JP2001025630A - 圧縮気体の除湿装置 - Google Patents

圧縮気体の除湿装置

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JP2001025630A
JP2001025630A JP11199041A JP19904199A JP2001025630A JP 2001025630 A JP2001025630 A JP 2001025630A JP 11199041 A JP11199041 A JP 11199041A JP 19904199 A JP19904199 A JP 19904199A JP 2001025630 A JP2001025630 A JP 2001025630A
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valve
purge
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purge air
cylinder
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Makoto Nishijima
信 西島
Eiji Takamure
英治 高牟禮
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Orion Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、たとえサイレンサが吸着剤粉末によ
って目詰まり状態に陥っても、パージ空気を円滑に放出
し、特に低圧時のパージ性能を確保して信頼性の向上を
図った圧縮気体の除湿装置を提供する。 【解決手段】たとえば、B筒4で湿った圧縮気体を吸着
除湿し、A筒3で吸着剤を再生し、両A,B筒の間で乾
燥と再生を交互に切換えて連続的に乾燥気体を供給する
装置であり、パージ空気を外部へ導くパージ空気案内路
34を設け、このパージ空気案内路に切換え弁27とサ
イレンサ28を設け、これらサイレンサと切換え弁との
間に、切換え弁が開放した直後に導通するたとえばB筒
からの高圧空気によって閉成し、そのあとB筒から導か
れる低圧のパージ空気によって開放する逃がし弁機構4
0を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤を用いて湿
った圧縮気体を吸着除湿して乾燥する圧縮気体の除湿装
置に係わり、特に、吸着剤から脱着した湿分を外部へ放
出するパージ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の除湿装置においては、乾燥した気
体、たとえば乾燥空気を連続して供給するため、活性ア
ルミナ、シリカゲル、合成ゼオライトあるいは塩化リチ
ウムなどの吸着剤を容器に充填した吸着筒が二基用意さ
れる。一方の吸着筒に湿った圧縮空気を導き吸着除湿し
て乾燥空気とし、所定の供給先に供給する。同時に、得
られた乾燥空気の一部を他方の吸着筒に導き、前段階の
吸湿で能力低下した吸着剤から湿分を脱着して再生し、
さらにこの湿分を外部へパージする。
【0003】一方の吸着筒における圧縮空気の除湿乾燥
と、他方の吸着筒における吸着剤の再生は同時に並行し
て行われ、所定時間経過後に両吸着筒間に設けられた切
換え弁を切換えて、連続的に乾燥空気を供給するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】吸着剤から湿分を脱着
したパージ空気を外部へ導くパージ機構として、吸着剤
と外部とを連通するパージ空気案内路を備え、この案内
路の中途部にはパージ空気の導通と遮断をなすパージ弁
(開閉弁)と、このパージ弁の下流側にサイレンサが設
けられてなる。
【0005】上記パージ弁の開放直後は吸着筒の内圧が
高く、一旦、高圧空気が導出され、そのあと低圧のパー
ジ空気に変わってサイレンサを通過する。このサイレン
サの内部には繊維状の吸音材が装填されており、特に高
圧空気の通過にともなって生じる排気音を消音する。
【0006】上記吸着剤は粒状に形成されていて、本
来、高い圧力がかかっても容易には踊らない(位置変動
しない)よう吸着筒内に密に充填されている。しかしな
がら、長期の使用に亘れば圧力変動の繰り返しにより揺
