなるワー
クロールチョック曲げシステムと置き換えることからな
る方法に向けられている。
【0009】本発明のワークロールチョックは、それぞ
れが隣接したハウジング支柱の方に外方に延在する曲げ
加工ウイングを有して構成されている。支持されたワー
クロールの軸方向のチョックの寸法に対する各ウイング
の寸法は、ワークロールがロールするための正しい位置
にあるとき、ウイング同士が互いにバイパスになり、か
つ互いに妨げ合わないようなものである。曲げ加工ウイ
ングは、曲げ加工力がチョックに用いられるとき、ウイ
ングを介して、各チョックの力が、軸方向に沿って対称
であるように配置され、チョック内のベアリング面の摩
耗を一様とし、さらに耐用の長さを増大するのを容易に
する。
れが隣接したハウジング支柱の方に外方に延在する曲げ
加工ウイングを有して構成されている。支持されたワー
クロールの軸方向のチョックの寸法に対する各ウイング
の寸法は、ワークロールがロールするための正しい位置
にあるとき、ウイング同士が互いにバイパスになり、か
つ互いに妨げ合わないようなものである。曲げ加工ウイ
ングは、曲げ加工力がチョックに用いられるとき、ウイ
ングを介して、各チョックの力が、軸方向に沿って対称
であるように配置され、チョック内のベアリング面の摩
耗を一様とし、さらに耐用の長さを増大するのを容易に
する。
【0010】その他の顕著な特徴および効果は、添付の
図面を参照にしてより詳細に記載されている。
図面を参照にしてより詳細に記載されている。
【0011】本発明の開示は、それぞれが関連バックア
ップロールを有する上部および下部ワークロールを呈す
る4段の圧延装置のワークロールに焦点が合わされてい
る。好ましい実施の形態における本発明の曲げ加工シス
テムは、使用可能なスペースを水平に制限する圧延装置
スタンドと、使用可能なスペースを鉛直に制限するバッ
クアップロールチョックとの対のハウジング支柱の範囲
内にある。このようなシステムの利点が付与されること
が可能なその他の圧延装置構成でも可能である。従来実
施の曲げ加工システムは、特に、鉛直方向のスペースが
制限される適用への使用を効果的にする本発明の小型化
を示すために、さらに比較するために論じられている。
ップロールを有する上部および下部ワークロールを呈す
る4段の圧延装置のワークロールに焦点が合わされてい
る。好ましい実施の形態における本発明の曲げ加工シス
テムは、使用可能なスペースを水平に制限する圧延装置
スタンドと、使用可能なスペースを鉛直に制限するバッ
クアップロールチョックとの対のハウジング支柱の範囲
内にある。このようなシステムの利点が付与されること
が可能なその他の圧延装置構成でも可能である。従来実
施の曲げ加工システムは、特に、鉛直方向のスペースが
制限される適用への使用を効果的にする本発明の小型化
を示すために、さらに比較するために論じられている。
【0012】図5は、Eブロック10と11のハウジン
グと、それぞれに12と13などの、油空圧シリンダ
と、ピストンとを特色とする一般にEブロックの曲げ加
工システムのことを描いている。
グと、それぞれに12と13などの、油空圧シリンダ
と、ピストンとを特色とする一般にEブロックの曲げ加
工システムのことを描いている。
【0013】上方ワークロールチョック14および下方
ワークロール15は、たとえば、ほぼ水平に延在する曲
げ加工ウイング16を呈し、その上でピストンがワーク
ロール曲げ加工を実施するように作用する。すべてこの
ようなコンポーネントは、対のハウジング支柱17と1
8およびバックアップロールチョック19と20によっ
て結合されるスペース内にある。
ワークロール15は、たとえば、ほぼ水平に延在する曲
げ加工ウイング16を呈し、その上でピストンがワーク
ロール曲げ加工を実施するように作用する。すべてこの
ようなコンポーネントは、対のハウジング支柱17と1
8およびバックアップロールチョック19と20によっ
て結合されるスペース内にある。
【0014】図6は、一般にCブロックの曲げ加工シス
テムのことを描いている。Cブロック21と22は、そ
れぞれに23と24などの、油空圧シリンダと、ピスト
ンとを包容している。上方ワークロールチョック25お
よび下方ワークロールチョック26は、たとえば、27
と28の対の曲げ加工ウイングを有し、その上でピスト
ン24と30によって与えられる力が、ワークロールを
曲げるために鉛直方向に作用する。Cブロックシステム
は、対のハウジング支柱31と32およびバックアップ
ロールチョック33と34によって結合される。
テムのことを描いている。Cブロック21と22は、そ
れぞれに23と24などの、油空圧シリンダと、ピスト
ンとを包容している。上方ワークロールチョック25お
よび下方ワークロールチョック26は、たとえば、27
と28の対の曲げ加工ウイングを有し、その上でピスト
ン24と30によって与えられる力が、ワークロールを
曲げるために鉛直方向に作用する。Cブロックシステム
