JP2001025441A - 金属製真空二重容器およびその製造方法 - Google Patents

金属製真空二重容器およびその製造方法

Info

Publication number
JP2001025441A
JP2001025441A JP11198494A JP19849499A JP2001025441A JP 2001025441 A JP2001025441 A JP 2001025441A JP 11198494 A JP11198494 A JP 11198494A JP 19849499 A JP19849499 A JP 19849499A JP 2001025441 A JP2001025441 A JP 2001025441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
outer cylinder
inner cylinder
double container
vacuum double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11198494A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Ohashi
伸康 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP11198494A priority Critical patent/JP2001025441A/ja
Publication of JP2001025441A publication Critical patent/JP2001025441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で加工のし易い金属製真空二重容器を提
供する。 【解決手段】 アルミニウムあるいはアルミニウム合金
からなる内筒2および外筒3を、内筒2又は外筒3にゲ
ッター8を取り付けた状態で内外筒2,3の接合部A,
Bから真空排気しつつ該接合部A,Bを固着して、前記
内外筒2,3間に真空空間4を形成し、軽量化および加
工性の向上を図るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、軽量な金属製真
空二重容器およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ステンレスボトルや保温調理鍋
の外容器として、ステンレス材からなる内外筒の端部を
接合するとともに、内外筒間に真空空間を形成してなる
ステンレス製の真空二重容器が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したス
テンレス製の真空二重容器は、材質であるステンレスの
比重が大きいので重いという欠点があり、小さい子供に
は持ちにくかった。また、大容量のステンレス製真空二
重容器の場合、内外筒の端部をTIGやプラズマ溶接で
接合する必要があり、溶接時の炎が当たっている部分の
みが熱膨張するところから、溶接不良が発生し、加工が
困難であった。さらに、ステンレス材は硬いため、加工
が難しく、複雑な形状のものでは不良の発生が多くなっ
ていた。さらにまた、真空二重容器を製造する工程が煩
雑となるという問題もあった。
【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、軽量で加工のし易い金属製真空二重容器を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、内外筒間に真空空
間を形成するように内筒および外筒を接合して固着した
金属製真空二重容器において、前記内筒および外筒を、
アルミニウムあるいはアルミニウム合金によりそれぞれ
形成し、内筒又は外筒にゲッターを取り付けて、ゲッタ
ーを取り付けた状態で前記内外筒の接合部から真空排気
しつつ接合部を固着して、前記内外筒間に真空空間を形
成している。
【0006】上記のように構成したことにより、内筒お
よび外筒が、比重が軽く、展延性に優れたアルミニウム
あるいはアルミニウム合金により構成されることとな
り、軽量で加工性に優れた金属製真空二重容器が得られ
る。しかも、接合部からの真空排気により真空空間が形
成できるため、真空排気のために特別な排気口を形成す
る必要がない。
【0007】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の金属製真空二重容器において、前記内筒の肉厚を
前記外筒の肉厚より薄くした場合、内筒からの熱伝導が
抑制されることとなり、保温容器として使用する場合の
保温力を確保することができる。
【0008】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の金属製真空二重容器にお
いて、前記内筒の上端に、真空排気時に前記外筒の上端
に載置される鍔部を形成した場合、外筒の上端に内筒の
鍔部を載置することにより、外筒内に内筒を位置決めす
ることができることとなり、外筒への内筒の仮組付が容
易となる。
【0009】請求項4の発明におけるように、請求項3
記載の金属製真空二重容器において、前記外筒を、胴部
と底部との二部材で構成するとともに、前記底部上端に
前記胴部下端を載置した状態で両者を接合した場合、外
