JP2001025190A - 電動機のロータ - Google Patents

電動機のロータ

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JP2001025190A
JP2001025190A JP11190957A JP19095799A JP2001025190A JP 2001025190 A JP2001025190 A JP 2001025190A JP 11190957 A JP11190957 A JP 11190957A JP 19095799 A JP19095799 A JP 19095799A JP 2001025190 A JP2001025190 A JP 2001025190A
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core
rotor core
magnetic path
motor
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JP11190957A
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Toshiharu Oki
俊治 大木
Yasushi Suzuki
泰史 鈴木
Seiji Hoshika
誠司 星加
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ内の永久磁石を減磁させてしまう程強
い弱め界磁制御を行うことなく、かつ、容易にロータ側
の磁束を弱くすることができ、もって、より高い回転数
を得ることができる電動機のロータを提供する 【解決手段】 永久磁石が設けられた電動機のロータ1
において、ロータ1の回転数が上昇することにより、そ
の位置がロータコア11に近接する方向に変化して磁路
を形成する可動鉄心20を有することを特徴とする電動
機のロータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のロータに
関し、特に、高速回転を可能にした電動機のロータに関
する。
【0002】
【従来の技術】電動機、すなわちモータは、既に十分な
技術が蓄積されたものであると見られて来たが、近年、
電気自動車の開発や環境問題などから、小型・軽量化、
高効率化を行うために、再び様々な技術開発が行われる
ようになっている。
【0003】その様なかにあって、近年開発された技術
の一つに弱め界磁制御がある。この技術は、例えば日経
メカニカル、no.495、第32〜33頁(1996
年12月9発行)に掲載されているように、ロータ内に
永久磁石を埋め込んだタイプ(IPM (Internal Parma
nent Magnet)と称している)のモータにおいて、回転数
をより高くするための技術である。
【0004】この弱め界磁制御について概説する。ま
ず、ロータの回転数は、ロータの回転にともない発生す
る起電力である発電機成分(誘起電圧)とロータを回転
させるモータ成分(電源電圧)とが互いに均衡し、これ
以上モータを回転させるためのトルクが出せなくなった
ところで回転数の限界に達する。そして、弱め界磁制御
は、ロータから出てくる磁束をステータのコイルからの
磁束で抑えることにより、発電機成分の働きを弱め、こ
の弱め界磁を加えない場合よりも高い回転数を得るもの
である。
【0005】また、回転数を高めるための技術として、
例えば特開平7−288940号公報には、ロータの界
磁極を形成する永久磁石の間に、その位置が可変可能な
磁石を設け、ロータの回転によりこの磁石の位置が変化
して、ロータの回転の上昇にともない界磁束を減少させ
ることができる回転電機が開示されている。
【0006】これら2つの技術の共通する点は、モータ
が高回転となった時にロータの磁束を弱めて、発電機成
分を弱くし、より高い回転数でロータを回転させること
ができる点である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
弱め界磁制御を行った場合、ロータに埋め込である永久
磁石に対して、その磁力を抑える磁束が作用するため、
あまり強い磁束を加えると、永久磁石そのものが磁力を
失ってしまうといった問題が発生する。また、前記公報
に記載された技術では、永久磁石の間に可動する磁石を
設けることとなっているが、この可動磁石が永久磁石の
間にあって可動させることは、磁石同士の吸引力や反発
力などのため、技術的に非常に難しいことが予想され
る。
【0008】そこで、本発明の目的は、ロータ内の永久
磁石を減磁させてしまう程強い弱め界磁制御を行うこと
なく、かつ、容易にロータ側の磁束を弱くすることがで
き、もって、より高い回転数を得ることができる電動機
のロータを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0010】(1)永久磁石が設けられた電動機のロー
タにおいて、前記ロータの回転数が上昇することによ
り、その位置が前記ロータのロータコアに近接する方向
に変化して磁路を形成する磁路形成手段を有することを
特徴とする電動機のロータ。
【0011】(2)前記磁路形成手段は、弾性材によっ
てその位置が規制されており、前記ロータの回転により
