JP2001024845A - Rfリーダー付スキャナー - Google Patents

Rfリーダー付スキャナー

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JP2001024845A
JP2001024845A JP11193885A JP19388599A JP2001024845A JP 2001024845 A JP2001024845 A JP 2001024845A JP 11193885 A JP11193885 A JP 11193885A JP 19388599 A JP19388599 A JP 19388599A JP 2001024845 A JP2001024845 A JP 2001024845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICチップを内包した読み取り対象物のICチップ
内情報に従ってスキャンした電子データをそのまま送信
することをなく、変更した電子データを送信するスキャ
ナーを提供する。 【解決手段】スキャナーヘッド内にRFリーダーを備えて
いることを特徴とする。RFリーダーは複数のアンテナを
並べたアンテナアレイによって構成されており、光学ス
キャンを行う前にICチップのプレスキャンを行う。ICチ
ップ情報が複写禁止を示すものであれば、 画像情報転
送アルゴリズムを変更し、データの一部あるいは全部を
欠落させる、データにノイズを乗せる等変更した電子デ
ータを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを含む印
刷物を読み取り対象物とした場合の、スキャナーによる
画像およびICチップ情報の読み取り方式と、読み取った
画像データの変更方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーコピー機では複製を禁じら
れた紙幣などの特殊な印刷物を複写できないようにする
機構が知られている。これは、複写処理を行う前に、コ
ピーする画像データとあらかじめ登録されていた画像デ
ータとのパターンマッチングを行い、その印刷物が複写
禁止のものかどうかを判断してパターンが一致した場合
には通常の複写処理を行わないことにより実現されてい
る。
【0003】また、画像のコピー手段としては、カラー
コピー機の他にスキャナーにより画像データを取り込
み、取り込んだデータをプリンタにより印刷するという
手法が一般的になってきている。
【0004】また、印刷物に付加的な情報を与える手段
としては、ICチップが挙げられる。ICチップはフレキシ
ブルコンデンサ、フレキシブルLSI、印刷コイルと異方
導電性からなる厚さ0.25〜0.76mmの非接触読み取りが可
能な記憶素子であり、紙などの印刷物に埋め込むことが
可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スキャナーで画像を取
り込み、プリンタで印刷する場合、読み取った印刷物の
複写防止処理を行う機能は存在しない。スキャナーは単
に読み取り対象物となる印刷物を光学的に走査し、読み
取った画像データを送信する機能だけを受け持つ装置で
あり、パターンマッチングなどの画像認識処理およびそ
の結果に基づく取り込みデータの変更はスキャナー自身
で行わない。そのため、紙幣なども複写禁止の印刷物で
もそのまま取り込み、プリンタから出力してコピーがと
れるという問題があった。プリンタで印刷しない場合で
あっても、画像データをそのまま取り込めるため、複写
禁止の印刷物を電子データとして保管できてしまうとい
う問題があった。
【0006】印刷物にICチップを埋め込んだ場合、そこ
に複写禁止、あるいはその他の付加的な情報を記憶させ
ておくことが可能となる。しかし、従来のスキャナーは
ICチップの読み取り手段を有していないため、そのよう
な付加情報を読み取ることができなかった。
【0007】本発明の目的は、ICチップを内包する印刷
物の画像データおよびICチップ情報を読み取り、その種
別によって、画像データをそのまま送信することをな
く、変更した画像データを送信するスキャナーを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、RFリーダーを備えることにより、読み取り
対象となる印刷物内に埋め込まれたICチップ内の情報を
読み取り、ICチップ内に記憶されたその印刷物について
の情報にもとづいて読み取ったデータを変更するもので
ある。
【0009】RFリーダーは複数のアンテナを並べたアン
テナアレイにすることによって、読み取り対象内のICチ
ップがどこに存在していても検出、ICチップ内情報の取
得ができ、またICチップが埋め込まれた座標を検出する
ことがきるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるスキャナー
を図1〜図4を用いて説明する。
【0011】図1はスキャナー本体101と、読み取り対
象106となる印刷物、スキャナーヘッド102の構成を模式
的に表した図である。本発明のスキャナーは、スキャナ
ーヘッド102内に従来のスキャナーが持つ光学センサ部1
03に加え、RFリーダーとなるアンテナアレイ部104を備
えている。アンテナアレイ部104はスキャン中に印刷物1
06内のICチップ105を検出し、その情報を読み取る。
【0012】図2はスキャナーヘッド102のアンテナア
レイ部104と光学センサ部103の断面を模式的に表した図
である。光学センサ部103は光学センサ201、レンズ20
2、光源203、遮光板204と従来のスキャナヘッドと同様
の構成となっている。アンテナアレイ部104は光学セン
サ部103と並列に取り付けられ、アレイを構成するアン
テナ205と光学センサ部103は電解遮蔽板206によって隔
てられている。
【0013】図3はスキャナーヘッド102の構成をより
詳細に表したものである。図2における光学センサ部10
3は点線で示される枠内の光源203、光学センサ201から
なり、光学センサ201は読み取りデータをスキャナー本
体101へ伝送するための信号線、制御線を持つ。光源203
へはスキャナー本体101より光源オン、オフを制御する
ための制御線が入力される。さらに、スキャナーヘッド
102自体をスキャン方向へ移動させるためのモータ部30
1、光学センサ201を移動させるためのモータ部302を、
それぞれ制御用の信号線がスキャナー本体から接続され
た形で備えている。光学センサ201は、図3では図示し
ないレンズ202と一体となって、スキャナーヘッド102が
現在位置しているライン上の読み取り対象物106を、光
学センサ移動用モータによって一端からもう一端へと移
動し、露光走査する。
【0014】アンテナアレイ部104は一点鎖線で示され
る枠内のn個のアンテナより構成され、各アンテナはそ
れぞれアンテナの出力、入力を伝送するためのデータ線
を持つ。データ線はアンテナのアンテナセレクタ303へ
入力されており、アンテナセレクタ303はスキャナー本
体101からのアンテナ選択信号により1〜nのアンテナの
うち一つを選択してそのデータ線をA/Dエンコーダ304か
らの出力、A/Dデコーダ305への入力としてアクティブに
する。アンテナアレイ部104はアンテナセレクタ303によ
って1からnまで順々にアクティブにされ、スキャナーヘ
ッド102が現在位置しているライン上の読み取り対象物1
06内のICチップ105のアクセスを試みることでその存在
を走査する。露光走査あるいはICチップ走査が1ライン
分終わると、スキャナーヘッド102はスキャナーヘッド
移動用モータ301によってヘッド移動方向へ1ライン分
移動し、最終的に読み取り対象物106全体を走査する。
【0015】アンテナアレイ部104とアンテナセレクタ3
03との模式的な構成を図4に示す。アンテナはダイポー
ルアンテナ401であり、各ダイポールアンテナへの電圧
供給線はセレクタ部303を構成するトライステートゲー
ト402を介してA/Dエンコーダ304、A/Dデコーダ305に接
続されている。アンテナ選択信号はトライステートゲー
ト402のゲート信号になっており、任意のアンテナ一つ
へのゲートを開いてA/Dエンコーダ304、A/Dデコーダ305
と接続させる。A/Dエンコーダ304はスキャナー本体101
側からのデジタル信号であるRFリーダー発信信号をアン
テナ用のアナログ信号へと変換し、A/Dデコーダ305はア
ンテナから読み取ったアナログ信号状態のICチップ105
からの応答をデジタルなICチップ読み取り信号としてス
キャナー本体101側へ送信する。
【0016】以下動作について説明する。
【0017】読み取り対象物を光学スキャンする前に、
その対象物がICチップを持っているかどうか調べるため
にプレスキャンを行う。図5にICチッププレスキャンの
アルゴリズムを示す。
【0018】まず初期設定ST513を行う。ここでは転送
アルゴリズム変更フラグおよびICチップの読み取り成功
フラグの初期化(クリア)、読み取ったICチップ内の情
報を保持する記憶領域の初期化をする。ICチップ情報の
記憶領域はアンテナ1〜nのそれぞれについてと、1番目
のアンテナで判定に用いるダミー領域としてアンテナ数
よりもうひとつ余分に持っている。また、アンテナそれ
ぞれについてのICチップ情報記憶領域とは別に、付加情
報としてICチップ情報を記憶する領域を設け、初期化し
ておく。
【0019】次にスキャナーヘッドの位置をスキャン始
点へ移動する(ST501)。ST502ではアンテナアレイのど
のアンテナを選択するかを決める変数iを1に代入し、初