筒内に内筒を挿入できない構造(例えば、外筒の上部に
内筒の外径より小径の小径部がある構造)の場合であっ
ても、外筒底部の上端に外筒胴部の下端を載置するとと
もに、外筒胴部の上端に内筒の鍔部を載置することによ
り、外筒内に内筒を位置決めすることができることとな
り、外筒への内筒の仮組付が容易となる。
【0010】請求項5の発明におけるように、請求項
1、2、3および4のいずれか一項記載の金属製真空二
重容器において、前記内筒の外周面あるいは(および)
前記外筒の内周面を鏡面仕上げした場合、保温容器とし
て使用する場合の保温力がより一層向上する。
【0011】請求項6の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、内外筒間に真空空間を形成するよう
に内筒および外筒を接合して固着する金属製真空二重容
器の製造方法において、アルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金からなる内筒用および外筒用薄板材に深絞り加
工を施すことにより内筒と外筒とを成形する内外筒成形
工程と、該外筒内に前記内筒を挿入し、該挿入の前ある
いは後に該内筒の上端に鍔部を形成し、該鍔部を前記外
筒の上端に載置した状態で該外筒内に前記内筒を位置決
めする仮組付工程と、前記内筒又は外筒にゲッターを取
り付けた状態で内外筒の接合部から真空排気を行う真空
排気工程と、内筒上端部と外筒上端部とを接合すること
により固着する接合工程とを順次行うようにしている。
【0012】上記の方法としたことにより、アルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金の展延性に優れた点を利用
して内筒および外筒を深絞り加工により成形し、外筒上
端に内筒の鍔部を載置して内筒の位置決めを行い、内外
筒の接合部から真空排気を行い、内筒上端部と外筒上端
部とを接合して金属製真空二重容器が製造できることと
なる。つまり、簡略な工程で軽量な金属製真空二重容器
が製造することができるのである。しかも、接合部から
真空排気を行うようにしているため、真空排気のために
特別な排気口を形成する必要がない。
【0013】請求項7の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、内外筒間に真空空間を形成するよう
に内筒および外筒を接合して固着する金属製真空二重容
器の製造方法において、アルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金からなる内筒用薄板材に深絞り加工を施すこと
により内筒を成形する一方、アルミニウムあるいはアル
ミニウム合金からなる外筒用薄板材により円筒状の外筒
胴部と皿状の外筒底部とを成形する内外筒成形工程と、
該外筒底部上端に前記外筒胴部下端を載置し且つ該外筒
内に前記内筒を挿入し、該挿入の前あるいは後に該内筒
の上端に鍔部を形成し、該鍔部を前記外筒の上端に載置
した状態で該外筒内に前記内筒を位置決めする仮組付工
程と、前記内筒又は外筒にゲッターを取り付けた状態で
内外筒の接合部および外筒胴部と底部との接合部から真
空排気を行う真空排気工程と、内外筒上端部および外筒
胴部下端と外筒底部上端部との接合を行うことにより固
着する接合工程とを順次行うようにしている。
【0014】上記の方法としたことにより、アルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金の展延性に優れた点を利用
して内筒を深絞り加工により成形するとともに、外筒を
アルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる胴部お
よび底部の二部材で成形し、外筒底部上端に外筒胴部下
端を載置し且つ外筒上端に内筒の鍔部を載置して内外筒
の位置決めを行い、内外筒の接合部および外筒胴部と底
部との接合部から真空排気を行い、内外筒の上端部およ
び外筒胴部と底部とを接合して金属製真空二重容器が製
造できることとなる。つまり、外筒内に内筒を挿入でき
ない構造(例えば、外筒の上部に内筒の外径より小径の
小径部がある構造)の場合であっても、簡略な工程で軽
量な金属製真空二重容器が製造することができるのであ
る。しかも、内外筒の接合部および外筒胴部と底部との
接合部から真空排気を行うようにしているため、真空排
気のために特別な排気口を形成する必要がない。
【0015】請求項8の発明におけるように、請求項6
および7記載の金属製真空二重容器の製造方法におい
て、前記接合工程における接合をロー付けにより固着す
るようにした場合、接合部の接合固着を容易に行うこと
ができるとともに、全体を加熱することにより局部加熱
による歪みの発生を防止することもできる。
【0016】請求項9の発明におけるように、請求項8
記載の金属製真空二重容器の製造方法において、前記接
合部に、予め内外筒の母材より融点の低いアルミニウム
あるいはアルミニウム合金からなるアルミブレージング
シートをクラッドしておくようにした場合、アルミブレ
ージングシートの溶融により接合部が接合されることと
なり、ロー材の設置の必要がなくなる。
【0017】請求項10の発明におけるように、請求項
8および9のいずれか一項記載の金属製真空二重容器の
製造方法において、前記真空排気工程と前記接合工程と
を同一の工程により行うようにした場合、製造工程をよ
