JP2001025569A - パチンコ機における電磁波防止構造 - Google Patents

パチンコ機における電磁波防止構造

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JP2001025569A
JP2001025569A JP11199851A JP19985199A JP2001025569A JP 2001025569 A JP2001025569 A JP 2001025569A JP 11199851 A JP11199851 A JP 11199851A JP 19985199 A JP19985199 A JP 19985199A JP 2001025569 A JP2001025569 A JP 2001025569A
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JP
Japan
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pachinko machine
electromagnetic
conductive
grounding
shield
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JP11199851A
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English (en)
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Sadaaki Shinya
貞晶 新屋
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KIYOURAKU SHOJI KK
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KIYOURAKU SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波対策として、グランディング、シール
デイグ、フィルタリング等があるが、電磁波を外部に出
さなく、内部にも入れないシールデイグ方法を主体とし
て『EMS』対策を行うことにある。 【解決手段】 パチンコ機台1において、該機台の扉2
に二枚のガラス板2a,2bを設け、これらガラス板の
間に、透明樹脂板3と導電性メッシュ4を一体に成形し
た電磁シールド5か、あるいは透明樹脂板に導電性メッ
シュを貼り付けた電磁シールド5′と、該電磁シールド
の周囲、あるいは一部にグランディング用金具6を取り
付けたことを特徴とするパチンコ機における電磁波防止
構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機にお
ける電磁波防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機等の遊技機は、高度に
集積されたデジタル機能、即ち,コンピューターを幅広
く利用して、常に最新の遊技を提供している。技術革新
が、加速度的に進むに従って、その信頼性や公正は以前
にも増して強く求められている。
【0003】そのため、電磁波対策が真剣に考えられて
いるが、この電磁波対策『EMC』の中には、機器が電
磁波を出さないように対策を施す『EMI』と、他の電
子機器からの電磁波の影響を受けないように対策を施す
『EMS』があり、『EMC』の考え方が放送の電波を
守る発想の基に電波法上からも『EMI』対策は進んで
いるが、『EMS』対策は、後手に回っているのが現状
である。
【0004】遊技場における電気製品から放出される電
磁波による遊技機の誤作動が社会問題化され、携帯電話
や高度な電磁波信号機等を使用し、不正行為をしてい
る。電磁波対策として、グランディング、シールデイン
グ、フィルタリング等があるが、電磁波を外部に出さな
く、内部にも入れないシールディング方法を主体として
『EMS』対策を行っている。
【0005】しかしながら、現状電波を遮断するシール
ドガラスやアルミニウム・ホイール等電波シールド材を
使用していたが、下記のような欠点を生じていた。 (1) シールドガラスは、15w以上の高出力には電波
の回り込みによって効果を失う。 (2) シールドガラスは、1mm以上でも穴があくと効
果を失う。 (3) アルミニュウム・ホイール等の金属材料は、内部
点検が撤去しない限り不可能であり、光透過率0%であ
る。 (4) 金属材料系電波シールド材は、各種センサーや線
材の回り込み、電磁波障害に対して効果を失う。 (5) 電磁波シールド材が、1〜2ギガヘルツ以上の電
磁波には効果を失う。 (6) CPU(中央演算処理装置)の作動速度が向上す
ることに起因する電磁波障害には効果を失う。 (7) 不正配線(俗に、ぶらさがりという)に対して金
属系電磁波シールド材は効果を失う。 (8) 遊技機の維持メンテナンスが容易に行えない。 (9) 電磁波対策の材料を他に簡単に再利用できない
(リサイクル) (10) 電磁波の特性(光速と同じ速さ、金属製以外のも
のは透過、反射、屈折)考慮しない電磁波対策。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記各欠点を除去し、電磁波対策として、グランディン
グ、シールデイグ、フィルタリング等があるが、電磁波
を外部に出さなく、内部にも入れないシールデイグ方法
を主体として『EMS』対策を行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、遊技
機であるパチンコ機の電磁波対策であり、透明フィルム
の片面に導電性メッシュを一体成形、あるいは貼り付け
た電磁シールドをパチンコ機の基板の全体を遮蔽し、グ
ランディング用金具を取付け高い透過性を確保し、接地
抵抗、シールドによる発熱の防止を図り、不正使用から
保護することにある。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで本発明の一実施例を図面に
従って説明すると、パチンコ機台(1)において、該機
台の扉(2)に二枚のガラス板(2a)(2b)を設
け、これらガラス板の間に、透明樹脂板(3)と導電性
メッシュ(4)を一体に成形した電磁シールド(5)
か、あるいは透明樹脂板(3)に導電性メッシュ(4)
を貼り付けた電磁シールド(5′)と、該電磁シールド
(5)(5′)の周囲、あるいは一部にグランディング
用金具(6)を取り付けたことを特徴とするパチンコ機