は、対のハウジング支柱31と32およびバックアップ
ロールチョック33と34によって結合される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明のワークロールチョ
ックを示す斜視図、図2〜図4は、システムと圧延装置
とに関連するようにチョックを描いた立面図および断面
端面図である。
ックを示す斜視図、図2〜図4は、システムと圧延装置
とに関連するようにチョックを描いた立面図および断面
端面図である。
【0016】本発明の下記の開示において、いくつかの
場合、複数の類似コンポーネントの1つが描かれてい
る。このような説明は、類似コンポーネントのすべてに
適用することは理解されるであろう。曲げ加工システム
は、図面において、ワークロールの1つの長手方向端部
だけに描かれているが、類似のコンポーネントは、反対
側の長手方向端部にも配置されている。チョックは、ワ
ークロールの首付き端部部分を回転可能に支持するため
にベアリング面を包容している。
場合、複数の類似コンポーネントの1つが描かれてい
る。このような説明は、類似コンポーネントのすべてに
適用することは理解されるであろう。曲げ加工システム
は、図面において、ワークロールの1つの長手方向端部
だけに描かれているが、類似のコンポーネントは、反対
側の長手方向端部にも配置されている。チョックは、ワ
ークロールの首付き端部部分を回転可能に支持するため
にベアリング面を包容している。
【0017】上部ワークロールチョックは、35で示さ
れ、下部ワークロールチョックは、36で示され、両チ
ョックは、ロールとそれらの関連コンポーネントとに対
して鉛直アラインメントを与え、また圧延スクリューダ
ウン手段に対して支持を与える対の圧延装置ハウジング
支柱37と38(図3および図4)の範囲内に配置され
ている。圧延装置は、オペレータ側に対のハウジング支
柱を、そして駆動側に対のハウジング支柱を有してい
る。本発明の好ましい実施の形態において、上部ワーク
ロールチョック35は、それぞれが隣接したハウジング
支柱37あるいは38の方に延在するチョックの両側に
単一の曲げ加工ウイングを有している。曲げ加工ウイン
グ39は、図1に示されているが、図から隠されている
ウイングが、長手方向軸40と41によって画定される
平面に鏡像で配置されているチョックの反対側にもあ
る。このような軸は、チョックに支持されるワークロー
ルの中央軸と同一の空間を占めている。
れ、下部ワークロールチョックは、36で示され、両チ
ョックは、ロールとそれらの関連コンポーネントとに対
して鉛直アラインメントを与え、また圧延スクリューダ
ウン手段に対して支持を与える対の圧延装置ハウジング
支柱37と38(図3および図4)の範囲内に配置され
ている。圧延装置は、オペレータ側に対のハウジング支
柱を、そして駆動側に対のハウジング支柱を有してい
る。本発明の好ましい実施の形態において、上部ワーク
ロールチョック35は、それぞれが隣接したハウジング
支柱37あるいは38の方に延在するチョックの両側に
単一の曲げ加工ウイングを有している。曲げ加工ウイン
グ39は、図1に示されているが、図から隠されている
ウイングが、長手方向軸40と41によって画定される
平面に鏡像で配置されているチョックの反対側にもあ
る。このような軸は、チョックに支持されるワークロー
ルの中央軸と同一の空間を占めている。
【0018】好ましい実施の形態における下部チョック
36は、それぞれが隣接したハウジング支柱37あるい
は38(図3および図4)の方に延在する42、43、
44および45(図1)で示されるチョックの各側に2
つの曲げ加工ウイングを有している。軸41の方向にあ
る各ウイングの寸法は、薄いゲージ材料をロールすると
きのように、チョックが互いにきわめて近接する場合、
ウイング39などの上部ワークロールチョックのウイン
グが、下部ワークロールチョックのウイング44、45
(図1)と互いに噛合うことが可能であるような寸法で
ある。このような互いに噛合う位置決めは、46の破線
で示されている。このようなウイングは、下部ワークロ
ールチョック36から上方に、つぎに、外方に延在し、
そしてチョックが、ロール中に、互いにきわめて近接す
るとき、噛合わされた曲げ加工ウイングが、図3および
図4に47で最もよく示されるように、ほぼ同一の水平
面に位置するように、上部ワークロールチョック35か
ら下方、つぎに、外方に延在する。
36は、それぞれが隣接したハウジング支柱37あるい
は38(図3および図4)の方に延在する42、43、
44および45(図1)で示されるチョックの各側に2
つの曲げ加工ウイングを有している。軸41の方向にあ
る各ウイングの寸法は、薄いゲージ材料をロールすると
きのように、チョックが互いにきわめて近接する場合、
ウイング39などの上部ワークロールチョックのウイン
グが、下部ワークロールチョックのウイング44、45