り簡略化することができる。
【0018】請求項11の発明におけるように、請求項
7、8、9および10のいずれか一項記載の金属製真空
二重容器の製造方法において、前記内外筒成形工程にて
内筒の上部および外筒の上部にしごき加工を施すように
した場合、ボトルタイプの真空二重容器を容易に製造す
ることができる。
【0019】請求項12の発明におけるように、請求項
6、7、8、9、10および11のいずれか一項記載の
金属製真空二重容器の製造方法において、前記内筒用薄
板材の肉厚を前記外筒用薄板材の肉厚より薄くした場
合、内筒用薄板材により成形された内筒からの熱伝導が
抑制されることとなり、保温容器として使用する場合の
保温力を確保することができる。
【0020】請求項13の発明におけるように、請求項
6、7、8、9、10、11および12のいずれか一項
記載の金属製真空二重容器の製造方法において、前記仮
組付工程に先立って、前記内筒の外周面あるいは(およ
び)前記外筒の内周面を鏡面仕上げする鏡面仕上げ工程
を行うようにした場合、製造された真空二重容器を保温
容器として使用する場合の保温力がより一層向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0022】第1の実施の形態 本実施の形態にかかる金属製真空二重容器は、図1に示
す液体保温容器に用いられるものである。
【0023】この液体保温容器は、内筒2と外筒3との
間に真空空間4を形成してなる金属製真空二重容器1
と、該金属製真空二重容器1の注口部に螺着脱自在に取
り付けられる栓体5とからなっている。この場合、前記
外筒3は、胴部3Aと底部3Bとの二部材からなってい
る。符号6は内筒2から外筒3への熱輻射を防止するた
めに内筒2の外周面に巻き付けられた金属箔(例えば、
銅箔、ステンレス箔等)、7は前記栓体5の外側を覆う
べく螺着脱されるコップである。
【0024】次に、前記発金属製真空二重容器1の製造
方法について、図2ないし図4を参照して説明する。
【0025】図2(イ)に示すように、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金からなる内筒用薄板材に深絞り
加工を施して有底円筒状の内筒中間体2′を成形する。
また、図2(ロ)に示すように、アルミニウムあるいは
アルミニウム合金からなる外筒胴部用薄板材に円筒加工
を施すことにより円筒状の外筒胴部中間体3A′を成形
する。なお、押し出し成形により得られた円筒材を外筒
胴部中間体3A′として用いてもよい。さらに、図2
(ハ)に示すように、アルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金からなる外筒用底部用薄板材にプレス加工を施す
ことにより皿状の外筒底部中間体3B′を成形する。
【0026】ついで、図2(ニ)に示すように、前記内
筒中間体2′の上部にしごき加工を施すことにより首部
2aを有する内筒2を成形する。また、図2(ホ)に示
すように、前記外筒胴部中間体3A′の上部にしごき加
工を施すことにより首部3Aaを有する外筒胴部3Aを
成形する。さらに、図2(ヘ)に示すように、前記外筒
底部中間体3B′の上部にしごき加工を施すことにより
段部3Baを有する外筒底部3Bを成形する。
【0027】つぎに、図2(ト)に示すように、外筒胴
部3A内に内筒2を下から挿入し、首部2aの上端を外
向きにフランジ加工することにより形成された鍔部2b
を外筒胴部3Aの首部3Aaの上端に載置して内筒2を
位置決めした後、外筒底部3bの段部3Baに外筒胴部
3Aの下端を載置すると、内外筒2,3の仮組付品1′
(図3参照)が仮組付される。この状態においては、内
筒2の上端部と外筒胴部3Aの上端部とは接合部Aとな
り、外筒胴部3Aの下端部と外筒底部3Bの上端部とは
接合部Bとなるが、仮組付時には接合部A,Bには、真
空排気を行うに十分な隙間が形成されている。なお、こ
の仮組付の前に予め外筒底部3Bにゲッター8が取り付
けられる。また、前記接合部A,Bにおいては、図4
(イ)および(ロ)に示すように、外筒胴部3Aの上下
端部内面には、内外筒2,3の母材より融点の低いアル
ミニウムあるいはアルミニウム合金からなるアルミブレ
ージングシート9,9が予めクラッドされている。な
お、アルミブレージングシートに代えて、通常のロー材
をシート状にしたものを用いる場合もある。
【0028】上記仮組付品1′を加温炉に入れ、約35
0℃に加温して前記接合部A,Bから真空排気を行い、
その後585℃〜630℃に加温すると、アルミブレー
ジングシート9,9が溶融して接合部A,Bがロー付け
される。
【0029】上記したように、本実施の形態において
は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金の展延性に
優れた点を利用して内筒2を深絞り加工により成形する
とともに、外筒3をアルミニウムあるいはアルミニウム
合金からなる胴部3Aおよび底部3Bの二部材で成形
し、外筒底部3B上端に外筒胴部3A下端を載置し且つ
外筒3上端に内筒2の鍔部2bを載置して内外筒2,3
の位置決めを行い、内外筒2,3の接合部Aおよび外筒
胴部3Aと底部3Bとの接合部Bから真空排気を行い、
前記接合部A,Bを接合して金属製真空二重容器1が製
造できることとなる。つまり、外筒3内に内筒2を挿入