期化する。ST503では変数iに従ってi番目のアンテナ選
択信号をアクティブ、他をインアクティブとし、RFリー
ダー発信信号およびICチップ読み取り信号がアンテナi
のみをアクセスするようにしている。
【0020】しかる後、ST504にてそのアンテナiを用い
てICチップの情報読み取りを試みる。何の反応も無く、
読み取りに失敗した場合、そこにICチップは存在しない
と判断し、ICチップ読み取り成功フラグをクリアしてST
505の条件分岐でST506へと進む。ICチップ情報読み取り
に成功した場合、アンテナiのICチップ読み取り情報を
記憶し、読み取り成功フラグを立てる。ST505ではこの
フラグにより、ST508へと分岐する。ST508では記憶され
たICチップ情報内に複写禁止を記録した情報があるかど
うかを調べ、もし複写禁止であれば、ST509へ分岐、光
学スキャン時の読み取り画像情報の転送アルゴリズムを
変更するフラグを立てる。フラグを立てた後、ST514に
てICチップ情報を画像情報以外の付加情報として保存す
る。
【0021】しかる後、ST506へと進んでICチッププレ
スキャンを続行する。複写禁止でなければ転送アルゴリ
ズム変更フラグは立てずにST514に進み、IC情報を付加
情報として保存後ST506へと戻る。ST506では変数iをイ
ンクリメントし、最後のアンテナ番号であるn以下であ
ればST507の条件分岐でST503へと戻り、次のアンテナで
再びICチップ情報読み取りを試みる。最後のアンテナ番
号を超えた場合、そのラインのICスキャンは終了したと
判断し、ST510へと分岐してヘッドを次のラインへと移
動させる。ヘッドを移動させた後、ST511にてそこがス
キャン終点であるかどうかを判断する。終点でなければ
ST502へと戻り、再び変数iを1へと初期化してそのライ
ンのICスキャンを開始する。終点であった場合はST512
へと分岐し、スキャナーヘッドをスキャン始点へと移動
してICチッププレスキャンは終了となる。
【0022】図6にICチップ情報読み取りに成功する場
合のスキャナーヘッド102とICチップ105の位置関係を示
す。アンテナアレイ104中のアンテナi601のICチップ検
出範囲603にICチップ105が存在した場合に、ICチップ読
み取りが成功する。スキャナーヘッド104の1ライン分の
移動量は一つのアンテナのICチップ検出範囲内で余裕を
持たせており、移動前のIC検出範囲と移動後のそれとは
重なり合っている。また、図中602で示される隣り合う
アンテナi+1のICチップ検出範囲605もアンテナi601のIC
チップ検出範囲603とは重なり合っており、結果として
スキャナの読み取り可能領域は隙間無くICチップ検出範
囲で埋められるようになっている。このようにした場
合、アンテナi601はそのICチップ検出範囲の重なりによ
って、あるラインでICチップを検出した後、次のライン
でもそのICチップを検出する可能性がある。また、隣り
合うアンテナi+1602によっても、同一のICチップを検出
する可能性がある。
【0023】図7はアンテナiがラインtでICチップを検
出した際に重複しうるICチップの位置と検出範囲の関係
を模式的に表したものである。アンテナiのラインtでの
ICチップ検出範囲を範囲A、アンテナi+1のラインtでの
範囲を範囲B、アンテナiの次のラインt+1でのICチップ
検出範囲を範囲C、アンテナi+1のラインt+1での範囲を
範囲Dとすると、範囲AでICチップを検出した場合、 1・・・A∩(~B∪~C∪~D) 2・・・A∩B 3・・・A∩C 4・・・A∩D のうち、範囲B、C、Dでの判定で2〜4番目に相当する位
置であれば重複検出が起こる。ただし、ICチップ検出範
囲の形状は任意であるが、アンテナiのICチップ検出範
囲はアンテナi+2と重複しておらず、またラインt+2での
アンテナiの検出範囲とも重複していないものとする。
【0024】このような重複したICチップ検出の冗長性
を取り除くには、直前のアンテナで読み取ったICチップ
情報が、現在選択されているアンテナで読み取った情報
と同じか、現在選択されているアンテナの1ライン分前
での読み取り情報と同じであれば、それは重複読み取り
であるとして読み取り成功フラグをクリアすればよい。
【0025】図8により詳細なICチップ情報読み取り
(図5のST504にあたる)のアルゴリズムを示す。ST801
にてICチップ情報の読み取りを行い、読み取り失敗であ
った場合はST802の分岐でST808へとび、そこで読み取り
成功フラグをクリアする。次にST810にてアンテナi用の
ICチップ情報記憶領域をクリアする。読み取り失敗の場
合はこれで処理を終え、次のステップ(図5のST505)
へと進む。読み取り成功の場合はST802でST803へと分岐
する。ST803では読み取った情報が同一ライン上の直前
の読み取り情報と同じであるか、アンテナi-1のICチッ
