JP2001000825A - 圧縮気体の除湿装置 - Google Patents

圧縮気体の除湿装置

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JP2001000825A
JP2001000825A JP11176885A JP17688599A JP2001000825A JP 2001000825 A JP2001000825 A JP 2001000825A JP 11176885 A JP11176885 A JP 11176885A JP 17688599 A JP17688599 A JP 17688599A JP 2001000825 A JP2001000825 A JP 2001000825A
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gas
adsorbent
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dry gas
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Eiji Takamure
英治 高牟禮
Junichi Kubo
順一 久保
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Orion Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、微粒子化した吸湿剤の検知手段への
付着を可能な限り規制して、検知精度と信頼性の向上を
図った圧縮気体の除湿装置を提供する。 【解決手段】吸着剤17を充填する二基の吸着筒3,4
と、これら吸着筒に連通する連通路および切換え弁26
を備え、湿った圧縮気体を一方の吸着筒へ導いて吸着除
湿して乾燥させ、この乾燥気体の一部を他方の吸着筒に
導いてパージする再生を並行して行い、両吸着筒の間で
乾燥と再生を交互に切換えて連続的に乾燥気体を供給す
る装置であり、各吸着筒で吸着除湿された乾燥気体を導
くとともに外部へ給出案内する給出路20と、この給出
路に設けられ乾燥気体のみ流通可能なフィルタ45で区
画された取付け室40と、この取付け室内に取付けられ
乾燥気体の湿度を検知する湿度センサ23とを具備し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤を用いて湿
った圧縮気体を吸着除湿して乾燥する、圧縮気体の除湿
装置に係わり、特に、乾燥気体の状態を検知する検知手
段の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の除湿装置においては、乾燥した気
体、たとえば乾燥空気を連続して供給するため、活性ア
ルミナ、シリカゲル、合成ゼオライトあるいは塩化リチ
ウムなどの吸着剤を容器に充填した吸着筒が二基用意さ
れる。一方の吸着筒に湿った圧縮空気を導き吸着除湿し
て乾燥空気とし、所定の供給先に供給する。同時に、得
られた乾燥空気の一部を他方の吸着筒に導き、前段階で
吸湿して吸湿能力の低下した吸着剤から湿分を脱着し、
この湿分を吸着筒からパージする再生をなす。
【0003】このような一方の吸着筒における圧縮空気
の乾燥と、他方の吸着筒における吸着剤の再生は同時に
並行して行われるとともに、所定時間経過後に両吸着筒
間に設けられた切換え弁を切換えて、連続的に乾燥空気
を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置におい
て、供給先には常に一定の乾燥度の乾燥空気を供給しな
ければならないし、また、環境条件によっては吸着剤の
吸着作用を軽減させる、いわゆる省エネ運転に移行する
場合もある。
【0005】そのための検知手段を備え、各吸着筒から
導出される乾燥空気の状態を検知して装置の制御手段へ
検知信号を送り、ここで判断してたとえば切換え手段な
どの駆動機構を制御するようになっている。
【0006】ところで、上記各吸着筒に導かれる湿った
圧縮空気は、吸着筒中の吸着剤に圧力をかけるので、吸
着剤相互が擦れる。ついには、吸着剤の一部が微粒子化
し、乾燥空気とともに吸着筒から出てしまう。この装置
から給出される乾燥空気はフィルタを通過するようにな