できない構造(例えば、外筒3の上部に内筒2の外径よ
り小径な首部3Aaがある構造)の場合であっても、簡
略な工程で軽量な金属製真空二重容器1が製造すること
ができるのである。しかも、内外筒2,3の接合部A,
Bから真空排気を行うようにしているため、真空排気の
ために特別な排気口を形成する必要がない。しかも、仮
組付品1′全体を加温炉において加熱することととなっ
ているため、局部加熱による歪みの発生を防止すること
もできる。
【0030】前記内筒2の外周面あるいは(および)前
記外筒3の内周面に鏡面仕上げが施されるが、該鏡面仕
上げは、前記仮組付に先立って行われる。
【0031】なお、前記内筒2の外周面への金属箔6
(例えば、銅箔、ステンレス箔等)の巻き付けも、前記
仮組付に先立って鏡面仕上げの後に行われる。
【0032】ところで、アルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金は、熱伝導性が良いため、内筒2を介しての熱
伝導により保温性能が低下するおそれがあるとともに、
外筒3の剛性を確保する必要があるため、内筒用薄板材
の肉厚を外筒胴部用薄板材および外筒底部用薄板材の肉
厚より薄くして、内筒2の肉厚(例えば、0.5mm)
を外筒3の肉厚(例えば、0.8mm)より薄くしてい
る。このようにすると、内筒2の変形が心配になるが、
内筒2には、大気圧が外側に向かう力としてしか作用し
ないため、変形の心配はない。なお、内容物と接するこ
とがない内筒首部2aの肉厚を、偏肉加工により内筒2
の他の部分の肉厚より薄くすると保温性能を向上させる
上からさらに望ましい。
【0033】また、内筒2および外筒3の一部(例え
ば、接合部A,B)あるいは全部にアルマイトあるいは
塗装を施してもよく。このようにすると、錆びの発生に
よる腐食を防止することができる。
【0034】第2の実施の形態 図5には、本願発明の第2の実施の形態にかかる金属製
真空二重容器の製造方法の手順が示されている。
【0035】この場合、内筒2は、その側周面がストレ
ートな有底円筒形状とされており、図5(イ)および
(ロ)に示すように、アルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金からなる内筒用薄板材および外筒用薄板材に深絞
り加工を施して有底円筒状の内筒中間体2′および外筒
中間体3′を成形する。ここで、内筒中間体2′の外径
は、外筒3の首部3aの上端内径(即ち、接合部内径)
とほぼ同径とされる。
【0036】ついで、図5(ハ)に示すように、前記内
筒中間体2′の上端に外向きにフランジ加工を施すこと
により鍔部2bを成形する。また、図5(ニ)に示すよ
うに、前記外筒胴部中間体3′の上部にしごき加工を施
すとともに、底部にプレス加工を施すことにより首部3
aおよび底部形状部3bを有する外筒3を成形する。
【0037】つぎに、図5(ホ)に示すように、外筒3
内に内筒2を上(即ち、首部3a)から挿入し、内筒2
の鍔部2bを外筒3Aの首部3aの上端に載置して内筒
2を位置決めすると、内外筒2,3の仮組付品1′が仮
組付される。この状態においては、内筒2の上端部と外
筒3の上端部とは接合部Aとなるが、仮組付時には接合
部Aには、真空排気を行うに十分な隙間が形成されてい
る。なお、この仮組付の前に予め外筒3の底部にゲッタ
ー8が取り付けられる。
【0038】以下の製造工程は、第1の実施の形態にお
けると同様である。
【0039】この場合、内筒2および外筒3を共に深絞
り加工により成形するようにしているため、部品点数お
よびロー付け箇所が低減されることとなり、製造工程の
簡略化および製造コストの低減を図り得ることとなる。
その他の作用効果は、第1の実施の形態におけると同様
なりで説明を省略する。
【0040】ところで、本実施の形態にかかる金属製真
空二重容器の製造方法は、図6に示すような断熱容器を
製造するのにも適している。図6において、符号10は
断熱容器の蓋、11は把手である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内外筒間に真
空空間を形成するように内筒および外筒を接合して固着
した金属製真空二重容器において、前記内筒および外筒
を、アルミニウムあるいはアルミニウム合金によりそれ
ぞれ形成し、内筒又は外筒にゲッターを取り付けて、ゲ
ッターを取り付けた状態で前記内外筒の接合部から真空
排気しつつ接合部を固着して、前記内外筒間に真空空間
を形成するようにしているので、内筒および外筒が、比
重が軽く、展延性に優れたアルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金により構成されることとなり、軽量で加工性
に優れた金属製真空二重容器が得られるという効果があ
る。しかも、接合部からの真空排気により真空空間が形
成できるため、真空排気のために特別な排気口を形成す
る必要がないという効果もある。
【0042】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の金属製真空二重容器において、前記内筒の肉厚を
前記外筒の肉厚より薄くした場合、内筒からの熱伝導が
抑制されることとなり、保温容器として使用する場合の
保温力を確保することができる。
【0043】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の金属製真空二重容器にお