作用する遠心力が前記弾性材の弾性力より大きくなった
ときに、前記磁路形成手段の一部が前記ロータコアに接
することを特徴とする電動機のロータ。
【0012】(3)前記ロータコアはその内部に空間を
有し、前記磁路形成手段が該空間内に設けられているこ
とを特徴とする電動機のロータ。
【0013】(4)前記磁路形成手段は、前記ロータコ
アの端部に設けられていて、その一部が前記弾性材によ
って支持されており、前記弾性材は前記ロータコアに設
けられているフラックスバリア内に収容可能となってい
ることを特徴とする電動機のロータ。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、請求項ごとに以下のよ
うな効果を奏する。
【0015】請求項1記載の本発明によれば、電動機の
ロータに、その位置がロータの回転数の上昇の伴ってロ
ータコアに近接する方向に変化して磁路を形成する磁路
形成手段を設けたので、ロータの回転数が上昇すると、
磁路形成手段がロータコアに近接するため、ロータ内に
設けられている永久磁石からの磁束がこの磁路形成手段
内を通るようになる。したがって、回転数が上昇したと
きには、ロータの外へ作用する磁束、すなわち、ロータ
に設けられている永久磁石による界磁束が弱められるこ
とになり、この弱められた分だけ発電機成分が少なくな
り、より高回転数を得ることができるようになる。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、弾性材に
よって磁路形成手段の位置を規制し、前記ロータの回転
により作用する遠心力が弾性材の弾性力より大きくなっ
たときに、磁路形成手段の一部がロータコアに接するよ
うにしたので、磁路形成手段がロータに接触する回転数
を弾性材の弾性力を適宜選択することで決めることがで
きる。
【0017】請求項3記載の本発明によれば、ロータコ
アの内部に空間を設けて、この空間内に磁路形成手段を
設けたので、ロータの動きを妨げることなく、ロータの
回転によって、その位置が変化する磁路形成手段をロー
タ内に設けることができる。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、磁路形成
手段をロータコアの端部に設け、かつ、磁路形成手段を
支持している弾性材をロータコアに設けられているフラ
ックスバリア内に収容可能としたので、弾性材が磁路形
成手段とロータとの間で邪魔にならずに、磁路形成手段
をロータコアに完全に接触させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
【0020】《実施形態1》図1は、本発明に係るロー
タを出力軸(モータシャフト)方向から見た平面図で、
図1(a)は停止また回転の初期段階の状態を示し、図
1(b)は回転数が一定数以上となった状態を示す。図
2は、図1(a)中のA−A線に沿う断面図である。
【0021】このロータ1は、ケイ素鋼板を積層するこ
とにより形成したロータコア11と、このロータコア1
1内に埋め込まれた4つの永久磁石12と、ロータコア
11の中心を通る出力軸13とからなり、さらに、ロー
タコア11の両端部に設けられた空間14内に、各々、
その一端が支軸21によって回動自在に支持され、他端
が弾性材であるばね22により支持されている4つの可
動鉄心20を有する。この可動鉄心20は、磁路形成手
段となるもので、4つとも同じ形状をしており、その外
周面は、図1(b)に示すように、ロータコア11に設
けられている空間14の内壁に接触した際に、隙間なく
沿うような円弧形状となっている。また、この可動鉄心
20の素材としては、ロータコア11に可動鉄心20が
接触したときに磁路が形成されるようなものであれば、
特に限定されるものではないが、例えばロータやステー
タなどに使用されているケイ素鋼板(電磁鋼板などとも
称する)が好ましい。
【0022】なお、このロータ1をモータに採用した際
のステータの構造は、従来のものと同様で良い。したが
って、ここでは、ステータの説明は省略する。また、こ
のようにロータコア内に永久磁石を埋め込んだタイプの
モータをIPMモータと称しており、本実施形態1で
は、周知の同期モータとして動作する。
【0023】このロータ1の動作について説明する。
【0024】このロータ1は、通常の同期モータと同じ
ように、図示しないステータのコイルに電流が流される
ことにより回転する。回転の初期段階では、図1(a)
に示したように、可動鉄心20はばね22の弾性力によ
り内側へ引っ張られていて、ロータコア11に設けられ
ている空間14の内壁から離れた状態となっている。そ
して、回転数が一定以上となった時点で、可動鉄心20
は、ロータ1の回転による遠心力の作用により、支軸2
1を支点として外側へ回動し、図1(b)に示すよう
に、ロータコア11に設けられている空間14の内壁に
沿うようにロータコア11と接触する。
【0025】これにより、このロータ1の永久磁石12
から出ている磁束のうち、界磁成分が弱められることに
なる。これを図1(a)および図1(b)を参照して説
明する。
【0026】まず、回転の初期段階では、図1(a)に
示したように、可動鉄心20はロータコア11から離れ
ている。このため、永久磁石12に対してこの可動鉄心