動し、さらには吸着剤相互が擦れて摩耗して粉末化す
る。
【0007】この吸着剤粉末はパージ空気などとともに
サイレンサに導かれてしまい、サイレンサに装填される
吸音材を詰まらせる虞れがある。その結果、パージ空気
の放出にともなう吸着筒内の圧力低下がタイミング的に
遅くなり、特に低圧領域ではパージ性能を大きくダウン
させるという不具合がある。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、たとえサイ
レンサが吸着剤粉末によって目詰まり状態に陥っても、
パージ空気を円滑に放出し、特に低圧時のパージ性能を
確保して信頼性の向上を図った圧縮気体の除湿装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の圧縮気体の除湿装置は、請求項1として、一方
の吸着筒で湿った圧縮気体を除湿し、他方の吸着筒で吸
着剤の再生と湿分のパージをなし、両吸着筒の間で乾燥
と再生を交互に切換えて連続的に乾燥気体を供給する装
置において、上記吸着剤から湿分を脱着したパージ空気
を外部へ導くパージ空気案内路に開閉弁とサイレンサを
設け、これらサイレンサと上記開閉弁との間に、開閉弁
が開放した直後に導通する除湿側吸着筒からの高圧空気
によって閉成し、そのあとの再生側吸着筒から導かれる
低圧のパージ空気によって開放する逃がし弁機構を具備
したことを特徴とする。
【0010】請求項2として、請求項1記載の圧縮気体
の除湿装置において上記逃がし弁機構は、弁孔の周囲に
形成される弁座と、この弁座に回動自在に取付けられた
弁体と、この弁体に弾性力を付勢し弁体が受ける空気圧
力に応じて弁孔を開閉させる弾性力付勢体とから構成さ
れる。
【0011】請求項3として、請求項1記載の圧縮気体
の除湿装置において上記逃がし弁機構は、弁孔の周囲に
形成される弁座と、この弁座に回動自在に設けられ自重
で垂れ下がりそれ自体が受ける空気圧力に応じて弁孔を
開閉する弁体もしくは、それ自体が受ける空気圧力に応
じて弁孔を開閉する弾性材からなる弁体とから構成され
る。
【0012】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、たとえサイレンサが目詰まり状態に陥って
もパージ空気を円滑に放出し、特に低圧時のパージ性能
を確保する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面にもとづいて説明する。図1と、図2は、同じ圧縮気
体の除湿装置を断面図として示し、それぞれの図面は互
いに異なる作用状態を示す。この除湿装置は、架台1
と、この架台1の一側部上に取付けられる電気部品箱2
と、他側部上に取付けられる2基の吸着筒(説明の都合
上、以下、図の左側吸着筒をA筒、右側吸着筒をB筒と
呼ぶ)3,4と、これらA,B筒3,4の上端部に亘っ
て載設されるアウトレットヘッド5、および下端部に亘
って取付けられるインレットヘッド15とから構成され
る。
【0014】アウトレットヘッド5の一側面に乾燥気体
を給出案内する給出口9が設けられ、インレットヘッド
15の一側面に湿った圧縮気体を装置内へ導入案内する
導入口10が開口される。さらに、アウトレットヘッド
5には湿度インジケータ11と、パージオリフィス12
が設けられている。
【0015】上記A,B筒3,4は、上下端面が開口す
る筒体からなり、上端開口部はアウトレットヘッド5の
凹部5aに挿嵌され、下端開口部はインレットヘッド1
5の凹部15aに挿嵌される。各A,B筒3,4の上下
端開口から所定間隔を存して多孔板16が設けられ、こ
れら相互間に吸着剤17が充填される。吸着剤17とし
て、活性アルミナ、シリカゲル、ゼオライトなどが用い
られる。
【0016】上記アウトレットヘッド5のA,B筒3,
4中央部と対向する位置に筒3,4内から上方への気体
の流れを許容し、上部から筒内への気体の流れを阻止す
る逆止弁18A,18Bを収容する弁室19が形成され
る。上記アウトレットヘッド5には給出口9と各弁室1
9とを連通する給出路20が設けられ、上記湿度インジ
ケータ11と連通する分岐路21が分岐している。
【0017】各弁室19の周囲は凹陥形成され、パージ
オリフィス12と連通するパージ室22が形成される。
上記電気部品箱2内には制御回路25が収容され、給出
路20の給出口9とは反対側端部に取付けられる湿度セ