(図1)と互いに噛合うことが可能であるような寸法で
ある。このような互いに噛合う位置決めは、46の破線
で示されている。このようなウイングは、下部ワークロ
ールチョック36から上方に、つぎに、外方に延在し、
そしてチョックが、ロール中に、互いにきわめて近接す
るとき、噛合わされた曲げ加工ウイングが、図3および
図4に47で最もよく示されるように、ほぼ同一の水平
面に位置するように、上部ワークロールチョック35か
ら下方、つぎに、外方に延在する。
【0019】一般に、各チョックは、六面体形状を有
し、図1に最もよく示される上部ワークロールチョック
35は、側面部分48と、フェース部分49と、上部部
分50とを有している。類似の部分および反対側部分4
8、49および50は、図から隠されている。下部ワー
クロールチョック36は、同様に構成された部分を有し
ている。
し、図1に最もよく示される上部ワークロールチョック
35は、側面部分48と、フェース部分49と、上部部
分50とを有している。類似の部分および反対側部分4
8、49および50は、図から隠されている。下部ワー
クロールチョック36は、同様に構成された部分を有し
ている。
【0020】図1を参照すると、曲げ加工ウイング39
およびその鏡像ウイングは、曲げ加工力が印加されると
き、ベアリング面に沿って長手方向に平衡を保たせるよ
うに、長手方向軸40の方向のベアリング面に対して中
心合わせされ、不均衡力と比較すれば、チョックおよび
ベアリング面の耐用年数を結果として容易に長くする。
同様な方法で、下部ワークロールイング44と45は、
同等の力が各ウイングに印加されるとき、曲げ加工力が
平衡を保たせるように、ベアリング面の長手方向中央か
ら同間隔に配置されている。このような長手方向中央
は、いくつかの場合、各チョックの反対側フェース部分
間のほぼ中間にある。
およびその鏡像ウイングは、曲げ加工力が印加されると
き、ベアリング面に沿って長手方向に平衡を保たせるよ
うに、長手方向軸40の方向のベアリング面に対して中
心合わせされ、不均衡力と比較すれば、チョックおよび
ベアリング面の耐用年数を結果として容易に長くする。
同様な方法で、下部ワークロールイング44と45は、
同等の力が各ウイングに印加されるとき、曲げ加工力が
平衡を保たせるように、ベアリング面の長手方向中央か
ら同間隔に配置されている。このような長手方向中央
は、いくつかの場合、各チョックの反対側フェース部分
間のほぼ中間にある。
【0021】曲げ加工力は、図2〜図4に描かれている
ような油空圧シリンダおよびピストン組立構造体を介し
て本実施の形態の曲げ加工ウイングに印加される。シリ
ンダおよびピストンは、曲げ加工ウイングをまたいで広
がるCブロック51と52の中に包容される。ワークロ
ール曲げ加工システムは、ワークロールの各長手方向端
部で一対のこのようなCブロックを一体化している。ピ
ストン53と54(図2および図4)は、上部ワークロ
ールチョック曲げ加工ウイング39の上で作用する。ピ
ストン55、56および57、58は、下部ワークロー
ルチョック曲げ加工ウイング45および44(図2およ
び図3)の上でそれぞれに作用する。曲げ加工力は、3
9A(図1)などの力印加の圧痕で曲げ加工ウイングと
接触することが可能であるピストンのロッドを介して印
加される。
ような油空圧シリンダおよびピストン組立構造体を介し
て本実施の形態の曲げ加工ウイングに印加される。シリ
ンダおよびピストンは、曲げ加工ウイングをまたいで広
がるCブロック51と52の中に包容される。ワークロ
ール曲げ加工システムは、ワークロールの各長手方向端
部で一対のこのようなCブロックを一体化している。ピ
ストン53と54(図2および図4)は、上部ワークロ
ールチョック曲げ加工ウイング39の上で作用する。ピ
ストン55、56および57、58は、下部ワークロー
ルチョック曲げ加工ウイング45および44(図2およ
び図3)の上でそれぞれに作用する。曲げ加工力は、3
9A(図1)などの力印加の圧痕で曲げ加工ウイングと
接触することが可能であるピストンのロッドを介して印
加される。
【0022】ピストン53と油空圧力印加のため別の中
央に位置決めされたピストンとの断面積は、ピストン5
5および57と中央に位置決めされたピストンの側面に
位置する別のピストン(図2)とを合わせた断面積と等
しい。たとえば、ピストン53の寸法が、177.80
mmである場合、各ピストン55と57の寸法は、約1
25.73mmである。油空圧力が用いられる断面積
は、ピストン53だけおよびピストン55と57の両方
に対して約993.5cm2である。断面積のこのよう
な釣り合いは、同一圧力で、単一の源から各シリンダへ
の油空圧流体の使用を可能にする。軸40と41の方向
の曲げ加工ウイングの寸法は、油空圧流体圧から各ウイ
ングに用いられる力およびこのような力に対する曲げ加
工ウイング強度の必要条件を顧慮する。たとえば、曲げ
加工ウイング39は、チョック35に曲げ加工力を2倍