20は何等影響を及ぼすことはなく、永久磁束12の磁
束(図示磁力線Bとして表す)は、図示するように、全
てロータコア11内を通りモータの界磁成分として作用
する。そして、回転数が一定数以上となった時点で、図
1(b)に示したように、可動鉄心20がロータコア1
1に接触する。そうすると、この可動鉄心20によっ
て、ロータコア11の内側に磁路が形成されるため、永
久磁石12の磁束の一部(図示磁力線B2)がこの可動
鉄心20側を通るようになる。このため、可動鉄心20
を通る磁束の分、モータの界磁成分となる磁束(図示磁
力線B1)が少なくなる。したがって、ロータの回転数
が一定数以上となった時点で、永久磁石12の界磁成分
が弱くなるのである。ここで可動鉄心20が動く回転数
は、ロータ1の回転によって生じる遠心力とばね22の
弾性力との関係によって決定される。したがって、ばね
22の弾性力(張力)を適宜選択することで、ロータ1
の回転数が一定以上となったところで、可動鉄心20を
ロータコア11に接触するようにできる。
【0027】なお、図1において磁力線BおよびB1,
B2は1つの永久磁石についてのみ示したが、他の永久
磁石についても同じである。
【0028】これにより、このロータを採用したモータ
では、従来のように弱め界磁制御を行わなくとも、発電
機成分とモータ成分が均衡する点よりもより高回転で回
転させることが可能となる。また、このロータでは、さ
らに弱め界磁制御を加えても良く、その場合には、永久
磁石を減磁させない程度の弱め界磁で、さらなる高回転
を得ることも可能となる。
【0029】《実施形態2》図3は、本実施形態2にお
けるロータの構造を説明するための斜視図であり図4は
部分断面図である。なお、本実施形態2においても、こ
のロータ2を採用したモータにおけるステータの構造は
従来と同様であるので、その説明は省略する。
【0030】本実施形態2におけるロータ2は、図示す
るように、ロータコア51の出力軸53方向両端に可動
鉄心60を設けたものである。なお、ロータコア51内
には永久磁石52が埋め込まれている。また、図4にお
いて付号丸Sおよび丸Nは永久磁石52の極性を示すも
のである。
【0031】可動鉄心60は、磁路形成手段として機能
し、ロータコア51の両端において、ロータコア51の
出力軸53部分に設けられている支持部材61によりそ
の一端が回動自在に支持されており、他端がばね62に
より支持されている。そして、ばね62は、ロータコア
51に設けられているフラックスバリア54の空間内に
収容されるようになっている。ここでフラックスバリア
54は、非磁性材63、例えば樹脂やアルミニウムなど
により、両端に空間が残るようにその一部が埋められて
いて、この非磁性材63によって、ばね62の一端が支
持されており、ばね62の弾性力が可動鉄心60に作用
し、かつ、両端の空間でばね62が収容できるようにな
っている。
【0032】フラックスバリア54は、周知のように、
例えば図5に示すように、ロータコア51内に、永久磁
石52の両端と接するように設けられた空間で、磁束の
通路を調整したり漏れ磁束をなくすなどの働きをするも
のである。なお、空間に限らず、本実施形態3のように
非磁性材によって埋め込まれていても、その働きは全く
同じである。
【0033】このロータ2の動作について説明する。
【0034】まず、ロータ2の回転数が低い状態では、
図4(a)に示すように、可動鉄心60はばね62の弾
性力によって、ロータコア51から離れた状態となって
いる。そして、ロータ2の回転数が上昇すると、それに
つれて可動鉄心60には遠心力が作用し、この遠心力が
ばね62の弾性力より強くなった時点で、可動鉄心60
はロータコア51に接触する。このとき、ばね62は、
フラックスバリア54の空間内に収容されるため、可動
鉄心60とロータコア51とは完全に接触した状態とな
る。
【0035】このように動作する本実施形態2では、低
回転数のときには、図4(a)に示したように、可動鉄
心60がロータコア51から離れているため、永久磁石
52から出た磁束Bは全てステータ55を通る界磁成分
として作用する。
【0036】そして、ロータ2の回転が一定数以上とな
ったところで、図4(b)に示すように、可動鉄心60
は、ロータ2の回転による遠心力によってロータコア5
1に接触する。これにより、永久磁石52からの磁束の
一部B2が、接触した可動鉄心60を通るようになるた
め、界磁成分として作用する磁束B1が弱められること
になり、その分、発電機成分が弱くなって、より高回転
にすることが可能となる。なお、可動鉄心60が動く回
転数は、ロータ2の回転によって生じる遠心力とばね6
2の弾性力との関係によって決定される。したがって、
ばね22の弾性力(圧縮力)を適宜選択することで、ロ
ータ2の回転数が一定以上となったところで、可動鉄心
60がロータコア51に接触するようにできる。
【0037】このように、このロータを採用したモータ
では、従来のように弱め界磁制御を行わなくとも、発電
機成分とモータ成分が均衡する点よりもより高回転で回
転させることが可能となる。また、このロータでは、磁
石を減磁させない程度の弱め界磁を加えても良く、その
場合には、さらなる高回転を得ることも可能となる。