いて、前記内筒の上端に、真空排気時に前記外筒の上端
に載置される鍔部を形成した場合、外筒の上端に内筒の
鍔部を載置することにより、外筒内に内筒を位置決めす
ることができることとなり、外筒への内筒の仮組付が容
易となる。
【0044】請求項4の発明におけるように、請求項3
記載の金属製真空二重容器において、前記外筒を、胴部
と底部との二部材で構成するとともに、前記底部上端に
前記胴部下端を載置した状態で両者を接合した場合、外
筒内に内筒を挿入できない構造(例えば、外筒の上部に
内筒の外径より小径部がある構造)の場合であっても、
外筒底部の上端に外筒胴部の下端を載置するとともに、
外筒胴部の上端に内筒の鍔部を載置することにより、外
筒内に内筒を位置決めすることができることとなり、外
筒への内筒の仮組付が容易となる。
【0045】請求項5の発明におけるように、請求項
1、2、3および4のいずれか一項記載の金属製真空二
重容器において、前記内筒の外周面あるいは(および)
前記外筒の内周面を鏡面仕上げした場合、保温容器とし
て使用する場合の保温力がより一層向上する。
【0046】請求項6の発明によれば、内外筒間に真空
空間を形成するように内筒および外筒を接合して固着す
る金属製真空二重容器の製造方法において、アルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金からなる内筒用および外筒
用薄板材に深絞り加工を施すことにより内筒と外筒とを
成形する内外筒成形工程と、該外筒内に前記内筒を挿入
し、該挿入の前あるいは後に該内筒の上端に鍔部を形成
し、該鍔部を前記外筒の上端に載置した状態で該外筒内
に前記内筒を位置決めする仮組付工程と、前記内筒又は
外筒にゲッターを取り付けた状態で内外筒の接合部から
真空排気を行う真空排気工程と、内筒上端部と外筒上端
部とを接合することにより固着する接合工程とを順次行
うようにしているので、簡略な工程で軽量な金属製真空
二重容器が製造することができるという効果がある。し
かも、接合部から真空排気を行うようにしているため、
真空排気のために特別な排気口を形成する必要がないと
いう効果もある。
【0047】請求項7の発明によれば、内外筒間に真空
空間を形成するように内筒および外筒を接合して固着す
る金属製真空二重容器の製造方法において、アルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金からなる内筒用薄板材に深
絞り加工を施すことにより内筒を成形する一方、アルミ
ニウムあるいはアルミニウム合金からなる外筒用薄板材
により円筒状の外筒胴部と皿状の外筒底部とを成形する
内外筒成形工程と、該外筒底部上端に前記外筒胴部下端
を載置し且つ該外筒内に前記内筒を挿入し、該挿入の前
あるいは後に該内筒の上端に鍔部を形成し、該鍔部を前
記外筒の上端に載置した状態で該外筒内に前記内筒を位
置決めする仮組付工程と、前記内筒又は外筒にゲッター
を取り付けた状態で内外筒の接合部および外筒胴部と底
部との接合部から真空排気を行う真空排気工程と、内外
筒上端部および外筒胴部下端と外筒底部上端部との接合
を行うことにより固着する接合工程とを順次行うように
しているので、外筒内に内筒を挿入できない構造(例え
ば、外筒の上部に内筒の外径より小径部がある構造)の
場合であっても、簡略な工程で軽量な金属製真空二重容
器が製造することができるという効果がある。しかも、
内外筒の接合部および外筒胴部と底部との接合部から真
空排気を行うようにしているため、真空排気のために特
別な排気口を形成する必要がないという効果もある。
【0048】請求項8の発明におけるように、請求項6
および7記載の金属製真空二重容器の製造方法におい
て、前記接合工程における接合をロー付けにより固着す
るようにした場合、接合部の接合固着を容易に行うこと
ができるとともに、全体を加熱することにより局部加熱
による歪みの発生を防止することもできる。
【0049】請求項9の発明におけるように、請求項8
記載の金属製真空二重容器の製造方法において、前記接
合部に、予め内外筒の母材より融点の低いアルミニウム
あるいはアルミニウム合金からなるアルミブレージング
シートをクラッドしておくようにした場合、アルミブレ
ージングシートの溶融により接合部が接合されることと
なり、ロー材の設置の必要がなくなる。
【0050】請求項10の発明におけるように、請求項
8および9のいずれか一項記載の金属製真空二重容器の
製造方法において、前記真空排気工程と前記接合工程と
を同一の工程により行うようにした場合、製造工程をよ
り簡略化することができる。
【0051】請求項11の発明におけるように、請求項
7、8、9および10のいずれか一項記載の金属製真空
二重容器の製造方法において、前記内外筒成形工程にて
内筒の上部および外筒の上部にしごき加工を施すように
した場合、ボトルタイプの真空二重容器を容易に製造す
ることができる。
【0052】請求項12の発明におけるように、請求項
6、7、8、9、10および11のいずれか一項記載の
金属製真空二重容器の製造方法において、前記内筒用薄
板材の肉厚を前記外筒用薄板材の肉厚より薄くした場
合、内筒用薄板材により成形された内筒からの熱伝導が
抑制されることとなり、保温容器として使用する場合の
保温力を確保することができる。
【0053】請求項13の発明におけるように、請求項