転移するとき、曲げ加工ウイング44あるいは45と比
較すれば、このような方向におけるよりも長い。このよ
うなピストンが断面積において釣り合わない異なる形状
も、本発明において可能である。別の実施の形態におい
て、ワークロール軸の方向のスペースが、使用可能な場
合、上部ワークロールチョック曲げ加工ウイングが、広
く形成されることが可能であり、さらに2つのピストン
が、このような曲げ加工ウイング(図示せず)の上に力
を用いるのに使用されることが可能である。図1〜図4
に描かれたもの、さらに上部ワークロールチョックが、
4つの曲げ加工ウイングを呈し、かつ下部ワークロール
チョックが2つの曲げ加工ウイングを呈するように変更
されたものに類似した構成も可能である(図示せず)。
央に位置決めされたピストンとの断面積は、ピストン5
5および57と中央に位置決めされたピストンの側面に
位置する別のピストン(図2)とを合わせた断面積と等
しい。たとえば、ピストン53の寸法が、177.80
mmである場合、各ピストン55と57の寸法は、約1
25.73mmである。油空圧力が用いられる断面積
は、ピストン53だけおよびピストン55と57の両方
に対して約993.5cm2である。断面積のこのよう
な釣り合いは、同一圧力で、単一の源から各シリンダへ
の油空圧流体の使用を可能にする。軸40と41の方向
の曲げ加工ウイングの寸法は、油空圧流体圧から各ウイ
ングに用いられる力およびこのような力に対する曲げ加
工ウイング強度の必要条件を顧慮する。たとえば、曲げ
加工ウイング39は、チョック35に曲げ加工力を2倍
転移するとき、曲げ加工ウイング44あるいは45と比
較すれば、このような方向におけるよりも長い。このよ
うなピストンが断面積において釣り合わない異なる形状
も、本発明において可能である。別の実施の形態におい
て、ワークロール軸の方向のスペースが、使用可能な場
合、上部ワークロールチョック曲げ加工ウイングが、広
く形成されることが可能であり、さらに2つのピストン
が、このような曲げ加工ウイング(図示せず)の上に力
を用いるのに使用されることが可能である。図1〜図4
に描かれたもの、さらに上部ワークロールチョックが、
4つの曲げ加工ウイングを呈し、かつ下部ワークロール
チョックが2つの曲げ加工ウイングを呈するように変更
されたものに類似した構成も可能である(図示せず)。
【0023】好ましい実施の形態のシリンダおよびピス
トン組立構造体のすべては、単一の作用であり、1つの
方向にだけに力を用いる。ピストンロッドの方向矢印
は、図2〜図4に描かれているピストンに対して印加さ
れた力の方向を示している。実物どおりのワークロール
曲げ加工(ロールの中央近くのより小さいワークロール
ギャップ)は、上部ワークロールチョック35のウイン
グ39に上方の力を与えるためピストン54の作動と、
下部ワークロールチョック36のウイング45と44に
下方の力を与えるためピストン55と57の作動とによ
って実施される(図2)。実物とは反対のワークロール
曲げ加工(ロールの端部近くのより小さいワークロール
ギャップ)は、上部ワークロールチョック35のウイン
グ39に下方の力を与えるためピストン53の作動と、
下部ワークロールチョック36のウイング45と44に
上方の力を与えるためピストン56と58の作動とによ
って実施される。実物どおりに曲げるとき、ワークロー
ルの形状は、ワークロール59と60と関連する断続線
によって図2に描かれている(誇張されている)。Cブ
ロック52と関連するコンポーネントのオペレーション
は、本発明を開示するために例示されていることと、残
りの3つのCブロックおよびシステムの関連コンポーネ
ントは、同様な方法で作動されることとは理解されるで
あろう。
トン組立構造体のすべては、単一の作用であり、1つの
方向にだけに力を用いる。ピストンロッドの方向矢印
は、図2〜図4に描かれているピストンに対して印加さ
れた力の方向を示している。実物どおりのワークロール
曲げ加工(ロールの中央近くのより小さいワークロール
ギャップ)は、上部ワークロールチョック35のウイン
グ39に上方の力を与えるためピストン54の作動と、
下部ワークロールチョック36のウイング45と44に
下方の力を与えるためピストン55と57の作動とによ
って実施される(図2)。実物とは反対のワークロール
曲げ加工(ロールの端部近くのより小さいワークロール
ギャップ)は、上部ワークロールチョック35のウイン
グ39に下方の力を与えるためピストン53の作動と、
下部ワークロールチョック36のウイング45と44に
上方の力を与えるためピストン56と58の作動とによ
って実施される。実物どおりに曲げるとき、ワークロー
ルの形状は、ワークロール59と60と関連する断続線
によって図2に描かれている(誇張されている)。Cブ
ロック52と関連するコンポーネントのオペレーション
は、本発明を開示するために例示されていることと、残