っていて、微粒子化した吸着剤が捕捉される。したがっ
て、供給先へは乾燥空気のみが確実に供給される。
【0007】しかしながら、上記検知手段は吸着筒と装
置出口である給出口とを連通する給出路の中途部もしく
は給出口近傍に配置されているため、乾燥空気に混在す
る吸着剤微粒子が付着し易い。長期の使用に亘れば、吸
着剤微粒子が検知手段に堆積して乾燥空気との間に介在
してしまい、検知手段の検知精度が損なわれて信頼性の
低下をきたす。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、検知手段の
取付け構造から、微粒子化した吸湿剤の検知手段への付
着を可能な限り規制して、検知精度の向上および信頼性
の向上を図った圧縮気体の除湿装置を提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の圧縮気体の除湿装置は、請求項1として、吸着
剤を充填する一対の吸着筒と、これら吸着筒に連通する
連通路およびこの連通路に設けられる切換え手段を備
え、湿った圧縮気体を一方の吸着筒へ導いて吸着除湿し
て乾燥させ、この乾燥気体の一部を他方の吸着筒に導い
て前段階で吸湿能力が低下した吸着剤から湿分を脱着し
かつパージする再生を並行して行い、両吸着筒の間で乾
燥と再生を交互に切換えて連続的に乾燥気体を供給する
圧縮気体の除湿装置において、各吸着筒で吸着除湿され
た乾燥気体を導くとともに外部へ給出案内する給出路
と、この給出路に設けられ粒塵は捕捉し乾燥気体のみ流
通可能なフィルタで区画された取付け室と、この取付け
室内に取付けられ乾燥気体の状態を検知する検知手段と
を具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2として、請求項1記載の圧縮気体
の除湿装置において上記検知手段は、少なくとも乾燥気
体の湿度を検知する湿度センサであることを特徴とす
る。
【0011】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、各吸着筒から吸湿剤微粒子化が乾燥気体と
ともに出ても、検知手段における吸着剤微粒子の付着を
確実に規制する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面にもとづいて説明する。図1に、圧縮気体の除湿装置
の外観を斜視図として示す。この除湿装置は、下部側の
架台1と、この架台1の一側部上に取付けられる電気部
品箱2と、架台1の他側部上に取付けられる2基の吸着
筒(説明の都合上、以下、図の左側吸着筒をA筒と呼
び、図の右側吸着筒をB筒と呼ぶ)3,4と、これら
A,B筒3,4の上端部に亘って載設されるアウトレッ
トヘッド5、およびA,B筒下端部に亘って取付けられ
るインレットヘッド15とから構成される。
【0013】このアウトレットヘッド5は、複数本の支
柱ボルト6…とナット7…を介して架台1に取付け固定
され、よってA,B両筒3,4の固定保持がなされてい
る。上記インレットヘッドは、上記架台1に取付けられ
る蓋板8によって遮蔽されている。上記アウトレットヘ
ッド5の一側面には、装置内で吸着乾燥した気体を所定
の供給先に給出案内するための給出口9が設けられ、か
つ架台1の一側面には湿った圧縮気体を装置内へ導入案
内するための導入口10が開口される。
【0014】また、アウトレットヘッド5の中央部には
湿度インジケータ11が設けられ、さらにアウトレット
ヘッド5にはA,B両筒3,4上端部と互いに連通する
パージオリフィス12が設けられている。このパージオ
リフィス12とは反対側の側部にパージ弁27を接続す
るための一対の接続口体13が設けられている。
【0015】図2と、図3は、同じ除湿装置の断面を概
略的に示しており、互いに作用が異なる状態である。上
記A,B筒3,4は、上下端面が開口する筒体からなっ
ていて、上端開口部はアウトレットヘッド5下面に設け
られた凹部5aに挿嵌され、下端開口部は先に述べたイ
ンレットヘッド15上面に設けられた凹部15aに挿嵌
される。各A,B筒3,4の上端開口と下端開口からそ
れぞれ所定間隔を存した位置に多孔板16が設けられ、
これら多孔板16間に吸着剤17が充填される。吸着剤
17として、活性アルミナ、シリカゲル、ゼオライトな
どが用いられる。
【0016】上記アウトレットヘッド5における各A,