ンサ23が電気的に接続される。上記インナレットヘッ
ド15の下面に切換え弁26が取付けられ、上記導入口
10および後述するパージ空気案内路34と連通する。
【0018】上記切換え弁26には、図の左側から右側
へ第1のポートa〜第5のポートeが順に設けられ、弁
体fが移動することにより各ポートa〜e相互の連通切
換えがなされる。上記弁体fは、上記制御回路25と電
気的に接続されるソレノイド26Sによって駆動制御さ
れるようになっている。
【0019】上記インレットヘッド15には、導入口1
0と第3のポートcとを連通する導入路30、A筒3の
下部開口端と第2のポートbとを連通するA筒連通路3
1、B筒4の下部開口端と第4のポートdとを連通する
B筒連通路32、第1のポートaと第5のポートeとを
連通するポート連通路33および、このポート連通路3
3から分岐する上記パージ空気案内路34が設けられて
いる。
【0020】上記パージ空気案内路34には、パージ弁
27と、逃がし弁機構40およびサイレンサ28が直列
に接続される。上記パージ弁27はパージ空気の導通−
遮断をなす電磁開閉弁であって上記制御回路25と電気
的に接続される。上記逃がし弁機構40は後述するよう
に構成されている。上記サイレンサ28は内部に繊維状
の吸音材を備えており、この装置が静かな場所で使われ
ることを想定して、パージに伴なう騒音が漏れないよう
厚めに装填してある。
【0021】上記制御回路25は、上記湿度センサ23
からの検知信号を受けて露点温度(圧力下露点)に換算
する回路と、この露点温度とあらかじめ記憶された設定
露点温度(圧力下露点)とを比較する回路と、上記切換
え弁26の切換え制御と、パージ弁27の開閉制御をな
す回路と備えている。
【0022】図3(A)(B)に示すように、上記逃が
し弁機構40が構成される。たとえば、円環状の弁座4
1がパージ空気案内路34を形成する管路側面に設けら
れていて、この内部は弁孔42として開口される。上記
弁座41にはヒンジ具43を介して、円形板体からなる
弁体44が開閉自在に取付けられている。
【0023】さらに、上記ヒンジ具43には弾性力付勢
体をなすつる巻きばね45が巻装されていて、この一端
部は弁座41に取付け固定され、他端部は弁体44に取
付け固定される。
【0024】上記つる巻きばね45の弾性力は、パージ
空気案内路34内の圧力が大気圧と同等、もしくはそれ
に近い圧力の条件下では打ち勝って、弁体44を図に二
点鎖線で示すように弁孔42開放方向に弾性的に付勢す
る。ただし、案内路34内の圧力が数Kg/cm
高圧条件下では、この圧力に負けて図に実線で示すよう
に弁体44の回動を許容し、弁孔42を閉成させる。
【0025】このように構成される除湿装置であって、
以下に述べるような作用をなす。なお、圧縮気体として
圧縮空気を適用する。
【0026】切換え弁26の弁体fが図1に示す位置に
あるとき、装置へ供給される湿った圧縮空気はB筒4内
を通過する間に、ここに充填される吸着剤17によって
吸着除湿され乾燥化する。そして、逆止弁18B、アウ
トレットヘッド5の給出路20を介して給出口9から所
定の供給先に給出される。
【0027】B筒4から出た乾燥空気の一部はパージ室
22、パージオリフィス12、A筒3側パージ室22か
らA筒3内に案内され、前段階の乾燥工程で吸着剤17
が吸着した湿分を脱着し、この再生をなす。湿分を脱着
したパージ空気は、A筒連通路31からポート連通路3
3を介してパージ空気案内路34に導かれる。
【0028】パージ弁27が閉成状態にあるとき、パー
ジ空気は遮断されA筒3内を圧力上昇する昇圧工程とな
す。パージ弁27が開放状態にあるとき、パージ空気は
パージ弁27と逃がし弁機構40を通過してサイレンサ
28に導かれ、消音されてから外部へ放出される。
【0029】切換え弁26の弁体fが図2に示す位置に
あるとき、湿った圧縮空気はA筒3内に導かれて吸着剤
17に吸着除湿され乾燥化し、給出口9から給出され
る。また、一部の乾燥空気はB筒4に導かれて吸着剤1
7が吸着した湿分を脱着し、吸着剤を再生する。
【0030】パージ空気はA筒3からポート連通路33
を介してパージ空気案内路34に導かれ、パージ弁27
が閉成状態にあるとき遮断されてB筒4内を圧力上昇す
る昇圧工程となす。パージ弁27が開放状態にあると