6、7、8、9、10、11および12のいずれか一項
記載の金属製真空二重容器の製造方法において、前記仮
組付工程に先立って、前記内筒の外周面あるいは(およ
び)前記外筒の内周面を鏡面仕上げする鏡面仕上げ工程
を行うようにした場合、製造された真空二重容器を保温
容器として使用する場合の保温力がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる金属製真
空二重容器を用いた液体保温容器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる金属製真
空二重容器の製造方法の手順を示すものであり、(イ)
は内筒中間体を示し、(ロ)は外筒胴部中間体を示し、
(ハ)は外筒底部中間体を示し、(ニ)は内筒を示し、
(ホ)は外筒胴部を示し、(ヘ)は外筒底部を示し、
(ト)は仮組付品を示している。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる製造方法
により製造された金属製真空二重容器の縦断面図であ
る。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる金属製真
空二重容器の製造方法における仮組付品における接合部
の拡大図であり、(イ)は接合部Aを、(ロ)は接合部
Bを示している。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる金属製真
空二重容器の製造方法の手順を示すものであり、(イ)
は内筒中間体を示し、(ロ)は外筒胴部中間体を示し、
(ハ)は内筒を示し、(ニ)は外筒を示し、(ホ)は仮
組付品を示している。
【図6】本願発明の第2の実施の形態にかかる金属製真
空二重容器の製造方法の適用例である断熱容器の縦断面
図である。
【符号の説明】
1は金属製真空二重容器、1′は仮組付品、2は内筒、
2′は内筒中間体、2aは首部、2bは鍔部、3は内
筒、3Aは外筒胴部、3Bは外筒底部、3Aaは首部、
3Baは段部、4は真空空間、8はゲッター、9はアル
ミブレージングシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B002 AA01 AA21 BA22 BA23 BA31 BA41 BA44 BA59 BA60 CA01 CA32 CA43 4B055 AA01 AA34 BA29 BA35 CA01 CA06 CA09 CA10 CA16 CA17 CA21 CB03 CB18 CB27 CB30 CC52 FB01 FB02 FC20 FD10 FE05 FE06 FE10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外筒間に真空空間を形成するように内
    筒および外筒を接合して固着した金属製真空二重容器に
    おいて、前記内筒および外筒を、アルミニウムあるいは
    アルミニウム合金によりそれぞれ形成し、内筒又は外筒
    にゲッターを取り付けて、ゲッターを取り付けた状態で
    前記内外筒の接合部から真空排気しつつ接合部を固着し
    て、前記内外筒間に真空空間を形成したことを特徴とす
    る金属製真空二重容器。
  2. 【請求項2】 前記内筒の肉厚を前記外筒の肉厚より薄
    くしたことを特徴とする前記請求項1記載の金属製真空
    二重容器。
  3. 【請求項3】 前記内筒の上端には、真空排気時に前記
    外筒の上端に載置される鍔部を形成したことを特徴とす
    る前記請求項1および2のいずれか一項記載の金属製真
    空二重容器。
  4. 【請求項4】 前記外筒を、胴部と底部との二部材で構
    成するとともに、前記底部上端に前記胴部下端を載置し
    た状態で両者を接合したことを特徴とする前記請求項3
    記載の金属製真空二重容器。
  5. 【請求項5】 前記内筒の外周面あるいは(および)前
    記外筒の内周面を鏡面仕上げしたことを特徴とする前記
    請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の金属製
    真空二重容器。
  6. 【請求項6】 内外筒間に真空空間を形成するように内
    筒および外筒を接合して固着する金属製真空二重容器の
    製造方法であって、アルミニウムあるいはアルミニウム
    合金からなる内筒用および外筒用薄板材に深絞り加工を
    施すことにより内筒と外筒とを成形する内外筒成形工程
    と、該外筒内に前記内筒を挿入し、該挿入の前あるいは
    後に該内筒の上端に鍔部を形成し、該鍔部を前記外筒の
    上端に載置した状態で該外筒内に前記内筒を位置決めす
    る仮組付工程と、前記内筒又は外筒にゲッターを取り付
    けた状態で内外筒の接合部から真空排気を行う真空排気
    工程と、内筒上端部と外筒上端部とを接合することによ
    り固着する接合工程とを順次行うことを特徴とする金属
    製真空二重容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 内外筒間に真空空間を形成するように内
    筒および外筒を接合して固着する金属製真空二重容器の
    製造方法であって、アルミニウムあるいはアルミニウム
    合金からなる内筒用薄板材に深絞り加工を施すことによ