りの3つのCブロックおよびシステムの関連コンポーネ
ントは、同様な方法で作動されることとは理解されるで
あろう。
【0024】本発明のロール曲げ加工システムは、従来
実施の装置で達成されるように、ワークロール曲げ加工
が、従来実施で必要とされるよりもかなり小さいスペー
スで実施されることを可能にする。このような利点は、
このようなワークロール曲げ加工システムで既存の圧延
装置を改装することによって、ワークロール曲げ加工の
性能を超えて設計される既存の圧延装置のコンバージョ
ンを可能にする。新規な圧延装置設計は、本発明のこの
ような小型のシステムの使用により簡素化される。
実施の装置で達成されるように、ワークロール曲げ加工
が、従来実施で必要とされるよりもかなり小さいスペー
スで実施されることを可能にする。このような利点は、
このようなワークロール曲げ加工システムで既存の圧延
装置を改装することによって、ワークロール曲げ加工の
性能を超えて設計される既存の圧延装置のコンバージョ
ンを可能にする。新規な圧延装置設計は、本発明のこの
ような小型のシステムの使用により簡素化される。
【0025】図5および図6に描かれている従来実施の
ロール曲げ加工システムは、鉛直スペースの必要条件に
おける相違を比較するために、本発明のシステムと比較
されることが可能である(図3および図4に最もよく示
されている)。上述のように、鉛直スペースは、一般
に、上部バックアップロールチョックの下部と、下部バ
ックアップロールチョックの上部とによって制限されて
いる。このようなチョックは、図5および図6に、それ
ぞれに19、20および33、34で、また図3および
図4に、61および62で示されている。図3および図
4において、チョック61と62は、それぞれに、下部
ワークロール60と、上部ワークロール59とに接触し
た状態になっている下部バックアップロール63と、上
部バックアップロール64とを支持している。このよう
な接触は、軸方向のロールの少なくとも一部分の上でロ
ール表面とほぼ線接触をしている。様々な曲げ加工シス
テムの鉛直スペースの必要条件を比較するため、すべて
のピストンの走行長さは、同等であると仮定して、図面
自体に描かれている。図5のロール曲げ加工システムを
参照すると、65、66および67で示されているシリ
ンダの3つの“層”が必要とされる;そして、68と6
9で示されている曲げ加工ウイングの2つの“層”が必
要とされる。図6のシステムにおいて、70と71で示
されるシリンダの2つの層が必要とされ、また曲げ加工
ウイングの4つの層、72、73、74および75が必
要とされる。比較すると、本実施の形態(図3および図
4)は、シリンダの2つの層、76、77および曲げ加
工ウイングの1つの層47を呈している。鉛直方向の曲
げ加工ウイングの厚さは、約9インチである;様々なタ
イプのブロック内に包容されるロール曲げ加工ピストン
およびシリンダ組立構造体は、鉛直方向に約12インチ
である。比較するための以前の例示(図5および図6に
描かれているシステム)において、約21インチから2
7インチの間のスペース削減が実現されることが可能で
ある。このような推定値は、多くの圧延装置の寸法およ
び処理性能が可能であるとき、変えることが可能であ
る。
ロール曲げ加工システムは、鉛直スペースの必要条件に
おける相違を比較するために、本発明のシステムと比較
されることが可能である(図3および図4に最もよく示
されている)。上述のように、鉛直スペースは、一般
に、上部バックアップロールチョックの下部と、下部バ
ックアップロールチョックの上部とによって制限されて
いる。このようなチョックは、図5および図6に、それ
ぞれに19、20および33、34で、また図3および
図4に、61および62で示されている。図3および図
4において、チョック61と62は、それぞれに、下部
ワークロール60と、上部ワークロール59とに接触し
た状態になっている下部バックアップロール63と、上
部バックアップロール64とを支持している。このよう
な接触は、軸方向のロールの少なくとも一部分の上でロ
ール表面とほぼ線接触をしている。様々な曲げ加工シス
テムの鉛直スペースの必要条件を比較するため、すべて
のピストンの走行長さは、同等であると仮定して、図面
自体に描かれている。図5のロール曲げ加工システムを
参照すると、65、66および67で示されているシリ
ンダの3つの“層”が必要とされる;そして、68と6
9で示されている曲げ加工ウイングの2つの“層”が必
要とされる。図6のシステムにおいて、70と71で示
されるシリンダの2つの層が必要とされ、また曲げ加工
ウイングの4つの層、72、73、74および75が必
要とされる。比較すると、本実施の形態(図3および図
4)は、シリンダの2つの層、76、77および曲げ加
工ウイングの1つの層47を呈している。鉛直方向の曲
げ加工ウイングの厚さは、約9インチである;様々なタ
イプのブロック内に包容されるロール曲げ加工ピストン