き、パージ空気は逃がし弁機構40を介してサイレンサ
28に導かれ消音されてから外部へ放出される。
【0031】図4に示すような、タイミングチャートを
もって上記した標準運転が行われる。すなわち、制御回
路25は切換え弁26を2分間隔で切換わるよう制御
し、A筒3の除湿工程と、B筒4の除湿工程との切換え
が同間隔で行われる。パージ弁27の開放切換えは切換
え弁26の切換えとほぼ同タイミングで行い、この弁2
7の閉成切換えはつぎの切換え弁26の切換え以前とな
るよう制御している。
【0032】たとえば、A筒3で吸着除湿するため切換
え弁26を切換えてから数秒後にパージ弁27が開放制
御され、B筒4での再生パージが開始される際の圧力変
動を抑制する。パージ弁27は約90秒間だけ開放制御
され、この間にB筒4の吸着剤17の再生と湿分パージ
が継続される。そのあとパージ弁27は閉成され、B筒
4内は低圧から高圧に昇圧する。
【0033】B筒4の昇圧が約30秒間継続されて、合
計120秒後に切換え弁26が切換り、こんどはB筒4
の吸着除湿工程が120秒間継続される。この切換えか
ら数秒後にパージ弁27が開放制御され、A筒3側で約
90秒間継続して吸着剤17の再生をなす。そのあと3
0秒間パージ弁27が閉成されて、A筒3内が低圧から
高圧に昇圧する。
【0034】それまで圧縮気体を導いて除湿している
A,B両筒3,4は筒内圧力が数Kg/cmの高圧
状態になっていて、パージ弁27を開放して再生工程に
切換えた直後は、それまで除湿していた筒内の高圧空気
が一気にパージ空気案内路34へ導出される。
【0035】図5(A)に概略的に示すように、高圧空
気は開放されたパージ弁27を介して逃がし弁機構40
内に導びかれ、さらにサイレンサ28から外部へ放出さ
れる。高圧空気が逃がし弁機構40に導かれると、つる
巻きばね45の弾性力に抗して弁体44を回動付勢し、
弁孔42が閉成される。したがって、高圧空気は全てサ
イレンサ28で完全に消音されてから外部へパージされ
るので、いわゆる爆発音の漏れがない。
【0036】高圧空気の導出はほとんど瞬間的であっ
て、そのあと筒内は再生工程に変わり、低圧状態になっ
て少量のパージ空気がパージ空気案内路34に導かれ
る。そして、パージ弁27から逃がし弁機構40に導か
れ、さらにサイレンサ28で消音され外部へ放出され
る。
【0037】パージ空気は低圧状態になっているから排
気音がごく小さく、サイレンサ28の消音機能はほとん
ど働かずにすむ。ただし、長期の使用に亘る影響で粉末
化した吸着剤17によって目詰まり状態になっているこ
とはあり得る。
【0038】図5(B)に示すように、低圧のパージ空
気が逃がし弁機構40に導かれると、上記つる巻きばね
45の弾性力がパージ空気の圧力に打ち勝って弁孔42
を開放するよう弁体44を回動付勢する。したがって、
パージ空気の一部は逃がし弁機構40から直接外部へ放
出され、残りのパージ空気がサイレンサ28から外部へ
放出される。
【0039】このことから、長期の使用に亘ることによ
りサイレンサが目詰まり状態となっていても、低圧状態
のパージ空気は確実に、かつ速やかに外部に放出され、
特に低圧段階でのパージを確保してパージ性能の向上を
図れる。
【0040】なお、図6(A)(B)で説明するような
逃がし弁機構40Aであってもよい。弁座41Aの下部
側が外方へ膨出形成される一方、この上端部に弁体44
Aが回動自在に支持されている。弁体44Aは、それ自
体の自重で垂れ下がっていて、逃がし弁機構40A内が
大気圧もしくはそれに近い状態では弁座41Aを開放す
る。高圧条件下に変わると、弁体44Aはその圧力を受
けて回動し、弁座41Aに衝止される。すなわち、弁体
44Aは弁孔42Aを閉成する。
【0041】図7(A)(B)で説明するような逃がし
弁機構40Bであってもよい。ここでは、弁孔42Bの
周囲がそのまま弁座41Bになっており、この上端部に
弁体44Bが回動自在に支持されている。弁体44B
は、それ自体が板ばねなどの弾性材から形成されてい
て、逃がし弁機構40B内が大気圧もしくはそれに近い
状態では弁孔42Bを開放するよう内部側に折曲形成さ
れる。高圧条件下に変わると弁体44Bは直状に弾性変
形し、弁孔42Bを閉成する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
閉弁とサイレンサとの間に逃がし弁機構を備えたから、