B筒3,4中央部と対向する位置に逆止弁18A,18
Bを収容する弁室19が形成される。さらに、アウトレ
ットヘッド5には、上記給出口9と各弁室19とを連通
する給出路20が設けられ、この中途部に上記湿度イン
ジケータ11と連通する分岐路21が分岐している。
【0017】各弁室19の周囲でA,B両筒3,4が挿
嵌される範囲内は凹陥形成されていて、先に説明したパ
ージオリフィス(ここではアウトレットヘッド5に設け
られるよう描いている)12と連通するパージ室22と
なっている。
【0018】上記給出路20における給出口9とは反対
側の端部には、後述するように構成される取付け室40
が設けられていて、ここに検知手段である湿度センサ2
3が取付けられている。
【0019】図2のみ示すように、上記電気部品箱2内
に制御手段である制御回路25が収容されていて、上記
湿度センサ23と電気的に接続される。湿度センサ23
は、給出路20における乾燥空気の湿度を検知して、そ
の検知信号を制御回路25へ送るようになっている。
【0020】上記インレットヘッド15の下面には切換
え手段である切換え弁26が取付けられている。インレ
ットヘッド15の一側部には上記導入口10が設けら
れ、他側部にはパージ弁27とサイレンサ28が直列に
接続される。上記切換え弁26には、図の左側から右側
へ第1のポートa,第2のポートb,第3のポートc,
第4のポートd,第5のポートeが順次設けられてい
て、弁体fが移動することにより各ポートa〜e相互の
連通切換えがなされる。上記弁体fはソレノイド26S
によって駆動される。このソレノイド26Sは上記制御
回路25と電気的に接続され、駆動制御されるようにな
っている。
【0021】上記インレットヘッド15には、導入口1
0と切換え弁26の第3のポートcとを連通する導入路
30と、A筒3の下部開口端と第2のポートbとを連通
するA筒連通路31と、B筒4の下部開口端と第4のポ
ートdとを連通するB筒連通路32と、第1のポートa
と第5のポートeとを連通する逆U字状のポート連通路
33および、このポート連通路33の中途部から分岐し
て上記パージ弁27に連通するパージ分岐路34が設け
られている。
【0022】上記パージ弁27は、通常構成の電磁開閉
弁であって、上記制御回路25と電気的に接続される。
この制御回路25からの制御信号に応じて開閉し、パー
ジ分岐路34から導かれるパージ気体の導通もしくは遮
断をなす。ここから導出されるパージ気体はサイレンサ
28に導かれて消音されたあと、外部へ放出されるよう
になっている。
【0023】上記制御回路25は、上記湿度センサ23
からの検知信号を受けて露点温度(圧力下露点)に換算
する回路と、この露点温度と予め記憶された設定露点温
度(圧力下露点)とを比較する回路、およびこの比較結
果にもとづいて切換え弁26の切換え制御と、パージ弁
27の開閉制御をなす回路とを備えている。
【0024】なお、上記給出口9は上記給出路20の左
側端部に設けられるのに対して、上記湿度センサ23は
右側端部に取付けられる。すなわち、給出路20の一端
側に給出口9が設けられ、他端側に湿度センサ23が取
付けられ取付け室40が設けられる。
【0025】図4に、湿度センサ23を取付けた上記取
付け室40の構造を拡大して示す。給出路20の上記給
出口9とは反対側の端部は開口しており、蓋体41によ
って気密を保持した状態で、開閉自在に閉塞される。
【0026】この蓋体41の内面と外面とに亘って貫通
するねじ孔42が設けられ、湿度センサ23のねじ部2
3bが気密を保持した状態でねじ込まれ、検知部23a
が取付け室40に突出している。また、蓋体41には、
装置本体1外面から給出路20に亘って貫通する細孔か
らなるオリフィス43が設けられる。
【0027】蓋体41で閉塞された給出路20他端開口
部と、この近傍にある弁室19との間には、内径にねじ
孔44aを備えたフィルタ取付け部44が一体に設けら
れている。このフィルタ取付け部44のねじ孔44a
に、フィルタ45のねじ部45aがねじ込まれていて、
給出路20を区画する取付け室40が形成される。すな
わち、この取付け室40内に湿度センサ23が取付けら
れることになる。
【0028】このように構成される除湿装置であって、
以下に述べるような作用をなす。なお、圧縮気体として
