JP2001024748A - Dtmf信号発生回路 - Google Patents
Dtmf信号発生回路Info
- Publication number
- JP2001024748A JP2001024748A JP11194079A JP19407999A JP2001024748A JP 2001024748 A JP2001024748 A JP 2001024748A JP 11194079 A JP11194079 A JP 11194079A JP 19407999 A JP19407999 A JP 19407999A JP 2001024748 A JP2001024748 A JP 2001024748A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- sine wave
- output
- ratio
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 title claims description 15
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 15
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000013461 design Methods 0.000 abstract description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 6
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/26—Devices for calling a subscriber
- H04M1/30—Devices which can set up and transmit only one digit at a time
- H04M1/50—Devices which can set up and transmit only one digit at a time by generating or selecting currents of predetermined frequencies or combinations of frequencies
- H04M1/505—Devices which can set up and transmit only one digit at a time by generating or selecting currents of predetermined frequencies or combinations of frequencies signals generated in digital form
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K7/00—Modulating pulses with a continuously-variable modulating signal
- H03K7/08—Duration or width modulation ; Duty cycle modulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DTMF信号の低群周波数成分と高群周波数
成分との調整を容易に行えるようにして、電話回線イン
ターフェースの周波数特性の設計を容易にする。また、
D/A変換器を不要としてコストを低くする。 【解決手段】 それぞれ所定の周波数の正弦波を発生す
る第1及び第2正弦波発生回路201,202と、前記
第1及び第2正弦波発生器の出力を所定の比率で合成し
て出力する合成回路210と、前記合成回路の出力に応
じた幅のパルスを発生するPWM変調回路214と、前
記PWM変調回路の出力に含まれる不要周波数成分を除
去するフィルタ211とを備える。前記合成回路の合成
比率が可変であることを特徴とする。
成分との調整を容易に行えるようにして、電話回線イン
ターフェースの周波数特性の設計を容易にする。また、
D/A変換器を不要としてコストを低くする。 【解決手段】 それぞれ所定の周波数の正弦波を発生す
る第1及び第2正弦波発生回路201,202と、前記
第1及び第2正弦波発生器の出力を所定の比率で合成し
て出力する合成回路210と、前記合成回路の出力に応
じた幅のパルスを発生するPWM変調回路214と、前
記PWM変調回路の出力に含まれる不要周波数成分を除
去するフィルタ211とを備える。前記合成回路の合成
比率が可変であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に情報通信機器
に用いられるDTMF用トーン信号の発生回路に関す
る。
に用いられるDTMF用トーン信号の発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のDTMF信号発生回路の例を図1
1に示す。2つの正弦波発生回路101,102で正弦
波を発生し、これらを加算器110で一定の比率で合成