およびシリンダ組立構造体は、鉛直方向に約12インチ
である。比較するための以前の例示(図5および図6に
描かれているシステム)において、約21インチから2
7インチの間のスペース削減が実現されることが可能で
ある。このような推定値は、多くの圧延装置の寸法およ
び処理性能が可能であるとき、変えることが可能であ
る。
【0026】鉛直方向のこのような小型化は、いくつか
の場合、補助装置のための充分なスペースを提供するこ
とが可能である。ワークロール取り換えを容易にするた
めのロールは、図3に、78および79で描かれてい
る。圧延装置のワークロールへのこのようなローラの使
用は、従来技術で周知である。
の場合、補助装置のための充分なスペースを提供するこ
とが可能である。ワークロール取り換えを容易にするた
めのロールは、図3に、78および79で描かれてい
る。圧延装置のワークロールへのこのようなローラの使
用は、従来技術で周知である。
【0027】図5および図6に描かれるような従来実施
の装置は、バックアップロールチョック19と20ある
いは33と34との間に据え付けるが、上述のことは、
ワークロール曲げ加工を提供するための既存の圧延装置
を改装するときの場合であるとは限らない。鉛直スペー
スにより、従来実施の装置の使用を可能にする場合、本
発明のシステムとの取り換えは、ワークロールギャップ
を増大するように、長いストロークを有するロール曲げ
加工油空圧シリンダの使用を可能にすることが可能であ
る。本発明の小型のロール曲げ加工システムは、さら
に、圧延装置のその他の部分へのアクセスを改善し、ま
たロール取り換えなどの作業を容易にする。
の装置は、バックアップロールチョック19と20ある
いは33と34との間に据え付けるが、上述のことは、
ワークロール曲げ加工を提供するための既存の圧延装置
を改装するときの場合であるとは限らない。鉛直スペー
スにより、従来実施の装置の使用を可能にする場合、本
発明のシステムとの取り換えは、ワークロールギャップ
を増大するように、長いストロークを有するロール曲げ
加工油空圧シリンダの使用を可能にすることが可能であ
る。本発明の小型のロール曲げ加工システムは、さら
に、圧延装置のその他の部分へのアクセスを改善し、ま
たロール取り換えなどの作業を容易にする。
【0028】特別の構成およびオペレーションは、本発
明の実施の形態を記載するために述べられると同時に、
様々な変更が、上記説明にかんがみて、出願人の新規な
貢献から逸脱することなく行われることが可能である;
従って、本発明の範囲を裁定するについては、添付の請
求の範囲を参照にされたい。
明の実施の形態を記載するために述べられると同時に、
様々な変更が、上記説明にかんがみて、出願人の新規な
貢献から逸脱することなく行われることが可能である;
従って、本発明の範囲を裁定するについては、添付の請
求の範囲を参照にされたい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、圧延装置の対のハウジ
ング支柱間に、鉛直方向に限定されたスペースを有する
圧延装置に適用されるワークロール曲げ加工のためのシ
ステムを提供することができる。
ング支柱間に、鉛直方向に限定されたスペースを有する
圧延装置に適用されるワークロール曲げ加工のためのシ
ステムを提供することができる。
【図1】本発明の曲げ加工システムのための上部および
下部チョックの斜視図である。
下部チョックの斜視図である。
【図2】本発明のCブロックのワークロール曲げ加工シ
ステムの部分断面立面図である。
ステムの部分断面立面図である。
【図3】本発明の下部ワークロールに対する曲げ加工力
コンポーネントを記載するため図2の線5−5に沿った
Cブロックのワークロール曲げ加工システムの断面図で
ある。
コンポーネントを記載するため図2の線5−5に沿った
Cブロックのワークロール曲げ加工システムの断面図で
ある。
【図4】本発明の上部ワークロールに対する曲げ加工力
コンポーネントを記載するため図2の線6−6に沿った
Cブロックのワークロール曲げ加工システムの断面図で
ある。
コンポーネントを記載するため図2の線6−6に沿った
Cブロックのワークロール曲げ加工システムの断面図で
ある。
【図5】Eブロックのワークロール曲げ加工システムの
部分断面端面図である。
部分断面端面図である。
【図6】Cブロックのワークロール曲げ加工システムの
部分断面端面図である。
部分断面端面図である。
35 上部ワークロールチョック 36 下部ワークロールチョック 40、41 長手方向軸 42、43、44、45 チョック 51、52 Cブロック 53、54、55、56、57 ピストン 59、60 ワークロール
Claims (12)
- 【請求項1】 連続的な金属ストリップのプロファイル
制御のための、両側にそれぞれ対をなしたハウジングポ
ストを有する圧延装置において、ストリッププロファイ
ルを実現するためのワークロール曲げシステムであっ