    り内筒を成形する一方、アルミニウムあるいはアルミニ
    ウム合金からなる外筒用薄板材により円筒状の外筒胴部
    と皿状の外筒底部とを成形する内外筒成形工程と、該外
    筒底部上端に前記外筒胴部下端を載置し且つ該外筒内に
    前記内筒を挿入し、該挿入の前あるいは後に該内筒の上
    端に鍔部を形成し、該鍔部を前記外筒の上端に載置した
    状態で該外筒内に前記内筒を位置決めする仮組付工程
    と、前記内筒又は外筒にゲッターを取り付けた状態で内
    外筒の接合部および外筒胴部と底部との接合部から真空
    排気を行う真空排気工程と、内外筒上端部および外筒胴
    部下端と外筒底部上端部との接合を行うことにより固着
    する接合工程とを順次行うことを特徴とする金属製真空
    二重容器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記接合工程における接合をロー付けに
    より固着することを特徴とする前記請求項6および7記
    載の金属製真空二重容器の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記接合部には、予め内外筒の母材より
    融点の低いアルミニウムあるいはアルミニウム合金から
    なるアルミブレージングシートをクラッドしておくこと
    を特徴とする前記請求項8記載の金属製真空二重容器の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記真空排気工程と前記接合工程とを
    同一の工程により行うことを特徴とする前記請求項8お
    よび9のいずれか一項記載の金属製真空二重容器の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記内外筒成形工程において、内筒の
    上部および外筒の上部にしごき加工を施して首部を成形
    することを特徴とする前記請求項7、8、9および10
    のいずれか一項記載の金属製真空二重容器の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記内筒用薄板材の肉厚を前記外筒用
    薄板材の肉厚より薄くしたことを特徴とする前記請求項
    6、7、8、9、10および11のいずれか一項記載の
    金属製真空二重容器の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記仮組付工程に先立って、前記内筒
    の外周面あるいは(および)前記外筒の内周面を鏡面仕
    上げする鏡面仕上げ工程を行うことを特徴とする前記請
    求項6、7、8、9、10、11および12のいずれか
    一項記載の金属製真空二重容器の製造方法。
JP11198494A 1999-07-13 1999-07-13 金属製真空二重容器およびその製造方法 Pending JP2001025441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11198494A JP2001025441A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 金属製真空二重容器およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11198494A JP2001025441A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 金属製真空二重容器およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001025441A true JP2001025441A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16392067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11198494A Pending JP2001025441A (ja) 1999-07-13 1999-07-13 金属製真空二重容器およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001025441A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181862A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd 二重構造成形体の製造方法及び製造装置
JP2011526232A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 アルコア インコーポレイテッド 二重壁容器およびその製造方法
JP2012125787A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 T Rad Co Ltd ステンレス製の容器またはタンクのろう付け方法およびろう付け構造
KR101172480B1 (ko) 2010-06-03 2012-08-08 (주)엔에스브이 대용적 수격방지기 및 그 제조방법