し、加算されたデジタル信号をD/A変換器111でア
ナログ信号に変換することによってDTMF信号を得る
ことができる。
1に示す。2つの正弦波発生回路101,102で正弦
波を発生し、これらを加算器110で一定の比率で合成
し、加算されたデジタル信号をD/A変換器111でア
ナログ信号に変換することによってDTMF信号を得る
ことができる。
【0003】正弦波発生回路101,102は、それぞ
れ、クロック分周器104、107、カウンタ105、
108及び1周期分の波形データを記録したROM10
6、109で構成される。分周器104、107は、外
部から与えられる分周比1、分周比2に基づき、発振回
路(OSC)103の出力信号(クロック)を分周す
る。分周器104、107の出力に基づき、カウンタ1
05、108はカウントを行い、そのデータをアドレス
としてROM106、109に出力する。ROM10
6,109は、受けたアドレスに対応する波形データを
出力する。
れ、クロック分周器104、107、カウンタ105、
108及び1周期分の波形データを記録したROM10
6、109で構成される。分周器104、107は、外
部から与えられる分周比1、分周比2に基づき、発振回
路(OSC)103の出力信号(クロック)を分周す
る。分周器104、107の出力に基づき、カウンタ1
05、108はカウントを行い、そのデータをアドレス
としてROM106、109に出力する。ROM10
6,109は、受けたアドレスに対応する波形データを
出力する。
【0004】発振回路103で発生させたクロック周波
数をfx、分周器104,107の分周比をN、カウン
タ105、108の周期をMとするとき、得られる正弦
波の周波数fsは、fs=fx/M/Nで与えられる。
周波数fsの正弦波を発生させるときは、分周比Nとし
て、N=fx/M/fsを設定する。
数をfx、分周器104,107の分周比をN、カウン
タ105、108の周期をMとするとき、得られる正弦
波の周波数fsは、fs=fx/M/Nで与えられる。
周波数fsの正弦波を発生させるときは、分周比Nとし
て、N=fx/M/fsを設定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12に示されるよう
に、DTMF信号は低群周波数成分と高群周波数成分と
からなる。電話回線において、低群周波数成分と高群周
波数成分の比率が規定内に収まらなければならないとい
う制約がある。図11のDTMF発生装置によれば、電
話回線に出力されるDTMF信号の2つの正弦波の信号
レベルの比率を自由に変えることができなかった。その
ため、電話回線インターフェースの周波数特性の許容範
囲が狭く、コストが高くなるという問題点があった。
に、DTMF信号は低群周波数成分と高群周波数成分と
からなる。電話回線において、低群周波数成分と高群周
波数成分の比率が規定内に収まらなければならないとい
う制約がある。図11のDTMF発生装置によれば、電
話回線に出力されるDTMF信号の2つの正弦波の信号
レベルの比率を自由に変えることができなかった。その
ため、電話回線インターフェースの周波数特性の許容範
囲が狭く、コストが高くなるという問題点があった。
【0006】さらに、従来方式では、D/A変換器が必
要であるため、DTMF信号発生回路用のLSIのコス
トが高くなるという問題点があった。
要であるため、DTMF信号発生回路用のLSIのコス
トが高くなるという問題点があった。
【0007】本発明は、電話回線インターフェースに要
求される周波数特性の許容範囲を広げるとともに、DT
MF信号発生回路の低コスト化を目的とする。
求される周波数特性の許容範囲を広げるとともに、DT
MF信号発生回路の低コスト化を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本願発明は、それぞれ所定の周波数の正弦波を発生
する第1及び第2正弦波発生回路と、前記第1及び第2
正弦波発生器の出力を所定の比率で合成して出力する合
成回路とを備え、前記合成回路の合成比率が可変である
ことを特徴とする。
に、本願発明は、それぞれ所定の周波数の正弦波を発生
する第1及び第2正弦波発生回路と、前記第1及び第2
正弦波発生器の出力を所定の比率で合成して出力する合
成回路とを備え、前記合成回路の合成比率が可変である
ことを特徴とする。
【0009】好ましくは、前記合成回路の出力に応じた
幅のパルスを発生するPWM変調回路と、前記PWM変
調回路の出力に含まれる不要周波数成分を除去するフィ
ルタとを備える。
幅のパルスを発生するPWM変調回路と、前記PWM変
調回路の出力に含まれる不要周波数成分を除去するフィ
ルタとを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.本発明の実
施の形態1のDTMF信号発生回路を図1に示す。図1
において、ASIC(Application Specific Integrate
d Circuit)/FPGA(Field Programmable Gate Arr