【0038】また、本実施形態2では、ロータ2の両端
部に、可動鉄心60を設けただけであるので、ロータコ
ア51自体の形状は従来のものをそのまま使用すること
ができるため、製造が容易である。
【0039】《実施形態3》図6は、本発明のロータを
採用したモータの構造を説明するための断面図である。
【0040】このモータ70は、ホイールシャフト71
の内部に空間をもち、このホイールシャフト71の外周
にロータコア73が設けられたホイールインモータと称
するものである。ロータコア73内部には、図示しない
永久磁石が埋め込まれていて、ロータコア73の外側に
はステータ75を有する。
【0041】そして、このモータ70のホイールシャフ
ト71の空間部分には、アクチュエータ81によって可
動する可動鉄心80を有する。
【0042】この可動鉄心80は、磁路形成手段となる
もので、アクチュエータ81の動作によって、ホイール
シャフト71の内側に近接したり、離間したりする。こ
こで、この可動鉄心80自体は、回転せず、ホイールシ
ャフト71の回転方向に対しては固定されている。した
がって、近接時においては、ホイールシャフト71の回
転を妨げないようにホイールシャフト71と接触しない
位置で止めるようにしている。なお、アクチュエータ8
1は、例えば油圧や空圧で動作する。
【0043】可動鉄心80は、図示しない回転数検出手
段(例えばホール素子やパルスエンコーダなど)からの
信号によって、予め決められた回転数以上となった時点
でアクチュエータ81の動作によりホイールシャフト7
1側へ近接するように、その位置が変化する。したがっ
て、停止状態や回転の初期など、回転数が一定以下のと
きには、ホイールシャフト71から離間した位置を保っ
ており、回転数が一定以上となったときに、ホイールシ
ャフト71の内側に近接する。そして、可動鉄心80が
ホイールシャフト71に近接すると、ロータコア73内
の永久磁石からの磁束の一部が可動鉄心80を通るよう
になるため、前述した実施形態1や2と同様に、界磁成
分が弱められて、その分、発電機成分が弱くなり、高速
回転が可能となる。
【0044】以上、本発明を適用した実施形態を3つ説
明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるもの
ではなく、当業者が本発明の技術思想の範囲内において
様々な変形形態を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施形態1に係るロータの
平面図である。
【図2】 図1おけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】 本発明を適用した実施形態2に係るロータの
斜視図である。
【図4】 図3に示したロータの部分断面図である。
【図5】 図3に示すロータに設けられているフラック
ズバリアを説明するための図面である。
【図6】 本発明を適用した実施形態3に係るホイール
インモータの断面図である。
【符号の説明】
1,2…ロータ、 11,51,73…ロータコア、 12a,12b,12c,12d,52…永久磁石、 14…空間、 20a,20b,20c,20d,60,80…可動鉄
心、 22、62…ばね、 54…フラックスバリア、 61…支持部材、 63…非磁性材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星加 誠司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H621 AA03 GA01 GA04 HH01 JK03 JK08 JK15 JK17 PP01 5H622 AA03 CA02 CA07 CA13 CB05 CB06 PP03 PP10 PP11 PP12 PP14 PP15 PP16 PP19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石が設けられた電動機のロータに
    おいて、 前記ロータの回転数が上昇することにより、その位置が
    前記ロータのロータコアに近接する方向に変化して磁路
    を形成する磁路形成手段を有することを特徴とする電動
    機のロータ。
  2. 【請求項2】 前記磁路形成手段は、弾性材によってそ
    の位置が規制されており、前記ロータの回転により作用
    する遠心力が前記弾性材の弾性力より大きくなったとき
    に、前記磁路形成手段の一部が前記ロータコアに接する
    ことを特徴とする請求項1記載の電動機のロータ。
  3. 【請求項3】 前記ロータコアはその内部に空間を有
    し、前記磁路形成手段が該空間内に設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載の電動機のロータ。
  4. 【請求項4】 前記磁路形成手段は、前記ロータコアの
    端部に設けられていて、その一部が前記弾性材によって
    支持されており、前記弾性材は前記ロータコアに設けら
    れているフラックスバリア内に収容可能となっているこ
    とを特徴とする請求項2記載の電動機のロータ。
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