JP2001025129A - ケーブルラックの連結部構造 - Google Patents

ケーブルラックの連結部構造

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JP2001025129A
JP2001025129A JP11191466A JP19146699A JP2001025129A JP 2001025129 A JP2001025129 A JP 2001025129A JP 11191466 A JP11191466 A JP 11191466A JP 19146699 A JP19146699 A JP 19146699A JP 2001025129 A JP2001025129 A JP 2001025129A
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JP
Japan
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vertical frame
cable rack
fastening bolt
hole
jointing
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JP11191466A
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English (en)
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Sumio Tanaka
純雄 田中
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気温変化による膨張・収縮を吸収することがで
き、変形や破損を防ぐことのできるケーブルラックの連
結部構造を提供する。 【解決手段】ケーブルラック1は、単位フレーム10の
縦枠11と、連結金具11とが連通する締結ボルト30
によって結合されて構成されており、締結ボルト30の
貫通する連結金具20の貫通孔は所定長さの貫通長孔2
2とされると共に、締結ボルト30にはカラーが外挿さ
れて、縦枠11と連結金具20の相対移動を許容するよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントプラント
等において、コンベヤ等に沿って配索されるケーブルを
支持する長大なケーブルラックを、単位フレームを連結
して形成する際におけるケーブルラックの連結部構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばセメントプラント等の長大なコン
ベヤラインを有するプラントにおいて、コンベヤに沿っ
てケーブルを配索する場合には、図8に一例の断面図を
示すように、コンベヤ81の架構82にケーブルラック
3を配設し、このケーブルラック3にケーブル(図示せ
ず)を支持させることが行われている。
【0003】ケーブルラック3は、図9に斜視図を示す
ように、所定長さの単位フレーム3A,3Bが連結金具
4によって連結されて所定長さに形成され、架構に配設
されたブラケットアーム2Aの上面に固定金具2Bで固
定されている。
【0004】単位フレーム3A,3Bは一対の縦枠部材
3aが横梁部材3bで結合されていわゆる梯子状に形成
されており、連結金具4はその縦枠部材3aにボルト5
で締着固定され、これによって単位フレーム3A,3B
は連結金具4を介して相対変位不能に連結されているも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の単位フレーム3A,3Bの連結構造は、単
位フレーム3A,3Bを連結金具4によって相対変位不
能に連結するものであるため、長大なケーブルラック3
では伸長・収縮ができないために不具合を生ずる虞があ
った。
【0006】即ち、セメントプラントのように露天に構
築された長大なコンベヤに設けられるケーブルラックで
は、気温変化による膨張・収縮量も大きく、これによっ
て大きな応力が生じて軋みや変形を招来し、特に昼夜の
温度差の大きな地域では最悪の場合破損に至る虞を有す
る。
【0007】本発明は、上記解決課題に鑑みてなされた
ものであって、気温変化による膨張・収縮を吸収するこ
とができ、変形や破損を防ぐことのできるケーブルラッ
クの連結部構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のケーブルラックの連結部構造は、縦枠部材を備える
所定長さの単位フレームを連結部材によって連結するも
のであって、前記縦枠部材と、該縦枠部材にその延設方
向に移動可能に嵌合した前記連結部材とが連通する締結
ボルト部材によって結合され、前記締結ボルト部材の貫
通する前記縦枠部材又は前記連結部材の少なくとも何れ
か一方の貫通孔は前記縦枠部材の延設方向に所定長さの
長孔とされると共に、前記締結ボルト部材には前記長孔
形成部材の移動を拘束しない不拘束手段が設けられてお
り、前記縦枠部材と前記連結部材の相対移動を許容する
ように構成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
【0010】図1は本発明に係るケーブルラックの連結
部構造を適用したケーブルラックの連結部構造の一構成
例を適用したケーブルラック連結部の斜視図,図2はそ
のX部拡大図,図3は分解斜視図,図4は図2のA−A
断面図である。
【0011】図示ケーブルラック1は、単位フレーム1
0(10A,10B)が連結金具20によって連結され
て構成され、ブラケットアーム2Aの上面に固定金具2
Bで固定されて、このブラケットアーム2Aを介して図
示しないコンベヤの架構に支持されるようになってい
る。
【0012】単位フレーム10は、左右一対の縦枠部材
としての縦枠11が、横梁部材としての横梁12によっ
て結合されて構成されている。横梁12は縦枠11の延
設方向に所定間隔で配設されており、単位フレーム10
はいわゆる梯子状を呈しているものである。
【0013】単位フレーム10の縦枠11は、所定厚さ
の鋼板によってその断面形状が垂直板部11Aの下縁に
水平板部11Bが延設されたL字状で、その垂直板部1
1Aの上縁が反転屈曲されて形成されている。また、そ
の長手方向先端部の垂直板部11Aには、連結金具20
と結合する締結ボルト部材としての締結ボルト30が貫
通する貫通孔11Cが形成されている。
【0014】貫通孔11Cは、後述する締結ボルト30