て、該連続的な金属ストリップと係合する、プロファイ
ル制御のための頂部および底部ワークロールと、前記頂
部および底部ワークロールの長手方向の端部を回転自在
に支持している伝達面を有し、前記対をなしたハウジン
グポストのあいだに摺動自在に保持されたワークロール
チョックと、前記対をなしたハウジングポストとの最短
部に向かって各ワークロールの側部から延びる少なくと
も1つの曲げウイングと、前記ワークロール上に曲げ力
を付与するための、曲げウイングを貫いて作用する手段
とからなり、それぞれの曲げウイングが、ワークロール
操作中に回転自在に支持されているワークロールの中心
軸に沿った寸法および配置を有し、頂部ワークロールチ
ョック曲げウイングおよび底部ワークロールチョック曲
げウイングが、干渉せずに同一の水平面を占有すること
ができ、前記曲げ力が、前記軸に沿うようにバランスさ
れて、各チョックの伝達面上に付与されてなるワークロ
ール曲げシステム。 - 【請求項2】 前記ワークロールに曲げ力を付与するた
めの手段が、前記曲げウイングを貫いてワークロールに
曲げ力を付与するための油空圧により作動されるピスト
ンおよびシリンダー組立構造体を備えてなる請求項1記
載のワークロール曲げシステム。 - 【請求項3】 前記ピストンおよびシリンダー組立構造
体のためのブロックを備えてなる請求項2記載のワーク
ロール曲げシステム。 - 【請求項4】 前記圧延装置の両側に、ピストンおよび
シリンダー組立構造体を収容するための1対のブロック
を備えてなる請求項3記載のワークロール曲げシステ
ム。 - 【請求項5】 各頂部ワークロールチョック曲げウイン
グが下方に向けられ、ついでもっとも近いハウジングポ
ストに向かってチョックから外側に向けられ、各底部ワ
ークロール上方に向けられ、ついでもっとも近いハウジ
ングポストに向かってチョックから外側に向けられ、そ
の結果、ワークロールが最小のワークロールギャップに
おいて金属ストリップの圧さゲージの減少のために位置
づけられたとき、すべての曲げウイングが実質的に同一
の水平面内にあり得ることを特徴とする請求項1記載の
ワークロール曲げシステム。 - 【請求項6】 油空圧により作動される3つ1組のピス
トンおよびシリンダー組立構造体が、3つのワークロー
ルチョック曲げウイングを貫いてワークロールに曲げ力
を付与するために、各ブロックの上部および下部におい
て一般的に直線状に設けられてなる請求項4記載のワー
クロール曲げシステム。 - 【請求項7】 各組の中央に設けられたピストンが、2
つのフランクピストンが結合された断面領域と実質的に
等しい油空圧の付与のための断面領域を有してなる請求
項6記載のワークロール曲げシステム。 - 【請求項8】 前記ワークロールに操作しうるように連
結されたワークロール変更手段を備えてなる請求項1記
載のワークロール曲げシステム。 - 【請求項9】 前記ワークロール変更手段が、圧延装置
の対をなしたハウジングポストの境界の内部に位置づけ
られてなる請求項8記載のワークロール曲げシステム。 - 【請求項10】 各頂部ワークロールチョックが、少な
くとも2つの曲げウイングと、前記対をなしたハウジン
グポストのうちの1つに向かう方向のチョックから延び
る少なくとも1つの曲げウイングと、前記対をなしたハ
ウジングポストの他の1つに向かう方向と対向する方向
のチョックから延びる少なくとも1つの曲げウイングと
を備え、各底部ワークロールチョックが、少なくとも4
つの曲げウイングと、前記対をなしたハウジングポスト
のうちの1つに向かう方向のチョックから延びる少なく
とも2つの曲げウイングと、3つのワークロール曲げウ
イングを貫いてワークロールに曲げ力を付与するために
各ブロックの上部および下部から延びる少なくとも2つ
のワークロール曲げウイングとを備えてなる請求項1記
載のワークロールチョック曲げウイング。 - 【請求項11】 各底部ワークロールチョックが、少な
くとも2つの曲げウイングと、前記対をなしたハウジン
グポストのうちの1つに向かう方向のチョックから延び
る少なくとも1つの曲げウイングと、前記対をなしたハ
ウジングポストの他の1つに向かう方向と対向する方向
のチョックから延びる少なくとも1つの曲げウイングと
を備え、各頂部ワークロールチョックが、少なくとも4
つの曲げウイングと、前記対をなしたハウジングポスト
のうちの1つに向かう方向のチョックから延びる少なく
とも2つの曲げウイングと、前記対をなしたハウジング
ポストの他の1つに向かう方向と対向する方向のチョッ
クから延びる少なくとも2つのワークロール曲げウイン
グとを備えてなる請求項1記載のワークロールチョック
曲げウイング。 - 【請求項12】 ワークロール曲げ手段なしにワークロ
ール曲げ手段を提供し得るように現存する圧延装置を修
正する方法であって、現存するワークロールチョック
を、連続的な金属ストリップのプロファイル制御のため
の、両側にそれぞれ対をなしたハウジングポストを有す