圧縮空気を適用して説明する。
【0029】切換え弁26の弁体fが図2に示す位置に
あるとき、装置へ供給される湿った圧縮空気はインレッ
トヘッド15の導入口10から導入路30、切換え弁2
6を介してB筒4内へ導かれる。B筒4内を通過する間
に、充填される吸着剤17によって吸着除湿され乾燥化
する、乾燥工程が行われる。
【0030】そして、逆止弁18Bから給出路20に導
かれ、さらに給出口9から所定の供給先に給出される。
B筒4上端開口部から出た乾燥空気の一部はパージ室2
2、パージオリフィス12、A筒3上部のパージ室22
を介してA筒3内に案内され、ここに充填される吸着剤
17を通過して前段階の乾燥工程において吸着剤17が
吸着した湿分を脱着する。湿分を脱着したパージ空気
は、A筒連通路31から切換え弁26を介してパージ分
岐路34に導かれる。
【0031】パージ弁27が閉成状態にあるとき、パー
ジ空気は遮断されてA筒3内を圧力上昇する昇圧工程と
なす。パージ弁27が開放状態にあるとき、パージ空気
はパージ弁27を通過してサイレンサ28に導かれ、こ
こで消音されてから外部へ放出される再生工程となす。
【0032】切換え弁26の弁体fが図3に示す位置に
あるとき、装置へ供給される湿った圧縮空気は、導入口
10から導入路30と切換え弁26を介してA筒3内へ
導かれる。そして、A筒3内に充填される吸着剤17に
よって吸着除湿され乾燥化する乾燥工程となり、逆止弁
18A、給出路20を介して給出口9から所定の供給先
に給出される。
【0033】また、乾燥空気の一部はパージ室22に導
かれ、パージオリフィス12、B筒4上部のパージ室2
2を介してB筒4内に案内され、前段階の乾燥工程にお
いて吸着剤17が吸着した湿分を脱着する。湿分を脱着
したパージ空気は、B筒連通路32から切換え弁26を
介してパージ分岐路34に導かれる。パージ弁27が閉
成状態にあるときはここで遮断され、B筒4内を圧力上
昇する昇圧工程となす。パージ弁27が開放状態にあれ
ば、パージ空気はサイレンサ28に導かれ消音されてか
ら外部へ放出される再生工程となす。
【0034】たとえば給出口9から供給される先におい
て必要とする空気量がごく少なくてすむなど、いわゆる
負荷が小さい場合や、導入口10から導入される圧縮空
気の湿度が極めて低く乾燥している場合には、省エネ運
転に移行する。
【0035】上記湿度センサ23は、吸着除湿して乾燥
した圧縮空気の湿度を検知して制御回路25に検知信号
を送る。制御回路25では、検知した湿度を露点温度
(圧力下露点)に演算し、その結果をセンサ出力電圧と
して出力する。
【0036】各吸着筒3,4に導かれる湿った圧縮空気
は吸着剤17に所定の圧力をかける。この圧力によって
吸着剤17の粒子相互が擦れ、かつ長期の使用に亘ると
一部が微粒子化して乾燥空気とともに逆止弁18A,1
8Bを介して給出路20に導出される。
【0037】乾燥空気と、この乾燥空気に混在する吸着
剤微粒子は給出路20に沿って導かれ、給出口9から装
置外の供給先へ給出される。給出口9から出た直後の位
置にフィルタが接続されていて、上記吸着剤微粒子はす
べて捕捉され、純然たる乾燥空気のみが供給先へ供給さ
れる。
【0038】上記給出口9が給出路20の一端側に設け
られるのに対して、上記湿度センサ23を取付けた取付
け室40は給出路20の他端側に取付けられている。し
たがって、ほとんど大部分の吸着剤微粒子を混在した乾
燥空気が給出口9側に流れる一方で、取付け室40と湿
度センサ23側に流れる乾燥空気には残りのごくわずか
な量の吸着剤微粒子が混在するにすぎない。
【0039】しかも、吸着剤微粒子が湿度センサ23に
到達する直前の位置で、取付け室40を区画するフィル
タ45によって捕捉され、乾燥空気のみが通過する。蓋
体41に設けられるオリフィス41により湿度センサ2
3とその周辺には吸着剤微粒子を含まない新鮮な乾燥空
気が流れる。
【0040】したがって、湿度センサ23に吸着剤微粒
子が全く付着することがなく、長期に亘って高い検知精
度を保持する。湿度センサ23とその周辺には常に新鮮
な乾燥空気が流れて、湿度センサ23は高い検知精度を
保持する。
【0041】図5は、第2の実施の形態を示しており、
給出路20の中途部に湿度センサ23を取付けた取付け
室40Aが設けられる。この取付け室40Aは、取付け