に外挿されたカラー31が遊嵌可能な大きさに形成され
ている。
【0015】連結金具20は、所定厚さの鋼板によって
その断面形状が縦枠11に摺動移動可能に外挿し得る相
似形で、所定長さに形成されている。また、その垂直板
部21の前後には、それぞれ締結ボルト30が貫通する
貫通長孔22が形成されている。
【0016】貫通長孔22は、当該連結金具20の長手
方向に沿って所定長さに形成されており、その幅は後述
する締結ボルト30に外挿されたカラー31が遊嵌し得
るように設定されている。
【0017】このように形成された連結金具20は、単
位フレーム10の縦枠11にその長手方向に摺動移動可
能であると共に上下・左右方向には相対移動不能に外挿
状態で嵌合する。そして、この連結金具20に、その接
続される前後の単位フレーム10A,10Bの縦枠1
1,11がそれぞれ内挿・嵌合され、これら縦枠11,
11と連結金具20とがそれぞれ締結ボルト30で結合
されることで、前後の単位フレーム10A,10Bが連
結される。
【0018】ここで、前後の単位フレーム10A,10
Bの縦枠11,11の端部の間には、所定の間隔:Dが
設定されると共に、連結金具20の貫通長孔22は締結
ボルト30の前後に所定量の余裕を有するように設定さ
れている。
【0019】締結ボルト30は、図4のY部拡大図であ
る図5に示すように、そのネジ部30Bにカラー31が
外挿されて縦枠11の貫通孔11Cと連結金具20の貫
通長孔22を連通し、ワッシャー32を介して螺着した
ナット33によって、カラー31を締め付けている。
【0020】カラー31の高さは、縦枠11と連結金具
20の板厚の合計より所定量大きく設定されており、こ
れによって締結ボルト30にワッシャー32を介してナ
ット33を螺着した状態では、ボルト頭30Aとワッシ
ャー32の間に縦枠11及び連結金具20の垂直板部1
1A,21が遊びを有して位置し得るようになってい
る。つまり、本構成例では、カラー31が長孔形成部材
(連結金具20)の移動を拘束しない不拘束手段を構成
しているものである。
【0021】而して、上記のごとき連結金具20による
ケーブルラック10の連結構造では、前後の単位フレー
ム10A,10Bの縦枠11,11は、貫通長孔22が
許容する範囲及び前後の縦枠11,11が干渉しない範
囲で連結金具20に対してその長手方向に相対移動が許
容される。
【0022】これにより、長大なケーブルラック10で
あっても、連結金具20による連結部で気温変化による
膨張や収縮を吸収することができ、膨張・収縮に起因す
る変形や破損を防ぐことができるものである。
【0023】尚、上記構成例は、連結金具20と一方の
単位フレーム10の縦枠11とを二本の締結ボルト30
で結合するように構成したものであるが、締結ボルト3
0は一方の単位フレーム10に対して一本でも良いもの
である。
【0024】また、連結金具20と縦枠11の相対移動
を許容する締結ボルト30による結合構造は、上記構成
に限るものではなく、適宜変更可能なものである。
【0025】即ち、図6に拡大断面図を示すように、締
結ボルト30′を上記構成例におけるカラー31と一体
化した形状としたり、図7に拡大断面図を示すように、
連結金具20と対応する部位のみに締結ボルト30にカ
ラー31′を外挿する構成としても良いものである。
【0026】更に、上記構成例は単位フレーム10の縦
枠11に長孔でない貫通孔11Cが形成されると共に連
結金具20に貫通長孔22が形成されたものであるが、
縦枠11の貫通孔11Cも長孔としても良く、逆に、縦
枠11の貫通孔11Cを長孔,連結金具20の貫通長孔
22を長孔でなくしても良いものである。また、連結金
具20が縦枠11の内側に嵌合するように構成しても良
いことは、言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるケーブ
ルラックの連結部構造によれば、縦枠部材と、該縦枠部
材にその延設方向に移動可能に嵌合した連結部材とが連
通する締結ボルト部材によって結合され、締結ボルト部
材の貫通する縦枠部材又は連結部材の少なくとも何れか
一方の貫通孔は縦枠部材の延設方向に所定長さの長孔と
されると共に、締結ボルト部材には長孔形成部材の移動
を拘束しない不拘束手段が設けられており、縦枠部材と
連結部材の相対移動を許容するように構成されているこ
とにより、長大なケーブルラックであっても、連結部材
による連結部で気温変化による膨張や収縮を吸収するこ
とができ、膨張・収縮に起因する変形や破損を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルラックの連結部構造を適
用したケーブルラックの連結部構造の一構成例を適用し
たケーブルラック連結部の斜視図である。
【図2】図1のX部拡大図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図4のY部拡大図である。
【図6】締結部の他の構成例の拡大断面図である。
【図7】締結部の他の構成例の拡大断面図である。
【図8】ケーブルラック配設例を示すコンベヤラインの
断面図である。
【図9】従来例としてのケーブルラックの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10(10A,10B) 単位フレーム 11 縦枠(縦枠部材) 11C 貫通孔 20 連結金具(連結部材:長孔形成部材) 22 貫通長孔(長孔) 30 締結ボルト(締結ボルト部材) 31,31′ カラー(不拘束手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦枠部材を備える所定長さの単位フレーム
    を連結部材によって連結するものであって、 前記縦枠部材と、該縦枠部材にその延設方向に移動可能
    に嵌合した前記連結部材とが連通する締結ボルト部材に
    よって結合され、前記締結ボルト部材の貫通する前記縦
    枠部材又は前記連結部材の少なくとも何れか一方の貫通
    孔は前記縦枠部材の延設方向に所定長さの長孔とされる
    と共に、前記締結ボルト部材には前記長孔形成部材の移
    動を拘束しない不拘束手段が設けられており、前記縦枠
    部材と前記連結部材の相対移動を許容するように構成さ
    れていることを特徴とするケーブルラックの連結部構
    造。
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