ay)によりDTMF信号発生回路を実現している。AS
IC/FPGAには、正弦波発生回路201、202、
発振回路203、合成回路210、PWM変調回路21
4が形成されている。
施の形態1のDTMF信号発生回路を図1に示す。図1
において、ASIC(Application Specific Integrate
d Circuit)/FPGA(Field Programmable Gate Arr
ay)によりDTMF信号発生回路を実現している。AS
IC/FPGAには、正弦波発生回路201、202、
発振回路203、合成回路210、PWM変調回路21
4が形成されている。
【0011】正弦波発生回路201,202は、それぞ
れ、クロック分周器204、207、カウンタ205、
208及び1周期分の波形データを記録したROM20
6、209で構成される。分周器204、207は、外
部から与えられる分周比1、分周比2に基づき、発振回
路(OSC)203の出力信号(クロック)を分周す
る。分周器204、207の出力に基づき、カウンタ2
05、208はカウントを行い、そのデータをアドレス
としてROM206、209に出力する。ROM20
6,209は、受けたアドレスに対応する波形データを
出力する。
れ、クロック分周器204、207、カウンタ205、
208及び1周期分の波形データを記録したROM20
6、209で構成される。分周器204、207は、外
部から与えられる分周比1、分周比2に基づき、発振回
路(OSC)203の出力信号(クロック)を分周す
る。分周器204、207の出力に基づき、カウンタ2
05、208はカウントを行い、そのデータをアドレス
としてROM206、209に出力する。ROM20
6,209は、受けたアドレスに対応する波形データを
出力する。
【0012】発振回路203で発生させたクロック周波
数をfx、分周器204、207の分周比をN、カウン
タ205、208の周期をMとするとき、得られる正弦
波の周波数fsは、fs=fx/M/Nで与えられる。
周波数fsの正弦波を発生させるときは、分周比Nとし
て、N=fx/M/fsを設定する。なお、206,2
09はROMに限らず、ワイヤードロジック、RAM等
でも良い。
数をfx、分周器204、207の分周比をN、カウン
タ205、208の周期をMとするとき、得られる正弦
波の周波数fsは、fs=fx/M/Nで与えられる。
周波数fsの正弦波を発生させるときは、分周比Nとし
て、N=fx/M/fsを設定する。なお、206,2
09はROMに限らず、ワイヤードロジック、RAM等
でも良い。
【0013】合成回路210は、外部から与えられる合
成比率218に基づき、正弦波発生回路201の出力と
202の出力とを所定の比率で合成し、PWM変調回路2
14へ出力する。
成比率218に基づき、正弦波発生回路201の出力と
202の出力とを所定の比率で合成し、PWM変調回路2
14へ出力する。
【0014】PWM変調回路214は、発振回路203の
出力によりカウンタ動作を行うカウンタ212と、合成
回路210の出力とカウンタ212の出力を比較するコ
ンパレータ213とを備える。PWM変調回路214
は、PCMのDTMF信号215とカウンタ212の値
を、コンパレータ213で比較し、DTMF信号215
の値がカウンタ212の値よりも大きいときは、「1」
を出力し、そうでないときは「0」を出力する。これに
より、PWM変調回路の出力216として、PCMのD
TMF信号215の値に比例した幅のパルス列302が
得られる(図2)。PWM変調されたDTMF信号21
6(図2の302)は、「0」と「1」のみを取り得る
デジタル信号であるので、D/A変換器が不要になる。
出力によりカウンタ動作を行うカウンタ212と、合成
回路210の出力とカウンタ212の出力を比較するコ
ンパレータ213とを備える。PWM変調回路214
は、PCMのDTMF信号215とカウンタ212の値
を、コンパレータ213で比較し、DTMF信号215
の値がカウンタ212の値よりも大きいときは、「1」
を出力し、そうでないときは「0」を出力する。これに
より、PWM変調回路の出力216として、PCMのD
TMF信号215の値に比例した幅のパルス列302が
得られる(図2)。PWM変調されたDTMF信号21
6(図2の302)は、「0」と「1」のみを取り得る
デジタル信号であるので、D/A変換器が不要になる。
【0015】2つの正弦波発生回路201,202で2
種類の正弦波を発生し、これらを合成比率218に応じ
た割合で合成する回路210で合成することによって、
PCMのDTMF信号215を生成するとともに、PW
M変調回路214でPWM変調を行うことによってPW
M変調されたDTMF信号216を発生する。
種類の正弦波を発生し、これらを合成比率218に応じ
た割合で合成する回路210で合成することによって、
PCMのDTMF信号215を生成するとともに、PW
M変調回路214でPWM変調を行うことによってPW
M変調されたDTMF信号216を発生する。
【0016】さらに、この出力を、ASIC/FPGA
外部のローパスフィルタ211を通過させることによっ