プ記憶領域と比較する。
【0026】なお、i=1の場合はダミー領域として初期
化しておいた領域を0番目のものとして扱う(その場合
は同じであることがないのでST809へは分岐しない)。
同じであった場合はST809へと分岐し、読み取り成功フ
ラグをクリアする。異なっていた場合はST804へと進
む。ここではアンテナiのICチップ記憶領域と比較して
いるが、これは1ライン分前のアンテナiによる読み取り
情報の記憶との比較となる。読み取り情報が同じであっ
た場合はST809へと分岐し、読み取り成功フラグをクリ
アする。異なっていた場合はST805へと進み、読み取り
成功フラグを立てる。ST805もしくはST809での読み取り
成功フラグのセットの後、ST806で読み取ったICチップ
情報をアンテナiのICチップ読み取り情報記憶領域へと
保存する。次にST807にて現在のスキャナーヘッド102の
ラインを読み取ったICチップの存在するy座標、アンテ
ナ番号iをx座標として記憶しておき、処理を終える。
【0027】ICチッププレスキャンを終了した後、読み
取り対象物106の光学スキャンを行う。光学スキャンす
る動作は従来のスキャナーと同様である。図1から図4
にて説明した通り、光源203により読み取り対象物106へ
照射された光の反射光をレンズ202によって集光し、光
学センサ201により信号変換する。光学センサ201はスキ
ャナーヘッド102の一方の端からもう一方の端へと移動
して1ライン分のスキャンを行い、1ライン分のスキャン
終了後、スキャナーヘッド102をヘッド移動方向へ移動
し、読み取り対象物106全体をスキャンする。
【0028】スキャナー本体101では、光学センサ201か
ら送られてきたデータを転送する際、ICチッププレスキ
ャン時の画像情報転送アルゴリズム変更フラグが立って
いるかどうかを判断し、フラグが立っている場合はデー
タを通常の転送方式では送らず、複写禁止情報に従った
別なアルゴリズムで転送する。この場合の転送アルゴリ
ズムは、転送の際にデータの一部あるいは全部を欠落さ
せる、データに故意にノイズを乗せる等、いくつかバリ
エーションがあって良い。また、画像転送アルゴリズム
を変更するかわりに、光学センサからのデータの一部あ
るいは全部を受け取れなくしても良い。複写禁止画像の
データ転送アルゴリズム変更と転送画像データの概念図
を図11に示す。画像情報転送後は付加情報としてICチ
ップの情報を転送する。
【0029】アンテナアレイ部はスキャナーヘッドと一
体となっていなくとも良い。図9はアンテナアレイ901
をスキャナのカバー裏につけ、読み取り走査面に対し、
平行に複数のアンテナを平面状に配置した場合の実施例
である。スキャナーヘッド902を移動させること無く、
アンテナの選択のみでICチップのプレスキャンを行える
ため、処理が高速になる。具体的には、アンテナセレク
タ1001が図10に示すようにマトリクス状になり、図5
におけるICチッププレスキャン処理のST501でスキャナ
ーヘッドを移動させるかわりにライン選択信号として1
ライン目を選択し、ST510のライン移動のかわりにライ
ン番号を1増加させるという変更でICチップの走査を行
う。図9、10のアンテナアレイではアンテナとしてダ
イポールアンテナではなく検出範囲の広いループアンテ
ナを用いてもよい。
【0030】以上のような方式により、本発明にかかる
スキャナーでは読み取り対象物内に埋め込まれたICチッ
プを検出し、その情報を読み取ることができ、その情報
によって画像データを直接取得することを禁止でき、画
像データを変更して送信することができる。また、ICチ
ップ内の情報と、埋め込まれた座標を検出することがで
き、これらを付加情報として転送することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のスキャナーによれば、以上説明
したように構成されているので、読み取り対象物内のIC
チップを検出し、その情報を読み取ることができる。
【0032】また、ICチップ内の情報によって、対象印
刷物の読み取りデータが複写禁止であるかどうかによっ
てその読み取りデータを変更し、直接転送しないように
できるので、複写禁止の印刷物を電子データとして保管
できるという問題を解決するという効果を奏する。
【0033】また、ICチップ内の情報と、その存在座標
を画像データ以外の付加情報として転送することによっ
て、転送先での画像データに対する2次的な情報処理を
行う際の元情報とすることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキャナー本体と、読み取り対象となる印刷
物、スキャナーヘッドの構成を模式的に表した図であ
る。
【図2】スキャナーヘッドのアンテナアレイ部104と光