KR20150118358A (ko) * 2014-04-14 2015-10-22 주식회사 태성 다양한 형상의 얼음 제조가 가능한 제빙장치 제조방법
KR20150118359A (ko) * 2014-04-14 2015-10-22 주식회사 태성 인아웃 구조가 일체로 형성된 제빙장치 및 그 제조방법
WO2019082981A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器
JP2019103783A (ja) * 2017-10-26 2019-06-27 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181862A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd 二重構造成形体の製造方法及び製造装置
JP2011526232A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 アルコア インコーポレイテッド 二重壁容器およびその製造方法
KR101172480B1 (ko) 2010-06-03 2012-08-08 (주)엔에스브이 대용적 수격방지기 및 그 제조방법
JP2012125787A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 T Rad Co Ltd ステンレス製の容器またはタンクのろう付け方法およびろう付け構造
KR20150118358A (ko) * 2014-04-14 2015-10-22 주식회사 태성 다양한 형상의 얼음 제조가 가능한 제빙장치 제조방법
KR20150118359A (ko) * 2014-04-14 2015-10-22 주식회사 태성 인아웃 구조가 일체로 형성된 제빙장치 및 그 제조방법
KR101594457B1 (ko) * 2014-04-14 2016-02-16 주식회사 태성 다양한 형상의 얼음 제조가 가능한 제빙장치 제조방법
KR101640419B1 (ko) * 2014-04-14 2016-07-22 주식회사 태성 인아웃 구조가 일체로 형성된 제빙장치 및 그 제조방법
WO2019082981A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器
JP2019103783A (ja) * 2017-10-26 2019-06-27 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器
CN111182819A (zh) * 2017-10-26 2020-05-19 爱丽思欧雅玛株式会社 加热烹调器
JP7193118B2 (ja) 2017-10-26 2022-12-20 アイリスオーヤマ株式会社 加熱調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7179577B2 (ja) 断熱二重容器及びその製造方法
CA2488078C (en) Improved vacuum insulation panel
US8371471B2 (en) Thermally broken beverage container and method of fabrication
JP2001025441A (ja) 金属製真空二重容器およびその製造方法
JPH11221667A (ja) 金属製真空二重容器の製造方法
WO2022121371A1 (zh) 一种抗菌保温杯及其加工工艺
JP5099607B2 (ja) 金属製真空断熱容器
JP5049468B2 (ja) 断熱容器及びその製造方法
WO2014027412A1 (ja) 金属製の密閉二重容器
JP2002345627A (ja) 保温鍋及びその製造方法
JPH0255153B2 (ja)
FR2778974A1 (fr) Echangeur de chaleur, en particulier condenseur de vehicule automobile, et procede pour sa fabrication
EP2620239A1 (en) Heat-dissipating module and method for manufacturing the same
JP3009832B2 (ja) 合成樹脂製断熱容器及びその製造方法
US20050199375A1 (en) End surface structure of heat pipe
JPH0415687B2 (ja)
JP2022132920A (ja) 断熱容器の製造方法
KR102407849B1 (ko) 차량용 컵홀더
JPS63206213A (ja) 金属製二重カップの製造方法
JP2539568Y2 (ja) 金属製真空断熱容器
JP3613837B2 (ja) 金属製真空断熱容器
JP2763014B2 (ja) 沸騰冷却装置の気密容器
JP3613875B2 (ja) 真空断熱容器の製造方法
JP2006198324A (ja) 真空二重構造体およびその製造方法
JP4689590B2 (ja) 真空二重構造体の製造方法、排気装置および真空二重構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622