て、PWM搬送波が除去されたDTMF信号217を得
ることができる。すなわち、PWM変調されたDTMF
信号216(図2の302)を、ASIC/FPGA外
部のアナログローパスフィルタ211を通過させること
によって、PWM搬送波が除去されたアナログのDTM
F出力217(図2の303)を得る。
外部のローパスフィルタ211を通過させることによっ
て、PWM搬送波が除去されたDTMF信号217を得
ることができる。すなわち、PWM変調されたDTMF
信号216(図2の302)を、ASIC/FPGA外
部のアナログローパスフィルタ211を通過させること
によって、PWM搬送波が除去されたアナログのDTM
F出力217(図2の303)を得る。
【0017】次に、本発明の実施の形態を実現した装置
の詳細について説明する。
の詳細について説明する。
【0018】図1の回路において、fx=3.579545MH
z、分周器204、207のビット数10、カウンタ2
05、208のビット数4(周期M=16)、カウンタ
212のビット数8(周期256)として、FPGAを
用いて実現した。また、正弦波合成回路210として図
3に示す回路を用いた。図3の回路において、シフトす
る量を変更することによって、合成比率を変更すること
ができる。正弦波合成回路210は、図3に示す回路に
限らず、図4に示すような乗算器を用いた回路でも良
い。また、FPGA外部のアナログローパスフィルタ2
11として、図5に示すCR一次フィルタを用いた。
z、分周器204、207のビット数10、カウンタ2
05、208のビット数4(周期M=16)、カウンタ
212のビット数8(周期256)として、FPGAを
用いて実現した。また、正弦波合成回路210として図
3に示す回路を用いた。図3の回路において、シフトす
る量を変更することによって、合成比率を変更すること
ができる。正弦波合成回路210は、図3に示す回路に
限らず、図4に示すような乗算器を用いた回路でも良
い。また、FPGA外部のアナログローパスフィルタ2
11として、図5に示すCR一次フィルタを用いた。
【0019】分周比1=321、分周比2=185とし
て、低群周波数697Hz、高群周波数1209Hzを
発生させたときの、FPGAの出力216(図2の30
2)(PWM変調されたDTMF信号)のスペクトラム
を図6に示す。PWM搬送波周波数13.9KHz(fx/
256)の成分が含まれているので、これをFPGA外
部のアナログローパスフィルタ211でカットすること
によって、PWM搬送波が除去されたDTMF信号21
7が得られる。
て、低群周波数697Hz、高群周波数1209Hzを
発生させたときの、FPGAの出力216(図2の30
2)(PWM変調されたDTMF信号)のスペクトラム
を図6に示す。PWM搬送波周波数13.9KHz(fx/
256)の成分が含まれているので、これをFPGA外
部のアナログローパスフィルタ211でカットすること
によって、PWM搬送波が除去されたDTMF信号21
7が得られる。
【0020】以上のように、この発明の実施の形態1に
よれば、2つの正弦波の合成比率を自由に設定できる合
成回路を備えることにより、図7のように、電話回線イ
ンターフェースの周波数特性の許容範囲を広くすること
ができるとともに、低コスト化及び設計の容易化が実現
できる。
よれば、2つの正弦波の合成比率を自由に設定できる合
成回路を備えることにより、図7のように、電話回線イ
ンターフェースの周波数特性の許容範囲を広くすること
ができるとともに、低コスト化及び設計の容易化が実現
できる。
【0021】さらに、この発明の実施の形態1によれ
ば、PWM変調回路を備えるので、D/A変換器が不要で
あり、コストを低くできる。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1の正弦波発生
回路の部分を図8に改めて示す。この回路の出力は、図
9の符号202のように、本来の正弦波201を階段状
に近似したものである。そのため、DTMF信号として
本来必要な信号(トーン)のほかにも、異なる周波数で
望ましくない信号が発生する。この様子を図10に示
す。周波数f0において目的の周波数成分301が存在
するものの、これ以外の周波数、例えば、(M−1)f
0、(M+1)f0などにおいて目的以外の周波数成分3
02が存在してしまう。301及び302のレベルは、
関数sin(π*f/M/f0)/(π*f/M/f0)に従う。
ば、PWM変調回路を備えるので、D/A変換器が不要で
あり、コストを低くできる。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1の正弦波発生
回路の部分を図8に改めて示す。この回路の出力は、図
9の符号202のように、本来の正弦波201を階段状
に近似したものである。そのため、DTMF信号として
本来必要な信号(トーン)のほかにも、異なる周波数で
望ましくない信号が発生する。この様子を図10に示
す。周波数f0において目的の周波数成分301が存在
するものの、これ以外の周波数、例えば、(M−1)f