学センサ部103の断面を模式的に表した図である。
【図3】スキャナーヘッドの構成をより詳細に表した図
である。
【図4】アンテナアレイ部とセレクタとの模式的な構成
図である。
【図5】ICチッププレスキャンのアルゴリズムを示した
図である。
【図6】ICチップ情報読み取りに成功する場合のスキャ
ナーヘッドとICチップの位置関係を示した図である。
【図7】アンテナiがラインtでICチップを検出した際
に、アンテナi+1およびラインt+1でのアンテナiとアン
テナi+1において、重複しうるICチップの位置と検出範
囲の関係を模式的に表した図である。
【図8】ICチップ情報読み取り(図5のST504にあた
る)のより詳細なアルゴリズムを示す図である。
【図9】アンテナアレイをスキャナのカバー裏につけ、
読み取り走査面に対し、平行に複数のアンテナを平面状
に配置した場合の実施例を示す図である。
【図10】図9の場合のアンテナアレイ部とセレクタと
の模式的な構成図である。
【図11】複写禁止画像のデータ転送アルゴリズム変更
と転送画像データの概念図である。
【符号の説明】
101…スキャナー本体、102…スキャナーヘッド、103…
光学センサー部、104…アンテナアレイ部、105…ICチッ
プ、106…読み取り対象物、201…光学センサ、202…レ
ンズ、203…光源、204…遮光版、205…アンテナ、206…
電解遮蔽版、301…スキャナーヘッド移動用モータ、302
…光学センサ移動用モータ、303…アンテナセレクタ、3
04…A/Dエンコーダ、305…A/Dデコーダ、401…ダイポー
ルアンテナ、402…トライステートゲート、601…アンテ
ナi、602…アンテナi+1、603…アンテナiのICチップ検
出範囲、604…アンテナiの次のラインでのICチップ検出
範囲、605…アンテナi+1のICチップ検出範囲、901…ア
ンテナアレイ、902…スキャナーヘッド、1001…アンテ
ナセレクタ、1002…A/Dエンコーダ、1003…A/Dデコー
ダ、1004…FETスイッチ、1005…トライステートゲー
ト、1101…読み取り対象物、1102…通常転送アルゴリズ
ムによる転送画像、1103…画像転送アルゴリズム変更
(ノイズ付加)による転送画像、1104…画像転送アルゴ
リズム変更(データ欠落)または光学センサの読み取り
中止による転送画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝田 功 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5C051 AA01 BA04 DA03 DB01 DB22 DB28 DC02 DC04 DC05 DC07 EA00 5C072 AA01 BA20 CA02 DA02 DA25 EA07 UA20 VA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する手段と、入力した
    画像データを送信する手段とを有するスキャナーであっ
    て、少なくとも一つあるいは複数のRFリーダーを持つこ
    とを特徴とするスキャナー。
  2. 【請求項2】 画像データとして読み取る対象物内にあ
    るICチップを検出し、ICチップ内の情報を取得すること
    を特徴とする請求項1記載のスキャナー。
  3. 【請求項3】 前記ICチップ内の情報により、読み取っ
    た画像データを変更して送信することを特徴とする請求
    項2記載のスキャナー。
  4. 【請求項4】 読み取った画像データを直接取得するこ
    とを禁止できることを特徴とする請求項記載3記載のス
    キャナー。
  5. 【請求項5】 読み取った画像データに新たに情報を付
    加して送信することを特徴とする請求項3記載のスキャ
    ナー。
  6. 【請求項6】 画像データの読み取り走査方向に対し、
    垂直に複数のアンテナを並べたアンテナアレイにより、
    読み取り対象物内にあるICチップを検出し、ICチップ内
    の情報を取得するICチップ読み取り手段。
  7. 【請求項7】 読み取り対象物内ICチップの存在する座
    標を検出できることを特徴とする請求項6記載のICチッ
    プ読み取り手段。
  8. 【請求項8】 スキャナーのもつ読み取り走査面に対
    し、平行に複数のアンテナを平面状に並べたアンテナア
    レイにより、読み取り対象物内にあるICチップを検出
    し、ICチップ内の情報を取得するICチップ読み取り手
    段。
  9. 【請求項9】 読み取り対象物内ICチップの存在する座
    標を検出できることを特徴とする請求項8記載のICチッ
    プ読み取り手段。
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