における電磁波防止構造からなるものである。
【0009】次に、この発明の他の実施例を図面に従っ
て説明すると、パチンコ機の基板(7)の全体を、透明
フィルム(3a)の片面に導電性メッシュ(4)を一体
成形、および貼着した電磁シールド(5)を用いて遮蔽
し、該電磁シールド(5)にグランディング用金具
(6)を取り付けたことを特徴とするパチンコ機におけ
る電磁波防止構造からなるものである。
【0010】さらに、この発明の他の実施例を図面に従
って説明すると、パチンコ機の基板(7)に接続される
電線(8)に、フェライトコア(9)とグランディング
用金具(6)を組み合わせて設けたことを特徴とするパ
チンコ機における電磁波防止構造からなるものである。
【0011】また、この発明の他の実施例を図面に従っ
て説明すると、パチンコ機に、導電性電磁シールド材
(10)と、導電性ペイント(11)と、グランディン
グ用金具(6)を組み合わせ、玉補給皿(12)からの
電磁波障害を防ぐことを特徴とするパチンコ機における
電磁波防止構造からなるものである。
【0012】さらに、この発明の他の実施例を図面に従
って説明すると、パチンコ機の枠部材(13)に、銅等
金属材料及び導電性メッシュで構成された導電性電磁シ
ールド材(10)を取付け、または、導電性ペイント
(11)を塗布し、これらとグランディング用金具
(6)を組み合わせて設けたことを特徴とするパチンコ
機における電磁波防止構造からなるものである。
【0013】尚、上記各実施例に記載したグランディン
グ用金具(6)はアースのことである。
【0014】
【発明の効果】この発明によると、パチンコ機台(1)
において、該機台の扉(2)に二枚のガラス板(2a)
(2b)を設け、これらガラス板の間に、透明樹脂板
(3)と導電性メッシュ(4)を一体に成形した電磁シ
ールド(5)か、あるいは透明樹脂板(3)に導電性メ
ッシュ(4)を貼り付けた電磁シールド(5′)と、該
電磁シールド(5)(5′)の周囲、あるいは一部にグ
ランディング用金具(6)を取り付けたことにより、パ
チンコ機台の扉(2)に高い透過性を確保し、接地抵抗
の減少やシールドによる発熱の防止が図れるものであ
る。
【0015】また、パチンコ機の基板(7)の全体を、
透明フィルム(3a)の片面に導電性メッシュ(4)を
一体成形、および貼着した電磁シールド(5)を用いて
遮蔽し、該電磁シールド(5)にグランディング用金具
(6)を取り付けることにより、接地抵抗の減少やシー
ルドによる発熱の防止が図れ、パチンコ機台の基板の交
換、点検等のメンテナンスも簡単に行え、他のパチスロ
ット機にも再利用できる。
【0016】さらに、パチンコ機の基板(7)に接続さ
れる電線(8)に、フェライトコア(9)とグランディ
ング用金具(6)を組み合わせて設けたことにより、パ
チスロット機基板に接続される伝染、ハーネス類からの
電磁波障害からパチンコの基板を守り、電波障害を熱に
変換するため、パチンコ機だけでなく他の遊技機である
パチスロット機にも再利用できる等極めて有益なる効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す扉の断面説明図であ
る。
【図3】この発明の一実施例を示す背面図である。
【図4】この発明の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機台 2 扉 2a ガラス板 2b ガラス板 3 透明樹脂板 3a 透明フィルム 4 導電性メッシュ 5 電磁シールド 5′電磁シールド 6 グランディング用金具 7 基板 8 電線 9 フェライトコア 10 導電性電磁シールド材 11 導電性ペイント 12 玉補給皿 13 枠部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機台において、該機台の扉に二
    枚のガラス板を設け、これらガラス板の間に、透明樹脂
    板と導電性メッシュを一体に成形した電磁シールドか、
    あるいは透明樹脂板に導電性メッシュを貼り付けた電磁
    シールドと、該電磁シールドの周囲、あるいは一部にグ
    ランディング用金具を取り付けたことを特徴とするパチ
    ンコ機における電磁波防止構造。
  2. 【請求項2】 パチンコ機基板の全体を、透明フィルム
    の片面に導電性メッシュを一体成形、あるいは、透明フ
    ィルムの片面に導電性メッシュを貼着した電磁シールド
    を用いて遮蔽し、該電磁シールドにグランディング用金
    具を取り付けたことを特徴とするパチンコ機における電
    磁波防止構造。
  3. 【請求項3】 パチンコ機の基板に接続される電線に、
    フェライトコアを挿通し、該フェライトコアにグランデ
    ィング用金具を取り付けたことを特徴とするパチンコ機
    における電磁波防止構造。
  4. 【請求項4】 パチンコ機に、導電性電磁シールド材
    と、導電性ペイントと、グランディング用金具を組み合
    わせ、玉補給皿からの電磁波障害を防ぐことを特徴とす
    るパチンコ機における電磁波防止構造。
  5. 【請求項5】 パチンコ機の枠部材に、銅等金属材料及
    び導電性メッシュで構成された導電性電磁シールド材を
    取付け、または、導電性ペイントを塗布し、これらとグ
    ランディング用金具を取り付けたことを特徴とするパチ
    ンコ機における電磁波防止構造。
JP11199851A 1999-07-14 1999-07-14 パチンコ機における電磁波防止構造 Pending JP2001025569A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7153625B2 (en) 2004-03-25 2006-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Process for producing toner particles, and toner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7153625B2 (en) 2004-03-25 2006-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Process for producing toner particles, and toner

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