0、(M+1)f0などにおいて目的以外の周波数成分3
02が存在してしまう。301及び302のレベルは、
関数sin(π*f/M/f0)/(π*f/M/f0)に従う。
【0022】図8のトーン信号発生回路をDTMF信号
を発生させるために用いる場合、fsの周波数の精度を
±0.5%以内に収めるためには、Nを100以上にす
る必要がある。一方、目的以外のスペクトラム302
は、Mを大きくすることによって削減される。fx=f
sMNで与えられるので、Mを大きくすると、システム
クロックが大きくなる。したがって、S/Nが条件を満
たす範囲で、Mをできる限り小さくする必要がある。M
に対するS/N比を計算すると、下記のようになる。 Mに対するS/N比 M=8 のとき S/N[dB]=15 M=16 のとき S/N[dB]=21 M=32 のとき S/N[dB]=27 M=64 のとき S/N[dB]=33 したがって、最適の結果を得ようとすれば、上記MとS
/N比との関係を参照して、所望のS/Nに対する最適
なMを選択すればよい。例えば、M=16で目標として
いるS/N比を満たし、最適となる。
を発生させるために用いる場合、fsの周波数の精度を
±0.5%以内に収めるためには、Nを100以上にす
る必要がある。一方、目的以外のスペクトラム302
は、Mを大きくすることによって削減される。fx=f
sMNで与えられるので、Mを大きくすると、システム
クロックが大きくなる。したがって、S/Nが条件を満
たす範囲で、Mをできる限り小さくする必要がある。M
に対するS/N比を計算すると、下記のようになる。 Mに対するS/N比 M=8 のとき S/N[dB]=15 M=16 のとき S/N[dB]=21 M=32 のとき S/N[dB]=27 M=64 のとき S/N[dB]=33 したがって、最適の結果を得ようとすれば、上記MとS
/N比との関係を参照して、所望のS/Nに対する最適
なMを選択すればよい。例えば、M=16で目標として
いるS/N比を満たし、最適となる。
【0023】
【発明の効果】本発明のDTMF信号発生回路を用いる
ことにより、2つの正弦波の信号レベルの比率を変更す
ることが可能となるため、電話回線インターフェースの
周波数特性の許容範囲が広くなり、低コスト化、設計の
容易化になる。
ことにより、2つの正弦波の信号レベルの比率を変更す
ることが可能となるため、電話回線インターフェースの
周波数特性の許容範囲が広くなり、低コスト化、設計の
容易化になる。
【0024】また、PWM変調を備えるため、D/A変
換器が不要になり、低コスト化が可能になる。
換器が不要になり、低コスト化が可能になる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係るDTMF用ト
ーン信号の発生回路のブロック図である。
ーン信号の発生回路のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の装置の動作の説明
図である。
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るDTMF用ト
ーン信号の発生回路の正弦波合成回路の例である。
ーン信号の発生回路の正弦波合成回路の例である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るDTMF用ト
ーン信号の発生回路の正弦波合成回路の他の例である。
ーン信号の発生回路の正弦波合成回路の他の例である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るDTMF用ト
ーン信号の発生回路のローパスフィルタ回路の例であ
る。
ーン信号の発生回路のローパスフィルタ回路の例であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態1に係るDTMF用ト
ーン信号の発生回路のFPGA出力のスペクトラムの例
である。
ーン信号の発生回路のFPGA出力のスペクトラムの例
である。
【図7】 この発明の実施の形態1の装置の動作の説明
図である。
図である。
【図8】 この発明の実施の形態2の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2の説明図(波形図)
である。
である。
【図10】 この発明の実施の形態2の説明図(出力ス
ペクトラム図)である。
ペクトラム図)である。
【図11】 従来のDTMF用トーン信号の発生回路で
ある。
ある。
【図12】 従来のDTMF用トーン信号の発生回路の
動作説明図である。
動作説明図である。
101、102、201、202 正弦波発生回路 104、107、204、207 分周器 105、108、205、208 カウンタ 106、109、206、209 ROM 210 合成回路 211 ローパスフィルタ 212 カウンタ 213 コンパレータ 214 PWM変調回路
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月28日(1999.10.