たとえサイレンサが吸着剤粉末によって目詰まり状態に
陥っても、逃がし弁機構がパージ空気を円滑に放出し、
特に低圧時のパージ性能を確保して信頼性の向上を得ら
れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す、除湿装置の
概略の断面図。
【図2】同実施の形態を示す、除湿装置の概略の断面図
で、図2とは異なる工程を説明する図。
【図3】同実施の形態を示す、逃がし弁機構の正面図と
断面図。
【図4】同実施の形態を示す、装置各部の作用を説明す
るタイムチャート図。
【図5】同実施の形態を示す、逃がし弁機構の作用を説
明する図。
【図6】第2の実施の形態を示す、逃がし弁機構の作用
を説明する図。
【図7】第3の実施の形態を示す、逃がし弁機構の作用
を説明する図。
【符号の説明】
17…吸着剤、 3…吸着筒(A筒)、 4…吸着筒(B筒)、 34…パージ空気案内路、 27…開閉弁(パージ弁)、 28…サイレンサ、 40…逃がし弁機構、 42…弁孔、 41…弁座、 44…弁体、 43…弾性力付勢体(つる巻きばね)。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D052 AA01 CD01 DA02 DB01 FA01 FA03 FA09 GA01 GA02 GA03 GB03 GB04 GB08 HA01 HA02 HA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤を充填する一対の吸着筒うちの、
    一方の吸着筒に湿った圧縮気体を導いて吸着剤に吸着さ
    せて除湿し、得られた乾燥気体の一部を他方の吸着筒に
    導き前段階で吸湿能力が低下した吸着剤から湿分を脱着
    して吸着剤を再生するととものその湿分を外部へパージ
    し、両吸着筒の間で乾燥と再生を交互に切換えて連続的
    に乾燥気体を供給する圧縮気体の除湿装置において、 上記吸着剤から湿分を脱着したパージ空気を外部へ導く
    パージ空気案内路と、 このパージ空気案内路に設けられ、パージ空気の導通と
    遮断をなす開閉弁と、 この開閉弁の下流側に設けられ、パージ空気を外部へ放
    出する際に生じる排気音を消音するサイレンサと、 このサイレンサと上記開閉弁との間に設けられ、開閉弁
    が開放した直後に導出される高圧空気によって閉成し、
    そのあと導かれる低圧のパージ空気によって開放する逃
    がし弁機構とを具備したことを特徴とする圧縮気体の除
    湿装置。
  2. 【請求項2】 上記逃がし弁機構は、弁孔の周囲に形成
    される弁座と、この弁座に回動自在に取付けられた弁体
    と、この弁体に弾性力を付勢し、弁体が受ける空気圧力
    に応じて弁孔を開閉させる弾性力付勢体とから構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の圧縮気体の除湿装
    置。
  3. 【請求項3】 上記逃がし弁機構は、弁孔の周囲に形成
    される弁座と、この弁座に回動自在に設けられ、自重で
    垂れ下がりそれ自体が受ける空気圧力に応じて弁孔を開
    閉する弁体もしくは、それ自体が受ける空気圧力に応じ
    て弁孔を開閉する弾性材からなる弁体とから構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の圧縮気体の除湿装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218511A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Ckd Corp 消音器、圧縮気体の消音方法、除湿装置
JP2014531301A (ja) * 2011-08-25 2014-11-27 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングKnorr−Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH 圧縮空気供給システムの空気乾燥装置のための消音装置

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