座50および筒状のフィルタ51とから構成される。
【0042】すなわち、給出路20の上面一部にねじ孔
52が設けられていて、取付け座50のねじ部50aが
ねじ込まれる。上記フィルタ45は、上端開口部が取付
け座50の端面に嵌め込まれ、中途部は給出路20を横
断するように突出し、下端有底部は給出路20下面に近
接している。取付け座50にはねじ孔50bが設けられ
ていて、湿度センサ23のねじ部23bがねじ込まれ、
検知部23aはフィルタ51内に突出する。
【0043】このような構成であるので、給出路20に
吸着剤微粒子を混在した乾燥空気が流れると、乾燥空気
のみフィルタ51を通過して湿度センサ23の検知部2
3aに接触する一方で、全ての吸着剤微粒子はフィルタ
51によって捕捉される。したがって、湿度センサ23
に吸着剤微粒子が全く付着することがなく、常に吸着剤
微粒子を含まない新鮮な乾燥空気が流れて、長期に亘っ
て高い検知精度を保持する。
【0044】なお、上述の実施の形態では、検知手段と
して湿度センサ23を適用して説明したが、これに限定
されるものではなく、たとえば、湿度センサ23および
これと並んで備えられる温度センサを対象としてもよ
く、あるいは、湿度センサと温度センサとを一体化した
もの、もしくは湿度と他の乾燥空気の状態を検出する手
段を一体化したものであってもよい。
【0045】また、ここでは二基の吸着筒3,4を備え
たが、これに限定されたものではなく、複数対の吸着筒
を備え、一方側と他方側を直列に連通する除湿装置にも
適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吸
着除湿された乾燥気体を導く給出路にフィルタで区画さ
れた取付け室を設け、この取付け室に乾燥気体の状態を
検知する検知手段を取付けたから、各吸着筒から吸湿剤
微粒子化が乾燥気体とともに出ても、検知手段に対する
吸着剤微粒子の付着を確実に規制して、検知精度を高く
保持でき、信頼性の向上を得られるなどの効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す、除湿装置の
外観斜視図。
【図2】同実施の形態を示す、除湿装置の概略の断面
図。
【図3】同実施の形態を示す、除湿装置の概略の断面図
で、図2とは異なる工程を説明する図。
【図4】同実施の形態を示す、除湿装置の湿度センサ取
付け部を拡大した図。
【図5】第2の実施の形態を示す、除湿装置の湿度セン
サ取付け部を拡大した図。
【符号の説明】
17…吸着剤、 3…吸着筒(A筒)、 4…吸着筒(B筒)、 26…切換え弁(切換え手段)、 20…給出路、 45,51…フィルタ、 40,40A…取付け室、 23…湿度センサ(検知手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着剤を充填する二基の吸着筒と、これ
    ら吸着筒に連通する連通路およびこの連通路に設けられ
    る切換え手段を備え、湿った圧縮気体を一方の吸着筒へ
    導いて吸着除湿して乾燥させ、この乾燥気体の一部を他
    方の吸着筒に導いて前段階で吸湿能力が低下した吸着剤
    から湿分を脱着しかつパージする再生を並行して行い、
    両吸着筒の間で乾燥と再生を交互に切換えて連続的に乾
    燥気体を供給する圧縮気体の除湿装置において、 各吸着筒で吸着除湿された乾燥気体を導くとともに、外
    部へ給出案内する給出路と、 この給出路に設けられ、粒塵は捕捉し、乾燥気体のみ流
    通可能なフィルタで区画された取付け室と、 この取付け室内に取付けられ、乾燥気体の状態を検知す
    る検知手段と、を具備したことを特徴とする圧縮気体の
    除湿装置。
  2. 【請求項2】 上記検知手段は、少なくとも乾燥気体の
    湿度を検知する湿度センサであることを特徴とする請求
    項1記載の圧縮気体の除湿装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009018970A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Ihi Corp 酸素濃縮装置

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