28)
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】さらに、この発明の実施の形態1によれ
ば、PWM変調回路を備えるので、D/A変換器が不要で
あり、コストを低くできる。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1の正弦波発生
回路の部分を図8に改めて示す。この回路の出力は、図
9の符号402のように、本来の正弦波401を階段状
に近似したものである。そのため、DTMF信号として
本来必要な信号(トーン)のほかにも、異なる周波数で
望ましくない信号が発生する。この様子を図10に示
す。周波数f0において目的の周波数成分501が存在
するものの、これ以外の周波数、例えば、(M−1)f
0、(M+1)f0などにおいて目的以外の周波数成分5
02が存在してしまう。501及び502のレベルは、
関数sin(π*f/M/f0)/(π*f/M/f0)に従う。
ば、PWM変調回路を備えるので、D/A変換器が不要で
あり、コストを低くできる。 発明の実施の形態2.発明の実施の形態1の正弦波発生
回路の部分を図8に改めて示す。この回路の出力は、図
9の符号402のように、本来の正弦波401を階段状
に近似したものである。そのため、DTMF信号として
本来必要な信号(トーン)のほかにも、異なる周波数で
望ましくない信号が発生する。この様子を図10に示
す。周波数f0において目的の周波数成分501が存在
するものの、これ以外の周波数、例えば、(M−1)f
0、(M+1)f0などにおいて目的以外の周波数成分5
02が存在してしまう。501及び502のレベルは、
関数sin(π*f/M/f0)/(π*f/M/f0)に従う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図8のトーン信号発生回路をDTMF信号
を発生させるために用いる場合、fsの周波数の精度を
±0.5%以内に収めるためには、Nを100以上にす
る必要がある。一方、目的以外のスペクトラム502
は、Mを大きくすることによって削減される。fx=f
sMNで与えられるので、Mを大きくすると、システム
クロックが大きくなる。したがって、S/Nが条件を満
たす範囲で、Mをできる限り小さくする必要がある。M
に対するS/N比を計算すると、下記のようになる。 Mに対するS/N比 M=8 のとき S/N[dB]=15 M=16 のとき S/N[dB]=21 M=32 のとき S/N[dB]=27 M=64 のとき S/N[dB]=33 したがって、最適の結果を得ようとすれば、上記MとS
/N比との関係を参照して、所望のS/Nに対する最適
なMを選択すればよい。例えば、M=16で目標として
いるS/N比を満たし、最適となる。
を発生させるために用いる場合、fsの周波数の精度を
±0.5%以内に収めるためには、Nを100以上にす
る必要がある。一方、目的以外のスペクトラム502
は、Mを大きくすることによって削減される。fx=f
sMNで与えられるので、Mを大きくすると、システム
クロックが大きくなる。したがって、S/Nが条件を満
たす範囲で、Mをできる限り小さくする必要がある。M
に対するS/N比を計算すると、下記のようになる。 Mに対するS/N比 M=8 のとき S/N[dB]=15 M=16 のとき S/N[dB]=21 M=32 のとき S/N[dB]=27 M=64 のとき S/N[dB]=33 したがって、最適の結果を得ようとすれば、上記MとS
/N比との関係を参照して、所望のS/Nに対する最適
なMを選択すればよい。例えば、M=16で目標として
いるS/N比を満たし、最適となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 25/49 H04L 25/49 H
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ所定の周波数の正弦波を発生す
る第1及び第2正弦波発生回路と、前記第1及び第2正
弦波発生回路の出力を所定の比率で合成して出力する合
成回路とを備え、前記合成回路の合成比率が可変である
ことを特徴とするDTMF信号発生回路。 - 【請求項2】 前記合成回路の出力に応じた幅のパルス
を発生するPWM変調回路と、前記PWM変調回路の出
力に含まれる不要周波数成分を除去するフィルタとを備
えることを特徴とする請求項1記載のDTMF信号発生
回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11194079A JP2001024748A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | Dtmf信号発生回路 |
US09/492,434 US6671315B1 (en) | 1999-07-08 | 2000-01-27 | DTMF signal generator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11194079A JP2001024748A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | Dtmf信号発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001024748A true JP2001024748A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16318619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11194079A Pending JP2001024748A (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | Dtmf信号発生回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6671315B1 (ja) |
JP (1) | JP2001024748A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057770A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Agilent Technol Inc | ボリューム制御のための方法及び装置 |
JP2011176763A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4554431B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2010-09-29 | ローム株式会社 | Dtmf信号生成回路、音信号生成回路、ならびに通信装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU7223981A (en) | 1980-06-30 | 1982-02-02 | Mostek Corp. | Tone generator circuit |