る圧延装置において、ストリッププロファイルを実現す
るためのワークロール曲げシステムであって、該連続的
な金属ストリップと係合する、プロファイル制御のため
の頂部および底部ワークロールと、前記頂部および底部
ワークロールの長手方向の端部を回転自在に支持してい
る伝達面を有し、前記対をなしたハウジングポストのあ
いだに摺動自在に保持されたワークロールチョックと、
前記対をなしたハウジングポストとの最短部に向かって
各ワークロールの側部から延びる少なくとも1つの曲げ
ウイングと、前記ワークロール上に曲げ力を付与するた
めの、曲げウイングを貫いて作用する手段とからなり、
それぞれの曲げウイングが、ワークロール操作中に回転
自在に支持されているワークロールの中心軸に沿った寸
法および配置を有し、頂部ワークロールチョック曲げウ
イングおよび底部ワークロールチョック曲げウイング
が、干渉せずに同一の水平面を占有することができ、前
記曲げ力が、前記軸に沿うようにバランスされて、各チ
ョックの伝達面上に付与されてなるワークロールチョッ
ク曲げシステムと置き換えることからなる方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/339526 | 1999-06-24 | ||
US09/339,526 US6073474A (en) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | "C" block roll bending |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001025804A true JP2001025804A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=23329423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000152948A Pending JP2001025804A (ja) | 1999-06-24 | 2000-05-24 | Cブロックのロール曲げ加工 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6073474A (ja) |
EP (1) | EP1065014A1 (ja) |
JP (1) | JP2001025804A (ja) |
CN (1) | CN1281759A (ja) |
AU (1) | AU736749B2 (ja) |
BR (1) | BR0002757A (ja) |
CA (1) | CA2309263A1 (ja) |
TW (1) | TW473404B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102481606A (zh) * | 2009-07-07 | 2012-05-30 | Sms西马格股份公司 | 以盒式结构形式的4辊/6辊/18hs辊轧机架 |
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TWI271225B (en) * | 2002-05-29 | 2007-01-21 | Sms Demag Ag | Apparatus for controlled influencing of the supporting forces of backing rollers |
JP4701067B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2011-06-15 | 東芝機械株式会社 | ロール |
AT504208B1 (de) * | 2006-04-21 | 2008-04-15 | Siemens Vai Metals Tech Gmbh | Biegevorrichtung für zwei arbeitswalzen eines walzgerüstes |
WO2012049183A1 (de) | 2010-10-12 | 2012-04-19 | Sms Siemag Ag | Walzgerüst |
CN112570457A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-30 | 天津市中重科技工程有限公司 | 新型短应力拉杆预应力万能轧机 |
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-
1999
- 1999-06-24 US US09/339,526 patent/US6073474A/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
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