US4571723A (en) * | 1983-10-24 | 1986-02-18 | Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Pulse code modulated digital telephony tone generator |
DE3483095D1 (de) | 1983-12-26 | 1990-10-04 | Toshiba Kawasaki Kk | Vorrichtung zum erzeugen von dtmf-signalen. |
JPH02249345A (ja) | 1988-08-29 | 1990-10-05 | Ind Technol Res Inst | デュアルトーンマルチ周波数発生器 |
US5398031A (en) | 1989-07-28 | 1995-03-14 | Rohm Co., Ltd. | DTMF signal generating circuit |
US5644098A (en) * | 1995-06-30 | 1997-07-01 | Crystal Semiconductor Corporation | Tone signal generator for producing multioperator tone signals |
US5698805A (en) * | 1995-06-30 | 1997-12-16 | Crystal Semiconductor Corporation | Tone signal generator for producing multioperator tone signals |
KR100387042B1 (ko) * | 1995-12-30 | 2003-08-14 | 삼성전자주식회사 | 톤신호발생장치 |
US5802187A (en) * | 1996-01-26 | 1998-09-01 | United Microelectronics Corp. | Two-channel programmable sound generator with volume control |
GB2317063B (en) * | 1996-09-03 | 1999-03-03 | Holtek Microelectronics Inc | An adjustable-period dual-tone multifrequency generator |
GB2317251B (en) * | 1996-09-13 | 1998-12-16 | Holtek Microelectronics Inc | A cycle-modulating type of dual-tone multi-frequency generator |
US5838210A (en) * | 1997-12-01 | 1998-11-17 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for generating a modulated signal |
US6400821B1 (en) * | 1998-05-29 | 2002-06-04 | Motorola, Inc. | Digital tone generator |
-
1999
- 1999-07-08 JP JP11194079A patent/JP2001024748A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-27 US US09/492,434 patent/US6671315B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005057770A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Agilent Technol Inc | ボリューム制御のための方法及び装置 |
JP2011176763A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6671315B1 (en) | 2003-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3419484B2 (ja) | 変調器、送信器 | |
JP3410355B2 (ja) | 変調器及び変調方法 | |
US6441694B1 (en) | Method and apparatus for generating digitally modulated signals | |
EP1469373A1 (en) | Direct digital frequency synthesizer for cellular wireless communication systems based on fast frequency-hopped spread spectrum technology | |
US5986483A (en) | Direct digital frequency systhesizer | |
US7242225B2 (en) | Direct digital frequency synthesizer | |
US3995222A (en) | Sinusoidal waveform generator | |
KR100855515B1 (ko) | 펄스형을 가진 직교 변조기 | |
JP2001024748A (ja) | Dtmf信号発生回路 | |
US11601319B2 (en) | Digital modulator, communication device, and digital modulator control method | |
JPH1075267A (ja) | 疑似gmsk変調装置 | |
US20020130689A1 (en) | Frequency synthesizer | |
US6711694B1 (en) | Apparatus and method for generating a modulated clock signal including harmonics that exhibit a known sideband configuration | |
JPH11289224A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH09149086A (ja) | デジタルfm系変調回路 | |
JP3206773B2 (ja) | ディジタル信号処理型直交変調器 | |
JP3842396B2 (ja) | デジタル変調装置 | |
JP3387999B2 (ja) | デジタル直交変調器 | |
JPH09214251A (ja) | Fm復調回路 | |
Gentile et al. | Direct Digital Synthesis Primer | |
JP3091385B2 (ja) | 位相変調回路 | |
KR930005645B1 (ko) | Cpsk 변조기 | |
JP2000124740A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
KR0154087B1 (ko) | Cpm 신호 생성 장치 | |
JPH04129427A (ja) | Da変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040303 |